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つつみしんやのひとりごと 2007年 9月

2007.9.1

健康診断

朝から健康診断に行ってきた。

体重、身長に始まり、血圧、視力、聴力、心電図、採血、検尿、検便、レントゲン・・・

今まで、まともな健康診断など受けたことなかったので、バリウムを飲むのも初めてだった。

初めての病院、初めての先生、どんなことをするのか分かっていない上、

身体をあちこち調べられるのだから、やっぱり緊張している。

でも担当の看護婦さん(美人!)の最初の笑顔でその緊張もかなり和らいだ。

(というか、あの笑顔で自分が緊張していることをキャッチした、という感じだ。

看護婦さんの笑顔と自分の心理状態のギャップを感じずにはいられない感じ。)

ああ、やっぱり白衣の天使なのだな。

おまけに「とってもきれいな心電図ですよ〜」なんてあの笑顔で言われるものだから、

ついつい、いい気になってしまう。

心電図がほめられているのであって、別に私が褒められているわけではないのに。

全部で1時間足らずで終わったので、どこまで細かい診断ができるのか

分からないが、結果を待つことにしよう。


それにしても色々なものが進歩しているのだな。

検便は小さな容器に少しうんちをつけるだけ。

体重はもちろん身長まで自動で測られ、視力も昔のようにしゃもじみたいなものは

使わず、機械を覗いて測定する。

血を採るのも注射器で抜くのではなく、針をさすと管を通って、

真空の容器に自動的にたまっていくしくみ。

採りすぎや、足りなかったのでやり直しということもないらしい。

知らない間にどんどん便利に簡単になっていってる。

世間では当たり前のことなのだろうが、私には初めてのことが多く、新鮮だった。




つつみしんやのギター達 更新!

Yamaha AEX-1500 登場。





2007.9.2

Fried Pride

昨日は、bar dAZE にて Fried Pride のLIVEだった。

お客さんは、23名という超贅沢なLIVEだ。

初めて彼らのLIVEを観たのが、2003年6月。

それから、数えてもう9回目のLIVE.だ。

1年に2回は観ていることになる。

それぐらい、彼らのLIVEは毎回面白い。

そして、二人ともどんどん進化してるのが分かる。

昨日も素晴らしかった。

何が素晴らしいのか、言葉にするのが難しい。

こういう時、文章を書く能力の無さを痛感するのだ。


Fried Pride オフィシャルサイト




つつみしんやのギター達 更新!

Crews エレガット EG-1500C 登場。





2007.9.3

コジカナ え・・・ DUO?

表題を見ても何のことか分からない人がほとんどだろう。

“コジカナツル”という名前のピアノトリオがいる。

ピアノ:小島良喜、ベース:金澤英明、ドラム:鶴谷智生 の3人で

それぞれの名前の頭二文字ずつを取って“コジカナツル”だ。

ネーミングは安易だが、彼らの音楽は素晴らしい。

今日は、その「コジ」(小島良喜)と「カナ」(金澤英明)のデュオのライヴだった。

で、ライヴのタイトルが表題の通り。

“コジカナツル”、特に小島さんのピアノが好きで何度も彼の出演するライヴに足を運んでいる。

私は、ギター好きなので、聴く音楽もギターの入っているものがほとんどで、

ピアノトリオはそんなに聴かないのだが、小島さんのピアノは聴きたい。

初めて「いいなぁ、この人のピアノ」と思ったのは、1996年6月16日の日比谷野外音楽堂での

「ライトニング・ブルース・ギター」というギタリストが9人登場するイベントだった。

彼の経歴を見れば、それまでにもきっと彼の演奏を耳にしているであろうぐらい、

彼は色々な人のバックをやっているのだが、ギタリストばかり追いかけていた私は、

その日初めて彼の存在を知ったのだ。

その野音で「いいなぁ」と思った後、彼は、これまた私の大好きなCharさんの

バックをやることになり、Charさんのライヴに行く度に彼のピアノ演奏に触れることになるのだ。

そして、2003年、コジカナツルとしてCD「KOJIKANATSURU」をリリース。

今までに合計3枚のアルバムをリリースしている。

CDももちろん素晴らしいが、音楽はやはり「ナマ」が一番だ。

彼は、本当にうれしそうに、楽しそうに、幸せそうに、

ピアノを弾く。

演奏中の彼の表情をビデオに録って、音声なしで再生しても、

その幸せそうな顔を見ているだけで、こちらも幸せな気分に

なれるだろうと思うほど、幸せそうに弾く。

今日も、「あんなにうれしそうに楽しそうに弾かれたら、ピアノも幸せだろうな、

出てくる「音」までもが幸せだろうな」と思えるライブだった。


明日も、今日と同じく目黒の Blues Alley Japan へライヴを観に行く。

メンバーは、ピアノに明日も「コジ」小島良喜、ドラムにコジカナツルの「ツル」鶴谷智生、

ベースは「カナ」ではなく、日野賢二(日野皓正の次男)、

そして、ボーカルに一昨日、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたFried PrideのShiho、

という強力な4人のセッションなのだ。

見逃すわけにはいかない。

う〜む、今月は観に行くライヴが多いぞ。

今週の土曜日はまたまたbar dAZEで、TOYONO(V)+竹中俊二(G)のライヴ、

それから、来週はリー・リトナー、再来週は Tokyo Jazz ・・・

さ、財布は大丈夫なのか!?





2007.9.4

いやぁ〜 ファンキー!!!

昨日書いたとおり、ライヴへ行ってきた。

タイトルは、「KOJI KOJI SPECIAL」。

メンバーは、ピアノ:小島良喜、ドラム:鶴谷智生、ベース:日野賢二、ボーカル:SHIHO。

「コジカナツル」もいいけど「コジヒノツル」もええな。

みんな、芸達者や〜。

(今日はなんでか大阪弁や。)

とにかくシブイ、ファンキー&カッコよかった。

おまけに飛入りで、ポンタさんが2曲叩いた。

こういうの聴けるのは、やっぱり東京や。

大阪ではこんなセッションはめったに見られへん。

このメンバーでもCD出したらええのに、とか思ったけど、

セッションやからこそ、面白いのかもな。


ちょっと、ライヴ・レポート続きで興味のない人には面白ないやろな。

でも、読み続けてね。





2007.9.5

御 中

郵便物の宛名に「御中」と書くとき、

心の中で 「Want You (ウォンチュウ)!」と言っているのは私だけだろうか。





2007.9.6

商店街に葬儀場?

鎌倉市の商店街で、ある業者が葬儀場を建設しようとしていて、

商店街の反対にあっているという。

商店街側は、「商店街のイメージに合わないものは営業しない」という

景観形成方針を楯にとり、「葬儀場は、商店街のイメージを壊す」と

真向から反対しているようで、鎌倉市も業者に見直しを要請しているようだ。

業者側は、建築基準法、都市計画法などの法律を守っての計画で、

パチンコ店、マージャン店とは違い、商店街のイメージ、景観を壊すことには

該当しない、と反論している。

私だって、自分の家の前や隣に葬儀場が建設されるとなれば、いい気はしない。

が、ちょっと待てよ、と思った。

同じセレモニーの会場でも、結婚式場が建設されるとなれば、

そんなに反対する人はいないだろう。

その商店街事業部の主張は、

「どんな場所で開業しても構わないという性格の施設ではないことも、

広く社会的常識・良識として明らかなことです」と言っている。

葬儀は、人が忌み嫌う「死」を扱かう儀式だ。

「明るい」かと言えば「暗い」。

観光に行って、葬儀場があったら、なんとなく居心地が悪い。

だから、人々は反対するのだろう。

でも、考えるまでもなく人は死ぬ。

100%間違いなく死ぬ。

生まれた時、その人の将来で決定していることは、いつか「死ぬ」ということだ。

葬儀場建設反対を唱えている人だって、亡くなれば、お葬式を挙げてもらうだろうし、

家族がなくなれば、葬儀場も使うだろう。

だが、「商店街にあってはならぬ」という。


「明暗」「陰陽」「表裏」「プラスマイナス」色々な表現があるが、全ての事象には、2面がある。

光があれば、必ず影がある。

しかし人は「光」ばかりを求め、「影」を嫌う。

残念ながら、「表」しかないものは、存在しないにもかかわらず。

もし、「死」を忌み嫌うのではなく、「誕生」とセットで捉えているなら、

葬儀場は、「人生を終えたお祝いの場」という風に言えなくもない。

もちろん、死は悲しい。

愛している人との別れるのは誰だっていやだ。

だが、「死」自体は忌み嫌うものではないだろう?

「死」を否定するなら「生」をも否定することになる。

もし、「死」を「生」と同じように扱っていたら、人生は全然違ったものになるのだろうな。

何百年か何千年か先、人間の魂がもっと進化したとき、

商店街だろうが、自分ちの近くだろうが、

人が葬儀場の建設に反対しなくなる日が来るのだろうか。

ついつい、「影」のない「日なた」ばっかりの人生を求める自分を省みつつ、そんなことを考えた。


参考 由比ガ浜葬儀場反対運動 経過報告<続報>





2007.9.7

ちょい恥(ち)な思い出

小6の時、「北京料理」を「ほっきょうりょうり」と読み友達に笑われた。

中学時代、「横着者」を「よこぎもの」と読み友達に笑われた。

高校時代、「初産」という言葉を聞いて「we than」ってどういう意味だろうと思っていた。

また私の知人は、高校時代、国語の授業で、「乳母車」を「にゅうぼしゃ」と読み、

英語の授業で、「often」を「オフテン」と読んだ。

それでも、立派(?)に生きてるで!


「ちょい恥(ち)」って、今、思いついた言葉。

「ちょっと恥ずかしい」ときに使ってみて。





2007.9.8

あぁ、欲しなってもた!

今日は、Laguna Moon のリハーサルのあと、原宿のbar dAZEへ、

TOYONO(vo) &竹中俊二(gt) DUO 』のLIVEへ行ってきた。

二人のことは、よく知らなかったのだが、bar dAZEのオーナーに勧められたので観てきた。

私も誰かとのデュオが多いので、プロのギタリストが、デュオでどんな演奏をするのか、

すごく興味があるのだ。

竹中氏のプレイは、非常にきれいで、ツボを得た演奏で

「あ、この人なんでも弾けるな」と分かる演奏だった。

すごく参考になるプレイが多かったので、終わってから、「レッスンはしていないのですか?」と

尋ねてみた。

もし可能なら、数回レッスンを受けてみたい。

だが、今は忙しくて個人的なレッスンはやっていないらしい。残念。

彼の弾いていたギター、初めて見た珍しいものだった。

なんでもスイス製だという。

ちょっと弾かせてもらった。

めちゃくちゃ弾きやすい。

・・・・・欲しい。

あれ、欲しい。

今、ネットで調べたら、在庫のある店を発見。

マジで試奏しに行こかな。

行ったら買うてしまうやろな・・・・ローンで・・・ヤバイ

ギター増えすぎ。

数本処分しようと思っているものがあるが、オークションに出そうと思ってると

なかなか片付かないのだ・・・。





2007.9.9

早速試奏

昨日のひとりごとに書いたスイス製のギター、今日早速、御茶ノ水まで行って試奏してきた。

幸い(?)竹中氏のものほど弾きやすくなかったので、購入はふみとどまった。

氏のギターは、きちんと調整されているようだ。

店員は、「調整したらもっと弾きやすくなります」と言っていたが、

とりあえず、一時の盛り上がりで買うことは控えた。(大人になったやん)

弾きやすさのひとつの要素は「弦高」。

弦の高さだ。(文字通りやん)

指板と弦が離れていると弾きにくいのだ。

だが、弦高を下げると、弾いた時に、弦がフレットに触れてしまい、音がビビッてしまう。

そこで、微妙な調整が求められるわけだ。

だが、クラシックの人達は、「えっ?」と思うような高い弦高でバリバリ弾いている。

弦高が高い方が、思い切り弾いて、響くわけだ。

つまりは、弦高のせいではなく、要は練習っちゅうことだ。

なので、もうしばらく、今のギターで精進しようと思う。

今のが弾きにくいわけではないからね。


でも、やっぱりこのデザインは捨てがたい。↓


クロサワ楽器Dr.Sound のホームページより


さて、9月29-30日は、通っているギター道場の泊りがけ(越後湯沢で)の発表会。

今日のレッスンはその課題曲の練習だった。

たった1曲の演奏なのにいつものLIVEより緊張しそう。

っていうか、すでにプレッシャー。

情けないのぅ・・・。





2007.9.11



一昨日、ギターの試奏をして結局買わなかったことから、考えてみた。

20代のころは、欲しくてもお金がなくて買えなかった。

(何しろ、29歳まで就職したことがない=安定収入がなかったのだ。)

今なら、その気になれば、買うことができる。

でも買わなかった。

で、あることに気づいた。

買ったのに使ってないもの、買ったのに見ないDVD、買ったのに聴かないCD、

これらは、「買いたい」という欲望を満たすために買ったのであって、

それら本来の目的のために買ったのではないようなのだ。

買う時は、聴きたいと思って買ったはずのCDなのだが、実はそうではないということだ。

それは、この数年増えた数本のギターを見ても明白だ。

買っただけで、ほとんど弾かないギター達・・・。

そんなに持ってても聴くヒマないで、というCD達・・・。

買い物は、ストレス解消になる。

だから、ますます要らないものまで買ってしまう。

でも、ほんの少し、その「買いたい!」「欲しい!」を我慢するか、そのままのしておけば、

翌日には、ほとんど買わなくて良かったものであることに気づく。

それでも、欲しければ買えばいいだろ?

最近、少し買わなくなってきたような気がするのだ。

たとえば、CDショップで試聴して買う確立がかなり少なくなった。

以前なら買っていただろう場面で買わなくなってきた感じがするのだ。

(それでも月に数枚は買うけど。)

一昨日のギターだって、以前なら買っていた可能性は充分にある。

ただ、ギターの場合、所有欲というのもあって、弾かなくても持っていたいのだ。

こいつは、またちょっと面倒なのだが、以前に比べると、

この所有欲も幾分、弱って来たように思う。

これが、歳をとるということなのか、こうやって、色んな欲が薄れていって、

安心して死ねるようになるのか?(欲望いっぱいだったら死に切れないだろ?)

でも、薄れていない欲望がある。

そう、食欲だ!

(性欲と思った方、それは、あなたでしょう。)




つつみしんやのギター達 更新! St Blues 登場!




2007.9.12


つつみしんやのギター達 更新! テレキャスターPLUS登場。





2007.9.13

首相辞任

何を言っても批判される立場って辛いだろうな。

「病気のことだと説明しなかった」と責められる。

もし、病気のことだと説明したら、(たぶん)「なぜもっと早く辞任しなかったか」と

つつかれただろう。

皆、感じていただろうが、就任直後から、どんどん彼の顔(表情)に魅力が失せていった。

体調が言うこと聞かないなら仕方ないが、もう少しがんばって欲しかった気がする。

残念だが、ゆっくり休んでくださいって感じ。

それでも、彼が辞任したことで良かったことがある。

朝青龍に関する報道が減ったことだ。

あのドリームランドとかいう施設の庭にいる人たちを遠くから撮影して、

「もしや朝青龍か?」っていうテレビの放送。

もし、それが朝青龍ならどうで、朝青龍じゃなかったらどうなの?ってTV局の人に聞きたい。

2、3日前なんか、彼の奥さんらしき人(それも未確認)が、写っていてそれを、

「意外な人が・・・」って、奥さんやねんから全然意外なことないやん!

たとえ、夫婦仲がどうであろうと。

そのうち、本人が出てくるやろから、ほっときいや、

治療に帰ってんから、そっとしといたりいや、って思う。

ほんまにくだらん。

まぁ、くだらんと思うなら観なければ良いのだが。

よっぽど他にニュースないねんな、と思ってしまう。

あ、それと、阿部さんが辞任するって聞いた枡添さんのコメント。

好感度アップね。

あんなんで好感持つようじゃ、ダメだね、だまされたね、って声が聞こえてきそうだけど、

(他にもいただろうけど)私が見た限り、彼だけが阿部さんの身体を気遣った発言をした。

他の人は、批判するだけ。

そういうのって大事だと思うねんけど、甘いかな・・・。





2007.9.14

Lee Ritenour

Blue Note へ行ってきた。

メンバーは、ギター:Lee Ritenour、サックス:Bill Evans、キーボード:Patrice Rushen、

ベース:Brian Bromberg、ドラムス:Alex Acuna。

オールスターズだ。

Lee Ritenour もうれしそう、楽しそうに演奏する人。

仕事があんなに楽しそうなんて、ホントに幸せなことだな。

Lee Ritenour が好きで行ったのだが、今回はBass のBrian Bromberg にも興味があった。

彼の一番新しいアルバムを聴いていたので、ナマで観れるのを楽しみにしていた。

さすがに「低音王」の異名をとる男。

ウッドベースでもエレキベースでも「何をすんねん!」というSoloを聞かせてくれた。

凄いウッドベースのSoloの後、Soloをふられた Bill Evans が少し気の毒に思えたほど。


明日は、我が Laguna Moon のLIVE。

気持ちだけでも、彼らに近づいて演奏しよっと。





2007.9.15

LIVE

bar dAZEにて、Laguna Moon のLIVE。

お出でくださった皆様、お店のスタッフ、関係者の皆様、どうもありがとね。

今日は、新曲に9月にちなんだ曲 「September Song」 「September In The Rain」と、

それに「In Your Own Sweet Way」の3曲を披露。

ギターに篠原達彦さんが2曲にゲスト参加。

約1年ぶりにLaguna Moonを聴いてくださったお客さんに「進化したね」とお言葉をいただき、

やはり継続は大事だなと改めて思ったのであった。

しかし、練習してもしても足りないぐらいなのに、練習不足でどうもいかん。

運動神経が鈍い分、人の倍練習が必要だと思う今日この頃であった。


来週の日曜日はLIVEではないが、某イベントで数曲歌の伴奏をする予定。

普段行かないようなイベントなので、どんなんか想像つかず。

面白かったら、レポートするね。






家の近くを子供たちの担ぐおみこしが通り過ぎた。

掛声は、「わっしょい!わっしょい!」だ。

大人がメガホンで「わっしょい!」と言うと、子供が皆で「わっしょい!」と言う。

私の子供の頃は、担ぐおみこしではなくて、車輪のついた大きなおみこし

(おみこしが車輪のついた台に載っていたのかな)をロープで引っ張った。

その時の掛声は、

「え〜んやこーらぁ どっこいしょー!」

私が育ったのは、大阪府柏原市というところ。

掛声って、地方によって全然違うのだな。


 家の窓から撮影





2007.9.16

健康診断の結果

9月1日に受けた健康診断の結果が送られてきた。

中性脂肪と尿酸が基準値を超えているし、腎機能が「二次検査必要」となっている。

「このままでは痛風ですよ」と言わんばかりに、検査結果と一緒に

「痛風手帳」なるものが同封されていた。

そういえば、親父が痛風を患ってたな。

やはり、好きなビールを止めるしかないな。

それと、あと7〜8kg減量必要。

尿酸に関しては、「内服加療を開始してよいレベル」とある。

薬なんて飲むものか!

自分で基準値まで下げてやる!

と固く誓ったのであった。





2007.9.17

レスリー・チャン

2003年4月1日、自ら命を絶った香港の歌手・俳優。

享年46歳。

ずい分前に映画「男たちの挽歌」の彼を観て、太川陽介に似てるな、と思った覚えがある。

9月23日は、そのレスリーのファンの集いでギターを弾く。

そのイベントは、レスリーが生きていた頃から、毎月、もう10年くらい続いているファンの集まりだ。

毎月50人から多い月は100人ほど集まるらしく、何でも、遠くは九州などからも来られる方もいるという。

9月12日は彼の誕生日で、そのイベントを通じて作った千羽鶴をレスリーの自宅まで届け、

現地の新聞に載るほど熱烈なファンの集まり。

今月は彼の誕生月(誕生日は1956/9/12)なので、特別にLIVEコーナーを設けようという企画から

演奏の依頼が来た。

レスリーが唄っていた曲の中から5曲(英語3曲・広東語2曲)をギターとヴォーカルのデュオで演奏する。

歌は、まりあさんという女性が唄う。

今日は、そのリハーサルだった。

まりあさんは、カナダ留学の経験もあり、英語の発音はきれい。

広東語は、フリガナを読んで唄っているだけらしいが、広東語独特の雰囲気が、

伴奏していてなんとも心地よい。

レスリーのことは詳しくないのだが、彼の何がそこまで人の心をつかむのかにはちょっと興味がある。


イベントに興味のある方はこちらをどうぞ





2007.9.18

Raul Midon

Raul Midonが、来日する。

音楽ファンなら必見だぞ。

26 November 2007 - Shibuya-Ax Tokyo, Japan

29 November 2007 - Ebisu Garden Hall Tokyo, Japan

30 November 2007 - ZEPP NAGOYA Nagoya, Japan

02 December 2007 - ZEPP OSAKA Osaka, Japan

まだ彼のことをご存じない方は、

http://jp.youtube.com/watch?v=ynk6W3qM9-w



http://jp.youtube.com/watch?v=IAXYd0OtzjI&NR=1

( 「Jealous Guy」、India.Arie とのデュエット)

を観てぶっ飛んでおくれ!


私などは、手元を見ていてもちゃんと弾けないのに彼は、盲目なのだ。

映像を見てもなんであんな音がするのか分からないギター奏法。

ギター1本で十分やんけ!

それに、この「くちトランペット」!

ナマで観るしかない!


映像をもっと観たい人は「You Tube」で「Raul Midon」と検索すれば観れるよ。





2007.9.20

プリン体

健康診断の結果、尿酸値が基準を超えていたので、尿酸の元になるプリン体の多く含まれる食品は

控えた方が良いと思い、どんな食品にプリン体が多いのか調べてみた。

ビールにプリン体が多く、焼酎には少ない、というのは有名な話。

でも、焼酎には含まれるプリン体は少なくても、アルコールが分解される過程で

体内でプリン体が作られるらしい。

どれくらい飲むと、どれくらいプリン体が作られるかまでは分からないが、

ビールを焼酎に変えればよいというものではなさそうだ。

また、ビールはブランドによってプリン体の含有量がかなり違うようで、倍ほど違うものも

あるようだ。

つまり、A社のビールを1杯飲むとB社のビール2杯分飲んだプリン体を摂取してしまうことに

なるわけだ。

ビール選びも大事だな。

まあ、ビールは、たぶん止めれるだろうが、それよりもプリン体の多い食品を見てショック。

スルメイカ(186mg/100g、以下数値はプリン体含有量mg/100g)

イカは大好きで、週に1〜2回はイカ納豆を楽しんでいたのに!

しかもスルメイカが一番好きなのに!

その上、納豆も(113)とやや高い!

サンマ(154)、マイワシ(210)

光もん大好きなのに!

サンマの干物(208)、マイワシの干物(305)、マアジの干物(245)

干物も好きなのに!

イワシやサンマは身体に良かったんちゃうの!

というわけで、ちょっと食生活の見直しを考えなければならないのだ。

ちなみに以下のものもプリン体が多いので気をつけたし。

牛レバー(219)、鶏レバー(312)、豚レバー(284)、鶏ササミ(153)、カツオ(211)、

イサキ白子(305)、あんこう肝酒蒸(399)、カニミソ(152)、干し椎茸(379)・・・・

でも、こういうデータの見方って難しいな。

肉なら一度に100g食べるけど、干し椎茸って100g食べるかな?

カニミソ100gってどれくらいやろ?

もうちょっと分かりやすい資料を探してみよう。





2007.9.21

惜しい(?)

TVのCMで倖田 來未が歌う「We Will Rock You」が流れた。

妻に「これ、誰の曲か知ってる?」と訊いてみた。

妻 「KISS!」

私が笑っていると、

妻 「フレデリック!」

誰やねん、それ。


正しくは、「Queen」で、歌っているのは、「フレディ・マーキュリー」です。念のため。





2007.9.22

東京JAZZ

東京JAZZに行ってきた。

9月22日の夜の部。

出演者は、

●ザ・ベニー・ゴルソン・カルテット

●マイク・スターン・バンド featuring 小曽根真、デイヴ・ウェックル、クリス・ミン・ドーキー

●東京JAZZ2007 スペシャル・セッション(ランディ・ブレッカー、ボブ・ミンツァー、マイク・スターン、

 ウィル・ブールウェア、アンソニー・ジャクソン、デニス・チェンバース

お目当ては、「マイク・スターン・バンド」

今年3月このメンバーでの公演をBlue Noteで観たのだが、最高だった。

あの時は、まだお互い探っている感じもしたのだが、今日は、よりBandらしくなったような気がした。

是非、このメンバーでレコーディングもして欲しいな。

「スペシャル・セッション」のデニス・チェンバース(Dr)も楽しみにしていた。

何度かナマで観たが、彼のドラミングはぶっ飛びものだ。

今日も高速フレイズを爆発させていた。

「ベニー・ゴルソン」は、私がLaguna Moon でレパートリーにしている「Killer Joe」の作曲者。

もしかしたら、聴けるかな、と期待したが、やらなかった。

でも「I Remember Clifford」(これも彼の曲)を聴けたのは良かった。

18:30に始まり、終わったのは23:00ちょうど。なんと4時間半。

間に休憩を挟んだが、長く感じなかったのは、やはり演奏の素晴らしさか。

一度に色々聴けるのは、フェスティバルならでは。

お得です。

TOKYO JAZZ

東京JAZZ 2007  放送予定 (NHK)
BShi  10月15日(月)〜18日(木) 午後11:15〜0:45    
BS2 
10月30日(火)〜11月1日(木) 午前0:00〜1:30(29日〜31日深夜)、
11月2日(金) 午前0:05〜1:35(1日深夜)





2007.9.23

哥哥的一天

何と読むか聞いたけど忘れた。

今日のイベント名(もしかしたら主催グループの名前かも。分かってなくてゴメン)。

2003年に亡くなった香港の歌手・俳優、レスリー・チャンのファン・イベントにゲストとして

Vocalのまりあさんと5曲演奏してきた。

このイベントは、10年くらい毎月続いているイベントで、9月はレスリーの誕生月ということで

12時から始まって終わったのが5時過ぎという特別イベントだった。

今年は、(レスリーが生きていれば)芸能生活30周年という節目の年にもあたるらしい。

新宿御苑近くの会場(Art Place)に集まった50人ほどの参加者は、何と全員女性。

20歳代かもという方から、そこそこお年を召した方(失礼)まで幅広い年齢層。

みんなレスリーが大好きというだけで集まっている。

ファンって凄いな。ありがたいな。

亡くなっても、こうやって誕生日をお祝いしてくれる。

しかも、香港から遠い異国の地で。

もちろんこれは、レスリーの影響力、役者として、歌手としての魅力があってのことだけど。

私は、レスリーのことはほとんど知らなかったが、今日のイベントでたくさんコンサートシーンなどの

映像を観て、カッコよかったんだな、と思った。

80年代の衣装や髪型、サウンドは今見るとちょっとビミョウな感じもしたけど。

知らなかったけど、結構、日本の歌謡曲のカバーを広東語で歌っていたようだ。

例えば、吉川晃司「Monica」、山口百恵「さよならの向こう側」、中森明菜「禁区」など。

ちょっと彼の出ている映画を観てみようという気になった。


 演奏中 こんな感じ





2007.9.24

シッコ

と言っても「おしっこ」ではない。

アメリカのドキュメンタリー映画「SiCKO」のことで、「SiCKO」とは「病人」「狂人」「変人」などを

揶揄するスラングらしい。

社会問題を扱うマイケル・ムーア監督のその作品を観てきた。

アメリカの医療保険制度を批判したドキュメンタリー映画だ。

結論から言うと大きく2つのことが言える。

ひとつは、アメリカって全然良い国とちゃうやん、ひどい国やんってこと。

もうひとつは、こういう映画を作るアメリカ人、そしてこれを世界に発信できるアメリカ人ってスゴイやん

ってこと。

もちろん、この映画を鵜呑みにするのは危険だと思う。

でも、マイケル・ムーアにも愛国心があるように感じるのだ。

彼は、アメリカという国(のある部分)を変えたいと願っていると思うのだ。

それは、映画の中の「我々は一体何者だ?」「これが我々の国か?」という言葉に集約されているように思う。

アメリカという国の Dark Side を描きつつ、それと同時にカナダ、フランス、イギリス、キューバの保険制度を

紹介し、アメリカの希望というか未来の可能をも示している。

イギリスでは、医師の出国や病院の倒産が問題になっていることを、

この映画は軽視しているという批判もあるらしい。

もちろん、カナダ、フランス、イギリス、キューバの保険制度に問題がないわけではなかろう。

医師が出国することや病院の倒産は問題だ。

でも、病院が入院費が払えない患者をタクシーにの乗せて、ホームレスの施設の前に

「捨てて」行ったり、医者が自分の出世や収入のために、手術をすれば助かる患者の

治療に不承認を出したりすることの方が、もっと根本的な問題のような気がする。

私が描いていたアメリカへの幻想を叩き壊してくれる映画だった。

ぜひ、ひとりでも多くの人に観てもらいたい映画だ。


SiCKO オフィシャルサイト


そして、こういう社会的な映画ほど、個人の意見も大きく分かれる。

映画を観たあとで、いろんな人の意見・感想を読むとまた面白い。

へぇ、こんな風に思う人もいるのか、それを公にしちゃうのか、とびっくりしてまた楽しめる。


YAHOO 映画レビュー「シッコ」





2007.9.26

Golden Eggs

友人がDVDを貸してくれた。

何も知らされずに観たら、アメリカのアニメに日本人がセリフを面白く付けたのかと

思っただろう。

でも、日本人が作っているらしい。

しかも、少人数のチームのようだ。

好き嫌いが分かれるだろうが、私は好きだな、こういう笑い。

時々、気付いたらテーマソングを口ずさんでるぐらい。

「We are Golden Eggs. We are Golden Eggs!」って・・・。

ちょっと観てみる? ↓

GOLDEN EGGS EP 15

面白かったら、レンタルショップへGO!


The World of GOLDEN EGGS





2007.9.28

フリーハグ

「FREE HUGS」ってご存知か?

まずは、この映像を観て欲しい。(3分39秒)

数ヶ月前、アメリカにいる友人から、このURLが送られてきた。

この映像は上手く編集されていて、BGMともマッチしていて、

おまけに自分とは関係のないどこか遠い外国のお話で、短編映画を観ているような感じで、

観た時、ちょっぴり感動してしまった。

最近、この「FREE HUGS」がとうとう日本にも上陸した。

渋谷や原宿に「FREE HUGS」と書いた紙を持って立つ若者が増えているらしい。

今朝TVで、渋谷で見知らぬ若者同士が抱きあっている光景を見たのだが、ちょっと違和感があった。

もちろん、報道にはなんらかの意図が含まれていて、

最初に観たYouTubeの映像はあきらかに(感動を)狙ってきているのに対し、

今朝のTVは「なんやおかしなことが始まったでぇ」というような報道だった。

確かに、世界中の人々が見知らぬ人であってもHUGできる世界は、

戦争や紛争のない理想の世界だろう。

でも、そういうこととは別に、何なんだろう、この違和感は。

別に「FREE HUGS」を否定する気はない。

最初にYouTubeの映像を観た時は、「ええ話やないか」ぐらいに思ったのだが、

日本で身近に行われているとなると、ある意味ステキなことだと思う反面、抵抗があるのだ。

うまく書けないが。

HUG出来そうにないと思う私は、閉鎖的なのだろうか?保守的なのだろうか?

皆さんはどう思う?





2007.9.30

発表会

今年の5月から通い始めたジャズギター道場(「教室」ではなく「道場」と呼ぶ)の

発表会&合宿がこの土日、越後湯沢(新潟県)で行われた。

1年に1度行われるスペシャルイベントで、私は今回初参加だ。

会場は、スキー場にあるホテルだが、バンドが合宿できるように

たくさんの練習スタジオやLIVEの出来るホールまである施設だった。

13:30から始まった生徒の演奏は、24組計60数名、終わったのは18時前。

その後、食事をはさみ師範代(先生方)の演奏、そしてその後、道場主である

宮之上貴昭率いる「宮之上貴昭スーパー・カルテット」のLIVE。

メンバーは、宮之上貴昭(g) 吉岡秀晃(p) 稲垣護(b) 太田耕平(ds)

LIVEが終わったのは、23時前。

その後は、ホールでは明け方まで自由にジャム・セッション、

各部屋では飲み会や合同練習が深夜(明け方?)まで行われるという濃い〜内容だ。

あんなに大勢のギター弾きが一同に会して演奏する機会は、めったにない。

生徒だけではなく、その家族や、地元のお客さんもいて総勢100名以上。

発表会はとても刺激的で、勉強になったし、また新しく出会った人と話せたり、

たっぷりLIVEが観れたり(宮之上師匠の演奏はスゴイ!)、

クラスメイト(私のクラスは4人中3人参加)と親睦が深められたりと、とても有意義な合宿だった。

60数名、いや、師匠と師範代を合わせると約70名のギター弾きが集まったのだから、

当然ギターもそれだけあるわけで、ギター好きの私としてはそのギターを眺めるだけでも楽しかった。

自分の演奏はイマイチだったので、来年はもっと良い演奏が出来るよう精進あるのみ!



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