
過去ログ
----------------
不思議な妻
告白と笑える話
07-8 09 10 11
12 13 14 15
16 17 18 19
20 21 22 23
24 25 26
Photo Report
07 08 09 10
11 12 13 14
15 16 17 18
19 20 21 22
23 24 25 26
LIVE&MUSIC
07-8 09 10 11
12 13 14-1 14-2
15 16 17 18
19 20 21 22
23 24 25 26
MOVIE&PLAY
07 08 09 10
11 12 13 14
15 16 17 18
19 20 21 22
23 24 25 26
ESSAY
07 08 09 10
11 12 13 14
15 16 17 18
19 20 21 22
23 24 25 26
Camera & Photo
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10
11 12 13 14
写真展 1 2 3 4
BOOK
1 2 3 4 5
ENGLISH 1 2
Shop & Restaurant
1 2 3 4
音楽活動とギター
07-13 14-15 16
17 18 19 20
21 22 23 24-25
26-27
落語 13-14 15
16 17 18 19
20-21 22-23 24-25
26-27
Art 1 2 3 4
Gogh 1
イタリア旅行 '14
フィリピン旅行 '14
キューバ/メキシコ'18
パリ旅行 ’19
アメリカ旅行’23
カレー 1 2 3 4
ハンバーグ 1 2
その他 1 2 3 4
写真展「僥倖」2022
100km WALK 2023
富山マラソン 2024
福岡マラソン 2025
写真展出展記録
----------------
2026年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
2025年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
2024年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
2023年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
2022年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
2021年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
2020年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
2019年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
2018年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
2017年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
2016年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
2015年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
2014年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
2013年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
2012年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
2011年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
2010年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
2009年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
2008年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
2007年
6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
|
|
2026.4.14
1975年のケルン・コンサート
KöLN 75

キース・ジャレットを初めて聴いたのは、
1995年 33歳で上京した冬だった。
バーテンダーの修行(というと大げさだけど)の
ために週末、自由が丘にあったバーで
アルバイトをさせてもらっていた。
シガー(葉巻)も吸えるオーセンティック・バー。
そこで流れる音楽(バーのマスターの選曲)は、
マドレデウス(ポルトガル)、エンヤ(アイルランド)、
マイク・オールドフィールド(イングランド)など
それまで私が聴いてこなかった音楽だった。
そんな CD の中にキース・ジャレット
(アメリカ)の『ザ・ケルン・コンサート』もあった。
ケルンでのコンサートのライヴ録音盤だ。
初めてそれを聴いた時は、ケルンがドイツの
街の名だということさえ知らなかった。
『ザ・ケルン・コンサート』は、ソロ・ピアノの
アルバムだったのだが、全編が即興だと
聞いても信じられなかった。
2枚組の CD で1枚に2曲ずつ、合計4曲。
曲のクレジットは、「Part I」、「Part IIa」、
「Part IIb」、「Part IIc」と曲名もない。
そもそも即興なのだから、はなから曲名などないのだ。
後にこのアルバムは、ジャズの中でも重要な1枚だと知った。
キースは現在80歳で、すでに音楽界から引退している。
脳卒中を発症し、その後遺症で残念ながら
演奏ができなくなったようだ。
前置きが長くなった。
今日は映画『1975年のケルン・コンサート』を観てきた。
前述のキースのアルバム『ザ・ケルン・コンサート』に
関する映画だ。
しかし、これはキースの映画であって、
キースの映画ではない。
主人公は、ケルンの女子高校生のヴェラ。
ひょんなきっかけから、ミュージシャンのツアーを
ブッキングすることを始めたヴェラは、
ベルリンのジャズ・フェスティバルで、
キース・ジャレットの演奏を聴き、衝撃を受け、
キースのケルン公演の開催を決意する。
当時18歳だったヴェラが、キースをケルンに
呼ぶまでも簡単な道ではなかったのだが、
当日になって、会場に用意されていたのは、
壊れた小さなピアノ。
キースは「このピアノでは弾かない」という。
さて、どう乗り切るか。
その日のコンサートの裏側で、こんなドラマが
あったとは知らなった。
ジャーナリストの質問に答える、キースの言葉が
深くて、そのシーンだけでももう一度観たいぐらい。
そして、この日キースは疲れていて、睡眠不足で
腰が痛くて、演奏をしたくなかった。
録音にも反対だったとは。
冒頭に「Inspired on true story」とテロップが出る。
「Based on」ではないし、オフィシャルサイトにも
「その舞台裏をドラマチックに映画化した」と
あるので、創作部分も多いと推測する。
できればどこが事実で、どこが創作か知りたいが、
それは無理だろうか。
でも、とにかく面白かった。
「全編が即興だと聞いても信じられなかった」と
書いた通り、私はある程度、モチーフぐらいは、
準備してステージに挙がっているんじゃないか、
こんな即興ができるわけない、と思っていた。
特に「Part IIc」は、『Memories of Tomorrow』
というタイトルでスタンダードになってしまっている。
それほど完成されたメロディなのだ。
しかし、この映画のキースを観る限り、
あれは本当に即興なのだと思った。
異常なほどの集中力で演奏しているので、
観客の咳で演奏が止まってしまう(来日公演での
実話)んだろう。
そして、驚くべきことは この映画でキースの
演奏音源が1曲も使われていないこと。
許諾が得られなかったという事情のようだ。
しかし、ちゃんとキースがピアノを弾いている
映画になっているのが 素晴らしい。
途中流れるキースの演奏は、ステファン・ルスコーニ
というスイスのピアニストがキースを模して
演奏しているらしい。
マイルス・デイヴィスの実際の演奏などは
流れるんだけどね。
鑑賞時にはキースの音源を使っていないなんて
事情を知らなかったので、原題が「KöLN 75」なのに
そのコンサートのキースのピアノ演奏が一音もなく
終わるのは 逆に斬新!と思ったよ。
これは音源を使えなかった怪我の功名じゃないだろうか。
キースを演じるジョン・マガロ、キースの
マネージャーのマンフレート・アイヒャー役の
アレクサンダー・シェアーがとても良い。
主役 ヴェラ を演じたドイツの女優
マラ・エムデは、映画の中で16歳から18歳を演じる。
どうみてもティーンには見えないので
そこは「ちょっと無理があるで」と思ったが、
1996年生まれとあるから、やはり撮影時には
28歳か29歳だったということだな。
この手の映画で、役がドイツ人なのに
全員英語を話すというのも珍しくないが、
本作ではちゃんとドイツ語と英語が
使い分けられており、そこは好感が持てた。
18歳の女性が、アメリカ人ジャズピアニストの
しかも1000人のオペラ・ホールのブッキングを
したなんて、1970年代ならではだろう。
現代ならシステムが出来上がっていて
そんなことは、無理なんじゃないだろうか。
今、『ザ・ケルン・コンサート』を聴きながら
これを書いているが、51年前の演奏であること、
そして、あの背景があったと思うと
また一味違って、感慨もひとしおです。
素晴らしい。
これ、ジャズ・ソロ・ピアノで一番売れた
アルバムだそうです。
こうなると、一度も生でキースを聴いていないのは、
とてもとても残念。
監督はイスラエル出身のイド・フルーク。
★★★★▲
2025年製作/116分/PG12/ドイツ・ポーランド・ベルギー合作
原題:Köln 75
劇場公開日:2026年4月10日
恵比寿ガーデンシネマにて鑑賞
ところで、驚いたことに本作が
今年初めて映画館で観る映画だった。
もう4月の半ばなのに。
コロナ禍の前は、年間50本から60本、
映画館で観ていたのに何かが変わってしまったようだ。
コンサートやライヴの数は、2022年には
コロナ前の数に戻ったのだけど、どういうわけだろう。
別に映画に興味がなくなったわけではないのだけど。
2026.4.14
ネガティブ・ケイパビリティ
答えの出ない事態に耐える力
帚木蓬生(ははきぎほうせい)著

最近知った言葉「ネガティブ・ケイパビリティ」。
これは「どうにも答えの出ない、どうにも
対処のしようのない事態に耐える能力」
あるいは「性急に証明や理由を求めずに、
不確実さや不思議さ、懐疑の中に
いることができる能力」のこと。
世の中では、スピーディに問題を解決する能力、
答えを出す能力こそが素晴らしいと
信じられており、学校教育では、その能力を
身につけることを目的としている。
それは、ポジティブ・ケイパビリティだ。
著者は、精神科医であり、小説家でもある。
精神科を訪れる患者は、一人ひとり違っており
対応に正解などない。
その時、求められるのが正に
ネガティブ・ケイパビリティだと説く。
著者自身が、ネガティヴ・ケイパビリティを
知ったおかけで救われ、精神科医を続けて来られたと。
本書は、そのネガティヴ・ケイパビリティの
重要性を色んな方面から語る。
特に紫式部がいかに優れていたかの件は、
(その分野に興味のない私には)読み続けることに
正にネガティヴ・ケイパビリティを求められた。
でもおかげで、死ぬまでには『源氏物語』を
読まなあかんなと思ったよ。
戦争が起きるのは、為政者の
ネガティヴ・ケイパビリティの不足だという。
ドイツのメルケル首相の「寛容とヒューマニズム」、
米国のトランプ大統領の「不寛容」の対比も分かりやすい。
不寛容の行きつく先は、戦争だと著者はいう。
(実際、トランプは戦争を起こしてしまったね。)
確かに人類の戦争の歴史は、不寛容の歴史だ。
それは、即ちネガティヴ・ケイパビリティの欠如でもある。
ネガティヴ・ケイパビリティの入り口は
「親切」であり「共感」であり「寛容」だと説く。
「人間の最高の財産は、Empathy です」という
言葉にも説得力がある。
粘り強さや耐性は、能力のひとつだとは
認識していたけれど、ネガティヴ・ケイパビリティは、
それらより文脈が広く大きい。
もっと普遍的とでも言おうか。
安易に答えを求めず、不思議や不安定・不確実の
中に居続けることが「能力」だというのは、
この歳になって初めて得た区別であった。
その能力は、自然に身に付くものでも、
一朝一夕に身に付くものでなく、
不断の努力によって、培われるものなんだ。
この区別を知ったおかげで、不思議と今まで
「これで良かったのだろうか」と思っていたことが、
そこにいること(答えのないこと)が、妥当で
適切であるように思え、幾分気が楽になった。
「おわりに」に書かれているボルバ女史(ミシェル・
ボルバ / 米国の心理学者・教育コンサルタント)の
ルワンダでの体験談は、心を打たれます。
★★★★☆︎
著者の帚木蓬生(ははきぎほうせい)氏は、
前述の通り、小説家。
以前観た笑福亭鶴瓶、綾野剛らの出演する映画
『閉鎖病棟 ―それぞれの朝―』の原作者でもある。
その映画の感想を読んでみると、
「テーマは、永遠に正解がないような
哲学的な問いにあるように思うのだが、
いかんせん設定が良くない」と書いている。
もしかしたら、今観たら違う感想を持つかもしれないけど、
どうせなら原作を読んだ方が良いよな。
2026.4.13
法律の不思議
先日、宅地建物取引士の法定講習を受けてきた。
これは、5年に一度受けなければならいもので、
コロナ禍以来、WEB による受講もできるように
なったのだけど、あまり好きではないので、
リアルで参加してきたよ。
法律は、常に更新され続けている。
時代と共に変わる。
言い換えれば、法律がいつも正しく、
合理的とは限らないということでもある。
今回もこの5年間に不動産関連において
どんな法令改正があったのか(たくさんありすぎて
全部はやっていられないので)ポイントとなる
いくつかについて、弁護士先生の講義を聴いた。
20年前、宅建の勉強をした時から
「変なの」と思っていた民法がある。
隣の家の竹木が越境して、枝や根が自分の
所有する敷地内に伸びてきたとする。
民法第233条によると、根っ子は勝手に
切ってよいけど、枝葉は「その竹木の所有者に、
その枝を切除させることができる」
と定められていた。
自分ちに伸びてきた根は、その木の所有者に
断りなく切ってもよいけど、枝を切ると違法というのだ。
で、この「その竹木の所有者に、その枝を
切除させることができる」という文言が曲者。
「切除させることができる」と法律に定められていても
現実には「切除させることなんてできない」からだ。
「お宅の枝がうちの庭にはみ出しているので
切ってください」と申し出たところで、相手が
切ってくれなかった場合、どうしようもない。
そして、勝手に切ると違法だ。
で、切ってくれなかった場合、訴えを提起し
切除を命ずる判決を得る必要があった。
それでも、切らなかった場合は、強制執行の
手続きを取らなければならない。
おまけに、その竹木の所有者が不明だったら、
誰に請求して良いか分からないし、竹木に
共有者がいる場合、共有者全員の同意が必要だった。
何じゃこれ。
あほらしい。
と思っていたんだ。
私なら、黙って切ると思う。
というか、現実レベルでは「切ってください」と
言っても切ってくれなかったら「切りますよ」と
言って相手が承諾すれば問題ないだろう。
こんな現実的でない法律が、つい数年前まで
21世紀になっても あったんだ。
しかし! ついに2023年に改正された。
改正後の民法第233条では、次の場合、土地の
所有者は、その枝を切ることができるようになった。
(1)竹木の所有者に枝を切除するよう催告したにも
かかわらず、竹木の所有者が相当の期間内に
切除しないとき。
(2)竹木の所有者を知ることができず、又は
その所在を知ることができないとき。
(3)急迫の事情があるとき
かなり前進したとは思うけど、ちょっとまどろっこしい。
なぜ根と同じように枝も切ってよい、としないんだろう。
枝は勝手に切るとトラブルになるという背景だろうか。
日本人的には、植木の枝は大切なものと
いう背景だろうか。(根っこは切っていいのに?)
まあ、立派な松の木の枝なら多少は切るのを
憚れるかもしれないけど。
とにかく、自分で切ってOKになったので、良かったよ。
改正後 民法第233条
(竹木の枝の切除及び根の切取り)
第233条 土地の所有者は、隣地の竹木の枝が境界線を越えるときは、
その竹木の所有者に、その枝を切除させることができる。
2 前項の場合において、竹木が数人の共有に属するときは、
各共有者は、その枝を切り取ることができる。
3 第1項の場合において、次に掲げるときは、土地の所有者は、
その枝を切り取ることができる。
(1) 竹木の所有者に枝を切除するよう催告したにもかかわらず、
竹木の所有者が相当の期間内に切除しないとき。
(2) 竹木の所有者を知ることができず、又はその所在を知ることができないとき。
(3) 急迫の事情があるとき。
4 隣地の竹木の根が境界線を越えるときは、その根を切り取ることができる。
そして、法律は明確なようで曖昧なのだ。
「相当の期間内」って何日? 何カ月?
「急迫の事情」とあるけど「急迫」かどうか
誰が判断するの?
こういうのはケースバイケースでしょうから、
たぶん、最終的には司法判断なんだろうけど。
2026.4.12
DEEP PURPLE
ディープ・パープル
ディープ・パープルが来日中で、
昨日は武道館でのライヴがあった。
デビューから58年、17回目の来日だという。
ディープ・パープルに武道館と言えば、
1972年に発表されたライブ・アルバム
『LIVE IN JAPAN』を思い出す。
(あのアルバムは、ジャケットは武道館の
公演の写真だが、中身は大阪公演の
録音も含まれているらしい。)
さて、今回の来日は事前に知っていたものの、
23,000円というチケット代を考えると、
どうしても観たいというほどではなかったので、
行かない選択をした。
もし、ギターがリッチー・ブラックモアだったら
行ったかも知れない。
メンバーは、次の通り。
イアン・ギラン (vo) 80歳
ロジャー・グローヴァー (b) 80歳
イアン・ペイス (drs) 77歳
ドン・エイリー (key) 77歳
サイモン・マクブライド (gt) 47歳
ちなみに リッチー・ブラックモアも 80歳です。
80歳で活動しているミュージシャンは
ほかにもいるので、それ自体は驚くほどでは
ないのかも知れないけど、YouTube に
アップされた昨日のライヴの様子を観て、
何か書かずにはいられなくなった。
ギターのサイモン・マクブライド(47歳)
以外は、4人とも後期高齢者。
そんな言葉は彼らには似合わないけど。
80歳のイアン・ギラン。
凄いです。
"Highway Star" (1曲目だったようだ)の
シャウト。
もちろん50年前のようには唄えないけれど、
ハードロックは、若者の音楽ではないのだと
思い知ります。
サイモンのギター・ソロが、リッチーのそれを
なぞっているのもなんだか嬉しい。
思えばディープ・パープルは、私が中高生の頃、
洋楽の入口で出会っている音楽。
いまだに上手く弾けないけれど、"Highway Star" の
ギターソロは、練習したよ。
その後、ディープ・パープルを深くは追いかけて
いないけど、 "Highway Star" はもちろん、
"Burn"、"Smoke on the Water"、
"Black Night"、"Child in Time" など
記憶に残っている曲も多い。
当時、アマチュア・ギター弾きは、彼らの曲を
バンドで演りたいのだけど、唄えるシンガーが
中々いないというのが悩みの種だった。
先日から、高齢で頑張っているアーティストのことを
取り上げているが、それに続く感じになった。
最近読んだ記事にこんなことが書いてあった。
日本人の平均「寿命」は女性が87・45歳、男性は81・41歳。
しかし、60歳の人にとっての平均「余命」は、
女性が89・17歳、男性が83・97歳。
平均寿命より数年長生きすることになる。
60歳における平均余命は、60歳以前に
亡くなった人を除いて、計算するからだ。
「60歳まで生きた人は、それぐらい生きますよ」
ということになるわけだ。
仮に85歳まで生きた男性の平均余命は
6・46年あり、91・46歳まで平均で生きる計算になる。
90歳の平均余命は、4・41年で平均で
94・41歳まで生きることになる。
もちろん、該当する人数は少なくなるのだけど。
渡辺貞夫さんみたいに 93歳になっても
ステージに立ち続けられる人は稀だけれど、
長生きしてもやりたいことができないような
状態だったらつらいので、健康寿命が大事だ。
こういう話題が増えたなぁ。
[ 参考動画 ]
Deep Purple “Highway Star” at Budokan 11 April 2026
2026年4月11日 ディープ・パープルの武道館ライブ
2026.4.11
フルマラソン 6時間を切れるのか(4)
富山マラソンにエントリー!
3年連続3回目のフルマラソンは、
11月1日開催される富山マラソンに申込んだ。
2024年に富山マラソン、2025年に福岡マラソンと
来たので、また別の土地でのマラソンに出場しても
良いのだが、とにかく制限時間7時間の大会が少ない。
ほとんどが6時間か、もっと短いものもある。
また、秋のマラソンは今の段階では、
まだ開催日等、オープンになっていないものも多い。
ならば、申込受付の始まった富山で
ええんちゃうか、と思った次第である。
一度走っているので、大体感じはつかめているし、
先着順なので、申込んでしまえば、
福岡のように抽選の結果を待つこともない。
そして、食べるものが美味い。(これ重要)
先週の新横浜での10キロマラソンで、
10キロの記録を更新したのは良かったけれど、
数日、脚に疲労を感じたので、走ることを控えていた。
昨日、ようやく中5日開けて10キロ走ったのだけど、
先週の本番のようには走れなかった。
先週の10キロマラソンは1キロ7分46秒だったのに、
昨日は、9分7秒。
1分20秒以上遅いやん。
本当に先週のコースは、10キロあったんやろかと
疑いたくなるほどだ。
まあ、昨日のコースが10キロより長いという
可能性もゼロではないけど。
にしても、そんなに大きな誤差はないだろう。
いずれにしろ、まるで走るたびに違う身体のようで
安定したペースを作ることができないし、
今のところ、そんなことできそうもない。
素人ならそんなもんなのかな。
さて、フルマラソン当日まで、あと 203日。
6時間なんて切ることができるのでしょうか。
2026.4.10
4月10日
今日は父・正一郎(せいいちろう)の命日。
5年前の 4月10日に父は他界した。
90歳と 9か月と 4日、長生きだった。
父が亡くなってしばらくは、今までになく父のことを
想った覚えがあるが、5年も経つと父がいないことにも
慣れてしまうというのか、思い出すこと、
考えることがめっきりと少なくなった。
こんな言い方は、どうかと思うが、
命日ぐらいは、父のことを偲ぶことにしようと
2021年に書いた父の死に関するエントリーを
読み直し、これを書いている。
小学生のころ父に宛てた「プラモデルを一緒に
買いに行きたい」という手紙のことは、
読み返すまですっかり忘れていたが、
我ながらいじらしいやないか。
お父ちゃん、どう思ったんかな。
父と5歳違いの母は、昨年11月に90歳になった。
家族が分からないほどではないが、少しずつ
認知症が進んでいて、今は実家近くの老人ホームにいる。
母は、この5年間に夫と姉と娘を失った。
特に娘(私の姉)の死(一昨年10月/享年64)は、
大変ショックであったようで、いまだに娘のことを
話しだすと涙する。
父は、母のように感情を露わにする人ではなかったが、
生前に娘を失っていたら、どうだったんだろうか、
と考えても仕方のないことに考えが巡る。
2026.4.10
MARI KANEKO 60th BIRTHDAY LIVE
金子な理由

2014年12月1日に金子マリの還暦を
記念して行われたライブの模様を収めた
DVD『金子な理由』。(2015年8月発売)
私は 2016年に購入して観たのだけど、
10年ぶりに観てみた。
何より観てから10年経っていたことに驚いたよ。
大勢のアーティスト、ミュージシャンが
出演しているのだけど、10年も経つと、
残念ながら いなくなってしまった人もいる。
石やん(石田長生)、
ムッシュかまやつ、
小坂忠。
私の知る限りこの3人。
「10年後、また皆が集まるライヴが
出来たらと思います。その時は、
欠席の人もいると思いますが」という
石やんのコメントが収録されている。
10年前のエントリーに私は、
「言うてる本人が一番に欠席決めて
しもたらあかんやんか」と書いた。
しかし、今回石やんの演奏する姿
(たぶん生前の最後の映像だと思う)を
観ながら、この発言はいかにも暗喩的だと感じた。
もしかしたら、この時すでに石やんは
非意識かも知れないが自分の寿命を
知っていたんじゃないかと思った。
というのも、このライヴのわずか7か月後に
石やんは他界しているんだ。
それを思うと、この時点では、すでに病気のことも
知っていて、もしかしたらと思っていたのかも知れない。
まさか7か月後とは思っていなかったかも知れないけど。
これは、10年前には思いもつかない観点だった。
小さなハコで演っているせいか、
リラックスしたライヴで、なんというか暖かい。
息子ふたり(金子ノブアキ、KenKen)や、
何十年も付き合いのある人達の祝福に
囲まれていることもあるだろう。
全曲については書けないが、数曲印象に
残っている曲について書いておこう。
「5th element will+有山じゅんじ」との
『Give Get Peace』は、この数年の世界情勢を
考えると、怖いね。
高田エージ、KenKen、DUTCH、久米ジュンヤ
との『そのままでいいよ』。
石やん、マリちゃん、カルメン・マキによる
『アフリカの月』。
この曲、私は大塚まさじのアルバム
『遠い昔ぼくは・・・』で知っていた。
(KURO 作詞 / 西岡恭蔵 作曲)
そのアルバムには、石やんも参加してた。
石やんの最後の映像の『ハッピネス』は、
BAHO(Char & 石田長生)と。
Char とのデュオ、『Taxi Driver』も良い。
サム・クック、オーティス・レディングの
『A Change Is Gonna Come』は、
「5th element will」と日本語で。
そして、小坂忠の『機関車』。
これも貴重な映像だと思う。
窪田晴男(パール兄弟)のギターが良いです。
石やん作詞作曲のソー・バッド・レビュー時代の
『最後の本音』は、マリちゃんは「金子マリ&
BUX BUNNY」時代にカバーしてたんだな。
この曲は、「BUX BUNNY+石田長生」で。
BUX BUNNY のキーボードが、難波(弘之)さん
なのだけど、つい3日前に山下達郎氏の
難波さんの演奏を聴いたところなので、
そのあまりに違う世界観での演奏にプロを見たね。
この曲の
「オレはけして悪い人間じゃない。
ただ考えが甘いだけ」
という歌詞、好きだな。
そして、親子3人で演る『アスベスト』。
ドラムに金子ノブアキ、ベースにKenKen。
曲前の MC で、この曲は、KenKenへの
メッセージだったと明かす母。
私が若い頃には、親子で一緒にロックを
演るなんて、想像もつかなかったことだ。
それにしても、KenKen ホンマに上手い。
DVD を観ながら「イェイ」です。
そこに Char が加わっての
『Don't Cry My Baby』。
これは、マリちゃんのアルバムで
JL&C がバックを務めた曲。
何人もギタリストが登場するのだが、
なぜ Char さんだけ、カッコいいんだろう。
(ほかのギタリストに失礼)
そして、そこにチャボも加わっての
RC サクセションの『ドカドカうるさいR&Rバンド』と
Char の『Street Information』。
チャボの MC を聞くたび思うけど、
この人は、ホントにいい人だな。
とにかく、こんなバンド(金子マリ、Char、
チャボ、KenKen、金子ノブアキ)は
これでしか観られないよ。
最後(たぶんアンコール)は、
金子家(マリちゃん、ノブアキ、KenKen)と
竹中家(Char、JESSE)の5人で
ジョニー吉長(マりちゃんの元ダンナ)の
『ありがとう』。
これは泣かせよる。
10年前も「見応えのある DVD だった」と書いた。
実は、終活というわけではないけど、
モノを減らす目的で この DVD も、処分する前に
もう一度観ておこうと思って観たのだけど、
手放すのが惜しくなるほどホントに素晴らしかった。
[ 収録曲 ]
1. Compared To What
2. On Your Mark
3. Give Get Peace
4. 抱きしめよう
5. みんなの願いはただひとつ
6. 恋はねずみ色
7. Dear Mr.Optimist
8. 青い空
9. ゴロワーズを吸ったことがあるかい?
10. そのままでいいよ
11. アフリカの月
12. Happiness
13. Taxi Driver
14. Honey
15. A Change Is Gonna Come
16. 機関車
17. 時代
18. セレナーデ
19. 最後の本音
20. アスベスト
21. Don't Cry My Baby
22. ドカドカうるさい R&R Band
23. Street Information
24. ありがとう
[ MEMBERS ]
金子マリ (Vo)
小川美潮 (Vo)
カルメン・マキ (Vo)
小坂忠 (Vo)
JESSE (Vo)
有山じゅんじ (Vo, Gt)
石田長生 (Vo, Gt)
Char (Vo, Gt)
高田エージ (Vo, Gt)
久米ジュンヤ (Gt)
仲井戸”CHABO”麗市 (Gt)
渋谷毅 (Pf)
金子ノブアキ (Drs)
DUTCH (Drs)
“5th element will”
北京一 (Vo)
大西真 (B)
石井為人 (Key)
松本照夫 (Drs)
窪田晴男 (Gt)
“Ban Ban Bazar”
福島康之 (Vo, Gt)
黒川修 (B)
“LIFE IS GROOVE”
KenKen (Vo, B)
ムッシュかまやつ (Vo, Gt)
山岸竜之介 (Gt)
“BUX BUNNY“
永井充男 (Gt)
鳴瀬喜博 (B)
難波弘之 (Key)
松本照夫 (Drs)
[ 金子マリ 関連エントリー ]
2012.7.25 石田長生 “Kanreki" Birthday Special LIVE!!
2013.6.6 山岸潤史・芸歴40周年&還暦記念ライブ in 東京
2015.7.16 略して「ボイス」
2015.7.22 有山岸 feat.上田正樹~Bitter Sweet Soul~
2016.7.25 “ 石田長生展 ハッピネス!! ”
2016.10.9 MARI KANEKO 60th BIRTHDAY LIVE 金子な理由
2019.9.22 石田長生展 2019 SONGS Of Ishiyan
2022.6.10 スチャラカ
2026.4.8
水のソナタ
錦糸町にあるコンサートホール、
「すみだトリフォニーホール」には
もう10回は行っただろうと思う。
エントランスを入ったロビー(最近は
ホワイエとか言いますな)に以前から
彫刻が置いてあったのは知っているが、
チラッと見るぐらいで 特に興味を持たなかった。
座ってピアノを弾いている男性の彫刻だが、
肝心のピアノが置いてないので、
パッと見ると、なんだかまだ展示が
完成していないような、そんな風にも見えた。
昨日は違った。
今までと全然違う温度で何かを訴えてきた。
一目見て、舟越桂だと分かったんだ。
近寄ると『水のソナタ』と作品名は書いてあったけど、
作者の名前はなかった。
間違いないだろうとは思ったけど、
念のためスマホで「水のソナタ」と検索すると
すぐに「舟越桂の彫刻作品」と出てきた。
今まで特に興味がなかったのに、なぜ
舟越桂だと分かったかというと、先日
世田谷美術館で舟越桂の『夏のシャワー』という
作品をずいぶんジロジロと観てきたところだたからだ。
夏のシャワー

これを見てから『水のソナタ』を観ると、
もう間違いない芸風です。
水のソナタ




『夏のシャワー』同様、この作品も独特な味。
なんか変に中毒性があるなぁ。
全く何とも思わなかった作品がこんな風に
観えてくるのは、面白いなぁ。
そしてタイトルも『夏のシャワー』同様、
これまたなんとなく意味不明。
きっと意味があるのだろうけど。
「ソナタ」は、韓国ドラマ『冬のソナタ』で
一般の人にも耳慣れた言葉になったかも知れないが、
ピアノ独奏曲などクラシック音楽の形式のひとつ。
舟越桂は、絵も何枚か(ネットで)観たけれど、
彼の彫刻をそのまま平面にしたような印象で
どこまでも個性的。
ちょっと興味が出てきた。
2026.4.7
ウィーン チェロ・アンサンブル5+1
Wiener Cello Ensemble 5+1

チェロが5人とファゴットがひとりという
アンサンブルを聴いてきた。
ウィーン チェロ・アンサンブルの5人は、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団員ふたり、、
元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団員、
ウィーン放送交響楽団員、
ウィーン国立歌劇場管弦楽団員という超一流の5人。
ファゴットのソフィー・デルヴォーも
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団員だ。
チェロの響きは、好きなので
この公演を知ったとき、ぜひ聴きたいと思ったのだ。
ウィーン チェロ・アンサンブルは、2008年に
ゲルハルト・カウフマンが結成した。
カウフマンは、1943年生まれとあるから今年83歳。
ウィーン チェロ・アンサンブルは、3年ぶりの来日で
カウフマンの来日はこれが最後かもと言われているようだ。
コンサートは、日本人には耳馴染みのある
「ウィリアム・テル序曲」からスタート。
(運動会で流れてたアレです。)
メンバーにふたりも日本語が話せる人がいたのには驚いた。
東京生まれのラファエル・ドレツァルと
ザルツブルク生まれのベルンハルト直樹ヘーデンボルク。
直樹というお名前から察するに両親のどちらかが、
日本人だろうか。
彼らのおかげで、曲の説明やジョークなども交えながら、
コンサートはとても楽しく進んでいった。
演奏は、世界トップレベルだが、演奏だけではなく、
エンタメとしてもユーモアがたっぷりで面白かった。
前述の「ウィリアム・テル序曲」以外、知っている曲は
なかったけれど、チェロの魅力とファゴットの魅力を
たっぷり堪能できた。
ファゴットは、地味な印象だったけど、
ヴィヴァルディはファゴットが好きだったらしく、
39曲もファゴット協奏曲を書いていた。
今日は、その中から2曲(1曲は第2楽章のみ)聴けたよ。
ちなみに「ファゴット」はドイツ語で、英語では「バスーン」。
印象に残ったのは、ヴィヴァルディの
「ファゴット協奏曲 RV493より 第2楽章 ラルゴ」。
とても重く厳かで暗いのだけど、美しい。
それからレハールの「君こそ我が心のすべて」。
これはオペラの曲なので元々は歌がある。
題名からも分かる通り、とてもロマンチックな曲。
5人の男(チェロ)が、ひとりの女性(ファゴット)に
恋を打ち明けるような設定で演奏されたが、
とても甘く美しかった。
本編最後に演奏された「ドヴォルザーク/チェロ協奏曲
ロ短調 Op.104より 第1楽章 アレグロ」。
ドヴォルザークなんて「新世界より」しかまともに
聴いたことがないのだけど、それでもメロディや展開など
そこここにドヴォルザークらしさが感じられ、
知らずに聴いても「これ、ドヴォルザークちゃう?」と
思うだろうと思った。
それだけ個性があるというのは凄い。
アンコールで演った『ボレロ』は最高なので
ぜひご覧ください。
↓
Wiener Cello Ensemble 5+1: Bolero
[ MEMBERS ]
ソフィー・デルヴォー / Sophie Dervaux
(ファゴット / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団員)
ラファエル・ドレツァル / Raffael Dolezal
(チェロ / ウィーン放送交響楽団員)
ヴォルフガング・ヘルテル / Wolfgang Haertel
(チェロ / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団員)
ゲルハルト・カウフマン / Gerhard KAUFMANN
(チェロ / 元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団員)
ベルンハルト直樹ヘーデンボルク / Bernhard Naoki HEDENBORG
(チェロ / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団員)
ヤン・リスカ / Jan Ryska
(チェロ / ウィーン国立歌劇場管弦楽団員)
@ すみだトリフォニーホール
[ 曲 目 ]
(1) ロッシーニ/「ウィリアム・テル」序曲
(2) ヴィヴァルディ/2つのファゴットのための協奏曲 ト短調 RV.531
(ソロ:デルヴォー、ドレシャル)
(3) ラロ/チェロ協奏曲 ニ短調より
第2楽章 間奏曲(ソロ:ドレシャル、へーデンボルク)
(4) モーツァルト/ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191より
第3楽章 ロンド:テンポ・ディ・メヌエット(ソロ:デルヴォー)
(5) ハイドン/チェロ協奏曲第1番 ハ長調
第3楽章 アレグロ・モルト(ソロ:ヘルテル)
(6) フォーレ/3つの歌 Op.7 第1番「夢のあとに」
(ソロ:へーデンボルク)
(7) ヴィヴァルディ/ファゴット協奏曲 RV493より
第2楽章 ラルゴ(ソロ:デルヴォー)
(8) シュトラウス 2/無窮動 Op.257(ソロ:デルヴォー、リスカ)
(9) カウフマン/テニス・ポルカ
--- 休 憩 ---
(10) ガングルベルガー/私のテディ・ベア(ソロ:デルヴォー)
(11) シュトラウス 2:ヨーゼフ・シュトラウス/ピツィカート・ポルカ
(12) ロッシーニ/ファゴット協奏曲より
第3楽章 ロンド:アレグレット(ソロ:デルヴォー)
(13) レハール/オペラ「微笑みの国」より 君こそ我が心のすべて
(14) フランセ/ファゴットと弦楽五重奏のためのディヴェルティスマン
第1楽章 ヴィヴァーチェ(ソロ:デルヴォー)
(15) ドヴォルザーク/チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104より
第1楽章 アレグロ(ソロ:ヘルテル)
(EC.1) ラヴェル/ボレロ
(EC.2) 滝廉太郎/花
2026.4.7
JAMES GADSON
ジェームズ・ギャドソン
昨日、年上のミュージシャンは、年々少なく
なっていっていると書いた矢先に訃報だ。
4月2日(現地)、ジェームズ・ギャドソンが亡くなった。
享年 86。
ギャドソンは、アメリカの伝説的ドラマー。
大阪在住だった1992年、ギャドソンがドラムを
叩いていた、日米混合のバンド、
「BAND OF PLEASURE」のライヴを
心斎橋のクラブクアトロで観た。
メンバーは次の通り。 デヴィッド・T.ウォーカー (gt)
山岸潤史 (gt)
ジェイムズ・ギャドソン (drs, vo)
続木徹 (key)
清水興 (b)
記憶に残る強烈なライヴだった。
その後、2016年のリユニオン(2公演観に行った)
でも、ギャドソンのドラムを生で聴いている。
このバンドでは、ギャドソンは歌も唄ってたよ。
マーヴィン・ゲイ、マイケル・ジャクソン、
レイ・チャールズ、ジョー・コッカー、
ビル・ウィザース、デビット T. ウォーカー、
ナタリー・コール、ランディ・クロフォード、
ミニ・リパートン、シェリル・リン、
ボビー・ウーマック、アレサ・フランクリン、
ベン E. キング、スモーキー・ロビンソン
ダイアナ・ロスなどなど、とんでもない数のレコードで
ドラムを叩いてきた人で、まさに伝説の人。
R.I.P.
Marvin Gaye - I Want You (1976)
2026.4.6
山下達郎 公開リハーサル
4月2日に「山下達郎 公開リハーサル
抽選受付中」というメールが届いた。
今週末11日、12日、SGCホール有明の
こけら落としとしてライヴのある達郎。
そのライヴには申込まなかった。
行くとしたら、今年のツアーが始まってからだと
思ったし、こけら落としなんて冠が付くと
一層当選しにくいだろうと思ったからだ。
今回抽選受付中と案内された
公開リハーサルは、そのリハーサルだ。
これも「どうせ、落選するだろう」と思いながら
申込んだら、なんと、当選した。
急な告知だったので、申込者が少なかったのかな。
とにかくラッキーだ。
会場は、Zepp Diver City。
スタンディングだとしんどいなと思ったけど、
「指定席」とあったので、安心した。
同じ金額で「2F後方立見」というのも
第二希望で選べたけど、「指定席」一択で申込んだ。
Zepp Diver City は、椅子使用時のキャパは
1階2階合わせて 1,102人とあるから、
その規模の箱で達郎を観られるのはまたとない機会だ。
昨年のツアーも今週末のこけら落としもチケット代は
13,000円だが、この公開リハーサルは、11,000円。
公開リハーサルだからと、本番のライヴより
質が落ちるわけはないだろうが、本番ではないのて
2,000円安いのだろうか。
むしろ、普段観られないリハーサルが観られる方が
マニアックなファンには価値があると思うのだけど。
さて、その公開リハーサル、まず会場に行ってから
初めて席を知ったのだが、前から6列目!
達郎ご本人までの距離はわずか10メートルほど。
オペラグラス不要です。
ご本人のお話しでは、今日のライヴは
本当に急遽決まったようで、たまたま Zepp
Diver City が空いていたのでここになったとのこと。
もうリハーサルはバッチリだけど、全員揃うのに
演らないのも勿体ないから、それならお客さんを
入れてやろう、ということになったそうな。
そして、内容は週末のSGCホール有明と
全く同じと聞いて、会場は湧いた。
週末の SGCホール有明のこけら落としの
抽選には、22万もの申込みがあったそうだ。
おそらく、そっちに申込んで落選した人も
多くいたのではないだろうか。
週末の当選は、 たぶん7~8千人だと思う。
約30倍や。スゴイ競争率。
やっぱり応募していても当選してなかっただろうし、
むしろ今日の方が近くで観られて良かった。
終わってみると、アンコールも入れてたっぷり3時間。
演奏曲について書きたいけれど、ご本人から
週末のライヴが終わるまでは控えてください、と
言われているので、やめておく。
週末の SGCホール有明に行く人が、
これを読んでいるとは思えないけどね。
基本的には昨年のツアーの流れで、
数曲入れ替わりがあって、聴きたかった
『○○〇』や『△□▽』が聴けたのは良かった。
毎度のことながら、最後にはウルウル感動。
この人は期待を絶対裏切らないね。
達郎は73歳。
昨年がシュガーベイブでデビュー50周年だったが、
今年はソロデビュー50周年。
今月8日には、1stアルバムである『CIRCUS TOWN』が
24年ぶりの最新リマスタリングで発売される。
今年はライヴアルバム『JOY 2』も発売予定とのこと。
最近は新しいコマーシャルソングもテレビから
流れているし、ますます忙しいようだ。
達郎は、Zepp のことを「ライブハウス」と呼んでいたけれど、
私にとっては、ライブハウスは、座ってお酒を飲みながら
演奏を聴くお店で、せいぜい200人位まで。
1,000人も入るのは私にとってはホールだけど、
彼にとっては普段演っている2,000人、3,000人のホールとは
違うようで、今日はリハーサルということもあってか、
ご本人が「今日はしゃべりすぎ」というほど、大きな会場では、
おそらくは言わないようなことも、色々しゃべって面白かった。
メンバーは、昨年と同じ。
18年このバンドです、と言っていたけれど、
厳密には、ギターは佐橋さんから鳥山さんに替わっている。。
達郎にも英国や米国からライヴのオファーがあるらしい。
海外での 日本のシティ・ポップ・ブームを考えると
そうだろうなと思う。
でも、以前から言っている通り、彼は行かないのだけどね。
夏の終わりごろから、今年のツアーは始まるとのこと。
それにも行きたいな。
[ MEMBERS ]
山下達郎(ヴォーカル/ギター)
柴田俊文(キーボード)
難波弘之(キーボード)
鳥山雄司(ギター)
伊藤広規(ベース)
小笠原拓海(ドラムス)
宮里陽太(サックス/フルート)
ハルナ(コーラス)
ENA(コーラス)
三谷泰弘(コーラス)
@ 東京・Zepp Diver City
* * * * * * *
音楽を始めた10代の頃は、当たり前だけど、
全員自分より年上の人が創った音楽を聴いていた。
そのうち、エリック・クラプトンが22歳で録音した
というレコードを聴く私の年齢が、そのエリックの
演奏時の年齢を超えるようになった。
20代半ばになると自分より年下のミュージシャンが
活躍し始めた。
60歳を過ぎると巷に流れている音楽の多くは、
年下の人が創ったものであり、年上のミュージシャンは
年々少なくなっていっている。
そういう中、達郎や高中正義、Char、上田正樹、
そして、エリック・クラプトンやポール・マッカートニーなど
私が10代から聴いている人達が現役で
第一線で活躍していてくれていることは、
大きな大きな励みだと実感しております。
そういう年齢になったんですな。しみじみ。
2026.4.6
フルマラソン 6時間を切れるのか(3)
筋肉痛とシューズ
記録魔の私は、マラソンの練習に関しても
毎回記録を付けている。
走った距離と時間、簡単な感想など。
一昨年、マラソンを走ろうと思うまで、
人生で長距離を走ろうなどと思ったことのなかった私は、
62歳にして人生で初めて10キロを走った。
2024年8月23日のことだ。
同年7月15日に初めてマラソンの練習を始めた。
練習の1日目は10分(1キロほど)しか走れなったが、
約5週間で10キロ連続で走ることができた。
そのタイムは、96分00秒!
1キロあたり、9分36秒もかかっている。
一昨日の 10キロマラソンでは、77分49秒で
ゴールしたので、この1年7ヵ月ほどで
18分記録を更新したことになる。
これは、スタートのレベルが低いということだけなのだが。
とても地味な進歩でも、60歳を過ぎて、
自分の伸びしろを感じられることは、ラッキーなことだ。
今年は、2~3月の練習で9回、10キロ以上の
距離を走ったが、一度も筋肉痛にはなっていない。
が、昨日は(今も)少し筋肉痛があったんだ。
その9回の10キロのタイムは、82分台から
94分台とバラバラ。
まだまだ初心者の私は走り出して見ないと
その日のペースが分からないんだ。
82分台で走ったときも翌日に筋肉痛は
感じなかったのに、昨日は違った。
今まで走ったことのない、77分台で走ったというのが、
その原因であることは間違いない。
思うにこれは、
(1)今まで使っていなかった筋肉を使った
(2)今までも使っていた筋肉を今まで以上の
使い方をした
のどちらか、あるいは両方だろうと思う。
筋肉痛を感じるのは、2カ所。
(A)右足の太ももの裏
(B)股関節の内側の奥深いところの筋肉。
(A)は走っている最中に痛み出すことと
関連があると思う。
(B)は、開脚をした時や太ももに力を入れた時に
感じる筋肉痛で、普通の姿勢だと分からない。
この症状が、正常なことなのか、走り方が悪く
余計な力がかかっていたり、無意識にどこかを
かばいながら走ってるせいなのかは分からない。
100キロ・ウォークの練習で 30キロ歩いて、
腰が痛くなった時、整体の先生に股関節が
硬いせいだと言われたことを思い出す。
腰が痛いのは、腰のせいだと思い込んでいたので、
驚いた覚えがある。
長距離を歩いた際、股関節の硬さをカバーするために、
無意識に腰をそらして歩いているのが、原因だった。
まあ、まだまだ課題が多いです。
ところで、昨年5月に買ったランニング用のシューズ、
アルトラの「EXPERIENCE FLOW」が、
そろそろ寿命なので、新しい靴をおろした。
今度のは同じアルトラの「ESCALANTE 3」。
これは、昨年「EXPERIENCE FLOW」を買った後、
安く売っているのを見つけて思わずポチってしまったもの。
「EXPERIENCE FLOW」が、ドロップ(かかとと
つま先の高さの差)が4ミリあるのに対し、
「ESCALANTE 3」はゼロドロップ。
かかととつま先がフラットなのだ。
ほとんどシューズは、かかとが高くなっているのだが、
それには、プラス面とマイナス面がある。
私は、ゼロドロップで走りたいと思い、アルトラを
選んだのだが、いきなりゼロドロップのシューズで
長距離を走ると、慣れていないため、
足を故障することがある。
それで、入門として4ミリのドロップのシューズを
買ったわけだ。
そのドロップ4ミリの「EXPERIENCE FLOW」で
昨年のフルマラソンを走り、練習も合わせると
650キロぐらい走った。
シューズの寿命は、一般的に500~700キロ程度と
言われているし、それぐらい走れば、
そろそろゼロドロップで走っても大丈夫だろうと、
3週間ほど前に「ESCALANTE 3」をおろしたわけだ。
このシューズが、前の「EXPERIENCE FLOW」よりも
足にフィットしている。
25グラム重いのだけど、気にならない。
履いたことがないけれど、地下足袋は
こんな感じなのではないかと思う。
ちょっと厚手の靴下を履いているような感じとも言える。
足の裏で地面を直接感じることができる。
ドロップが10ミリ以上あるような厚底のシューズでは、
こんな風に地面を感じることが出来ない。
もしかしたら、今回の10キロマラソンによる筋肉痛は、
ペースが速かったことと合わせて、ゼロドロップで
走ったことも関係あるのかもしれない。
ドロップのあるシューズや、底の厚いシューズでは、
足の負担を軽くし、自分の脚の力ではなく、
シューズのおかげで走れている部分もあるらしいが、
ゼロドロップでは、人間本来の脚力で走ることになる。
マラソンやウォーキングを始めた目的のひとつは、
健康寿命を伸ばすため、認知症にならないためだ。
人間本来の脚力が付くというのは、その目的には
望ましいことだ。
せっかく歩いたり、走ったりしてもシューズの
力に頼っていたのでは、もったいないもんな。
新しくおろした ALTRA ESCALANTE 3


色が選べなかったので、普段は選ばない
こんな赤色だが、意外と気に入っている。
役目を終えた ALTRA EXPERIENCE FLOW。

右足の方が、かかと部の底の減りが明らかに激しい。

右足の方に力がかかっているということだろうか。
2026.4.5
高中正義 in London

3月22日にワールドツアーに出る前の
“Guitar Breeze 出発前夜” と題された
高中正義のライヴを NHK ホールで観た。
3月31日のロンドン公演から
ワールドツアーはスタートし、イギリス(ロンドン)、
アメリカ(ニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコ、
ロスアンジェルス)、オーストラリア(シドニー、
メルボルン)、ニュージーランド(オークランド)と
8都市13公演が予定されている。
高中のロンドン公演は、1975年、
サディスティック・ミカ・バンドとして、
ロキシーミュージックのイギリス・ツアーの
オープニングアクト以来50年ぶりで、
ソロ・アーティストとしては 73歳にして初だ。
早速、YouTube にはオーディエンスが撮影した
ロンドン公演の様子がアップされている。
これがスゴイ。
盛り上がり方が日本以上ではないかと
感じるほどの熱狂ぶりなのだ、
会場はスタンディングのようで、どうやら
日本との大きな違いは、客層の年齢では
ないかと思う。
日本のコンサートの客は、若い人ももちろん
いるのだけど、大半は私のような昔からの
お馴染みさん。
簡単に言うとおっさんが多い。
しかし、ロンドン公演の雰囲気は明らかに
若者の空気なのだ。
そして驚いたことに、インスト曲のメロディを
観客が唄うのだ。
例えばこの動画。
Ready To Fly - LIVE in London 31.03.26
『Ready To Fly』のメロディを合唱している!
こんなことは日本ではないことだ。
こちらの YOUNG GUITAR のレポートにも
そのことが詳しく書かれている。
それから、「クーリエ(COURRiER )」にも
ガーディアン(英国)の記事が紹介されていた。
タイトルは「レジェンドギタリスト、高中正義が英紙に
語る『70代での世界的ブレイク』」。
(有料会員でしか読めないかも知れない。)
インタビュー形式の記事ではないが、
高中が英国でブレイク(!)している様子が
書かれており、ご本人の言葉として、
「日本のライブでは、お客さんのほとんどが50~70代です。
でもロサンゼルスでは、ほとんどが20代でした。
彼らのエネルギーを肌で感じ、彼らの大きな歓声を
聞きました。本当に胸が熱くなりましたよ」
と書かれている。
記事では、日本では「シティ・ポップ」と呼ばれている
70~80年代の J-Pop を「レトロ・ポップ」と
表現している。
その日本のレトロ・ポップの人気が再燃している
理由を米国のライト・イン・ジ・アティック・レコーズの
レッグ・ゴウティは、「経済成長へと向かっていた
70年代後半から 80年代の日本の精神が、
そこに凝縮されているからだと考えている」
と語っている。
この観点は、興味深い。
戦後の廃墟から高度成長を遂げた、
日本のポジティヴな精神、エネルギーが
音楽に宿っているというわけだ。
その記事で、ひとつだけ気になったのは、
高中の 1981年の公演のライヴ映像で
「高中とバンドメンバーは天狗のお面を被った」
という記述がある。
これは、武道館で行われた「虹伝説
(THE RAINBOW GOBLINS)コンサート」での
ことを指しているが、被ったお面は「天狗」でなく
「ゴブリン(goblin)」なんだ。
ゴブリンは、ヨーロッパ伝承の鬼・妖精のような
存在で、伝説の生き物という意味では
天狗に通じる部分もあるけど、日本人的には
天狗ではない。
天狗と訳すならまだ「鬼」の方がいいのに。

それは余談だけど、とにかく高中の海外での
ブレイクは私の想像以上のようなのだ。
3月22日のエントリーに
「ワールドツアーの成功を祈る」と書いたけど、
熱狂的なライヴでスタートしたようで何よりだ。
昨日と今日はニューヨーク。
彼らは、これからアメリカを周るよ。
5月の「WORLD TOUR FINAL ー 凱旋帰還」も
観に行きたくなってきて、チケット取ったよ。
もう残り僅かのようだったので、あんまり良い席では
ないかも知れないけど。
[ 参考動画 ] そのほかのロンドン公演の様子
You Can Never Come To This Place
Brixton Academy 2026
Paul McCartney
"Days We Left Behind"

今年の誕生日(6/18)で 84歳になる
ポール・マッカートニー。
そのポールの新曲『Days We Left Behind』が
発表された。
5月29日にリリースされる、
『ダンジョン・レインの少年たち』
(原題:The Boys of Dungeon Lane)
からの1曲。
まず、83歳でニューアルバムを出すことがスゴイ。
そして、この新曲がとても良い。
若い頃とは、違う枯れた声も良い。
オジサンには染みるよ。
年老いたポールの声には否定的な意見もあるらしい。
若い時と違うのは当たり前。
83歳の歌声の良さが分からないのは不憫だね。
和訳付きの動画が発表されているので、
ぜひ聴いて欲しいな。
【和訳】Paul McCartney - Days We Left Behind
先日、2日間に渡って、米ロサンゼルスの
フォンダ・シアターでスペシャル・ライヴが行われたみたい。
1,200人ほどのキャパの会場だというから、
かなり濃密なライヴだったんだろうな。
もう、日本には来てくれないのかな……。
2026.4.4
フルマラソン 6時間を切れるのか(2)
― 10キロマラソンに出場 ―
秋のフルマラソンに向けて、
2月1日から練習を開始した。
月に100キロ以上は走りたいと思うのだが、
走る気満々の日に雨が降ったりして、
結局走った距離は、2月は 85キロ、
3月は 79キロ、合計 164キロと
目標の月 100キロ以上を達成していない。
目標に掲げた「年内に1000キロ」を達成するには、
もう少し練習を増やす必要がある。
3ケ月ほど前のこと、妻が「10キロマラソンを
走りたい」と言い出した。
私は普段の練習でも 10キロを走っていたので
10キロの大会に出ようと思ったことはなかったが、
付き合いで申込むことにした。
そんなこともあって、2月の2週目からは、
週に一度は、妻と走っている。
今まで妻は、私ほどは走っていないので、
最初は、まず10キロの距離に慣れること、
10キロ止まらずに動き続けることを
目的に10キロのウォーキングから始め、
徐々に走る距離を増やし、先週初めて
一緒に10キロを走破した。
そのタイムが、85分。
これは私がかなり走ってから達成したタイムで
それほど練習を重ねていない妻が
いきなり85分で走ったことに驚いた。
妻は1年ほど前からあるジムに通っており
そこのトレーニングがかなり効いているようだ。
1年前には「ひざが痛い」と言って、
漢方薬にまで手を出していたのに
今はひざは全く問題がないという。
一緒に走っていてもよく分かるほど、
その成長ぶりには驚く。
なにしろ15年前には、10キロに100分近く
かかっていた人が 85分なのだ。
しかも61歳。
40代の記録を60代で塗り替えたので、
一部の人には「奇跡の人」と呼ばれている。
(ほんまか。)
その10キロマラソンの大会が今日だった。
新横浜鶴見川マラソン、10キロの部。
この大会は、フルマラソン、30キロの部、
ハーフマラソン、10キロの部がある。
コースは、鶴見川の堤防を走る。

数日前から天気予報では
今日の新横浜は雨で イヤだなぁと思っていた。
10キロの部のスタートは11時。
今朝の天気予報では、新横浜は11時から雨。
なんとか昼過ぎまでもってくれれば良いなと
思いながら、10時過ぎに新横浜に着くと
すでに雨が降っていた。
昨年の福岡マラソンも雨にあった。
3回マラソンに出て、2回が雨というのも
どうやねん、と思うが仕方がない。
そんなに大勢が参加する大会ではないので、
受付や荷物置場も簡易的な印象。
仮設トイレもない。
私が天候以上に心配するのは、
「スタート後に便意を催したらどうしよう問題」。
新横浜駅でトイレに行ってみるが、
まだ機が熟していないようで出ない。
うーむ、これはスタート後に来よるんちゃうかと
不安がよぎる。
スタート(受付)地点は、駅から10分ほど
歩いた河原。
雨の中、傘をさしての受付。
受付を済ませて、準備を始めたとき、
ヤツ(便意)がやって来た。
見渡したところ、トイレはない。
スタッフに尋ねる。
「お手洗いはどこですか?」
公衆トイレの場所を聞き、向かう。
スタート20分前を切っている。
やばい、やばい。
用を足し軽くなった(?)身体で、
スタート地点に戻る。
そうこうするうちに雨が上がった。
雨の中、傘をさしての準備で、
ろくに準備運動も出来ないまま
スタート時間を迎えてしまった。
完全な準備とは言い難い厳しいスタートだ。
10キロの部に出場したのは、数十人という感じだった。
(結果を見ると 85人とあったが、それはたぶん
申込者数で、雨天のため欠場した人が
20人位はいたのではないかと思う。)
私と妻は、結構、前の方でスタートしたが、
みるみるうちに数十人に追い抜かれた。
それは、分かっていたことだけれど。
4キロ地点で時計を見ると30分を切っていた。
1キロ7分台。
かなり速いペースだ。
(私にとってであって、ほかの人に比べると遅いです。)
河川敷の桜も悪くないが、それを楽しめるほどの
精神的余裕はない。
途中、パラパラと雨が降る。
6キロぐらいで、右ひざの裏(太ももの下の方)が
張り出す。
福岡マラソンの悪夢が蘇る。
これがひどくなると、もう歩いているようなペースでしか
走れなくなる。
幸い、それ以上深刻にはならなかったが、
左足のひざも良くない。
7~8キロあたりで徐々に雨が強くなり、
9キロからはそこそこ本降りっぽく降り出した。
最後まで、妻とは抜きつつ抜かれつつで、
ふたり並んでゴール。
何故か、計測された記録は妻の方が2秒早かったけど。
まさか、妻と同じタイムになるとは
ひと月前には思いもよらないことだった。
なめたらあかん。
そして、肝心のタイムだが。

77分49秒!
本番までは 80分切るのは、難しいと思っていたが、
練習の記録を4分30秒ほど縮める結果。
このペースで42・195キロを走ると、
5時間30分で走れるのだが、それはまだまだ無理。
フルマラソンは、そんなに甘くない。
今日も走っている最中、痛む足を気にしながら
「やっぱりフルマラソンはやめとこかな」などと
弱気な自分の登場があったのでした。
さて、どうなるのでしょう。
とりあえず、10キロ 新記録は良かった。
|