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2025.3.27
ロバート・キャパ 戦争
WAR ROBERT CAPA
東京都写真美術館

ロバート・キャパの写真展「戦争」に行ってきた。
解説によると「本展は、東京富士美術館が
所蔵するキャパの約1000点のコレクション・
プリントから、“戦争” に焦点を当てた作品
約140点を厳選して展示」とある。
有名な「崩れ落ちる兵士」(1936年)や
ノルマンディ上陸作戦を撮影した
「『Dデー作戦』でオマハ・ビーチに上陸する米軍」
(1944年)は、もちろんのこと、兵士だけではなく、
戦禍の中の人々を写した写真も多かった。

キャパは、1930年代のスペイン内戦に始まり、
日本軍による中国の漢口爆撃、
第二次世界大戦での北アフリカ戦線、
イタリア戦線、ノルマンディー上陸作戦、
イスラエル建国(第一次中東戦争)、
50年代のインドシナ戦争まで、5つの
戦争を撮り続けた。
「写真家」ではなく「ジャーナリスト」だと
自らを名乗ったキャパ。
ひと言で言うと圧倒された。
歴史の目撃者の目撃の証拠の数々。
予想を超える衝撃のようなものがあった。
キャパは、1954年5月25日、
地雷に接触して死んでしまう。
40歳だった。

この写真がキャパが死ぬ直前に撮ったもの。
フランス領インドシナ、現在のベトナムだ。
もう一枚同じ日(1954年5月25日)に
撮った地雷原を歩く兵士たちの写真があった。
おそらくだけど、キャパは目の前で兵士が
地雷に触れ、吹き飛ばされる光景も
目の当たりにしたことだろう。
どんな気持ちで、この野原を歩いていたのだろうか。
たくさんの戦場を経験し、自分は死なないと
思っていたのだろうか。
いつ死んでもいいと覚悟していたのだろうか。
「戦場カメラマンの一番の望みは失業することだ」
これはキャパの名言の一つだが、文字通り
命をかけて戦争の記録を残し、その悲惨さを
世界に訴え続けた。
しかし、21世紀に入っても人類は殺し合うことを
一向にやめようとしない。

この写真は、今日も飾られていたが、
ルース・オーキン(Ruth Orkin)という米国の
女性カメラマンが1951年に撮ったキャパ。
ご覧の通り、ええ男である。
一時期、イングリッド・バーグマンと関係(不倫)が
あったというが、まあモテたんやろな。
ところで、私は無意識にキャパが米国人だと
思い込んでいたのだが、1913年、
ハンガリー生まれのユダヤ系。
本名は、アンドレ・フリードマン。
1934年、同じユダヤ人の写真家ゲルダ・タローと
出会い、後にふたりで「ロバート・キャパ」という
架空の人物を創り上げ、名乗ったのが始まりだった。
「ロバート・キャパ」は、アメリカで成功した
カメラマンという設定だったらしい。
しかし、1937年ゲルダは、スペインで取材中
戦車に轢かれて死んでしまう。
悲惨な亡くなり方だ。

有名な写真「崩れ落ちる兵士」には、
色んな説があり、今ではこれは撃たれたのではなく、
転びそうになっただけというのが有力なようである。
しかも、撮ったのはキャパ(アンドレ)ではなく、
ゲルダではないかという説もある。
「戦争のことは話したくない」とキャパが
この写真についての真相を語りたがらなかったらしいが、
写真が有名になり過ぎたせいで
「いやいや、ちゃうねん、この人 撃たれてないねん。
転びそうになったんを撮っただけやねん」とは
言えなかったのかも知れない。
2025.3.25
最近 ラーメンが食べたい
最近、妙にラーメンを食べたくなる。
元々それほどラーメン好きではなくて、
食べても年に数回程度だったのに、
今月だけで3回食べた。
年を取ってきて色んなものの考え方に
変化を感じているけど、
食の好みにも変化があるのかな。
そんなラーメン。
恵比寿アトレ6階にある、
中華旬彩料理 東方紅 で、
「牛バラ煮込みつゆそば」を食した。
ラーメン専門店ではなく、中華屋さん。
餃子か春巻きかを選べるセットで、税込1,780円。
安くはないね。
ここは高級中華ではないけど、
大衆的な町中華というわけでもない。

スープは、醤油ベース、麺は細め。
煮込んだ牛バラが、旨い。
柔らかくて、味が染みてて、八角かな?
ちょっと中華なスパイスの香りがして、美味しい。
セットは、春巻きを選んだけど、
エビの春巻きで、こちらもまあまあ。
★★★★☆
2025.3.24
THE BRIAN BROMBERG ACOUSTIC TRIO
with TOM ZINK & CHARLES RUGGIERO

今夜はジャズ。
ブライアン・ブロンバーグ(ベース)でした。
ブルーノートの会員サービスでミュージック・チャージが
半額だった。
ブライアン・ブロンバーグは、以前にライヴを観た覚えがあり、
「何をすんねん!」というソロだった記憶があるのだけど
いつだったのか記録を発見できなかった。
彼のリーダーライヴではなく、誰かのバンドで
観たのかも知れない。
メンバーは、ピアノにトム・ジンク、
ドラムスに東京が初めてだというチャールズ・ルッジェーロ。
エレキベースなら、指弾きで高速プレイをする
ベーシストが何人もいるけれど、コントラバスで
あんな風に弾ける人はそんなにいないんじゃないだろうか。
コントラバスのソロって、楽器が大きしい、
弦も太いし、ネックも長いのでどうしても
そんなに速く弾けない(と思う)。
早く弾いても、なんだか重たく聞こえるような気がする。
しかし、ブライアンのソロは、誤解を恐れずに書くと
聴いていて 軽い。
良い意味で軽い。
軽やかというか 軽快というか、軽い。
通常、ベーシストやドラマーに対して、
「あの人のプレイは軽い」というとき、ほぼ誉めてはいない。
薄っぺらいか、リズムが浮ついているか、
なんだかそういうニュアンスで良い意味ではない。
しかし、ブライアンのプレイは、とても良い意味で
「軽い」と感じた。
あの太い弦で、あの大きな楽器で奏でているとは
思えないような軽さがある。
「軽い」以外の表現がきっとあると思うのだけど
今思いつかない。
個人的に印象に残ったのは、1曲目の
「何をすんねんソロ」。
それから、ワルツの曲。
演奏後、60年か70年前のディズニーの曲と
言ったように聞こえたけど間違っているかも。
出だしを聴いて、一瞬『Someday My Prince
Will Come(いつか王子様が)』かなと
思ったので、確かにディズニーっぽい。
それから『My Foolish Heart』も良かったな。
アンコールは、ソロ・ベース。
演奏前のMCで「ビル・エヴァンス」「ダニー・ボーイ」
「1961年にレコーディング」「転調が美しい」
などと聞き取れた。
別の曲(長いイントロ?)を演ってからの
『Danny Boy』。
おそらく、ビル・エヴァンスのプレイに影響を受けての
アレンジだと思うだが、息をのむような美しさでした。
調べてみると、ビル・エヴァンスの『Danny Boy』は
1962年にリリースされた『EMPATHY』というアルバムに
収録されている。
ドラムはシェリー・マン、ベースはモンティ・バドウィッグ。
確かに途中転調している。
「1961年にレコーディング」と聞こえたのは、
私の聞き間違いかもしれない。
そのほか、知っていたか、曲名が聞き取れたのは、
モンクの『Straight, No Chaser』、
『Gloria’s Step』、『Full Circle』(たぶん)。
[ MEMBERS ]
Brian Bromberg (b)
Tom Zink (p)
Charles Ruggiero (ds)
@ Blue Note Tokyo
2nd Show
2025.3.23
ANDY TIMMONS BAND

6年ぶりの来日のアンディ・ティモンズを観てきた。
3日間6公演のファイナルショーだ。
アンディは、2016年も2019年も来日公演は
コットンクラブが会場だったのだけど、いずれも
1st show と 2nd show は、違う内容のライヴだった。
ファンには嬉しい、2つのショーの通し券があって、
別々に買うより安いセットで売られていて、
私は16年も19年も通しで2ショーを鑑賞した。
今回も同様に 1st show と 2nd show で
違うプログラムを組んでおり、通し券の発売も
あったのだけど、どうしようかと迷っているうちに
通し券は売れ切れてしまい、気が付いた時には、
2nd show しか売れ残っていなかった。
買えた席は、ステージの真横。
しかもアンディは、ステージ下手に立つのだけど、
私の席は上手側でやや遠い。
迷わずすぐにチケットを取れば良かったと後悔しても遅い。
でもライヴは、やはり観に行って良かったと思える満足度。
2nd show は、「Perfect World, Electric Truth,
Recovery and beyond!」というテーマだった。
『Plays Sgt. Pepper』、『Theme From A Perfect World』と
アンディ・ティモンズのソロ近作『Electric Truth』、
『Recovery』からの選曲ということで、"WInterland"、
"Love Greater Than Hate"、"On Your Way Sweet Soul"
などのほか、チャップリンの "Smile"、
クィーンの "Bohemian Rhapsody"、
日本語で歌う "Sukiyaki"(上を向いて歩こう)など。
『Plays Sgt. Pepper』からはやらなかったんじゃないかな。
ステージから降りなかったけど、
たぶんこれはアンコールだなというところまで入れて約70分。
アンディのギター・プレイは、メロディアスで 丁寧で
美しくてやっぱり好きだな。
ギターは、いつもの Ibanez。
英語が殆ど聞き取れないのだけど、
ジェフベックの話をしてから演った曲は、
ジェフ風のフレーズもあって、やっぱりそうだよね、
という感じでした。
[ MEMBERS ]
Andy Timmons (g,vo)
Mike Daane (b)
Rob Avsharian (ds)
@Cotton Club
2nd show
2025.3.21
妻のくしゃみ
妻は、くしゃみをする時「ハクション!」と言う。
いや、正確に言うと、言っているように聞こえる。
以前は、妻がくしゃみをしたあと、
「今、ハクションって言うたよね?」と訊くと
「言ってない」と否定していた。
本人には自覚がないようで、その度に
「言うてるで。はっきり聞こえるで」と返していた。
そのうち自覚が出来たのか、このやりとりが
めんどくさくなったのか知らないけれど、
「今、ハクションって言うたよね?」と訊くと
「言うた」と応えるようになった。
あるとき「くしゃみをする時、ハクションって
言わないようにしてごらん」というと、
文字にするのが難しいような「ブァッショ!」みたいな
不細工なくしゃみをした。
彼女は「ハクション」と言いながらくしゃみをする方が
容易に出来るようだ。
最近、妻は風邪をひいた。
数日前、隣の部屋にいる妻が大きな声(音?)で
「ハックション! ハックション! ハックション!」と
連続でくしゃみをした。
それが面白かったので、私は思わず声を出して
笑ってしまった。
笑い声を聞いた妻は、私のいる部屋まで
やってきて、こう言った。
「近づかんといて!」
どういうこと?
妻によると「風邪がうつるので近づかないで」という
意味だったらしい。
近づいてきたのはあなたなんですけど。
相変わらず、やつにはこういう不思議な言動が多い。
ところで、日本ではくしゃみの音は「ハクション」というが、
英語では何というのか気になったので調べてみた。
犬や鶏の鳴き声の違いは有名だが、「ハクション」は英語で、
「achoo! (アチュー)」「atishoo(アティソー)」などと言うらしい。
「ハクション」→「ハクチュン」→「アチュン」→「アチュー」
という感じかな。(どんな?)
今度は、妻に「アチュー!」って言いながらくしゃみをしてもらおう。
ちなみに「くしゃみ(名詞)」「くしゃみをする(動詞)」は
「sneeze(スニーズ)」。
2025.3.18
ALFREDO RODRIGUEZ TRIO

昨年9月にライヴを観たキューバのピアニスト、
アルフレッド・ロドリゲスが半年も開けずに
来日したので観に行ってきた。
当初は、昨年と同じメンバーで来日の予定だったが
ベースのヤエル・ヘルナンデスが来られなくなったようで、
代わりにスワエリ・ムバッペに来日。
紹介の時「フランス」と聞き取れたが、
フランス人なのかな。
スワエリ・ムバッペって、アフリカ人みたいな
名前だけれど。
ライヴは期待通り。
ラテンって 楽しくていいなぁ。
"Blueberry Fields” の途中のソロピアノも
素晴らしかった。
曲は、"Besame Mucho"、
"Guantanamera"、"Thriller" など。
"Guantanamera" では、客席大合唱。
簡単な歌詞の部分だけだけど、覚えている人が
多いことに驚いた。
というか、キューバ好きなら知っていて当然なのかもな。
"Thriller" は昨年も盛り上がったけど、強力だわ。
今日は、アルフレッド自ら、観客に立つよう
あおっていたよ。
アンコールでは "Fur Elise(エリーゼのために)"
などのメドレー。
アンコールを入れて70分弱だったので、
もう少し聴きたいなぁ。
[ MEMBERS ]
Alfredo Rodriguez(p)
Swaeli Mbappe(b)
Michael Olivera(ds)
@ Blue Note Tokyo
2nd show
余談。
"Guantanamera" は、いつどこで誰の
バージョンを聴いたのか分からないのだけれど、
ずい分前から知っているような感じのする曲。
調べてみると、1929年に初演された世界的に
有名なキューバの曲らしい。
1963年にピート・シーガーのカバーがヒットしたらしい。
ピート・シーガーといえば先日観たボブ・ディランの
映画『名もなき者』で、重要な存在として
登場していた。
演じていたのは、観終えるまでエドワード・ノートン
だと気付かなかった。
YouTube で探して、ピート・シーガ-のバージョンも
聞いてみたけど、白人のフォーク・シンガーが唄うそれは、
キューバン・ミュージックとはちょっと違う世界。
2025.3.18
Believe ビリーヴ~夢を生きぬいて
上田正樹 著

キー坊(上田正樹)は、大好きなシンガーの一人だ。
そのキー坊の 2002年に発行された著書
『ビリーヴ~夢を生きぬいて』を読んだ。
彼の生い立ちについては、何も知らなかったけれど、
平凡な家庭ではなく、ちょっと複雑な家庭で
育っており、なるほど BLUES な人なんだと思った。
日本ではあまり知られていないが、
インドネシアでは、レザというシンガーとの
デュエット曲が、15週間連続チャートの
トップになったこともある。
日本の商業音楽シーンとは一線を画した
活動をしているアーティストなんだ。
本の発行元は、第三文明社という創価学会の
関連企業であることからも分かる通り、
キー坊は、創価学会の信者だ。
ミュージシャンや芸能人には、信者は珍しくない。
若い頃は、宗教に抵抗のあったキー坊が
なぜ創価学会に入信したのか、
そういう経緯も全て書かれている。
私は、創価学会以外の宗教も含めて
信仰を持とうとは、思っていない。
子供の頃から、宗教に対する抵抗があった。
しかし、本を読んで気が付いたのは、
若いころほどネガティヴではないということだった。
信仰を得て、人生が良くなった人は、
それはそれで良いやないか、と思うのだ。
若い頃は、そういう他人事に対してさえも
否定的な感情があった。
その背景が何かは、また別の機会に触れるとして
ああ、年取ったんたなと思ったのでした。
「死ぬ間際には『僕のやってきた音楽は、最後には
僕というジャンルだった』と絶対に思えるように」
という記述があったけど、すでに「上田正樹」という
ジャンルになっていると私は思う。
例えば、レイ・チャールズやスティービー・ワンダーは
リズムアンドブルースやソウル・ミュージックと
いうより、彼ら自身がそのジャンルになっている
アーティストだと思う。
誰もがそれを目指したいだろうが、
自分の名前が、ジャンルと呼べるアーティストは、
そう多くはない。
キー坊は、日本人にあって、その域に達している
数少ないシンガーの一人だと思う。
彼の歌をライヴで聴くたびに、
もはや「唄っていない」とさえ思う。
来月は、半年ぶりにキー坊のライヴに行くよ。
★★★★☆
2025.3.17
どう見えているのかしら
新宿駅で山手線に乗った。
満員というほどではないけど、
立っている乗客も多く そこそこ混んでいた。
私が立った前には西洋人らしき外国人女性
(40代ぐらいかな)が座っていた。
私がその人の前に立ったとき、
彼女が顔を上げたので、目が合った。
彼女は、自分の座っている席を指差し、
ジェスチャーで
「座りますか? 席譲りましょうか?」と
聞いてきた。
私は、笑顔で断ったのだけど、
一体何歳に見えたのかなぁ。
電車内で席を譲られそうになったのは、
人生で初めてだわ。
あとでよくよく考えてみると、傘を持っていて、
それを床に突いていたので、
杖を突いているように(足が不自由な人のように)
見えたのかなとも思うねんけどね。
2025.3.16
Flamenco guitar - Jazz guitar
公開マスタークラス Day 2
講師:沖仁 & 小沼ようすけ
昨日に引き続き「Flamenco guitar - Jazz guitar
公開マスタークラス」に行ってきた。
今日のお題は昨日の続きで『黒いオルフェ』。
昨日も今日も「フラメンコにジャズを取り入れる」
というようなコンセプトを感じたが、
まあ、小沼さんが色んなネタを出してくること。
そして、現場で経験してきた話しがまた面白い。
やはりあのポジションにいるだけあって、
物凄い背景の奥深さを垣間見た。
沖さんは、やや控えめで謙虚な印象だけど、
フラメンコでやることは半端ない。
2人とも受講生からの質問にも丁寧に
応えていたのが、印象的だった。
ある受講生の質問に、正解があるかのようなものや
明らかにやり方ではない分野なのに
ハウトゥを尋ねるようなものがあった。
私の聞き方の問題かもしれないけど、
そんなことは、自分で考え、苦悩し、自ら発見するしか
ないだろうと思ったが、きっと私も若い頃なら
ああいう質問をしていたのかも知れない。
結局、マスターへの近道はなく、そのためには
練習と経験を重ねるしかないのだと思う。
こういう質問が出るのは、日本の学校教育の
マイナス面のように思うのは考え過ぎだろうか。
ライブの方は、1時間ほどだったけど、
沖&小沼デュオ、それぞれのソロ曲、
受講生を含んでのセッションと盛り沢山。
受講生4人は、今回の課題曲『スペイン』
『黒いオルフェ』にそれぞれふたりずつ参加。
受講生はたぶん20代30代だろう。
この中から次世代の名手が生まれると良いな。
今日は、講座とライブで2時間弱の
ランチ休憩を挟んで、5時間強。
2日間合計で約10時間ほど、
とても充実した、意義ある時間でした。
小沼さんのギター Abe Rivera と Henriksen のアンプ

昨日、書いた "Aranjuez" ギターのサイト。
Aranjuez con JIN OKI
2025.3.15
Flamenco guitar ⇄ Jazz guitar
公開マスタークラス
講師:沖仁 & 小沼ようすけ

一般社団法人 日本フラメンコ協会主催の
「新進フラメンコ芸術家等育成プロジェクト
Flamenco guitar ⇄ Jazz guitar
公開マスタークラス」に行ってきた。
会場は、多摩にある東京外国語大学の
プロメテウスホール。
講師は、フラメンコ・ギタリストの沖仁、
ジャズ・ギタリストの小沼ようすけ。
このふたりのライブには、何度も足を運んでいる。
たぶん小沼さんの方が回数は多いけど、
先日(2月8日)にもおふたりが共演する
”TRES Ⅳ” のライブを観た。
私は、その ”TRES Ⅳ” のライブで、
今日チラシを手にしたから来られたけれど、
おそらく、このイベントを知っていれば、
来場したかったアマチュア・ギタリストは、
たくさんいるだろうと思う。
主催は、日本フラメンコ協会で文化庁から
文化芸術振興費補助金の支援を受けての開催。
「次代を担い世界に通用する創造性豊かな
フラメンコ芸術家の育成を目的」ということで
簡単に言えば、ブロ・ミュージシャン育成の為の
補助金が出ているわけだ。
補助金のおかげで「集客にエネルギーを
使わないで済んだ」というようなお話しを
司会の方が言っていた。
なるほどそうかも知れないけれど、
もっと宣伝すればもっと多くの人が集まり、
日本のフラメンコの発展にも寄与したかも
しれないと思うと、なんとも悩ましい限りだ。
マスタークラスは、明日もあるのだけれど、
今日は2回休憩を挟んで、たっぷり5時間。
オーディションを通った履修生が5人。
彼らはギターを弾きながら受講する。
そして、私のような聴くだけというか
見学の聴講生が10人ほど。
内容は、チック・コリアの『SPAIN』と
スタンダードとも言える『黒いオルフェ』を題材に
フラメンコ・サイドからとジャズ・サイドからの
楽曲へのアプローチのレクチャー、模範演奏など。
私は、フラメンコの奏法には憧れたが、
これは一朝一夕にマスターできるテクニックでは
ないので、随分と前に諦めたのだけど、
やはり自分の演奏の中にあの技術があれば
もっと表現の幅が広がるのになぁと
思いながら聴いていた。
小沼さんのアドリブへのアプローチは、
沖さんも興味深々であれだけ弾ける人でも、
まだまだ学びたいし、ジャンルによって
アプローチが大きく違うのだなと思ったのでした。
とにかく、この内容で2,000円は安い!
5,000円でも良いと思ったよ。
明日は、朝から講座が2時間ほどで
休憩を挟んで、講師陣による特別ライブがある。
明日も講座は2000円で、ライブ鑑賞が 2000円!
会場に沖さん監修の Aranjues(アランフェス)の
フラメンコギターが2本置いてあって、
自由に弾いて良いとのことだった。

沖さんが「1本は20万円程で、1本は8万円程です。
音を聞いたら分かります」と言った。
(実際は税込22万円と9万9千円)
受講生のひとりがスタンドに置かれたままのギターを
開放弦のままボロロンと鳴らした。
すぐにどちらが22万円か分かった。
逆に言えば、違いがないようではあかんわな。
ボロロンと鳴らした彼は、22万円の方を持って、
講座に参加した。
聴講生もギターを持って来て良いと
予め案内があったのだけど、私は聞いているだけで
良いだろうと思いギターを持って行かなかった。
が、講義を聴いているうちに自分もギターを
弾いて確かめたくなった。
そんな時、沖さんがその安い方のギターを指差して
「良かったら弾いて下さいね」と言ったので、
ここぞとばかりにそのギターを手にした。
内心、これは若者の教育のための機会だから、
私のようなおじさんは遠慮した方がいいなと
思っていたのだけど、誰も手にせず
ギターが置いてあるのだから、弾かない手はないだろう。
クラシック・ギターや、ナイロン弦ギターと
呼ばれるものは何本も弾いた経験があるけど、
もしかしたらフラメンコ・ギターを弾くのは
初めてだったかも知れない。
見た目は似ているけど、微妙に違いがあるんだ。
休憩の時、件の受講生が22万円の方のギターを
置いたので、引き比べてみたところ、
私には安い方のギターがしっくりきた。
というか弾きやすかった。
音は確かに22万円の方が良かったんだけどね。
22万円の方は9万9千円のに比べて弦高が
高い上に、出荷後ネックが痩せたのかフレットが
出っ張っていて引っかかる感じだった。
22万円出してこれやったら、がっかりすると思う。
まあこれは個体差があるし、
調整すれば改善されることだけどね。
でも、なんだかその安い方のギターが好きになってしもたよ。
スタート前

小沼氏のギター2本

そういえば、小沼さんのギターアンプは、
”TRES Ⅳ” のライブの時、
「Henriksen の The Bud SIX」だったと
書いたのだけど、今日は「SIX」ではなく
大きい「TEN」だった。
もしかしたら、あの時も「SIX」だったかしら。
ところで、今日の題材だったチックの『Sapin』。
沖さんによると、スペインでは演奏されないらしい。
沖さんはスペインから帰国後、日本で
この曲をやろうと言われたけど、弾いたことが
なかったという。
確かにこの曲はフラメンコではない。
リズムは、ラテンっぽいし。
以前、この曲は「コンセプトがスペイン」だと
聞いたことがあるが、そう言われるとなぜか納得だ。
沖さんは「フラメンコの外の人がイメージする
スペイン」と言っていた。
なるほどな。
2025.3.14
腕 時 計
十数年 使っていたカシオの G-SHOCK 。

時計を合わす必要も電池交換の必要も
ないというソーラー電池の電波時計。
海外に行っても自動で時間を合わせられるし、
格好もよくてとても気に入っていたのだけど、
いよいよ寿命のようだった。
数か月前、時計は動いていて、電波も受信し、
デジタル表示の時刻は正確なのだけど
針が受信した時刻にならないで、
2分遅れたままであることに気付いた。
針も自動で合わせるメカニズムなので、
手動では動かすことができない。
これからも少しずつ針は遅れていくだろう。
修理に出そうと調べてみたら、部品の
保存期間を過ぎていて、修理することも
できないことが分かった。
現行品で同じデザインのものを探したけれど、
似ていても微妙に違っていて気に入らない。
仕方なく、実物を見ずにネットで
カシオの wave ceptor を買った。
カッコ良さそうなものを選んで。
しかし、届いたものは、どうにも安っぽくて気にいらない。
1万円もしないものだったので、思っていたものと
イメージが違ったんだ。
やはり、実物を見てから買おうと
それから、腕時計探しの旅が始まった。
店舗で見ても「これだ!」というものが見つからず、
買わずに帰ってきたことが数回。
それで、ネットでデザインの気にったものを
ピックアップし、店舗で実物を見に行ったのだけど
10個ぐらいピックアップして見ていると、
どれが欲しいのか分からなくなって、
結局買わずじまい。
ようやく、シチズンのカッコいいやつを見つけて、
それにしようかと思ったのだけど、
それは電波時計ではない上に、
実物があまりにも重たかったので断念した。
で迷った挙句、購入したものがこれ。

CB5874-90E
定価は60,500円だけど、ビックカメラにて
4万円台前半で購入。
前述の10年以上使ったという G-SHOCK が
2万5千前後だったような気がするので、
比べると ちょっと高い時計を買ったと思う。
腕時計を買おうと決めてから、
数か月かかったけど、とても気にっている。
もちろん、ソーラー電波。
前述の買わなかったシチズンのカッコいいやつは、
10万円以上していたので、
それを理由に迷っていると 一緒にいた妻が
「(欲しければ)買えばいいじゃない」
と背中を押した。
それで、ショーケースから出してもらってみたら、
結局 重たくて、その上、電波時計ではなかったので
やめたのだけど、その時、面白いことに気付いた。
ギターなら10万でも20万でも、もっと高くても平気で
買うのに、どうして腕時計にはこんなに けち臭いのか。
人生、ギターを触っている時間より、
腕時計をしている時間の方が断然長いのに。
何だか分からないけど、深層心理に高い時計を
買うことは、不要な贅沢のように刷り込まれて
いるかのようだ。
ギターなら、色んな理由を付けて買うくせに
我ながら面白いなあと思ったのでした。
まあ、結局、時計よりギターの方が好き、
というだけなのだけどね。
初めて持った腕時計は、高校入学のお祝いに
叔母に買ってもらった SEIKO だった。
もう47年も前だけど、叔母と一緒に買いに行って、
気に入ったのを選んだら、27,000円だった覚えがある。
今回の時計を買うまでの人生最高額の時計だ。
私は何も考えず無邪気に選んだけど、
当時の物価を考えれば、もしかしたら、
叔母には 予算オーバーだったかもな。
2025.3.13
獄中で聴いたイエスタデイ
瀧島祐介 著

1980年1月16日、ポール・マッカートニーは
成田空港で、大麻所持容疑で現行犯逮捕された。
本書は、警視庁の留置所でポールと偶然
居合わせた殺人罪で逮捕されていた極道、
瀧島祐介の手記だ。
瀧島が「ポール ! イエスタデイ、プリーズ ! 」と叫ぶと
なんとポールは、『イエスタデイ』を歌ったという。
周りの囚人達のアンコールに応えて、
ポールは4曲も唄ったのだという。
もちろんギターも何もないのでアカペラだ。
瀧島はその後、裁判で懲役15年の判決を受ける。
1995年に出所した時には、56歳になっていた。
その後、一時期はまた極道に戻ってしまうが、
やがて完全に足を洗いカタギになる。
自分が更生できたのは、あの時ポールと話し、
歌を聴いたからだと、ひと言ポールに会って
礼を言いたいと2013年の来日時に
ポールに会いに行く。
著者は殺人を犯すほどの筋金入りの極道。
私には極道の友人はおらず、知り得ない世界だが
その生き方は、なんとも形容がしがたく、
誤解を恐れずに書けば滑稽ですらある。
著者は、若い頃に両手の小指を自分で詰めたが、
それが、両手共に「そんなことで指詰めるの?」
という常人には考えられない理由なのだ。
そんなことで指詰めていたら、10本で足らんで、
と思う程度のことなんだ。
しかし、著者にとって当時は、それこそが
「筋を通す」ことだったんだな。
殺人の理由も「筋を通す」ためだ。
それだけ、筋を通すことができる人なら、
もっと違う生き方もあったんじゃないかと思うのだけど、
それは外野の意見で、戦後のドサクサの時代に、
著者のような環境で育ったら、極道として
生きるしか道がなかったのかも知れない。
そして、極道であったからこそ、
筋を通して生きられたのかも知れない。
著者は、1939年生まれなので
ご存命なら、86歳になられていると思う。
今は平安な暮らしをされていることを願ってやまない。
本書には、昭和の時代の暴力団と芸能界や
相撲界の繋がりなど、今ではアウトなことも
結構書かれていて興味深い。
本の表紙は、実際にポールが獄中で著者宛に書いたサイン。
2015年の出版だが、すでに絶版のようで、
私は状態の良い中古本を 3,250円で入手した。
現在、アマゾンでは 5,980円から27,000円。
メルカリでも28,690円で出品されている。
その値段で 買う人いるのかしら。
★★★★☆
2025.3.12
MIKE STERN BAND
featuring RICHARD BONA,
DENNIS CHAMBERS,
BOB FRANCESCHINI & LENI STERN

一昨年は9月、昨年は7月、そして
今年は3月と、コロナが明けて以来
1年も空けずに来日が続いている マイクスターン。
今年の来日メンバーは、昨年とほぼ同じだが
ベースがリンカーン・ゴーインズから
久しぶりのリチャード・ボナにチェンジしている。
今夜は、ブルーノート4日間8公演、
初日の 2nd ショーを観てきた。
マイクのライヴは、この20年ほどで 20回以上
観ているが、今日はその中でもかなり良かったと思う。
思うに、リチャード・ボナとデニス・チェンバースの
組合せがとても良い。
1曲目は、昨年と同じく奥方のレニを
フューチャーした曲。
『Wishing Well』におけるリチャードの
スキャットは、本当に美しい。
『KT』、『Tipatina's』では、デニ・チェンの
スリップ・ビートが炸裂。
信じられないプレイで一体どうやって
リズムを取っているのか全く分からない。
『Tnmble Home』では、ギター、サックス、
ベースによる高速リフのユニゾン。
アンコールは、ここのところ定番の
ジミ・ヘンの『Red House』。
マイクのロック魂が炸裂!
マイクは今年72歳になったし、
レ二は来月73歳になる。
レ二のギターは、時々微妙な気もするけれど、
こうやって夫婦でツアーを周れるのは、
幸せで素晴らしいことだろうなと思う。
[ MEMBERS ]
Mike Stern (g)
Richard Bona (b)
Dennis Chambers (ds)
Bob Franceschini (sax)
Leni Stern (g)
@Blue Note Tokyo
2nd show
カレーはスポーツだ! #85
宮崎和牛ゴロゴロカレー / レストラン コスモス(宮崎空港)
★★★▲☆
先日の宮崎旅行で最終日に空港内の
レストランで食べた宮崎和牛ゴロゴロカレー。
1650円(税込)。

確かにゴロゴロとお肉が入っていたよ。
ファミレスのようなお店だったし、場所がら、
子供さんでも食べられるようにか
辛さはあまり感じず。
ルーの味は言っては何だが平凡な感じ。
ちょっと残念。
2025.3.11
宮崎レポート 2
宮崎旅行2日目の夕食は、
宮崎市内にある完全予約制の洋食店
「iwanaga食堂」。
洋食屋というと、ハンバーグやフライなどを
イメージするが、ここは料理はコースのみ。
この日のメニューはこんな風。
・宮崎獲れ釣りサワラのフライ
・A5等級宮崎牛100%メンチカツ
・鹿児島県産六白黒豚の生姜焼き
・A5等級宮崎牛サーロインのブルーチーズを使ったカツサンド
・「蘇る大地の会」クレソンとフルーツのサラダ
・iwanaga食堂特製宮崎牛ホホ肉シチュー特製ドミグラスソースで
・宮崎牛のスパイスカレー
・シャーベット
すべて美味しかった。
結構ガッツリ量があったし、始めの2品が
揚げ物というのも驚いたけど、そんなに重たくなく
全部食べられた。
カウンター席だったのでご主人とも女将さんとも
話が出来た。
とにかくもの凄く食材にもこだわっていて、
月に一度は、旅行をして食べ歩きしているらしく、
日本全国の美味しい店をたくさん教えてもらったよ。
写真は、カツサンド、フルーツのサラダ、牛ホホ肉シチュー。

2人前


3日目は、宮崎を南へ日南を目指した。
地層が傾いた状態で隆起した「鬼の洗濯岩」は
青島だけかと思っていたら、8キロにわたって
海岸線に見られるようだ。

宮崎には、何度も訪れているけど、
「サンメッセ日南」には初めて行った。
もともと牧場だったところに村おこしと
平和祈願で 1996年にオープンしたようだ。
目玉は、イースター島のアフ・アキビのモアイ像
7体の完全復刻の像。
なぜ、宮崎にモアイ像? という疑問は、
オフィシャルサイトの「奇跡のヒストリー」を
お読みお読みいただきたい。




とても良い所だったので、今度は
もう少し暖かい時期に行ってみたいな。
真夏はイヤやけど。
旅に出ると8割以上の確立で雨に遭う私。
今回の度もお約束、初日に通り雨が降ったけど
3日目にはご覧の通りの晴天でした。
2025.3.9
宮崎レポート 1
先日2泊3日で宮崎に行ってきた。
目的は、叔母夫婦に会うこと。
1日目に叔母夫婦と昼食をし、
それから叔母の家に行き、
久しぶりにゆっくりと話した。
昼食は、宮崎市内の「うなぎ海雲」にて
宮崎牛ステーキと国産うなぎ蒲焼重。

肉厚のうなぎとステーキが乗っているお重。
うなぎとステーキ、ありそうでなかったな。
ボリュームもあって これは、お値打ち。
2日目は、日向(ひゅうが)へ。
大御(おおみ)神社のすぐそばの海岸沿いの
洞窟内に鵜戸(うど)神社がある。
洞窟の奥に小さなお社があり、その前に立って、
来た道(海側)を振り返ると、
左右の岩の間に「天に昇る龍」が見える。

本当に龍っぽく見えるポイントは僅かなので
そこに立って見ないと何のことか分からないほど。
龍神信仰の創始は、5000年前に遡ると
考えられているらしい。

上の写真は「クルスの海」。
写真では分かりにくいのだけど、波の浸食で
十文字(クルス)に見えるんだな。
なぜ「クロス(cross)」と言わずに「クルス」と
言うのか分からないけど。
その十文字の隣に小さな岩場があって
それを「口」に見立てると「+」と合わせて
「叶」という字になることから、ここで祈りを
捧げると「願いが叶う」とされ、ここは
「願いが叶うクルスの海」ということになっている。
ちと苦しいな。
そのクルスの海を見に行ったときに
もの凄く不思議な雲を見た。

なんだか気持ち悪い生き物みたいだった。


2025.3.8
名もなき者
A COMPLETE UNKNOWN

1961年、無名だったボブ・ディランは、
ミネソタからニューヨークに出る。
そして、フォーク・シンガーとして
時代の寵児となる。
本作は、ディランがニューヨークに着いた
ところから始まる。
ディランは、入院中のウディ・ガスリーに会いに
行くが、偶然、そこにはウディの友人である
ピート・シーガーもいた。
その出会いをきっかけにディランは、売れていく。
映画は、1965年のニューポート・フォーク・
フェスティバルで、エレキギターを持ち観客の
大ブーイングを浴びるまでの物語。
ボブ・ディランを演じるのは、ティモシー・シャラメ。
5年かけて歌、ギター、ハープ(ハーモニカ)を
トレーニングしたという記述も読んだが、
アカデミー賞主演男優賞ノミネートも納得の演技。
ピート・シーガーを演じるのは、エドワード・ノートン。
確かにエドワード・ノートンなのだけど、
エンドロールのクレジットを読むまで気付けなかった。
すっかり歳を取ったんだな。
エドワード・ノートンというと、私には
『真実の行方』や『アメリカン・ヒストリーX』、
『25時』のイメージが強すぎる。
ジョーン・バエズ役には、モニカ・バルバロ、
ジョニー・キャッシュ役にボイド・ホルブルック、
ふたりとも雰囲気があって良かった。
ボブの恋人シルヴィ役にはエル・ファニング。
監督は、ジェームズ・マンゴールド。
『フォードvsフェラーリ』の監督だ。
時代が60年代前半ということで、
キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争、
公民権運動など、歴史的背景を知っている方が、
より理解が深まると思うが、さほど詳しくない
私のような浅い知識でも十分付いて行けた。
映画で描かれていることが全て事実だとは
思わないが、エレキギターを持って登場した
ディランに非難があったというのは有名な話。
フォークギター一本の弾き語りこそが
フォーク・ソングだと思われていて時代に
エレキギターを持ちこんだボブ。
今では、演奏形態ではもうジャンルを決められないし、
そんな聴衆も少ないだろう。
きっと、ディランがやったことは一種の革命で
その後のロックやポップ・ミュージックに
大きな影響を与えたのだろうと思う。
私のような特別、ディランのファンでない者でも
『Blowin' in The Wind(風に吹かれて)』は
もちろん知っているが、どちらかというと
ザ・バンドの『I Shall Be Released』、
エリック・クラプトンの『Knockin’ on Heaven’s Door』、
ダイアナ・クラールの『Wallflower』などのように
カバーで知った曲も多い。
140分はあっという間で、良かったのだけど、
ディランがエレキギターを持つに至る心境の
変化みたいな部分をもう少し丁寧に
描いて欲しかったと思う。
勝手なイメージを持たれ、期待に応えなきゃ
いけないことに嫌気がさしていたのは、
十分 分かったけどね。
そして映画を観て、ノーベル文学賞の授賞式に
欠席したことは改めて、さもありなんと思ったのでした。
IMAXで鑑賞(2500円)。
★★★★☆
2024年製作/140分/G/アメリカ
原題:A Complete Unknown
劇場公開日:2025年2月28日
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