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BOOK
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2026.6.26
大ゴッホ展
夜のカフェテラス

上野の森美術館で開催中の
「大ゴッホ展」に行ってきた。
本展は、オランダのクレラー・ミュラー美術館
所蔵の作品の展示で、今年から来年にかけて
2回に分けて開催される。
今年(第1期)は、初期のオランダ時代から
パリ時代を経て、南仏アルルでの傑作
『夜のカフェテラス』までの ゴッホの油彩画と
素描約60点や、同時代の印象派の画家に
よる作品が展示されている。
以前にもオランダ時代の作品は、いくつか
観たことがあったが、暗く重い作風で、
あまり良いとは思えなかった。
時代に沿って観ていくと、オランダからパリに移り、
作風が明るくなり、後々のゴッホの気配が
感じられるようになる。
そして、アルルに移り、一気に開花した感じだ。
そういう風に観ると、あの暗く重いオランダ時代も
ゴッホの一部として、肯定的に捉えることも
可能になるんだな。
『夜のカフェテラス』は、1888年9月に
アルルで描かれた作品。
約20年ぶりの来日ということで、写真や
印刷で何度も観たことのある有名な絵画だけど、
本物を直に観るのは初めて。
これが予想を遥かに超えて素晴らしかった。
この作品だけは、観るのに十数分、行列に
並ばなければならず、ほんの10秒程度しか
絵の前にいられなかったが、私のゴッホ体験の中でも
『アイリス』『ローヌ川の星月夜』に続くインパクトだった。
黒がない、夜の風景。
鮮やかな黄色。
ゴッホ自身が、妹あての手紙に
「夜を現場で描くのはとてつもなく楽しい」と
記しており、その幸福感が絵の中に今も
生きているのかも知れないと思った。
そういえば『ローヌ川の星月夜』も同じく
1888年9月にアルルで描かれている。

実物の写真
あんなに暗い絵を描いていた人が、
色んな画家や浮世絵から刺激を受け、
こんな風に花開くものなのか。
しかし、そこに至るには多くの素描と
習作の積み重ねがあってのことなんだな。
あまりに良かったので、ミュージアム・ショップで
小さな複製画パネルを購入したよ。
それにしても、混んでいたね。
前売り券を買っていたので良かったけれど、
朝9時半の時点で、当日入場券は
14時からのものだった。
10時前には、当日券は売り切れていたよ。
平日なのにスゴイ人気。

当日券を求める行列 朝9:30頃
アイ・ワズ・ア・ストレンジャー
I Was a Stranger

シリアの内戦から逃れるために
命がけで国境を越える母娘。
軍の横暴なやり方に疑問を持つ兵士。
トルコからギリシャへ向けて
難民をボートに乗せ、荒稼ぎする男。
そのボートででギリシャに
密航しようとする家族。
嵐の海で、命がけで難民を救うギリシャの
沿岸警備隊の船長。
5つの家族の人生が交差する物語。
戦争の狂気は容赦を知らない。
そして自然も。
2011年から2024年までのシリア内戦で
1400万人が国外避難余儀なくされたという
現実をもとに描いた群像ドラマ。
「日本は終わりだ」などという人もいるようだが、
不安定な地域は、世界にまだまだある。
日本は本当に天国のようだと思う。
と同時に、中東の不安定さの現実は、
私たちには本当の意味では、分かり得ないのだ思う。
上映前は、寝不足もあって眠くなりそうな
気がしていたけど、映画が始まったらとんでもない。
最初から、戦場の病院、爆撃、生き埋めと
異常な緊張感の連続で一気に眠気なんて吹っ飛んだ。
有史以来、世界で争いのなかった日は、
一日たりともない。
それぐらい人類は、争うことが好きなのか。
または学ばないのか。バカなのか。
争いが耐えないというのは、
「人間は変わらない」という確たる証拠だろう。
登場人物は、紛争に翻弄されながらも、
必死に生きようとする。
愛する家族を守ろうとする。
避難民の弱みにつけ込み、荒稼ぎする男は、
救命胴衣を人数分揃えず、ボートが無事に
ギリシャに着こうが着くまいが
「儲けは同じだ」と悪びれずに言う。
しかし、男には金が必要な訳がある。
いとも簡単に命を奪う戦争という狂気と、
自分の命を懸けてでも人を救おうとする
ヒューマニズムが、ごちゃ混ぜに存在する世界。
戦争の狂気は容赦なく、
誰もが無力に思えた。
観終えた瞬間は、救いがなく、
どうすることも出来ず、
世界は絶望的に思えた。
ふと先日、韓国の哲学者アン・クァンボク先生の
講演で聴いた言葉を思い出した。
30数年、高校で哲学の教師を務めてこられた
先生は、こう言われた。
「私には、世界は変えられない。
人間は変わらない。
でも、少しでも良くするためにできることはある」
敵であっても命を救おうとする医師。
自分の良心に従って、軍を裏切る兵士。
救命胴衣を自分より幼い子供に譲る少女。
海に落ちた子どもを救おうと飛び込む兵士。
嵐の海で、命を懸けて難民を救おうとする船長。
そして、清掃員として働く元医師。
彼らには、戦争は止められない。
救えない命もある。
でも、そんな中で少しでも世界を良くするために
できることはある。
私はその中に希望を見たい。
★★★★★
2024年製作/104分/G/アメリカ・ヨルダン・パレスチナ合作
原題:I Was a Stranger
劇場公開日:2026年6月19日
2026.6.25
浜田真理子
『極上』発売記念コンサート
SHIBUYA CLUB QUATTRO 38th ANNIVERSARY
“Our Chef’s Choice”

先月、浜田真理子さんの著書『胸の小箱』を
12年ぶりに読み返した いきさつは、ここに書いた。
その浜田さんのライヴに3年ぶりに行ってきた。
渋谷のクラブクアトロの「38th アニバーサリー」という
冠が付いているが(38th とは中途半端な…)、
「浜田真理子初プロデュース『極上』リリース
ツアー」の初日でもある。
ツアーは 今日の東京に始まり、広島、松江、
大阪、名古屋、那覇、宮古島を周る。
『極上』というのは、浜田さんの8年ぶり、
8作目のオリジナルアルバムのタイトル。
ご本人プロデュースというのは、初めてだったようだ。
アルバムタイトルであると同時にレコーディングメンバー、
今回のライブツアーのバンド名でもある。
ピアノ&ボーカルに、アコーディオン、サックス、
チェロいうユニークな編成に、ゲストとして
パーカッションが加わるが、このパーカッション
(江川ゲンタさん)もほぼメンバーのようであった。
アルバムは 7月22日発売らしいが、
会場で先行販売していたので、買ってきた。
昨年夏から、クラウドファンディングではなく
寄付を募り 録音資金を集めたという。
CD 付属のブックレットには、寄付した人の
名前が連ねられている。
私も寄付を集めているのを知っていたら、
いくらか送ったのになぁ。
やっぱり、メジャーレーベルではないので、
CD 製作も大変なんだな。
でも、厚手の紙ジャケットで、とても良いものに
なっている。

ジャケットのイラストは、マツオヒロミ氏。
偶然書店で見つけた個展のチラシに惹かれて
思い切ってメールを送ってみたら、なんと、
浜田さんと同じ松江の出身で、同じ母校の
後輩で、浜田さんの音楽も聴いていて、
「いつか浜田さんのアルバムジャケットを
やってみたかった」と言われたらしい。
スゴイ偶然と縁だなぁ。
そんなことあるねんなぁ。
さて、ライブの方は、レコ発ということで、
アルバム収録曲 全曲(10曲)を演奏。
アンコールは『わたしたちのうた』。
休憩を挟んで 90分強と短めのライブだったが、
とても良かった。
MC も結構聴けたし。
ご本人は自分の音楽のジャンルというか
呼び名を困っておられるようで、
「Jポップ?」と笑いながら、言われていた。
浜田さんの音楽は、昭和歌謡だったり、
シャンソンだったり、ジャズだったり、
ロックだったり、ラテンだったり、
ミクスチャーなのだけど、結果「浜田真理子」という
ジャンルに仕上がっているように思う。
この名前がジャンルというのは、それだけ個性的だ
ということでもあるし、唯一無二ということだ。
CD の帯には「どこにでもありそうで
今はどこにもない大人の音楽」と書かれている。
確かに。
アコーディオン(檜山学)の威力は絶大で、
フレイズや雰囲気で、タンゴっぽくなったり、
シャンソンっぽくなったり、ジプシージャズっぽく
なったりする。
チェロ(橋本歩)という選択も絶妙で、
コントラバスのようにベースも担当できるし、
ソロもイケる。
ストリングスが1本入るだけで、音楽が
グッと豊かになる。
サックス(池村マリノ)は、テナーとソプラノ。
いずれも とても柔らかい音色。
そして、コーラスも。
宮古島出身だという彼女のトークも面白かった。
(彼女は、2023年に観た浜田さんのライブで
「Miuni」という沖縄県宮古島の民謡をベースに
演奏する4人グループで、1部でゲストとして出演し、
2部で数曲、浜田さんのライブに参加していた。)
パーカッションの江川ゲンタさんは、
ベテランのミュージシャンで、現在は宮古島在住。
ライヴハウスをされながら、ミュージシャンも
続けておられる。
全体的に音数が少なく、本当に必要最小限の
音だけを出している感じ。
私がギターで参加したら、我慢できずに
もっと音を出してしまうだろうと思った。
でも、要らんねんな、そんな音。
「引き算の美学」やねんな。
ニューアルバム収録の曲は、10曲中8曲が
浜田さんの曲だが、メロディと歌詞のそこここに
浜田節が散りばめられている。
そのメロディや歌詞も浜田真理子を唯一無二の
存在にしているのだと思う。
出演:極上
浜田真理子(p.vo)
檜山学(acc.)
橋本歩(vc.)
池村マリノ(sax.)
Special Guest:江川ゲンタ(per.)
@ 渋谷クラブクアトロ
[ 参考サイト ]
浜田真理子ニューアルバム「極上」情報
2026.6.24
コロア ココナッツラム
KOLOA
NATURAL COCONUT FRAVORED HAWAIIAN RUM
ラム酒はサトウキビを原料にしたスピリッツで
カリブ海に浮かぶ西インド諸島のどこかが
発祥と考えられている。
日本では、キューバ産(Havana Club)、
ジャマイカ産(Myers's)、
プエルトリコ産(Bacardi)などが有名だろう。
数年前に沖縄産のラムがあることを知り、
取り寄せて飲んでみたこともあった。
先日、友人のハワイ土産にハワイのラムをもらった。
ハワイもカリブ海同様に暖かい気候なので、
ラム酒を作っていてもおかしくないのだけど、
ハワイ産のラムなんて、考えたことがなかった。
19世紀にカウアイ島で始まった、
KOLOA RUM(コロア・ラム)という会社のもので、
通常のホワイトラム、ダークラムの他、
ココナッツやカカオ、コーヒー、スパイスなどの
フレーバーのものも作っている。
お土産にもらったラムがココナッツ・フレーバー
だったのだけど、ココナッツの風味と甘みが
効いていてとても美味しく、
すぐに1本(375ml)を空けてしまったよ。
(糖分がどれくらいかちょっと気になるけど。)


日本では、あまり知られていないと思うのだけど、
宣伝次第では、売れるんじゃないかと思った。
調べてみると、日本でも入手できるが、
円安のせいもあるのか、750ml のボトルが
6,500円から7,000円ぐらいしている。
これは、もう高級ラムだわ。
[ ラム 関連エントリー ]
2022.9.14 グレイス・ラム
2022.10.5 風のマジム 原田マハ 著
2025.12.4 風のマジム(映画)
2025.12.13 グレイス・ラム CORCOR (コルコル )・赤ラベル
2026.6.23
MODERN LOVE
モダンラブ

アマゾン・プライム・ビデオで観ることが
できるドラマ『モダンラブ』。
「シーズン1」は、8つのエピソードで
でき上がっている。
一話が 30分というのは、とても観易く、
3日間で8つとも観てしまったよ。
ニューヨーク・タイムズのコラムに基づく
ストーリーということなので、実話が
ベースのものもあるのかも知れない。
エピソードによって、その「愛」の形は、
赤の他人同士、失われた恋愛、
友情、夫婦、出逢い、親子、同性愛、
養子縁組、老境の愛、と様々。
観進めていくうちに、異人種間の恋愛が
多いことに気付いた。
もちろん世界にそういうカップルがいることは
知っているが、製作側はそんなに人種のことを
気にしなければいけないのかと、逆になんだか
わざとらしく不自然に感じ、微妙な心持ちになった。
しかし、最終話「エピソード8」は、
そういうことが吹っ飛ぶほど素晴らしい作品だった。
どのエピソードも 秀逸で、観終えたとき、
なんとも心が温まるようなストーリーなのだが、
「エピソード8」を 観終えたときは、涙し、
「世界はなんて素晴らしいんだ!」とまで
思ってしまったよ(単純)。
もしかしたら、異人種間の恋愛が多いことも
その素晴らしさの表現だったのかも、とさえ思った。
俳優さん達も良い。
(デーヴ・パテール、アン・ハサウェイ、エド・シーラン
なども出演している。)
観られる方は、「エピソード1」から観る必要は
ないのだけど、「エピソード8」だけは、他の7つを
観てからでないと、観てはいけません。
★★★★★
『モダンラブ』は「シーズン2」のほか「東京」版や
「アムステルダム」版などもあるので観てみようと思う。
2026.6.19
ぬ か 漬 け
子供の頃、おばちゃんが駅前の屋台で
漬物を売っていた。
おばちゃんと言っても親戚でも知り合いでもない。
そのおばちゃんの漬物は、現在 スーパーなどで
売られている工場で作られたパックの漬物ではなく、
自家製だったのだと思う。
樽ごと持ってきて売っていたような気もする。
お客さんは「大根ときゅうり、ちょうだい」なんて感じ。
母は、そのおばちゃんの漬物が一番おいしいと
言って、よく買ってきていた。
漬物は好きなのだけど、最近、口にするものを
気にするようになって、パッケージの裏側を
見ることが増えた。
パックで売っている漬物は、添加物が多く、
どうかすると、漬物風に味付けしただけでは
ないかと思ってしまう。
加工肉も添加物が多く、身体に良くないのは、
よく耳にすることだが、だんだん気持ち悪くなってきて
今はハムもソーセージも無添加のものを使っている。
少々 高いけど 美味しいし、何より安心だ。
普段、家では気を付けている分、
外食の時は、気にせずに食べることにしているけどね。
で、漬物も気になり出していたら、
無印良品の「発酵ぬかどこ」なるものの存在を知った。
これは、毎日のかき混ぜがいらないぬかどこで
あらかじめ発酵させているので、買ってきてすぐ
そのまま野菜を漬けられるという。
ぬか漬けなんて、毎日ぬかどこの管理が大変で
うまく行かないだろうと思っていたし、そもそも
自分で漬けることに興味がなかった。
でも、これは週1回程度かき混ぜれば良いだけらしい。
で、試しに買ってみた。
ぬかどこ1キロで、税込 890円。


思っていたよりやや大きい。
横幅が28センチ程度。
気になる添加物も入っていない。
まずは、きゅうりを漬けてみよう。
このぬかどこで ぬか漬けにチャレンジした人も多く、
ネットには 体験談が結構上がっているので、
参考にしながら。


チャックを閉めて、このパッケージのまま
冷蔵庫で漬ける。

説明書きには、きゅうりは 12~18時間と
書いてあるけど、最初は塩分が多いとの
記述も読んだので、10時間で取り出すつもりが、
寝過ごして 12時間漬けてしまった。
記念すべき、人生、初ぬか漬け。

ぬかどこから取り出して、切ってすぐに食べたときは
ちょっと塩辛いような気がしたけど、
食事の時にご飯と一緒に食べたら、それほどでも
なかったが、妻はもう少し浅くても良いと言う。
ぬか漬けは、腸内環境にも良いらしい。
菌の種類が多く「乳酸菌、酪酸菌、酵母菌など
12種類から 30種類の善玉菌を摂取できる」
との記事も読んだ。
これから、色々試してみようと思う。
ゆでたまごも美味しいとどこかで読んだ。
プチトマトもやってみよう。
このぬかどこ、袋がチャックになっていて、
便利と言えば便利だが、チャック部分に
ぬかが付くときっちり閉まらず、ぬかどこの
傷みの原因にもなる。
袋が深いのもやや使いづらいし、
水分が溜まるとキッチンペーパーで
吸い取るという手間もある。
と思っていたら「ぬかどこボックス」というものが
売られているのを発見した。
水分が多くなると自然に水が切れる構造で
中々良さそう。
ちょうどぬかどこ1キロ用。
レビューを見るとすこぶるよろしい。
メーカー価格が税込 4,950円で、ちょっと高めだが、
送料込みで 3,770円で売っているのを発見したので、
早速注文したよ。

(写真はメーカーのサイトのものを拝借)
退職後、自炊することが大幅に増えた。
もともと料理は嫌いではない。
ただ、ギターや写真同様、基本がなっておらず
自己流であれこれやってしまうので、
出来不出来が激しいけど。
まあ食えないほどの失敗は今のところないし、
妻は「おいしい」と言って食べてくれるので
良しとしよう。
2026.6.19
幸せの答え合わせ
Hope Gap

公開がコロナの真っただ中だったため、
全くノーマークだった作品。
原題の「Hope Gap」は舞台となる
イギリス南部 ドーバー海峡の西側にある
シ―フォードという町の巨大な崖のある
美しい入り江のことだ。
本作は、熟年夫婦の破綻を描いた作品。
邦題は「幸せの答え合わせ」だが、原題は
作品中何度も出てくるその入り江「Hope Gap」。
と同時に、「Hope Gap」をそのまま訳すと
「希望の隔たり」「希望の落差」ということになり
まさに映画のテーマでもある。
以下、少しネタバレ。
29年連れ添った夫婦。
妻は、夫に言いたい放題で、しまいには
手を上げる始末。
夫は、ずっと我慢して、我慢して、
自分がダメな夫だと責め続けてきた。
そんな夫に新しい女性が現れる。
当初、その女性は登場しないので、
私はそんな女性は実在せず、
夫が妻から逃れるための口実なのではないかと
思っていたが、いやいや、ホンマにいたんです。
で、その夫婦の間に挟まれるのが息子。
私が彼の立場なら、あんなに母親に
優しくできないわ。
「そんな風やから、オトンが出ていくんや!」
って、キレてしまいそうな場面が何度もあった。
私は優しくないと思ったわ。
でも、妻も夫も 悪くないんだよね。
自分らしく生きていたら、歯車が
噛み合わなかっただけで。
違う人となら、うまく行ったのかも知れない、
とも思う。
自分の両親は、離婚してないけど
ちょっと重なる部分もあった。
幸い、私の結婚はお気楽なので、良かったけど。
と、思っているのは私だけだったりして……。
熟年夫婦、夫にビル・ナイ、妻にアネット・ベニング、
息子にはジョシュ・オコナー。
ビルとアネットは9歳差だが、ちょっと
ビルの方が年老いて見えるのは仕方ないか。
「Seaford」「Hope Gap」は本当に
美しく、フォトジェニック。
イギリスには行ってみたいと思わないけれど、
あと何度か人生があるなら、こういう所にも
住んでみたいなと思った。
★★★★☆
2018年製作/100分/G/イギリス
原題:Hope Gap
劇場公開日:2021年6月4日
Amazon Prime Video で鑑賞(レンタル)
2026.6.17
VERONICA SWIFT
ヴェロニカ・スウィフト

ヴェロニカ・スウィフト(1994年生まれ)は
両親共にミュージシャンで、9歳の時に
父親のバンドをバックに歌うアルバムで
デビューした米国のシンガーだ。
幼い頃から天才ジャズ・シンガーと呼ばれたが、
ジャズがバックグラウンドにありながらも
本人は、フレディー・マーキュリーや
ジャニス・ジョプリンを愛する。
アルバム『Veronica Swift』(2023年)では、
Queen の曲のカヴァー(2曲)も唄っており、
このアルバムでは、もうジャズだとか
ロックだとか、ジャンルは関係ない。
昨日、そんなヴェロニカのライヴを観てきた。
ピアノは大林武司さん。
来月、ヨタム・シルバースタイン (gt) との
デュオを観に行こうと思っていた矢先だったので、
余計に興味が湧いた。
大林さんは、ニューヨークを拠点に活動する
ジャズ・ピアニストだ。
さて、ヴェロニカ・スウィフトのライヴ。
期待を上回る素晴らしいライヴだった。
1曲目のスキャットのアドリブで、ぶっ飛んだ。
フレディー・マーキュリーが好きということを
読んでいたせいか、時々、フレディがちらついた。
曲名が分からないのだけど、分かるものは
『Chega De Saudade』、
ベースとのデュオで
『You’d Be Nice to Come Home To』、
「フェイバリットは、Led Zeppelin」だと言って
『Going To California』。
フレディー・マーキュリーとちゃうんかい!
これは、ちょっと『Maiden Voyage』
(Herbie Hancock)を思わせるアレンジ。
バンドも素晴らしかったが、歌が強烈。
彼女は、ジャズ・シンガーであり、
ゴスペル・シンガーであり、
ロック・シンガーであり、
ミュージカル・シンガーであり、
カントリー・シンガ―のようだった。
『Sing』という曲では、観客に両手を上げて
ゆったり左右に振るアレをするよう促した。
私は普段そういうのやらない質なのだけど
昨日は自然に手を挙げた。
ヴェロニカが「隣の人と手をつないで」と
言ったようで、隣の席の見知らぬおばちゃん
(欧米人)が手をつないできた。
で、曲中、知らないおばちゃんと手をつないで
一緒に手を揺らすという、不思議な体験でした。
ご本人は YouTube で見るより、実物の方がキュート。
一昨年の来日では、Cotton Club のみの
出演だったようで、 Blue Note Tokyo は、
昨年、クリス・ボッティのバンドでゲストとして
出演しているが、自分名義では今回がデビュー。
スキャットが強烈だった1曲目は、近日リリースされる
アルバム『Home』のタイトル曲だったようだ。
次回の来日も観に行きたい。
[ MEMBERS ]
Veronica Swift (vo)
大林武司 (pf)
Shin Sakaino (b)
Charles Goold (ds)
@ Blue Note Tokyo
2nd show
2026.6.16
韓国・ソウルへ行ってきた
其の参
先月の韓国旅行のことで、韓国料理についても
書いておきたい。
ほとんど写真がないのだけど。
初日の夕食。
江南(カンナム)の「サムユクガ本店」。
肉は店員さんが焼いてくれて、ハサミで
切ってくれる。
今まで食べたサムギョプサルの中で
一番美味しかった。
初めて大久保で食べたサムギョプサルが
脂っこくて、それ以来 積極的に食べたいとは
思わなかったのだけど、ここはおかわりしたよ。
ちょっと高めの牛肉も食べたのだけど、
それよりとにかくサムギョプサル。
タレも独特で美味かった。
2日目のランチ。
通訳の方の推薦の「セリコムタン」。

麺かと思っていたらおかゆ。
ネギではなく、韓国ではミナリというセリ。
立派なキムチと長い辛くないししとう(?)。


店名が読めないけれど、写真はあった。

2日目の夕食。
延禧洞(ヨンヒドン or ヨニドン)の 「スビン」。
住宅街にある、地元の人たちが通うというレストラン。
韓国ドラマや映画で見たことのあるような
たくさんの種類の料理が出た。
数えてないけど、とにかくテーブルに置けないほど。
カンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)が
美味しかったけど、ちょっと塩辛かったかな。
3日目のランチ。
3日目のランチは、妻の仕事がらみで
韓国の方々との会食。
梨泰院(イテウォン)の「L'atelier(ラトリエ)」
というイタリアン・レストラン。
ピザ、パスタ、だけではなく、ハンバーグや
エビフライのトッピングされたオムライスなど。
日本で食べるイタリアンとは、ちょい違う感じ。
ハンバーグが美味しかった。
3日目の夕食。
夜も妻の仕事がらみで韓国の方々との会食。
イテウォンにある家庭料理店「フェナム食堂」。
ここで、韓国式のお酒の飲み方を教えてもらった。
コップにチャミスル(焼酎)を4分の1ほど入れ、
ビールを注ぎ、スプーンでコップの底をカンカン叩き
泡を立て飲む。
この「スプーンでコップの底を叩く」という行為が
韓国的だなぁと思ったのでした。
4日目のランチ。
益善洞(イクソンドン)という、細い路地に
お店がいっぱい立ち並ぶ観光地で。
お店がたくさんありすぎて、どこにするか迷った。
写真を撮らなかったので、お店の名前も
(韓国料理だったけど)何を食べたかも失念。
イクソンドンでは、今回滞在中で
観光客(欧米人)を一番多く多く見かけた。
4日目の夕食は、フライト前に金浦(キンポ)空港で。
あんまり食べる店がなく残念だった。
仁川(インチョン)空港だとグルメが充実してるようだけど。
さて、食べるということは、排出も伴うわけで、
韓国のトイレ事情についても書いておきたい。
ホテルの部屋はもちろん問題ないのだけれど、
まず困ったのは、街中でトイレに入ると、
表示が全てハングルのところがあり、
何が書いてあるか全く分からなかったこと。
スマホをかざせば、翻訳することも可能のだけど、
スマホをカバンに入れて、壁にかけていると、
お尻を拭く前には中々動きづらいこともある。
下水の設備のことか、トイレットペーパーの
ことか分からないが、まだまだ、使用した
トイレットペーパーを便器に流してはいけない
トイレが多いということは 聞いていたので、
万一、流してトイレが詰まってはいけないしね。
英語や日本語でハッキリと「流さないで」と
書いてあったトイレもあった。
それにしても(私だけかもしれないが)
日本人の感覚からすると、ウンチのついた
紙をゴミ箱に捨てるという行為は中々
抵抗があるものだね。
2026.6.14
Michael/マイケル

マイケル・ジャクソンの人生を描いた
伝記映画『Michael/マイケル』を観てきた。
(公式な日本における表記が
『Michael/マイケル』のようなのだが、
なんだか変な感じだね。)
マイケルを演じるのは、ジャファー・ジャクソン
マイケルの実の甥ということで 血縁はあるのだが、
公式サイトにある「彼(マイケル)の遺伝子を
継ぐ」という表現は、ちょっと言い過ぎちゃうか。
同じ遺伝子は持ってるんやろうけど、
継いでる遺伝子は、マイケルの両親の遺伝子やろ。
そんなことはさておき。
製作には「ボヘミアン・ラプソディ」のグレアム・キング。
監督はアントワーン・フークア。
この監督の作品は初めてだ。
「どうせ観るなら IMAX で」と思ったけれど
予約したのが遅かったため、IMAX の上映は
ほとんどチケットが売れていて残りわずかだった。
ろくな席がなっかたので、通常の上映で観た。
すでに続編の製作の準備が始まっている、
との情報も出まわっている通り、なんだか
前編だけを観たような印象だ。
本作では、1969年(10歳)から
1988年のロンドン公演(Bad World Tour)
までを描いている。
その期間であれば、『ベン』のヒットや
ポール・マッカートニーとのデュオ『セイ・セイ・セイ』、
そして『ウィ・アー・ザ・ワールド』のエピソードも
入れて欲しかったと思うけど、やはり2時間に
まとめるのには無理があったのだろう。
とはいえ、十分に見応えのある映画で、
ジャファーが本物のマイケルに見えてしまうような
瞬間も数回あった。
あそこまで上りつめた人なので、その「光」と
ともに「ダークサイド」も深くい大きい。
それは、もう子供時代に始まっていた。
父親ジョセフのコントロール、暴力だ。
ジョセフのことは、ろくでもない父親に
描かれているが、本作の製作には
ジャクソン家も関わっているようなので、
あんな風だったんだろう。
自身がペプシ CM 撮影中の事故で火傷を負った
補償金を全額、子供のための病院に寄付するあたり、
マイケルは、とてもピュアで優しい人だったんだと思う。
ピュアであるがゆえに10歳でスターになり、
孤独だったんじゃないかと思った。
やりたくなかったジャクソンズのスタジアムツアー参加に
同意したのは、そういう慈善のためだったのかも知れない。
また映画の中では、彼が鼻を整形すること
(子供の頃、父親に「でか鼻」となじられている)、
「尋常性白斑」(肌が白くなってしまう病気)で
あったことにも触れられている。
私は、若い頃その病気のことを知らずに、
肌が白くなっていくマイケルを見て、彼が白人に
なりたがっているのかと思っていた。
おまけに鼻が尖がっていく様子は、
なんだかなぁ……という感じだった。 鼻の最初の手術は(映画では描かれていないけど)
1979年にステージの床に鼻をぶつけ骨折したことに
始まるらしく、その後数回手術を行っている。
続編では、性的虐待疑惑や裁判が描かれるだろうか。
「マイケルが過去に行なった和解の一つに、
映画作品などで同件に触れることを禁じる項目が
ある」との記述も読んだ。
しかし、彼の生涯を描くなら、
そのことに触れないわけにはいかないだろう。
幼少期のマイケルを演じるのは、
ジュリアーノ・クルー・バルディという少年。
毒父親を演じるのは、コールマン・ドミンゴ。
歌唱に関しては、明らかにジュリアーノや
ジャファーが唄っている、と分かるシーンもあれば、
マイケルのように聞こえる部分もあったけれど、
エンドロールでは、マイケル・ジャクソンとなっていた。
どうも、幼少期も成人後も本人の歌唱と
役者の歌唱を上手くミックスしていたようだ。
(関連記事)
マイケルが子供の頃のシーンで、
家にラトーヤ(姉)はいたけれど、
ジャネット(妹・8歳下)は出てこなかった。
ストーリーにあんまり関係ないからかな。
続編も観たいね。
★★★★☆
2026年製作/127分/G/アメリカ
原題:Michael
劇場公開日:2026年6月12日
6月12日に全国390劇場で公開初日を迎え、
動員19万7,826人、興行収入3億1,756万3,940円を
記録したという。
さらに全世界興行収入は9億1,190万ドルを突破。
これは、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)の世界興収
(約9億1100万ドル)を上回り、音楽伝記映画とし
て歴代 No.1 の記録を更新したとのこと。
プラダを着た悪魔 2
The Devil Wears Prada

本日の2本目もアメリカ映画。
『プラダを着た悪魔』(2006年)の
20年ぶりとなる続編。
『プラダを着た悪魔』は確か劇場ではなく
DVD を借りて観たような気がするが確かではない。
ストーリーはほとんど覚えていなかったけど
ファッション雑誌のカリスマ(鬼)編集長ミランダ
(メリル・ストリープ)の横暴ぶりが、
自分なら絶対にこんな人と仕事できない、
と思ったことだけは覚えていた。
続編ということで、ジャーナリストになった
アンディ(アン・ハサウェイ)は、20年ぶりに
ミランダと「ランウェイ」で働くことになる。
で、色々起きるわけだな、これが。
本作の見どころは、やっぱりメリル・ストリープ、
76歳(6月22日で 77歳 / 劇中では 75歳の役)。
なんとカッコよいことか。
姿勢や立ち振る舞いはもちろん、
ミランダとしての、頭のキレ、勘の鋭さも
仕事へのコミットも素晴らしい。
上司にしたいとは絶対思わないけど。
そもそも ファッション業界で働ける服を
持っていないけどね。(そういう問題か?)
アン・ハサウェイは、可愛いらしい女優から
すっかり大人の女性になっておりました。
ちなみに メリル・ストリープとミランダのモデルに
なった『Vogue』のカリスマ編集長アナ・ウィンターは
親戚(血縁関係)だと最近分かったことらしい。
ふたりの先祖の調査をしたところ「5代前にとっての
曽祖父母が同じ人物である」らしい。
「5代前にとっての曽祖父母」って、
8代前の先祖って意味かな。よう分からん。
いずれにせよ、かなり遠い親戚ですが。
監督は、『31年目の夫婦げんか』、
『素晴らしきかな、人生』などのデヴィッド・フランケル。
出演は メリル・ストリープとアン・ハサウェイの他、
1作目と同じく スタンリー・トゥッチ、
エミリー・ブラント など。
以下、ネタバレ。
カメオ出演で、レディ・ガガ が登場し、
ファッション・ショーで唄うのには驚いた。
そのほか、名前を見ても私には分からない、
デザイナー、モデルなどがたくさん出演している。
★★★★▲
2026年製作/119分/G/アメリカ
原題:The Devil Wears Prada 2
劇場公開日:2026年5月1日
[ 関連記事 ]
メリル・ストリープ、アナ・ウィンターと親戚だった
【ネタバレ】『プラダを着た悪魔2』超豪華カメオ陣をおさらい
[ 関連動画 ](ショートドラマ)
『プラダを着た悪魔2』のミランダ・プリーストリーと
アナ・ウィンターが同じエレベーターに乗ったら?
2026.6.14
生きるぼくら
原田マハ 著

先日読み終えた『リボルバー』に続いて
原田マハさんの小説『生きるぼくら』を読んだ。
7月に長野の東山魁夷館に行く予定がある。
一昨年、御射鹿池(みしゃかいけ)に訪れ、
東山魁夷の作品を観たくなって、東山魁夷館に
行ったのだけど、残念ながら御射鹿池を
有名にした『緑響く』は展示されていなかった。
でも、見ごたえのある展覧会だった。
『生きるぼくら』の表紙は東山魁夷の
『緑響く』なので、良く調べもせず、東山魁夷の
話しだと思って読み始めたら、全く違った。
御射鹿池は登場するけどね。
主人公は、ひきこもりの24歳の青年。
彼がひきこもりから脱していく物語なのだけど、
そこに大きく関わるのが、米作りと祖母。
「生きるぼくら」の「生きる力」の物語。
ちょっとベタですが、泣きます。
おにぎり食べたくなります。
映画にしても良いと思う。
★★★★▲
御射鹿池

東山魁夷館のコレクションは、数カ月ごとに
入れ替えられるのだけど、今年の第1期
(5/14―7/27)には『緑響く』が
展示されているので、今度は実物に会えます。
緑響く

一昨年、御射鹿池(みしゃかいけ)に
行ったのは、妻がこの小説を読んで、
「どうしても行きたい」と思ったらしく、
長野での仕事に合わせて行くことにした。
『リボルバー』のオルセー美術館や
オーヴェル・シュル・オワーズもそうだったけど、
実際に行ったことがある場所が小説に
登場すると、風景が目に浮かぶので
とてもリアルに感じられ、臨場感が増すね。
2026.6.13
THIS IS IT

現在、公開中の映画『Michael』を
観る前に予習として『THIS IS IT』を観た。
2009年、ツアー「THIS IS IT」の開催を
発表したマイケル・ジャクソン。
同年4月から6月までリハーサルを
重ねたが、公演開始1か月前の 6月25日、
マイケルは50歳で急逝した。
『THIS IS IT』は、そのリハーサルの様子を
編集した映画で、2009年に公開された。
特別マイケルのファンという訳でもない私でも、
劇場で鑑賞して、マイケルのショーに懸ける
妥協なき姿勢に感動した覚えがある。
2000年代に入ってからのマイケルは、
多くのスキャンダルで、音楽活動も
思うようではなかったのだろう。
そんな状況からの「THIS IS IT」ツアー。
カムバックであり、自身最後のツアーと
位置付けていたようだ。
50歳になり、本人も限界を感じていたのだろうか。
ファンによると『THIS IS IT』で見られる
マイケルのダンスは(リハーサルということも
あるかもしれないけれど)「かつてのキレがない」
という感想も読んだ。
劇場で観た際のエントリーを読むと、
かなり興奮し、感動した感じがあるが、
16年ぶりに観てみるとそれほどではなかった。
いや、もちろんマイケルの凄さは、
分かるのだけど。
あの時は、やはり劇場の大スクリーンで
観たからだろうか。
★★★★☆
2009年製作/111分/G/アメリカ
原題:This Is It
劇場公開日:2009年10月28日
Amazon Prime Video で鑑賞
[ 関連エントリー ]
2009.11.9 THIS IS IT
2026.6.13
HbA1c が 下がった!
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の
正常値は 5・7% 未満で、6・5% 以上は
医学的には糖尿病だそうだ。
この5年ほど、私の HbA1c は、6・0 を
超えており、一昨年ついに 6・5 を超えた。
それでも、特に治療もせず、食事にも大して
注意を払っていなかったが、4月から
真面目に取り組むことにした。
これ以上 悪くなって治療が必要になると、
食事の制限も厳しくなるし、「糖尿病網膜症」の
リスクも上がるからね。
YouTube を調べていると、糖尿病予防の
情報が山ほど出てくる。
まずは食べる順番。
いきなり白米や食パンを食べてはいけない。
野菜や肉・肴(たんぱく質)から先に食べることで
血糖値の急上昇を防ぐことができる。
食事の前に豆乳にリンゴ酢を混ぜたものを
飲んだり、整腸のためのサプリ(繊維質の
含まれているもの)を飲んだりしている。
これも血糖値の急上昇を防ぐためだ。
でも、結構忘れてしまうこともあるねんけど。
白米と玄米を混ぜて炊くことにした。
白米より玄米の方が糖の吸収が ゆるやかなんだ。
料理に砂糖を使うのをやめて「マービー」
(還元麦芽糖)という低カロリーの甘味料にした。
甘いものは、本当に食べたい時以外、
極力食べないことにした。(めったにない)
もともと清涼飲料水はほとんど飲まなかったけど、
ポカリスエットのようなもの、微糖の缶コーヒー、
野菜ジュースなど糖分の入っている飲み物は
一切飲まないことにした。
もう何年もビールは、ほとんど飲まないくなって
いたけど、ビールと日本酒は飲まないことにした。
本当はワインもやめた方が良いのだけど、
とりあえずは、良いことに。
そんなこんなの工夫を1ヵ月ほど続けたら、
HbA1c が、なんと 6・6 から 6・0 に下がった。
2026/04/03 6・6
↓
2026/05/18 6・0
成果が表れて嬉しい。
もっと頑張ろうという気になるね。
5・7% 未満を目指そう。
血中脂質も改善されている。
LDL コレステロールが大体140 から 160 ぐらい
だったのが、120 前後まで下がってきている。
(正常値は、119以下。)
これは、食生活だけではなく、ジョギングも
大いに関係していると思う。
生活習慣病とは、良く言ったもので、
ホンマに生活習慣で改善できるんやな。
最近、ちょっと健康オタク気味です。
2026.6.12
ホワイトタイガー
ナチス極秘戦車・宿命の砲火

ロシアの作った第二次世界大戦の
映画はもしかしたら初めて観たかも知れない。
戦争末期、神出鬼没のドイツ軍の戦車
「ホワイトタイガー」にソ連軍は、悩まされていた。
そのホワイトタイガーに撃たれ、全身に
火傷を負った戦車兵が奇跡的に回復するが
彼は自分の名前も分からない記憶喪失。
ナイジョノフと名付けられた彼には、
戦車の声を聞く、という特別な能力が
備わっていた。
ソ連軍は、特別な戦車を作り、ナイジョノフに
ホワイトタイガー撃破の任務を与える。
ソ連の戦車マニアにはたまらないのかも
知れないけど、微妙な映画だった。
ホワイトタイガーは、アナコンダやアリゲーター、
はたまたジョーズのように突然現れる。
そして、乗組員は映らない。
まるでホワイトタイガー自身が生き物の
ように描かれている。
見方を変えると、ホワイトタイガーも
ナイジョノフも戦争が生んだ亡霊のようにも思える。
結局、「ホワイトタイガー」には中途半端な
打撃を加えただけにとどまるのだが、
唐突にドイツの無条件降伏の署名シーンになり
戦争は終わる。
そして、脈略なく、ヒトラーの独白が始まる。
「あの陰気で不機嫌な国(ロシア)は、
ヨーロッパではない。
野蛮な怪物だ。
戦争はなくならない。
戦争は自然。
戦争は生命そのもの。
戦争は原点。」
うーむ、これは意味深だな。
しかもロシア製作の映画が言わせている。
★★★☆☆
2012年製作/104分/G/ロシア
原題:Belyy tigr
劇場公開日:2014年1月18日
Amazon Prime Video で鑑賞
2026.6.10
5年ぶりの内視鏡検査
昨日、5年ぶりに胃と大腸の内視鏡検査を受けた。
前回は、2021年3月。
きっかけは忘れていたけれど、当時のエントリーを
読むと、胃の調子が良くないので、調べておこうと
思い立ち、ついでに大腸も検査したのだった。
その検査では、大腸にポリープが2つ見つかり、
その場で切除した。
検査の結果、幸い良性のもので問題はなかったが、
ポリープはまたできるだろうし、それらが
いつ悪性に化けるか分からないので、
1年後にまた検査するようにと、医者に言われた。
一昨年10月、姉が大腸癌で死んだ。
前年の春に癌が見つかった時には、
ステージ4で手術もできない状況だった。
また内視鏡検査を検査を受けなきゃと
思いながら、5年も経ってしまった。
その間に姉が逝ってしまったわけだ。
しかも大腸癌で。
ちなみに日本人の癌の罹患数トップは大腸癌。
前回は、自宅から1時間かけて横浜の
クリニック迄行き、検査を受けた。
当日は下剤を飲んでいるので、移動中に
危ない目にあったこともあり、今回は
自宅から歩いて5分のクリニックで、
検査を受けることにした。
大腸検査のためには、大腸を空っぽに
しておく必要があるので、前日から準備が始まる。
前回は、朝からの検査だったため、
夜中に何度もトイレに通った記憶がある。
そんなことも忘れていたのだけど、なぜか
今回は15時からの検査を予約していた。
一昨日21時ごろに「センノシド」(下剤)を2錠飲んだ。
「センノシド」はたぶん、バリウム検査をしたあとに
バリウムを排出するために何度か飲んだことのある
下剤だと思う。
その経験では、大体 服用から4~5時間程度で
便意を催し、数回に分けてバリウム排便された。
しかし、今回は服用から12時間、朝9時になっても
全く便意がなかった。
ちょっと心配。
朝、10時ごろから洗腸剤を飲み始めた。
「モビプレップ」という粉を2リットルの
水に溶かして2時間ほどかけて飲むのだ。
「モビプレップ」を溶かした水は、腸で吸収されないので
そのまま大腸へ行き、腸の中の便を
水の力で押し出すという訳だ。
モビプレップをコップ2杯飲んだら、
水をコップ1杯飲む。
それを2時間ほど繰り返す。
前夜に飲んだ下剤は効いていないが、
そのうち便意を催すだろうと思って飲み始めた。
飲み始めて1時間、段々お腹が張って来たものの
中々便意を催さない。
すでにモビプレップと水を合わせて1・5リットルを飲んだ。
ちょっと心配になってきたが、
そうこうしているうちにようやく来ました。
それからは、数回トイレに往復しながら
2時間半ほどでモビプレップを飲み終えた。
その頃には、お尻から出てくるのはほぼ透明な水である。
これで、胃も腸も空っぽになったわけで、
当然お腹がペコペコだが、検査が終わるまでは
何も食べてはいけない。
そして、まだ水の便が残っている可能性があるので、
油断はできない状況だ。
家を出るころには、一応全部出たかな、という
感触になっていた。
検査は、15時からの予約だったが、
少し早めに着いて、準備を済まし、
検査台の横になったときには、15時前だった。
予約の際に「その日(私が希望した6月9日)は、
女医が担当ですが、構いませんか?」と訊かれた。
その質問をするということは、女医さんにお尻の穴を
見られることに抵抗がある男性がいるということだろう。
むしろ喜ぶ男性もいるかも知れないが、
それはそれで別の問題をはらんでいる可能性がある。
私は、別に男性でも女性でも構わないと思って
そのまま予約した。
検査台に横になって準備を進めていると、
女医さんが現れた。
マスクをしているので顔ははっきりとは分からないが
まだ若そう(30歳代?)で美人っぽい。
勝手におばちゃんの女医さんを予想していた私は、
急にちょっと恥ずかしさが込み上げてきた。
口から紙コップで少量の液体を飲み
鼻から何か薬品を入れられ、腕に点滴を繋がれた。
それぞれ説明があったが、何と言っているか
はっきりとは聞き取れず。
点滴だけ「これなんですか?」と聞いたら
「麻酔と痛み止めです」とのこと。
先生が「眠くなりますが、個人差があります」と
言ったのは覚えているが、その後の記憶はない。
かすかな意識の中で、お尻で何かされていると
感じたら、それがすっと消えた。
意識がはっきりした時には全てが終わっていた。
それからもしばらく(たぶん数十分)は、
麻酔が効いているので横になったまま
ウトウトしていた。
気分が悪くなることはなかった。
5年前の方が、検査の後フラフラだった
ような気がする。
着替えてから、先生に結果を聞いた。
胃の方は、特に問題はなかったが、胃びらん
(赤くなった状態)が認められたので、
検査のために組織を採ったとのこと。
大腸の方は、ポリープが2つ見つかったので
切除したとのこと。
これは5年前と同じだ。
ポリープは、5年間でこの2つしかできなかったと
いうことだろうか。
それにしては小さいので、できては自然に消えを
繰り返しているのかな。
写真をもらったが、胃も腸も壁面は、
きれいなピンク色をしていた。
全てが終わって時計を見ると4時半ごろだったので、
全部で 90分程度要したことになる。
胃の組織と大腸のポリープの検査の結果は
2週間後に判る。
これで、何も問題がなければ、またしばらくは安心。
胃と大腸に関してだけだけどね。
検査費用は、手術(ポリープ切除)も含めて
健康保険があるので、31,900円。
(総診療費用は 106,320円)
保険外費用(着替えかな?)が 1,000円で
総支払額は、32,900円でした。
2026.6.9
韓国・ソウルへ行ってきた
其の弐
ソウルに行ったのは2度目だった。
初めて行ったのは、1985年12月。
41年も前や。
アメリカに行くのに旅費の安い大韓航空を
選んだため、行きも帰りもソウルで
トランスファーだった。
往路は待ち時間が少なく、空港から
出ることはなかったのだけど、復路は
確か10時間ぐらい待ち時間があった。
それで大韓航空が用意してくれた無料の
ソウル市内のバスツアーに参加したんだ。
5~6時間だったと思うけど、
食事まで付いていて感激した覚えがある。
その時のソウルは、ハングル文字を除けば
一昔前の日本のようだった。
ちょうど3年後のソウル・オリンピックに向けて
あちこちが工事中で活気があった。
メインのスタジアムの見学もあった。
驚いたのは、その時点でオリンピックまで
まだ3年もあるのに、スタジアムが完成していたこと。
日本ならギリギリまで工事しているような
イメージだったから。
日本では見ることのない、銃を持った兵士を
何人も街中で見かけたのも印象に残った。
今回の旅は、特にソウルに観光に行きたかった
わけではなく、妻の仕事がらみだった。
それもあって、特にソウルのことを事前に
調べることもなく自由時間もホテルの近所を
歩いてみる以外、時間を持て余すような
感じになってしまった。
それでも、せっかくだからどこかに行こうと思った。
特に行きたい場所があったわけでもなかったが
思いついたのが、2022年のハロウィンで
転倒事故のあった「イテウォン」だった。
確か繁華街だったと思ったので、
行ってみることにした。
タクシーで行っても良かったが、
せっかくなので、地下鉄に乗ってみた。
券売機には「日本語」表示があったおかげで
「イテウォン」まで難なく買うことができた。
しかし困ったのは、駅構内のハングルで書かれた
案内(駅名)が読めないこと。
行きたい駅に行くのにどっちのホームから乗れば
よいのか分かるまで、構内で5分以上調べたよ。
漢字かアルファベットで表記されていれば、
まだ良いのだけど、ハングルだと全くお手上げ。
事前にスマホに入れて行った韓国の地下鉄の
アプリ「Subway」の路線図では
駅名が漢字とハングル。
地図アプリ「NEVERマップ」の駅名は、
カタカナとハングル。
グーグルマップを開けると、ハングルだけか
ハングルとアルファベット。
漢字とカタカナとアルファベットとハングルと
4種類の表記が入り乱れるのです。
厄介なのは漢字で書いてあっても、
日本語読みとは違う駅名だし。
梨泰院(イテウォン)駅には、カタカナ表記も
あったけど、全ての駅にあるわけではない。
そして日本人には「梨泰院」は「イテウォン」とは
読めないよね。
おまけにアルファベット「Itaewon」を読むと
「イタエウォン」になってしまう。
梨泰院駅のサイン

乗り換えた薬水(ヤクス)駅のホーム

イテウォンは、土曜日だったので、もっと人が
いるかと思ったけれど、意外に少なかった。
あとで聞いた話によると、東京の六本木の
ような街らしく、夜の方が賑わいはあるようだが、
あの事故以来、韓国ではハロウィンに
大勢人が集まったり、お祭り騒ぎするような
ことはなくなったらしい。
行きは「高速ターミナル駅」から乗って
「ヤクス駅」で乗換えて「イテウォン駅」に着いた。
帰りは、ホテルの最寄り駅「江南(カンナム)」に
帰ろうとしたら、券売機が訳の分からないことを
訊いてくる。
よく分からないまま適当に買った。
「新沙(シンサ)駅」で乗換えだったのけど、
どうも乗るべき線が地下鉄ではなく、別の鉄道
だったようで、乗換えができないどころか、
駅から出られなくなってしまった。
自動改札しかなく、駅員がいないので
どうしてよいか分からない。
飛び越えて出るしかないかと思うけど、
防犯カメラに映っているので、警察に追われても
困る。(そんなことないと思うけど。)
結局、車椅子用の改札の「HELP」ボタンを押してみたら、
開いたので、外に出ることができた。
たぶん、東京で言えば、東京メトロから都営地下鉄に
乗り換えるような感じだったのだと思うけど、
乗換えにいくつかオプションがあったようで、
券売機はそれを訊いてきたんだと思う。
イテウォンではなかったけど、コーヒーを飲もうと
カフェに入ったところ、券売機がハングルで、
全く読めなかった。
あきらめて出ようとしたら、スマホで
「お手伝いしましょうか」と日本語を
表記して声をかけてくれた若い女性が現れた。
その人に助らfれて、無事コーヒーを買うことが
できたのだけど、シンサ駅で困っていた時も、
日本語で声をかけてきた(たぶん)韓国人に会った。
日本語が話せるぐらいだから、親日家なのだろうけど、
外国で困っている時に声をかけてもらえるのは、
本当に有難いことだ。
(その時は彼女も解決策を持っていなかったけど)
日本で困っている外国人を見たら、助けて
上げようと思う。
でも、言葉の壁が……。
韓国にも進出しているココイチ。

カツカレーが、13,100ウォン(約1,350円)だった。
食べてないけど。
スーパーで見つけたバカでかい豆腐。

3kg で5,900ウォン(600円ぐらい)。安!
右側に並んでいるのが、800 g 2,750ウォン
(290円ぐらい)なので日本よりちょい安いか。
スタバは、たくさんあったけど意外と空いていた。
通訳の方が教えてくれたし、その後日本のニュースにも
なっていたのでご存じの方も多いと思うが、
私たちが韓国に行く数日前(5月18日)に、
スターバックスコリアがやらかしちまったせいで、
韓国では不買運動が起きていたんだ。
そういえば、スタバにいた客は韓国人ではない
外国人ばかりだったような気がする。
スタバが何をしたかは、ググればすぐ出てくるので、
詳しいことは書かないけど。
その後、6月1日からスタバカードの残額を
無条件に払い戻すという異例の対応をしているようだ。
ということで、今回も街の印象は、
文字を観なければ日本のどこか、という
印象だったけど、似て非なる国を体験したのでした。
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