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 つつみしんやのひとりごと 
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過去ログ
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不思議な妻

告白と笑える話
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Photo Report  
07
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11 12 13 14
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LIVE&MUSIC
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MOVIE&PLAY
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ESSAY
07 08 09
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Camera & Photo
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6  7  8  9  10

写真展 1 2 3 4

BOOK 1 2

ENGLISH 1 2

Shop & Restaurant

1  2
  3

音楽活動とギター
07-13 14-15 
16
17 18 19

落語  13-14  15
16 17 18 19

イタリア旅行 '14
フィリピン旅行 '14
キューバ/メキシコ'18

その他  1 2 3

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2019.6.16

なんて日だ!

昨日のこと。

朝から雨だった。
雨の中、30分待ったけど、タクシーが来なかった。

「下丸子駅」に行くつもりだったのに降りた駅は、
「新丸子駅」だった。
電車で戻るのが面倒になり、改札口を出てみたが、
タクシー乗り場はなかった。

数百メートル先に大通りが見えたので、
雨の中をそこまで歩き、数分待っていたが、
タクシーは1台も走って来なかった。
(結局、駅まで戻り電車で行くことに。)

帰宅後、ペットボトルの水をこぼし
ズボンも床もびしょ濡れになった。

なんて日だ!




4周年

昨日は、妻たちの社団法人の
設立4周年記念行事があり、
毎度のことながら、写真撮影に行ってきた。

設立時から、毎年この時期の周年イベントには
参加しているが、今では社団法人一つにとどまらず、
いくつかの部門が NPO や 株式会社 として
独立したりして、確実に大きくなっていっている。

もはや「妻(たち)の」というのも憚られるほど、
「皆の」志と夢となっていると思ったのでした。




和田明 & 布川俊樹
Blue Journey レコ発ライブ


7月29日発売の 和田明 & 布川俊樹 の
1st アルバム『Blue Jurney』
先日、発売より一足先に入手したのだが、
ゴキゲンなアルバムだ。
そのレコ発ライヴの第一弾に行ってきた。
会場は下丸子の「ラミノア」。
(それで間違って新丸子に行ってしまったのだ。)

アルバム全曲とアルバムに収録されていない
ジャズ・スタンダード数曲。
アルバム同様、ゲストでオルガンの
西川直人さんが参加。
ジャズあり、ポップスあり、ビートルズあり、
ストーンズありと多彩にグル―ヴィに
楽しいライヴだった。
布川さんのブルージィなギターが刺激的!


[ MEMBERS ]
布川俊樹(gt)
和田明(vo, gt)
西川直人(Hammond org)

@ラミノア (下丸子)







2019.6.14

TEDESCHI TRUCKS BAND
テデスキ・トラックス・バンド


2016年4月以来3年ぶり5度目の来日の
テデスキ・トラックス・バンド。
2010年(フジロックフェスティバル出演)は、
観ていないが、それ以降、2012年、2014年、
2016年の公演は、欠かさずに観ている。
前回は東京公演が武道館で一夜限りだったが、
今回は、東京ドームシティホールで
3日連続の公演が組まれており、
私は今日(初日)と明後日(最終日)を観に行く!

前回から メンバーの変更があった。
なにしろ、大所帯のバンドだ。
メンバーチェンジも当然だろう。
ベーシストのティム・ルフェーヴルに代わり、
ブランドン・ブーンが加入。
キーボード/フルートのコフィ・バーブリジュは、
残念ながら今年2月に病気で
死んでしもたらしい。
代わってゲイブ・ディクソンが参加。

毎度のことながら、見渡したところ
観客の9割が男、おっさん。
定刻19時を5分ほど過ぎて、
メンバーが登場。
演奏する前にアリーナ席は総立ち。
デレクのギターは、SG、
スーザンは、チェリーサンバーストの
レスポールで、今夜もミニスカートだ。
そのほか、スーザンはテレキャス2本、
ストラト1本を使用。
デレクは、1曲で見慣れぬギターを使ったが、
その曲途中でSGに戻した。
弦が切れたか何かのトラブルか、
そこだけ特別なチューニングだったかのかな。

今日は、音響も良く、凄く聴きやすかった。
曲は題名を覚えていないのだけど、
分かる範囲で2月リリースのニューアルバム
『Signs』から、"Signs, High Times"、
"Shame" のほか "Part Of Me"、
大好きな "Midnight In Harlem"、
"Don't Know What It Means"、
コフィに捧げる(と言ったと思う)と言って
スーザンの好きな Willie Nelson の
"Somebody Pick Up My Pieces"。
アンコールにゲストと紹介されて
ドン・ウォズ(B)が登場。
で、曲は The Allman Brothers Band の
"Statesboro Blues" !
オジサンたち大喜びです!
そして、最後に "Made Up Mind"。
アンコールまで入れて 120分弱。

それにしても、相変らず
デレクのプレイの素晴らしいこと。
一音一音の凄まじい説得力。
そして、スーザンもギターソロ増えたんちゃうかな。
デレクとずっとステージに立ってたら、
スーザンも鍛えられるよな。
歌う妻と横(後ろ)でギターを弾く旦那と
言えば、タック&パティのタック・アンドレス、
竹内まりやと山下達郎、
今井美樹と布袋寅泰などが浮かぶが、
デレクとスーザンは、
間違いなく世界一のギタリスト夫婦だ。

あえて、苦言を呈するなら、
デレク横向き過ぎ。
ずっとスーザンの方を向いて演奏していた。
ステージ下手側のお客さんは、
ほとんどデレクの背中を見ていたことでしょう。
もうちょっとお客さんに
サービス精神を持っても良いのにと
思うねんけど、デレクは全くそういうの
気にしてないのかもな。



[ MEMBERS ](たぶん)
Derek Trucks(G)
Susan Tedeschi(G & Vo)
Gabe Dixon(Key)
Tyler Greenwell(Dr & Per)
J.J. Johnson(Dr & Per)
Brandon Boone(B)
Mike Mattison(Harmony Vo)
Mark Rivers(Harmony Vo)
Alecia Chakour(Harmony Vo)
Kebbi Williams(Sax)
Elizabeth Lea(Tb)
Ephraim Owen(Tp)

@ TOKYO DOME CITY HALL




[ 来日公演日程 ]
6月11日 大阪/あましんアルカイックホール
6月12日 名古屋/ZEPP NAGOYA
6月14日 東京/TOKYO DOME CITY HALL
6月15日 東京/TOKYO DOME CITY HALL
6月16日 東京/TOKYO DOME CITY HALL

[ 関連エントリー ]
2016.4.1 TEDESCHI TRUCKS BAND
2014.2.11 TEDESCHI TRUCKS BAND その2
2014.2.6 TEDESCHI TRUCKS BAND
2013.2.3 神業 DEREK TRUCKS
2012.2.8 TEDESCHI TRUCKS BAND


早速セットリストがアップされていた。
[ SETLIST ] setlist.fm より
1. Signs, High Times
2. Do I Look Worried
3. Don't Know What It Means
4. The Letter (The Box Tops cover)
5. Down in the Flood (Bob Dylan cover)
6. Somebody Pick Up My Pieces (Willie Nelson cover)
7. High & Mighty
8. Part of Me
9. Shame
10. Midnight in Harlem
11. I Pity the Fool (Bobby “Blue” Bland cover)
12. I Want More
Encore:
13. Statesboro Blues
  (Blind Willie McTell cover) (with Don Was)
14. Made Up Mind





2019.6.13

う ぬ ぼ れ

出来ることならやった方がいいと
分かっているのにやれていないとか、
やりたいと思っているのに
やれていないことに対し、
悶々とすることはないだろうか。
それが「うぬぼれ」だとは
この年になるまで知らなかった。

ちょっと前のことだが、
A さんが、やりたいのにやれていないこと
(やった方が良いと思っているけど、
やれていないこと)で、悩んでいた。
私は、その気持ちはよく分かるし、
やれていなくても、「やりたい」
「やった方が良い」と思っている方が、
「やろうと思わない」よりは、
ましだと思っていた。

そんな A さんに向かって、
人生の先輩である B さんは
「うぬぼれだ」と言った。

出来もしない、やれもしないことを
いっぱいできない理由(言い訳)を
並べているだけだと。
その理由さえなければ、さも、
やれるかのような振りをしているが、
とんでもない食わせ者だと。

うぬぼれ・・・。
う~ん、耳が痛いな。
自分のことに置き換えてみると、
確かになんのかんのと理由を付けているが、
実は出来やしないんだ。
出来ないと認めたくないので、
誰かのせい、環境のせいにしている。
出来もしないのに「ホントは出来るんだ」
なんて、確かにうぬぼれている。

そんなことを思ってたら、こんな言葉を見つけたよ。

俺は、絶対落ち込まないのよ。
落ち込む人っていうのは、
自分のこと過大評価しすぎやねん。
過大評価しているから、
うまくいかなくて落ち込むのよ。
人間なんて、今日できたこと、
やったことがすべてやねん。
by 明石家さんま


なるほど、全くその通り。
さすがはさんま。





2019.6.12

沖仁 con アルベルト・ロペス

ちょっと久しぶりの 沖 仁。
いつ以来かなと見てみると、
2016年5月20日、 渡辺香津美の
ギター生活45周年祭

ゲスト出演したのを観た以来。
ライヴとしては、2016年1月23日の
「沖仁 con 渡辺香津美
」以来3年半ぶりだ。

今日は、スペイン若手ギタリスト、
アルベルト・ロペスとのデュオ。
アルベルトを聴くのは初めてだった。
見た感じ、結構貫禄があるのだが、28歳だという。
スペイン若手 No.1、パコ・デ・ルシアの再来と
言われているだけあって、素晴らしい演奏。
でも、日本代表 沖 仁だって、
全然負けていない。
とはいうものの(比べる必要はないのだけど)、
沖は、ギターを「弾いている」感じがするが、
アルベルトは、もはやギターを「弾いていない」。
この人は、子供の時に初めてギターを
持った時に練習もせず、
ある程度弾けてしまったタイプでは
ないかと感じた。

音色は、楽器の個性か弾き方の個性か、
沖の方がマイルドでややまろやか。
アルベルトは、パキパキしたエッジのあるトーン。
ソロ・ギターなら沖の音色の方が好きだが、
デュオになると、アルベルトの音の方が
前に出てくる感じ。
2人ともエレガットではなくマイクを立てて。

それぞれ1曲ずつのソロ以外は、デュオ。
ハイライトは『アランフェス協奏曲』と
『地中海の舞踏』だな。
あと、沖のオリジナルのワルツの曲が良かった。
ガットギターのトレモロのハモりは、
たぶん初めて聴いたと思う。
アンコールは、お決まりの『スペイン』。
アンコールを入れて80分ぐらい。

大阪(ビルボードライヴ)、
名古屋(ブルーノート)、
東京(ビルボードライブ)、
それそれ1日2公演、
合計6公演の最終公演だった。

アルベルトの日本語の挨拶が、愛嬌があって良かった。


[ MEMBERS ]
沖 仁 (Flamenco Guitar)
Alberto Lopez (Flamenco Guitar)

@ Billboard LIVE Tokyo
2nd show








2019.6.11

せ ん み つ

「せんみつ」といっても
せんだみつおのことではない。

妻は、自分たちの提供している講座
(SQ教育)を世の中に広めたいと活動している。
2~3日前、妻と話していた時のこと。
妻は先日、ある高校野球部の監督に会ったそうだ。
茨城県の私立高校の野球部が、
その講座をメンタルトレーニングとして取り入れ、
2年連続甲子園出場を果たした。
そこの野球部の監督の紹介で、
違う高校の野球部監督に会うことになったのだ。

学校教育に「SQ教育」を広めたいと
考える彼女には、高校の野球部から
オファーが来ることは千載一遇のチャンスといってよい。

しかし、その講座を野球部に取り入れるには
学校や父兄の賛同も必要だし、
一度きりではなく、数カ月続ける必要もあるし、
ましてそこは公立高校とのことで、
そんな簡単なことではない。

まずは一度、妻が生徒たちに講演をしに
行くことになったらしいのだが、
その先はどうなるか、全く分からない。
それでも、当事者でない私でさえ、もしかしたら、
その野球部にも講座が入るかもしれないと
期待を抱いてしまった。

妻に「期待してる?」と訊いてみた。
「全然してない」と言う。
「それは、期待があるけど、期待しちゃダメだと
自分に言い聞かせてるの?」
「違う。本当に期待していない」と言う。
「なんで期待ないの?」
「経験の数だと思う」との答え。
つまり、そんなに甘いもんでないということを
経験上知っているのだという。

私が「そういうのって『せんみつ』やもんな」と
言ったら、「そうそう」と頷く妻。

ふと不安になり
「せんみつって意味分かってるの?」と
訊いたところ、
「わかってるよ~。
『繊細』で『密』なことでしょ。」
私が笑っていると、
「あぁ~、専門で・・・えっーと、何?」



「せんみつ」は「千三つ」と書きます。
「千に三つくらいしか話がまとまらない」という意味です。
念のため。





2019.6.10

BILL FRISELL Special Guitar Clinic
ビル・フリゼール・スペシャル・ギター・クリニック


昨日、ビル・フリーゼルの
ギター・クリニックに行ってきた。

一昨日のライヴの感想に書き忘れたけど、
演奏中ビルは、メンバーの2人を見て、
ホントに嬉しそうに微笑んだり、
目を見合わせて互いに微笑みあったり、
まるで聴こえている音だけじゃない、
本人たちにしか知りえない、
スピリチュアルな深い交信を
しているかのように見えて印象に残った。

さて、ギター・クリニック。
これは無料で、ブルーノートの公演を予約した
人のみ応募できるというスペシャル・イベント。
今年1月のマーカス・ミラーのベース・クリニックに
続いて当選したのだ。

今回は、地下2階のライヴ会場ではなく、
地下1階のロビーで行われた。
開場時間の13時ちょうどにブルーノートに着くと、
すでに15~20人ほどの列が出来ていた。
まだ開場はされておらず、
しばらくするとスタッフが出てきて
「サウンドチェックが始まりましたので、
もう少しお待ちください」と言った。

サウンドチェック・・・。
前日のセットのままでいいはずなのに
サウンドチェックとはどういうことだろう、と
思っていると近くにいた人たちの
「今、来たところだから~~」という声が
聞こえてきた。
どうやら彼らは、私が着く少し前に
ビルが到着するのは見たようだ。

なぜ、サウンドチェックが必要だったかは、
前述のようにクリニックの会場が、
ステージのある地下2階ではなかったこと以外に
クリニックが始まると、
もう一人ゲストギタリストが登場したことで
納得することになる。

まず、司会(通訳)者のあいさつの後、
ビルの登場。
まずは、何か演りましょう、と1曲演奏。
ギターアンプからの直接の音で聴くからか、
前日のライヴより、生々しく聞こえる。
プライべートな演奏の場のような感じだ。

そして、ゲストが登場。
フジファブリックの山内総一郎だ。
山内のギターは、Bigsby の付いた、
フェンダー・テレキャスター・シンライン。
濃い茶色に見えたが、どうもカスタムモデルらしく
山内の話では、通学に乗っていた、
阪急電車の色なのだという。
そういえば、確かに阪急電車の色だ。
関係ないが、子供の頃の近鉄電車も
同じような色だったな。

ビルと山内のデュオで1曲。
なんとビートルズの『Nowhere Man』。
6月1日の明とのライヴで演奏し、
7日の和田明&井上銘のデュオで聴き、
その日に手に入れた和田明&布川俊樹の
CD で聴いた『Nowhere Man』。
この、一週間に3回の『Nowhere Man』は
明がらみなので不思議ではないのだけど、
そこに続いて、ビル・フリーゼルと山内総一郎、
初共演の曲に『Nowhere Man』。
こんなことがあるんや。
何千何万と曲がある中で。
私には音楽で時々こういうシンクロニシティが起こる。

そして、そのデュオ『Nowhere Man』が
素晴らしかった。
もうCDにしてくれたら、いや配信だけでも
絶対買います!という演奏。
山内総一郎のことは、雑誌(ギターマガジン)で
見かけるだけで音楽を聴いたことはなかったけど、
一発で好きになってしもたもんな。
山内は若いころ(学生時代?)ビルの
CDをジャケ買いして以来、ずっとビルのファンだという。
憧れの人とデュオが出来たというので、
とても幸せそうだったが、何よりもその演奏が良かった。
もう2~3曲演って欲しかったけど、1曲のみだった。

それからは、質疑応答。
「毎日どんな練習をしていますか?」
「ギターのデュオの時とベースのデュオの時と
アプローチを変えていますか?」
「日本の音楽をどう思いますか?」
など色々な質問が飛んだが、
どうも表面的な質問が多く感じた。

「ビルの音楽を聴くと幸せになれるのですが、
何を考えて演奏していますか?」という
質問では「特に考えてないけど、
自分が演奏できることがハッピーなので
それが伝わるのかもしれない」という回答。
前日のライヴ中の幸せそうな微笑みを
裏付けるような回答だった。

「影響を受けたアーティストを一人あげるなら
誰ですか?」という質問には、
「たくさんいるし、時期によって変わるけど、
『ラッシュ・ライフ』(ビリー・ストレイホーンの伝記)を
読んでから、ビリー・ストレイホーンに興味がある。
彼の "Lush Life" をどんな風にアレンジするか、
ずっと考えているよ」という回答。
恥ずかしながら、ストレイホーンのことは
全く知らなかったが、帰ってから調べてみると、
"Take the A Train" などを作曲した人だった。
デューク・エリントンの片腕だったらしい。
調べているうちにストレイホーンに興味が湧き、
『ラッシュ・ライフ』を読みたくなったのだが、
1997年の出版にもかかわらず、
残念ながら日本語訳は出ていない。

ギターの話。
2年ほど前から、低音弦の音が気に入って、
フラットワウンド弦(0.011~0.052)を
張っているのだという。
そして、Bigsby は、ほとんど使うことがないけど、
Bigsby をブリッジにすることで
テンション感が変わり、それが好きなのだということだった。
今回のギターのピックアップは、
なんとかさん(名前失念、J.W.ブラックの友人)の
スペシャルメイドとのこと。
Bigsby 付のテレキャスター、俄然 欲しくなってしもた。
そして、フラットワウンド弦を張ろう!
(ええ、影響受けやすいタイプです。)

私は質問をするつもりはなかったのだが、
後半になって、ふとぬいぐるみのことが訊きたくなった。
一昨年の1月と6月の公演でも
今回の公演でもギターアンプ(Fender Twin Reverb)
の前にいくつかのぬいぐるみが置いてあったのだ。


2017年6月の公演時の写真

私にはトナカイのぬいぐるみに見えた。
終わりの時間も押し迫り、司会者が
「あと一人だけ質問どうぞ」と言ったので、
勢いよく手を挙げた。
数人の手が挙がったのだが、
司会者は私を選んでくれた。

「ビルさんのギターアンプの前には、
ぬいぐるみがいくつか置かれています。
私は、あのぬいぐるみ達が、ビルさんの
音楽の秘密に関係していると思っています。
あのぬいぐるみの秘密を教えてください。」

司会者が通訳し、英語でビルに伝えると、
ビルが「Very important」と言った。

何年か前、ミュージシャン仲間の一人
(名前を言ったけど失念)が、
ビルになぜか「ムース(moose)」と
あだ名をつけた。
私がトナカイだと思ったぬいぐるみは、
ムース(ヘラジカ)だったのだ。
その後、女性スタッフ(音響の人と言ったと思う)が
アラスカの土産にヘラジカのぬいぐるみをくれたので、
何気なくアンプの前に置いて演奏した。
それから、いろんな人が ヘラジカのぬいぐるみを
プレゼントしてくれるので、アンプの前の
ぬいぐるみが増えていき、6~7個になった。
中には、ヘラジカの大きな被り物をくれた人もいた。
アンプの前のぬいぐるみをどけると、
何か機材にトラブルが起きそうな気がして、
やめることができなくなった。
と、いうような話だった。そして、ビルは
「たくさんあるから、もう要らないよ」とも言った。
その話を聞いて、ヘラジカのぬいぐるみを
送るファンがいそうだもんな。

ヘラジカのぬいぐるみ達は、
ビルのお守りになっていたのだ。
私は、ぬいぐるみの秘密が聴けて満足だった。
だが、あのぬいぐるみ達には、
もっと奥深い話が潜んでいると睨んでいる。
誰もいないところで、ビルがあのぬいぐるみ達と
話していても私には不思議ではない。
それぐらい彼の音楽はマジカルなのだ。




僕たちは希望という名の列車に乗った
DAS SCHWEIGENDE KLASSENZIMMER
/THE SILENT REVOLUTION


予告編を観て、興味があった映画
『僕たちは希望という名の列車に乗った』。

ドイツ語の原題の意味は「沈黙する教室」
英語題の方は「静かな革命」となっており、
『僕たちは希望という名の列車に乗った』
という邦題は、いかがなものかと思う。
彼らは希望を持っていたけど、
その列車が「希望」という名だったとは、
私は言いたくない。
なんか、そんな軽いもんちゃうやろ、と思ったね。
いや、「希望」が軽いと言いたいわけではないよ。
映画の重厚な感じは、
「沈黙する教室」のままの方が出てると思う。

本作、実話をもとにしている。
舞台は1956年の東ドイツのスターリンシュタットという街。
(現在のアイゼンヒュッテンシュタット。実際の
事件はシュトルコーだが、そこは設定を変えてある。)
ベルリンの壁が出来る5年前のことで、
列車で西ベルリンへ行くことが出来た時代。
一応、列車に警官が乗ってきて
チェックはされるのだけど、墓参りや
親戚に会いに行くのは OK だったようだ。

しかし、情報が制限されている東ドイツでは、
西側の情報を得ることは、禁止されている。
高校生テオとクルトは、西ベルリンの映画館で
観たニュースで、ハンガリーの民衆蜂起(ほうき)
のことを知る。
ハンガリーにおけるソ連の支配に対する反乱だ。

当時、東ドイツにもソ連軍が駐留しており、
ソ連への抵抗もあった彼らはクラスに戻り、
犠牲になったハンガリー市民に
哀悼の意味を込めて、授業中に
2分間の黙とうを行う。
黙とうと言っても、ただ、黙っているだけで、
先生の言うことに答えなかっただけなのだが。

これが、国家への反逆行為とみなされ、
思いもしない大きな問題になっていく。

この事件が、ベルリンの壁が作ることに
繋がったという記述も目にした。
それほどの大問題になったのだ。

当局は、なんとしても、首謀者を明らかにしたい。
そのために卑怯ともいえる手を使って、
生徒たちに「首謀者は誰か」と追い詰める。
生徒たちは、密告してエリートの道を歩むか、
仲間を裏切らずに、退学になる
(=大学へ行けない=労働者階級のまま)かの
選択を迫られるわけだ。
物語は主に3組の親子を中心に
ドラマが展開されていく。

スキのない映画で、
理不尽な状況に追い込まれてもなお、
尊厳を守り続ける彼らに涙涙でした。

ベルリンの壁が作られ、東ドイツは、
このあともっと酷くなっていくようで、
映画『善き人のためのソナタ』では、
壁崩壊前の盗聴を描いている。
もう誰も信じられない世界。

奇しくも天安門事件から30年で
その特集番組が放映されているこの時期。
「国家」とか「主義」」とかいう
バケモノの怖さを改めて感じたのでした。
なにしろ、当時は「自分で考える」
「自分で決める」ことさえ、犯罪なのだから。

恐ろしいのは、取り締まっている側は、
正義だと信じていること。
こわい、こわい。
自分だったらどうするか、って?
考えたくないほどこわい。

ちなみに主人公たちは、高校3年生
18歳の設定だけど、演じている役者は
撮影当時20代前半から半ばが多く、
結構大人に見えます。

原作者は、ディートリッヒ・ガルスカ。
件の高校生の中の一人。
クラスメイトと一緒に西ベルリンへ逃亡後、
高校教師になった。
2006年に原作『沈黙する教室』を出版。
本作がベルリン国際映画祭でお披露目された
2か月後の昨年4月に死去。


★★★★★




オフィシャルサイト





2019.6.8

BILL FRISELL TRIO
ビル・フリゼール・トリオ


一昨年には1月にはチャールス・ロイドの
バンドで、6月には自身のグループでの
公演を観た、ビル・フリゼール。
昨年だったと思ったら、
2年も前のことだった。

一昨年6月のライヴを観て
「う~ん、テレキャスター欲しい」と書いたけど、
結局この翌月、ビルも使っている J.W.Black の
テレキャスターを買ってしまいました。
(ビルのと違って日本製だけど。)
テレは以前、Thinline を数本持っていたけど、
全部手放してしまったの。
この度のテレ回帰は、ビルの影響だけではなく、
ビル+ジュリアン・ラージ+山下達郎だけどね。

さて、一昨年のグループは、Petra Haden (vo)
(チャーリー・ヘイデンの娘)もいたけど
今日はトリオのみ(同じメンバー)。
最新アルバムは、トーマス・モーガン(B)との
デュオ・アルバム。
そのトーマスと、ドラムはルディ・ロイストンだ。

いやいや、素晴らしかった。
3人の個性がぶつかり合い、化学反応が起きる、
というような類のトリオではなく、
まるで3人が一つの意志で動いているような、
一体感というのともまた違う、
非常にナチュラルに音楽が紡ぎ出される、
そんなトリオだった。
余りの素晴らしさに最後には、
感動してしまった。
「音楽に」というよりはなんやろ、
「彼らの存在に」と言った方が良い感じ。

ステージに3人が登場すると
ビルが2人のメンバーを紹介し
演奏が始まった。
驚くことに、このまま一度も止まらず、
最後までメドレーで続けた。
始まった時間を見なかったのだけど、
本編が終わったのが、21時20分。
20時を少し過ぎて始まったとして、
75分ぐらいノンストップだ。
(そのあと、アンコールを2曲
これまたメドレー。)

ジャズ・ギター・トリオとカテゴライズされる
のだろうが、スイングは1曲もない。
私にはジャズというより、
ギター・インスト・ミュージック。
「唯一無二のプレイ」と紹介されるが、
まさに「唯一無二」。
何よりも音楽が「平和」。
そして、美しい。
終わった瞬間「Beautiful!」と叫んだ。(心の中で)

推測だけど、曲順なんか決まっていないんだろう。
1曲が終わると、全部の音がなくなる前に
ビルが次の曲のイントロを弾き出す。
メンバーが「あ、それね」って感じで
ついていく。(たぶん)

ドラムのルディ・ロイストンが、良い。
先日観たジョン・スコの Bill Stewart も
良かったし、Simon Phillips も良かったし、
ここのところ、ドラムはアタリだな。

ビルのギターは(たぶん)J.W.Black の
ブランサンバーストの Bigsby 付テレ。
色もピックアップも一昨年のものとは違う。
空間系のエフェクトを生かし、
3人以上の音を出してました。



一昨年同様、アンプの前には、
たくさんのぬいぐるみが・・・。


明日は、ビルのスペシャル・ギター・クリニックに
行ってくる。
これは、ブルーノートの公演を予約した
人のみ応募できるというスペシャル・イベントで、
ラッキーなことに当選したのだ。
どんな話が聴けるのか、楽しみだ。


[ MEMBERS ]
Bill Frisell / ビル・フリゼール( g)
Thomas Morgan / トーマス・モーガン (b)
Rudy Royston / ルディ・ロイストン (ds)

@ Blue Note Tokyo
2nd show




[ 関連エントリー ]
2017.1.12 CHARLES LLOYD & THE MARVELS
2017.6.15 BILL FRISELL: WHEN YOU WISH UPON A STAR


(2019.6.10 追記)
早くもブルーノートの Live Report がアップされたので
セットリストをアップしておく。

[ SETLIST - 2019 6.8 SAT. ]
-- 1st --
1. Moon River
2. Mumbo Jumbo
3. Misterioso
4. It Should Have Happened A Long Time Ago
5. Pearl
6. My Mans Gone Now
7. Strange Meeting
8. Epistrophy
9. What The World Needs Now Is Love

-- 2nd --
1. Baby Cry
2. Levees
3. Rambler
4. You Only Live Twice
5. Lush Life
6. Follow Your Heart
7. In A Silent Way
8. Smalltown
9. Baba Drame
10. We Shall Overcome
EC1. Goldfinger
EC2. What The World Needs Now Is Lo
ve


なんと、ラスト曲以外、全部違う曲!
1st show の "Moon River" 聴きたかったな。





2019.6.7

和田明 & 井上銘 DUO
和田明 & 布川俊樹 DUO


今週の2度目の和田明のライヴ。
今日は、前から観たかったデュオ、
井上銘 (Gt) 君 とのデュオ。

当然ながら、同じ曲でも
私と演る時とは世界が違う。
JAZZ です。
たぶんほとんど打合せもなく、
ぶっつけで演ってるんだと思うけど、
まあ自由で、素晴らしいです。

あんな風に弾けたら、
どんなに楽しいだろうと思うけど、
弾けません。
自分らしく演ることが、
演奏者であることの条件なので
自分の道を進むしかないねんけどね。。



銘君は、新しいオリジナルのフルアコ・ギター。
ええギターやったなぁ。

[ MEMBERS ]
和田明 (Vo,Gt)
井上銘 (Gt)

@ COCHI(小岩)


7月29日発売予定の明と布川俊樹さんの
デュオ・アルバム『Blue Journey』が
明の手元に届いたというので、一足先に購入。

今、聴きながらこれ書いてるけど、
これがまた凄く良いです。
布川さんは、銘君とはまた違うタイプ。
刺激的。



CDジャケットのイラストは、明が書いたそうです。


私は自分の演奏に自信がなく、
すぐに「自分はまだまだだ」と
思ってしまう。
「まだまだ」と言いながら、57歳。
人生終わってまうやん。
でも、普段、銘君や布川さんと共演している
明が一緒に演ってくれてるって、
めっちゃ凄いこと。
「自分はまだまだ」なんて贅沢を
言うてる場合ちゃう、と思ったのでした。




ドクター・ジョン 逝く

ニューオリンズのミュージシャン、
ドクター・ジョン(Dr.John)が、
6月6日、心臓発作のため亡くなった。
享年77歳。

合掌。






2019.6.6

祝・12年

この「ひとりごと」、
初めて書いたのが、2007年6月1日だった。
気が付いたら、「ひとりごと」を初めて
12年が過ぎていた。

12年。
ひと回り。
あっという間の12年。

中々、12年も、しかもほとんど毎日続けられる
ことなんてない私です。
始めて早々にアクセスカウンター設置を断念したので
どれだけの人が読んで下さっているのか
分からないのだけど、いつも読んで下さってる
皆さん、ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。





2019.6.5

SIMON PHILLIPS "Protocol"
サイモン・フィリップス “プロトコル”
-30th Anniversary Tour-


サイモン・フィリップスが、
『プロトコル』を発表して30年となる。
そのアニバーサリーツアーに行ってきた。

サイモン・フィリップス “プロトコル” のライヴは、
2014年、2015年、2018年に続いて4度目。
私は、2014~15年時のギター、
アンディ・ティモンズがお気に入りだったが、
今回も少しメンバーに変更があった。
ギターが前回の グレッグ・ハウ から、
Alex Sill に替わり、
サックスの Jacob Scesney が参加。
ギターの Alex Sill は、名前も知らなかった人だが、
サックスの Jacob ともどもずい分若そう。
2人とも日本に来るのは今回が初めてとのこと。
サイモンもマーカス(ミラー)のように
若手育成を始めたのかなぁ。

前回、前々回にも触れたけど、
ベースのアーネストとサイモンのコンビネーションの
気持良さは変わらずで、アーネストのベースを、
どんどん好きになっていくわ。
ロボットのようなリズムの取り方も良い。

新しいフロントの若手2人は、
ちょっと物足りなかったかな。
サックスの Jacob は、まだ結構キレ気味の
ソロ吹いてたけど、ギターの Alex は、
当然このバンドに入るのだからテクニックは、
凄いのだけど、なんか存在感というか
インパクトみたいなものに欠けたかな。
アンディ・ティモンズやグレッグ・ハウより
ジャズっぽい感じはしたけど、
リア PU を使っていても若干トーンが
マイルドで、おまけにあんまり表情を
変えずに弾くもんで、そういう印象に
なってしまったのかも。
ドナルド・フェイゲンのTシャツを
折り目の付いたスラックスにイン、という
ファッションも微妙だった。
まあ、少なくとも日本では無名なので
アンディやグレッグの後がまというのも
大変なんだろう。
今後に期待。
ギターは、ヘッドレス・タイプを2本使用。
プレイは、非常になめらか。

サイモンの長いドラムソロも素晴らしかったが、
ハイライトは "Pentangle"。
9拍子(4拍子+5拍子)のリフの上で、
サイモンは、4拍子を笑いながら叩く。
何をすんねん。

3日間(6公演)の初日2ndショー。
アンコールを入れて60分少しとやや短め。
お客さんが少なかったのは、
やはりギタリストが変わった影響もあるだろうな。



アーネストのベースは、Xotic の5弦。


[ MEMBERS ]
Simon Phillips (ds)
Otmaro Ruiz (key)
Ernest Tibbs (b)
Jacob Scesney (sax)
Alex Sill (g)

@ Blue Note Tokyo
2nd show





ギターがグレッグだが、比較的新しいと
思われるスタジオ・ライヴ映像。
SIMON PHILLIPS / PROTOCOL 4 - NIMBUS -
SIMON PHILLIPS / PROTOCOL 4 - PENTANGLE -


[ プロトコル関連エントリー ]
2018.1.7 SIMON PHILLIPS "PROTOCOL Ⅳ"
2015.6.19 SIMON PHILLIPS “Protocol III”
2014.5.31 SIMON PHILLIPS "Protocol II"


(2019.6.7 追記)
ギターの Alex、サックスの Jacob は、
2人とも26歳だったよ。
Alex は、リー・リトナー主催のコンペティション
"シックス・ストリングス・セオリー"のギター部門で
優勝した経歴を持つ。

[ SETLIST ](ブルーノートの LIVE REPORTS より)
2019 6.5 WED.
--- 1st ---
1. CELTIC RUN
2. SOLITAIRE
3. CIRCLE SEVEN
4. YOU CAN'T BUT YOU CAN
5. FIRST ORBIT
6. KUMI NA MOJA
EC. AZORES
--- 2nd ---
1. NARMADA
2. ALL THINGS CONSIDERED
3. AZORES
4. MOMENTS OF FORTUNE
5. PENTANGLE
EC. CELTIC RUN





2019.6.4

和田明/小林鈴勘/杉山慧 トリオ

昨日は、土曜日に一緒にライヴやったばかりの
和田明のライヴに行ってきた。
メンバーは、和田明 (vo, gt) に
新進気鋭の若手ギタリスト 杉山慧、
そして、ジャズ尺八プレイヤーでもある、
マルチプレイヤーの小林鈴勘(れいかん)。

小林さんは、trigraph [石川早苗さん (vo)、
馬場孝喜 (g)さんとのトリオ] で
何度も観ているけど、それ以外の
ライヴで観るのはたぶん初めてだと思う。

前半、お客さんが少なくて
とっても贅沢な感じで始まりました。
なんというか芸達者な三人です。
特に小林さんは、尺八・ピアノ・ベース・
ギター・ヴォイスパーカッションと大活躍。
そのどれをとっても、それ専門に演っていると
思うほどのクオリティ。
だから、一人で数人分の仕事をこなす。
あんな風に楽器を演奏できるように
生まれたかったと思ってしまう。

杉山慧さんは、まだ24歳。
とても24歳とは思えない円熟味さえ
感じるようなフレイズを紡ぎ出す。
なんなんやろな。
あんな風にギターを弾けるように
生まれたかったと思ってしまう。

そして、シルキー・ヴォイスの和田明。
バラードは、どこまでもジェントルに。
激しいチューンは、時にはワイルドに。
あんな風に歌えるように
生まれたかったと思ってしまう。

でも、こんな風に生まれたけれど
負けないぞ。


[ MEMBERS ]
和田明 (vo, gt)
小林鈴勘 (尺八, pf, gt, b, v.p)
杉山慧 (gt)

@ コントレイル (銀座)





2019.6.3

"AS It Happens" LIVE vol.7

濃い内容の週末だったのに、更新をサボったんで
書くことが溜まってしまった。
まずは、土曜日のライヴ。

一昨年の6月に1回目のライヴを演ったので
早いもので丸2年が過ぎ3年目に突入した、
シンガー和田明とのデュオ・ライヴ。
当初は、こんなに続けられるとは、
思っていなかったけど、"AS It Happens"
なんて名前まで付けて、通算7回目の開催でした。
いつも集客は妻に頼っているけど、
今回は、妻関係以外の人が初めて半数を超え、
立ち見も入れて総勢30人もの方が
来てくださいました。
過去最高の記録です。
続けて何度も来てくださっている方もおられ
感謝感謝です。
本当にありがとうございました。

50歳を過ぎても、少しずつ自分が
進歩しているのも感じられ、
継続することの重要性を改めて感じています。

新曲(というか初めて演る曲ね)には、
ホール&オーツの "Private Eyes"、
ビートルズの "Oh! Darling" を演りました。

ソロ・ギター・コーナーも設け、オリジナル曲
「Thank You, Reggie」を演奏しました。
先日のソロ・ギター・ライヴでは話さなかった
このエピソードも話すことができました。

次回は、秋頃に予定していますので、
ぜひまたお出かけください。


[ SETLIST ]
- 1st show -
1. All Around Me
2. Change The World
3. Nowhere Man
4. オレのパンクロック (明オリジナル)
5. Private Eyes
6. Stay with Me Tonight (つつみオリジナル)
- 2nd show -
1. Thank You, Reggie (ソロ・ギター, つつみオリジナル)
2. All Around Me
3. Oh! Darling
4. I Shot The Sheriff
5. 猫の街 (明オリジナル)
6. Voices
7. メロディー
8. トランジスタラジオ
EC. おかえり (明オリジナル)

@ bar dAZE (原宿)






information or inspiration?
左脳と右脳でたのしむ日本の美


昨日は、六本木のサントリー美術館で
開催されていた展覧会
『information or inspiration?
左脳と右脳でたのしむ日本の美』に
行ってきた。
4月27日に始まった展覧会だが、
昨日が最終日だったので、
結構混んでおり、私たちが見終えた後は、
入場制限がされ、入場待ちの数十人の
列が出来ていたほどだった。

この展覧会に興味を持ったのは、
公式HPの その紹介文だった。

「人は美しいものに出会ったとき、
2種類の感動のしかたをすると仮定。
作品の背景や製作過程、作者の意図や想いを
知ることで生まれる感動、
そしてもうひとつは、ただただ理由もなく、
心が揺さぶられる感動です。
本展は、佐藤オオキ氏率いるデザインオフィス
nendoが提案する、左脳的なアプローチ、
右脳的な感じ方の双方で、
日本の美術をたのしんでみる展覧会です。
つまり、1つの展覧会のようで、
2度たのしめる展覧会なのです。
さて、あなたは理論派?それとも直感派?」


で、一つの作品をこの2つの観点から
楽しんでみようという企画だった。
見学は、黒コースと白コースに分かれていて、
どちらでも好きな方から観ることが出来る。
まずは、説明なしの黒コースで観た後、
白コースへ。
しかし、白コースは、説明文が壁に
いっぱい書かれており、
混んでいることもあって、全然前に進まない。
残念ながら、展示物(江戸時代のガラス製品とか
瀬戸物とかわけの分からない物とか)に
さほど興味が湧かなかったので、
説明文は、パスして通り過ぎた。

説明なしで作品を観て、もっと興味が湧けば
意図通りの2種類の楽しみ方が
出来たかもしれない。
または、空いていたらもう少し違った
印象だったかもな。
とにかく、夫婦して並ぶの嫌いなもので。






渋谷敦志 写真展

まなざしが出会う場所へ ―渇望するアフリカ―


サントリー美術館を出た後、
ミッドタウン1階の フジフイルム・スクエアへ。
渋谷敦志という写真家の
「まなざしが出会う場所へ ―渇望するアフリカ―」
という写真展を開催中だった。



アフリカの人達(多くは子供)を撮った写真だ。
タイトルに「まなざしが出会う場所へ」と
あるが、その視線の力強さは、強烈だ。
目は口ほどにものを言う、という言葉があるが、
中には目をそらせなくなるほど
何かを訴えて来る写真もあった。

結局、
一番美しい写真、
一番感動する写真、
一番泣ける写真、
一番幸せになれる写真は、
「人」を写したものなんだと思った。






20周年

昨日6月2日は、妻の55歳の誕生日であり、
私たちの結婚記念日でもある。
なんと 結婚20年である。
20年と言われても
ちょっとピンと来ないほど、
あっという間の20年だった。

生まれた子供が成人するまでの
20年って結構長くて、歴史があるような
気がするのだけど、とても同じ20年とは思えない。
でも、1999年に生まれた子供は、
今年20歳になるわけだからな。
変な感じだ。

こんな感じだと、人生って短いぞと思う。

さて、昨日のディナーは、
恵比寿にある『鮨しのぶ』。
初めて行ったのだが、素晴らしい仕事で
好きなタイプでした。
また行きたいね。





2019.5.30

JOHN SCOFIELD "COMBO 66"
ジョン・スコフィールド "コンボ 66"


ブルーノート東京3日間6公演の
最終公演を観てきた。
ジョンスコのライヴは、
4年ぶり(たぶん5度目)だ。
前回、ドラムがルイス・ケイトーだったのを
覚えているが、あの日も5月30日で、
あれからちょうど4年も経っていることにビックリ。

さて、今回は、"COMBO 66" とういうバンドで登場。
「COMBO」は、小編成のバンドという意味だが、
「66」は、バンド結成時のジョンの年齢らしい。
(現在は、67歳。)
昨年発売の最新アルバムのタイトルも "COMBO 66"。

2012年のライヴを観た時に、ビル・スチュワートを
「面白いドラム叩く人」と書いたのだが、
今日もジョン以外の3人の中では、際立っていた印象。
ジョンと80年代から共演を続けているようだが、
相性が良いのが分かる。
ジョンのエモーショナルな、右脳的プレイに
通じるモノを感じたね。

今夜の私的ハイライトは、そのビルの新譜に
収められているというビル作曲のチューン。
曲紹介の MC では、(たぶん)
「英語のタイトルの意味が分かればいいんだけど、
分かんなかったら、誰かに聞いてね」というような
前置きのあと言った曲名が、"FU Donald"。
大統領、多くのミュージシャンに嫌われてます。
タイトルも凄いが、演奏も素晴らしかった。

ジョンのギターは、ブラックのアイバニーズ。
頻繁にチューニングするのが、ちょっと気になった。
プレイはもちろん巨匠です。

私の席の近くには、"STEREO CHAMP" の
井上銘 (g) 、山本連 (b) のお2人も。
銘君とライヴでバッタリ会うのは、3度目。
こんなん珍しいよ。


[ MEMBERS ]
John Scofield (g)
Gerald Clayton (p,org)
Vicente Archer (b)
Bill Stewart(ds)

@ Blue Note Tokyo
2nd show




[ 関連エントリー ]
2012.10.14 JOHN SCOFIELD TRIO
2015.5.30 JOHN SCOFIELD "Uberjam"





2019.5.29

新編 代官山17番地
ハービー・山口


ハービー山口さんの写真集『代官山17番地』。
現在の代官山アドレス(東京都渋谷区)が
建つ前にあった「同潤会代官山アパート」の写真集。
オリジナル版は、1998年の出版で、
私がハービーさんのことを知った2016年には
中古本でしか手に入らない状況で、
それなりの値段がついていた(ように思う)。
(今日の時点では、アマゾンで17,650円~)

この度、といっても半年ほど前だけど、
「新編」として再発売になった。
出版社も変わり、未発表作品も追加収録され
デザインも改定された。
ようやく私も入手した。

同潤会代官山アパートは、
1927年に建てられ、1996年に取り壊された。
空襲にも焼けずに残ったんだな。
日本ではなくどこかの異国のような景色、
東京とは思えない風景、
90年代とは思えぬ昭和感あふれる写真、
心の中のノスタルジーに触れてくる、
そんな写真が満載だ。
そして、ハービーさんらしく、
人々を写すその写真はどこか優しい。

代官山アパートが解体されたのが、96年。
私が東京に来たのが、95年の年末だったので、
ちょうどその頃ということになる。
あの頃まで、代官山にこんなアパートが
あったのかという驚きと、知らないうちに
なくなってしまったことへの
後悔に似た感情を覚えた。

何気ない光景に、マジックがかかると
鑑賞に堪えうる写真になるのだと改めて思う。
カメラを持って、外に出なくちゃ。




[ 関連エントリー ]
2016.11.2 雲の上はいつも青空 Scene2
2016.11.29 僕の虹、君の星― ときめきと切なさの21の物語
2017.5.25 良い写真とは? 撮る人が心に刻む108のことば
2017.6.23 LONDON - chasing the dream
2017.7.22 雲の上はいつも青空
2017.7.28 HOPE 311 陽、また昇る





2019.5.27

Aloe Blacc
アロー・ブラック


米国のソウル・シンガー、
アロー・ブラックのライヴに行ってきた。
8年ぶりの来日だそうだ。
そんなに沢山聴いたわけではないのだけど、
私のアロー・ブラックの印象は、
今風の HipHop や New R&B のサウンドではなく、
もっとオーソドックスな、
正統派シンガーというイメージ。
PV にもメッセージを感じるものが多い。
英語分からないけど、なんとなく雰囲気でね。

実物のアローは、変な言い方やけど、
「品がある」「上品」という印象。
MC が多かったので、ほとんど英語が
分からなかったのは、毎度のことで残念。
(もう英語はほぼ諦めています。)
バンド構成は、4リズム+Tp、Sax の6人。
全員白人で、ドラマー以外は、
結構 若そうに見えた。

ほぼ満席ぐらいお客さんが入っていて、
イントロが始まるだけで歓声が
上がる曲が何曲かあったので、
来日を待ち焦がれた、熱心なファンが
多かったんやろな。

アローのリズムを取る身体の動きが、
どこかで見たことある、誰かに似ている、
と思って中々思い出せなかったんやけど、
途中でハタと気付いた。
マーカス・ミラーです。
黒人独特な動きなんでしょうけど。
アローは、ダンスも素晴らしく、
ちょろっと JB をやったりしてました。
クラシック・ソウルがどうのうこうのと
言っていた曲で、スティーヴィー・ワンダーの
真似とかも。

アンコールなしの約70分。
予想以上に素晴らしかったです。
観客も一緒に歌うところも多かったので
次回は、もうちょっと曲を覚えて
観に行きたいな。


[ MEMBERS ]
Aloe Blacc (vo)


@ Billboard LIVE Tokyo
2nd show
BBLポイント招待で鑑賞





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 ひとりごと