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つつみしんやのひとりごと 2010年10月
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2010.10.1

ムーンライトマイル

原題 : MOONLIGHT MILE

DVD で鑑賞。

と言っても、2002年公開当時、試写会で観た作品。

当時、ある映画配給会社の試写会の会員になっていて、

1〜2ヶ月に1本ぐらい、試写会で映画を観ていた。

2年か3年ぐらい続いたので、20本ぐらいは、

観ただろうか。

その試写会は、行くまでどんな映画かは知らされない。

そして、上映前後にアンケートに答えなければならない。

上映後の映画の感想は、もちろん、

上映前には、いくつかのポスターを見て、

どのポスターが印象的かとか、

予告編をいくつか見せられ、その感想を答えたりとかね。

アンケートには、答えなくちゃいけないけど、

映画を無料で観られる上、

行く度に交通費として1000円くれるというわけで、

映画好きの私としては、とてもラッキーなものだった。


さて、その試写会で観て、とても印象に残った作品が、

この 「ムーンライト・マイル」 。

今日は、8年ぶりの鑑賞。

出演は、フィアンセを殺人事件で失う青年に ジェイク・ギレンホール、

殺された女性の父親に ダスティン・ホフマン、

母親に スーザン・サランドン。

愛する人を失った3人の再生の物語。

苦しさゆえの現実逃避、真実を語ることのパワーと癒し、

悲しみを乗り越えることの自由さと解放、そして新しい人生の希望、

そんな色々が描かれている素晴らしい作品。

また、数年後に観たい。

大ベテランの ダスティン・ホフマン、スーザン・サランドンはもちろん、

あんまり口数の多くない青年役の ジェイク・ギレンホール、

新しい彼女役のエレン・ポンペオも良い。

監督・脚本は、ブラッド・シルバーリング。

(「シティ・オブ・エンジェル」 の監督)

実はこの作品、ブラッド・シルバーリングの

実体験を基にしているらしい。

1989年、レベッカ・シェイファー という女優が

ストーカーによって殺害されるという事件があった。

シルバーリング監督は彼女のボーイフレンドだったのだ。


ムーンライトマイル DVD





2010.10.2

一眼レフ デビュー

先日、一眼レフカメラ&レンズを購入したことを書いた。

今日は、そのカメラを持って、

友人の子供 (2歳児と5歳児) の保育園の運動会へ行ってきた。

9月後半から雨が多く涼しかったが、今日は 久しぶりの半そで日和。

さて、撮影の方は、室内での試し撮りはしていたが、

実質、今日がデビューとなった。

使い方も充分に分かっていないので、マニュアル片手の

撮影となったが、やはり撮ってきた写真を見ると、

コンパクトデジカメとは、違う。

コンパクトデジカメだと、被写体も背景もすべてに自動的に

ピントがあっているが、一眼レフだと、背景がぼけるので

写真に遠近感が生まれ、被写体が鮮明に浮かび上がって

くるのだ。

なんとなく、それだけで腕が上がったかのような錯覚を覚える。

しかし、動き回る子供の写真を撮るのは、難しい。

特に運動会では、ターゲットの子供と自分の間に

他の子供、父兄、先生が入り込み、邪魔になったり、

(自分も他の人の邪魔になってるんだろうけど)

子供が同じような格好をしているせいもあり、

ターゲットを見失ったりと、中々決定的瞬間を捉えることが

できない。

350枚以上撮って、(まあまあかな) と思えるのは、ほんの数枚。

(これは、かなり数を撮らんと上手にならんやろな) と思ったが、

今日のところは、(まあ 初心者としてはええんちゃう) と

勝手に自分を評価することにした。

自分としては、なぜかこの写真 が一番気に入った。

運動会終了後のスナップだけど。


運動会のこと。

保育園の運動会だったので、0歳児から5歳児までが

出場している。

トラックが小さいせいもあるのだろうが、かけっこは、2人で走る。

つまり、1位か ビリ しかないのだ。

人生であんまり 「勝ち」 を味わってこなかった私としては、

なんとなく、こんな小さな頃から、勝ち負けの世界に

放り込まれている子供たちに 変な同情みたいなものを 感じてしまった。

(勝った子も負けた子も、こうやってエゴが成長していくねんな) と。

子供らの中には、まだ勝ち負けの概念がないかのように

走っている子もいたけどね。

0〜1歳児の遊戯では、ほとんどの子供が大人の意図通りに

動かないのが、印象的。

(本当はそうなんだよ) って、思った。

また、3歳児の遊戯で、ある男の子と女の子が、

その演目中、初めから終わりまで、ず〜っと、

2人向かい合って両手をつなぎ、周りのことなどお構いなしに

互いの顔を見つめ合ったり、ニコニコしながら じゃれあったり、

まるで愛を語っているかのように、見えたのが、

なんとも微笑ましく、良かった。

完全に2人の世界。

「世界は2人のために」 って感じ。

あの2人、これからどうなって行くんやろ。





2010.10.3

ジャズの壁を超える100のアイディア

布川俊樹 著、「ジャズの壁を超える100のアイディア」

読んだ。

布川さんは、コンテポラリー・ジャズ・ギタリスト。

教則本も CD も持っているし、ナマでも観たことがある。

それは 誰かのバックだったり、イベントだったりで、

彼のライヴではなかったけど。

さて、本の方は面白かったが、基本的にギターに関する

記述が多いので、ジャズ好きでもジャズギターを弾くか

学んでいる人向けだと思う。

100 のアイディアは、Q&A 形式で書かれている。

これは、彼のウェブサイトに届いた質問の中から選ばれたようで、

例えば、彼女かギターか悩んでいる 高校生の質問などもある。

分かるなぁ、その悩み。

私も悩んだ。

っていうか、そんな選択を迫られたことは 一度もないのに、

勝手に (どうしよう?) って、思ってた。

そして、どっちも失った。

まあ、悩んでいる時点で、ミュージシャンとしては成功しませんな。


面白いもんで、本を読んでると彼の演奏を聴きたくなり、

何度か聴いた。

今も、『The Blood Trio』 という2004年発表の

ギタートリオ作品を聴きながら書いている。

メンバーは、

布川俊樹 (g)、納浩一 (b)、山木秀夫 (ds)

良いです。

今度、彼のライヴに行こ。





2010.10.4

「越える」 のか 「超える」 のか

先日読んだ本のタイトル、

「ジャズの壁を超える100のアイディア」。

「壁を越える」 じゃないのか?

「越える」 と 「超える」、どう使い分けてますか?

なんとなく 「壁を超える」 に、違和感があるものの

明確ではないので調べてみた。

一番、しっくりきたのは、NHK のこの記述

「越える」 は、場所・時間・点などを過ぎて向こうへ行く (移る) こと、

例えば、国境を越える、ハードルを越える 、冬を越す など。

「超える」 は、数量・基準・限度などを上回ることのようだ。

例えば、気温が30度を超える、定員を超える、人間の能力を超える など。

するとやはり、壁は 「越える」 と ちゃうやろか。

両方の漢字使った 「超越」 という言葉もあるし、

ややこしいな。


調べていたら、そういうややこしい用字用語について

解説しているサイトを見つけた。

これらの使い分けは、どうしてる?

「要綱」と「要項」、「規定」と「規程」、「観賞」と「鑑賞」、

「精算」と「清算」、「意志」と「意思」

答えは、ここに。

なぜか、北海道のホームページ。





2010.10.5

「越える」 のか 「超える」 のか - その2

そんなに引っ張らんでも ええ話題だが、

今日、ふとひらめいたので書いておく。

「壁を越える」 と 「壁を超える」 の違い。

A 「壁を越える」 : 壁を越えて向こう側に行くこと。

B 「壁を超える」 : 壁を超える高さ (厚さ) のこと。(向こう側に行かない。)

だからやっぱり、ジャズの壁は、「越える」 だと私は思う。

「B」 の方は、例えば 「彼の身長は、壁を超える高さだ」 とか、

「彼は、壁を超える高さまでジャンプした」 とか。

ね、壁の向こう側に行ってないでしょ?

ジャンプして壁の高さを超えて、向こう側に行ったら、

「壁を越えた」 になるんだと思う。

ちょっと、この発見、うれしかってんけど、どう?





2010.10.6

素晴らしいスタローンの返し

先日、シルヴェスター・スタローンが、

大相撲を観戦し、横綱白鵬と会見してたことは、

TV で観た方も多いだろう。

彼は、新作映画 「エクスペンダブルズ」 のプロモーションで

来日していたようだ。

「エクスペンダブルズ」 は、スタローンのほか、

ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、ミッキー・ローク、

ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーらが

出演している夢のようなアクション映画。

深夜、その宣伝番組をやっていた。

あの、はるな愛が、スタローンとドルフ・ラングレンを

インタビューするのだが、途中ではるな愛が

「実は、私、元 男の子なんです」 と告白する。

すると、スタローンは、「本当?」 と言った後、絶句する。

なにしろ、その告白までに はるな愛が

「私に役をくださるとしたら、どんな役ですか?」 と訊いて、

スタローンは、「俺のワイフ」 なんて答えてるんだから。

で、一瞬の沈黙の後、返した言葉が素晴らしい。

スタローンは、こう言った。

「ぜひ、ドクターを紹介してくれないか。

俺にも新しいキャリアが開けるかもしれないから。」





2010.10.7

TONINHO HORTA & JACK LEE

今日は、COTTON CLUB へ、

トニーニョ・オルタ と ジャック・リー のギターデュオを

聴きに行って来た。

トニーニョ は、ブラジル人、ジャック は、韓国人。

ライブのタイトルが、"From Belo to Seoul"

Belo はブラジルの都市名、Seoul は、もちろん韓国の首都。

(2000年に同名のアルバムを

JACK LEE with TONINHO HORTA 名義でリリースしている。)

今日と明日、2日間 計4ステージ。

あまりにもマニアックなので、(お客さん入るのかな) と

思っていたら、やはり、半分くらいの入りだった。

ジャックは、今年3月のボブ・ジェイムスとの来日公演で、

初めて聴いたのだが、そんなに好きには なれなかった。

一方、トニーニョは、パット・メセニーと共演したりもしてて、

ブラジル音楽好きや、フュージョンマニアには知られているので、

以前、興味を持ち、CD も買ったけど、

イマイチ好きになれず、あんまり聴いていない。

どちらかというと 玄人受けするミュージシャン という印象。

そんなに大して好きでもないこの二人のライヴに

どうして行ったのか。

それは、ギターデュオ という フォーマットなら、

めちゃくちゃ面白くなる可能性があると思ったからだ。

例えば、Bireli Lagrene のアルバムは、そんなに良いと思わないが、

Sylvain Luc とのギターデュオになると、めちゃくちゃ面白い。

なので、(この2人ももしかしたら) と思ったのだ。

それに、トニーニョ・オルタ なんて、滅多に観られないし、

韓国人とブラジル人の組合せも珍しいしね。


さて、ライヴはどうだったかというと、これが良い意味で期待を

裏切られた。

なぜか勝手に、ギター2本のインスト (歌のない音楽) を

期待していたのだが、トニーニョは、シンガーソングライターなので、

歌うのだ。(そりゃそうだ。)

で、その弾き語りが独特。

私は、そんなにブラジル音楽に明るくないが、

あああ、ブラジルのリズムって感じ。

ゆるいのに乱れてるわけではない、なんとも形容しがたい

独特のあのリズム、そして、あのメロディ、あのハーモニー、あの歌。

今回のライヴは、ジャックが、トニーニョの胸を借りて、という印象。

違う言い方をすると、

ジャックは、トニーニョに合わすことができるけど、逆はない。

トニーニョは、あまりにも ワン&オンリー なので、

人に合わしたりしない、そんな感じがした。

一番、感動した曲は、トニーニョが、

「韓国の曲でこれが好きなんだ」 と言い、演奏した 「アリラン」 。

まさかの選曲だが、これが泣けるほど素晴らしかった。

途中、トニーニョのソロ・コーナーがあり、その時に演った

ギター・ソロも素晴らしかった。

そして、日本人ヴォーカル (女性、名前がよく聞き取れなかった) を

ゲストに2曲、トニーニョ と デュオ。

「シンカンセン、シンカンセン、シンカンセン、トキオ、トキオ、トキオ、

ナゴヤ、ナゴヤ、ナゴヤ、オサカ、オサカ、オサカ、

キヨト、キヨト、キヨト、ハカタ、ハカタ、フクオカ」 という歌詞の

曲が面白かった。


ジャック も トニーニョ もわりと話をしたのだが、

残念ながら、英語が聞き取れない。

私の後ろに座っていた女性4人組 (一人は外国人) は、

ペラペラのようで、しょっちゅう笑っていたので、

結構、面白い話だったんだろうな。

トニーニョ が、ジャック を紹介するのに、

めちゃくちゃ褒めるので、ジャック が財布から1000円札を出して、

渡そうとしたり、それくらいは、分かるんだが、

話の肝心なところが分からん。

ちょっと最近、英会話勉強も止まってるので、考えねば。

そうそう、ジャック は、トニーニョ の紹介に

「incredible」 (信じられないほど素晴らしい) を連発してた。

この機会に覚えよう。

(Wes Montogomery のアルバムに

「The Incredible Jazz Guitar」 というのがあるよね。)

ジャック は、トニーニョ をめちゃくちゃ近い人、ブラザーだと

紹介していた。

前回の ボブ・ジェイムス との時より、楽しそうに見えたのは

気のせいじゃないだろう。

ホントに トニーニョ と演れて、うれしいんだなって 伝わってきたもん。

こういうのは、やっぱり ライヴ やな。

お客さん少なくてもったいなかったな。

トニーニョ・オルタ は、ナマ で観るべし。





2010.10.8

精一杯のマナー?

昨夜の帰り道、11時過ぎのJR山手線車内でのできごと。

ドア際に立っていたのだが、正面に 20代 と思われる

スーツ姿のサラリーマン風の男が、立っていた。

見るからに酔っ払っていて、フラフラでやっと立っているという感じ。

私は、携帯電話をいじっていたので気がつかなかったのだが、

彼の横に立っていた友人らしき男性が、何やら声をあげた。

見ると、酔っ払いの彼は、しゃがみこみ嘔吐しているではないか!

私は、危険な距離にいたので思わず、飛びのいた。

よく見ると彼は、なんと嘔吐物を、自分のバッグの中に

吐いていた。

どこにも吐く所がなく、仕方なく、周りの人への精一杯の

配慮だったのだろうが、バッグには収まりきれず、

多少周りに飛び散っていた。

ほんの少し、私のシューズにも・・・

まあ それは、ほんの2〜3滴だったので、大したことではないが、

それよりも、彼のバッグの中が心配。

会社の大事な書類 (契約書とか・・・) 入ってないでしょうね。


そういえば、もう20数年前、大阪の上本町駅のホームでのこと。

お正月だったので、振袖着た女の子がいたんだけど、

ホームを歩いていた男性が、突然、ぶぁーっ って、吐いたら、

その振袖の女の子にかかったのを目撃したよ。

最悪の事態。

どうなったんやろな、あの後。

汚い話でゴメン。




John Lennon

今日、Google を開けたら、「Google」 というロゴの

「oo」 が、ジョン・レノンのイラストのメガネに、

「e」 が、再生ボタンになっていた
  ↓


再生ボタンを押すと、かわいらしいアニメーションとともに

約30秒ほど 「Imagine」 が流れた。

おお、平和だ。

ラヴ&ピース。


(なんで今日は ジョン・レノンなのかな) と思ったら、

ジョンは、1940年10月9日生まれ。

明日で生誕70年なのだな。

Happy Birthday, John.

(死んだ人にも 「Happy Birthday」 って言うのかな?)

そして、今年は、没後30年の年でもあるのだな。

(命日は、12月8日)

そういうわけで、ソロ・アルバムのオリジナル・ミックス・リマスター盤が

発売されたようだ。


Google のロゴは、季節のイベントなんかにも合わせても

良く変わる。

これを仕事にしてる人って、考えるの大変かもしれんけど、

楽しいやろな。

John ヴァージョンは、明日までやってるのかな?





2010.10.11

八 丈 島

行楽の秋の3連休。

初めて八丈島へ行ってきた。

八丈島は、、東京から約290Kmもあるのに

車は、品川ナンバー (住所は、東京都八丈島〜)。

緯度でいうと、ちょうど高知県ぐらい。

土曜日、東京はやや肌寒いぐらいだったが、

島の最高気温は、26〜7度。

予定は、一泊二日だったが、

2日目 (日曜日)、雨と強風のため飛行機が欠航、一日延泊。

土曜日の日中は、軽く降る程度だったが、

日曜日は、雨も風もきつかったのだ。

しかも、妻も私も風邪のせいで、体調不良。

せっかくの旅行なのに、残念ながら

天候にも体調にも恵まれなかった。


    小雨降るふれあい牧場 牛が見当たらない


八丈島は、ひょっこりひょうたん島のモデルになったという、

ひょうたん型の島で、ダイビングと釣りの島。

今回、なんとなく 行ったことのないこの島に行ってみたくて

何の知識もなく 選んだのだが、八丈島は特異な歴史を

持っていた。

歴史民俗資料館に、期間限定で展示されていたのは、

個人が所有するらしい、流人に関する資料。


               歴史民俗資料館

八丈島には、「島流し」 という名の焼酎があるが、

その名の通り、流刑の島だったようで、江戸時代に

1800人ほどの流人が送り込まれたようだ。

当時、流刑地には、八丈島と佐渡島があったようで、

佐渡島に比べると、八丈島は温暖だし、現地妻ももらえて、

比較的自由があったようだが、それでも脱走を試みて、

処刑された人たちもいたようだ。

当時、島の人たちは、流人を暖かく迎え入れたらしい。

その証拠に、お墓に島人と流人の区別がないという。

島は、流人が持ち込む技術や知識に影響を受けたようだ。


さて、お楽しみの 「食」 の方は、というと、これ。



「島寿司」 。

鯛、くろむつ、シマアジなど、白身の魚を醤油漬けにし、

甘めのシャリに ワサビではなく、練がらしを使い握る。

これが、予想していた以上に美味い!

「銀八」 というお店に 土曜日のランチに行ったのだが、

その時は他の江戸前寿司も食べた。

島寿司があまりにうまかったので、翌日のお昼もそこへ。

今度は、島寿司だけを注文。

1人前、8貫で1500円、1.5人前、12貫で2100円。(1貫は岩ノリ)

ホテルの夕食にも 3貫 ついてたんだけど、「銀八」 の方が、

格段に美味かった。

東京でも食べられないか、探してみよう。

からしがお寿司に合うなんて、考えたこともなかったけど、

これ、元々、八丈島ではワサビが手に入らなかった名残だという。

必要は、発明の母。


ようやく晴れた 3日目。



う〜ん、南国ムード。


                       八丈富士

せっかく、晴れたんだけど、空席待ちで帰るしかなかったので、

朝 9:05の便で帰りました。





2010.10.12

雨 男 ?

今回の八丈島旅行は、天候に恵まれなかったのだが、

振り返ってみると、私の旅行は、雨が多い。

今年7月、南房総のときも1日目は雨。

昨年10月の桧原村も、降ったし、

昨年6月の2拍3日の九州旅行も3日目が雨。

4年前の沖縄も雨だったなあ。

旅行中 ず〜っと雨、というわけではないのだけど、

雨に降られているのだ。

そういえば、10年ほど前、ひとりで屋久島に行ったときも

鹿児島から船に乗るはずだったが、海が荒れており、

船が欠航、急遽、飛行機に乗り換えたし、その旅行では、

今回と同じように帰りの飛行機が欠航。

仕方なく、1日延泊した。

あの縄文杉を見に山に登ったのも雨の中だった。

屋久島は、雨の多い島だが、こうやって考えてみると

ちょっと雨の確立が高いような気がする。

これって、雨男ですか?


ちなみに、大阪 (私の実家) や、山形 (妻の実家) に行くときは

なぜか 降らない。





2010.10.13

ある愛の風景

DVD で鑑賞。

これは、先月観た 「マイ・ブラザー」 のオリジナル版。

2004年のデンマーク映画で、コニー・ニールセン が、

デンマーク・アカデミー賞で最優秀主演女優賞を獲得し、

2009年、アメリカでリメイクされた。

デンマークの原題は、「BRODRE」 で、「BROTHERS」 という

意味のようだ。

細かい設定は違うものの、ストーリーは全く同じで、

アフガニスタンで戦死したと思っていた夫が、

生きて帰ってくるのだが、違う人になってしまっており、

家族は、動揺する。

一体、戦地で何があったのか。

物語は、時間軸に沿って進んでいくので、回想シーンなどはなく、

観客は、何があったのかを知りながら、観ることになる。

アメリカ版は凄く良かったのだが、先にアメリカ版を観たせいか、

そっちが基準になってしまい、デンマーク版には、

少し物足りなさが残った。

いくつかの点で、アメリカ版の方が描き方が丁寧な印象。

デンマーク版は、観客に委ねている面が多い印象。

個人的には、役者陣もアメリカ版のほうが好み。

ラストも、アメリカ版の方が好き。(同じことなのに微妙に違う)

上映時間は、アメリカ版 105分、デンマーク版 117分 と

描き方が丁寧な印象のアメリカ版の方が短いのは不思議。

良かったら、見比べて観てください。





2010.10.14

一眼レフ 基礎講座

3週間ほど前に一眼レフカメラを購入したことは書いた。

ちょっと使ってみたところ、使いこなせるようになるには、

時間がかかりそうだと思い、Nikon の一眼レフ初心者向けの

講座に通うことにした。

講座は、1回2時間の全5回。

今日がその第1回だった。

講師は、プロのカメラマン。

なるほど、取扱説明書を読んでもイマイチ理解しにくかったことが

良く分かった。

残りの4回 (最終回は12月) も楽しみ。

夜の7時から9時の2時間、17人の参加者だったのだが、

驚いたのは、女性が多かったこと。

10人以上女性だったんじゃないかな。

おばちゃんもいたけど、30代ぐらいの女性が多かった。

男がカメラ持ってると、なんとなくオタクっぽかったり、

あんまりカッコよくないイメージがあるのだが、

女性がカメラを持ってると活動的でカッコよく感じるのは、

私だけか。

ところで、カメラ小僧とか、ギター小僧とか言われるけど、

それって男の子でしょ。

「小僧」 にあたる女の子をさす言葉ってないよね?

なんでかな。





2010.10.15

季節の変わり目

私は今日も半そで。

朝、テレビで天気予報を見ると 東京の今日の最高気温は、

24度だった。

(24度もありゃあ、半そででしょう) と半そでで家を出た。

すると、駅に行くと、みんな 長袖。

ジャケットを着ている人も多いし、中には首にマフラーを

巻いている人も!

暑くないのか?

ざっと、見渡しても 半そではいない。

五反田駅を降りて、ようやく一人発見。

たぶん今日の東京品川区の半そで率は、1%以下だな。

まあ、10月も半ば、秋物を着たい気持ちは分からないでもない。

でも、まだ暑いだろ!

そう思う私は、太っている証拠か?





2010.10.17

年内ライヴの予定

今年は、あまりライヴ活動をしていない。

自分のユニットでは、Mellow Flavor で一度だけ。

あとは、サポートやゲスト出演だった。

年内には、3つの予定が入っているが、

やはり、サポートとゲストだ。

【年内ライヴ出演の予定】

 11月22日(月) (たぶん)20:00〜
   まだ会ったこともない屋代さんという方のライヴのサポート
   @bar dAZE (原宿)

 12月11日(土) (たぶん)20:00〜
   7月に続いて ハルトラのライヴにゲスト参加
   @bar dAZE (原宿)

 12月23日(祝) 13:00〜
   4月に続いて まりあさんのライヴのサポート
   @たかのや (新宿)


さ、練習しなきゃ!





2010.10.18

恋はデジャ・ブ

DVD で鑑賞。

原題は、「Groundhog Day」。

少し前に この映画のことを聞いて、

(面白そうやな、観てみよう) と思っていた作品。

観てみたら、なんと、観たことがあった!

始まってすぐ気付いたけど、結末も全然思い出せないので、

まあ初めて観たようなもんだな。

映画館ではなく、ビデオを借りて観たと思うけど、

1993年の映画だから、たぶん観たのは、15年以上前じゃないかな。

さて、ストーリーは、気象予報士フィル (ビル・マーレイ) が

田舎町にテレビ番組のロケで来た。

聖燭 (せいしょく) 節 という 2月2日の田舎のお祭りの取材だ。

田舎の退屈な仕事で、いやいや終えたが、吹雪のため

帰れなくなり、仕方なく もう1日 その町にとどまることに。

翌朝、フィルが目を覚ますと、昨日と同じ2月2日だった。

翌日もまた、同じ日。

それから、毎朝、起きると同じ日。

来る日も来る日も同じ日の繰り返しに彼は絶望し、

自殺を試みるが、翌朝になると、生きていて、

また同じ日が始まる。

やがて、彼の中に変化が訪れる・・・。

コメディなんだけど、結構深い。

毎日、同じことの繰り返しで、次に誰が何を言うか、

どこで何が起きるか全部分かっているとしたら、

人はやがてどうなるのか。

映画では、何年同じ日が続いたのか、具体的には語られないが、

全く弾けなかったピアノをバリバリに弾けるようになったり、

氷の彫刻をマスターしたりするところから見ると、かなりの年数。

ウィキペディアによると

  最初の脚本によると同じ日が数千年以上続く設定であったが、
  最終的な映画では十年から数十年という長さになっている。

とある。


そして、ついに彼に明日が訪れる。

彼はなぜ、今日を終えることが出来たのか、

そのあたりがこの作品の深いとこちゃうやろか。

そして、自分しだいで相手が変わるというのも見所。


原題の 「Groundhog Day」 は、調べてみたが、

聖燭 (せいしょく) 節の日のこと。

アメリカでは、この日にマーモット (もぐら?) が

冬眠から覚めて穴を出て、地上に自分の影を見れば

さらに 6週間の冬ごもりに戻り 春の到来が遅れるという

言い伝えがあるらしい。


恋はデジャ・ブ  [DVD]





2010.10.19



私は叱られることに弱い。

子供の頃、親、特に母にはよく叱られたが、

学校では良い子だったので、

先生にはあまり叱られていない。

先生に叱られた数回のことは、覚えているぐらい。

叱られることに弱いため、叱られると自分が否定されたか、

分かってもらえなかったと、へこんでしまうのね。

なので、私は叱られないよう、叱られないよう、

生きてきた感じがする。

(母親の叱りは、思春期になると 口うるさいことになってしまい、

やがて自分の理屈を持つようになると効き目がなくなった。)

今でも失敗をして叱られるのは正直 コワイ。

だが、大人になって、特に叱られる機会がなくなった人は、

危険だという記事を読んだ。

ちょっとリンクが多くなるのだけど、深い話だと思うので

紹介する。

まず、始まりは、この記事

それに続いて、この記事

そして、もひとつ、これ


う〜む、そうか、良く分かった。

よし、これからも 妻を叱り続けよう!

心を鬼にして。





2010.10.20



恵比寿ガーデンシネマにて鑑賞。

水曜サービスデー (男女とも1000円) のせいか

やや混んでいた。

「プチ・ニコラ」 は、フランスで50年間愛されている絵本を

実写映画化したもの。

原作の絵本は、フランスでは知らない人はいないという国民的作品で

アメリカの 「スヌーピー」 とか、日本の 「サザエさん」、

「ちびまるこちゃん」 的な存在のようだ。

昨年は誕生50周年で、フランスでは記念切手が発売されたほど。


さて、映画の方は、いわゆる ハートフル・コメディ 。

面白くて、微笑ましくて、 オチが素晴らしかった。

ニコラは、天真爛漫な小学生で、彼とその仲間たちが

色んな騒動を巻き起こす。

めちゃくちゃ感動するとか、爆笑するとか、そういうわけではないし、

泣かせるようなシーンもない。

なのに、なぜか後半、泣けてきた。

なんだろう、「こころが洗われる」 というやつか。

ニコラのピュアさに やられてしまった。


出演の子役たちはみんな素晴らしい。

特に主役ニコラ役の マキシム・ゴダール は、

もうちょっと大きくなったら、二枚目やろな〜と思わせる美形男子。

小学1年生ぐらいの設定だろうか、作文の時間に

「将来、何になりたいか」 というテーマで、

ニコラは、「そんなの分からない」 と、映画は始まるのだが、

色んなハプニングを経て、最後に 自分がなりたいものを発見する。

大人も子供も楽しめる、幸せになれる、お薦め作品だ。


★★★★★


観られる方は、ネットで予告編など観ずに、劇場へどうぞ。





2010.10.22

食欲の秋

暑いときは、あんまりパンが売れないのだが、

涼しくなると売上が上がりだす。

みんな、季節によって食べたいものが変わるのだな。

さて、私も仕事で関わっている、おいしいパンでお馴染みの

Panetteria ARIETTA が、このたび 「Oisix」 での販売を始めた。

実は、以前 「Oisix」 で売っていたことがあるのだが、

諸事情により止めていたのを3年ぶりに再開したのだ。

ちょっと見てください。
  ↓
おいしっくす(産直おとりよせ市場)

良かったら買ってね。





2010.10.22

悪 人

先月、映画をを鑑賞した 「悪人」の 原作を読んだ。

映画の方は、良かったけど ちょっと物足りない感があったが、

その物足りなさを原作は、充分に埋めてくれた。

原作は、2006年から2007年にかけて、

朝日新聞にて連載されたそうで、いくつかの賞を受賞し、

映画化も手伝ってか、今では210万部を突破している。

(私は借りて読んだけど。)

映画の印象がまだ残っているので、その情景を

思い浮かべながら読み進んだが、もし映画を観ていなかったら、

違うイメージを持ったのだろうか。

映画より、ひとりひとりの登場人物の人間像が

詳しく描かれているので、より理解しやすかった。

2時間の映画と 読んだら4〜5時間かかる本と比べると

映画の方が制限があるもんな。

この作者、吉田修一という人の本は、初めて読んだけど、

賞を取ったり、映画化されたりするだけあって、

やっぱり、巧い。(作家やねんから当たり前か。)

なんでこんなもん書けるんやろな。

書けるもんなら、いつか小説を書いてみたいもんだ。


「結局、誰が一番悪人やった?」 みたいな問いかけは、

あまりにも不毛で、人間の悲しさ、業 (ごう) を描いた作品だと思う。

カットしている部分があるものの、ほとんど原作通りの映画だったが、

終わり方が、映画と原作はちょっと印象が違い、

原作の方が、消化不良というか、スッキリしない感が強い。

それは作者の意図だろうけど。





2010.10.23

ゴッホ展

芸術の秋。

今日は、六本木にある国立新美術館で開催中の

ゴッホ展へ行ってきた。

国立新美術館へは、初めて行ったのだが、

2007年に開館した美術館で、外観も内観もすばらしく、

特に中に入ると まるで SF 映画のようだった。



さて、今回のゴッホ展では、ゴッホの油彩 35点、

版画・素描約 30点のほか、モネ、ゴーギャンなどの油彩画、

その他関連資料合わせて123点が展示されていた。

11時に入館したが、入場制限まではいかないものの、

結構な混み具合だった。

ゴッホは、27歳で画家を目指し、37歳で亡くなるまで、

10年ほどしか絵を描いていないわけだが、

元々上手だった人ではないようで、初期の絵は、

資料としては貴重なのだろうが、魅力は感じなかった。

私たちが良く知っているゴッホの絵は、1888〜1890年に

描かれたものがほとんどで、その頃の絵は確かにスゴイ。

その2年間、彼は自分の耳をカミソリで切り落としたり、

精神科病院に入院したりしながら、絵を描き続けたのだ。

そして、1890年7月27日にピストルで自殺を図り、

2日後の29日に病院で亡くなった。

37歳だった。

今年は、没後120年なのだ。


今回、60数枚のゴッホの絵を見たわけだが、

ほとんどは、素通りした。

立ち止まって観た数枚は、有名なものばかりだった。

有名で、美術の教科書にも載っているような絵だから、

惹きつけられるのか、それとも、純粋に魅力のある絵だから、

有名になったのか、と注意しながら観たが、

やはりそれらは、独特の味とパワーを持っていた。

「アルルの部屋」 も良かったが、

アルルの部屋

今日、一番強烈だったのがこれ。

 アイリス

ゴッホは、「ひまわり」 を12枚も描いているが、

「アイリス」 も複数枚描いている。

この作品は、1890年、サン・レミの精神科病院を

退院する直前に描かれたようだ。

その頃のゴッホは、そこから逃れたくて、

精神的にかなり危機的な状況にあったという。

だが、この絵は、生々しい生命に溢れており、

とてもじゃないが、病院の中で描いたとは思えない。

元々は、もっと紫色だったものが退色しているらしいが、

120年の時を感じさせない 何か がこの絵には

確かに宿っている。

実物を 1メートルほどの距離で観たが、

絵を観て、こんなに感動したのは初めて。


彼は死ぬ1ヶ月前、妹に宛てた手紙に

「ぼくは100年後の人々にも、生きているかのごとく見える

肖像画を描いてみたい」 と書いたという。

生きている間、1枚しか絵が売れなかったという彼の絵が、

120年後に世界中の人を感動させている。

なんと凄いことか。


自殺に関しては、凶器や遺書がないこと、不自然な点が

多いことから、他殺を唱える専門家もいるようだ。





没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった




雷 桜

ちょっと甘ったるい恋愛映画かな、と思ったけど、

私の中では評価の高い二人、岡田将生 と 蒼井優 の

出演作なので、観ることに。

昨日公開だったようで、今日はまだ2日目。

有楽町で 15:35〜の回を観たが、思ったより空いていた。


さて、帰ってきてから、(ネットの評判はどうなんだろう?) と

見てみると、ちょっとビックリ。

どちらかというと評価が低く、結構 ボロカスに書かれている。

なんで ビックリ かというと、本作、私的には文句なしの ★5つで、

蒼井優は、私の中の 本年度主演女優賞 だと思ったからだ。

ネットでも 確かに彼女の演技は、評価されているようだけど、

作品自体の評価は低い。

強いて 不足を言うなら 特に前半、物語の展開、

テンポの遅さは感じた。

所詮、フィクションなので、設定の無理とかは突っ込む気はない。

それよりも 何よりも 蒼井優の素晴らしさが 数倍勝っている。

岡田将生 は、悪くはなかったが、残念ながら私の中では、

「重力ピエロ」 を越えなかったけど、

脇役陣も素晴らしく、作品自体も良かったと思ったけど、

世間の目は厳しいのね。

脇役といえば、先日観た、「悪人」 にも出演していた

柄本明、宮崎美子、岡田将生の3人が出ていたのには

ちょっと笑ったけど、相変らず、柄本明は ええ味出してた。

彼の○○シーン (観てのお楽しみ) は、スゴイ迫力で、

そのシーンだけで、私の本年度 助演男優賞ものだった。

あと、小出恵介 も良かった。

そして、しつこいけど、蒼井優が良い。

白馬にまたがる姿がなんともりりしいのだった。

なお、原作は、宇江佐 真理 著 で、これまたかなりの

高評価のよう。

読んでみたい。


★★★★★





2010.10.26

[久美子] さんからのメッセージ

知らない人から、“ [久美子] さんからのメッセージ ” という

件名のメールが届いた。

私の妻の名が 久美子なので、一瞬 「?」 となったが、

内容を読んでみると、

 【写真添付あり】 [久美子] さんからメッセージが届きました。
 ----------------
 □タイトル□
 お金だけが目的でいいのでお付き合いしてもらえたらうれしいです
 ----------------
 本文・返信はこちら↓


とあり、その下には、長い URL が付けられている。

もちろん、こういうリンクにはクリックしないことが

迷惑メール対策の原則だが、

ちょっと、写真を見てみたい気もする。





2010.10.27

BABY

一眼レフカメラを買ったことは 前に書いたが、

やはり普段から持ち歩くには大きすぎて、

「今日は写真を撮るぞ!」 という日でないと、

持ち歩けないもんだ。

それでも、普段から絵になる被写体を探している

自分がいたりする。

持つだけで意識が変わるんだな。

私が撮りたいのは、きれいな風景とかではなく、

何か写真が語りかけてくるような、力のある風景や人物。

もっとも、そんな写真、プロでも苦労して撮っているんだから

アマの私がそうそう撮れると甘くは見ていない。

でも、千枚ぐらい撮ったら、1枚ぐらいスゴイのが撮れそうな

気がする。

いや、千枚では足らんな、もっと撮らな。


カメラは、私にとっては、ギターに次ぐオモチャ。

ギターはやはり、「今日はギターを弾くぞ!」 という日にしか

持ち歩かないので、そういう意味ではカメラも共通している。

ただ、ギターは家で気軽に結構弾くけど、写真は家の中では

撮らない点は違うな。

で、今日は、とある赤ちゃんを撮影。

数十分の間に300枚ぐらい撮ったけど、中々難しい。

1歳1ヶ月、数日前には歩いてなかったそのヨチヨチ歩きの姿。
  ↓



ベイビーパウダーか、紙おむつのCMにどう?
  ↓






2010.10.30

高道晴久カルテット

一昨日は、友人に誘われ ジャズクラブ 赤坂 Bフラットへ。

出演は、高道晴久カルテット。

メンバーは、

西口明宏 (ts)、片倉真由子 (p)、高道晴久 (b)、二本松義史 (ds)

30〜35歳の若いジャズメン達。

4人ともバークリー音楽院を出ており、

一時期、一緒に New York でも活動していたらしく、

今回のライヴの タイトルは、〜New York Reunion〜。

私は、4人とも知らなかったのだが、さすがに

New York でやっていただけあって、皆 上手い。

ピアノの片倉さんは、バークリー卒業後、ジュリアードに行き、

2006年には、Mary Lou Williams Women In Jazz Piano Competition で

優勝という経歴の持ち主。

今回のライヴは、ベースの高道さんがリーダーということで、

彼のオリジナル曲も数曲演奏されたのだが、

これが良かった。

ぜひ、CD も出して欲しいもんだ。

出来れば、ギターも入れてね。




マザーウォーター

今日が公開初日の 映画 『マザーウォーター』 を

観てきた。

出演は、小林聡美、小泉今日子、もたいまさこ、市川実日子、加瀬亮ら。

小林聡美、もたいまさこ とくれば 『かもめ食堂』 だが、

本作も監督は違うものの 『かもめ食堂』 スタッフで撮られたようだ。

何の事件も起こらない、もっというと、ストーリーさえないと

言える映画。

特に始まって30〜40分、あまりの何も起こらなさに、

(どうなってくの?) と不安がよぎる。

結局、最後まで何も起こらないんだけど。


きっと好きな人は好きだけど、賛否の分かれる作品だろう。

私は嫌いではないが、これは、大人向けの童話だと

思ってみないと、枝葉末節にひっかかってしまい、

作品の本質を見損ないそう。

その 「枝葉末節にひっかかるな、大事なのはそこじゃない」 と

いうことこそが、この作品のテーマであるようにも思う。

含蓄のあるセリフも多く、観る人によって深さの変わる作品だと思う。


★★★▲☆





2010.10.31

世界へ羽田

今日から、羽田空港は国際線を32年ぶりに再開した。

昨夜、品川駅を出ると、こんな光景が。



ホテル パシフィック東京の客室の照明を使ってのディスプレイ。

あれ?

何でそんなことできるの?

お客さんが電気つけたらくずれてしまうやん。

で、調べて納得。

このホテル、今年9月30日をもって閉業したのだった。

現在は、改装中で2011年春ごろに再オープンの予定らしい。

「世界へ羽田」 の横にあるのは、京急の電車でしょうね。

京急グループのホテルだから。




ざうお

新宿ワシントンホテルの1Fにある 「ざうお」 という

居酒屋へ行ってきた。

このお店、ちょっと変わっていて、店内に いけす があり、

釣りを楽しみながら、食事ができるというシステム。

釣った魚は、すぐに調理してもらえる。

今日は、友人家族 (子供2名) と私たち夫婦と

6人だったが、子供たちが 釣り好きで大喜び。

鯛を3匹、ひらめ、伊勢えび、あじ、サザエを釣り上げ、

刺身、煮付け、から揚げ、にぎり寿司などに調理してもらった。

店内には 釣り船があり、座席が設けられ、

その周りが いけすになっている。

ちなみに通常、鯛は1匹 3200円 (税抜き) だが、

釣ると 2380円になる。


釣り上げた鯛で造られたお刺身
  ↓



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