LAGUNA MOON MELLOW FLAVOR  LIVE GUITAR  LINK LYRICS


 つつみしんやのひとりごと  2021年11月
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2021.11.2

小曽根真 “OZONE 60 in Club”
New Project “From OZONE till Dawn”




小曽根さんの還暦ライヴ。
若い才能を世界に紹介するというニュープロジェクト、
"From OZONE till Dawn" のパート4だ。
もともとは、8月に予定されていたけど、
コロナのために延期され、8月には、
無観客ライヴの配信が行われた。
タイトルを “A Rose & The Beasts” と称し、
「featuring 石川紅奈(くれな) & DENNIS FREHSE」、
そして、ゲストに曲輪大地を迎えてのライヴ。
と言っても、私はこの若者達を全く知らなかった。
若者達といっても、ドラムのデニスは40歳過ぎてるけど。

"From OZONE till Dawn" という
タイトルについて、ご本人の言葉。
「まるでジャズクラブの営業時間のような
“From Dusk till Dawn” (日没から夜明けまで)
という言葉がありますが、このプロジェクトは
美しい地球をとりまくオゾン層から昇ってくる光を
イメージして命名しました」とのこと。
「小曽根」と「オゾン」をかけてたのね。

ベースの石川紅奈は、高校生の頃に小曽根さんと
出逢っていて、その時に小曽根さんは、
彼女のウォーキングベースに、一目惚れならぬ
一耳惚れしたのだという。
そして、彼女は一曲だけど歌も歌った。
ベースの弾き語りで、マイケルジャクソンの
『Off The Wall』。
し、渋すぎる。
演奏も歌も素晴らしい。
小曽根さんも彼女が最近歌うことを
知ったという。
ベースの弾き語りで、あんな世界を
聴かせられる人は、そんなに居ない。
エスぺランザ・スポルディングやニッキ・パロットと
比べても引けを取らないと思う。
彼女のリーダーライブがあれば、ぜひ観てみたい。

ドラムのデニスは、ドイツ出身で
2009年から日本在住。

ゲストで登場したトランペットの
曲輪大地(くるわだいち)は、とても優しい音色だ。
バラード "For Someone" で
フリューゲルホルンを吹いたが、
フリューゲルホルンはもちろんのこと、
トランペットのトーンも優しい。
少しの MC から推測するに彼の人がらだろう。
私見だがトランペットは、どちらかというと
攻撃的な音色の楽器だと思うし、それに加えて
美しいと同時にダーティな音を出す人も少なくない。
しかし、曲輪はとても優しい音色で
場面によっては、もう少しダーティさが
欲しいと思うこともあった。
偉そうに言わせて貰うなら、今後の課題かな。

アンコールは、ドラムのデニスの曲で、
息子が自分に似ていない、
"Doesn't a Like Me" という微妙なタイトルの曲。

そして、珍しい2回目のアンコールで、
超有名な曲(聖者の行進ぐらい有名だけど、
曲名が出てこない)。
後半のテーマで、小曽根さんが半音上げた。
トランペットの曲輪は、なんとか付いて行ったのだけど、
小曽根さんが続けてもう一度半音上げたので、
ついに曲輪は撃沈。
彼がどれくらいのキャリアか知らないけど、
小曽根さんに呼ばれるぐらいだから、
大したもんなんだろうと思う。
でも、吹けなかった。
もちろん、事前に打ち合わせなどしていない。
本人としては、悔しいと思うが、
これが一流の世界だろう。
素晴らしかったのは、小曽根さんは
エンディングを曲輪に預け、
曲輪は、見事にそこで挽回したのだ。
もちろんそこには、小曽根さんのサポートが
あったのだけど、もう何というか
小曽根さんの懐の深さに私は涙してしまった。
小曽根さんは、大学でも教えているし、
ワークショップにも行ったことがあるので、
教育者であることも知っていたけど、
こうやって、若手(というか弟子たち)を
育てて行くんだなと感動したのでした。

それにしても良いライヴだった。
「ライヴって聴いている人も演奏している人も
ハッピー」、曲輪が、そう言っていたけど、
正にそんなライヴでした。

ジャズクラブもやっと日常を取り戻してきた感じ。
今日は、ほぼ満席で「密」でした。


[ MEMBERS ]
小曽根真 (p)
石川紅奈 (vo,b)
デニス・フレーゼ (ds)
【スペシャル・ゲスト】
曲輪大地 (tp)

@ COTTON CLUB
2nd show


ぜひチェックを!

石川紅奈 / Off The Wall





2021.11.3

そして、バトンは渡された



芸術の秋、文化の日の映画鑑賞、
1本目は、『そして、バトンは渡された』。
出演は、永野芽郁、田中圭、石原さとみ、
岡田健史、大森南朋、市村正親、など。
原作は、本屋大賞を受賞した小説だが、
いく分 現実離れしており、
「コミックが原作かな?」
と思うような部分もあった。

前半、2つのストーリーが並行して進んでいく。
どこで繋がるのだろうと思っていたら、
(ネタバレになるので書かないけど)
意外なところで繋がった。
注意深く観ていれば気付くことなのかも
知れないけど全く意表を突かれた。

主演の永野芽郁が演じるのは、
親がころころ変わり、苗字が4回も
変わるという森宮優子。
日本人は、血のつながりを大事にしている
印象があるけど、家族・親子になるのは、
血のつながりだけじゃない。

「現実離れ」していると、書いたけど、
映画としては、十分楽しめるし、結構泣けます。
多少、ツッコミ所はあるけど、
後半に色々秘密や事情が明かされ、
物語の全体像を知ることになります。


★★★★☆




老後の資金がありません!




本日2本目は、天海祐希 主演の
『老後の資金がありません!」。
知らずに観たのだが、奇しくも先に観た
『そして、バトンは渡された』と同じ前田哲 監督作品。
同時期に同じ監督の作品が
2本公開されるのは、珍しいのではないか。

こちらは、ファミリー・コメディ。
結構笑わせてもらいましたし、
コメディなので、現実的でないことも
全く問題なし。

こちらも、『そして、バトンは渡された』同様
家族がテーマ。
老後の資金が十分なくとも、人生何とか
幸せにやっていけるのさという、楽観的な
オチは、深刻に描いても仕方がないという
コメディのなせる業でしょう。

豪華な出演陣も見所。
主演の天海祐希のほか、草笛光子、松重豊、
柴田理恵、若村麻由美、石井正則、
クリス松村、友近、北斗晶、佐々木健介、
竜雷太、藤田弓子、荻原博子、三谷幸喜、
毒蝮三太夫、哀川翔、などなど。
草笛光子が、今年88歳というのはビックリ!


★★★★☆





2021.11.4

新型コロナウイルスワクチン接種
2回目


3週間前、1回目のワクチン接種の
エントリー
を読むと、東京の新規感染者は、
「7日連続で100人を下回っている」と
書いているが、今は8日連続で
30人を下まわっている。
業種によっては、まだまだの所も
あるだろうけど、大分、日常生活が
戻ってきた印象もある。
といっても、マスク、除菌、アクリル板、
人との距離などコロナ前とは、違うのだけど。
このまま終息すればいいな。

さて、今日はコロナワクチンの2回目の
接種を済ませて来た。
1回目から ちょうど3週間。

今のところ、酷い副反応は起きていない。
1回目は、夜になって接種部が痛み出したが、
今日は(今、接種から3時間半経っているが)
痛みを感じない。

前回、翌日の方が接種部に痛みがあったので、
明日になってみないと何とも言えないけど。
2回目の方が副反応が酷い人が多いらしいし。

ちなみに、1回目も今日も何も気にせず、
アルコールを飲んでいる。

前回同様、接種会場は大井競馬場。
前回は、レースがなかったようだが、
今日はレースもしていたよ。
競馬とワクチンと入り口を分けられていたのだけど、
表示をよく観ていないワクチンを打ちに来た区民が、
競馬の入場受付に入っていって、
入場を断られていたよ。


(経過観察 2021.11.5)
ワクチン接種と関係あるのかないのか
昨夜は眠くて 20:30頃には就寝した。
寝る前には、何も感じなかったけど、
朝起きると接種部に痛みがあった。
たぶん1回目と同じような痛みだ。
わずかに腫れているようでもあるし、
触ると痛いし、腕を高く上げると痛い。
夜になってもその痛みは、収まらない。
でも、腕を動かせないほどではない。

(経過観察 2021.11.6)
昨日は、午後から少し熱があるような感じが
していたのだが、測っても熱はなかった。
非接触の安物の体温計だったので、
どこまで正確か分からないし、実際
熱はなかったのかも知れないけど、
普段と違う感じがしていたことは、間違いない。
具合が悪いというほどでもないので微妙だが。

接種2日目の今日は、腕(接種部)の
痛みは、昼の時点で昨日の半分程度に減っている。
まだ少し腫れている感じがするし、触ると痛い。
昨日感じた、熱がある感じはなくなったので
大分回復したんだろう。





2021.11.5

カレーはスポーツだ!#23
チキンカレー/モンタンベール(恵比寿)
★★★★☆


2回目の登場、恵比寿のモンタンベール。
相変わらず女性に人気のようで、
ランチタイムのお客さんはほとんどがご婦人。
(ええ言い方やなぁ〜、ご婦人って。)

今回はチキンカレー、900円。



ルーは、オリジナルとスパイシーが選べる。
前回食べたオリジナルは、マイルドで、
やや物足りない感じがしたので、
今回はスパイシーをチョイス。
確かにオリジナルに比べると、
パンチがあるが、めちゃくちゃ辛い訳では
なくて、私には丁度良い辛さだった。
これは、また食べたくなるな〜。





2021.11.8

YouTube
そろそろ ソロ・ギター No.20
『生きがい』


今夜のお題は、由紀さおりの『生きがい』。
大阪万博の年、1970年(昭和45年)のヒット曲。
この頃の歌謡曲には、美しいメロディの曲が多い。
1970年は、私は小学2年生だった。
自分のラジカセやステレオなどなかった時代で
音楽のソースはテレビだけだった。
まだラジオにも目覚めていない年だ。
そんなにたくさん歌番組があったわけでは
ないだろうが、そのテレビを通して聴いただけでも、
この年頃に聴いたものは、奥深い意識にまで
そのメロディが刷り込まれているような気がする。

と言ってもすべての曲が印象深く
残っているわけではないから、そこには、
無意識に好き嫌いの選別が
されていたんじゃないかと思う。
あの頃『生きがい』を好きな曲だと思った覚えは
ないけど、今聴けば間違いなく好きなメロディだ。

作曲は渋谷毅、作詞は山上路夫。
歌詞の内容は、終わった恋の相手を想う、
未練たっぷりの歌なのだけど、
A メロは、私にはとても柔らかく、
B メロには、希望を感じる。
全体に希望と安心が同居しているような感じ。
もうちょっと、その感じを出したかったのだけど、
所々ぎこちない演奏になってしまった。
これが、今日の限界。
もう少しクオリティが上がるよう弾き続けたい曲。
精進します。


そろそろ ソロ・ギター 『生きがい』






2021.11.10

YouTube
そろそろ ソロ・ギター No.21
"Thank You, Reggie"
『おおきに。レジやん』


「そろそろ ソロ・ギター」初のオリジナル曲です。

アメリカのレジ―・ヤングというギタリストが、
2017年に80歳にして初めて出したソロアルバム
『Forever Young』。
私がそのアルバムを知ったのは、翌2018年の
5月だったのだが、あまりに気に入ったので、
繰り返し聴いていたら、影響を受けて、
出来てしまった曲。

その後、2019年1月、レジ―は 82歳で他界した。
私は、タイトルが思いつかなかったこの曲を
"Thank You, Reggie" 『おおきに。レジやん』と名付け、
レジ―に捧げることにした。
日本語タイトルの『おおきに。レジやん』の「やん」は、
「ヤング」の「ヤン」とかけている。
この曲は、何度かライヴでも演奏したことがある。

レジ―の画像を検索すると、ストラトキャスターや
セミアコを抱えている写真も見られるが、
なんとなくテレキャスターのイメージがピッタリくる。
実際、晩年はテレキャスターの写真が多いように思う。
ということで、今回のギターは、日本製 J.W.Black の
テレ・タイプです。


"Thank You, Reggie" Solo Guitar



[ 関連エントリー ]
2018.5.22 Forever Young
2018.5.30 Reggie Young と Rebecca Correia
2019.1.24 Reggie Young Forever






2021.11.11

"ACOUSTIC WEATHER REPORT"
featuring
ERIC MIYASHIRO, MASATO HONDA




昨年の3月、コロナの感染が広がり、
多くのライヴがキャンセルになる中、
ブルーノート東京で3月に唯一開催された、
“アコースティック・ウェザー・リポート”のライヴ。
とても良かったので、それ以来となる、
彼らのライヴを また観に行ってきた。

ようやく、ライヴ会場では日常を取り戻しつつ
あるものの、やはり、観客はマスク着用で
声援は少ない。
今日は「BRAVO!」と書いた画用紙を
持ってきていたオジサンもいたよ。

さて、今日のライヴ、途中急な睡魔に
困らされたけれど、やはり、スリリングで
聴き甲斐のある演奏だった。
納さんのベースは、とても力強く感じたし、
クリヤさんのピアノはダイナミックに、
則竹さんのドラムは、軽やかにしてワイルドであった。

ゲストのお二人の演奏は、言わずもがな。
今日は、ステージ正面の席ではなかったので、
エリックさんのトランペットもちょうど良い音量だった。
正面で聴くと、音がでかすぎるんです。

ウェザー・リポートをよく知らなくても
十分楽しめるのだけど、原曲を知っていたら、
もっと楽しめるんだろうな、と思った。
ちょっと聴き直してみよう。


[ MEMBERS ]
クリヤ・マコト (p)
納浩一 (b)
則竹裕之 (ds)
エリック・ミヤシロ (tp)
本田雅人 (sax)

@ Blue Note Tokyo
2nd show

[関連エントリー ]
2020.3.25 ACOUSTIC WEATHER REPORT


(2021.11.27 追記)
ブルーノートの「LIVE REPORTS」にセットリストが
公開されていたので、記しておく。

[ 2nd show SETLIST ]
1. Barbary Coast
2. Donna Lee
3. Deep Insight
4. Havona
5. Canonball
6. Elegant People
7. Birdland
EC. Black Market

1st show は、アンコールなしだったようで、
やはり 2nd show の方がお得。





2021.11.12

カレーはスポーツだ!#24
ビーフカレー/りゅうげつ(恵比寿)

★★★★☆


初めて入った地下のお店。
夜は、Bar として営業しているカウンターだけの
店のランチタイムの間借り営業のようで、
以前は定食もやっていたらしいが、今はカレーだけ。

入口の看板には「辛口スパイスカレー」と
あったので、覚悟して入店した。
メニューは、ビーフカレーとチキンカレーだけ。
ビーフカレー 税込 1,000円を注文。
スープ、サラダ付きです。



「お肉ゴロゴロ」と書かれていた通り、
スプーンでほぐれるほどに煮込まれたビーフが、
結構入っていた。
この肉が旨い。好みの味。

ルーは、確かにパンチはあるものの、
私でも普通に食べられたので、
「辛口」というほどでもない。
辛さは私にはちょうど良いのだが、
食べ始めの印象は、
何かもう一つ物足りない感じ。
でも、カレーって食べているうちに
だんだん美味しくなっていくから不思議。

店名は、タイトルには、
看板通り「りゅうげつ」と書いたけど、
「柳月」らしい。
お店の人は、女将さんらしき女性一人だった。
その方の人柄だろうか、
家庭的な雰囲気も感じられる。
会計時の「値上げせずに頑張ってます」という
言葉が印象に残った。





2021.11.16

2021 落語一之輔 三昼夜 再び
第二夜




昨日、今日、明日と3日間の
「落語一之輔三昼夜」公演。
3日間で6公演というハードな興行の
その4公演目に行ってきた。
一時期は月一ペースで観に行っていた
一之輔の落語会だが、独演会は、
一昨年の七夜公演の第一夜以来
なんと2年ぶりだ。
厳密には、今年の2月に「一之輔 わさび
小痴楽 三人会」を観ているので、
一之輔をナマで観るのは、9カ月ぶりぐらいだけど。
それにしても、コロナのおかげで落語を
聴きに行くのも激減した。

さて、久しぶりの一之輔。
なんというか、スケールアップしたというか、
円熟味を帯びてきたというのか、
貫禄が出てきたとか、
芸に磨きがかかったなんて表現では、
済まされない進化を観た。

コロナ禍で仕事に大きな影響があったこととかも
関係あるのかないのか、弟子たちが
育っていくことと関係あるのかないのか。
ただ年と共に進化しているのか。
とにかく素晴らしいと思った。

今日の開口一番は、今年、二つ目に
昇進した、一之輔の2番弟子の与いち。
前座時代は、マクラなしで落語に入るのだけど、
二つ目になるとマクラも話す。
与いちは、マクラも落語も面白かった。

本公演の夜の部では、ネタ下ろし(初演)が
一席用意されているのだけど、
今夜は「二階ぞめき」。
ちょっと渋いネタですが、しっかり一之輔ワールドに
なってました。
不覚にも後半、寝落ちしてしまったけど。

最後に演った「寝床」。
5〜6年前にも一之輔の「寝床」は聴いたことが
あるのだけど、今日のはもうもの凄い「寝床」だった。
今まで聴いた中で一番凄い番頭さんが登場したよ。
こんな展開にアレンジしてしまうのは、
やはり天才だと思う。


開演前

[ 演 目 ]
春風亭与いち 「代脈」
春風亭一之輔 「臆病源兵衛」
春風亭一之輔 「二階ぞめき」
〜 仲入り 〜
春風亭一之輔 「寝床」

@よみうり大手町ホール





2021.11.19

YouTube
そろそろ ソロ・ギター No.22
『花は咲く』


2011年の東日本大震災の復興の応援のために
作られたチャリティーソング『花は咲く』 。
震災のあとは、よくテレビから流れていた覚えがある。
渡辺貞夫さんが、ライヴの時、最後に必ず
この曲を演奏される。
ピアノとデュオで、あるいは、全く独奏のことも
あったような気もする。
この数年、貞夫さんの演奏で何度も聴いたのだけど、
これが、沁みるんです。
で、私もソロ・ギターで弾きたくなった。

アレンジは、比較的早くまとまったのだけど、
これが全然上手く弾けない!
かなり手ごわかった。
でも、おかげでとても良い練習になったよ。

作曲は、菅野よう子さんというアニメや
ゲーム音楽などを手がけている、
宮城県仙台市出身の作曲家。
作詞は、同じく宮城県仙台市出身の
映画監督の岩井俊二さん。


そろそろ ソロ・ギター 『花は咲く』



ギターは、St. Blues Bluesmaster。
1985年のアメリカ旅行の際、NYで買ったもの。
St. Blues は、1989年に生産は終了したが、
2000年代に入って復活した。
これは、復活前のオリジナル・モデルだ。
高いモデルではないけれど(当時は1ドル
220円ぐらいで500ドルぐらいだった)、
良いギターです。





2021.11.20

デビュー50周年 高中正義
虹伝説ファイナル at 日本武道館




いやぁ〜素晴らしかった!
楽しみにはしていたけど、
期待を大幅に上回る感動でした。
高中正義、デビュー50周年コンサート。
1981年に武道館で行われた「虹伝説」の
コンサートを 40年経った今、再現するという企画。

一部が、アルバム『虹伝説』全曲、そして
二部は、ヒット曲オンパレード。

実は、私はこの1981年にリリースされた
アルバム『虹伝説』は、それほど好きではなかった。
今聴くと、とても高中らしくて
素晴らしいと思うのだけど。
当時も聴くには聴いたし、断片的に
数曲ギターでコピーもしたけど、
LP2枚というボリューム(CDだと
1枚やけどね)がしんどかったのか、
なんなのか分からないけど、とにかく、
あの当時の他のアルバムより思い入れがなかったのだ。

で、今日のコンサートのために、アルバムを
改めて聴き直しただけではなく、このアルバムの
着想のもとになったイタリアの作家、ウル・デ・リコの
絵本『虹伝説』を購入して読んだ。
日本語版は絶版になっており、中古で入手した。
(私は、税込3,960 円で、入手したけど、
今日見たらアマゾンで、15,000円から
36,000円ほどしてますぜ。)



40年も経ってから、『虹伝説』を読むのも
今日のコンサートがあったからなのだけど、
遅ればせながら、絵本を読んでから、
本当にこのアルバムの素晴らしさが分かった。

で、今日のコンサート。
40年前は鬼(Goblins)の被り物まで
しての演奏だったけど、今日は被り物はなし。
ギターは、サンバーストの Fender ストラトキャスター。
最後の "YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE"
のみ「虹伝説」のペイントがなされた YAMAHA SG。

レーザー光線やステージのバックのディスプレイ、
そして、ステージに配置された虹のライトなどの
演出のおかげで、絵本の世界に引き込まれていく、
幻想的で素晴らしいショーだった。

定刻の17時を5分ほど過ぎて始まった一部は、
18:15ぐらいに終了。
20分ほどの休憩を挟み、
"EARLY BIRD" で二部が始まった。

二部も途中までストラトキャスター。
それから SG に持ち替えた。
前回のライヴでも今日も本人が「重い」と、
言っていたけど、今日は2曲で椅子を用意して
座ってい弾いていたよ。
ホントに重いギターは、立って弾くのつらい。
若い時は、体力もあったんだろうけど、
年とってからはつらいよな。
彼ならヤマハに頼んで、ボディをチェンバーにするとか、
軽くする方法はあるだろうけど、そうすると
音が変わってしまうからイヤなんだろうな。

私の席が2階席1列目のステージ正面
ど真ん中ということも とてもラッキーだったが、
何十回かのライヴに1回あるかないかの
本当に素晴らしいショーだった。
何回かミスがあったけど、そんなこと全く
問題でなかった。
途中MCでは、浦辺粂子のモノマネをしたり、
サービスもたっぷり。

そして、アンコール。
まさか、"一番好きな海の色" と
"BLUE LAGOON" で泣くとは思わなかったが、
2曲とも落涙。
"一番好きな海の色" では、後のディスプレイに
南国の海が映し出された。

彼のファースト・ソロ・アルバムは、
1976年の『セイシェルズ』なのだけど、
MCで「行ったこともないセイシェル諸島に
あこがれて作りました」と言って始まった
"憧れのセーシェル諸島"。
なんというか、それが "一番好きな海の色"、
"BLUE LAGOON" へと繋がって行ったのだった。

"BLUE LAGOON" では、高中がお客さんに
キメで拳をあげるよう要請。
ふだんは、そういうことやらない私だけど、
今日はやってみました。
やってみたら、ゾクゾクしたよ。

デビューして 50年ってホントに凄いなぁ。
最後(あれ?『黒船』の時だったかな)に
1981年のコンサートの写真が映し出され、
そのあと今日の一部の写真が
早速に編集されて、映し出された。
最近の結婚披露宴であるような演出ね。
最後の1枚のご本人の写真が、なんか
死んだ人の追悼コンサートみたいに見えて
ちょっと可笑しかった。

終わってみると8時10分を過ぎていた。
休憩を挟んで3時間以上の大大満足の
コンサートだった。

デビュー50年ということで、ギター雑誌も高中を特集。


プレイヤー誌・ヤングギター誌

まだ全部読んでいないけど、
(めっちゃ久しぶりに買った)
ヤングギターのインタビューでは、
本人が初めて語るあの頃のエピソードが
掲載されており、大変興味深かった。
こういう予習(?)も今日のコンサートの
感動の背景になっていると思う。


開演前


[ MEMBERS ]
高中正義 (g)
宮崎裕介 (key)
井上薫 (key)
岡沢章 (b)
宮崎まさひろ (ds)
斉藤ノヴ (perc)
AMAZONS 大滝裕子 (cho)
AMAZONS 吉川智子 (cho)
AMAZONS 斉藤久美 (cho)

[ SETLIST ]
早速ネット上にアップされていたものを発見
<1部>
1. PROLOGUE
2. ONCE UPON A SONG
3. SEVEN GOBLINS
4. THE SUNSET VALLEY
5. THE MOON ROSE
6. SOON
7. MAGICAL NIGHT LIGHT
8. RAINBOW PARADISE
9. THUNDER STORM
10. RISING ARCH
11. JUST CHUCKLE
12. RAINBOW WAS REBORN
13. PLUMED BIRD
14. YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE
<2部>
15. EARLY BIRD
16. FINGER DANCING
17. 憧れのセーシェル諸島
18. MAMBO No.5
19. 渚・モデラート
20. SHAKE IT
21. DISCO B
22. PALM STREET
23. TROPIC BIRDS
24. READY TO FLY
25. 黒船
<EC>
26. 一番好きな海の色
27. BLUE LAGOON



2015年からは、ほぼ毎年高中のコンサートに
行っているけど、昨年12月23日、今年9月23日、
そして今日と1年間に3回目の高中でした。
これもコロナの影響。
外国人アーティストの来日公演がないおかげで、
好きな日本人アーティスト観に行く回数が
増えてしまうのだった。
それにしても高中のコンサートは
オジサン(私の同年代)が多いわ〜。








2021.11.21

カレーはスポーツだ!#25
あいがけ2種盛り/東京コロンボ(恵比寿)

★★★★▲と★★★★☆


「カレーはスポーツだ!」を始めてから、
カレーを食べる機会が増えた。
これを書くためというのもあるけど
やっぱり好きやねんな〜。

さて、今回は恵比寿の「東京コロンボ」。
夜はパブ(スポーツバー?)を
営業しているお店の間借り営業のようで、
「東京コロンボ」という店名は、立て看板のみ。
建物には「PUBLIC HOUSE EPILOGUE」と店名がある。

ここのカレーは「インドカレー」とも
「欧風カレー」ともいわゆる「日本のカレー」とも違う。
カリブ海のクレオール料理「コロンボ」を
もとにアレンジされた「カリブ・カレー」だ。

初なので欲張って、
東京コロンボとエキゾチックキーマの
あいがけ2種盛り、税込1,400円を注文。



「エキゾチックキーマ」には、ヒヨコ豆が
ゴロゴロ入っているのだが、
初めてヒヨコ豆のカレーが旨いと思った。
このキーマは好み。★4つ半。
これはリピ確定。

「東京コロンボ」の方は、辛さが4段階から
選べるのだが、初回なので辛くないレギュラーを
選択してみたら、ちょっとマイルドだったので
次回は一段階辛いのを試したい。★4つ。

4種類のスパイスがテーブルに
サーブされたのだけど、今回は使わず。
このスパイスも、何やらこだわりが
ありそうなものばかり。
日替わりの限定もあったので、また行きたい。




カレーはスポーツだ!#26
2種あいがけカレー/NAIZO CURRY(恵比寿)

★★★★▲ と ★★★▲☆


今日は、もう1軒続けて紹介しよう。
(同じ日に食べたんじゃないよ。)

「NAIZO CURRY(内臓カレー)」とは、
また思い切った店名だな、と思ったら、
「婁熊東京(ルクマトウキョウ)」という
ホルモン焼き屋がランチタイムに
カレー専門にやっているお店でした。

メニューはこんな感じ。
・ココナッツキーマカレー(中辛)
・トマトホルモンスパイスカレー(中辛)
・豚ほほ肉ビンダルカレー(辛さ控えめ)
・スパイシーバターポーク(辛口)
・シビ辛!レバニラカレー

「シビ辛!レバニラカレー」以外は、
「2種あいがけカレー」にして 1,000円(税込)。
「4種全部あいがけ」にすると 1,300円(税込)。
「シビ辛!レバニラカレー」は単品で 1,300円(税込)。

今回は、「ココナッツキーマカレー」と
「トマトホルモンスパイスカレー」を
チョイスしてみた。



盛り付けの色どりも良く、
中々見た目がよろしい。

味の方は、「トマトホルモンスパイスカレー」の
方は、ややトマトの酸味が強く、
ルーは私の好みではなかったが、ホルモンの
入ったカレーは、珍しいし、悪くない。
「ココナッツキーマカレー」は、
爽やかに辛くて、旨かった。

なので、タイトル下に付けた★は、
「ココナッツキーマカレー」が、★4つ半、
「トマトホルモンスパイスカレー」が、★3つ半です。

先日食べた「東京コロンボ」の
「エキゾチックキーマ」も旨かった。
キーマカレーは、好んでは食べてこなかったのだけど、
もっと研究(開拓?)しても良いなと思ったのでした。





2021.11.23

渡辺翔太トリオ
featuring 井上銘 & 吉田沙良




日本の若いジャズメンたちの演奏を聴いてきた。
日本の未来のジャズの発展は、安泰だ!
そんなこと、私が偉そうに言うことではないが、
そんな風に思える素晴らしい演奏だった。

全員素晴らしかったが、特に
以前にも聴いて、その素晴らしさに感動した、
石若駿のドラムには、今日も魅了された。
柔らかく繊細で自由なドラミングだ。

ベースの若井俊也は、井上銘のバンドで
何度か観たことがあったが、とても力強い
ベースを弾く人だ。
鍵盤ハーモニカのソロも素晴らしかった。

その鍵盤ハーモニカで、盛り上がったあとを
井上銘のギターソロが引き継ぐ。
ギョワ〜ンとチョーキング一発で、
持って行ってしまう。
ギタリストの私が言うのもなんだが、
エレキギターってずるいなぁ。
銘君の今日のギターは、Novo Guitars の
3シングルPUのモデル「SERUS S」。

ヴォーカルの吉田沙良については、
何も知らなかったが、見かけは細くて
可愛い女の子なのだが、その見かけによらず
迫力のある声も出して、表現の広さを感じた。
彼女が入ることで、インストのジャズバンドよりも
大きく音楽性が広がっている。
日本語で歌うことで、ジャズとかポップスとか
ジャンルの壁も関係なくなっている感じ。
もう、そういう時代なんだろうな。

アンコールで、演った『Smile』も素晴らしかった。
とても斬新なアレンジの『Smile』。
チャップリンが聴いたら、なんて言うかな。


[ MEMBERS ]
渡辺翔太 (p,key)
若井俊也 (b)
石若駿 (ds)
井上銘 (g)
吉田沙良 (vo)

@ COTTON CLUB
2nd show





2021.11.24

高中正義
虹伝説 興奮冷めやらぬ


先週の土曜日に武道館で観た
高中正義のコンサートが素晴らしかったので、
車の運転中もずっと高中を聴いている。
そのせいもあってか、ここ数日、
朝起きたときからずっと頭の中で
高中の曲が流れている。
そして、改めて彼の作曲家としての
素晴らしさも感じている。

土曜日、コンサートから帰ってきた夜、
妻に絵本『虹伝説』を見せながら、
その日観てきたコンサートの説明をした。
その絵本に曲を付けたアルバム『虹伝説』が
1981年に発売され、全曲コンサートが
武道館で行われて、それが40年ぶりに
再現されたというようなこと。

そして、翌日起きてPCのスイッチ入れ、
ディスプレイに映し出された写真を観て驚いた。



なんと、虹だ!
しかもまるで「虹伝説」に出てくるような風景ではないか!
なんという、シンクロニシティ!
と、興奮したが、これはマイクロソフトが
勝手に私の好みを探り、好きそうな写真を
設定してくる仕組みなので、おそらくは、
この数日、私が何度か「虹伝説」と検索した
ことと関係しているのだろうな。
(上の画像は、月曜日の朝の画像。
月曜日にも出てきたので、スマホで撮った。)

さて、前述の1981年の虹伝説の武道館公演は、
2日間に亘って開催されたのだが、DVDが
発売されているので、観てみた。



高中のギターは、もしかしたら先日の公演より
上手いかもしれないと思える演奏だった。
ギターは、全曲 YAMAHA SG の虹色ヴァージョン。
指板まで着色されているもので、先日の公演で
"YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE" で
弾いたペイントヴァージョンとは、別個体だ。
全曲、SG を持って立って弾けるというのは、
やはり若くて体力があったということなんだろうな。
先日は、ほとんどを ストラトキャスター でしたから。

この虹ギターに関しては、詳しい、興味深い記事を
発見したので、興味のある方はご覧ください。

YAMAHA SG1000 The Rainbow Goblins

どの曲でゴブリン(鬼)の被り物を
被って演奏するのやろ、と思っていたら、
"THUNDER STORM" でした。


ネットで拾ってきた画像

あんなもん被って、演奏するの、かなり
難しいやろなぁ。
ギターやベースもやけど、特にドラムの宮崎さん。
宮崎まさひろさんは、高中以外にただ一人、
1981年と2021年の「虹伝説・武道館公演」に
出演した方です。

アルバム『虹伝説』は、14曲収録されているので、
14曲全曲演ったはずだけど、この DVD には、
10曲(53分)しか収録されていない。
しかも1曲は途中からのように聴こえる。
もともとはレーザーディスクで発売されていた
もののようだが、レーザーディスクでも
2時間は、収録できたようだから、
そのことと収録時間は関係ないだろう。
これは、ぜひノーカット版を出して欲しいもんだ。
ついでに、画像もリマスターして欲しい。
21世紀に大型テレビで観るには、ちょっと荒い。
よろしくお願いします。

先日の公演は、来年2月に WOWOW で
放映されることが決まっているが、たぶん、
そのあと、DVD か ブルーレイで
発売もされるだろうと踏んでいる。
これは、ぜひ、ノーカットでの発売を望む。





2021.11.25

YouTube
そろそろ ソロ・ギター No.23
『水色の恋』


今夜のお題はリクエストのあった『水色の恋』。
50年前、1971年の天地真理のデビュー曲。
真理ちゃん可愛かったもんね。

なんだか最近、昭和歌謡のカバーが多いけど、
良いメロディの曲がいっぱいあるのです。

この曲、当初は、ソロギターのイメージが
全く湧かなかったけど、しばらくいじっていると
なんとか形になるというのは、他の曲でも経験済み。
なんでもOKというわけではないけどね。

オリジナルとは違う風にリズムを少しアレンジしてみた。
オリジナルと書いたけど、調べてみて驚いた。
ウィキペディアによると、この曲は発売当時には、
作詞:田上えり/作曲:田上みどり
として発表されたのだが、その後、メロディが
フェリシアーノ・ラタサ(Feliciano Latassa)という
人が作曲した古いアルゼンチンタンゴの
『ビクトリア・ホテル』(Gran Hotel Victoria)に
似ているということで、そちらが原曲として
扱われるようになったらしい。
JASRAC での登録上は「外国作品」なのだという。

で、その『ビクトリア・ホテル』を
YouTube で聴いてみた。
私には、「う〜ん、確かに似てるけど、
たまたまちゃうの?」という印象。
タンゴだし、全く世界が違うので、
言われなかったら気付かないかも知れない。

『水色の恋』 の場合、出だしの2小節の
メロディが浮かんだとしたら、続きはその展開で
あんな風になるというのは、作曲している者から
すると、なんとなく分かる。
70年代、楽曲がシンプルなメロディで
あった時代だからなおさらだ。
田上さんもメロディが似ていることを
認めたのかどうかも分からないし、
もしかしたら、何か訴訟めいたことが
あったのかも知れないけど、作者の表示は、
時期によって違っているとのこと。

[ 1971年 - 2000年 ]
作詞:田上えり
作曲:田上みどり
補作曲・編曲:森岡賢一郎

[ 2000年 - 現在 ]
作詞:田上えり・PESCE CARLOS
作曲:田上みどり・LATASA FELICIANO
編曲:森岡賢一郎

田上さんの読み方が「たがみ」なのか
「たのうえ」なのかわからないので、
私の YouTube の詳細欄には、
Music by 田上みどり, Feliciano Latassa
と記しておいた。


『水色の恋』 ソロ・ギター






2021.11.26

高中正義に憧れて

1981年の高中正義の「虹伝説 武道館公演」は、
3月10日11日の2日間だった。
それから1ヶ月も経たない4月4日、
高校を卒業したばかりの私は、
大阪の城東区民ホールで、高校時代の
同級生バンド「Jabberwocky」で
高中正義のコピーでライヴを演った。
お察しの通り、高中の虹伝説とは全く関係ない。
複数のアマチュアバンドが出演する
イベントであったように思う。

先日の高中の武道館公演の
2部の1曲目が、"EARLY BIRD"、
そして、"FINGER DANCING" と続いた。
この2曲、ライヴで演ったなぁと思い出した。
そういえば、あのライヴのカセットテープが
あったことを思い出し、聴いてみた。



ワォッ!
スゴイ!
ヘタクソ!
酷い!
ツッコミ所満載!

高中師匠は、18歳でプロデビューした。
この時の私が18歳・・・。



ご覧のように18歳の私の髪はふさふさしている。
ブルーのビニールのジャンパーーが、
なんとなく高中っぽいでしょ。
当時、安物のギター(グレコのストラト)しか
持っていなかった私は、同級生のN君に
アリアのセミアコを貸してもらった。

セットリストはこんなんでした。

1. 今里トワイライト ★
2. EARLY BIRD
3. CRYSTAL MEMORIES
4. FINGER DANCING
5. ミッドナイト法善寺 ★
6. HEART ACHE
7. トロピカル鴻池新田 ★

★印はオリジナル曲。
オリジナルといっても、簡単なコード進行だけ
決めて、適当にジャムってるだけだ。
曲のタイトルがええかげんやなぁ。
ちなみに「今里」「法善寺」「鴻池新田」は、
大阪の地名で、バンドメンバーや友人が
住んでいたところ。
何がトロピカルなのか知らんけど
『トロピカル鴻池新田』に至っては、イントロに
プロコムハルムの『青い影』のイントロを
そのまま使い、トロピカルなムードなどありはしない。

そして、私の曲紹介のMCがイヤやなぁ。
ギターより、イヤや。

残念ながら、録音は3曲目からしか
入っていないので、オリジナルの
『今里トワイライト』がどんな曲であったか、
今では知るすべはない。
2曲目の『EARLY BIRD』も録音が
残っていなくて幸いかも知れない。

バンド名は 「Jabberwocky」。
高校2年の夏、アグネス・チャンが
『100万人の Jabberwocky』という曲を
テレビで歌っているのを聴いた。
「ジャバーウォーキー」という響きが気に入って、
辞書で調べてみたら「チンプンカンプン」とあった。
これを、バンド名にしようと決めた。
カセットケースのインデックスは、私の手書き。



こういうの書くの昔から好きだった。
A面が「JABBERWOCKY LIVE 珍紛漢紛雷舞」、
B面が専門学校の実習で作った
オリジナル宅録組曲「海」。
これも完璧に高中の影響。
人には聴かせられませんが。


ところで、こんな風に高中がマイブームなので、
ソロギターで演れる曲はないかと、
古い楽譜を2冊、どちらもヤフオクで
3,000円ほどで落札した。
私のような人が他にもいるんだろうか、
高中の楽譜は、かなり高騰しており、
「全曲集」という分厚いのが、
15,000円で落札されていた。
10,000円以上の出品はざらで、20,000円以上
30,000円以上で出品されているものもある。
買う人おるんやろか。





2021.11.27

ハンバーグが食べたい! #6
TAR-BOU 80 / 恵比寿
★★★☆☆

店の前を通ったときにランチタイムには、
お客さんが結構入っているのを
何度も見ていたけど、なぜか入ろうとは
思わなかったお店に 先日ついに入ってみた。

レストランとあるけど、
店内の雰囲気は 喫茶店風。
ノスタルジックといえば聞こえはいいけど、
今時とは思えない、昭和な感じ。
実際に昭和の時からあったのかどうかは、
不明だけど、イメージね。

ホールに1人、厨房にはベテランそうな
オジサンが2人。
メニューは、洋食だ。
迷わずハンバーグを注文。



サラダ、スープ、ライスが付いて
1,100円(税込み)。
ハンバーグ、デミグラスソースの味はまあまあ。
付け合わせにポテトフライ、人参、
そして珍しく大根。
ポテトフライが冷えていたのは残念。
揚げおきしてあるんやろな。
スープには、生の白菜(?)が浮いていた。
色々ちょっと独特。

某有名人が愛する店と、
ネットで読んだけど ホンマかな。





2021.11.28

TOKYO JAZZ 20th
Online Concert !


今年で「TOKYO JAZZ」は、20周年だった。
昨年は、中止だったんだな。(覚えていない)
今年は、今日4時間ほどの配信が行われた。
ナマライヴ配信が数曲と、
アーカイブからピックアップされた演奏。
これが何と無料だ。

コロナのおかげで、音楽業界は
大打撃だっただろう。
ここで、改めて音楽、ジャズの素晴らしさを
多くの人に知ってもらいたいという、
主催者やミュージシャンの想いを感じたのでした。

アーカイブ映像の中には、
私が、会場にいた演奏も結構あった。
これ、まとめて売り出したりしないのかなと思うけど、
2022年3月末までの期間限定で
これまた無料で公開されている。
全曲ではないけどね。

司会は、平原綾香とハリー杉山。
平原さんは、一昨日お父さん(サックス・プレイヤー)が
亡くなったらしく、つらい出演であっただろう。

ナマライヴは、山中千尋と石若駿・須川崇志の
初共演が良かったなぁ。
もっと聴きたかったけど、『八木節』1曲のみ。

画面横のチャットに何度も何度も
「DIMASH」と書き込まれていて、
何のことだろうと思ったら、この配信に
ディマシュ・クダイベルゲン(Dimash Kudaibergen)
という人が、登場するのでそのファンの人たちが
「早く出せ」と言わんばかりに書き込んでいたようだ。

私はこのディマシュのことを全く知らないと思っていたが、
以前テレビ番組『マツコの知らない世界』で、
平原綾香が紹介していた人だと思い出した。
カザフスタン出身で、27歳。
歌ったのは、なんと日本語で
玉置浩二の『いかないで』。
確かに凄い表現力で、どこまで声出るねん、
というほどの音域の広さでした。

さて、東京JAZZ、20周年。
私が初めて行ったのは、2005年で、
それから何度も観に行っている。
NHKホールより、国際フォーラムの方が好きでした。
来年は、ホールでリアルに観られるといいなぁ。



ひとりごと