LAGUNA MOON MELLOW FLAVOR  LIVE GUITAR  LINK LYRICS


 つつみしんやのひとりごと  2021年10月
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2021.10.1

Char New Release Live
“Fret to Fret”




先日発売されたニューアルバム『Fret to Fret』を
携えての久々のビルボードライヴでのライヴ。

前回観た Char さんのライヴは、
そのアンコール中に父が逝ったという
おそらく一生忘れないであろう、
4月10日の日比谷野外音楽堂のライヴだった。

新しいアルバム『Fret to Fret』は、
初期の Char のレコーディングメンバーである
佐藤準(k)、ロ バート・ブリル(d)を
迎えて録音された。
なんと 16年ぶりとなる新作だという。

そう言えば、ZICCA を設立してからは、
TRADROCKシリーズや、還暦記念の企画盤
『ROCK十 (ロック・プラス)』などのほか
ライヴ盤のリリースはあったものの純粋な
オリジナルアルバムは出ていなかったのだな。

さて、今日のライヴ、台風が接近が心配だったけど、
都内はそれほど雨風は強くなく、ライヴが終わって
外に出てみると、雨も上がっていたよ。

昨日で緊急事態宣言は解除されたので、
客席テーブルにはアルコールが並んでいた。
久しぶりに見る光景だ。

1曲目『Shinin' You, Shinin' Day』で幕が開けた
Char さんのギターは、ピンクペイズリーのムスタング、
バーガンディミスとのストラトキャスター、
2曲で VOX の Starstream を使用。
私は、エレキ・ギターの音が好きなので、
シンセっぽいこのギターのサウンドは好きではない。

ニューアルバムからは、『Moving Again』
『Creepin'』『Infant Elephant』『Fret To Fret』など。
そのほか、『TOKYO NIGHT』『Livin' In Tokyo』など。
60分強で本編が終わり、アンコールは、『Smoky』。
まだお客さんは許さない。
もう1曲アンコール『Rainbow Shoes』。
終わってみると80分ぐらいかな。
やはりコンサート会場で2時間のショーを
観ているので、こういうクラブでのショーは
短くてやや不完全燃焼な感じが否めない。
近くで観られるし、お酒飲みながら観られるのは
嬉しいねんけどな。

今日は、4月の日比谷野外音楽堂に続いて
キーボードが、小島さんというのが嬉しい。
この人のソロは、大好きだ。
時々、なんだか楽しそうに笑いながら演奏している。
ちょっとお腹が出てきたので、健康に気を付けて
もらいたいもんだ。
人のこと言えませんけど。
それに比べ、Charさんの体型の変わらないこと!
20代からずっと同じやないやろか。
ちょっと太ったんちゃう?とか思ったことないもんな。


[ Members ]
Char(Guitar&Vocal)
澤田浩史 / サワダヒロシ(Bass)
小島良喜 / コジマヨシノブ(Keybords)
ZAX(Drums)

@ Billboard LIVE Tokyo
2nd show




ハンバーグが食べたい! #5
つばめグリル / アトレ恵比寿店
★★★★▲

ハンバーグと言えば?
「イシイ!」「マルシン!」
私が子供の頃なら、そんな風に答えただろう。
今なら「つばめグリル」と答えるかもしれない。
首都圏に20店舗以上を展開しており、
東京では有名な「つばめグリル」。
1930年創業というから老舗やね。

「つばめ風ハンブルグステーキ」は、
たっぷりの自家製ビーフシチューをかけた看板メニューだ。
ハンバーグではない。ハンブルグなのだ。

出てきた時は、アルミホイルに包まれている。



フォークとナイフで、アルミホイルに穴を開けると。



熱した鉄板の上で、まだジュージュー言うとります。

ランチでは、ライス or パンが付いて、1,639円。
ビーフシチューというだけあって、トロトロに煮た
ビーフがしっかり入ってます。
これ、時々食べたくなるのだった。





2021.10.2

殺人鬼から逃げる夜
MIDNIGHT




面白そうだなと思って期待した韓国映画
『殺人鬼から逃げる夜』。
残念ながらハズレでした。
ここまでガッカリした韓国映画は珍しい。

耳の不自由な主人公の女性が、
サイコな殺人鬼に追われるという
ストーリーなのだが、何よりも登場人物が皆マヌケ。
警官も、海兵隊上がりの屈強な警備員も
マヌケで見ていられない。

なぜ、そこで警察に電話しない?
なぜ、警官は事情聴取の途中で席を離れる?
なぜ、そこで交番に駆け込まない?
なぜ、犯人に背中を向ける?
と、ツッコミ所だらけ。

挙句の果てに警官は銃で犯人の足を撃って
動きを止めたのに、すぐに確保せずに
起き上がって再び被害者を襲うのを待っている。
なんじゃそら。

ドキドキハラハラしたというより
イライラしたよ。


★★▲☆☆




MINAMATA ― ミナマタ ―




ジョニー・デップ主演の映画『ミナマタ』。
舞台は1970年代前半の熊本県水俣。
こちらも期待していたが、期待通りの作品でした。

アルコールにおぼれ落ち目になっていた
写真家ユージン・スミスに、日本人と米国人の
ハーフのアイリーンが、日本の企業が有毒な
排水を海に垂れ流し、病気で苦しんでいる人が
いることを写真に撮って、世界に伝えて欲しいと訴える。

水俣の現状を知ったユージンは、
水俣へ行き、その現状の写真を撮るのだが、
これが様々な抵抗に合うことになる。
しかし、ユージンの写真が LIFE 誌に掲載された
(=世界に知らしめた)ことで事態は動く。

この映画について誰かが書いていた。
これは、日本人が作るべき映画だったが、
日本人には作れなかっただろうと。
だから、日本人は外国のその国の人が
作れない映画を作らなきゃいけないと。
なるほど、日本人は自国の恥部(?)を
映画にするのは、アメリカ人に比べると、
あまり得意ではないように思う。

さて、本作のジョニー・デップは、
まるでユージン・スミスが乗り移っているかの
ようで、ジョニー・デップは見えなかったよ。

ユージン・スミスは、太平洋戦争中に、
サイパン、沖縄、硫黄島などへ
カメラマンとして派遣されていたのだから、
命がけで写真を撮り続けてきた人だ。
沖縄では負傷し、映画の中でも
戦場のトラウマが描かれているが、
水俣でも危険な目に遭うことが描かれており、
その時受けた暴行の後遺症で、その後、
写真を撮ることができなくなったという。

エンドロールでは、世界中の多くの
公害問題が映し出される。
おそらくその多くは(いや全てだろう)、
いまだに苦しんでいる人たちがいる。
私の年代ならば、子供の頃、ニュースになっていた
水俣病のことを詳しくはないにしろ、少しは
知っているが、もしかしたら、今の若い人たちは、
その名前さえ知らないかも知れない。

そういう意味でも本作が、ユージンが水俣へ
移り住んだ年から、50年目の今になって、
公開されることは意義深いと思う。

音楽にもパワーがあるなぁと思ったら、坂本龍一。
日本人キャストは、真田広之、國村隼、美波、
加瀬亮、浅野忠信ら。
真田広之は特に真に迫っております。

写真集『MINAMATA』英語版が出版されたのは、
1975年だが、日本語版『写真集 水俣』が
出版されたのは、1980年、ユージンの死後だったという。


★★★★★


一昨年、東京都写真美術館で開催されていた
「イメージを読む 場所をめぐる4つの物語」という
写真展でユージン・スミスの写真を何点か観た。
写真集も一冊持っているのだが、
土門拳がありのままの写真を写し出すとしたら、
ユージンの写真には、ただリアルなだけではなく、
芸術作品のような美しさのようなもがあるように思う。


[ 参考(映画を観てから読むと理解が深まります)]
公害の悲惨さと人間の美しさと 写真家ユージン・スミスの妻、
アイリーンさんが水俣で共に感じた鼓動






2021.10.3

アイダよ、何処へ?
QUO VADIS, AIDA ?




ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争下の1995年に、
セルビア人勢力に占拠されたスレブレニツァという
街で起きた、8,000人以上の住民処刑
(スレブレニツァの虐殺)を描いた映画。

1995年というと、日本では阪神淡路大震災、
地下鉄サリン事件があった年。
その年の12月に私が大阪から東京へ
移り住んだ年でもあり、印象の深い年だ。
26年前というと、昔のようだが、
つい最近のようにも思える。
そんなそう遠くない過去に、ヨーロッパで
こんな酷いことがあったのかと
改めて紛争の悲惨さを思い知らされる映画だった。

国際情勢に疎い私でも、ボスニア・ヘルツェゴビナと
いうと、紛争があったことぐらいは、知っている。
でも、紛争の背景は知らないし、
ボスニア・ヘルツェゴビナがどこにあるか、
地図で示せと言われると、明確には示せない、
そんな程度の知識だった。

ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争は、1992年から
1995年まで続き、人口435万人のうち、
死者20万人、200万人以上の難民・避難民を
発生させたという。

映画は、1995年7月のスレブレニツァが舞台。
紛争中、スレブレニツァは国連によって安全地帯に
指定されていたにも関わらず、セルビア人勢力に
占拠される。
数万人の人々が、避難のため国連の施設へ
殺到するが、人が多すぎて、中には入れない。
セルビア人勢力は、武器を持って国連の施設にまでやってくる。
ニューヨークの国連本部へ支援を要請しても
スレブレニツァは見捨てられたような状態で支援はない。

国連軍で通訳の仕事をするアイダは、
2人の息子と夫を何とか助けようとするが、
国連のスタッフの家族だからと特別扱いを
することを許してもらえない。

そんなストーリーなのだが、
なんともやり切れない結末なのだ。
これは、史実に基づいた映画で、
ハッピーエンドではない。

監督は、ヤスミラ・ジュバニッチ。
1974年サラエボ生まれ。ボスニア紛争の最中に
青春時代を過ごしたという女性。

オフィシャルサイトに監督へのインタビューがあるが、
家族を失っても、復讐を望まず、民族が超えて
皆がともに生きていく平和な世界を望む、
スレブレニツァの母親たちに触発されたという。

主人公のアイダは、まさにスレブレニツァの母親の一人。
この映画は、実際に起きた悲惨な虐殺を
世界に知らしめるとともに、憎しみを超えた先に
行かなければ、世界から紛争はなくならないことを
訴えているように感じた。

ちょっと違和感があったのは、セルビア人達が
絵にかいたような悪人風だったこと。
(実際そうだったかもしれないけど。)
その悪人も、ただの人の親であることも
描かれているんやけどね。

それにしても、国連軍があんなに
あてにならなかったとは、知らなかった。
まさか今は違うと思いたい。


★★★★▲




空 白




本日は2本目もヘビイでした。

スーパーで万引きしようとし、逃げ出した女子中学生を
店長(松坂桃李)が追いかけたのだが、
その目の前で、女子中学生は車に轢かれて死んでしまう。

娘が万引きなどするはずがないと、
無実を信じて疑わない父親(古田新太)は、
店長が娘にいたずらしようとしたのではないか、
あるいは学校でイジメられていて、誰かに無理やり
万引きさせられたのではないかと疑う。

恐ろしいことに、店長も父親も、
あることないことを報道され、インターネットには、
デマが拡散され、マスコミと世間の餌食になっていく。
インタビューは、イメージを捜査するために
テレビ局が好きに切り取ってワイドショーで流す。
こういうの見ると、テレビで言ってること
鵜呑みにしたらあかんなぁって、思う。

店長も父親も事故で中学生を死なせてしまった
若いドライバーも皆が、まるで渦に
吸い込まれていくようにどんどん落ちていく。
救いがない。
この手の映画は、登場人物の再生にいたって、
希望を見せてくれて終わるものだけど、
どうやって終わるんやろ、と不安になるほど。

でも人間て、一回落ちるとこまで落ちたら、
次は上がるしかないねんな。
現実を受け入れるしかないとこまで行くしかないねんな。
それで、死んでしもたらあかんけど、
生きてたら、きっと光が見えるねんな。

って、思える、苦しいけど、救いのあるラストでした。
当事者にとっては、そんなに簡単ではないやろけど。

出演は、古田新太、松坂桃李、寺島しのぶ、
田畑智子、藤原季節、片岡礼子、趣里 など。
皆良いです。
特に父親役の古田新太。
凄いです。真に迫ってます。怪演です。
スーパー店員役の寺島しのぶ。
こんな困ったおばちゃん、いてそうす。
監督・脚本は『ヒメアノ〜ル』の吉田恵輔。

印象に残ったのは、娘をはねたドライバーの
母親(片岡礼子)のセリフ。
あれは中々言えんよなぁ。

「言葉」て大事やな。
その時、何を言うかで、次の世界が変わる。
相手の言葉は変えられないけど、
自分が何を言うかは、変えられる。
何気ない人の言葉に、救われたり、
希望を持てたり、または正気に戻ったり。

店長も最後にかけられたあの言葉で
生きていく勇気をもらえたんやないやろか。


★★★★★





2021.10.6

YouTube
そろそろ ソロ・ギター No. 17
『リバーサイドホテル』(井上陽水)


今夜のお題は、『リバーサイドホテル』。
解散してしまった FRIED PRIDE が
カバーしているのを以前、ライヴで聴いた。
ヴォーカルの shiho が、歌詞について
「部屋のドアは金属のメタルでって
どういう意味やねん」と(関西弁では
なかったけど)突っ込んでいたっけ。

「二人はネオンの字を読んだ」とか
「ベッドの中で魚になる」とか
「夜の長さを何度でも味わえる」とか
想像力を掻き立てられる歌詞です。

1982年のリリースだけど、その時はあまり
売れなくて、1988年にテレビドラマ
『ニューヨーク恋物語』に使われ、
再発売でヒットした。
田村正和が主演でニューヨークが舞台のやつね。
毎週観てたわけではないけどぼんやり記憶がある。


そろそろソロギター『リバーサイドホテル』






2021.10.7

カレーはスポーツだ! #20
チキンカレー/ストン(戸越)

★★★★☆


第20回にして3回目の登場、戸越の「ストン」。
前回は何カレーを食べたんだったっけ?と
見てみると、あらあら今回と同じ
チキンカレー(850円税込)。



前回「煮込まれたチキンが旨い」と書いたけど、
今回は煮込んでいるという感じではなく、
しっかり下味をつけたチキンをソテーしているような印象。
そして、やはり旨かった。
ルーは、ストンらしい味だが、もう少しパンチが欲しい。





2021.10.9

メインストリーム
MAINSTREAM




ユーチューバーで成功をすることを夢見る
若者の映画『メインストリーム』。
監督は、ジア・コッポラ
(フランシス・コッポラのお孫さん)。
主演は、マヤ・ホーク(ユマ・サーマンと
イーサン・ホークの娘)とアンドリュー・ガーフィールド。

アンドリュー・ガーフィールドは、私には
『ハクソー・リッジ』と『沈黙 -サイレンス-』の
イメージが強いのだけど、
全く違う切れたキャラでした。

フランキー (マヤ・ホーク) が撮影した
リンク (アンドリュー・ガーフィールド) の動画が
YouTubeで人気になり、ついには
スポンサーが付き大成功していく。
動画は、どんどん過激に
エスカレートし続ける。
さて、彼らはどこへ向かうのか。

始めに視聴回数を伸ばす動画も
大したことないし、そのほかにも
ちょっと現実離れした面もあり、
まあファンタジーと思えば、いいかな。

上手く行きだして、すぐに不穏な感じがしたのだが、
案の定、仲間割れが始まり、悲劇が起きる。

SNS・スマホを批判していながら、
SNS・スマホで人気を得るという、
どうにも逃れられないパラドクスが
ポイントで、人気のためになら、
なんでもやるということへの批判も感じた。

そして、結局「自分の考えが正しい」と
訴え、強調し、強制することが、
大きな間違いなんだというメッセージとともに
自分の考えに賛同してくれる人が多くいると
自分が見えなくなって調子に乗ってしまうことへの
警告も感じた。

ローラがチラッと出演しています。
セリフないけど。
よく似ているな、と思ったので、
エンドロールを注意してみてたら、
名前がありました。


★★★▲☆




劇場上映版 エリック・クラプトン
ロックダウン・セッションズ
ERIC CLAPTON
LOCKDOWN SESSIONS




エリックの今年5月のロイヤル・アルバート・
ホール(ロンドン)のライヴは、
新型コロナウイルス感染拡大のために中止になった。
エリックは、スティーヴ・ガッド(Dr)、ネイザン・
イースト(B)、クリス・ステイントン(Key)の
3人をイギリスの田舎町に集め、
無観客のライヴを収録することにした。
それが「LOCKDOWN SESSIONS」だ。

それは、ブルーレイ(or DVD)+CD で
来月発売されるのだが、発売に先駆けて
その劇場上映版が公開されたので観てきた。
ブルーレイ(DVD)には、収録されてない
リハーサル、オフショット、インタビュー等が、
15分以上もあるらしい。
上映時間は、90分ほどで
その分演奏曲数は、少ないけどね。

エリックが(ギターを弾き過ぎて)
「指が痛い」と言って、指先を見せるシーン、
バンドメンバーとの話のなかで、
英国からもらった勲章を大切にするべきだったけど
車のキーのキーホルダーにしていたら、
失くしちゃったという話など、貴重な話や
シーンが観られる。

録音に使われた大きな家と周辺の自然が
とても素晴らしく、どこだろうと思ってた。
オフィシャルサイトによると
「ロンドンの南、ウェストサセックスのカウドレイ・
パーク内にある1875年に建てられたグレード2の
ビクトリア朝のカントリーハウス」とのこと。
賃料いくらやろ?と余計なことを考えてしまった。

『ブラック・マジック・ウーマン』のイントロで
エリックが「ピーターの為に弾こう」と言う。
『ブラック・マジック・ウーマン』って、
サンタナの曲だと思っていたけど、
ピーター・グリーン(2020年没/Fleetwood Mac)が
書いた曲だったのね。

そのほか 曲は『いとしのレイラ』
『ティアーズ・イン・ヘヴン』
『モジョ―ウォーキング』
『ロック・ミー・ベイビー』など。
個人的ハイライトは久しぶりに聴いた、
『リバー・オブ・ティアーズ』。

プロデューサーは、エリックの『アンプラグド』も
手掛けたラス・タイトルマン。

ドラムのスティーヴ・ガッド。
もの凄くエリックのことを見て、聴いて、
演奏しているし、日々そのサウンドを
良くしようと試行錯誤を繰り返している。
終わりなき改善の精神。

ベースのネイザン・イースト。
もうエリックとは、30年以上になる。
最初は、フュージョン畑のネイザンと
エリックに違和感を感じたけど、
すぐにその違和感も消えたね。
「ネイザンの音は正しい」と、エリック。

キーボードのクリス・ステイントン。
実は私は彼のプレイが、
あまり好きではなったのだが、
本作を観て印象が変わった。
エリックが、クリスについてどれほど信頼していて
必要としているかがよく分かったからだ。
クリスは、エリックの精神安定剤。

ネイザン・イーストは、ウッドベースとエレアコ・ベース。
スティーヴ・ガッドもブラシや手で叩く曲が多くて、
エリックもアコギが多く アンプラグド的な演奏。
ギターは、アコースティックが
マーティンのECモデルと12弦。
この12弦ギターは、エリックのギターテック
(ギターのメンテ・管理をするスタッフ)のダンが
エリックに頼まれて、作ったオリジナルギター。
何曲も使ってたのでエリックのお気に入りのようだ。
エレキは、ギブソンの350T(だと思う)で
スライドを弾きかけてあんまり上手く弾けず、
「リスキー」と言って ES335 に持ち替えた。
ストラトキャスターは、登場せず。

さて、11月発売のブルーレイは当然予約したけど、
タイトルが「The Lady In The Balcony:
LOCKDOWN SESSIONS」となっている。

「The Lady In The Balcony」(バルコニーにいる女性)。
映画の中でエリックが
「バルコニーにいる女性に」と言って
演奏をするシーンがある。
あそこにいるのだから当然関係者だとは思ったけど、
彼女がエリックの奥さん(メリア・マッケナリー)
なんだって。美人でした。

エリックは、ちょっと太って、お腹が出てきたかな。
76歳。
元気でいて欲しい。
そして、もう一度、来日してくれないかなぁ。


★★★★★





2021.10.10

ハービー・山口 写真展
HOPE 2020-
変わらない日常と明日への言葉


久しぶりにハービー山口さんのお話し。



ハービーさんの新しいフォトエッセイ、
「HOPE 2020- 変わらない日常と明日への言葉」
の発売を記念して、新宿の北村写真機店の
イベント・スペースで、写真展が
開催されているので、観に行ってきた。

新しいフォトエッセイは、コロナ禍になってからの
写真がほとんどで、その中でも希望を感じさせる
写真が満載だ。

写真展は、そのフォトエッセイの中から、
20数枚が展示されていた。
やはり、本で観るのと実際の写真を観るのは、
毎度のことながら全然違う。

コロナ禍の写真ということで、
写っている多くの人がマスクを着けている。
私は、コロナ禍になってから、写真を撮る時、
どうもマスクが邪魔だと思っていたのだが、
展示されたハービーさんのマスクを着けた人々の
写真を観ていると、数枚あったマスクをしていない
人の写真に何か物足りなさを
感じてしまっている自分に驚いた。

マスクを着けた若い男女が見つめ合っている、
そんな写真は、今しか撮れない写真だろう。

これらの写真は、ライカのモノクロ専用機で
撮影したという。

ご本人の生い立ちもあるのだろうけど、
ハービーさんは、徹底的に「HOPE/希望」を
写真で表現し続けている。
世の中の報道写真家の中には、
世界の悲惨な、絶望的な現実を伝えようと
シャッターを押し続けている人もいる。
だから、ハービーさんは「世界が10 あるなら、
自分は、1か2しか撮っていない」という。
それが、自分(の役割)だと、しっかり
自覚・理解されているからこそ、あれだけの
優しい写真を撮り続けられるのであろう。

10月3日(日)に行われ、ライヴで配信された
トークイベントを(リアルタイムではないけど)観た。
そこで、語られる話を聴いて、
ハービーさんの存在自体が人々に世界に
希望・未来を与えるものだと思った。
残念ながら、ハービーさんとゲストとの音量差が激しく、
聞きづらいのだが、興味のある人はどうぞ。
(1時間以上あります)

ハービー・山口 発売記念トークイベント


HOPE 2020- 変わらない日常と明日への言葉



[ 関連エントリー ]
2019.8.25 未来への世界地図




カレーはスポーツだ! #21
ベンゴールカリー/新宿 中村屋(新宿)
★★★★▲

久しぶりに中村屋のカレー。
いや、ここではカレーではなく「カリー」だ。
新宿中村屋ビルには、8階にレストランが
あるけど、行ったのは地下2階の
レストラン&カフェの方ね。

せっかくのなのでちょっと上等な
ベンゴールカリー(ビーフ)を注文。
2,200円(税込)。
薬味が7種類も付いてきたよ。



ベンゴール(ベンガル)というのは、
インドの北東部、ガンジス川とブラマプトラ川
下流あたりの地域のことらしい。

辛さは、あまり感じられないけど、
よくあるカレーとは一味違う。
ほどよく煮込まれたビーフがゴロゴロ入っていて嬉しい。
トッピングの青いのが唐辛子だったら
どうしようと思いながら、思い切って食べたら、
辛くない しし唐 でした。

ところで、中村屋のカリーは
レトルトでも売っているけど、
レトルトより缶詰の方が旨いと思うよ。





2021.10.10

小三治師匠 逝去

私は、凝り性なところがあって、
2013年に落語にハマってから、
5年間で130回以上の落語会に足を運んだ。
それからは、少しペースが落ちたのだが、
それでもコロナになるまでは、年に10回以上は
落語会に行っていた。

それほど落語を聴きに行ってきたにも関わらず、
人間国宝 柳家小三治師匠の落語を
先月まで聴いたことがなかった。
CD では、何席も聴いたけど、
ナマで高座を観たことがなかったのだ。
(CD も意外に少ない。)

ひとつには小三治師匠の出演が主に寄席で、
落語会への出演が少なかったこと。
(これは、高齢になられていたこととも
関係あるかも知れない。)
私は、ひとりの持ち時間の短い寄席より
たっぷり聴ける落語会の方が好きなので
寄席には、一度しか行ったことがない。
たまには、行こうと思うのだけど。
それと、私がよく観る噺家の落語会に
小三治師匠が出ていないということもある。

昨年は、小三治師匠出演の落語会のチケットを
2回取ったのだけど、コロナのせいで 2度とも
公演がキャンセルになった。

それで、先月(9月14日)、
「桂宗助改メ 二代目桂八十八襲名披露公演」の
ゲストで出演された小三治師匠を
ようやくナマで観ることが出来たのだった。

今年は、3月に入院され、高座を1ヵ月以上
休まれたり、体調も優れなかったようなのだが、
先月 観たときにも、とても身体がつらそうに見えた。
でも、その口演は素晴らしかった。(その日のエントリー

小三治師匠の人気は高く、チケットはすぐに
売り切れてしまうのだが、
来月、11月13日に開催予定だった
「柳家小三治・柳家三三 親子会」は、
8月の発売時に取ることが出来、楽しみにしていた。

それから、11月7日に小三治師匠の独演会があり、
2週続けてはどうかな、と思ったのだけど、
独演会はそんなにないので、やっぱり行こうと思い、
チケットを申し込んだのが、昨日(9日)。

今日、訃報が流れてきたが、
亡くなられたのは、7日だったということなので、
亡くなってからチケットを買っていたということなのだ。

おそらく公演は、中止になるだろう。
この日が来ることは分かっていたけど、残念だ。


弟弟子であり、落語協会会長の柳亭市馬師匠のコメント。

「つい最近まで、元気に高座に上がっている、と聞いて
いたので突然の訃報に接し只々、呆然とするだけです。
落語史に、大きな区切りの線が引かれたのは、確かです。
何事にも迎合することを嫌い、派手を好まず、
極めて芸人らしからぬ、孤高の噺家でした。
個人的には、師匠先代小さん亡き後、
芸について口やかましい事を言ってくれるのは、
小三治師匠だけだったので、いよいよ心細く、
寂しくなりますが、「もうあんなに沢山、薬を
飲まなくてもいいんだな」と思うと、少しだけほっとします。
小三治師匠、長い間、お疲れさまでした。
本当にくたびれましたねぇ。
どうかゆっくり、お休みください。
有難うございました。


「もうあんなに沢山、薬を飲まなくてもいいんだな」
というのが、痛々しい。


享年81歳。

合掌。





2021.10.10

渡辺貞夫 BOP NIGHT 2021
at BLUE NOTE TOKYO [配信]


渡辺貞夫さんのブルーノート公演を配信で観た。
今日の生配信だったけど、夜遅くなってから
アーカイブ配信を鑑賞。

今日は、レギュラーバンドにホーンが4人。
ホーンアレンジは、トロンボーンの村田さん。

6月のライヴでも書いたけど、
本当に88歳には思えないよ〜。

配信は2部だけなのだけど1部と同じセットリストに
なることを貞夫さんは、1部2部通しで来ている
お客さんに対してずい分気にしておられた。
「私はイヤなんですけどね」って。
1部と曲を変えても良さそうな気もするけど、
もしかしたら、1部は配信のリハ的な意味合いもあって、
曲を変えられないのかなと推測する。

曲は 『Tokyo Dating』、『Laura』、
『Only In My Mind』、『Requiem For Love』
『One For Jojo』、『Passo de Doria』など。
『Gemmation』、カルテットで『花は咲く』、
ピアノとデュオで『Carinhoso』。

『花は咲く』と『Carinhoso』は沁みるなぁ。
ドラムの竹村一哲、良いなぁ。
『Gemmation』で、貞夫さんが4小節早く入る
ハプニングもあったけど、そういうのもライヴの醍醐味。

70分ぐらいかな。
もしかしたら、会場ではそのあとにも
アンコールがあったかもな。
配信でこれだけええねんから会場にいたら、
もっと素晴らしかったんやろな。


[ MEMBERS ]
渡辺貞夫 (as)
小野塚晃 (p)
粟谷巧 (b)
竹村一哲 (ds)
村田陽一 (tb)
西村浩二 (tp)
奥村晶 (tp)
小池修 (ts)

@Blue Note Tokyo 配信





2020.10.13

VG EAR-01 NC

今年は、3本のギターを手放したけど、
一向に減る気配のない私のギター達。
また新しい仲間がやってきた。
寺田楽器のブランド「VG」の 2000年代に
発売されたエレガット「EAR-01 NC」。
発売当時のメーカー希望価格は、
¥195,000+税であったようだ。

先週末、実店舗に試奏に行った時は、
飛びつくほど気にったわけではなく、
買わなくても良いなと思ったのだけど、
その日、映画館でエリック・クラプトンの
『LOCKDOWN SESSIONS』を観ている最中に
やっぱり買おうと思い直した。



中古品で、¥70,000+税だった。
多少 打痕があるものの大きなダメージはなく、
発売当時の価格を考えるとお得だろう。

ボディが小さめで、この形は好きだな。
そして、とにかく軽い。
ボディはチェンバー構造になっているのだ。
ナット幅が、44ミリとガット弦としては
細目で私としては弾きやすく嬉しい。

トップにはコントロールが、ボリュームしかないが、
バックでゲイン、ベース、トレブルの調整が
出来るようになっている。
いわゆるプリセットで演奏中は触れないけど。

[ SPECS ]
Top / Solid Cedar
Side & Back / Mahogany
Neck / One-Piece Mahogany
Finger Board / Rosewood
Bridge / Rosewood
Neck Width At Nut / 44mm
Scale Length / 25.5"(約647.7mm)
Tuning Machine / Gotoh (Original)
Pick Up / VG Original



ところで、一時期、サドウスキーのテレ型の
エレガットが欲しくてたまらない時期があったのだけど、
滅多に出てこないし、中古で出てきてもサドウスキー
NYCのモデルは高くて中々手が出なかった。
日本製は、多少安かったけど、
どうせなら、NYCモデルが欲しかったし。

その熱はいつのまにか冷めたのだけど、
こいつをちょっと使えるようになろうと思う。
普段エレキギターが中心の私には、
慣れていないと、ガット弦は難しく、
やはりピエゾの音は、扱いにくい。
でも、工夫して使える音を見つけようと思う。
近いうちにソロギター(YouTube)で披露したい。





2021.10.15

新型コロナウイルスワクチン接種
1回目


8月には、東京だけで5千人の新規感染者が
出るほどだった新型コロナ。
9月の中頃には、1日千人を切り、
10月に入って200人を切り、
昨日は62人、今日は57人。
7日連続で100人を下回っている。
もうワクチン打たんでええんちゃうかと思うほどに
落ち着いては来ているけど、
また増えないとも限らない。

もともとはあまり打ちたくない派だったけど、
夏の感染拡大で考えを変えた。
でも、中々予約が取れなくて、
9月6日にようやく予約が出来たのが、
昨日(10月14日)の接種だった。

今さら、ワクチン接種レポートは
珍しくないだろうけど、記録しておこうと思う。

会場は、大井競馬場。
ワクチンは、ファイザー社製。



16:30の受付だったけど、
16時15分ぐらい前に到着した。
16時まで待たされたけど、受付後、会場内へ。

大井競馬場へは、数年前に競馬好きの
先輩と一度来たことがある。
ビギナーズラックを狙って、1,000円か2,000円
買ってみたけどダメだった。

さすがにもうシステムも確立されており、
スタッフも慣れたもので、ほとんど待たされるような
こともなく、サクサクと進み、接種を終えたのは
16:10だった。

注射は、痛いのだろうと思っていたけど、
血液検査で血を抜かれる時よりも痛くなく、
あっという間に終わった。

それから、15分間経過観察ということで、
じっと座って待機。
幸い特に変化はなく帰路に着いた。

夜になって、やや接種部が痛み出した。
接種と関係あるかないか分からないけど、
ワインを飲んだら、妙に眠くなったので、
早めに21:30頃就寝。

今日も特に体調不良はなし。
接種部は昨夜より痛い。
鈍痛というのかな、チクチクとかギリギリとか
いう痛みではなく、どんより重く痛い。
腕が上がらないとか、何も持てないとか
いうほどではなく、普通に動く。
左肩に打ったけど、ギターも支障なく弾ける。

そんなわけで、一回目の接種が終わり、
3週間後に2回目を打つ予定。




(経過観察記録 2021.10.17)
接種翌日は、それなりに接種した左肩に
痛みがあったのだが、その翌日、痛みは
かなり収まった。
接種翌日の痛みを「10」だとすれば、
その次の日の痛みは日中で「2〜3」、
夜になると「1」程度で、
今日(接種3日後)は、「0」に近い。
接種部に触るとわずかに痛い程度だ。
これで、副反応は終わりだろう。
2回目(3週間後)も大したことがなければよいな。




5000回突破!


5月18日に始めた YouTube。
先日、私のチャンネル動画視聴回数の
合計が、5000回を超えた。

動画は、今のところ、ソロ・ギターだけで
その数(曲数)は、17 。
現在のチャンネル登録数は、55人。

一番視聴回数が多いのは、ダントツで1本目に
あげた『傷だらけの天使』で、1,700回を超えた。
2位『スローバラード』との差が、1,200近く開いている。
『傷だらけの天使』を検索する人が
多いということなのだろうか。
そして、『傷だらけの天使』には、
ついに「低評価」も押された。
どんなに素晴らしい動画にも低評価を
付けたい人が一定数はいるようなので、
私の演奏に低評価が付くのは、全く当然のこと。
なので、低評価が付いたのは、
多くの人に観ていただいた証拠だと思っている。

そして、本当にたまにだけど、
コメントも入っている。

ライヴはまだ演る予定がないので、
当面、ソロギター動画に取り組もうと思う。
ひとりギターデュオ、なんていうのも考え中だけど、
機材などの準備がいるので、
まだいつになるか分からない。








2021.10.17

高中正義
40年前のライヴ映像


今年デビュー50年の高中正義。
先日、発売された、
「TAKANAKA ALL TIME SUPER BEST」
(CD3枚組+DVD 税込5,500円)の DVD には、
1981年と82年のライヴ映像が収録されている。
当時は、レーザーディスクや VHS で、
1本1万円以上したものだから、
視聴者にとっては、ええ時代になったと思うな。

1981年の方は、3月11〜12日の
日本武道館における『虹伝説』の第2部
通常のセットリストからと、8月2日の
横浜スタジアムのライヴの演奏が収められている。
この横浜スタジアムの方は、サンタナとの共演も
あったのだが、高中バンドによる演奏のみ。

そして、1982年の方は、8月8日の横浜スタジアム
『GUITAR FANTASIA』の演奏を収めている。

偶然にも私は、1981年と82年に
高中のコンサートを観に行った。
81年は、改装前の大阪府立体育館(だったと思う)。
そして、82年の『GUITAR FANTASIA』。
大阪の会場は、大阪南港の野外特設ステージだった。

DVDは、まあ、40年前ということで、高中も若い!
当時、28〜29歳の頃やね。
なんか、やっぱり若いということは、パワーというか
エネルギーがあるんやな。
60代後半と比べたらあかんわな。

82年の方の『SAUDADE』の演出というか
編集があまりにダサすぎて、余計なことしたなという
感が否めないのだけど、こういうのが当時は
新しかったのかな。

メンバーは、81年の方が、次の方々。

高中正義(G)
宮崎まさひろ(Dr)
田中章弘(B)
小林泉美(K)
石川清澄(K)
菅原由紀(Per)
木村誠(Per)
是方博邦(G)(横浜スタジアムのみ)

ドラムの宮崎さんは、今も高中バンドにいる。
40年ずっといたかどうかは知らないけど。

そして、82年のメンバーは珍しくアメリカの方々。
アルバム『SAUDADE』のレコーディング・メンバーだったようだ。

高中正義(G)
Joaquin Lievano(G)
Narada Michael Walden(Dr)
T.M. Stevens(B)
Frank Martin(K)
Sheila Escovedo(Per)

『GUITAR FANTASIA』は、高中のギターに
レーザー光線の発信器を仕込んで、
レーザーを空に放つという演出があった。
このライヴで、初めて T.M. Stevens を知ったのだけど、
強烈だったのを覚えている。
そして、パーカッションが、シーラ・E。
このあと彼女はもっと売れっ子になるんだな。
アルバム『SAUDADE』は、ドラムの
ナラダ・マイケル・ウォルデンが、プロデューサーだった。
ギターの Joaquin (ジョークインでしょうか)のことは
全く知らないのだけど、めちゃくちゃ上手いです。

来月、高中の武道館公演があるのだけど、
アーティストとして、武道館のステージに立った
人は多いけど、40年後もあそこに立てる人は、
本当に少ない。
しかも、彼の場合、歌がなくてギターだけだから、
そんな人、他にいない。
強いていうなら、ジェフ・ベックぐらいだろう。
Charさんは、歌うしね。

Charさんで思い出した。
1982年の次に観た高中のコンサートが、
1996年の武道館公演だったのだけど、
その時は、Charさんがゲスト、
サポートギタリストが、鳥山雄司さんだった。


[ DVD 収録曲 ]
『TAKANAKA SUPER LIVE』 1981 LIVE
1.BLUE LGOON(『日本武道館・横浜スタジアム』)
2.BELEZA PULA(『横浜スタジアム』)
3.SOON(『横浜スタジアム』)
4.TROPIC BIRDS(『横浜スタジアム』)
5.PLUMED BIRD(『横浜スタジアム』)
6.EARLY BIRD(『横浜スタジアム』)
7.RAINY DAY BLUE(『日本武道館』)
8.READY TO FLY(『日本武道館』)
9.黒船(『日本武道館』)
『GUITAR FANTASIA』 1982年8月8日 横浜スタジアムLIVE
1.FINGER DANCIN
2.BREAKIN’ LOOSE
3.HEART ACHE
4.MANIFESTATION
5.SAUDADE
6.THE FOREST OF MY HEART
7.SUMMER LADY
8.PLASTIC TEARS
9.READY TO FLY
10.黒船
11.BLUE LGOON





2021.10.19

YouTube
そろそろ ソロ・ギター No. 18
『放課後の音楽室』(ゴンチチ)


前回のアップから、あっという間に
2週間が経ってしまった。
目標は週1本だが、練習が追いついていない。

さて、今夜のお題は『放課後の音楽室』。
ギターデュオ「ゴンチチ」の曲で、一時期、
携帯電話会社の CM にも使われていたので、
聞いたことがある人も多いだろう。
オフィシャルサイトによると、この曲は、
2003年からは高校音楽教科書にも
掲載されているという。
凄いことです。

誰のソロ演奏も参考にしていないけど、
キーは原曲のままで、おそらくギタリストが
ソロ・アレンジすると、誰がやっても
大体似たような感じになるのではないかと
思うほど、アレンジには迷わなかった。

いったんは先日入手したエレガットで
演奏してみたが、中々上手くいかず、
結局、納得がいかず、久しぶりにバードランドを
引っ張り出して弾いてみた。

バードランドは、たまに弾くんだけど、
しっくりくる時と難しいなと思う時があって、
今日は、なんだか良かった。
所々上手く弾けてないけど。
おまけにいつ弦を替えたか覚えていないほど
古い弦だけど。

それにしても、エレガットって こんなに
難しかったっけと思うほど、弾けなかった。
以前、エレガットばかり弾いていた時は、
もっと弾けてたと思うので、
やはり、慣れていないといけないんだろうな。
ちょこっと弾いて本番というのは、
ちょっと甘かった。


そろそろ ソロ・ギター 『放課後の音楽室』






2021.10.20

カレーはスポーツだ! #22
ぷりぷり海老カレー/BRICK(恵比寿)

★★★▲☆




3度目の登場、恵比寿の BRICK。
今回は、海老カレー。
以前は、1,760円だったのに、
1,320円に値下がりしていた。440円も!
値段の変わっていないものもあったけど、
前回食べたパリパリ伊達鶏カレーも
同様に安くなっていたので、
価格の見直しをしたんだろうな。
もしかしたら、材料なども見直したのかも
知れないけど、やっぱり千円台前半と後半で
印象が大きく違うもんな。

前回にも書いたけど、
もうちょっとルーが好みだといいのにな。
辛い中にも甘さが欲しいのだな。
とはいえ、もう一品、ホタテカレーも
そのうち食べてみたい。





2021.10.21

鰻のすき焼き

しゃぶしゃぶ


最近お気に入りの鰻屋、渋谷区東の
「にょろ助」にて、そんなものが
あることさえ知らなかった、
鰻のすき焼きとしゃぶしゃぶを初めて食した。

すき焼き用の鰻


しゃぶしゃぶ用の鰻


写真はそれぞれ2人前。
どちらも1人前3,800円。
鰻の他に野菜も付いている。
4人だったので、2人前ずつ注文した。
どちらも美味しかったけど、
また食べるなら、すき焼きだな。
普通のすき焼きのように
生卵に付けて食すのだが、
しゃぶしゃぶの方は、皮をはいで
薄く切られているのに対し、
すき焼きの方は、半身のぶつ切り。
やはり、こちらの方が食べ応えがあり。
その上、そもそも甘っ辛い味付けが
好きな私には、断然、すき焼きに
軍配が上がる。







2021.10.22

上田正樹
R&B Band Live Tour 2021




昨年12月21日以来の キー坊(上田正樹)のライヴ。
前回は、ハコが目黒の Blues Alley Japan だったので、
入替なしで2ステージたっぷり楽しめたけど、
今日は、ビルボードライヴ で、入替制。
アンコール入れて80分ほどだったけど、
やっぱりちょっと物足りないなぁ。

六本木のビルボードライヴ東京には、
何度も足を運んでいるが、今日は初めての
ビルボードライヴ横浜。
10月19日、20日と大阪で2デイズを
終えた後の本日の公演だ。

コロナの影響で、平日にもかかわらず、
1st show は、15:30 開演だ。
なんちゅことすんねん、という感じやけど仕方ない。
そして、2nd show もやや早めの 18:30開演。
まあ、酒類が飲めるようになっただけいいか。
相変わらず、マスク着用鑑賞やけど。

時間のせいか、コロナのせいか、
お客さんは半分ぐらいの印象。
始まってすぐ、PA が気になった。
ベースがモコモコしている。
これは、ベーシストの作る音が
そうなのかも知れないけど。
そして、ヴォーカルの音もやや聞きにくい。
Yoshie.N の声は通るのに、キー坊の歌と、
曲中の喋りが埋もれてしまい聞き取れない。
こういうの、惜しいなぁ。
気になり出すと、100%楽しめなくて。
後半は、多少ましになったような気がするけど。

メンバーは、昨年12月と同じメンバー。
今日は特にドラムのケニーに耳が奪われたな。
この人のこと良く知らないのだけど、
キー坊のブログには、Bobby Watson(B)に
紹介されたと書いてあった。

今日のハイライトは、アンコール2曲目の
"We Are The World" やな。
前回は、
We need love, peace, happiness, and music!
って言うてたように思うけど、今日は、
We need love, peace, happiness, hope, courage,
and music!
と、増えてたよ。


[ MEMBERS ]
上田正樹 (Vo/G)
有山じゅんじ (Gr/Vo)
堺敦生 (Pf/Key)
樋沢達彦 (B)
Kenny Mosley (Dr)
Yoshie.N (Cho/Vo)

@ Billboard LIVE YOKOHAMA
2nd show





2021.10.23

コロナ禍の運動会事情

気持ちの良い秋晴れの中、
小学校の運動会に写真撮影に行ってきた。



コロナのせいで、特別なプログラムになっており、
「運動会」とは呼ばずに「運動発表会」と
なっていた。

三密を避けるために 低・中・高学年ごとに
時間帯を分けて実施。
保護者の参観も完全入替制で、
各家庭2名と制限されている。
入場のためには、整理券が必要だ。
おかげで、観客が少なくて、
写真は撮りやすかったよ。

騎馬戦や玉入れ、玉転がしのような
種目はなく、各学年の徒競走と
ダンスの2種目のみ。
リレーも なしだ。

私は、1年生、5年生、6年生の
撮影をするため、低学年と高学年の部を
参観したのだが、低学年の部が、
8:30に始まり、午前中に全ての
プログラムが終了した。

走る時や、演技中以外は、児童も
マスク着用なのだが、マスクを着けたまま、
徒競走に出ている児童も多く見られ、
ちょっと気になった。
走りにくいやろ。

それと、中・高学年は、
徒競走となっているのに
低学年は「かけっこ」。
この違いは何なんだろう?

写真は、低学年の「かけっこ」の
スタートをゴール側から撮影。







2021.10.26

渡辺香津美 meets 沖仁
スーパーギターデュオ




久しぶりの「渡辺香津美 & 沖仁」。
いつ以来だろうと調べてみると、なんと、
2016年1月以来だから、実に5年半ぶり!
ちょっとビックリ。

昨日から時短営業は 解除されたものの、
このプログラムが決まったころは、
まだコロナの影響が大きく、
開演時間は、1部が15時、2部が18時という
特別営業時間だ。

さて、ライヴはというと。
沖のフラメンコギターに対し、香津美は、
スチール弦のアコースティック。
日本人ルシアー増田明夫氏製作の Water Road。
この音が実に太くて甘いんだなぁ。
もし手にしたら、いつまでも
弾いていられそうなギターだ。
なんでもこのギターは、デビュー45周年の
記念に作ってもらったらしい。
このギターと沖のフラメンコギターとの
相性が良い。
二人ともエレアコで、ラインとマイクと
ミックスしていたようだけど、
今日はとても音が良く聴きやすかった。

4曲目で香津美は、
エレキ(たぶんフルアコ)に持ち替えた。
こちらは、今年デビュー50周年記念に
作ったというヤマオカ・ギター。
変わった色のギターだった。
終演後、ギターの写真を撮ったけど、
暗くて良く分からない。

Water Road


Yamaoka Guitar


アンコールを入れて、100分弱。
ギターデュオによる『Unicorn』も聴けた。
マーカス・ミラーのベースラインを取り混ぜた
沖の伴奏が良い。

香津美は、YouTubeを始めたせいで
良く喋るようになったようで、色んな
エピソードが聞けて面白い。
(ちょっとダラダラしがちだけど。)

まだコロナが終わっていないのと、
開演時間のせいもあるだろうけど、
お客さんは、半分ぐらいの印象。
もったいない。


[ SETLIST ]
1. Cleopatra's Dream (Bud Powell)
2. Libertango (Astor Piazzolla)
3. Nekovitan X (渡辺香津美)
4. Antonia (Pat Metheny)
5. Unicorn (渡辺香津美)
6. Flamenco Red (谷川公子)
7. 地中海の舞踏 (Al Di Meola)
EC. For My Children (Toninho Horta)

[ MEMBERS ]
渡辺香津美 (gt)
沖仁 (gt)

@ Billboard LIVE TOKYO
2nd show





2021.10.28

YouTube
そろそろ ソロ・ギター No.19
『ルパン三世 主題歌 2』


本日のお題は『ルパン三世 主題歌 2』。
変なタイトルだが、どうも正式なタイトルのようだ。
(または『ルパン三世 その2』ともいうようだ。)
「ルパン三世」の主題歌は、いっぱいあって
分かりにくいけど「ワルサーP38」が歌詞に出てくる
あの、渋いエンディングテーマ曲ね。

4カ月ぐらい前にリクエストをもらったのだけど、
中々形にならなくて、やりかけては行き詰まり、
やりかけては投げ出し、というのを繰り返していた。
キーも中々決められず、出だしの8小節が
同じコードというのも悩ましかった。
リハモ(新たにコードを付けること)しようとも
試みたけど、これまたセンスなし。

そんな風だったけど、どういうわけか、
バタバタっとまとまったのだ。
まとまるというか、アイディアが浮かぶんだ。
できる時は、自然にできるもんやな。
それまで、温めておくというのか、諦めずに
ゆっくりトライし続けることが大切なのだな、
と、改めて実感した次第である。

ギターは、初登場のエリック・ジョンソン・モデル。
このギターは、お気に入りの1本なのだけど、
やはり、シングルコイルはノイズが面倒。
特にソロ・ギターで演ると厄介だけど、
なんとか気にならない程度に弾きました。


そろそろ ソロ・ギター『ルパン三世 主題歌 2』








ひとりごと