Top Pageへ  Laguna Moon  Live記録  Live記録  Guitars  LINK


つつみしんやのひとりごと  カテゴリー:その他 (2)
    感想・ご意見はshinya◇shin223.com
    メールをくださる方は、上記アドレスの◇を@に変えて送ってください。(スパムメール対策)


2011.1.1

謹賀新年

あけましておめでとうございます。

本年もこの 「ひとりごと」 をご愛読ください。

新年早々ですが、今日から 明日、明後日と京都に行くので

お休みします。





2011.1.13

初 裁判

以前に、初めて裁判を起こしたことを ここ に書いたが、

昨日は、その裁判で 東京地方裁判所に行って来た。

裁判所なるものに入るのも初めてのことで、

入口が、関係者用と一般用と分かれていることにも気付かず、

関係者用入口に入ろうとすると、

「向こうに周ってください」 と警備員に言われた。

一般用入口では、入所時に空港のように持ち物チェックがある。

かばんにいつも入れてある万能ナイフがひっかかった。

いったん預け、帰りに返してもらえるしくみだ。

だが、帰るときに返してもらっても、まだ、裁判所の中にいるし、

すぐに退所するよう警備員に言われるわけでもないので、

なんとなく、預ける意味がないような気がした。

それに不思議なことに、そのナイフ (刃渡り6cm) より

刃の長いカッターナイフもかばんの中には入っていたのだが、

そっちはひっかからなかった。

カッターナイフは大した武器にならないということなのか?

それじゃ、カッターナイフの立場がないじゃないか。(意味不明)

さて、裁判の方は、良くテレビで観る法廷の小さい部屋で行われた。

傍聴席が、20席ぐらい。

開始時間の10分ほど前に入ると、

ちょうど別の裁判が始まった。

その間、傍聴席で待つ。

裁判官は一人。

その裁判は5〜6分で終わり、私たちの番になった。

このとき、私は初めて、被告の顔を見た。

電話では、何度も話していたその人は、

電話から勝手にイメージしていた人物像とは、

全然違っていた。

先方は、和解を求めてきていたので、

こちらも条件次第ではそれに応じると答えた。(弁護士がね。)

裁判は、10分か15分ほどだっただろう。

その後、法廷を出て、被告と改めて対面。

名刺交換、あいさつ。

なんか、面白い。

変なの。

前にも書いたとおり、その人に恨みがあるわけでもないし、

腹を立てているわけでもない。

ただ、向こうの方が約束を何度も破ったので、

和解を求めても、「あんたのことは、信用できない」 と

言われるわけだから、つらいだろうな。

最終的に和解するかどうかは、もう少し時間がかかるが、

私の初裁判は、割と地味に終わった。





2011.2.3

更新

また数日、更新をサボってしまった。

昨日と一昨日は、結構、酔っ払って帰ってきたので

書けなんだ。

毎日続けることってホント難しい。

私がよく読んでいるこのサイトの主は、

サイトを始めて15年、

この10年間は毎日、更新しているという。

じゅうねんかん、まいにち やで!

イチニチモカカサント!

彼に言わせると、書くのが当たり前になっているので、

なんともないそうだ。

私はといえば、この10年間毎日欠かさなかったことは、

メシを食うこと以外思いつかない。

毎日書けたらスゴイやろな、と思うが、

そのために努力したり、頑張ったりする気はない。

そんなんしたら、楽しないやろ。

もし、努力というより工夫することがあるとしたら、

毎日、書きたくなることがある人生を生きること。

楽しかったことや面白かったこと、感動したこと、

びっくりしたことや、考えさせられたことなど、

ここに書きたくなることが、毎日あるように生きたい。

でも、実際には、そういうことがあっても

何でもここに書けるわけじゃない。

あまりにプライベートすぎることとか、

ちょっと個人が特定されてしまうおそれがあるので、

書きたいけど書かなかった事件とかもある。

その辺、結構気ィ使うんですわ。

これでも。

だから、ちょっと前に読んだ 佐野洋子の 『シズコさん』 みたいに

自分だけじゃなく家族の個人的なことまで

書いてるのって、スンゴイことやと思う。

素っ裸で、道歩いて、けつの穴 みんなに見られても

平気な根性が要りそう。

例えが悪い?





2011.2.16

熟睡サプリ

先週、友人宅へ遊びに行った折に、

「グリナ」 というサプリメントをサンプルにもらった。

聞くと、その友人は、寝付きは悪くないのだが、

どうも熟睡できないようでいたところ、

たまたま このグリナを紹介している記事を読み、

試しに買ってみたら、効果があったのだという。

グリナは、味の素が出している健康基盤食品で、

一包みに 3000mgの グリシンというアミノ酸が

入っている。

グリシンは、エビ、ホタテなどの魚介類に多く含まれるアミノ酸で

人間の体内でも作られているアミノ酸らしい。

私は時々、寝付きが悪いのと、

朝起きるのは、子供の頃からずっと苦手な上、

最近は、眠りが浅いような気がしていた。

で、そのグリナを 3包み もらってきて、

早速3日続けて試したところ、これが、良いのだ。

調べてみると グリシン効果の ネット上の体験談は、

「夜中に目が覚めなくなった」 「疲れがとれる」

「昼間、眠くならない」 「熟睡できる」 など、様々だが、

私の場合、1日目から違いが分かった。

目覚めがスッキリしているのが、ハッキリわかる。

う〜む、これは是非欲しい。

しかし、グリナは、30包み 6,930円と お安くない。

味の素のサイトには、

グリシンには睡眠に効果があることは、

味の素の開発者が発見したと書かれているが、

他では売っていないのかな、と探したら、

もっと安い (同じ3000mg×30包みで980円) ものを

発見。

その商品のレビューには、グリナと効果に差がないことも

書き込まれている。

おお、これは良い、と早速発注。

興味のある人は、調べてみてください。
 ↓
味の素の製品は、グリナ

安いのは、ミナミヘルシーフーズという会社の

グリシンナイト3000。

(注:メーカーのショッピングサイトより、楽天の方が安い。)

補足:
グリナの方が効果があるという人もいるようだが、
9割以上の人が、差がないと書いている。






2011.3.11

地 震

ご存知の通り、今日午後、東北、関東地方に地震があった。

私は、事務所 (品川区) にいたのだが、結構長い時間揺れ、

棚から物が落ちたり、コピー機が数十センチ動いたりした。

被害というほどのものはなかったが、

会社のエレベーターが止まった。

誰も乗っていなくて良かった。

その後、電話はつながらなくなり、仕事が進まなくなった。

テレビを観ていると、仙台の津波を中継していた。

恐ろしい光景だった。

NHK の アナウンサーは

「被害の状況をお知らせします。

ころんで やけどをした方が、ひとり」

と意味不明の報道をしていた。

夜になって、8時前に会社を出た。

都内の電車は全て運休しているようなので

自宅は会社から歩いても20数分だが、

会社の自転車で帰った。

帰り道、国道1号線は、激渋滞。

歩道は、歩いて帰宅する人々であふれている。

渋滞 (いやこれはもう停滞か) している車より、

歩いている人の方が早い。

所々、歩道が狭くなっている所では、歩行者が車道にまで

あふれていた。

公衆電話に人が並んでいるのを見たのは、何年ぶりだろう。

その中を自転車をこぎながら、

(東京も被災したんだ) と思った。

帰ってから、テレビをつけると、東北地方からの

被害の情報がどんどん入ってきており、

新しい映像が流されていた。

津波の被害、火災、行方不明者、死亡者、

福島第一原発の放射能漏れの心配、都内の帰宅困難者、

被害は大きくなるばかりだ。

私は、1995年、阪神淡路大震災を東大阪市で体験した。

その時の揺れも、今日の東京 (震度5) と

同じぐらいだったと思うが、たぶん、揺れた時間は

今日の方が長いし、余震も多い。

そして、変な表現だが今日の揺れの方が、いやらしく感じた。

気持ち悪い、とでも言おうか。


明日になればきっと被害がもっと大きくなっているのだろう。

自然の前では、人間は非力だ。





2011.3.12

地 震 2

様々な情報が交錯している。

こういう時こそ、冷静さが求められるところなのだが。

友人から、「コスモ石油の火災で有害物質が雨に混ざる」 との旨の

情報がメールで送られてきた。

「たくさんの人に知らせてください」 とある。

その友人も誰かからメールを受け取って、送ってくれたようだ。

(これって、チェーンメールやな) と思いながらも、

本当だったらいけないので、

BCC でメールを複数の人に送った。

送ったら、すぐ 「これはデマです」 という返信が、

数人の人から戻ってきた。

やっぱり!

調べてから送るべきだった、と反省したが、すでに手遅れ。

重要なお知らせ
千葉製油所関連のメールにご注意ください
  ↓
http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/17439/


「先ほどのメールはデマです。誰にも送らないで!」 と

メールをしたいところだが、それがまたチェーンメールになるので、

そういうわけにもいかず、とりあえず、ここに書くことに。


また、別のメールも届いた。

「福島第一原発の爆発で死の雨が降る・・・」 これもデマなのか?

今のところ、よく分からん。

みんな、落ち着こう。

俺か。





2011.314

ダブル・スマイル

こんなときこそ、何かを書くべくじゃないか、と思いつつも

ニュースを観ると、自分の普段と変わらぬ暮らしとのギャップに

言葉を失い、何を書いて良いのやら分からなくなる。

そんなとき、妻にある方から1枚の写真が届いた。

あまりに素晴らしくて、(合成?) とも思ったが、

この際、そんなことはどうでもええやんか。







2011.3.15

地 震 3

また、地震。

今度は、静岡で震度6強。

東京もそれほどでもないが揺れた。(震度3)

なんか、続くと気持ち悪いなぁ。


東京では、スーパーやコンビニ、ドラッグストアから色んな商品が

なくなっている。

ビックリするほど見事に売り切れている。

トイレットペーパーやティッシュペーパー、電池、

カップ麺、缶詰、米など。

停電や今後の余震に備え、多くの人が買いだめに走ったためらしいが、

私はのん気なのか、ドラッグストアに並ぶ人たちを見ても

何が起こっているのか分からなかった。

分かっても 買いだめはしていない。

基本的に、東京からそういう物資がなくなることはないだろうと

思っているので。

「東京からそういう物資がなくなることはない」 というのは、

過信かもしれないけど、まあいいや。

地震の備えは、家具が倒れないように工夫しているのと、

断水時のためのポータブルトイレ。

地震後、家が壊れず、命もあったとして、一番困るのが

トイレが流せないことらしい。

そんなときのために使い捨てのポータブルトイレは、

買っておいてある。

家具が倒れないようにしてある、と書いたけど、

めちゃくちゃ大きい地震が来たら、何しててもダメでしょね。

阪神大震災のときは、「冷蔵庫が逆さに立っていた」 という話も

聞いた。

一回倒れて、立ち上がったってことでしょ。

あの重たい冷蔵庫が。

えげつない力やで。


今は、被災地の方々の一人でも多くの無事と、一日も早い復興、

そして、電力不足と原発の問題の早期収束を祈る。





2011.3.16

平気で生きること

テレビで、

「買いだめはやめましょう。 物資は十分にあります。

買いだめすると被災地の物資が足りなくなることもあります。」

と言っているにも関わらず、

今朝、近所の開店前のスーパーに 行列が出来ていた。

開店 (10:00) までは、まだ10分ぐらいあるのに

人が100メートルぐらいは並んでた。

(ってことは、200人以上はいたってことか)

そのスーパーのすぐ近くのドラッグストアも

開店前なのに30人ぐらい並んでいて、

店員が早々と並んでいる人たちにティッシュペーパーと

トイレットペーパーを持たせていた。


昨日、「東京から物資がなくなることはないと思っている」 と

書いたが、私が買いだめしないのは、

(本当に物資が足りないなら、買いだめしたところで

それがなくなったら一緒やん) と思っているから、というのもある。

不安になるのも分かるが、

こういう時にこそ、努めて いつも通りにしたい。


チェーンメールやデマも 色んなものが出ているようだ。

関西では、「関東へ電力を送るので 節電しよう」 という

チェーンメールも出回っているらしいし、

中には、「日本は危険だから海外へ脱出しよう」 というものまで

あるらしい。

私も、うっかりチェーンメールにひっかかってしまったので

恥ずかしいのだが、気をつけよう。

大体その手のメールには、

「友達のお父さんが○○に勤めていて、聞いたらしいけど・・・」

とか、

「○○で働いている友達からのお願いなのですが・・・」

などという出所のはっきりしない、

かつ 伝聞形式の文言が含まれているらしい。

テレビでは、デマメールやチェーンメールに注意を呼びかけた上で、

「重要な情報は、テレビなどで報道されます」 と

言っていたけど、国民の多くは、

「政治家や企業は、都合の悪い重要なことは発表しない」 と

思っているんとちゃうやろか。

過去の様々な隠蔽事件のせいで。

いつもいつも、正直に重要な情報を公開されていたら、

出所の分からんデマに踊らされることも少ないと思うねんけどな。

でも報道には、政府や企業だけでなく、マスコミもからんでくるので

この辺は難しい話だ。

マスコミを 100%信用するのも危険なのでね。


いずれにしろ、繰り返しになるけど、

こういう時こそ、普通に、いつも通りにしたい。

以前、ここでも書いたけど、宮崎奕保 (みやざきえきほ) さんという

お坊さんの言葉を思い出す。

  いつ死んでもええと思えることが、
  悟りやと思ってた。
  それは、間違いやった。
  平気で生きていることが、悟りや。





2011.3.16

異常事態

スーパーやコンビニでは、乾電池も売り切れているが、

Amazon のマーケットプレイス (たぶん誰でも出品できる) で、

単三電池20本で 17,000円とか、

単一電池4本で 10,000円で出品されている。

そんなん買う人おんのんか?

数日待てば、電池ぐらい流通するんとちゃうか?

と思いながら、試しにヤフーオークションで 「乾電池」 と検索したら、

1,470円で始まった、「アルカリ乾電池 単一電池 新品 10個セット」 の

オークション、いくらで落札されたと思う?

なんと、10,000円ですわ。

落札した人、ホンマに必要なんやな。


ちなみに今日、五反田のセブンイレブンでの店頭で

「乾電池 入荷しました」 っていう貼紙 見た。

たぶん、すぐに売り切れたやろけど。





2011.3.20

日本人

(CNN のニュースより)
20日午前 9時時点の警察庁のまとめによると、
東日本大震災の死者は7700人に達した。
警察庁によると、行方不明者は1万1651人、
負傷者は2612人にのぼっている。


被害が明らかになるということは、被害が大きくなる、ということだ。

被害の規模や、避難所での被災者の方々の状況が

伝えられると同時に、被災者の方々の素晴らしさ、

日本人の素晴らしさにも世界は注目しているらしい。


ニューヨークに住む友人が送ってくれた、動画を紹介する。

作られたのは、日本の小学校教師とある。

思わず泣けてくる。

(特に後半。6分あるけど最後まで観てね。)
  ↓
東北関東大震災 宝地図ムービー あなたたちは一人じゃない


助け合い、ゆずり合いながら生きる日本人の素晴らしさが、

外国の人たちを驚かせているようだが、その一方で、

義捐金詐欺や高校生の集めた募金が奪われるなど、

一部の良心を欠いた人たちの犯行も起きている。

全ての物事には 「明暗」 がある、というのだから、

「明」 があれば、「暗」 があるのも当然。

とは言えども、やはり耳にして気持ちの良い話ではない。

また聞きなのだが、数日前、ある飲食店に来た客が

「横浜では、牛乳が売り切れてるから、車で (東京まで) 来たのに

東京でも売り切れてるじゃないか!」

と 怒っていたそうだ。

どんなに牛乳が欲しかったか、その人の背景は分からないが、

このご時勢、貴重なガソリンを使い、牛乳を東京まで買いに来て、

売り切れていたことに文句を言う。

店主は、「殴ってやりたかった」 と話していたそうだ。

ま、いろんな人がいるのだな。

でも、ほとんどの人たちは素晴らしいので

日本人ってすごいんや、と誇りに思う。

自分も恥ずかしくないよう行動しようと思う。


エントリーとは関係ないけど 興味深い記事を紹介
  ↓
米国人からの募金が少ない理由





2011.3.22

A C

♪ こんにちは
  ありがとう
  魔法の言葉で
  たのしいなかまが
  ポポポポ〜ン!

え〜っ! なにそれぇ〜!?

「ポポポポ〜ン!」って、どういうこと〜?

だ、だれか教えてぇ〜!

(「家庭教師のトライ」 のCM風)


答 : (書かんでも分かってると思うけど)
   あいさつする度に、「ポポポポ〜ン!」 と
   仲間が増えるという意味でしょう。





2011.3.23

アナログ・ツイッター

私は 東急池上線に乗って出勤しているのだが、

大崎広小路駅と五反田駅の間に

「アナログツイッター」 なるものがある。

電車の中から見えるビルの窓面に貼られた ふきだし型の

白いボード。

そこに、毎日、短いメッセージ (つぶやき) が、

書き込まれているのだ。

昨年の2月ごろからあるようだが、毎日毎日、更新している。

雨の日も風の日も。(週末はどうか分からないけど。)

どんなことが書いてあるのか、今 具体的に思い出せないのが

歯がゆいが、(へぇ〜) と思うことや、(クスッ) と

笑いたくなることなど、毎日、出勤途中にあれを読むのを

楽しみにしている人も多いと思う。

私もその一人。

アナログ・ツイッターは、どうもそのビルに入っている

飲食店がやっているらしい。

さて、今日のつぶやきが、こうだった。


  ここに何を書くかで昨日夫婦喧嘩をしました。


なんとなく、微笑ましい。





2011.3.28

いのち

お世話になっている おっちゃんが こんな話をしてくれた。


 数日前、宮城県石巻市で、地震から10日経った
 がれきの下から女性 (80歳) と孫 (16歳) の2人が、
 無事救出された。
 そのニュースを観て、日本中の人が感動した。
 80歳のおばあちゃんと16歳の孫、
 彼らについて たったそれだけ知識しかなく、
 どんな人か、どんな主義か、どんな思想か、善人か悪人か、
 そんなこと何も知らなくても、ただ、10日間、がれきの
 中で生き抜いて、そして無事救出された、
 ただ、それだけで、皆 「よかった〜」 と、
 命あることに感謝し、感動した。
 相手が誰かなんて関係なく、ただ命があるというだけで
 こんなに感動できるのに、ふだん、目の前にいる人に
 命があることには、何の感動もなく生きている。
 「命」 というものは、本来、それが誰かなんて 関係なく
 ただ 「あるだけで」 感動できる素晴らしいもの。
 それをあの2人が救出されたことは、教えてくれた。


感動的な話だったのに、うまく書けなかったけど、

分かるよね?





2011.3.29

義援金

妻の友人でもあり ビジネス・パートナーである伊藤裕子さんが、

ブログを始めた。

彼女のかわいい息子たちの微笑ましいエントリーを紹介。
 ↓
義援金





2011.3.30

現実と非現実

節電と募金、買占めしない、

それぐらいしかやれることなくて、

悪いことしてないのに、普通に生活していることに

何か後ろめたさを感じ、でも、どうしていいか分からない。

もっと節電できるだろ、と自分や妻を責めたり、

看板の照明を点けている商店に批判と嫌悪を感じたりする。

そういう自分を見ていて

(ああ、ちょっとまずいな) と思う。

でも、どうしていいか分からない。

そんな風に思うこと自体、誰の役にも何の役にも立たない。

贅沢。

結局、自分が出来ることをやるしかない。

そんな風に考えていたとき、あるブログに出会った。

3月16日から23日まで 災害対策支援医療チームとして、

被災地 (陸前高田) に派遣された看護士さんの 手記だ。

「1、被災地へ。」 から 「14、From TOKYO」 まで、

そして、コメントへの回答 「こちらこそありがとうございます。」

まで、すべて必読である。


記事一覧 ←(日が経つと更新されるかもしれません。)





2011.4.1

1 日

今日、お世話になっている K さんに子供が生まれた。

4月1日生まれだ。

なんと、K さんの誕生日も 4月1日。

そして、奥さんの誕生日が 9月1日。

1歳半の息子は 9月11日生まれ。

なんかスゴイよな。

ちなみに、6年前に亡くなった K さんの前の奥さんも

4月1日生まれだった。


今日は 「April Fools' Day」 だが、これは本当の話。





2011.4.6

日本人と外国人

外国人が日本から避難したのは、放射能の問題かと

思っていたら、(それも大いにあるだろうけど) 違う理由も

あるのを読んで、驚いた。
 ↓
本当の危機だからこそ必要だった英語でのコミュニケーション
東日本大震災後になぜ外国人は日本から逃げ出したのか


あと、オランダからの義援金を一時は 断った (?) くだりも興味深い。





2011.4.9

にほん

力づけられるニューヨークからのメッセージ。
  ↓
Rise Again, Japan!

ありがたいなぁ。

感動するよなぁ。

数十年前には、戦争をしていた敵国民からの

メッセージだと思うと、改めて、平和であるって素晴らしいね。

(ロビン・ウィリアムズ とか ice-T とか出てるということやけど、

言われないと分からんわ。)





2011.4.20

赤ちゃんの必殺階段下り

なんでこんなこと出来てしまうの? という

赤ちゃんの階段の下り方。

めっちゃ、速い!
  ↓
baby goes down the stairs like a boss

痛くないんやろか。

ところで、この 「boss」 ってどういうニュアンスなんでしょうか?





2011.4.23

iPod

iPod を買ってから、もう5年ぐらい経つだろう。

30GBで確か、3万5千円ぐらいだったように思う。

当初、カセット・テープのウォークマン時代からは、

考えられない技術の進歩に感動したものだ。

だが、ライブラリーの増加とともに いつしか30GBは

一杯になった。(大体、5000曲ぐらい。)

すると 新しい CD を入れるたびに何かを削除しなければならず、

どれを削るか決めるのと、その削除の手間がストレスだった。

実際には、聴かない曲の方が多いのだけれど、

なんとなく "全部持ち歩きたい派" なのだ。

で、数ヶ月前からずっと迷っていた 160GBの

iPod Classic をついに購入した。

この160GBモデル、発売当初 (2007年) は

4万円以上していたようだが、なんと今や、2万2千円だ。

安くなったもんや。

4日かけて、PCにあるほぼ全曲を コピーした。

その数、13,835曲。

それでもまだ80GBも使っていない。

私は、それほど音質にはこだわっておらず、

多くを AAC で保存している。

iPod を買った当時は、128kbps で変換していたのだが、

そのうち、気休めに 192〜256kbps にレートを上げた。

それでも、まだ70GB以上空いているということは、

数年は一杯にならないだろう。

でも、そんなに持ち歩いてどうすんねん。

13,835曲、連続で全部聴くと 45日と16時間かかる。

絶対全部は聴けへんな。

でも、持ち歩きたいねんな。

それにしても 30GBと同じ大きさで5倍の容量は、魅力的だ。

ちなみに30GBの iPod は 5年間使って一度も故障がなかった。

多少、バッテリーの持ち時間は短くなったような気はするが、

それでも、まだまだ充分使える。


今後、iPod Classic の導入を考えている人のために。
  ↓
ネットのレビューにあるように 確かにHDD の動作音がするが、

これは、気になる人とならない人と別れるだろう。

私は、今のところ気にならない。

というか、ヘッド (イヤー) フォンしてたら聴こえない。

音質は、30GB (たぶん第5世代) の iPod と

大差ないと感じた。





2011.4.24

サイババ

インドの宗教指導者であるサイババ氏が、今日、亡くなったそうだ。

84歳。

彼が起こした奇跡の話は色々あるが、

それらが本物なのかどうか、私には分からない。

信じているわけではないが、否定はしない。

今の科学では説明のつかないこともあるだろう。

説明がつかない、自分が信じられないからといって、

はなから否定するのは、あまりにも未熟な感じがする。

彼の奇跡が本物だろうとトリックだろうと、

たくさんの人を癒し、インドの首相が功績を讃えるぐらい、

医療や教育などに尽力したというのだから、

素晴らしいことだと思う。


そういえば、私の知り合いに 15年ぐらい前、

サイババに会いに インドまで行った人がいる。

もうずい分前のことで、内容は覚えていないけど、

そのときの話を聴いて、(凄い体験だったんだな) と

思った覚えがある。





2011.4.25

スーちゃん

日本人の寿命は女性の方が高いはずなのに

どういうわけか私の周りには夫を亡くした妻より、

妻を亡くした夫の方が多い。

なので、なおさらつらい。

ス−ちゃんの最後のメッセージ、強烈です。
   ↓
スーちゃん「最後の肉声」


著作権の問題とかで最初に YouTube にアップされたこのメッセージは、

数時間で削除された。

上記のサイトもそのうち削除されるかも知れません。

でも、これはテレビ局のものなのか?

確かに撮影したのはテレビ局でしょう。

でも、ちょっと考えてみてよ。

テレビ朝日のみなさん。





2011.5.2

4月9日以来、今日まで24日連続で

この「ひとりごと」 を更新した。

たぶん新記録だろう。

でも、明日から2泊3日の旅行に行くので、

お休みします。

あしからず。





2011.5.8

Witness Disaster

所によっては、瓦礫の撤去がかなり進んでいたり、

仮設住宅への入居が始まっていたりと、報道を観ていると、

少しずつ、復旧・復興へ向かっているようで何よりだ。

さて、ネットで見つけた、

ナショナルジオグラフィックが まとめた東日本大震災の映像。

3部に分かれていて、それぞれ15分ほどある。 (全部で45分)

あまりの迫力に 一気に見入ってしまった。

観たことのない、日本のテレビでは流せない (だろう) 映像もあった。

それにしても、効果音を付けているのは、なぜだろう。

なんとなく、恐怖をあおるためのようで、良い気はしないが、

映像はすごい。

恐ろしい。

涙なしでは観られない。

最後は天皇陛下のコメントで締めくくられている。

このコメントも初めて観た (聞いた) が、

テレビでも何度か流れたのだろうか?


National Geographic Witness Disaster in Japan Part 1

National Geographic Witness Disaster in Japan Part 2

National Geographic Witness Disaster in Japan Part 3


Witness Disaster というのは、災害目撃者という意味のようだ。


この映像とは、ちょっと話がそれるが、

私は正直、今まで天皇陛下がすごい人だとか、思ったことがなかった。

というか、興味がなかったと言ったほうが良い。

だが、震災後、避難所に行かれた天皇・皇后両陛下の姿を

テレビで観て、驚いた。

うまく言葉に出来ないが、両陛下の慈しみの心、

その慈悲のオーラみたいなものが、テレビを観ていても、

伝わってきて、ちょっと衝撃だったのだ。





2011.5.9

お知らせ

このたび、この 「つつみしんやのホームページ」 の

レンタル・サーバ・サービスを変更することにしました。

今その手続き中&データ移行中ですが、

私はほとんど意味も分からずに操作をしております。

5月11日に 新しくなるようなのですが、

移行がうまく行っていない可能性もあります。

もしかしたら、11日以降、このサイトが表示されないということが

起こるかもしれません。

そうなっても、数日中には解決できると思いますので、

もし、表示されないことがあったら、2,3日して

またアクセスしてみてください。

宜しくお願いいたします。





2011.5.21

カイロプラクティック 2

水曜日から、新宿の カイロプラクティック に通い始めた。

今日で、連続 4日目。

昨日あたりからずい分と楽になり、今は首の痛みは、ほとんどない。

完治とは言えないが、95% ぐらい治った感じ。

すごい。

先生の話では、首の痛みは もう出ないように

今回根本的に治療するとのこと。

ここでは、治療のはじめは、5〜6日連続で通うことになっており、

月曜日も行く予定。(5日目)

あと何回通うか まだ分からないけど、

この機会に治してしまいたい。





2011.5.22

森高ショック!

花王の 「ハミングNeo」 のテレビコマーシャル。

妻に言われるまで 森高千里 だと気が付かなかった・・・。

ちょっとショック。
  ↓
ハミングNeo TV CM





2011.5.23

理不尽

最近、理不尽に感じたことを、二つ。

一つ目。

カイロプラクティック は、保険が利かない。

私は、治療に通っており、その効果も感じているのに

毎月支払っている高い保険料を生かせないというのは、

どうも解せん。

「代替医療にも保険を」 という話も 聞いたことはあるのだが、

色んな障害があるらしく、法的整備は、中々実現していないようだ。


二つ目。

以前、初めての裁判について書いた。

そのエントリーが これこれ

裁判は、家賃を払わない借主を訴えたものだった。

和解交渉には応じたものの、結局、被告がその約束も

破ったので、3月に判決をもらった。

判決の内容は、被告に対し、

「物件を明け渡せ。滞納家賃を払え。訴訟費用を払え。」 と

いう内容。

こちらとしては、強制執行も考えている、すぐに出て行って欲しい と、

先方に伝えたのだが、それからも、

「滞納家賃を払うのでもう少し待って欲しい」 と言う。

それで、4月末を最終期限としたが、結局 支払われなかった。

その後いよいよ、強制執行の申し立てをした。

強制執行というのは、裁判所から執行官が来て、

強制的に明け渡しを行うもの。

その日までに 被告が出て行かなければ、

トラックに荷物を積んで明け渡してもらう というものだ。

但し、その費用は、こちらが一旦 支払わなければならない。

運び出した動産は、一定期間保管しなければならず、

それにも費用が発生する。

もちろん、被告に請求できるのだが、家賃も払えなかった会社が、

それらの費用を払うかどうかは分からない。

いずれにしろ、私としては一日も早く明け渡して欲しかったので

強制執行の手続きをし、先日、現地で執行官と待ち合わせた。

どれくらいの荷物があるか等を調査し、強制執行の日取りを

被告に通告するためだ。

そこで、被告に対し 執行官が言った言葉に、

思わず私は声を上げた。

なんと、強制執行の日が、1ヶ月先だというのだ。

昨年夏から、家賃の滞納を繰り返し、こちらからは 11月に契約解除を

通知し、現時点でも 4ヶ月分の滞納があるその被告に

まだ1ヶ月の猶予を与えるというのだ。

私は、思わず 「それは、受け入れられません。

強制執行の日をもっと早めてください」 と執行官に

申し出た。

その時の彼の言葉にひっくり返りそうになった。

「強制執行の日は、私が決めます。不服なら裁判してください」

賃料を回収できない大家より、

家賃を滞納している店子 (たなこ) の方が

大切に扱われているかのような 状況。

かねてより、「日本では借家法という法律が借主を守る」 という

話は聞いていた。

(でも、それは、住居の話だろ?) と 思っていたのだが、

事務所でも同じように 借主には優しい日本の司法。

アメリカ映画では、家賃が払えない借主が家に帰ると、

家財道具が表に放り出されていて、鍵が取り替えられてる、

というような話があるが、日本では絶対にありえない。

(アメリカでは本当にあるそうだ。)


理不尽だ。


でも、初めてのことばかりだったので、ずい分勉強になった。

それにしても、何ヶ月も前から言うてるねんから、1ヶ月も要らんやろ。





2011.5.27

目には目を

「目には目を、歯には歯を」 は、ハムラビ法典に記されている。

これって学校で習ったんやったっけ?

なんで知ってるんやろ?

それはさておき、「目には目を〜」 は、本来、

「やられたら、やりかえせ」 という意味ではないらしい。

「やられた以上の報復はしてはならない」 という

報復拡大を禁止する戒めの教えだという。


さて、2004年にイランで プロポーズを断られた男が、

相手の女の顔に硫酸をかけ、両目を失明させた。

プロポーズするほど、好きな女に硫酸をかけるなんて、

もうこの時点で理解できないけど、好きな分、

断られた恨みも大きいっちゅうことなんやろう。

で、女は男に対し、同様に硫酸をかけて失明させるよう求め、

2008年にその刑が確定したっちゅうから、またスゴイ。

「硫酸かけて、失明」 の刑やで。

これには、宗教的文化的背景が大きく影響しているのは

間違いないけど、世界にはスゴイ刑があるもんやね。

ところが最近、執行される予定であったその刑が、

延期されていたらしい。

女は延期決定には関わっていないと言っているようだが、

顔の手術代200万ユーロ (約2憶3000万円) を

男が払うなら、刑執行の免除を考える、と言っているらしい。

まあ、その方がいいよね。

男が 全額払えるかどうかは別としても、男を失明させても

彼女は救われんやろ、と考えるのは、異宗教の人間の言い分か。

また、この刑の執行は人権団体が中止を求めるなど、

物議をかもしているらしい。


ニュース記事
 ↓
硫酸で失明のイラン女性、手術代と引き換えに「報復刑の免除希望」





2011.5.31













別々に見ると すごく似てると思うのに、

こうやって、3人並べてみるとそんなに似てないなぁ。

見栄晴 と 海江田万里 と 石丸謙二郎。





2011.6.1

4周年

2007年6月1日、初めての 「ひとりごと」 を書いて以来、

今日で丸4年を迎えた。

ずっと、読んでくださっている方、途中から読み始めた方、

時々 読んでくださる方、今日 初めて読んでくださっている方、

みなさん ありがとうございます。

これからも、続けて参ります。

ご愛読 よろしくね。





2011.6.4

健康検診

今日は、健康診断に行ってきた。

健康保険を使って年に一度 受診できる 生活習慣病検診だ。

前回受診したのは、一昨年だった。

昨年度は、受けそびれたので、今年度は早めに申し込んだ。

今回のクリニックは大崎の Think Park にある 進興クリニック。

今まで、2つのクリニックでこの検診を受けたのだが、

この進興クリニックは初めて。

以前のクリニックに不満があったわけではないが、

ここの方が交通の便が良かったので 今回はここにしてみた。

検診には、毎回 大体2時間ぐらいかかっていたように思うのだが、

なんと今日は45分ほどで終了。

着替えて会計を済ませてちょうど1時間。

(あれ、なんか検査の数少なかったのかな?) と思ったのだが、

そんなことはない。

今までと違うのは、検尿を家で容器に入れて行ったぐらい。

なんでそんなに早かったかというと、

もの凄く段取りが良く、スタッフの数も多く、

今までのクリニックでの検診に比べて圧倒的に待ち時間が少なかった。

胃のバリウムの検査は、いつもは途中でイヤになるのだが、

今日は、(えっ?もう終わり?) って感じだった。

検査時間が短いことで 患者のストレスは軽減されるが、

検査の質としてはどうなんだろう?と、

ちょっと心配になるぐらい全てがサクサク進んだ。

そして、若くてきれいな看護師が多かったのも、良かった。

若い看護師さんに 不細工に出た腹を見られることは、

恥ずかしいが。

Think Park は 出来てまだ数年なので、クリニック内部もきれいで、

待合室も広く快適だった。

スリッパまで、クリーニングされているのもうれしい。

検査結果は、数週間後には送られてくるだろうが、

今年は体重が増えたので、きっとよろしくない数値が

出るんやろな。





2011.6.28

裁判の行方

昨年の12月に提訴し、今年3月に判決をもらって

裁判も終わり、あとは強制執行を待つのみというところまで書いた、

私の裁判初体験。

詳しくは、これこれこれ を読んでいただきたいが、

簡単にまとめると、こうだ。

私の会社はある建物のオーナーで、家賃を支払わない会社を訴えた。
  ↓
裁判で初めて被告 (相手会社の社長) の顔を見た。
  ↓
被告は、和解を求めてきた。
  ↓
いついつまでに滞納家賃を払う、今後の家賃も払うと
言うので、一応、待ってみることにした。
  ↓
結局、期日になっても支払われなかったので、
強制執行の申し立てをした。
強制執行とは、裁判所が強制的に被告を退去させてくれるもの。
しかし、強制執行にかかる費用 (見積では約80万円) を
こちらが支払わなければならない。
それは被告に請求すべきものだが、この状況では、
被告が支払うとは思えない。
  ↓
裁判所は、強制執行通告の日から、執行日まで1ヶ月も
被告に猶予を与えたことに私は怒りを覚えたが、
どうしようもなかった。

と、ここまでは書いた。

その続き。

その強制執行通告の日、被告の社長は出張中で海外にいた。

数日して彼の帰国後、私は電話で彼に、

「強制執行日まで待てない。1日も早く出て行って欲しい」 と

伝えた。

相手は、「もう、これ以上はご迷惑かけられませんから・・・」

と言ったが、引越し日の明確な約束はしなかった。

それから2週間、ほとんど毎日 (彼の携帯電話に) 電話をかけるが、

彼は電話に出ない。

留守番電話に 「引越し日は決まりましたか?連絡ください」 と

メッセージを残すが、彼からの電話はない。

事務所に社員はいるので、伝言を頼むが、かかってこない。

社員に 「引越しの日は決まりましたか?」 と訊いても

「今、準備中です」 としか答えない。

私は、なんとか強制執行前に彼らの自力で退去してもらおうと

考えていたが、(これは、もしかしたら、強制執行まで

居座るつもりか?) と 不安になる。

強制執行すれば、また費用がかさむのだ。

そして、強制執行を数日後に控えたある日、

突然、その先方の会社を訪れてみた。

すると、あんまり会社にいない その社長が、

ちょうど いるではないか。

彼は、悪びれる様子もなく、

「15日 (強制執行の前日) に引っ越します」 と言った。

その受け答えに、

(あんた、何の権利もなく毎日この事務所を使ってること、

分かってんの?)

(どれだけ嘘ついたら、気ぃ済むの?)

(それでも、社長やの?)

(絶対、今までの分、払てもらうからな) と、

言いたいことが、いっ〜ぱい 出てきたが、

言ってもどうしようもないことなので、言わなかった。(おとな)

それでも、

「なんで、(あんなに こっちから電話してるのに)

連絡してこないんですか?」 と 思わず 訊いたら、

「引越し日が決まらないもんで・・・」

(決まっとるやないか! 今、15日っちゅうたやないか!)

というのも言わず、15日の明渡しの段取りを決めたのであった。(おとな)

結果、無事、15日に明渡しが済んだ、と言いたいところだが、

ちょっとおまけがついた。

全ての荷物を運び出し、夕方、明渡しの最終チェック時に

一緒に立ち会ってもらった不動産屋さんが、

「あれ? 棚がないよ」 と言い出した。

私は、うっかり見落としていたのだが、

確かに、元々備え付けられていた棚が、なくなっている。

ネジで簡単にはずせる棚だったので、引越し業者が、

はずして持っていったようだ。

数日前、話した時、

「引越し当日は、(現地に)いますか」 と訊いたら、

「もちろんです」 と 答えた先方の社長は、その日は、

一度も顔を見せずだったので (せめて、あいさつしに来いよ)、

現地で最後まで残っていた先方の社員の Kさんに、

棚がなくなっている事情を説明し、

すぐに返してくれるよう求めた。

その場で、荷物の搬送先へ電話をかけた Kさんは、

こう言った。

「引越し業者が言うには、最後にオーナーさんが、

OKと言いましたので、棚は着払い送り返します」

私は、暴れそうになった。(こども)

確かに引越し業者が、荷物を運び出した最後に私に

「これでよろしいですか?」 と訊いた。

たまたま、そこにいた私は、「結構です」 と答えた。

だが、その棚をはずして持っていくことに 「OK」 と

答えたわけではない。

そもそも、私はその引越しのクライアントではないので、

引越し業者に対して 最後にチェックする責任などない。

その棚を持って行ったのは、明らかに先方のミスだ。

「ねえ、おかしいと思いませんか?

勝手に棚持って行ったのに、着払いで返すって、

普通に考えておかしいでしょ?」 と、

私より冷静な不動産屋さん (おとな) が言ってくれたので、

翌日、棚は無事、元払いで届いた。


ということで、完全に明渡しが済んだわけだが、

今後は、滞納家賃、訴訟費用等の金額が明確になったら、

先方へ請求するという仕事が残っている。

果たして、いくらかでも回収できるのかどうか、

これも初体験なので、どうなるか 私には分からないのだが、

こういうケースの場合、普通は払ってもらえないことが多いようだ。

まあ、そりゃそうだろう。

引っ越したら、新しい家賃が発生しているわけだし、

今さら、払いたくないのが人情だろう。

でも、気が納まらない私に 不動産の師 K氏は、

「そんなことにストレス感じて、取れるかどうか分からない

お金のことに時間使うより、新しい仕事で儲けることに

エネルギーを使った方がいいよ」

と言ったのであった。

そりゃ、確かにそうだ。

どこかで、区切りをつける必要があるだろう。


それにしても、今回のことでは 色々勉強になった。

これで 私も少しは、本物の不動産屋に近づいただろうか。


別の物件で 何度も何度も、何度も何度も、何度も何度も、

家賃の催促の電話をしている相手がいる。

もう、半年以上、直接話していないが、

数え切れないくらい、電話をかけ、

数え切れないくらい、留守電にメッセージを残した。

「連絡をください」 と言ってもかかってこない。

そして、契約解除ギリギリになって振り込んでくる、

ということの繰り返しだ。

これでも、しつこく電話をしているから、振り込んでくるのであって、

こちらが、ちょっと油断すれば、あっという間に

滞納家賃は膨れ上がり、契約解除にも手間取り、

被害が大きくなることは目に見えている。

そんな相手に電話をかける時、

留守番電話に怒鳴りつけたくなることがある。

「ええ加減にせえよ!なめとったら、承知せえへんど!」 と。

ただし、「承知せえへんど!」 と言っても

具体的に相手に何かをするわけではない。

っていうか、「承知せえへんど!」 と 言ったとしても

実は どうしていいか分からない。

そのへんは、かわいいもんだ。

どんなに怒鳴りつけたくなっても、冷静に

「連絡ください」 とメッセージを残す自分を

(ああ、おとなになったな) とほめてあげたい。

若い頃なら、絶対、けんか腰で言うてるやろと思う。

まあ、ほめるほどのことではないが。


でも、ええかげんにせんと、ホンマに解約するでぇ。





2011.7.6

裁判の行方の続き

「裁判の行方の続き」 というタイトルは、おかしいな。

もう、裁判は終わったんやもん。

でも、先週書いた 「裁判の行方」 の続編。

一昨日、裁判所から郵便物が届いた。

(なんやろ?) と開けてみると、「債権差押命令」 という書面。

簡単に言うと、私の会社が、被告から預かっていた、

賃貸契約に係わる預かり敷金を、被告に対し債権を

持っている 別の会社が 差押えてきたのだ。

私 (の会社) の立場は、第三債務者といって、

その敷金を勝手に被告に返却してはいけない。

どうやら、被告を訴えていたのは、我が社だけではなかったようだ。

しかし、その敷金は当然、我が社にとっては、

滞納家賃に充当するので、返すお金は一銭もない。

というか、それだけでは、全然足りないのだ。

銀行預金を差押えることも考えていたのだが、

その会社に 先を越されてしまったようだ。

まあ 色々、経験できておもろいけど。





2011.7.13

治療完了

5月に首を痛めて、カイロプラクティックに 通いだした。

通い始めは、6日連続で通院し、そのあと 3日後、

もう1回 3日後、そして、2週間後 と9回通い、

「様子を見ましょう」 と、ひと月開けた10回目が今日だった。

5月18日から、通い始めて約ふた月。

本日で治療は完了した。

今後は、「心配ならひと月に一度来て下さい」 と言われた。

痛くならない限りは、たぶん行かないだろう。

首には、希に違和感があるときがあるが、

あの痛みは、完治した。

希にある違和感は、身体のあちこちにあるので、

問題ではない。

今日、先生は、「夏バテしないでしょ?」 と自信満々に

言っておられたが、元々、夏バテしないので、

カイロの効果かどうか分からない。

でも、あんな風に言うんだから、夏バテしてた人が、

治療で元気になったりしてるんやろな。


来月で、49歳。

健康が何よりだ。





2011.7.26

宅建主任と法定講習

今日は、宅地建物取引主任者 (以下、宅建主任) の

法定講習だった。

宅建主任は、資格を一度取得すると 取り上げられない限り、

一生 資格者なのだが、取引主任者証は 5年ごとに

更新しなければならない。

取引主任者証がないと主任者の仕事をしてはならないのだ。

そして、その更新には、法定講習を受けることが必要。

今日の講習は、休憩をはさんで6時間。

受講者は、200人ぐらいかな。

講師は、弁護士2名、一級建築士、税理士。

それぞれの分野に関係ある不動産取引の紛争例や法改正の

ポイントが講習の内容だ。

面白くないだろうと思っていたら、意外と面白かった。

途中、ちょっと睡魔に襲われたけど。

例えば、税金関係の話で、

新築の住宅を購入すると、減税措置があるが、

建築されてから一定年数以上経った中古住宅を

購入する場合、減税措置がない。

なぜ、中古住宅の場合、減税措置がないと思う?


答え:

国は、新しい住宅を買ってほしいから。

新しい住宅を建てるためには、雇用が生まれ、経済が動く。

一方、古い住宅は、耐震や防災などにも問題がある場合が

多く、経済効果も低い。

国としては 出来れば建て直してもらいたいのだ。

なので、古い住宅を買う人より新築を買う人を優遇するのだという。

へぇ〜って感じ。

そんな話や、家を買ったあと、裁判になった例など、

普段は、聞けない話でそれなりに面白かった。


ところで、私は、5年前に 宅建主任の資格を取った。

それまで、不動産業には縁がなかったが、

6年前に入社した会社 (現在も勤めている会社) が、

不動産業で、宅建主任の資格が必要になったのだった。

もともと勉強が嫌いで、大学にも行かなかった私が、

40歳を過ぎて、生まれて始めて真剣に勉強したと言えるのが、

宅建主任の試験勉強だった。

もう、高校受験や中学・高校の定期試験など

比べ物にならないほど勉強した。

(まあ、それぐらい、当時は勉強しなかったということなのだが。)

宅建主任の勉強は、言葉がとにかく難しい。

知っている日本語なのに外国語を読んでいるような感じ。

分かってしまえば、どうってことないのだが、

最初は意味が分からず、ずい分イライラした。

「来年もこの勉強をするのは、絶対イヤ。

何が何でも今年で終わらせたい」 というのが、

最大のモチベーションで、結果、めでたく合格したのでした。





2011.8.1

初・屋形船

今日は、仕事の関係で、屋形船を借り切っての宴会。

屋形船に乗るのは、初体験。

北品川から出航し、約2時間、東京湾から隅田川への

コース。

途中、お台場前で40分ほど停泊。

料理は、お刺身から天ぷら、お茶漬け、デザートと、

お腹いっぱい。


写真は、船上から撮影したレインボー・ブリッジ。
 ↓






2011.8.11

夏休み

明日から、2泊3日で 妻の実家へ行ってくる。

妻の実家は、山形県東置賜郡というところにある。

山形新幹線 米沢駅から、車で20分ぐらいかな。

近くにあの 「ダリアパン」 で 有名なパン屋さんがある。

えっ? ダリアパン、知らんの?

ぜひ、検索してみておくれ。

山形に初めて行ったのは、まだ籍を入れる前で、

同棲中だった。

それ以来、(たしか) 毎年、行っているので、

14回目かな。

山形って、東北だけど 夏は結構暑い。

天気予報によると明日から3日間は、

雨は降らないが、気温は、32〜34度だ。

暑そう〜。

そういうわけで、この 「ひとりごと」 もちょっとお休み。

食べ過ぎないように注意せねば。





2011.8.21

重い・・・

山形レポートで写真をたくさんアップしたために

「ひとりごと」 が表示されるのに多少時間がかかってしまう

状況です。

「ひとりごと」 は、14エントリー (2週間分) が、

表示されるようにしていますので、そのうち 写真入りエントリーが

削除されれば 表示されるまでの時間も 改善されますので、

ご了承ください。





2011.9.10

版画展

友人の Uちゃんが、ちょっと前から銅板版画を始めた。

横浜の 銅板版画工房 へ習いに 通っているらしい。

彼の銅板版画は、写真では見たことがあったが、

実物を見たことはなかった。

9月6日から11日まで、横浜みなとみらいの

クイーンズスクエアで、その工房の展覧会をしているというので、

今日、見に行ってきた。

銅板版画のことは、全く知らなかったか、

大変 細かい描写が出来る繊細なもので、

作品によっては、色付けしてあるものもあった。

20人程の作者のものが、それぞれ5〜6品ぐらいずつ

展示してあったが、それぞれ作者の個性が表れていて、

面白かった。

隣のブースでは、絵手紙教室の展覧会が開催されていたので、

そちらものぞいてみた。

中には、とても感動的なものもあり、こちらも興味深かった。

私は、小学生の頃、一番好きな科目が図画工作だった。

今は、ギターとカメラで精一杯だが、

引退 (?) して時間が出来たら、何かやりたいな。

どちらかというと絵画よりも 粘土細工とか 彫刻がいいな。

難しそうだけど。





2011.11.26

呉 善花

「呉 善花」 と書いて 「オ・ソンファ」 と読む。(韓国読み)

韓国済州島生まれで、現在は日本に帰化し、

拓殖大学国際学部教授。

そのオ・ソンファさんの講演会に行ってきた。

この講演会は、「ジャパン・ルネッサンス 日本復興の鍵」

というタイトルで、6回シリーズで行われる。

今日はその第2回だった。

第1回を聴いてきた妻が 「大変面白かった」 というので

聴きに行くことにした。

オ・ソンファさんは、1983年に来日、日本と韓国の文化の

違いに最初は ずい分 困られたようだが、

今では、日本生まれの日本人より、日本人のことを

よく理解しているかも知れない。

今日は、「おもてなし」 と 「ホスピタリティ」 の違い、

日本人の美意識についてなど、私たち日本人には、

透明で見えないようなことを中国、韓国、アジア諸国や欧米との

比較も交えて、分かりやすく聴くことができた。

2時間以上の講演だったが、長く感じることもなく、

「なるほど」 と 自分自身思い当たることや、

「そうだったのか」 と 新発見のことなど、

大変興味深い話ばかりだった。

たくさん、本も出されているので 読んでみようと思う。

これ あたりが面白そうかな。
 ↓
「私は、いかにして「日本信徒」となったか」





2011.12.18

師走

12月のことを 「師走」 とも言うが、ウィキペディアによると、

 その由来は僧侶 (師は、僧侶の意) が仏事で走り回る忙しさ
 (平安後期編 『色葉字類抄』 ) からという平安期からの説がある。
 また、言語学的な推測として 「年果てる」 や 「し果つ」 等から
 「しわす」 に変化したなどという説もある。

とある。

昔、誰かに 「先生が走り回るくらい忙しいっちゅうことや」 と

教えられたが、「師」 は、先生ではなく僧侶のことなのだな。

それはさておき、私は12月だからというわけではなく、

何やかんやと予定がつまっており、この 「ひとりごと」を

ゆっくり書く精神的、時間的余裕がない状態が続いている。

その予定とは、何度も何度もある忘年会だったり、

12月前半には8日間に5回も行ったコンサート、ライヴだったり、

自分のライヴのための練習やリハーサルだったりと、

つまりは、ほとんど遊んでいるようなものなので、

仕事で忙しいという方には、なんや申し訳ないような気もするが、

このまま年末、いや、年始までそんなスケジュールが

続くのだ。

今週は、忘年会、リハーサル、ライヴ、そして沖縄旅行と

これまた、盛りだくさんなのだ。

そんなわけで、あんまり 「ひとりごと」 の更新が

出来ないかもしれないけど、

読むのやめないでね。





2011.12.21

おらほのラジオ体操

一部で話題になっていたようだが、

「おらほのラジオ体操」 をご存知だろうか。

まずは、これをご覧ください。
  ↓
おらほのラジオ体操


これは、震災半年後の9日10日、11日に石巻市内で

撮影されたようで、CD が売られており、売上の一部が

震災地の復興義援金に充てられるようだ。


この動画を開けると右側に震災の被害の動画が並ぶ。

いくつか観てみたが、テレビで報道されないような

生々しいものもある。

おらほのラジオ体操の背景に、心をえぐられる。





2011.12.30

良いお年を

明日(大晦日)から2日までは、京都に行ってくる。

今年の正月同様、両親、姉家族と正月を過ごすためだ。

なので、今年は、これが最後のアップになる。

映画やライヴの今年の総括など、書けなかったが、

年が明けてから書くことにする。

今年、日本は大変な年でした。

皆様、良いお年をお迎えくださいね。





2012.1.14

It’s a small world!

「世間は狭い」 というが、ビックリするようなことがあった。

今日、原宿 bar dAZE へライヴを観に行ったときのこと。

私は、友人の K と、久しぶりに会う N さん と

N さんの知り合いの M さん (私は初対面) と

同じテーブルについた。

ライヴの1部が終わって、話していると、

「しんちゃん!」 と突然、声をかけてきた人がいた。

2年前、あるセミナーで知り合った T さんだった。

そんなところで、会うなんて思ってなかったので、

ちょっとビックリだった。

T さんは、キーボードの永田さんの知り合いだったようだ。

その時点で、私とマルさんが知り合いで、マルさんが共演している

永田さんと T さんが知り合いで、T さんと私が知り合いという風に

つながった。

しばらくすると、T さんが 手招きするので近寄っていくと、

「ねえ、しんちゃんの隣の人、まさか M さんじゃないよね?」

というので、

「えっ? M さんやで。知ってるの?」 と答えた。

聞くと、T さんの奥さんの知り合いだという。

その奥さんも 来ていたので、M さんと T さんの奥さんは、

10年ぶりの再会を喜ぶこととなった。

え〜っと、私と T さんが知り合いで、T さんの奥さんと M さんが

知り合いで、 M さんと N さんが 知り合いで、N さんと私が

知り合い。

この2つのつながりが 今日、同時にその場に居合わせた。

こんなこと、そうそうないでしょ。


 マル←→永田
 ↑      ↑
 ↓      ↓
  ←→  
 ↑      ↑
 |      ↓
 |    奥さん
 |      ↑
 ↓      ↓
  ←→  





2012.1.21

難しいねぇ

この 「ひとりごと」 にも時々登場する 2歳4ヶ月のヒカル君。

最近は、色々しゃべるようになって面白い。

「お母さんのおっぱい、ブルンブルン」 などと言う。

一体、誰が教えているのだろう。

「ヒカルのおちんちん、どんなん?」 と訊いてみた。

すると、

「むつかしいねぇ、しんちゃん」 だって。





2012.1.30

呉 善花 講演会 - 2

一昨日 (1月28日)、呉 善花 (オ・ソンファ) 先生の

講演会に行って来た。

昨年11月に初めて聴いたのだが、凄く面白かったので

また行くことにしたのだ。

前回は、「おもてなしとホスピタリティ」 というテーマで

「日本人とは」 「日本文化とは」 を掘り下げたが、

今回のテーマは、「男と女のいる風景」 ということで、

日韓の恋愛、結婚文化の違いを通して、日本を知る機会だった。

話の内容は、「日韓、愛の幻想」 という彼女の著書に

詳しく書かれているそうだが、現在この本は、絶版だ。

新書化の話が進んでいるそうなので、近いうちに発売されるようだ。

それにしても、彼女の話は興味深い。

日本人とは何かを知ることが出来て、

そのことを誇りに思えるように話されるのだ。

今まで、こんな機会はなかったな。

彼女は、拓殖大学国際学部教授なのだが、

大学で、20〜30人の生徒が集まれば良いと始めた授業が、

人気で生徒が教室に入りきれなくなり、今では300人の教室で

2回に分けてやっているという。

彼女の話を聴くと、どうして、韓国と日本の間に

たくさんの解決しない問題があるのか、分かる。

「分かる」 と書いてしまうほど簡単な問題じゃないだろうけど。

少なくとも、近くて遠い国だと分かる。





2012.2.7

貴方の○○買い取ります!

相変らず迷惑なスパム・メール。

最近は慣れてしまって、淡々と事務的に削除作業を行っているが、

たまに、「おっ?」 と思うようなタイトルのメールが目を引く。

例えば、これ。

「貴方の性欲買い取ります!」

スゴイなぁ。

どんなヒマな人か知らんけど、このコピーを考えたセンスはおもろいな。

(皮肉です。念のため。)

これ、オークションで性欲を買い取るということなのだが、

本文には、こんなことが書かれている。

 [平均落札価格]
 20歳以下:3万前後
 20〜30歳:5万円〜7万円
 30〜40歳:7万円〜10万円
 40〜50歳:時価


へぇ〜、30代の性欲が一番高いんか。

確か、保健体育の時間に男子の性欲は、18歳がピークと

習ったような気がするけど、10代より30代の方が高いということは、

強いだけでは価値がないっちゅうことやね。

それなりの経験、技術が伴わんと、あかんっちゅうことやな。

なるほどね。

そんな、くだらんこと考えてました。

ハイ。





2012.3.10

呉 善花 講演会 - 3

昨年の11月、今年の1月 に続いて、

3度目となる 呉 善花 (オ・ソンファ) 先生の

講演会に行って来た。

今回のテーマは、「風土と宗教」。

風土と宗教という観点から、日本人の精神性を

掘り下げてみようという機会だ。

毎度のことながら、素晴らしい分析と解説で、

日本人 自らは知りえない、日本人とは誰か、を

聴くことが出来た。


朝鮮半島とはこれだけ近いのに、決定的に違うこと。

それは、自然災害の多さと 外国からの侵略の歴史の違い。

奇しくも、明日3月11日は、あの震災からちょうど一年。

震災直後の日本人の態度・行動は、

外国人の驚きであったことは、何度も報道された。

韓国でもそれは、同じだったようだ。

略奪が (ほとんど) ないことひとつ取っても、

諸外国では考えられないことらしい。

それどころか、日本人は食料や水の配給を受けるのに、

整列して順番を待ち、けして秩序を乱さない。

なぜ、日本人は少ない食料を分け合うことが出来るのか?

なぜ、外国人はそれができない (しない) のか?

この問いに ここまで明確に答えられる人は、

呉先生しかいないんじゃないかと思ってしまうような講演だった。

先日、テレビで震災当日、旅行中だったドイツ人親子3人を

救った日本人数名のことを特集していた。

そのうちの一人は、ドイツのテレビ番組にまで、

呼ばれて出演したようだが、

「なぜ、自分のことより人のことを優先したのか?」 という問いに

「困っている人を助けるのは、当たり前でしょう」 と答えていた。

おそらく彼はそうとしか答えようがなかったのだろう。

なぜ、日本人にはその精神性が育まれたのか、

これは、日本人が内側から考えても分からないのだ。

そういう意味においても呉先生の話は、貴重だと思う。


韓国では、「避難」 という言葉は、戦争の時にしか使わないそうだ。

それだけ、自然災害が少ないと言える。

一方、日本は街を歩けばあちこちに 「緊急時避難場所」 というような

看板を見かけるし、防災訓練も何度も行われる。

日本と韓国の違いは、

「自然災害の多さと外国からの侵略の歴史の違い」 と

前述したが、日本には、地震、津波、台風、火山噴火など、

自然災害が多くある一方で、外国からの侵略は受けたことがない。

韓国は、自然災害が少ない代わりに、外国から何度も何度も

侵略された歴史を持つ。

日本人の敵は 「自然」 だが、韓国人や侵略された歴史を持つ

諸外国の敵は 「人間」 なのだ。

侵略された歴史がある民族は、人間のことを信用できない。

信用できるのは、家族までだ。

だから、災害時において、自分と家族を守るためには、

略奪もやるし、順番だって守らない。

日本人は、侵略されたことがないため、基本的に人間のことを

信用している、ということらしい。

そして、日本人の 「過去のことは水に流して」 という文化は、

韓国人には耐え難いようだが、何度も何度も自然災害に

襲われる日本人は、くよくよしているわけには、

いかなかったということだ。

その猛威をふるう自然も、「恐ろしい自然」 であると同時に、

「恵みの自然」 でもある。

むしろ、日本人には、「恵みの自然」 である割合の方が大きいだろう。

どんな自然災害がきても、少しの間、我慢すれば、

恵みの季節がやってくる。

四季があるおかげだ。

自然に対して、恨みごとを言うよりも、前を向いて再出発の

人生を生きる方を 日本人は選んでいるといえる。

韓国で、自然災害が起こると、

その時の王様や大統領のせいになるらしい。

「恨の文化」 である韓国人は、誰かのせいにしなければ、

ならないようだ。

しかし、日本人は、原発事故の責任を問うことはあっても、

地震や津波のことは、誰も責めない。

天皇陛下が避難所にお見舞いに行っても誰も陛下に

災害のことを文句を言う人はいないのだ。


「いただきます」 という言葉についての話。

キリスト教圏でも 「いただきます」 に近い言葉があるそうだが、

それは、「食べ物を与えてくださってありがとうございます」 という

神様への感謝。

韓国でも 「いただきます」 のような言葉があるらしいが、

それは、食事を作ってくれた人への感謝。

確かに私たち日本人も、作ってくれた人に対して、

「いただきます」 や 「ごちそうさま」 を言うが、

自分で作った料理を、自分ひとりで食べる前にも

手を合わせて 「いただきます」 と言うよね。

これは、日本人としては普通の行為で、珍しいことではないが、

韓国では、考えられないことらしい。

では、一体、誰に対して 「いただきます」 と言っているのか?

呉先生が、日本人に

「なんで、ひとりで食事をするときも 『いただきます』 と言うの?」 と

訊いたところ、

「なんとなく」

という答えが返ってきたそうだ。

誰に向かって、「いただきます」 と言っているのか?

日本人は、命に対して 「いただきます」 と言っているのだ。

日本には、「八百万 (やおよろず) の神」 がいるというが、

食べるものにも神が宿っているわけで、

それらの神に対しての 「いただきます」 なのだ。


そんな、興味深い話をたっぷり (2時間15分ぐらい)

聴くことができた。


私は、今日も 呉先生の話を聴いて、

自分が日本人であって良かったと思った。

(ちょっと、日本人に対してサービスしすぎちゃうかと

思うところもあったけど、彼女は “日本信徒” なので

サービスではないのだろう。)

しかし、この 「日本人は素晴らしい」 という考え方は、

ひとつ間違うと 「日本人至上主義」 に陥いる恐れがあることも

否めないと思った。

けして、そうならないよう、目を開けていよう。





2012.3.23

チャリ

上原、そのチャリを剃れ!

きっと、スランプを脱出できるぞ!


注:チャリとは、もみあげのこと (大阪の方言)





2012.4.1

継続の難しさ

この 「ひとりごと」、毎日書きたいが、書くことが思いつかない日や、

酔っ払ってしまい、それどころじゃない日もあって、時々、

お休みしてしまう。

始めて もうすぐ5年になるが、連続更新記録は、

何日だろうか。

実は、ここのところ、1ヶ月 (31日) 連続更新を企んでいて、

2月の7日から28日まで、22日間連続で更新したが、

2月29日、酔っ払って寝てしまい 更新しなかった。

3月1日から再チャレンジするも、17日間連続更新した後、

18日は、体調不良のため更新を断念。

その後も、数日更新をさぼった。

継続するって、難しい。

まあ、1ヶ月あるいは、それ以上連続したとしても、

「だから何だ?」 っていう気もする。

別に何でもない。

ただ、やってみたいだけだ。

達成すると、ただ1ヶ月毎日更新しただけのことで、

それ以上でもそれ以下でもないことも知っているのだが、

ただ、やってみたいだけだ。

「なんで?」 と自分でも思うが、理由はないな。

あえて言うなら、出来てないからか。





2012.4.22

財産状況報告集会

数日前、(不動産の仕事で) 裁判所へ 行ってきた。

財産状況報告集会 というのに出席するためだ。

昨年、家賃を滞納したので、出て行ってもらった、

飲食店 (会社) が破産したので、その財産状況の報告会だ。

その会社は、数店舗経営していたのだが、

全店舗を閉めたようだった。

報告を簡単にまとめると、その会社の債務が約7000万円、

そして、残っていた現金が約220万円。

7000万円の借金を抱えて つぶれたようなものだ。

こういう場合、その220万円を債権者に配当するようなのだが、

残念ながら、私の会社は一銭も取り返せない。

というのは、まず、配当が優先される債権があるのだ。

それは、公租公課 (税金) と、労働債権 (給料)。

その 公租公課 と 労働債権 にも 財団債権 と

優先的破産債権 という2種類があり、

財団債権 の方が優先順位が高い。

私の会社の持つ債権は、一般破産債権 と言われるもの。

金額は控えるが、けして、安い金額ではない。

破産者とは、昨年の賃貸借契約 解約後、1年間での

分割支払いを約束していた。

無理のないよう、分割での支払約束にしたのだ。

11月末、1回目の約束の振込みがないので、

電話かけたがつながらない。

なんとなくイヤな予感がしていたら、その後、

「破産手続き開始通知書」 なるものが

裁判所から送られてきたのだ。

あれだけ、「必ず払います」 と言っていたのに。

まあ、その時点では、破産する気はなかったんやろうけど、

そういう言葉は信用でけへんっちゅうこっちゃ。

前述した220万円は、破産管財人の報酬などを

差し引くと100万円ほどしか残らない。

その100万円を まず優先順位の高い、財団債権に

配当するのだが、それだけでも、650万円ほどあり、

全く話にならない。

まあ、お金があれば破産などしていないだろうから、

こういう状況は、この場合当たり前なのだろう。


この会には債権者、十数人 (実際の債権は61件) が

出席していたが、中に見覚えのある男性がいた。

そのお店で働いていた中国人従業員だった。

その場にいるってことは、お給料を もらってないってことだ。

労働債権は、国から幾分かは保障されるようだが、

給料も払っていなかったのなら、あの時、悪人呼ばわりされても

契約解除して正解だった。

情けを出して、(もう少し様子を見よう) なんてやっていたら、

こっちの損害がもっと大きくなっていただろう。





2012.5.4

今日から3日間、旅に出ますので、

この「ひとりごと」もお休みします。

みなさんも良い週末を!





2012.5.11

家電量販店

今日のニュースで、ビックカメラが、

同業のコジマを買収すると報道された。

両社の売上高を合計すると、1兆円を超え、

業界最大手のヤマダ電機に次いで2位になるらしい。

そのニュースを見ながら、社会・経済に弱い私は、

(へぇ〜) っと思った。

まず、その業界の売上高順位を見ていただきたい。

1位 ヤマダ電機 2兆1532億円
2位 エディオン     9010億円
3位 ケーズホールディングス 7709億円
4位 ヨドバシカメラ  7005億円
5位 ビックカメラ    6121億円
6位 コジマ        4494億円
7位 上新電機     4352億円

ヤマダ電機は テレビCM で知っていたが、

池袋店でニコンのデジタル一眼レフが激安という情報をゲットし、

買いに行った一昨年の9月まで 見たことも行ったことも

なかった。

2位のエディオンは、いまだに見たことがない。

(あるいは、見ていても知らないので認識できない。)

ビックカメラは、渋谷に2店舗あるし、新宿にもあるし、

有楽町にも大型店があり、よく利用する。

昨年、大阪に帰省した際、難波のプランタンだったところが

ビックカメラになっていて、驚いた。

そんな風に、私の生活範囲にビックカメラは、

よく存在するので、5位というのは意外だった。

そして、そのほとんど行ったことのない、

1位のヤマダ電機は2位のエディオンの倍以上で、

ブッチギリだ。

私が大阪から東京に出てきた当時 (1995年) は、

まだビックカメラも大阪にはなくて、渋谷で初めて見た。

引越し早々、必要な電化製品をそろえたのは、

渋谷センター街にあった さくらや だった。

ポイントカードに感動したもんだ。

でも、その さくらや もなくなってしもた。

栄枯盛衰っちゅうことやな。




2012.5.16

人生の第三幕

年を取るということについて、年をとってからの人生について、

ジェーン・フォンダが素晴らしく語っています。

ある人から、教えてもらったのだが、素晴らしいので、

数人にメールで送ったところ、すごい反響。

20代、30代の時ならどう感じたか分からないが、

40歳以上の人なら、きっと力づけられるんやないやろか。
 ↓  ↓  ↓
ジェーン・フォンダ 「人生の第三幕」


同じものだが、こちらは、英語・日本語両方の字幕が見られます。
 ↓  ↓  ↓
ジェーン・フォンダ: 人生の第三幕 英語字幕付き動画





2012.5.19

呉 善花 講演会 - 4

昨年の11月、今年の1月、3月 に続いて、

4度目となる 呉 善花 (オ・ソンファ) 先生の

講演会に行って来た。

呉 先生は、韓国済州島生まれで、28年前に来日。

数年前に日本に帰化し、現在は拓殖大学国際学部の

人気教授だが、本国では、売国奴と言われているという人。

毎回、自分では見えない 「日本人とはなんぞや」 の

話を聞かせて頂いているが、今回のテーマは、

「日韓の日常習慣の違いから見えてくる日本」。

日本と韓国は隣同士だが、隣国でありながら、

これほど文化が違うというのは世界でも珍しいらしい。

遠い外国の話で、顔つきも肌の色も違っていれば、

文化や習慣が違っても、問題にはならないだろうが、

日韓の場合、顔つきはもちろん、似ている所がたくさんあり、

ついつい親近感を持ってしまうがゆえに、なおさら、

その文化・習慣の違いに出会ったときは、

理解し合えないようだ。


12〜13年前、日本に2年半ほど滞在した韓国の

ジャーナリストが、韓国に帰国後、「日本はない」 という

タイトルの本を出し、300万部のベストセラーに

なったらしい。

タイトルの 「日本はない」 は、

「日本という国はありえない国だ」 という意味だ。

その人は、よほど日本でイヤな思いをしたんだろう。

本の中身は、日本の悪口のようなことばかりらしい。

呉 先生も来日して数年で日本が嫌いになったというから、

そのジャーナリストは、その嫌いになった時期に、

韓国へ帰っていったのだろう。

「その時期を乗り越えないと、韓国人は日本人を

理解できない」 と、呉 先生は言う。

さて、その本にはどんなことが書かれているかというと、

例えば、日本人は家に上がる時、脱いだ靴を外向きにそろえるが、

韓国人は、脱いだままで そろえないらしい。

そして、わざわざ身体を後にねじ曲げて脱いだ靴をそろえるのは、

日本人の根性がねじ曲がっているからだ、とか、

日本の正座は、韓国では、罪人の座り方なのだが、

日本人は、先祖代々罪を犯しているからあの座り方なのだ、とか、

聞いていると、あまりのナンセンスさにあきれてしまうような

ことが書かれているらしい。

その本を読んだ韓国人のうち、一体何パーセントの人が、

そのことを鵜呑みにし、信じてしまったのかは、

分からないが、そういう人が少ないことを願うばかりだ。

多くの日本人なら、韓国の (女性の) 正しい座り方は、

片ひざを立てることだと知ったなら、

その座り方をする韓国人を行儀が悪いとは思わず、

文化の違いだと理解するだろう。

韓国から帰ってきた日本人が、韓国の習慣・文化を

批判した本を出したところで、大して売れないだろう。

むしろ韓国の素晴らしさになら、興味を持つんやないやろか。

日本批判の本が売れてしまうという辺りに、

「反日感情」 というものを刷り込まれてしまった

韓国を感じてしまう。


金正日書記が亡くなったときの報道で、北朝鮮の人々が

大声を出して泣いていたのは、記憶に新しいが、

韓国 (朝鮮) では、お葬式の時には、大声を出して

泣かなければならないらしい。

死んでから3日間は、死者がよみがえるかもしれないので、

大声で泣いて呼び止めるのだという。

もし、親が死んでも大して泣いていない人がいたら、

それは、たちまち親不孝者ということになるというのだ。

死んでから3日間は、家から泣き声が止んでいけないと

昔は、プロの 「泣き屋」 を雇うこともあったらしい。

一種の儀式的な側面もあるが、儒教の影響で

「死」 を受け入れられない彼らの文化の特徴だ。

日本人が 「そんなことしたら、死んだ人が

早く成仏できないじゃないの」 などと言うと、

「なんて、冷たい人なの!」 ということになるらしい。


座り方や食事の仕方から、近親者の死の悲しみの表現まで、

とても、隣の国とは思えないほど違うのだ。

日本と韓国が本当に分かり合えるまでには、

まだまだ時間がかかりそうだ。

そして、日本にとっての 呉 善花先生のような人が、

韓国にも必要なのだろう。


最近、呉 先生が韓国に行って驚いたのは、

ちらし寿司にわさびではなく、唐辛子味噌がついていて、

それを器の中で ビビンパのように、ぐちゃぐちゃに混ぜて

韓国人は、食していたことらしい。

彼らには、それがおいしい食べ方なのだが、

呉 先生の感覚は、すっかり日本人になってしまったようだ。





2012.5.24

明日から2泊3日で、妻の実家 (山形県) に行くので、

またまた 「ひとりごと」 はお休み。

皆さんも 良い週末を!





2012.5.31

すごいプロポーズ

ミュージカルは、あんまり好きじゃないけど、

こういうのは、好きだな。
  ↓
これにNOと言える女の子はいない!!
先週実際におこった伝説作りのプロポーズ!






2012.6.1

祝 5周年

今日で、このひとりごとを始めて 丸5年。

5年って、過ぎてしまうと あっという間だけど

考えてみると 長い。

45歳を迎える前に始めたわけだが、

もうすぐ、50歳だものな。

一体、何日書いたのか、カウントしていないけど、

年に300回ぐらいは書いているだろうから、

ざっと1500回は、書いたわけだ。

今から5年後なんて、何がどうなっているか

想像もつかない。

生きているかどうかさえ。

でも、これからも皆様に愛される 「ひとりごと」 を

目指して 精進して参ります。





2012.6.28

水星にミッキーマウス

水星にミッキー・マウスが見つかったCNNの

ニュース映像 (英語)

他にも牛の模様の模様のミッキーや、他の惑星での

不思議な形を紹介していて、興味深い。

これは神のいたずらかね。





2012.7.7

呉 善花 講演会 - 5

昨年の11月、今年の1、3、5月 に続いて、

5度目となる 呉 善花 (オ・ソンファ) 先生の

講演会に行って来た。

この講演会は、6回シリーズだった。

1回目を聴いてきた妻に 「面白いから行ったら?」 と言われ、

2回目から 6回目まで 行くことができた。

毎回、「日本人とは誰か」 について、興味深い、

おそらく他では中々聴けないであろう話を

聴くことが出来た。

今回のテーマは、日本文化のオリジナリティに

ついて。

一般的に 日本文化は、大陸から輸入されたものが多く、

オリジナリティがないと言われているが、

果たしてそうか。

確かに仏教や漢字など、大陸から来たものは多い。

しかし、今では、世界に受け入れられている日本発の

ものも多い。

カラオケ、マンガ、アニメ などはもちろん、

寿司に代表される日本料理、最近では、

さぬきうどん、サッポロラーメン、ふじりんごなんかも、

外国にあるらしいし、和牛 も 「WAGYU」 として、

人気があるらしい。

面白いのは、本物の和牛を輸入すると高いので、

オーストラリアの牛に和牛の遺伝子を植え付け、

和牛として育てて売っているらしい。

メイド・イン・オーストラリアの和牛だ。

もう、なんや分からん世界やな。


生け花は、日本のオリジナルだ。

西洋のフラワーアレンジメントとは、根本的に違う。

生け花は、自然と人間を分離しない。

ここでいう、自然とは、神のことでもある。

日本人は、自然を神として祀ってきた。

その自然 (神) を家の中に持ち込んだのが、

生け花の始まり。

だから、床の間に飾るんだ。

一方、西洋花は自然から分離した自己表現。

創造活動なのだ。

この、自然と人間を分離しないという根本は、

料理にも表れる。

あの小さな 鮎 を ヒレのひとつも損なうことなく、

焼いたり揚げたりし、まだ生きているかのように

泳いでいるかのように 盛り付ける。

そのために、器には川の流れの絵が描かれている。

そんな料理は、世界に日本だけだという。

この美意識、芸術、これらに現れる、

日本人にしか出来ないこと、それは何かというと、

「魂を入れること」 。

生け花にも、料理にも魂なのだ。


陶芸の職人は言う。

「土は生きている。触れば生きている土かどうか分かる」

鉄工の職人は言う。

「鉄と会話できないとモノは作れない」

そして、土や鉄などの材料は、

「使わせていただく」 ものだと。

土や鉄にまで、魂を入れてしまう日本人は、

それだけではなく、ありとあらゆるものに魂を入れる。

なので、針供養、包丁供養、人形供養などなど、

色んなものを供養する。

(最近では、ぬいぐるみ供養なんてのもある。)


自然 (神) と解け合って生きる精神。

これが、日本人のオリジナリティだ。

もう一度、それを思い出そうというのが、

この6回の講演の趣旨でもあったようだ。


偶然かも知れないが、今日、その講演会に向かう道で、

「いつか縁側のある家に住みたいな」 と、

昔、祖父母が住んでいた九州、宮崎のボロ屋を思い出しながら

考えていた。

縁側に座って、庭を眺めながら、お茶を飲んだり、

お酒を飲んだり、読書をしたり、昼寝をしたり。

縁側って、家の中と外のちょうど真ん中。

自然を家の中に取り込める最高の場所だ。

今日の呉先生の話を聴いて、その縁側のこととつながり、

自分の中の日本人DNA を再認識したのであった。


韓国、儒教社会では、外の物、つまり植物を家の中に

持ち込まないらしい。

やがて枯れる (死ぬ) ということとも関係あるのかもしれないが、

人間中心というのが理由のようだ。

日本人は、神 (自然) を家の中に持ち込んだのが、

生け花の始まりと聞いて、妻の山形の実家の中が、

ジャングルのようになっているわけが分かったような気がする。

あそこは、自然なのだ。





2012.7.11

長く続く組織

日経ビジネスON LINE で、面白い記事を読んだ。

GMOインターネット株式会社の代表取締役会長兼社長、

そしてGMOグループ代表の熊谷正寿氏 (48歳) のインタビューだ。

彼は、21歳の時に立てた 「35歳までに上場する」 という

目標を40日遅れで実現したという経歴の持ち主。

それだけでも凄いことだが、

浮き沈みの激しいネット業界で長く生き残っていることも、

大変なことなんだろう。

ちょうど仕事で使っている、GMOのソフトが、

近々更新の時期だったので、興味が沸いて読んでみた。

面白かったのは、世界には200年以上続いている会社が、

7000社ぐらいあって、そのうち3100社が日本の

会社らしいという話。

凄いよね、日本て。

世界一長寿の会社は、日本の金剛組っていう社寺建築の

会社で業暦1400年。

これは、テレビでも観たことある。

ところが、世界で一番長続きしている組織は、

会社ではなく、宗教だという。

そう言われれば確かにそうだ。

で、1000年以上続いている宗教を調べると、

5つの共通項があった。

1.同じものを読んだり歌ったりする。
2.定期的に一つの場所に集まる。
3.同じ形をとる (手を合わせる形など)。
4.同じものを身につける
  (キリスト教ならクロス、仏教だと数珠)。
5.みんなが強く信じている神話がある。


熊谷氏は、会社や商売を長く存続させるには、

どうしたら良いかを考えていて、この5つを組織に導入したら、

強くなっていくのではないかと考えたらしい。

特に5つ目の、神話がとても重要だという。

GMOの場合、熊谷氏の 「35歳で上場」 は、

強力な神話というわけだ。





2012.7.18

MR.F

高校の同級生の F 君。

彼の転勤が、決まった。

9月からアメリカだ。

「高校の同級生」 と書いたが、実は高校時代 3年間、

彼とは一度も同じクラスになったこともないどころか、

口をきいたこともない。

念のため書いておくと、口をきいたこともないのは、

そういう機会がなかったからだけで、他に理由はない。

私の高校の同級生は、確か370名ほどいたと思うので、

その半分として、185人ぐらいの男子がいたわけだ。

中には、「こんなやつおったっけ?」 という人もいる中で、

一度もしゃべったことがないにも関わらず、

F 君は、なぜかしっかりと私の記憶に残っていた。

そのわけは彼の身体の大きさだけではないだろうと思う。

(彼は背が高く、大きく見える)


その F 君と親しくなったのは、今から6年前。

私の出身校である S 高校は、歴史の古い学校で、

東京にも卒業生が多いだけではなく、その同窓生の

東京支部もあり、年に一度、学年・年齢を超えた同窓生会が

東京でも開催されている。

その幹事は、毎年、各学年に持ち回りなのだが、

2006年の幹事が私たちの年代だった。

F 君は、その前からその東京支部総会に顔を出していたようで、

その年の幹事を引き受けることになった。

と、簡単に言うけど、東京で100人ぐらいのイベントの幹事だ。

しかも、案内状を出す人の数は、かなり多い。

そこで、彼は、東京在住ということで私に協力の手紙を送ってきた。

そんな、行ったこともない、イベントのボランティアをするほどの

余裕のない私は、返事も出さずに放っておいた。

奇しくもその年は、高校卒業25周年の年で、

大阪で私たち学年全体の同窓会が企画された。

こんなことを書くと、語弊があるが、私は積極的に

その同窓会に行きたかったわけではない。

しかし、事情があって、その大阪での同窓会に出席した。

行くか行くまいか、悩んでいる私に 「行きなさい」 と

妻が言ったことも一応書いておこう。(なんで?)


さて、その大阪の同窓会で F 君に会った。

覚えてないけど、軽く挨拶ぐらいしたと思う。

そして、私の期待・予想を裏切り、その同窓会は、

めちゃくちゃ楽しいものであった。

それは、ショックなほど。

あまり同窓会に積極的でなかった私の概念を

打ち破るほど。

東京に戻った私は、早速、F 君にメールを送った。

東京支部総会の協力の依頼に返事もしていないお詫びと、

「諸事情であんまり力になれないけど、当日は手伝います」 と

いう内容だ。

それから、F 君とは、数ヶ月おきに飲むような関係になった。

面白いもんやね。


そういうわけで、もし、同窓会への出席を躊躇している

人がいたら、迷わず出席することを推選する。

皆さんは、どうか分からないが、私が同窓会に出席したくなかった

理由を振り返ると、全くくだらないことで、そんなこと、

誰も興味のないことだったと思う。

そして、一人ぐらい、会ってみたい人もいるでしょう?

その人が、出席するかどうかは、行ってみないと分からないけど。

ほんでね、別に会いたいとも思わなかった人と会って、

思いもよらない新発見もあったりするのね。

昨年、5年ぶりに 卒業30年目の大阪での学年同窓会に

出席した時のことを、ここここ に書いている。


話を戻そう。

その F 君が、ニュージャージーに転勤する。

聞けば、最近マイホームを買ったところだと言う。

転勤の気配がないので、マイホームを購入したとたん、

(とたんではないやろけど) 転勤が決まるという話は、

サラリーマン業界では珍しくないらしい。

一説によると、マイホームを購入したということは、

何十年かのローンを抱えているわけで、そうすると、

会社から見ると 転勤させても、会社を辞めない という風に

見られるから、というわけだ。

しかし、そんなことを理由にF 君が、会社のええように

使われているという風には私は思っていない。

彼の場合は明らかに栄転で、マイホーム購入は、

むしろ会社側の安心要素だと思っている。

アメリカは3年間の予定らしい。

高校生の娘さんたちには、その後の人生に大きく影響する、

とても貴重な経験となるであろう。


彼が、在米中になんとか遊びに行きたいもんや。





2012.7.27

土用の丑の日

今日は、土用の丑 (うし) の日。

土用の丑の日が、どういう意味かは よく知らないが、

暑い夏を乗り切るために日本では 鰻を食べる習慣がある。

2、3日前にうな重を食べたので、今日は、

食べなかったが、コンビニ (ローソン) で、

1,980円のうな重を売っているのを見かけた。

コンビニ と 1,980円の弁当に違和感があった。

果たして売れるのだろうか。

2,000円出せば、お店でもうな重の並か、

うな丼ぐらい食べられるだろう?

コンビニで買うなら、お店で焼きたてのうな丼かうな重を

食べたいと思うのだがどうだろう。

(大きなお世話だ。)





2012.7.31

祝 金メダル

昨日、「応援するよ」 と書いた松本 薫が

金メダルを獲った!

おめでとう!

私の応援が届いたのだろうか。

いや、実は、その瞬間は酔っ払って寝ていたんだけど。





2012.9.19

変な夢

大阪時代にお世話になった方に Nさん (女性) という方がいる。

年は、私より4つか5つぐらいは上だったように思う。

彼女とは、ある方の紹介で知り合い、

偶然 家が近所だったことから、かわいがっていただいた。

妻とも知り合いで、結婚した後、正月に大阪に帰省した際、

一度3人でお茶を飲んだこともある。

この数年は、年賀状のやりとりだけになってしまった。


さて、今朝の夢にそのNさんが登場した。

内容は、こんな感じ。

私は、一人でNさんちに遊びに行った。

Nさんと会うのは久しぶりだった。

そのNさん、なんとお腹が大きい!(妊娠している)

驚くのはそれだけではない。

竹之内豊と結婚している!

前のだんなの話は出ないが、

なぜか「Nさんの前の奥さん」という女性が一緒に住んでいた。

しかし、夢の中ではそのことが全く不思議ではないのだ。

竹之内豊は、

「この10年は、“205” も “325” もなかった。

○△×軍曹、一色だったから・・・」

というような話をしていた。

夢の中の私、というより、夢を見ている傍観者の私は、

“205” や “325” (数字は、ええかげん) というのは、

“911”、“311” のことだな、と思いながら聞いていた。

そして、「○△×軍曹 (上等兵だったかも) 、一色だった」 という話は、

一昨年公開の映画 『太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男』 の

大場栄 陸軍大尉のことを言っているんだな、と思いながら

聞いていた。

それだけ、あの映画のあの役は、大変だったという意味に

聞こえた。

そして、その夢を見ている傍観者の私は、

(あ、そうそう、『太平洋の奇跡』 と言えば、聞きたいことがあった!)

と思ったら目が覚めてしまった。

不思議な夢だった。

ふだん、夢になんて出てこない面々。

論理的でない家族関係。

夢を外から見ている自分 (これは、たまにあるよね)。

夢は、無意識の表れって言うよね。

夢判断みたいなことがあるんだったら、

どういう意味があるんやろな。





2012.10.5

R.I.P 大滝秀治

昨日は、逝ってしまったミュージシャンのことを書いたが、

今日は、役者の訃報だ。

名優、大滝秀治。

ずっと、「しゅうじ」 だと思っていたら、「ひでじ」 なんだね。

87歳。

大正生まれですぜ。

すごいなぁ。

スゴイ!

最後の映画となった 『あなたへ』 観んとね。





2012.10.8

3連休

土〜月、3連休を満喫した。

土曜日は、友人の子供、5歳児の通う保育所の

運動会で写真撮影。

この保育所での運動会の撮影は、

一眼レフを購入して以来、三年連続。

保育所の運動会は、お昼に終わるので、

その後は、昼間から友人と乾杯。


日曜日は、別の友人の子供、小学6年生の運動会の

写真撮影。

これまた、3年連続。

今年は あいにくの雨天での運動会。

終わり間近にやっと雨が上がった。


それにしても、何度やっても、運動会の撮影は難しい。

決定的瞬間を逃すまいと、焦っているんだろうな。

水平や垂直がかなりええかげんなものが多い。


夜は映画鑑賞。

妻が 『最強のふたり』 を観たいというので、

私は2回目の鑑賞となった。

かなり好評のようで、3時ごろには、5:45の回が

売り切れていた。

映画は 2回観ると、かなり理解が深まる。

1回目に、疑問だったことは、全て解消された。

あらたな発見もあり、誰かが言っていた

「洋画は3回観ないと分からない」 は、

改めて本当だと思う。


今日は、六本木の国立新美術館へ、深堀隆介

金魚の絵を観に行った。

数日前、偶然テレビで特集していたのを観たのだが、

ぜひ、実物を見たいと思ったのだ。

この金魚の絵がスゴイ。

立体的で、まるで生きているかのようなのだ。

これ、「絵」 ですよ。
  ↓

これは、今日見たものとは違うけどこんなんです。

器の中に樹脂を流し込み乾いたら絵を書いて、その上に

また樹脂を流し込み重ねて書く。

その繰り返しで、立体感を出していく、

作者本人が編み出した技法だそうだ。

誰もやっていない、オリジナルなことをやっているって

素晴らしいよな。

しかもその作品が、ぶっ飛びだもんね。


夜は、観たかった映画 『夢売るふたり』 を鑑賞。

レビューは、また明日。

ああ、よく食ったし、充実してた。





2012.10.11

LIVE PAINT

先日観に行った 深堀隆介 の金魚の絵はすごかったが、

今日は、「LIVE PAINT」 なるパフォーマンスの紹介。

さとうたけし。

この人もすごい。

「ローラーアート」 というらしいが、ペンキローラーだけを

使って信じられないような絵を書くのだ。











これらの絵をローラーだけで?

しかも、ライヴで、お客さんを前にして、

ほんの数分で書き上げてしまう。

最初、信じられなかったけど、動画を見て衝撃を受けた。

ご覧ください。








家の壁が広かったら、書いてほしいよね。

ご本人のサイトでは、作品、動画の他、写真も公開されている。

また、写真も上手いわ。





2012.10.23

iPhone 5

私の携帯電話は、3〜4年前から iPhone だが、

iPhone にしてから、一度も機種変更していない。

今では、周りで 誰も使っていない3G のタイプだ。

PCサイトを見られるのは便利だが、めちゃくちゃ遅い。

おまけに もう対応してないアプリもあって、

いよいよ、最新型 iPhone 5 に変更することにした。

携帯屋さん (Soft Bank も Docomoも) って、

とにかく待たされるという印象があり

あんまり行きたくないのだが、仕方がない。

仕事が終わってから、五反田の Soft Bank へ行った。

番号を引いて、待たされること 40分。

機種変更したい旨を伝えると、予約で2〜4週間待ちだと。





2012.11.4

美しいクイズ

映画や小説などで、数学の難しい式や、化学の元素構造図なんかを見て

学者が 「美しい・・・」 なんてつぶやくシーンがあるでしょ。

あの気持ち、全然分からんかったけど、先日見つけたクイズは、

正解を見て、思わず 「美しい・・・」 と思ってしまった。

ちょっと考えたけど、難しそうだったので、

私は早々に正解を見てしまったのだが、

映画や小説の中のあの 「美しい・・・」 とつぶやく学者の気持ちが

ちょっと分かったような気がするな。

タイトルは、「美しいクイズ」 としたが、

美しいのは、その答え。
  ↓
【頭の体操クイズ】
マッチ棒を2本動かして、5つの正方形を4つにして下さい


どうぞ、チャレンジしてみてちょうだい。





2012.11.5

続 iPhone 5

10月23日に iPhone 5 を 予約したことは書いた。

Soft Bank の店頭予約で、「4週間ぐらい」 と言われたのに、

10日目 (先週の金曜日) に届いた。

思ったより、早かった。

早いと言えば、LTE。

めちゃくちゃ、早いね。

特に私はほとんど 3G とかいうので接続してたから、

余計かも知れないけど。

ただ、この LTE というのは、まだ展開中で、

どこでもつながるわけではないらしい。

あんなにテレビで宣伝してるのに。

何か、ちょっと遅れながら進む Soft Bank らしい話だ。

iPhone の前の機種を買い取ってくれるという記事をネットで

読んだけど、機種交換に行ったとき、Soft Bank からその話は、

全くなし。

ネットで調べてみると、オークションに出す方が、断然得だという。

どうも Soft Bank は、即金で買い取ってくれるわけではなさそう。

変な話や。


自宅の無線ルーターが古くなってきたので、

もっと早い新しいものに替えようと購入。

今日は、その設定を試みた。

無線はつながっているのに、ネットにはつながらないという

状態から抜け出せず、2時間以上格闘したが、

いったんあきらめ、元の接続に戻した。

困った話や。





2012.11.20

母 七十七歳

週末の山形に続き、今日は大阪に行ってきた。

私の母の喜寿の祝いだ。

今日が誕生日なので、妻と日帰りで。

これで、妻の両親、私の両親、合わせて4人で 316歳!

合計せんでもええけど、すごいなぁ。

4人とも健在なのは、ありがたいことです。





2012.12.13

選挙間近

今度の日曜日は、衆議院選挙。

東京では、同日、都知事選挙もある。

さて、誰に入れたら、どの党に入れたら、

良いのだろうか。

元々政治に疎い私は、ますます分からん。

で、そういう人のために便利なサイトがあるのだな。

次の3つは、アンケートのように質問に答えていくと、

自分の考えがどの党の方針に近いか診断してくれる。


 日本政治.com 「投票マッチング」

 毎日新聞 「えらぼーと」

 日本版 ボートマッチ


3つとも実際にやってみたけど、結果は、中々興味深い。

1つだと、そのサイトの言うことがどれくらい信憑性が

あるか分からないが、3つとも結果が似通っていたので、

実際、そうなんだろう。

次は、自分の傾向を知るサイト。


 Yahoo! みんなの政治 「政治ポジションテスト」

 Yahoo! みんなの政治 「政治ポジションテスト 外交編」


これも面白かった。

これらは、さとなおさんのサイトで紹介されていたのだが、

ぜひ、皆さんもどうぞ。

ほかにも。

 迷える有権者.com

 Google 候補者を知る





2012.12.25

Perle Therapie

昨日は、成田のヒルトン・ホテルへ、

「パーレ・テラピー」 というものを受けに行ってきた。

「パーレ・テラピー」 とは、「パーレ」 という特殊なものを

使ったセラピーだ。

「パーレ」 は、ゴルフボールより一回り大きいぐらいの

金属製のボールの中に、特別な石が入っているもの。

それを複数使い、血液やリンパの循環を改善するのだ。

手の指の全ての関節に数秒ずつそのパーレを当てただけで、

5本指を閉じたり開いたりするのが、嘘のように軽くなった。

また、あお向けに寝て、そのパーレを数個胸の上に置くと、

その重さで苦しくなるかと思いきや、これまた驚くほど、

呼吸が楽になった。

また、首の稼動範囲が広がったりと、

不思議だが間違いなく効果がある。

一度で何でも良くなるというわけではないだろうが、

パーレを購入し、自宅で自分で毎日使えば、

かなりの効果が期待できそうだ。

「なんや、これは?」 っちゅう感じ。


パーレは、妻が出会いその効果と誰でもできる簡単さに

惹かれ、仕事の一つにしてしまったもの。

世の中には、色んなものがあるのぅ。


パーレ・テラピー





2012.12.26

年 末

何かとバタバタしてしまう年末。

明日から29日までは 2泊3日で沖縄、30日はなんだかんだと

片付けごとがあって、31日からは京都という、

ハードなうれしいスケジュール。

もしかしたら、今年はもうこの 「ひとりごと」 を

更新する余裕がないかも知れない。

そうなった時のために書いておこう。


皆さん、今年もありがとう!

そして、良いお年を!!





2013.1.2

謹賀新年

あけましておめでとうございます。

本年も宜しくお願いいたします。


本日、2泊3日の京都より戻りました。

両親の高齢化により、年末年始を京都の旅館で

過ごそうという企画も今回で 3年目。

毎回、平安神宮に近い同じ旅館にお世話になっています。

そこでは、毎年元旦夜に餅つきとビンゴ大会が行われ、

盛り上がります。

特等は、その旅館の宿泊券。

私はくじ運は弱いらしく、何も当たりません。

京都は東京より寒かったですが、3日目の今日、

雨がパラパラした程度で、天候にも恵まれました。





2013.1.12

岩田松雄 講演会

今日は、岩田松雄さんの講演を聴きに行ってきた。

岩田さんは、日産自動車に入社後、

UCLAビジネススクールに留学。

その後、コンサルタントを経て、いくつかの会社で

常務取締役や 代表取締役社長を務め、

2005年に THE BODY SHOP の代表取締役に

就任し、売上を倍増させ、2009年には

スターバックスジャパンのCEOに就任。

現在は、プロの経営者の育成をされている。

やっぱり、大きな会社の社長になる人は、

若いときから違うねんね。

日産に入社してすぐの挨拶時に、

「日産自動車の社長を目指します」と、

言ったらしい。

周囲は失笑し、課長には嫌味を言われたと

話しておられたが、

「社長を目指して仕事するのと、

部長を目指して仕事するのとでは、違うでしょう」 と

思っていたという。

それに、「元々経営者になりたかった」 と

いうのだから、スタートラインが多くの人とは、

違うと思う。

いくつかの会社を渡り歩く、その経験の話だけでも、

数時間は語れるだろう。

今日の講演のテーマは、「MISSION」。

スターバックスを例に、ミッションについて語る。

リーダーに必要なことは、

ミッション と ヴィジョン と パッション。

80分ほどの講演時間だったが、面白かった。

著作を読んでみたいと思う。





2013.3.11

311

今日で、あの震災から2年。

この数日、テレビでは 震災の特集番組が多い。

行方不明者の捜索が、ようやく始まったという地域もあり、

驚いた。

ほとんど何も知らないんだ。


今年のGWは、宮城県へ行くことにした。

昨年のGW、被災地へ行くかどうか迷った末に

岩手県宮古市へ出向いた。

今年も迷いながら、

東北の日本海側 (山形県) の旅行を計画した。


その後、塩沼亮潤さんの 『人生生涯小僧のこころ』 を

読み、彼の開山した慈眼寺に行きたくなった。


慈眼寺は仙台にあった。





2013.4.4

ミスター

安倍内閣が、長嶋茂雄氏と、松井秀喜氏に

国民栄誉賞を授与することを決めたのは、

すでに皆さんご存知だと思うが、

それに合わせて、ミスターの逸話も、

テレビで紹介されていたのを 先日たまたま観た。

私は、野球ファンでもないし、特にミスターのファンでも

ないので知らなかったが、かなり、面白かった。

ジャイアンツとの契約時、当時の大学卒初任給の

1000倍とも言われる契約金を銀行に預けたはいいが、

お金を引き出そうとしたとき、どこの銀行に預けたのか、

忘れて分からなくなっていたとか、

試合後、帰ろうとしたら車の鍵が見つからず、

他のメンバーも一緒になって探していたら、

「あ、今日、車で来てないや」 と言ったとか、

試合前、ストッキングを 片方はいたら、

もう片方がないと言い出し、これまた、ほかのメンバーが

一緒になって探していたら、はいた片足に2枚重ねて

はいていたとか、かなりの天然ぶりだ。

また、外国に行った際、何かの書類に職業を

書く欄があり、そこに 「長嶋茂雄」 と書いたというのも、

本当の話らしい。


私も今後そうしようか。

「職業 : つつみしんや」 って。





2012.4.11

久しぶりのシガー

私は、1995年の暮れに大阪から 東京に出てきた。

一応、仕事の当てがあったのだが、

上京後、その仕事は なくなってしまった。(ショック!)

それでも、私を雇ってくださる先があり、

バーテンダーとして、仕事をすることになった。

バーにも行ったことのないような私が、

バーテンダーをやることになったのだ。

お酒のこともカクテルのことも何も知らない。

そんな時、自由が丘にあるオーセンティックなバーで

勉強させてもらう機会を得た。

勤めるバーのオープンまでの3ヶ月間、

平日の日中は、某メキシカン料理店でアルバイトをし、

金曜土曜の夜は、そのバーで

「バーテンダーとは誰か」 を学ばせていただいた。

いまだにその頃、お世話になった Kさんは、

私の中で師であると同時に、ミスター・バーテンダーだ。

その後も、年に1回ぐらいは、そのバーに顔を

出していたのだが、数年間、不義理をし足が遠のいていた。

そして、2010年夏にそのバーが クローズされたことは、

ここ にも書いた。

その後 (昨年)、Kさんの勤める店にも行ってみたのだが、

ちょうど、Kさんが休みの日で、お会い出来ずにいた。

先日、ふと行ってみようと自由が丘で下車。

数年ぶりに K さんにお会いすることが出来、

数年ぶりに彼の作るカクテルを飲むことが出来た。

おまけに、数年ぶりにシガー (葉巻) を吸い、

贅沢な時を過ごした。

私は、タバコを完全にやめて、8年ぐらいになる。

タバコは、一生、吸おうとは思わない。

でも、葉巻は、(あこがれだが) 何かの折には、

吸いたいと思っているのだ。

ご存じない方のために書くと、タバコは吸って肺まで

入れるが、葉巻は、肺に入れない。

吹かすだけでその風味を楽しむものだなのだ。

1本吸うのに数十分かける。

大人の世界なのだ。


久しぶりに吸ったシガー





2013.4.23

連続更新ストップ

秘かに (?) 今月は、1ヶ月連続更新を

目指していた。

4月21日まで、毎日更新していたのに、

とうとう、昨日、やっちまった。

昨夜、3軒ハシゴして、最後は覚えていない。

3軒目は恵比寿だったが、

タクシーで帰ったか、電車で帰ったかさえ、

覚えていない。

お、恐ろしいことだ。

そんな状態で帰宅して、ひとりごとの更新など

出来るはずがない。


今までの最長連続更新記録が、

何日だったか不明なのだが、

今回、3月30日からの23日連続更新は、

たぶん新記録だと思う。

それにしても、悔しい。





2013.4.25

へぇ〜

ユニクロより、(今のところ)

H&M や GAP の方が、

売上高は、上なんや。

ユニクロ、中国にも進出して、

世界一を目指すって。

すごいなぁ〜。





2013.6.1

祝 6周年

6月1日は、2007年に私がこの 「ひとりごと」 を

始めた日。

今日で、丸6年になる。

実は、今年は そんなことすっかり忘れていたのだが、

読者からの 「ブログ記念日おめでとう」 というメールで

気がついた。

まあ、読者と言っても友人ですが。


それにしても、6年かぁ。

よう続いているのぅ。

これからも、ご愛読よろしく。





2013.6.9

結婚披露宴

久しぶりに結婚式・披露宴に参列してきた。

今では、珍しくないが、新郎新婦には、

すでに娘がいる。

今日は、その娘の一歳の誕生日だ。

当初、式場はすでに予約で一杯だったのに、

キャンセルが出て、娘の誕生日に結婚式を

挙げることができたという。

しかも、その日が日曜日で大安という、

ミラクル続き。


やっぱり、結婚式・披露宴はいいねぇ。

何度もウルウルしてしもうたよ。


ホントにおめでとう。

そして、末永くお幸せに。





2013.7.23

生活態度の見直し

先週、体調を壊したことは書いたが、

2、3日前から歯が痛く、悪くなる前に

治しておこうと昨日は、歯医者に出向いた。

虫歯かと思ってたら、歯ぐきが炎症を

起こしていた痛みだった。

どうも、先週の発熱の影響のようだ。

身体が弱っていると、色んなところに

影響が出てしまう年齢になったということか。

同様に周囲の人間も年齢を重ねており、

中性脂肪・コレステロールを気にし、

食事に注意しているという者もいれば、

前立腺が悪くなってきたという者、

お酒を (止めたわけではないが) 何日も

飲まないでいるという者、禁煙外来へ通い

タバコをやめた者、様々だが、皆、

健康を気遣わずにはいられなくなってきたようだ。

私も生活態度を改めよう。

具体的には、飲まなくて良い日は、

飲まないことにした。

この数年は、夜、ひとりで食事する時でさえ、

習慣のようにアルコール類を摂取していた。

今後は、誰か、楽しく一緒に飲む相手がいる時と、

ひとりの時は、身体に訊いて、本当に飲みたいと

思った時に限定することにし、習慣で飲むことを

やめることにした。

禁酒する気は、今のところないけど、

このことを実行するだけで、確実に

アルコール摂取量は減少する。

イコール、食事の量も減少する。

私の場合、飲むと食うからね。

そういうわけで、昨日と今日は飲んでいないのだ。





2013.8.27

社員の辞めない飲食店

先日 (8/24) 、平野さんという方の、

講演会に行ってきた。

平野さんは、「居酒屋はサラリーマンの

永遠の恋人」 という企業理念のもと、

新橋駅を中心に飲食店を30店舗以上を

経営されている会社の代表だ。

新橋に1号店を出してから、20年以上経つのだが、

なんでも、社員が辞めない (1人も辞めていないと

いうわけでは、ないだろうが) という噂を聞き、

興味を持った。


多くの飲食店は、慢性的に人手不足で、

スタッフの定着率の低さに頭を痛めていると聞く。

そんな業界で、社員が辞めない会社って、

どんなんだろう。

まず、飲食店というと、

休みが少ない印象があるが、その会社は

基本的に土日祝日が休み。

これは、土日には人がいない、新橋という

土地柄にも因る。

給料も明朗会計で、売上が上がれば、

給料も上がるしくみ。

そして、ユニークな独立システムも魅力的だ。

現在の30数店は、数年後に全店舗を社員に譲り、

独立させるという。

独立する社員は、一から店を作るのではなく、

今まで働いてきた店が、自分のものになるという

わけだ。

その際、内装の買取はなく (たぶんもう支払は、

終わっているのだろう)、準備するお金は、

大家さんへ預ける敷金だけだという。

内装費不要で、事業計画はすでに実績がある、

という極めてローリスクな独立だ。

まだ、独立事例がないので、独立後どうなるのかに

興味のあるところだ。


ところで、全店舗を社員に譲った平野さんは、

一から何かを始めるという。

現在52歳 (だったと思う) 。

起業家のやることは、違うなぁ。





2013.8.29

更新 お休みのお知らせ

今ままで使っていた私のPC は、平成17年3月に

購入したもの (OS:XP) で、丸8年以上使った。

ちょっと前から、時々不具合が起こったりしていて、

そろそろ寿命だろうと思っていたが、

OS が変わると、面倒な気がして、

買い替えずに今まできた。

会社で使っているのも いまだに XP だ。

XP は、来年サポートを終了するとかで、

会社の方も買い替えなければならないので、

まず自宅用を入れ替え、Windows 7 の

具合をみることにした。

(Windows 8 は、評判がイマイチなので、7 にした。)

数日前に新しいPC が届き、少しずつ

セットアップしながら、データを移行したり

しているのだが、今のところ、

使いにくさは感じていない。

今までの XP より、かなり高性能にしたので、

かなり早い感じ。

今までのだと、写真の大きいデータを

編集すると、気が遠くなるぐらい時間が

かかってしまい、やる気にならなかったので、

ちょっと奮発して高性能にしたのだ。

さて、今日の時点では、新旧2台のPC が

使える状態なのだが、そろそろ、完全に

移行しようと思っている。


この 「ひとりごと」 は、ホームページビルダー11で

作成してきたが、Windows 7 では、そのヴァージョンは、

使えず、ホームページビルダー17 を購入せざるを得ない。

そうすると、古いファイルがちゃんと表示されない

可能性もあるようで、対策が必要なようだ。

そんなわけで、完全にニューマシンに移行するまで、

これから数日間は、「ひとりごと」 の更新を

お休みさせていただく。

たぶん、1週間もあれば完了すると思う。

何事もなく順調に行けばね。

出来れば、この機会にデザインも一新したいが、

それは、難しいかな〜。

新しいホームページビルダーの具合を

見てからやな。


では、皆さん、数日のお別れですがお元気で。

明日の東京は、暑いそうです。





2013.8.30

準備完了

昨日は、ホームページビルダーの設定に時間がかかると思い、

更新を数日休むと書いたが、意外と簡単にできてしもた。

もしかしたら、後で何か不具合が起きるかも知れんけど。

とりあえず、めでたしめでたし。

ということで、更新はお休みしません。

デザインの変更は、またの機会に。





2013.9.5

鍵山秀三郎 講演会

今日は、鍵山秀三郎さんの講演を聴いてきた。

鍵山さんは、イエローハットの創業者で 「掃除」 で

有名な方、というぐらいの知識しかなかったが、

実際にお話を聴いてみると、

スゴイとしかいいようのない、実践ぶりだ。

先月、別の講演会に行ったときに、

今日の講演会のことを知った。

その時、この講演会のアナウンスをした人が、

鍵山さんの 「足元のゴミも拾えない人間に何ができるか」 と

いう言葉を引用した。

その言葉にドキリとした私は、

これは、一度は聴いておかねばと思ったのだ。


鍵山さんのお話は、ご本人がどういう活動を

されているかという報告が中心で、けして、

「あなたたちも私のように掃除をしなさい」という

押し付けがましさはない。

掃除の話ではなく、掃除をすることを通して、

荒れていた学校が良くなったとか、

暴走族が更生したとか、そんな話だ。

ある先生が、赴任した学校で、前の学校で成果があったので

学校の掃除をしたいと職員会議で提案したら、

全員に反対されたそうな。

その先生は、「私一人でやりますから、そのことには、

反対しないでください」 と一人で学校の掃除を始めたという。

学校、特に古い学校には、何年も手付かずでほったらかしに

されている部屋があったりするよね。

そういう部屋を含めて、もちろんトイレも含めて、

徹底的に掃除をするわけだ。

その先生が一人で始めた掃除は、やがて生徒たちが、

「私たちもやります」 と参加するようになったという。


印象的だったのは、台湾の話。

鍵山さんは、毎年 (?) 台湾に招かれていて、

台湾でも掃除をされているようだが、それには、

台湾のなんとか大臣や大企業の社長とかも参加され、

一緒に (たぶん学校の) 便器を磨くのだ。

その時の写真もスライドで見せてくれた。

その掃除のあと、学校の体育館 (だと思う) で、

懇親会のようなものが開かれるのだが、

その時、台湾の旗とともに 日の丸が掲げられているのだ。

そして、その大臣は、

「台湾は、経済では世界一にはなれないが、

道徳で世界一になる。そのための基礎は、掃除だ」

と言ったという。

(言葉は、鍵山さんの言った通りではないが、

そんな風なこと。)


掃除が大切なこと、いや、掃除が大切というより、

汚れた状態にしていると (空気が澱んでいると)、

犯罪が起きたり、病気になったりするのは、

何かの本でも読んだ。

ニューヨークの地下鉄の落書きを消したら、

犯罪率が低下したという話は、有名だし、

泥棒に入られたり、犯罪に巻き込まれる家は、

水回りが汚いとかね。


あんな風な掃除の活動は、私にはできないが、

せめて、自分ちや会社はもっときれいにしようと思った。

そして、

トイレのように使っていれば汚れてしまう所は、

さておき、街中が汚れるのは、人がゴミを捨てるからだ。

ならば 「ゴミを捨ててはいけません」 と

子供にもっと教育すればといい、思ったが、

大人たちが捨てている限り、

この問題はなくならないのかな。





2013.9.9

54年

今日は、私の両親の結婚記念日だ。

ありがたいことに、両親ともに健在で、

この結婚記念日を迎えた。

今年で、54回目。

スゴイよな。





2013.9.13

熊野古道

明日、明後日と 熊野古道 (和歌山) へ行ってくる。

2週間ほど前、妻が突然 「熊野古道へ行きたい」 と

言いだしたのだ。

「なんで?」 と訊くと、金星がどうしたこうしたと、

なんやようわからんこと 言うてましたわ。

まあ、理由はさておき、ちょっと調べてみると、

熊野古道、なかなか興味深い。

なんせ、世界遺産やしな。

私は大阪出身のせいか、無意識に近畿を旅行の対象から

外していたようだ。

熊野古道を含め、行ったことないところ、いっぱいあるのに。

そういえば、20歳の頃、仕事で和歌山の龍神へ行ったことがある。

深い山の中だったという印象しか残っていないけど。


さて、熊野古道。

どんな神々と出会えるのだろうか。

天気が良いことを祈ろう。


ところで、話は違うが、

小中学校の遠足や修学旅行の行き先は、

当然、地域によって違うのだけれど、私の場合、

こんな風だった。

小学5年生 林間学校 高野山 (和歌山)

小学6年生 修学旅行 伊勢志摩 (三重)

中学1年生 臨海学校 若狭湾 (京都)

中学2年生 林間学校 大峯山 (奈良)

中学3年生 修学旅行 北九州 (福岡〜大分〜熊本)

ついでに高校も書いとこ。

高校1年生 伊吹山 (滋賀)

高校2年生 信州 (長野)

ちなみに我が高校では、修学旅行とか呼ばずに

ホームルーム合宿と呼んでいた。





2013.9.16

嵐を呼ぶ男

熊野古道へ行ってきた。

雨男の私としては、天候が心配だったが、

雨どころか、嵐を呼んでしまって、

えらい目におうた。

詳しい旅のレポートは、また明日。





2013.9.23

A BOY AND HIS ATOM

IBM の基礎研究所 「IBM Research」 が、

作った1分30秒ほどの映画、

『A BOY AND HIS ATOM (少年と彼の原子)』 が、

“世界最小の映画” としてギネスブックに認定されたという

記事を読んだ。
  ↓
ギネスに認定された世界最小の映画。
実はこれ、“ITを劇的に進化させる” 発想の転換から生まれた!?


詳しくは、リンクの記事を読んでいただくとして、

びっくりするのは、

 この技術が実用化されると何が起きるのだろうか。
 今のハードディスクの1000倍の密度を持つ
 記録メディアが誕生すれば、現在の1テラバイトの
 リムーバブル・ハードディスクが1ペタバイトの
 容量を持つようになる


という一節。

ペタバイト?

なんすか、それ?

という感じだが、要は、弁当箱程度に、

1000テラ (100万ギガ) のメモリーが

可能になるという話だ。

なんや、ようわからん世界やけどすごいな。

そして、原子を1億倍以上に拡大してある映画

『A BOY AND HIS ATOM (少年と彼の原子)』がこれ。







2013.10.3

大阿闍梨の「最後の言葉」

先日 (酒井雄哉 大阿闍梨が亡くなった翌日)、

千日回峰業を2回満行した 酒井 大阿闍梨が、

「人生最後に思ったことは、何だったのだろう」 と

書いた。

今日、電車の中で、

「大阿闍梨の『最後の言葉』」と書かれた

週刊誌 (週刊朝日) の中吊りを発見したので

早速購入した。

亡くなる3日前、担当編集者が、

酒井 大阿闍梨と会っていたのだ。

その一部を引用する。


 ひと言、ひと言、ゆっくりと話す。

 「思考力がなくなってきたんだよなあ。

 痛みもなんもないんだよ。

 人間の体はうまくできてんねえ」

 いま、どんなことが頭に浮かぶかと

 聞いてみると、

 「それがねえ、なんにも、

 思い出さないねえ……。

 欲がなんにもなくなっちゃたの。

 なんにもないんだな。

 人間って、なにか持っているつもりでいて、

 なにも持っていないんだな……」

 そうして、こう言ってまた目を閉じた。

 「ただ、感謝だな……」

 その日、うっそうと茂る樹木の間から

 斜めに差し込む日差しが、

 なにか神々しく、しみ入るようだった。



もちろんこれは、息を引き取る直前の

ことではないので、人生最後に思ったことではないが、

なんというか、私には、大阿闍梨が、

人生の修行をすべて全うし、

空っぽになって、旅立っていったように感じた。





2013.12.18

仏教の根本


入門したての僧が、和尚に尋ねた。


「私は、修行に入ったばかりの者です。

どうか、仏教の根本を教えてください」


「朝の食事は終わったのか」


「はい、食べ終わりました」


「それならば、自分の茶碗を洗いなさい」





2014.1.11

ポジティヴ・リベンジ

今日は、妻が仕事でお世話になっている会社の

新春イベントに行ってきた。

@ヒルトンホテル (新宿)。

1部は、吉田潤喜氏の講演会、

2部は、懇親パーティ&太田美知彦氏ミニコンサート。


この吉田さんの講演が面白かった。

吉田さんは、1969年に渡米し 空手教室を開くも、

経営不振に陥った。

空手の生徒からクリスマスプレゼントをもらったが、

お返しを買うお金がない。

困った彼は、実家の焼肉屋で作っていた、

タレをヒントにバーベキューソースを作り、配る。

そのソースの評判が良かったので、売り出し、

今では、年商200億のグループ企業の会長兼 CEO だ。

と言っても、それまでの道のりは、

順風満帆とは言い難く、

4回、倒産の危機にに見舞われ、

拳銃を自分の頭に向けたこともあったという。


関西弁 (京都出身) で話される、その講演は、

冗談を交えながら 漫談のように面白かったが、

その自らの体験から出てくる、商売・人生の

成功のコツは、大変興味深かった。


中でも印象に残ったエピソードは、

子供が生後5日目に病気になったときのこと。

病院に連れて行ったら、5日間付ききっりで

治療をしてくれたが、請求は250ドルだったという。

アメリカは、健康保険が整備されておらず、

そんなに安いはずはない。

「なんでこんなに安いんだ?」 と訊くと

アメリカの病院は、寄付で成り立っているのだという。

だから心配しないでいい、と病院に言われたらしい。

その時、何が何でもお返しをしようと、

誓ったという。

お返しをするには、金を儲けなければならない。

ヨシダグループの成功の元は、

この 「お返し精神」 だった。

そして、大切なのは、「金儲け」 ではなく、

「人儲け」 だという。


失敗したり馬鹿にされたりして、

「くっそー!見返してやる!」 という反動パワーが

成功へのモチベーションになるという話は

聞いたことがあるが、彼の場合は、

相手をやっつける 「見返し」 ではなく、

相手に感謝を込め 「お返し」 するというものだった。

そのことを 「ポジティヴ・リベンジ」 と呼んでいた。

そして、それを実現するか否かは、

パッションの強さ。

パッションが強ければ、必ず戦略が出てくる。

自分の夢を100%信じていないのなら、

それはないのも同然。

100%でなければ、98%だろうと99%だろうと、

それは、0%だというのだ。

100%、自分を信じること、

これはパッションに他ならない。


私は、ヨシダ・ソースのことも知らなかったが、

2005年には、Newsweek 誌(日本版) で、

「世界で最も尊敬される日本人100」に選ばれたほどの人だった。

刺激的でした。





ヨシダソース オフィシャルサイト





2014.3.5

この女性はどちらに回っていますか?

まず、この 動画 をのシルエットの女性が

右回りに見えるか、左回りに見えるか、

数十秒、見てみてください。
  ↓
  この女性はどちらに回っていますか?


どっち回りに見えた?


(音声で説明がありますが) 正解はなく、

右回りにも左回りにも 見えるそうです。


私は、最初、右回りに見えたので、

「何を言うとんねん。

これは右回りしか有り得へんやろ」 と

思ったのだが、数十秒見ていると、

突然、左回りに見え出したので、

「えっ? なんか変えた?」 と思った。

解説を聴くと、多くの人が、

ずっと見ているうちに、右回りと左回りを

行ったり来たりするらしいが、

最初にどっち回りに見えたかで、

その人の脳の右脳と左脳、どっちが優位かが

分かるらしい。

ホンマやろか。

で、右脳と左脳は、互いにバランスをとって

補い合って働いているので、右回りに見えたり、

左回りに見えたりするらしいのだ。

まれに、どちらか片方回りしか見えない人もいるらしい。

詳しい解説は、動画の音声を。(途中で終わってるけど)





2014.3.19

爆 睡 摩

先日、ドキュメンタリー映画 「「バックコーラスの

歌姫 (ディーバ) たち」 を2回観に行ったことを書いた。

そこに、昨年の春の 「シュガーマン」 以来、

映画鑑賞中に睡魔に襲われることは なかったと書いたが、

そうではなかったことを 思い出した。

その作品は、「夏の終り」。

昨年9月に観に行ったのだが、まともに起きていられず、

ここに感想を書くこともできなかった。

「夏の終り」 は、瀬戸内寂聴が自身の体験を書き、

100万部を超えるベストセラーとなったらしいが、

原作は読んでいない。

主演は、満島ひかり、小林薫。

「大人のラブストーリー」 ということだったが、

わけのわからないまま終わってしもうた。

ということで、ドキュメンタリーに限らず、

どうしようもない睡魔は、たまにやってくるのだった。





2014.4.1

連続更新記録 更新!

この 「ひとりごと」 の過去の最長連続更新記録が、

24日だった。(たぶん)

せめて1か月連続更新を目標にするも、

なかなか達成できずにきた。

が、今日現在、3月7日以来の26日連続更新である。

新記録だ!

「3月7日以来」 と書いたが、その前日、

3月6日は、更新をしなかった。

実は、その前も2月11日から3月5日まで

23日連続で更新していたのだが、

いよいよ、あと1日でタイ記録というところで、

へべれけに酔っ払い、更新できず、

新記録の機会を逃すというミスを犯してしまった。

といっても、そんな記録、誰も興味がないのは、

知っているし、「だから、どうした?」 という程度なのだが、

そういう目標があると、

張合いもあるっちゅうもんなんやな、これが。

そういうわけで、何日連続更新となるか、

これから毎日ドキドキなのだ。

こんなこと書くと、たいてい、次の日に

へべれけになってしまったりするのだが、

さあ、どうなるか!?





2014.4.8

心を読まれてしまいます

こんなん見つけました。
   ↓
The Flash Mind Reader
   ↑
まず、このページの右のチャートの中から、

好きな2ケタの数字 を1つ選びます。

その数の10の位 と1の位 の数を足します。

そして、それを、元の数から引きます。

(例) もし23を選んだら、2+3=5 なので、
   それを 23から引くと18 が答です。

その答の数の横にあるシンボルを、見て覚えてください。

それから左側の クリスタル・ボールをクリック してください。

すると・・・。


何度やっても、答えを見抜かれてしまいます。


種明かしは、また明日。





2014.4.9

心を読まれてしまいます 
種明かし


昨日の種明かしなので、昨日のエントリーを

読んでいない方は、ぜひ、読んでから今日の

エントリーを読んでおくれ。


種明かし。

実は、答はいつも 9の倍数になるのだ。

(例) 36 → 3+6 = 9 → 36−9 = 27

    77 → 7+7 = 14 → 77−14 = 63

で、よく見ると9の倍数の横に書いてあるシンボルは、

すべて同じで、"Try Again" をクリックするたびに、

シンボルが全部変わってしまう仕掛けになっているのだった。

なんやぁって感じやけど、

最初ビックリせえへんかった?

*** *** *** *** *** *** *** *** ***

では、もうひとつ面白いものを紹介。

これも、最初、ビックリします。


1) リラックスして、30〜40秒の間、絵の中央の4つの点に集中してください。
2) そして、近くの壁を見てください。(平らで単色ならどんな面でもOK)
3) 光の輪が見えてくるでしょう。
4) 2、3回まばたきをすると、何かの形が見えてくるはずです。
5) 何が見えますか?それに、一体誰なのでしょう?



モトネタは ここ から。





2014.4.17

田中将大

マー君、2試合連続の10奪三振。

メジャーデビューから3試合での奪三振数 (28)で

チーム新記録。

レギュラーシーズンでは、日米合わせて30連勝。

凄いね。





2014.4.24

どういうことやねん

このひとりごとを始めた当初から

ずっと読んでくれている読者の一人が

先日、こんなことを言ってた。

「いつも、ウンコしながら読んでるので、

この頃は、ひとりごと読むとウンコしたくなる」





2014.4.25

連続更新記録更新中

この 「ひとりごと」 。

今日で、3月7日以来、なんと 50日連続更新を達成した。

30日でさえ 何年も連続更新できなかったのに、

50日やで!

どこまで続くかやりたいところやけど、

ゴールデン・ウィークには旅行に行くので、

休む予定なのだ。

せめて、4月はフルで更新と思っているが

どうなるかな。





2014.6.2

6月2日

今日は、妻の50歳の誕生日。

そして、私たちの15回目の結婚記念日。

結婚15周年は、「水晶婚式」 というそうな。

15年という年月も、50年という年月も

短いようで長く、長いようで短い。

夕食は、東京ステーションホテルにある、

美味しくて健康的な広東料理、

「Cantonese 燕 Ken Takase」 で、

美味しく頂きました。


このひとりごとをスタートしたのは、

2007年の6月1日なので、

こちらは 昨日で7周年。

年に300エントリー書いたとして、

7年で2000を超えた。

今のところ、止めようとか休もうという気は、

起こっていないので、このまま続けます。

いつまで続くか 分からんけど。

よろしくお付き合いください。





2014.8.17

謝罪?

頭を丸めたら、つまり 丸坊主にしたら、

謝罪の表明になっていると思っている方、

まさか 本気じゃないでしょうね。

そんなことが謝罪になるのなら、

普段から、スキンヘッドや坊主頭にしている人 (私) は、

謝罪の機会がありましぇん。


それに、バリカンやん。

どうせなら 剃らな。





2014.8.21



更新をサボっております。

仕事も音楽も、今までにない新たな局面を迎えており、

その上、来週などチケットを取った落語会が連続であったりと、

やや忙しい感じのこの頃です。

新たな局面などというとちょっと大げさですが。


それにしてもこの2〜3日、東京は暑いです。

広島では、大きな災害が起きており、

また豪雨や台風による被害もあちこちであり、

日本は本当に自然災害の国だと改めて痛感しております。

被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。

まだまだ、残暑厳しき折、

読者の皆様もご自愛くださいませ。





2014.8.23

アンビリーバボォー

テレビで紹介していた動画のクイズ。

車線変更し始めた車に後ろから高速のバイクが近づくが、

バイクのドライバーは、奇跡的に助かった。

さてどうやって助かったでしょう?

1.車の上をバイクで乗り越える
2.体操選手の様に車の屋根に着地する
3.バイクを横倒しにし車の下をすり抜ける

答えはこの動画をご覧。



せっかく紹介したのに、一日で削除されてしまった。
YouTube 上でも削除されいる。
探してみたら、ここ で観ることができます ので、どうぞ。
(2014.8.24)





2014.12.1

お知らせ

明日から 4泊5日で フィリピンのマニラへ

行ってきますので、ひとりごとを お休みします。

戻ったら、南国の空気をお伝えするよ。

お楽しみに!





2014.12.11

銃 と 本

テレビでご覧になった方も多いと思うが、

17歳のパキスタンのマララ・ユスフザイさんが、

ノーベル平和賞を受賞した。

子供や女性の教育を受ける権利を訴え続けた彼女は、

2012年10月、イスラム武装勢力に銃撃され、

弾丸が頭部を貫通するも奇跡的に助かった。

そんな彼女のノーベル平和賞受賞演説。

これが、17歳の言葉かと思う、

魂を揺さぶられるような 力強い演説だ。

あまりに素晴らしいので、

ニュースから 全文貼り付けます。


* * * * * *

 慈悲深く慈愛あまねき神の御名において。

 陛下、ノルウェー・ノーベル賞委員会の皆さま、
親愛なる姉妹や兄弟たち、本日は私にとって本当に幸せな日です。
ノーベル賞委員会にこの貴重な賞の対象に選んでいただき、
恐れ多い気持ちです。

 支援と愛情を与え続けてくださる全ての方に感謝します。
世界中から今も届く手紙やカードをありがたく思っています。
優しい励ましの言葉を読んで私は元気づけられ、鼓舞されています。

 無償の愛を注いでくれる両親にも感謝したいと思います。
私の翼を折らずに羽ばたかせてくれた父に感謝します。
忍耐強くなることを教え、どんな時も真実を話すよう
励ましてくれた母に感謝します。
それがイスラムの真の教えだと強く信じています。

 私は最初のパシュトゥン人、最初のパキスタン人、
最初の若者としてこの賞を受けることをとても誇りに思います。
きっと、いまだに弟たちとけんかしている
最初のノーベル平和賞受賞者でもあるでしょう。
あらゆる場所が平和になることを望んでいますが、
私と弟たちはまだ努力している途中です。

 私はまた、子どもの権利擁護に長年取り組んできた
カイラシュ・サトヤルティとこの賞を分かち合えて光栄に思います。
彼が取り組んできた時間は、
私が生きてきた時間の実に2倍もの長さです。
私たちが力を合わせ、1人のインド人と1人のパキスタン人が
平和的に団結し、子どもの権利のために共に取り組めると
世界に示せることもうれしいです。

 親愛なる兄弟や姉妹たちよ。
私の名前はパシュトゥン人のジャンヌ・ダルクである
(民族的英雄)マイワンドのマラライにちなんで付けられました。
マララという言葉は、「悲嘆に暮れた」「悲しい」といった意味です。
でも、私の祖父は少しでも幸せを呼ぶようにいつも
「マララ、この世界で一番幸せな女の子」と呼んでくれました。
そして本日、重要な目的に向かって
私たちは共に立ち上がっており、私は本当に幸せです。

 この賞は私だけのものではありません。
教育を求める、忘れ去られた子どもたちのためのものです。
平和を求める、おびえた子どもたちのためのものです。
変革を求める、声なき子どもたちのためのものです。

 私は子どもたちの権利のために立ち上がり、
子どもたちに声を上げてもらうためにここにいます。
今は彼らを哀れむときではありません。
教育を奪われた子どもを目にするのが
最後となるよう行動に移すときなのです。

 私は人々が私のことをさまざまな表現で語ることに気付きました。
ある人たちは、タリバンに撃たれた少女と呼びます。
権利のために闘った少女と呼ぶ人もいます。
今では「ノーベル賞受賞者」と呼ぶ人もいます。

 私が知る限り、私はただ全ての子どもが
良質の教育を受けるよう望み、
女性が平等な権利を得られるよう望み、
世界の隅々まで平和であるよう望む、
一生懸命で頑固な人間にすぎません。

 教育は人生の恵みの一つであり、
人生に欠かせないものの一つでもあります。
これは私の人生、17年間の経験で分かったことです。
私の故郷であるパキスタン北部のスワト渓谷で、
私はいつも学校を愛し、新しいことを学ぶことを愛していました。
特別な日には、友達と植物ヘナの色素で手を彩ったことが思い出されます。
花や模様ではなく、数学の公式や方程式を描いたものでした。

 私たちは教育を渇望していました。
なぜなら私たちの未来はまさに教室にあったからです。
私たちは一緒に座り、本を読み、学んだものでした。
私たちはこぎれいな学校の制服を着るのが好きで、
大きな夢を見ながら座っていたものです。
私たちは、両親に誇りに思ってほしかった。
私たちも勉強で秀でて、いろいろなことを成し遂げられると
証明したかったのです。
男の子にしかできないと思っている人もいますから。

 物事は同じようには続きませんでした。
私が10歳の時、風光明媚な観光地スワトは、
突如としてテロの舞台となりました。
400以上の学校が破壊され、
女の子は学校に通うのを禁じられました。
女性はむちで打たれ、罪のない人々が殺されました。
私たちの誰もが苦しみました。
そして私たちの美しい夢は、悪夢に変わったのです。

 教育は、権利から犯罪へと変わりました。
しかし、私の世界が突然変わった時、
私の中の優先順位も変わりました。

 私には二つの選択肢がありました。
一つ目は、沈黙したまま殺されるのを待つこと。
二つ目は、声を上げて殺されること。
私は後者を選びました。声を上げることにしたのです。

 テロリストは私たちを止めようとし、
2012年10月9日に私と私の友達を襲撃しました。
でも、彼らの銃弾は勝てませんでした。

 私たちは生き延びました。そしてその日から、
私たちの声はより大きくなる一方でした。
私が自分の話をするのは、それが特別だからではなく、
むしろ特別ではないからなのです。
多くの少女に共通した話なのです。

 本日、私は彼女たちの話もします。
ここオスロには、私と同じ経験をした友達や、
パキスタン、ナイジェリア、シリアの友達も来てくれています。
私の勇敢な同志であるシャジアとカイナト・リアズは、
あの日スワトで私と共に銃撃されました。
彼女たちも痛ましいトラウマを経験しました。
パキスタンから来てくれたカイナト・ソムロは
ひどい暴力と虐待に苦しみ、兄弟が殺されましたが、
屈することはありませんでした。

 そして、私がマララ基金の活動を通じて出会い、
今では姉妹のような少女たちです。
シリア出身の勇敢な16歳のメゾン、
彼女は今ヨルダンの難民キャンプに暮らし、
テントを回りながら女の子や男の子たちが学ぶのを手助けしています。
私の親友のアミナはナイジェリア北部出身です。
そこでは(イスラム過激派)ボコ・ハラムが、
ただ学校に行きたいと願っている少女たちを脅し、拉致しています。

 私はハイヒールの高さを加えても身長約157センチです。
1人の少女、1人の人間としてここにいますが、
1人で声を上げているわけではありません。
私は大勢(の代弁者)なのです。

 私はシャジアです。
 私はカイナト・リアズです。
 私はカイナト・ソムロです。
 私はメゾンです。
 私はアミナです。私は学校に行けない6600万人の少女なのです。

 人々はよく私に、
どうして教育が特に女の子にとって重要なのか尋ねます。
私の答えはいつも同じです。

 私が(イスラム教の聖典である)コーランの最初の2章から学んだのは
イクラという言葉で、「読みなさい」という意味です。
そして「ペンによって」という意味のヌーン・ワルカラム。

 国連で昨年お話しした通り
「1人の子ども、1人の教師、1本のペン、
そして1冊の本が世界を変えられる」のです。

 今日、世界の半分では急速な発展や近代化、開発が見られます。
しかし、非常に古い問題である飢餓や貧困、不公平、紛争で
何百万人もがなお苦しんでいる国々があります。

 実際、第1次世界大戦から1世紀が過ぎた2014年ですが、
100年前に何百万もの命を失った際の教訓を
私たちが十分学んでいないことをあらためて思い知らされています。

 何十万もの罪のない人々が命を失う紛争が今もあります。
シリアやガザ、イラクでは多くの家族が難民となっています。
ナイジェリア北部ではいまだに学校に行く自由のない女の子たちがいます。
パキスタンとアフガニスタンでは、
自爆攻撃や爆弾で罪なき人々が殺されています。

 アフリカでは、多くの子どもたちが貧困のため学校に行けません。

 インドとパキスタンでは、多くの子どもたちが
社会的なタブーのために教育の権利を奪われたり、
児童労働を強制されたりしており、
少女が児童婚を強いられたりもしています。

 私と同い年のとても仲の良い級友の1人は、
勇敢で自信に満ちた少女で、医者になることを夢見ていました。
しかし、彼女の夢は夢のままで終わりました。
12歳で結婚させられ、彼女自身がまだ子どもだった時に息子を産みました。
わずか14歳の時です。
彼女はとても良い医者になっただろうと思います。

 でも、それはかないませんでした。
彼女が女の子だったからです。
彼女の話こそ、私がノーベル賞の賞金をマララ基金に託す理由です。
世界中の女の子たちに質の高い教育を与える手助けをし、
指導者たちに私やメゾンやアミナのような女の子を
支援するよう呼び掛けるためです。
この資金は最初に、私の心のよりどころであるパキスタン、
特に私の故郷スワトとシャングラでの学校建設のために使われます。

 私の村では、いまだに女の子が通える中学校がありません。
友達が教育を受け、夢をかなえるための機会を得られる学校を建てたい。

 私はそこから始めます。
でも、それでおしまいではありません。
全ての子どもたちが学校に行くのを見届けるまで、
私は闘い続けます。
銃撃されて死線をくぐり抜けた後、
私はより強くなったと感じます。
誰も私を、あるいは私たちを止められないと分かったからです。
今や私たちは何百万人(もの仲間)になり、
共に立ち上がっているからです。

 親愛なる兄弟、姉妹たちよ。変革をもたらした偉大な人々、
例えば(米公民権運動指導者の)マーチン・ルーサー・キングや
(南アフリカで黒人解放闘争を主導した)ネルソン・マンデラ、
(貧しい人々の救済に尽くした修道女)マザー・テレサや
(ミャンマーの民主化運動指導者)アウン・サン・スー・チーは、
かつてこの場に立ちました。
彼らと同じように、カイラシュ・サトヤルティと私が
これまでしてきたことやこれから取り組むことが、
長く続く変革をもたらしてほしいと思います。

 私の大いなる望みは、
児童教育のための闘いをこれで最後にすることです。
これを解決し、最後にできるよう、
皆さんには団結して私たちの取り組みを支持してほしいと思います。

 繰り返しますが、
私たちは既に正しい方向に多くの歩みを重ねてきました。
今こそ飛躍の時です。

 教育がいかに重要か理解するよう指導者に求める時ではありません。
彼らは既に知っているのです。
彼らの子どもたちは良い学校に入っています。
今こそ行動を起こすよう彼らに求める時です。

 世界の指導者たちに対し、
結束し教育を最重要課題とするよう求めます。

 15年前、世界の指導者たちは国連ミレニアム開発目標という
一連の地球規模の目標を定めました。
それからの年月で、一定の成果は見られました。
学校に行けない子どもたちは半減しました。
しかし、世界は初等教育の拡充だけに目を向け、
進展は全員に行き渡りませんでした。

 来年、2015年には、
次の一連の目標である持続可能な開発目標を決めるため、
世界中の代表が国連に集まります。
来るべき世代のための世界の大きな目標を設定することになります。
全ての子どもたちに無料で良質な初等および中等教育を保証するため、
指導者たちはこの機会を捉えなければなりません。

 現実的でないとか、費用が掛かりすぎるとか、
あまりに困難だと言う人もいるでしょう。
不可能という声すらあると思います。
でも、世界はより大きなことを考えるべき時なのです。

 親愛なる兄弟、姉妹たちよ。
いわゆる大人の世界は理解するでしょうが、
私たち子どもには分かりません。
「強い」といわれる国々は、戦争を起こす上では非常に力強いのに、
なぜ平和をもたらす上ではあまりに弱いのか。
銃を渡すことはとても簡単なのに、
なぜ本を与えるのはそれほど大変なのか。
戦車を造るのは極めて易しいのに、
なぜ学校を建てるのはそんなに難しいのか。

 21世紀の現代に生きる私たちは、
不可能なことはないと信じています。
月にだって行けるし、火星にもそのうち着陸するかもしれない。
ですから、この21世紀に、
誰もが良質な教育を受けられるという夢もかなうのだとの
決意を持たなければならないのです。

 平等と正義、そして平和をみんなにもたらしましょう。
政治家や世界の指導者たちだけでなく、
全員が貢献する必要があります。
私も、あなたも。
それが私たちの義務なのです。

 だから、立ち止まらず、努力しなければなりません。
私の仲間である子どもたちに、世界中で立ち上がるよう求めます。

 親愛なる姉妹、兄弟たちよ。
最後になることを決める最初の世代になりましょう。
空っぽの教室、失われた子ども時代、生かされなかった可能性。
これらを私たちでもう終わりにしましょう。

 少年や少女が子ども時代を工場で過ごすのは、もう終わりにしましょう。
 少女が児童婚を強いられるのは、もう終わりにしましょう。
 純真な子どもが戦争で命を落とすのは、もう終わりにしましょう。
 教室が空っぽのままであり続けるのは、もう終わりにしましょう。
 教育は権利ではなく犯罪だと少女が言われるのは、もう終わりにしましょう。
 子どもが学校に行けない状況は、もう終わりにしましょう。
 終わりにすることを始めましょう。
 私たちで終わりにしましょう。
 今ここで、より良い未来を築きましょう。
 ありがとうございました。


* * * * * *





2015.1.1

謹賀新年

本年も どうぞわたしのひとりごとに

お付き合いください。

よろしくお願いいたします。





2015.1.17

20年

阪神・淡路大震災から20年。

1995年1月17日、

私はあの地震のきた午前5時46分に

まだ起きていた。

(あ〜2時間も寝られへん、

はよ寝やな) と焦って布団に

入った頃に地震が発生した。

当時私は、東大阪市に住んでいたのだが、

神戸ほどではなかったにしろ、

かなり揺れたのを覚えている。

あの地震では、6千人以上の人が

犠牲になった。

今日は、各地で追悼行事が

行われたようだ。

あの年に生まれた子供が成人すると思うと、

驚きだ。

私が東京に出てきたのも1995年。

今年の12月でちょうど20年だ。

もう、20年も経ってしまうんか ・・・・。

しみじみ。





2015.2.15

ムヒカ大統領

友人が、こんな動画が教えてくれた。

2012年に行われたリオ会議という、

環境の未来を全世界で決めて行く会議での

ウルグアイのムヒカ大統領のスピーチだ。

10分ほどなので、まずは聴いて欲しい。



(字幕の上に広告が出たら、その広告の右上の

× 印をクリックすると 広告が消えます。)


非常に考えさせられるスピーチだ。

このスピーチに関する解説を、

打村さんという方が書いているので

興味のある方は、合わせて読んでください。

スピーチの日本語訳も載ってます。
 ↓
こちら。


YouTube に書き込まれているコメントの中には、

「?」 なものもありますが、上記の打村さんの

ページに書き込まれたコメントは

レベルが高いというのか、読んでいて安心。

気持ちが良い。


妻にこの動画を教えたら、このムヒカ大統領を

最近テレビで観たという。

なんでも、ウルグアイで ある人が、

ヒッチハイクしようとしたが、

なかなか車が止まってくれず、

やっと止まってくれたのは、

大統領夫妻の車だったという。

このことが、話題になり、

テレビで報道されていたようだ。




こんな、政治家、しかも大統領がいることに

大変、衝撃を受けました。






2015.3.11

4年目の 311

今日3月11日は、ちょうど4年前、

東日本大震災が発生した日。

この日が近づくと、震災に関する報道が増え、

改めてあの日のことを思い出す。

岩手、宮城、福島の3県では、

計2580人の行方が分からないままで、

手掛かりを求め、今なお捜索が続いているという。

そして、全国で約22万9千人が避難生活を送り、

約8万人がプレハブの仮設住宅で暮らしているという。

東京に住んでいると、

ついつい過去になっていきそうなあの震災だが、

被災地の復興は、まだまだなんだと

改めて思い知らされる。


昨日の警察庁の発表では、

震災の死者は、1万5891人、

行方不明者は2584人。

復興庁によると、震災後の体調悪化や

自殺による震災関連死は3194人になった。


黙とう。



ひとりごと  ひとりごと