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つつみしんやのひとりごと 2008年 9月


2008.9.1

ポニョ

「崖の上のポニョ」 を、観てきた。

48歳のおっさんと2人で。

映画の日なので、混んでるかなと思ったら、それほどでもなかった。

宮崎映画は、92年の 「紅の豚」 以来、ずっと映画館で

観ているが、私としては、「もののけ姫」 は、難解で、

「千と千尋の神隠し」 が最高で、その次の 「ハウルの動く城」 は、

期待があったためか、イマイチだった。

今作は最高とは言わないが、まあまあ良かった。

絵の素晴らしさは、特筆ものだと思う。

ヒットしていると思っていたが、帰ってきてレビューを見ると

賛否両論なのだが、思っていたより、評価が低い。

読んでみると、評価の低いレビューにも、高いレビューにも、共感できる。

不思議な映画だ。

私のお気に入りは、ポニョがソースケを追いかけて

海の上を走るシーンと一番最後のシーン。

海の描き方がすごく良くて、アニメなのに、

嵐のシーンはすごい迫力でコワイくらい。

音楽(久石譲) は、相変わらずGOOD。

映画自体に何か哲学的な意味が込められているのかも知れないが、

私的には、テーマは「無条件の愛」 だったように感じた。

それにしても、あの歌はインパクトあるよな。

あのメロディー、頭から離れないもんな。


帰り道、夜10時半頃、新橋の駅前を通ったら、、

数えてみるとテレビカメラが 6台もそれぞれサラリーマンや

OL にインタビューしていた。

「すごいなー新橋は。インタビューの町やな」 と思ったら、

福田首相が自慰、いや辞意を表明したとのこと。

それで、民衆にマイクを向けていたのね。




2008.9.3

LES PAUL

「レスポール」 ってご存知だろうか?

世界一、有名なギターの名前なのだが、

そのギターを創り出したギタリストの名前でもある。

その 「レス・ポール」 のドキュメンタリー映画が渋谷で

上映されている。

ギター弾きとしては、観ない訳にはいかんだろ、

ということで観てきた。

私は、レス・ポールという人が、昔、活躍したギタリストで、

多くのミュージシャンから敬愛されていることも、

ギターのレスポールが、彼の名前を取って命名されたことも

知っていたが、彼の音楽をほとんど聴いたことがなかった。

今日の映画で知ったのだが、1950年代には、

メリー・フォード という女性ボーカルとのデュオでずい分たくさん

ヒット曲を出したらしい。

メリーとは、結婚し、夫婦デュオとして活動する。

一時など、ベスト10の中に7曲、彼らの曲があったというからスゴイ。

しかし、60年代に入り、ロックンロールにヒットを持っていかれ、

彼らの活動も終わる。

1965年にレスは、引退するのだが、その時は、

「ギターを見るのもイヤだった」 という。

その引退の前には、メリーとの離婚もあり、

色々苦しい時期だったのだろうな。

そんな彼が、70年代に入り、復帰し、なんと93歳になった今も、

現役で LIVE を続けている。

毎週、月曜日にニューヨークのクラブに出演しているようだが、

そのことを彼は、「月曜日は、私にとってセラピーだ」 と言ったのが、

印象的だった。

映画からは、彼がユーモアがあって、楽しい人であることが、

十分伝わってきたが、笑いと好きなことを続けていることが、

元気に長生きする秘訣なのかもしれない。

また、彼は、多重録音の生みの親でもあり、ミュージシャンとしては、

唯一「発明家の殿堂」 入りも果たした。

映画では、ギターとそのユニークな録音方法、多重録音の発明など

に対し、キース・リチャード、ジェフ・ベック、B.B.キング、

リチャード・カーペンター、ボニー・レイット、ポール・マッカートニー等々、

錚々たるメンバーが、出演しインタビューに答える。

ギター好きだけでなくても、音楽を愛する人なら、きっと楽しめる映画だ。

しかも、アメリカ音楽の歴史の勉強にもなる。

LIVEのシーンでは、本当に楽しそうに演奏し、

冗談を言うレスが観れる。

93歳かぁ・・・

あんなジジイになりたいものだ。

あぁ、ニューヨークにLIVEを観に行きたくなってしまった。


(2021.12.15 追記)
映画のタイトルは『レス・ポールの伝説』
(原題:Les Paul: Chasing Sound)。





2008.9.5

自由

20歳を過ぎた頃だったろうか、こんなことがあった。

男女混合10人くらいで、居酒屋に行った。

座敷だったので、靴を脱いであがった。

その時、A子は、さっと男どもの脱いだ靴をきれいにそろえたが、

B子はただ見ているだけで、何もしなかった。

私には、B子は、気が付いてすばやく行動するA子を見て、

「自分もやらなきゃ」 と思うけど何をしてよいか分からず、

おろおろしているようにも見えた。(勝手な解釈だ)

そして、座敷に上がると、A子は、さっと人数を数え、

今度は、皆の座布団を並べ始めた。

その時も、B子は、何もせず、ただおろおろしていた(ように見えた) 。

私は、ひとり秘かにA子とB子をジャッジした。

「う〜む、A子ちゃんは、よく気がきく子やな〜。

やっぱり、女性は、こうでないとなぁ。

それに比べて、B子は、あかんなぁ」ってな風に。

そのことを、後日、その宴会に同席していた友人に話すと、

「あ、そう。全然気付かなかった」 と言われ、

気が付かない友人は、文字通り、「気が付かない奴」 で、

自分は、物事をよく観察し、細かいことにも気が付く人間だと、

思っていたのである。(イヤなやつ)


一事が万事こんな風で、私は、「○○は、△△であるべき」という

考えに支配されていて、

いや、支配されていることなど、微塵も気が付かず、

その“物差し”自体が自分自身であるかのように生きていた。


しかし、30歳になる頃、あるきっかけで、

自分は、その“物差し”のせいで、ずい分不自由な人生を

送っていることに気付かされる。

それまで、「〜であるべき」 と思っていて、

それにそぐわないものを、許容せずに生きていたが、

「〜であるべき」 というのは、正しいことではなく、

どこかで誰かに植え付けられた、邪魔な信念だと思うようになった。

先の例で言えば、そんな風に人のことを 一々ジャッジしていては、

楽しむ場でも楽しめない。

今まで、自分の判断基準で、優れた点だと思っていたことが、

だんだん、自分の欠点のように思えてきたのである。


「“物差し”は自分自身ではなく、自分の“観点”だ」

ということがつかめると、いくつかの 「〜であるべき」 には、

振り回されなくなった。

つまり、「観点」 が、変化したのである。

例えば、30歳を過ぎた頃、ある女性を好きになった。

2人で、居酒屋に行ったある日、彼女は、お茶漬けを

テーブルにひじをついて食べた。

20代の頃の私なら、それで アウト だ。

そんな、行儀の悪い女、絶対ダメだ。

でも、その時の私は、

行儀の悪い女でも好きでいられる 自分に驚き、うれしかった。(変な奴)


とは言うものの、幼い子供の頃に刷り込まれ、いや、もしかしたら、

DNA に刷り込まれたその “物差し” は、そう簡単には、捨てることが

出来ないものも まだまだあり、日々、修行なのだが、

我が家には、常識を超えた女性がひとり住んでいるおかげで、

彼女を見ながら、「俺は、ずい分自由になったなぁ」 と思うのであった・・・。





2008.9.7

よしだたくろう

私が生まれて初めて買ったLPが拓郎の 「元気です」 だった。

たぶん、中学1年の時だったと思う。

数日前、あるきっかけで、久しぶりに吉田拓郎を聴きたくなった。

ツタヤで借りてきた拓郎のベスト盤を聴きながら、改めて思う。

なんて強烈なんだ!

もう、30年以上前、若者のカリスマになったことが、

今、聴き返しても うなづける強さがある。





2008.9.10

小田和正

6月に続き、小田さんのコンサート、今日は武道館へ行って来た。

6月も誘ってくれた友人が、もう一度観たかったそうで、

私の分もなんとかチケットをゲットしてくれた。

今回もアリーナで、比較的良い席。

友人は、(まだ9月なのに)

「2回も小田さんが観れて、今年は良い年だった。」 と

2008年をまとめておりました。


彼の歌、音楽が素晴らしかったのは、もちろんだが、今日は、

あの場の空気、雰囲気、臨場感、そういったものを強く感じた。

武道館は、形全体が丸に近いことと、

舞台の後ろまでお客さんが入っているせいもあり、

向かいのお客さんが、割と近く見える。

なので、お客さん全体の反応がよく分かるのだ。

小田さんはもちろんパワフルだが、お客さんも負けていない。

「そんなに腕振ったら、明日、筋肉痛やで」 というぐらい

腕を振り、手拍子をする。

お客さんは、小田さんからパワーをもらい、

小田さんは、きっとお客さんからパワーをもらっている。

その相乗効果で、会場は、上り詰めていく。

それは、ビデオやTVでは分からないんだ。

その時、その場にいた人だけが、感じ取れることなんだ。


まだ、CDの出ていない 「今日もどこかで」 という曲の

観客みんなの合唱を CDにしたいとのことで、

今日は、その録音があった。

カラオケをバックに小田さんの指揮の下、皆で歌った。

自分の歌がCDになるんだから、ファンはうれしいよな。


東京は、今日明日の武道館でこのツアーは終わり、

残すところ、愛媛、福岡、大阪の5日の予定だったが、

追加公演が決まったようだ。

11/26 (水)  東京ドーム
11/27 (木)  東京ドーム
12/06 (土)  ナゴヤドーム
12/20 (土)  京セラドーム


60歳って、世間では、定年の年。

でも、音楽には定年はない。

彼は、まだまだ、バリバリ現役だ。





2008.9.11

Something その2

以前、このひとりごとでも書いた、偶然知り合った盲目のシンガー。

彼とのチャリティコンサートは、準備の関係でまだ実現していないが、

急遽、彼のLIVEにゲストで出演することになった。

弾くのは、2〜3曲の予定だが、まだ何をするかも決めていない。

どんなことになるか楽しみだ。

 日時  9月27日(土)17時ごろ〜

 場所  カフェ 一 (いち) 東急東横線 白楽駅下車 徒歩約2分

もうちょと詳しいことが分かったら、アップします。

どうぞ、遊びに来てください。





続・小田和正

最近、仕事で時々車に乗るのだが、運転中FMラジオを聴いている。

今日、15:10 ごろエンジンをかけたら、ラジオからちょうど、

小田和正の 「こころ」 という曲が流れていた。

(昨日、小田さんのコンサートに行ったところなのに

絶妙なタイミングやな〜) と思って聴いていた。

曲が終わったところで、パーソナリティの Chigusa が、

昨日の小田さんの武道館コンサートに行ってきたことを話し出した。

「あんなに号泣したコンサートは初めて」

「もう、涙腺がおかしくなってしまって、

感動的でないMCにまで涙が出て大変だった」 など。

彼女の感想は、こちらのブログで読める。

私も昨日のひとりごとで、感想を書いたのだが、

Chigusa の話を聞いて、もう少し、書いておこうと思った。

私は、号泣したわけではないが、確かに始まったとたん泣きそうになった。

その状態は、数十分 続いた。

会場全体を見渡すたびに、うるうる きてた。

エリック・クラプトンが好きで、彼が登場しただけで、

うるうるきてしまうのとは、ちょっと種類が違う “うるうる感” だ。

特別、小田さんのファンというわけではない、なのに、うるうる、だ。

あれは、一体何なんだろう。

まあ、「それは、こうでこうで、だから うるうる来るのです」 と

説明がついたところで 何も面白くもない。

ただ、そういう体験を出来たことが幸せなんだと思う。


それにしても、たまたまラジオをつけたら、昨日自分が行ったコンサートに

行っていたパーソナリティが、その話をしている確率って、

どれくらいだろう。

しかも、話したのは、ほんの2〜3分で、

いつも、そのFM局 (Tokyo FM) を聞いているわけではないのだ。

たまたま、チャンネルがそこに合っていただけ。

う〜む、シンクロニシティだな。


それと、自分が行っていたコンサートのこと、

ラジオで話されるって、なぜかうれしいもんだ。

意味もなく 優越感がある。(誰に?)





えるごブラザース

今日は、目黒にある Jay J’s Cafe へ L-5 BROTHERS の

LIVE に行ってきた。

L-5 BROTHERS は、直居隆雄、萩谷清による

ジャズ・ギター・デュオ だ。

私も山ちゃんとギター・デュオをやっているので、

ギターデュオには、興味があるし、

雑誌(JAZZ LIFE) で L-5 BROTHERS の記事を読んで、

面白そうだと、CDを買ってみたら、結構、良かったので、

今日のLIVE に至ったわけだ。

ゲストに Vo 清水秀子 を迎えて、たっぷり3ステージで、

2500円は安いな〜。

ああいうレベルの人達って、演奏曲目を決めずにステージに

上がる。

その時、その時の感じで次の曲を決めていくようだ。

本来、そうあるべきだよな。

決めたことを決めたとおりにやるのも、それはそれで、

一つの世界だけど、JAZZ は、その場、その時に聞こえる音を

紡いでいく音楽だから、やっぱり、ああいう風になりたいと思う。

直居さんが、イントロを弾き出したのに、萩谷さんが、

「なんだっけ?」 って言ってたりする。

でも、次の瞬間には、その曲に入っていく。

今日のLIVEは、JAZZ は、解放の音楽なんだ、自由な音楽なんだ、と

改めて思ったのであった。

それにしても、お客さんが少ないのは、どうしてなんだ?

プロであっても、LIVE で集客するのは、難しいんだな。

ちなみに、「L-5 BROTHERS」 の 「L-5」 は、ギターの品番。

アメリカの Gibson っていうメーカーのジャズのギターだ。

2人ともそのギターを使っているので、コンビ(?)名を

「L-5 BROTHERS」 にしたらしい。

私も一本欲しいギターだが、ビンテージだと100万円以上は、

当たり前、安くても60〜70万円はするギターだ。

今まで、50万円以下の見たことない。

L-5 って、そんなギターなのだ。





2008.9.12

豪華低音三人組

待ちに待った SMV のLIVEに行ってきた。

SMV は、Stanley Clarke, Marcus Miller, Victor Wooten という

世界最高峰のベーシスト3人のスペシャル プロジェクトだ。

いやぁ〜素晴らしい。

ひと言で言うと「贅沢」。

先月発売されたCDも素晴らしかったが、LIVEはもっと素晴らしい。

ベースが3人なので低音ばかりで、ちゃんと聴けるのだろうかと

心配したが、音の分離も思ったよりクリアで、余計な心配だった。

メンバーは、その3人にドラムとキーボードの計5人。

マーカスは、4弦、5弦、フレットレス、アルトサックスにバスクラリネットと

相変わらずマルチぶりを発揮。

バスクラリネットの音が美しい。

スラップは、いつものように爆発!

スタンリーは、トレードマークのアレンビックと、ウッドベース。

このウッドベースが、凄かった!

まるで、フラメンコギターのように弾いてみたり、

パーカッションかと思うような音を出したり、

なんじゃそりゃあ〜という奏法の連続。

ビクターは、楽器はフォデラの4弦のみだったけど、

SOLO コーナーでサンプラーを使い、自分の弾いた

フレーズにどんどん音を重ねていき、即席でカラオケを作り、

それをバックに演奏。

最後には、16分音符で一つずつ音を重ねていくという、

離れ業を披露。

3人とも神技の連続なのだが、テクニックの披露に終わらず、

音楽として素晴らしいのだ。

DVD 出して欲しいな〜。


JAZZ LIFEの5月号に、ビクターのインタビューが掲載されていた。

自分のアルバムに数人のベーシストを招いて

一緒に演奏していることに関して、

「ギタリストやシンガーは、お互いをライヴァル視しがちですが、

あなたにとってベース・プレイヤーは、どんな人たちなのですか?」


という問いに 彼はこう答えている。

「競争相手とは考えていない。

キミは日本語を話す。

友達が日本語を話しても、それは競争じゃないよね。

言葉を話すことが大事なわけじゃない。

大切なのは、何を話すか、だ。

こうも言える。

人が話をするとき、みんな口という同じ “楽器” を使うけど、

口が重要なのではなく、中身が重要なわけだよ。

友達がたまたまベースという同じ “楽器” をプレイするだけのことで、

中身はみな違う。

一人ひとりがオリジナルな存在。

中には、自分を他の人と比べて嫉妬にかられる人もいるだろうけど、

僕はそういうことには 興味はない。」






2008.9.17

お芝居

昨日は、友人に誘われ芝居を観てきた。

劇団一の会」の公演だ。

昨年3月、やはりその友人に誘われ、初めて彼らの公演を観た。

それ以来、数回案内のハガキが届いたのだが、

そのたびに観にいきたいな、と思いつつ行きそびれていた。

昨日の会場は60人ほどで満席の小さなハコだ。

今年は、2回渋谷のパルコ劇場でメジャーな芝居を観たが、

有名なスターがいなくても、芝居は面白い。

座席が狭く、窮屈なのがちょっと難点だが、

また観にいきたいと思う。





おとなの週末

一昨日発売された雑誌「おとなの週末」10月号に

Panetteria ARIETTA が、掲載された。

今月号は、

「758個を食べ比べて見つけた やみつきのパン」という特集。

その中で、あるライターが、

「10軒以上回りましたが、この店がいちばん気に入りました」と

書いている。

まだ、お試しでない方は、是非一度お試しいただきたい。

まじ、うまい。





2008.9.20

ぐるりのこと

木村多江、リリー・フランキー主演の映画、「ぐるりのこと」 を観てきた。

これまた、良い映画だった。

「ぐるりのこと」 とは、自分の身の回りのことを指している。

2人とも初主演とのことだが、これが素晴らしい。

もちろん、原作・脚本も素晴らしいんだろうけど、

木村多江 演じる妻・翔子はヘタクソな役者がやったら、

間違いなく白けただろうし、夫・カナオ役は、

リリー・フランキー以外 考えられないほど、はまっている。

木村多江は、かなり難しい役を演じていて、めちゃくちゃうまい。

リリー・フランキーは、あまりにも自然で演技とは思えないほど。

物語は、子供を亡くし、うつになった妻を夫がやさしく受け止め、

一緒に乗り越えていく、というもの。

観終えた帰り道、「夫婦ってなんだろう?」

「生きてるって どういうことなんだろう?」 と、

(いい意味で) 考えてしまった。

脇役陣も、賠償美津子、寺島進、寺田農、柄本明、八島智人らが

がっちりと固めていて、良い味を出している。

ちょっと前に見た 「西の魔女が死んだ」 も良かったが、

これも、今年のベスト10入りだ。





2008.9.23

西の魔女の家

この夏、「西の魔女が死んだ」 という映画を2度観に行き、

その原作 (梨木香歩 著) も読んだ。

それぐらい良かったのだが、その映画の撮影現場となった家を

一般公開しているというので、山梨県の清里まで行ってきた。

残念ながら、建築基準法の関係で家の中は見学できず、

家の周りと、室内は外 (窓やドア) から見えるだけだったが、

それでも、あの映画の家が実際に目の前に現れると、

なんとも不思議な感じがした。

家は、映画の撮影ためにゼロから作ったとのことだが、

よくもここまで原作のイメージの場所を見つけ、

その家を建てたものだと、感心した。



西の魔女の話はフィクションなのに、

この家に実際に住んでいたかのような、錯覚に襲われた。

11月21日にDVDが発売されるようなので、

興味のある方は、是非、レンタルして観てください。





2008.9.24

Babyface

Babyface の 11/7(金)の2ndステージ (開場20:30 開演21:30)

のカジュアルエリア席を一席、購入したのだが、

同日の他のLIVEのチケットも買ってしまい、行けなくなった。

14,000円の席だが、お安く譲るので、ご希望の方はメールください。

買ってくれる人がいると、私は他に日に観に行くつもりだが、

誰も買ってくれないとムダになってしまう。

席は、カジュアル席の中では、真ん中よりで比較的良い席だ。

会場は、Billboard Live Tokyo


Billboard Live の場合、インターネットで申し込み、

クレジットカードで決済してしまうと、

キャンセルどころか、公演日の変更も出来ない。

確かに、ウェブサイトには、そう明記されているが、ちょっと不便。

実際、こういうことがあると、次からは電話予約にしようと思う。

電話予約なら、変更も利くし、支払だって当日なのだ。

なんとか、キャンセルできないものかと、カード会社にまで

電話して問い合わせたが、それは加盟店と客がそういう契約で

売買が成立したので、どうしようもない、とのことだった。

なるほどね。





2008.9.26

牛に豚

有楽町駅前の あるビルの前に牛のオブジェが置かれている。



牛のカラダには、豚が描かれている。

腹に描かれている豚は、お乳を飲もうとしているようにも見える。



その乳首(?)をよく見てみると、顔が・・・、手足が・・・。

乳首ではないのかもしれないが、乳首だとしたら、何かが怖い。



いや、乳首でなくても、やっぱり私には 怖い。

作者は、メルヘンチックに書いたのかもしれないが。

皆さんは、どう見る?





2008.9.27

久々のLIVE

今日は、ほとんど半年振りのLIVEだった。

昨年、ふとしたことから知り合った栗山龍太のLIVEに

ゲストということで参加させてもらった。

他にもボーカルの人が、ゲストで数曲 歌う予定だったのが、

当日になってその人がキャンセルになり、当初、2〜3曲という話が、

結局、8曲一緒に演奏した。

中には、ぶっつけ本番の曲もあり、ちょっとドキドキだったが、

自分としては、まあまあって感じ。

今回は、十分な準備が出来ず本番に臨んだが、次回は、

もうちょっとリハーサル積んでやりたい。


          栗山が弾いているのは8弦ギター

彼は、視覚障害があり、目が見えない。

私は、音楽をする上でも、(例えば曲を覚えることも

楽器を演奏することも) 視覚に頼っている部分が、

大いにあるんだということを、彼との共演を通して実感した。

だからどうだってことはないのだが、

それは、今まで考えてもみなかったことだった。


「音楽活動の記録」 も更新。





2008.9.28

後悔すること

これ、本当にあった話。

中学2年生のとき、クラスに女の子が転入してきた。

成績優秀なマジメな子だった。

転入してきて早々、クラスの悪ガキどもの洗礼を受けることになった。

悪ガキどもは、彼女に こう言った。

「お前、オナニーって知ってるか?」

「え? オナニー? 何それ?」

「今日、家帰ったら、お父さんに訊いて来い。」

彼女は、言われたとおり父親に訊いたようだ。

翌日。

「お父さんに訊いてきたよ。

オナニーって、“こうかい” することだって。

だから、船でどこかへ行くことみたいよ。」


お父さん、中々、意味深な答えをしたもんだ。

ちなみに、私は後悔したことない。





2008.9.29

パリ、恋人たちの2日間

フランス/ドイツの合作、映画 「パリ、恋人たちの2日間」。

笑えるシーンもあったけど、全体としてはあんまり面白くなかった。

何より、フランス人が下品でおしゃべりで・・・、

これだと、パリに行きたいとは思えないな。

まぁ、実際はそんな人ばかりじゃないんでしょうけどね。

☆、二つ半だな。



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