Top Pageへ  Laguna Moon  Live記録  Live記録  Guitars  LINK


つつみしんやのひとりごと 2010年 1月
    感想・ご意見はshinya◇shin223.com
    メールをくださる方は、上記アドレスの◇を@に変えて送ってください。(スパムメール対策)   


2010.1.4



あけましておめでとうございます。

本年も ご愛読いただけますよう、楽しいひとりごとを

目指してまいります。

何卒、よろしくお願い申し上げます。


さて、もう明日から仕事が始まるのだが、

例年通り、三が日は大阪の実家で過ごした。

会うたびに少しずつ年老いていく両親、

会うたびに大人になっていく甥と姪、

会うたびに丸く (身体が) なっていく姉、

それぞれに時の流れを感じる。

私は、彼らにどのように映っているのであろうか。

今年、48歳。寅年。年男。

もう、50が目前だ。





2010.1.5

アバター 3D

大晦日に 『アバター』 を3Dで観た。

1回目は、3D ではない映画館で観たので、

2回目の鑑賞となる。

この観方は、正直言うと、失敗。

1回目に 3D で観た方が、感動しただろうな。

2Dでも、立体感こそないもののその映像美は、

十分楽しめたし、驚きだったので、3Dでは それ以上の

インパクトを期待しすぎてしまった。

映像に集中できるようにと2回目は、吹き替え版で観た。

吹き替えか、字幕かは、大方に影響ないが、

細かい所で、微妙に気になった。

例えば、「I see you」 というセリフが何度か出てくるのだが、

吹き替え版では、「あなたが見える」 と訳していた。

おそらく、字幕もそうだったんだろうけど、音で

「I see you」 と聞こえているから、気にならなかったのだが、

日本語で 「あなたが見える」 と言われると、変な感じがした。

日本語でそんなこと言わないからな。

でも、そう訳すしかないだろうし、難しいところだろう。

いずれにしろ、これからご覧になる方は、最初から3Dでの鑑賞を

お勧めする。





2010.1.6



今日は、近所のカレー屋さんで、スープカレーを食べた。

以前にも書いたが、私はカレーなど香辛料の入っているものを

食べると、物凄く汗をかく。

今日も、注文前にメニューを見ているだけで、

汗が流れ落ちてきそうになった。

嘘ではない。

今、これを打っているだけで、「カレー」 「香辛料」 という言葉に

反応し、頭のてっぺんは、汗が玉になっている。

夏ならまだしも、今日のように寒い日にハゲ頭からダラダラと汗を

流しているのは、はっきり言って、かっこ悪い。

が、カレーは好物なのだから、仕方がない。

びしょびしょになったハンカチを見ながら、

「カレー汗かき大会があったら、優勝するのに」 と思った。

そんなん ないか?





2010.1.7

ハゲです!

いよいよ、禁断のテーマに触れるときが来た。

一番最初に、鏡を見て (あれっ?) って思ったのは、20歳の時だ。

そう、20歳の頃から、抜け毛が始まったのだ。

枕カバーに残された抜け毛を見て、母が カロヤン (育毛剤) を

買ってきたのが、21歳。

でも 20代前半は、まだ人が気付くほどでは、なかった。


27〜28歳の頃には、だいぶん生え際が後退していた。

もう、どんなにセットしたって、カッコよく決まらなくなってきた頃だ。

取り残されたように1本だけ、おでこから ひょろっと生えていたのを

当時の彼女が見つけて、 「波平さんやぁ」 と大笑いしていたなぁ。

28〜29歳の頃には、こんなこともがあった。

高校時代の同級生 (女子) と10年ぶりぐらいに会うことになった。

別に下心があったわけではないが、やはり異性に会うのだから、

それなりにオシャレをしたい私は、ふだんは使わない ムースを

何年ぶりかに使い、髪の毛をセットしたのだ。

想像していただけると思うが、ムースを使うと髪の毛が、

何本かずつ 束になるので、ムースをつけていない時より、

地肌がよく見え、薄毛が目立つことになるのだ。

出かけ際に ムースをつけてしまった私は、

(わぁっ!やばい!失敗した!) と思ったが、

頭を洗っている時間などない。

仕方なく、そのまま出かけた。

その同級生とは、喫茶店で会ったのだが、

向かい側に座った彼女の視線が、会話中、チラッ チラッ と

私のおでこより上、生え際あたりに、行くのがイヤでイヤで・・・。

これって、体験した人にしか分からないだろうな。

自分のライブをビデオに撮って、楽しみに観たら、

ギターを弾きながらうつむいた時に、スポットライトが 頭頂部の

地肌に反射しているのを観て、ショックだったっけ・・・。

(ザビエルか、俺は) って。

でも、若ハゲが、それほど深刻ではなかった私は、

カツラをかぶろうと 思ったことはない。

まあ、汗かきだし、めんどくさがり屋だから 無理だけど。

で、薄毛を目立たなくするには、短髪にするのが一番だと気付いた。

少ない髪を一生懸命セットして、バーコードにしたって、

みすぼらしいし、ハゲは隠せないどころか強調することになる。

だから、私の髪型は、30歳頃から、どんどん短かくなっていき、

ついに34〜35歳の頃、スキンヘッドになった。

おかげで、気楽になった。

おまけに、自分で剃っているので散髪代もかからない。

冬は、寒くて帽子なしでは外出できないけどね。


電車なんかに乗っていると、物凄く分かりやすいカツラを

かぶっている人を時々見かける。

たまに テレビにも出てくるよね。

お医者さんだったり、何かの専門家だったりする人で

誰が見ても一目で ヅラだと分かる人、いるでしょ。

そういう人を見るたびに、その人の耳元で ささやきたくなる。

「隠しているつもりかも知れないけど、強調してますよ。

私はハゲてます、ハゲを隠してますって、言ってるようなもんですよ。」

ってね。

どうせかぶるんなら、ばれないような上等なものをかぶればいいのに、

一番ひどいのは、頭に黒い粉ふってるようなおっさんも見たことあるもん。

大きなお世話だろうけど、気になるんだな、これが。

ハゲ族としては。


昨日、J-WAVE (FMラジオ) の 「PLATON」 という番組で

「カツラ」 の話をしていた。

ゲストは、自身も "カツラー" であり、

カツラーに関する本を数冊出版さている、作家の小林信也さん

小林さんは、10年以上カツラを隠したあげく、カミングアウトした人で

「隠している」 時の、つらさも充分 承知されている。

そして、「カミングアウトしてから」 の 気楽さも、自由さも。

彼は、こう言った。

「隠そうとするから、問題になるんです。

これからカツラをつける方は、周りの方に 『ちょっと薄くなってきたから

カツラをつけることにしたんだ』 と言ってから、つけて下さい。」

そんなこと、言うぐらいだったら、カツラをつけなくても良さそうだが、

やはり、見た目は髪の毛がフサフサある方が、若々しいし、

彼に言わすと、カツラをかぶらないと 「裸で出歩くみたい」 だそうだ。

なるほど、周知の事実としてのカツラなら、

(ばれるんじゃないか、ばれるんじゃないか) と ビクビクすることもない。


もし、目の前で知人が カツラを落としたりしたら、どうするか。

ということも話題になっていた。

ちょっと、何て言えば良いか 分からないよね。

「やっぱり」 は禁句。

「えっ?分かんなかったぁ〜」 というのが、正しいリアクションだそうだ。

まあ、その辺は優しさだろな。

あるいは、(私には何も見えていません) という態度をとることらしい。

そうすると、カツラーは、皆には見えていないんだ、と安心するらしい。


それから、カツラーたちのよくある話で、エッチのクライマックスで、

女性の両手首を押さえてしまう (頭にしがみつかれないためね) とか、

カツラーの見分け方 (起きたら一番先に無意識に頭に手をやる、

抜け毛に毛根がない、髪型がいつも同じ、彼女との関係の発展が遅い、

等々) とか、ご本人が、カツラーならでは、また、たくさんのカツラーを

取材されたからこその貴重な話が聞けて、面白かった。


番組中、リスナーから、

「カツラ歴10数年で、結婚して10年経ちますが、妻にも子供にも
言っていません。
カミングアウトしたいのにどのタイミングですればいいのか、分かりません。」

という投書があった。

小林さん曰く、「奥さんは気付いているでしょう」。

私もそう思う。

私の知人 (60代) に 今は使っていないが、40代の頃、

カツラを着用していた方がいる。

彼は、当時200万円もするカツラを使っていたそうで、

誰にもばれていない、と思っていたそうだ。

私は、その頃の彼を知らないのだが、当時から知っている人の話によると、

周りの人は、みんな知っていたという。

だから、よほど精巧なものを着用していない限り、

ばれていないと思ったら、大間違いだ。

ちなみにその方は、ある人 (女性) から 言われたらしい。

「みんな知ってるよ」 と。

言った人がスゴイよな。


いずれにしろ、人生、隠し事は少ないに越したことない。

(カツラがばれないか) を気にしていては、今、ここに、生きるのが 難しい。

そして、小林さんも言っていたが、

何よりも、自分の「ハゲ」 や 「ヅラ」 を笑いのネタに出来るのは、

最高の武器だ。





2010.1.11

誰がため

2010年の1本目鑑賞作 (映画) は、2008年度 デンマーク

アカデミー賞を5部門受賞した 「誰がため」。

原題は、「FLAMMEN & CITONEN」。

1944年、ナチス・ドイツ占領下のデンマークでの

レジスタンス、フラメンとシトロン (コードネーム) の実話を描いた作品。

この手の映画は、救いがなく、ただただ悲しくつらい。

フィクションではないので、ますます苦しい。

もう戦争、やめようね。

本国デンマークでは、国民の8分の1を動員したらしい。


★★★★☆





2010.1.12

シンクロニシティ

10日ぐらい前だったか、妻が、一昨日 (1月10日) に

アルボムッレ・スマナサーラ長老の講演会が 無料であるという情報を

知人から聞いてきた。

私は2ヶ月ほど前から、彼の本を3冊読み、妻にも勧めていたので

そういう情報が入って来たのだった。

1月10日 (日) は、Mellow Flavor の練習日だったが、

講演会は、19時からなので練習を早めに切り上げれば

行けないわけではない。

が、妻も私も 興味はあるものの積極的に行きたいというほどでも

なかったので、気が向いたら行こう、ということにして、

ほとんど忘れていた。


その前日 (1月9日)、友人宅で新年会があり、数人で飲んだのだが、

その友人が、「この人 (本の著者) 知ってる?」 と、

1冊の本を出してきた。

その本が、11月に読んだ A.スマナサーラ著の 「怒らないこと」 だった。

その時の 「ひとりごと」 がこれ

私は、たまたま本屋さんで見かけて読んだのだが、

友人に どうやってこの本を知ったのか、訊ねた。

なんでも、何かの本にお薦めの書として紹介されていたのに

興味を持ち、読んだらしい。

あまりの偶然に驚き、その本の話をしているうちに、思い出したのだ。

「あっ、そういえば明日、この人の講演会あるよ!」 と。

そして、あまりのタイミングに、(これは、講演会に行かねば) と

その友人と、妻と私の3人で、行ってきた。

会場は、文京シビックホールの小ホールで370席ほどなのだが、

満席だった。

テーマは、「縁起」。

ふだん、私たちの言う、「縁起が良い、悪い」 の 「縁起」 ではない。

ちょっと簡単にまとめて書くと、誤解を招きそうでイヤなのだが、

要は、全ての現象には、原因がある、ということだ。

そして、その原因は、一つではなく、複雑に絡み合い、

原因があっても条件がそろわなければ、その結果は出ない。

つまり、科学の実験と同じように人生は、非常に論理的だと

いうわけだ。

凡人には、その原因と条件が分からないので、

神様のせいにしたり、先祖供養をさぼっていたせいにしたり、

あいまいな答えで、済ませているが、お釈迦様だけが、

その真理を説いたという話だった。

私は今さら、宗教に、はまる気はない。

宗教が世界を救えないこと、平和を築けないことは、歴史が

証明している。

だが、お釈迦様が説いたことは、宗教・仏教ではなかったはずだ。

そこに、興味がある。

スマナサーラ長老の講演を聴いた私たち3人の共通の意見は、

手放しで帰依するところにはいないが、彼の言っていることを

もうちょっと学んでみたい、ということだった。


以前にも瞑想を学んだことがあると、書いたことがあるが、

その瞑想は、ヴィパッサナー瞑想といい、スマナサーラ長老が、

実践し薦めている瞑想と同じ名前の瞑想だ。

ただ、私が学んだ瞑想は、ただ、お釈迦様が説いた瞑想方法を

2500年にも渡り、伝えられてきたもので、宗教・仏教ではない。

宗教・仏教に疑問のあった私は、その瞑想が宗教となんら関係が

ないということにも惹かれた。

その瞑想を学んだ頃から、日本でアルボムッレ・スマナサーラという人が、

仏教としてその瞑想をしていることは、知っていたが、

その頃は、彼が宗教としてやっていることに抵抗があり、

詳しく調べたこともなかった。

が、この数ヶ月、彼の本を読み、話を直接聞き、私は自分の既成概念に

気付かざるを得なくなった。

これは、勉強する必要があると感じたのだった。





2010.1.13

シンクロニシティ その2

桂枝雀 という落語家をご存知か?

大阪にいた頃は、夜中にやっている 「枝雀寄席」 が

楽しみだったもんだが、残念ながら、枝雀は 1999年に59歳で

自ら命を絶った。

今年、正月に大阪の実家に帰った時、たまたま TV で

久しぶりに桂枝雀の落語を観た。

彼の落語と、彼を偲んで、数人が枝雀の落語の魅力について

語るという番組だった。

東京に戻ってから、もっと彼の落語を聴きたくなり、

"桂 枝雀 落語大全 第一集" という DVD を Amazon で注文した。

数日前に届き、妻と二人、大笑いしながら鑑賞した。


昨日、近所の行きつけの寿司屋で、よく会う常連のお客さんと

話していて、何の話からだったか、彼が、枝雀の話を始めた。

私が、言い出したのではない。

聞けば、その人は以前、大阪に住んでいたことがあり、

どこかの飲み屋で偶然、桂 枝雀と出会い、意気投合し、

初対面にも関わらず、彼に 「家に遊びにおいで」 と言われたというのだ。

枝雀は家の場所を説明するのに、テーブルの上に指で水を使って

地図を描いたらしい。

私は、びっくりした。

なぜなら、つい数日前観たDVDの中で、枝雀の弟子である

桂南光が、「師匠に家の説明をされた時、テーブルに水で

地図を書かれた」 という話をしており、

それを聞いたばかりだったからだ。

まさか、その話をナマで体験した本人に聞くことがあるとは・・・。

しかも、このタイミングで。

全く、不思議なもんである。


なお、その常連さんは、本当に枝雀の家に遊びに行ったそうである。

枝雀は、「ビデオ観るか?」 と言って、

自分の落語のビデオを流し、それを観ながら大笑いしていたそうである。

スゴイ。





2010.1.14

シンクロニシティ その3

一昨日の ひとりごとを読んで、友人がこんなメールをくれた。

  件名 : 我が家の最近のシンクロニシティ

  おととい (1月10日)、家族で 「湯島天神」 を参拝した。
  長女の中学受験合格のお願いだ。

  お参りをすませた後、絵馬に志望校を書いて奉納。
  寒かったので名物 「合格甘酒」 を飲もうと境内を進むと、
  愛媛から旬の 「いよかん」 を売りに来ていた。

  「いい予感」 と宣伝していたのを見て、なかなかええ語呂
  合わせやな、と思ったが、結構よいお値段だったので、
  手は出さずに 甘酒だけ飲んで神社を後にした。

  昨日 (1月11日)、娘が習っているバレエの先生から、
  突然 宅急便が届いた。

  何と、「いよかん」 の詰め合わせだった!!!

  長女が一番喜んだのは言うまでも無い。

  ちなみに、そのバレエの先生の出身校は、長女の目下の
  第一志望校だが、先生はそこを受験することは知らない。

  家族一同、天神様から 「いい予感」 の素晴らしいご利益を
  早速頂いたと、本当に驚いた次第である。
  (送ってくださったのは、バレエの先生やけどな!)



そして、このことを このひとりごとで 紹介してもいいか?と

メールで訊いた返事が、

  いいよ(柑)。


ビミョウな オチ である。





2010.1.15

良い返事

先日、妻に何かを言った時、

「はい!」 と、ものすごく良い返事が返ってきた。

今まで何度も注意しているのに 中々言うことを聞いてくれないような

ことだったと思うのだが、そういうことが多すぎて 内容は覚えていない。

とにかく、その素晴らしい返事に対し、

「返事だけは、ええのぉ。

子供の時、『返事だけはええな』って 親に言われへんかったか?」

と訊いたら、これまたすごく元気良く、

「『返事だけでも良くしなさい』 って、言われたよ」


おそるべし藤田 (妻の旧姓)。





2010.1.16

アバター 問題

 (CNNのニュースより)
 映画「アバター」を見た観客から、3Dの映像があまりにもリアルで、
 その美しさにあこがれるあまり 「うつ状態になった」 「自殺を考えた」 と
 いった訴えがインターネットに相次いでいる。


ニュース全文はこちら

そんな問題が起こっているなんて、 ちょっとビックリ。

映画 (映像) が素晴らしいこと、それが、原因というのが、

ちょっと複雑。





2010.1.17

石川早苗&馬場孝喜

昨日、@ 原宿 bar dAZEにて。

昨年の10月以来、2度目のライヴ。

石川早苗 (vo)
馬場孝喜 (gt)

ギターの馬場さんは、8月以来、毎月観ている。

このデュオは、すごく合っていると思う。

聴いていて面白い、楽しい、飽きない。

それにしても毎回のことながら、馬場さん、素晴らしい。

昨夜もライヴ後、色々お話させていただいた。

私などとは、決定的に違う才能があるからこそ、

弾けるんだということが、よく分かった。

それとも、練習で あそこまで行けるのか?

無理とは言いたくないが・・・、無理だろう。

雲の上である。

真夜中に 馬場さんと 山ちゃん (Mellow Flavorの相方) と

3人で、セッションした。

楽しかった。




JOHN TROPEA

今日は、JOHN TROPEA BAND のライヴ。

メンバーは、

John Tropea (gt)
Lou Marini (sax, fl)
Chris Palmaro (or)
Anthony Jackson (b)
Clint de Ganon (dr)

トロペイ のライヴは、2004年 (@Blue Note)、

2005年 (@Motion Blue)、そして、今回 (@Cotton Club) で3度目だ。

ギターは、Gibson L-5 のシンライン・タイプで、カスタムモデル。

彼の場合、JAZZ というより、R&B 色が強い印象。

『Full House』 『Take Me Back to the Ol' School』 と、

アンコールでやった、スティービー・ワンダーの曲 (曲目失念) が

良かった。





2010.1.18

3D

映画 『アバター』 を3D で観たが、それほどでもなかった

ようなことを書いた。

その理由として、一度、2D で観た後の2度目の鑑賞だったので、

期待しすぎていたと、書いたのだが、実は、日本では、

3D の上映方式が、4種類もあり、観た感じがそれぞれ違うらしい。

私は、TOHOシネマで観たので、「XpanD」 という方式だったのだが、

『アバター』 は、「IMAX3D」 で上映するように作られたらしい。

そういえば、川崎の 109シネマまで 「IMAX3D」 で観るために出かけた

友人は、「鳥肌が立った」 と話していたっけ。

う〜む。

私の感想がイマイチだったのが、映画館のせいだったとしたら、

もう一度、「IMAX3D」 で観たいではないか。

そして、驚くことに、他の方式では、オリジナルの画面より、

上下が切られているというのだ。

詳しいことは、4つの方式を見比べた このレビュー

読んでいただきたい。(これから観ようと思う方は必読。)

「IMAX3D」 を 「立体感完璧!他の3方式がごみのようだ(笑)」 とまで、

書いている。

これから観ようと思っている人は、映画館を選ぶ必要があるが、

IMAX3D は、109シネマズ系列のうちでも、川崎・菖蒲・名古屋・

箕面の4館のみというから、近くでない人は、大変だ。


ところで、アメリカには、3Dの映画館が多いらしい。

そのことが、先日紹介した この記事 とも関係あるのかもな。





2010.1.22

太田雄二 & 馬場孝喜

昨年8月以来となる 太田雄二 & 馬場孝喜 ギターデュオを

高円寺の After Hours へ観に行ってきた。

馬場さんは、先週に続いて今月2度目。

7:30頃、お店に到着すると、太田さんがひとり。

まだ、馬場さんは来ていないという。

8:00から本番なのに・・・。

そうこうしているうちに馬場さんが登場し、ほんの10分か

15分の打ち合わせで本番へ突入。

曲も全部決まっていない様子。

彼らはふだん一緒に演奏していないはずなのに、

何でそこで、そんな風に合うの?と突っ込みたくなる場面が、

何度かあった。

すごいな〜、あんな風に弾きたいな〜。

いや〜無理やわ、やっぱり。

それにしても、ギターデュオは面白い。


After Hours へは、何度か行っているのだが、、

今日初めて、窓の After Hours というサインの下に、

「JAZZY & HEALTHY」 と書かれていることに気付いた。

「JAZZY & HEALTHY」 て、なんか、おもろいな。





2010.1.23



数日前、突然、妻が言い出した。

「わたし、決めたから。」

こういう出だしの場合、あまり続きは聞きたくない。

が、一応聞いてみた。

すると、

走るそうである。

あの妻が。

毎週日曜日、朝8時から。

なんでも、友達が、毎週日曜日にとある公園で 走っていて、

走り方をコーチしてくれる人もいるらしい。

で、私 「そうか、『決めた』 って、いつまで走ることに決めたの?」

「フルマラソン走るまで」

私が笑いながら 「決意は無意味やで」 と言うと

「決意ではなく、決心やねん」 とのたもうておられた。

妻のフルマラソン・・・。

奇跡は起こるのか?

乞うご期待。





2010.1.24

走 - 2

(昨日のひとりごとを読んでから読んでね。)


妻が走ってきた。

今日は、2キロ走ったそうだ。

20人ぐらいで走っているそうで、

他の人は、6キロだとか 8キロだとか走っているそうだが、

彼女は、今日が初めてだったので2キロだったそうだ。

2キロも走れるのかと不安だったそうだが、

「みんなに抜かれた。リハビリのおじさんにも抜かれた。

でも、歩いている人には抜かれなかったよ!」

と、自慢げに話していた。


・・・歩いている人に抜かれたら、走ってないやん。





2010.1.25

THIS IS FAKE

昨日は、マイコーりょう の 「THIS IS FAKE」 を観てきた。

マイコーりょう とはマイケル・ジャクソンの

インパーソネーター (なりきりタレント)。

「THIS IS FAKE」 は近々 DVD として発売されるのだが、

その発売に先駆け、渋谷のヒューマントラストシネマで、

一日一回、21:20から上映している。(1000円)

マイケルが亡くなったことで、彼が注目を浴びているのは、

本人としては、微妙な心境だろうが、この DVD は、

マイケルの生前から企画されていたもので、

本当なら、ロンドン公演を観に行き、その滞在記も

含まれる予定だったようだ。

作品は、昨年10月に行われた渋谷でのライヴからの映像が中心。

そのライヴ会場が、あまり大きな所ではなかったため、

正面から撮影すると、お客の影で、マイコーの上半身しか映らず、

そのためか、斜めからのカットが多かったため、彼のダンスの素晴らしさが

半減しているように感じたのは、惜しかった。

また、LA への追悼の旅で、ネヴァーランドの前で、

「Billie Jean」 を踊るのだが、著作権の問題からか、

音楽が変えられていたのも、ちょっと不満。

しかし、彼の マイケルへの愛は充分に伝わってくるし、

何より、ダンスが素晴らしいのと 歌も面白いので

結構 楽しめたことには違いない。


マイコーりょう をご存知でない方のために。

こんなんとかこんなんです。
 ↑
こちらには、「THIS IS FAKE」 にも収録された
ネヴァーランドの前の 「Billie Jean」 もあります。



「THIS IS FAKE」 に関するマイコーのブログ





2010.1.27

クヒオ大佐

堺雅人が、実在の結婚詐欺師、ジョナサン・エリザベス・クヒオを

演じる、映画 「クヒオ大佐」 を観てきた。

「実在の・・・」 といっても、実際にあった事件を映画化したものではなく、

実在の詐欺師を “モデル” にした作品。

堺雅人は、最近注目している役者で、本作でも良い味を

出していたし、松雪泰子もええ感じだったと思うが、

作品全体の感想はというと、

そこそこ面白いのに、ちょっと散漫で物足りない感じ。

アメリカへの批判が含まれているのか、

日本とアメリカの関係の批判なのか、

そういう臭いを中途半端に感じた。

もっと、クヒオの人間性を描いた方が、悲しくて滑稽な物語に

なっただろうに。


★★★▲☆





2010.1.29

今しかない

不動産関係の仕事で、時々(っていうか、ほとんど毎月)、

家賃の催促をしなければ ならないことがある。

この仕事を始めた当初、家賃の催促や取立てなんて、

自分には出来ない、と思っていた。

なにしろ、弱気である。

そして、人に悪く思われたくない。

そんな、私に強気の催促など出来るわけがない、と思っていたのである。

が、面白いもので、やっているうちにだんだん平気になってくる。

家賃を滞納している人の図太さ、いい加減さに、

真向から勝負するには、こちらも図太く、しつこくなければならない。

世の中には本当に、やむを得ない事情があって、滞納している方も

いるのだろうが、大体は、いい加減な人が多いような印象を受ける。

例えば、何のあてもないのに 「明日、振り込みます」 と言い、

翌日、入金がないので電話してみると、電話に出ない、なんて

いうのは、珍しくない。

電話に出たとしても、言い訳か、その場逃れのことを言うだけ。

どうして、正直に (その場逃れとしてではなく)

「今、払えないので○日まで、待ってもらえないでしょうか」 とか、

「とりあえず、○万円だけ入れますので、残りは、少し待ってください」

とか、言わないのか不思議である。

こちらも仕事なので、払うまで 電話をかけ続けることになる。

ただ、過激な取立てをして、相手を追い詰める気はないので、

話すときは、努めて優しく話しているつもりだ。

それなのに、約束を何度も破ってくるので、頭が痛い。

友人に 「どうして、電話に出ないんだろう?」 と話していたら、

その友人が、「今、逃れたい からだよ」 と言った。

なるほど、今、催促の電話に出たくない、今、私と話したくない、

というわけだ。

電話に出なかったとしても、滞納から逃れられたわけではないし、

当然、支払わなければならない。

それに、コミュニケーションから消えると、ますます、誠意がないと

こちらが思うだろう、そうすると自分に不利になることぐらい、

誰でも分かることなのに、それでも、

今、そのことから逃れたい

というわけだ。

また、(たとえ支払いのあてがなくても) 「明日、振り込みます」 と言えば、

今、 そのことから逃れられる わけだ。

とりあえず、今 だけ。

つまり、彼らには、「今 しかない」 のだ。

ということは、「今を生きている」 ということか。

んなわけないやろ。

「今 しかない」 のではなく、「今、逃れることしかない」 のだ。





2010.1.30

怒らないこと

数日前、友人から

「成城の書店で 『起こらないこと』 が、2位になっていた」 と

メールが来た。

彼は、私が読んだ 『怒らないこと』 を偶然にも読んでいて、今月、

著者のアルボムッレ・スマナサーラの講演会にも一緒に行った

友人だ。

今日、散歩がてら大崎まで歩き、その本を見つけた書店へ

寄ってみたら、なんとその書店では、新書の1位になっていた。

世の中、怒りに悩まされている人が多いということか。





2010.1.31

As A Man Thinketh

昨日、書店で ジェームズ・アレン著、

『「原因」と「結果」の法則』 という本を発見。

タイトルに惹かれ購入。

というのは、先日のアルボムッレ・スマナサーラの講演で、

「人生に起こる全てに原因がある」 という話を

聴いたところだったからだ。

薄い、読みやすい本なので、昨日のうちに読みきった。

この本は、1902年というから、100年以上前に

書かれた本なのだが、聖書に次いでのベストセラーとも

言われているようだ。

自己啓発本のバイブルとも言われているようで、

今までその手の本を結構読んできたのに

知らなかったのが不思議。

って、ただの勉強不足か。

内容は、非常にシンプル。

ひと言で言うと、「人生は、あなたの思っている通りになる」 。

そして、どうすれば良いかも書かれている。

ナポレオンヒルの 『思考は現実化する』 とか、

色んな自己啓発本の原点がここにある、という感じ。

最近流行った 『引き寄せの法則』 だって、

この本の21世紀版みたいな感じ。

古い本なのに 2003年初版というのは、どうしてだろうと思ったら、

すでに 『考えるヒント 生きるヒント』 というタイトルで 1997年に

出版されている。(出版社は違うけど 同じ訳者)

もしかしたら、その前にも何度か訳されて出ていたのかも知れない。

で、ちょっと調べていたら、なんと 和訳を全文 載せているサイト を発見。

これは、個人で訳された方がサイトに無料で公表しているもので、

こちらのタイトルは、『考えた通りに』。

原題の 『As A Man Thinketh』 は、そういう意味なのか。

訳者が違うので買った本と読み比べてみたら、文体の違いで

受ける印象が違う。

『考えた通りに』 の方は、(まだ全部読んでないけど) ストレートな印象、

本の 『「原因」と「結果」の法則』 は、分かりやすい表現を使った、

という印象。

両方、読んで理解を深めることにしよう。

ちょっと仏陀の教えにも通じる、良い本です。


ひとりごと  ひとりごと