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2020年 MUSIC

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2020.1.4

STANLEY CLARKE TRIO
スタンリー・クラーク・トリオ


2020年、一発目のライヴは、
スタンリー・クラーク!
ブルーノート3日間6公演の
2日目の 2nd show。
いやぁ、新年早々、ええもん観たわ。

今回は、新トリオでの来日。
その編成もユニークだ。
ベース、鍵盤、に通常ならドラムと
来るところだが、ドラムではなくタブラ。
知らない人のために書いておくと
タブラというのは、インドの太鼓。
イメージとして、ボンゴぐらいの大きさだが
音はボンゴより硬質というのかな、
叩き方も違うし、鳴りもユニークだ。

お店の受付で、私の顔を覚えてくださっている
スタッフが「今日は、堤さん泣きますよ」と
言ってきた。
そんなに素晴らしいのかと思ったと同時に
いや期待すると裏切られるから、
あまり期待しないようにしよう、
などと思いながら席についた。

メンバーは定刻(20時)通りに登場。
結構な歓声だ。
スタンリーの人気が分かる。

ステージには、コントラバスもあるが、
1曲目、スタンリーはエレキベース。
トレードマークのアレンビックだ。
アレンビックは、ショートスケールなので
フェンダーなどに比べると小ぶりなのだが、
それにしても、楽器が小さく見える。
スタンリーがでかいからだ。
スタンリーには、あんなに細いネックでは
弾きにくいのではないかと思ってしまうが、
彼は(扱いにくいらしい)アレンビックを
完全に使いこなしている。
まあ、当たり前やろうけど。

そして、スタッフさんの予言通り、
その1曲目ですでにウルウル。
私は、特にスタンリーのファンと言うわけではないが、
素晴らしい演奏だった。
ああ、今年は良い年だ。
そんな感じ。(意味不明)

見た感じ、どうみてもロックバンドの
メンバーでしょうという感じのアメリカ人
キーボードのキャメロン・グレイヴス。
そして、両親がアフガニスタン人でドイツ生まれの
タブラのサラー・ナダー。
演奏はタブラだけでなく、エレクトリックの
パーカッションも使っていた。

曲名は『School Days』と
『Goodbye Pork Pie Hat』しか
分からなかったけど、どの曲も素晴らしく、
タブラのリズムが心地よくて、
一晩中聴いていられそうな
演奏だった。(軽いトランス状態?)

今、とても面白い、ためになる本を読んでいる。
ケニー・ワーナー というピアニストが書いた
『エフォートレス・マスタリー』という
楽器演奏者のための本だ。
もしかしたら、違う言葉で今までも
聞いていたことなのかもしれないが、
楽器をマスターするとはどういうことか、
この本を読んで初めて明確になった。
その本の背景から今日の演奏を
聴いたので、今までなら気が付かなかった
かも知れない、あるいは、感じていても
明確に言語化出来なかったかもしれないことを
非常に明確に掴むことが出来た。
「ああ、この人(スタンリー)は、
完全にベース(エレクトリックもコントラバスも)を
マスターしている」と明確に区別できたのだ。

あえて書いておくが、プロミュージシャンだからと言って、
全員が楽器を「マスターしている」わけではないのだ。
この区別は、私自身のギター演奏にも
おそらく今後影響が出てくると思う。
私がギターをマスターできるという意味ではないし、
練習しないとその影響も表現されないのだけどね。


[ MEMBERS ]
Stanley Clarke (b)
Cameron Graves (key,pf)
Salar Nader (tabla、perc)

@ BLUE NOTE TOKYO
2nd show







2020.1.17

The King Trio
「キングの誕生会」


昨日は、キングトリオのライヴ
(キングの32歳のバースデー・ライヴ)だった。
このトリオを観るのは、4度目だけど
なんと1年半ぶりだったよ。

弾語りあり、銘君とのデュオあり、トリオあり
ゲストの夏海ちゃんとのデュオあり、カルテットあり、
そして、アンコールでは、トランペットの
曽根麻央も参加というバラエティに富んだ構成で
とても楽しいライヴでした。

銘君のギターは、Gibson L-5S。
ねちょっとしたええ音してた。




[ MEMBERS ]
和田 明(vo,g)
井上 銘(g)
山本 連(b)
―Guest―
夏海(p,vo)
曽根麻央(to)(ECのみ)

[ SETLIST ]
- 1st -
1. 丸の内サディスティック
2. Sweet Memories
3. 接吻
4. But Not For Me
5. Don't Let Me Be Lonly Tonight
6. Street Walking Man
7. Love For Sale
8. Moanin'
- 2nd -
1. Voices
2. 小瓶の中の平和
3. Close To You
4. My Foolish Heart
5. 東京は夜の七時
6. 猫の街
7. 銀河鉄道999
8. スニーカー似合わない
9. Isn't She Lovely
EC. This Masquerade



@ JZ Brat
入替なし





2020.1.28

ベベウ・ジルベルト
Bebel Gilberto


昨年7月に亡くなった、ボサノヴァの父、
ジョアン・ジルベルトの娘であり、
一昨年12月に亡くなった シンガーの
ミウシャを母に持つ ベベウ・ジルベルト
ベベウのことは、全く知らなかったのだけど、
ちょうど「ぴあ」のポイントが貯まったので、
観に行くことにした。

昨年は、『ジョアン・ジルベルト ライブ・
イン・トーキョー』
を映画館で観たり、
映画『ジョアン・ジルベルトを探して』を観たり、
そして、ジョアンが亡くなったりした年。
そんな記憶も新しいうちのベベウの来日だ。

編成はバンドではなく、ギターとのデュオ。
ブラジルの女性シンガーというと、
この数年、ジョイス・モレーノは来日の度に
観に行っているが、ベベウはジョイスとは
また違う感じ。
変な言い方だが、ジョイスが高いところで
スピリチュアルだとすると、ベベウは低いところで
地球とつながっているとでも言えばいいかな。

1曲目は、"Wave"、そして "Disafinado"、
"Ela E Carioca"、"Corcovado" と
ボサノヴァのスタンダード、ジョビンの曲が続いた。
それから、知らない曲が数曲続いたので、
ベベウのオリジナルかもしれない。
"So Nice" とフランシス・レイの『男と女』を
メドレーで演ったあと、
ゲストにもう一人のギター、MASA清水が登場。
知らなかったけど、彼は 2000年代に
数年間、ベベウのバンドにいたようだ。
ニューヨークにいた頃は、日野"JINO"賢二と
バンドをやっていたような人なのだけど、
今日は、超控えめな演奏でバッキングに
徹していた。
まあベベウの音楽に派手なインプロは、
要らないのかもしれないな。

アンコールを入れて、80分強。
歌い終わると、「Thank You. アリガトウ」と
言って涙を流していた。
あいかわらず、MCが聞き取れなくて、
涙を流すほどの背景が、ちょっと分からなかった
のだけど、2日間4公演のラスト・ショーと
いうこともあって、泣いてしまったのかもな。

ベベウがお客さんも歌に参加させようとするが、
今日のお客さんは、ノリが悪いというか、
反応が良くないというか、おとなしい。
私の場合は、自分が歌うよりも聴いていたいと
いう感じもあって、なかなか参加しにくい。
これ、ブラジルやったら、めっちゃ盛り上がるんやろな
と思っていたら、終演後のお客さんの反応は、
結構良かったよ。


[ MEMBERS ]
ベベウ・ジルベルト / Bebel Gilberto (Vo)
ギレルミ・モンテイロ / Guilherme Monteiro (Gt)
Guest : マサ清水 / Masa Shimizu (Gt)

@ Billboard LIVE Tokyo
2nd show





2020.1.29

僕の心臓

2007年生まれ。
7歳よりウクレレを始め、
9歳で大人も出場するコンテストで優勝。
ソニー・ミュージックと契約。
小学6年生にして、ジェイク・シマブクロの
初プロデュースでメジャーデビュー。
中学1年生にして史上最年少で
「フジロック・フェスティバル」に出演。

そんなウクレレプレーヤー、近藤利樹君の
記事を読んだ。

母親がフラダンスの講師をしていて、
家にはハワイアンが流れていたという環境のもと育った。
6歳のとき、コストコで初めてウクレレを観たとき、
「神様が『弾いてみなさい』と言ってる気がした」という。

「一日でも弾かないと心残りで苦しくなる。
ウクレレは僕の心臓のようなものです。」

12歳の少年の言葉に、57歳のおっさんは、
込み上げる熱いものを抑えられないのでした。


[動 画 ]
SEARCH LIGHT (近藤利樹オリジナル曲演奏MV)

歌も唄う。

デッカイばあちゃん
NHK みんなのうたで流れていたようだ。
このビデオのおばあちゃんは本当のおばあちゃんらしい。





2020.1.30

小倉博和
60th Anniversary LIVE
〜No Guitar , No Life〜


ギタリスト小倉さんの還暦記念ライヴに行ってきた。
小倉さんは、サザンオールスターズ、桑田佳祐、
福山雅治、槇原敬之、森山良子、大貫妙子、
渡辺美里、吉田拓郎、今井美樹などなどの
レコーディングやステージをサポートしてきたギタリスト。
時々、テレビの歌番組でも弾いているので、
皆さんもきっと耳にしているはず。

小倉さんを知ったのは、もう30年近く前になる。
まだ私が大阪にいた頃だから、90年代前半。
佐橋さんとギター2本で桑田佳祐さんの
ソロ・プロジェクトでのサポートをしているのを
テレビ番組で観た時だった。
明確に覚えているので、
結構インパクトがあったんだろうな。

私が上京して間もないころ(96〜98年頃)、
勤めていた BAR に一人でぶらりと来られて、
それから、何度も来られるようになった。
ちょうど佐橋佳幸さんと、「山弦」という
アコギ・デュオを始められた頃でもあり、
佐橋さんとも何度か来られた。
佐橋さんも好きなギタリストだし、嬉しかったな。
(佐橋さんが初めて来たときのエントリー)
おふたりのサイン入りの CD は今も持っているよ。
「山弦」では、ふたりのギターのコントラストが
好きだった。
佐橋さんは、ちょっと知性的な感じで、
小倉さんは、野性的な感じ。

そういえば、小倉さんが一人で来られて、
他のお客さんが誰もいなかったときに、
私の曲のデモを聞いていただいたこともあったな。
そんなときは、ギターの話もたくさんさせて頂いた。

前置きが長くなった。
そんな小倉さんの還暦記念ライヴ。
一夜限りのスペシャルライブということで
出演陣が超豪華なので楽しみにしていた。

[ MEMBERS ]
小倉博和(g)
佐橋佳幸(g)
今剛(g)
斎藤有太(key)
井上鑑(key)
有賀啓雄(b)
高水健司(b)
亀田誠治(b)
林立夫(ds)
山木秀夫(ds)
三沢またろう(perc)
大貫妙子(vo)
山本拓夫(sax)

中々、ドラムに林さん山木さん2人がいる
ライヴはないよ。
亀田さんは、1st show には出ておらず、
2nd show だけのゲストだったよう。

何よりも「山弦」が聴けたのは、嬉しかったね。
ライヴで聴くのは 何年ぶりだろう。
たぶん20年ぶりとちゃうかな。

佐橋さんから小倉さんへの還暦プレゼントは、
「還暦=12年×5」ということで、
12弦ギターの弦を5セット。
笑かしよる。

小倉さんは、白いマグネットピックアップの付いた
ソリッドのようなエレアコ(メーカー不明)と、
マーティンタイプのエレアコに、
エレキは赤いギブソン ES-335。
佐橋さんは、やはりマーティンタイプの
エレアコだったが、たぶんおふたりとも
マーティンではないように見えた。

アンコール入れて、全部で98分ぐらい。
凄く良かった〜。
また「山弦」やって欲しいなぁ。

ちなみに「還暦記念ライヴ」というのは、
私が言っているだけで、公式タイトルは
「60th Anniversary LIVE」。
サブタイトルが「No Guitar, No Life」。
いいねぇ。




@ Billboard LIVE Tokyo
2nd show


[ SETLIST ](一部 曲名が分からないものあり)
1. 「 」 小倉ソロ
2. 「春」 小倉・佐橋・斎藤・亀田・三沢
3. 「 」 小倉・佐橋・斎藤・有賀・林・大貫
4. 「あなたを想うと」 同上
5. 「Joy Ride」 小倉・佐橋・斎藤・有賀・林・三沢
6. 「スプリング・ホイール」 小倉・井上
7. 「Clean Up」 小倉・井上・今、高水・山木・三沢・山本
8. 「Feliz Amigo」 同上
9. 「TQ Flower」 同上
10. 「No Guitar No Life」 全員
EC 1. 「Song For James」 小倉・佐橋
EC 2. 「Moon River」 小倉ソロ(ハープウクレレ)



ロビーに飾られていた三木楽器から贈られたチョコレート・ケーキ







 ひとりごと