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つつみしんやのひとりごと 2008年 1月

2008.1.4

謹賀新年

あっという間に今年ももう4日だ。

早い早い。

元日から大阪の実家へ帰省していた。

昨日(3日)は、高校時代の同級生のM子のご主人が経営するすし屋へ行ってきた。

大阪ミナミの黒門市場近くにあるカウンター10席ほどの上品なお店だ。

調子に乗って飲みすぎた。

おかげで、帰りの新幹線に乗り遅れ、新大阪駅前のホテルに泊まる羽目に・・・。

おまけに今日は、2日酔いで何も出来なかった。

中々の始まりだな、2008年。





2008.1.5

THE BRAVE ONE

ジョディ・フォスター主演の映画「ブレイブ・ワン」を観てきた。

10月公開だから、ちょっと前の映画だけど。

フィアンセと幸せに暮らしている主人公、突然愛するフィアンセを悪漢に殺され、

人生が変わってしまうというストーリー。

ネタバレになるので詳しく書けないけど、「彼女を許せるのか?」「あの結末はどうなんだ?」と

レビューでも意見が分かれている。

レビューに「途中までは良かったけど、ラストは許せない」というような

感想がいくつかあったけど、それって正に監督の思うツボなんだろうな。

監督がこの映画のラストを肯定しているとは、私は思わないし、思いたくない。

問題提議なんだと思う。

「あなたはどう思う?」って。

私はどう思ったか?

私は、なぜか悲しかった。


ちなみにタイトルは、「勇敢な者」って意味だろうけど、そのタイトルでこのストーリーは、イヤだな。

THE BRAVE ONE オフィシャルサイト





2008.1.7

ついにオープン!

パン屋の仕事をしていることは、何度か書いたが、

いよいよ明日からインターネットでのパンの販売を開始する。

ずい分準備に時間がかかった。

はてさてどうなるのやら。

アリエッタのパン

オーダーサイト

Pnetteria ARIETTA





2008.1.8

判決

ニュースでご覧になった方も多いだろう。

2006年8月福岡市で起きた飲酒運転3児死亡事故の判決。

裁判長は危険運転致死傷罪を否定、業務上過失致死傷と道交法違反を適用した。

検察側は危険運転致死傷罪などの併合罪の最高刑である懲役25年を求刑していたが、

判決は、業務上過失致死傷罪の併合罪の最高刑にあたる懲役7年6月だった。

危険運転致死傷罪というものの定義があいまいに感じた。

危険運転致死傷罪は、「正常な運転が困難な状態だった」ことを立証する必要があるらしい。

裁判長は「被告は酒に酔っていたが(事故前に)蛇行運転や居眠り運転はしておらず、

正常な運転が困難な状態だったとは言えない」として

危険運転致死傷罪の成立を否定したという。

「事故前に細い道をぶつかることなく通り抜けた」「証拠を隠滅しようとしたことなどから

判断力がなかったとは思えない」というのが

「正常な運転が困難な状態だったとは言えない」根拠のようだ。

被告はかなりの量の酒を飲んでいたようなのだが、裁判長のコメントは、

「酒を飲んでも正常な運転が出来る」と言っているようにも聞こえる。

酒を飲むと正常な運転が出来ないから、禁止しているのだろ?

ビール一杯でも反射神経が鈍ると、交通安全の講習で聞いたぞ。

立証できない、だから、「疑わしいしきは被告の利益に」の精神も良いが、

酒飲んで運転して事故起こして逃げたんだから、十分「危険」じゃないか。

被告が、7年入ろうと、25年入ろうと、亡くなった子供たちが帰って来る訳ではないし、

彼は、一生かけても償えない罪を背負い、苦しみ続けるのかもしれない。

そもそも私は、被告が何年入るべきかの判断など出来ない。

ただ、法律、判決が何かおかしいと思うのだ。

7年と25年? なんで間がないんだろう?


そして、今後こういう事故が起こらないようにするためには、

「酒を飲んで車を運転する」という行為 イコール 殺人行為なんだと

人々が気を引き締めるしかないのではないか。

そのためには、酒気帯びでも免許取り上げても良いのではないか、

とさえ思ってしまう。


正直言うと、私も20代前半の頃、何度か飲んで運転したことがある。

今思うと背中が寒くなる。





2008.1.9

今年は・・・

正月3日に実家(大阪)から東京へ戻る予定だったが、夕方から飲んで、

酔っ払って新幹線に乗り遅れ、新大阪駅前のホテルに泊まった。

夜9時ごろ泥酔状態でチェックインし、ベッドに倒れこむように寝た。

2時間ぐらい、今度は「泥睡」し、11時ごろだったか、すっきりと目が覚めた。

空腹を感じたので妻とホテルの近くの居酒屋へ行った。

「すっきりと目が覚めた」と書いたが、やはりまだ酔っていたんだろう、

ビール2杯ですっかりできあがってしまった。

お店は、すいていたのだが、ある客が店のスタッフに大きな声で

何やら いちゃもんをつけ始めた。

あんまりうるさくて不愉快なので、店を出ることにした。

レジでそのうるさい客の方を見た。(というより、その客を睨みつけた。)

目が合った。

店を出て、数十メートル歩くと、妻が、「あの人、おっかけてくるよ」と言う。

確かに後ろの方で 「こらぁ〜!待たんか、こらぁ!」 とガラの悪い声がする。

酔っ払っている私は、怖くもなく、後ろを振り向きもせず、無視して歩き続けた。

しかし、だんだん、声は近づいてくる・・・

そして、とうとう追いついた彼は私の前に立ちはだかった。

彼は何かひとことふたこと言った後、こう言った。

「今度会ったらなぁ、知らん顔せえよ!」

私は、「大丈夫。俺、東京から来てるから、会うことないよ。」

すると、「そうか、それやったらええねんけど。今日は、嫌なことあって

むしゃくしゃしてたから、ごめんな」と、謝られてしまった。

わざわざ、追いかけてきて何をしたかったんだろう。

大体、「今度会ったら、知らん顔せえ!」とは、どういうことだ。

普通その場面では、「今度会ったら、タダでは済まんぞ!」だろ。


新幹線には乗り遅れ、ホテル代や特急券代にいらぬ出費がかさみ、

酔っ払いにはからまれ(?)で散々なスタートの2008年。

「今年は前途多難か?」と思いきや、

年末に応募した、LIVEに当選した通知のハガキが今日、届いた。

1月15日、COTTON CLUBでの Oleta Adams のLIVE。

実は、Oleta Adams って良く知らない。

いくつかのLIVEの中から選んで応募できたのだが、

プロフィールを読んで彼女のLIVE に決めて応募したのだ。

彼女は、私の好きな「Don't Let Me Be Lonely Tonight」や「New York State of Mind」も

カバーしている。


当選したのは、7,350円の席が2名分(14,700円)。

あ、ホテル代が戻ってきた(ホテル代14,720円)。

そう、今年も良い年に違いない。

そう言えば、年末ジャンボ宝くじも3,000円当たってた!





2008.1.10

彼は何と言ったのか?

昨日のひとりごとを読んでない人は、読んでから続きをお読みくだされ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

彼は何かひとことふたこと言った後、こう言った。
「今度会ったらなぁ、知らん顔せえよ!」


昨日は、彼が何を言ったか思い出せず、「何かひとことふたこと言った後」と

書いたのだが、気になるのでずっと考えていたら思い出した。

追いかけてきた男は私の前に立ちはだかり、

「何か文句あんのかぁ!」と言ったのだ。

私が「文句なんかないよ〜」と言うと彼が、

「それやったら、今度会ったら、知らん顔せえよ!」と言ったのだ。

一応、会話(?)になっていたのだ。

あ〜思い出せてスッとした。





2008.1.12

パートナー

年末に録画したドリカムの番組を観た。

4年に一度の大イベント「DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2007」の舞台裏を

追ったドキュメンタリーだ。

吉田美和が、ちょっと情緒不安定なんじゃないか?と思えてしまうのも

今なら、そのわけが分かる。

おそらく、そのツアー中、ずっとご主人の具合が悪かったんだろう。

ツアーは、昨年9月23日に最終日を迎え、その3日後、ご主人は逝った。

本番前や、本番一曲目から泣いている彼女を見るのは

そのわけを知った今となっては忍びない。

さて、その番組の中で、ドリカムの吉田美和のパートナー中村正人がこんなことを話していた。

「パートナーには、無条件の愛を持つこと。

ちょっとでも、『俺がこんなにやってるのに・・・』とか思ったら、ダメだね。」

確かに。

音楽でも仕事でも友達でも夫婦でも、不満のある相手とは続かないもんな。

逆に、続けたかったら、自分の器を広げるしかないんだろうな。


もしかしたら、その番組ご覧になった方もいるかも。

バックコーラスのオーディションで最終選考まで残った女性がいたでしょ。

木本陽香。

前回(12/1)に続き、彼女をゲストに次のLIVEが決まりました。

山口豊&つつみしんや ギター・デュオ
guest vo 木本陽香
3月8日(土) 原宿 bar dAZE にて。
19:00open 19:45〜1st、20:45〜2nd

是非、来てね。





2008.1.14

鶴巻温泉

今日は、温泉好きの友人たちと昼間っから新年会。

神奈川県秦野市にある鶴巻温泉の「弘法の里湯」へ行って来た。

そこには、温泉に入った後、飲み食いが出来る大広間があるのだ。

もちろん、お酒やつまみも売っている。

日帰りで行くには、ちょうどいいくらいの距離。

新宿から小田急線の急行で1時間ちょっと。

「弘法の里湯」は、駅からも近くて便利だ。





2008.1.15

成人の日の思ひ出

1999年まで 成人の日は、1月15日だった。

私の成人式は、1982年1月15日。

成人式の後、高校時代の友人(男)と2人で、大阪ミナミへ映画を観に出かけた。

満席の映画館で、彼と2人で観た映画は「愛と青春の旅立ち」・・・

成人式にふさわしいだろ?

ちょっと甘酸っぱい(?)ような、寂しいような、成人の日の思い出だ。

彼女?

いてなかったんやな〜これが。





2008.1.17

1月17日

1月17日といえば、阪神・淡路大震災。

1995年のこと。

もう13年も経った。

当時、私は東大阪市に住んでいた。

地震があった、午前5時46分、なんと起きていた。

「あぁ〜早く寝ないと2時間しか眠れない〜」と焦って、布団に入ったその時だった。

神戸に比べれば、東大阪の揺れは大したことなかったのだろうが、

それでも私が体験した地震の中では最大だった。

住んでいた家の台所のタイルが少しだが、割れてはがれ落ち、

近所の家は、これも少しだが、瓦が落ちていた。

ちょうどその日は、大阪厚生年金会館で BAHO のコンサートがあり、

チケットを買っていて、楽しみにしていたのだが、当然、中止(延期)になった。

もし、東京で大地震があったら、被害はあんなもんじゃないだろう。

いつか、来るんだろうな、その日が。


私がいつも読んでるサイトに「さとなお.com」がある。

彼は阪神・淡路大震災の時、神戸にいた人で、

地震の時まず何をすべきか、を彼の実体験から書いていて参考になる。
  ↓
「地震が起こったらまずこれをしろ!」





2008.1.19

安全日と危険日

昨日、「もう一人子供が欲しい」という夫婦と話していて、「安全日」と「危険日」の話になった。

女性の生理のサイクルから最も妊娠しにくい日を「安全日」、

妊娠しやすい日を「危険日」と言う。

で、その夫婦は、子供が欲しいわけだから、危険日を狙うことになるのだが、

これっておかしくないか?という話になった。

妊娠を避けたい人達には“危険”日だが、

妊娠したい人達に“危険”という言葉は、ふさわしくないだろ?

だから、妊娠したい人達のために別の呼び名を考えた。

夫婦によって好きな言葉を使っていただきたい。

1.チャンス日  (もちろんその日がチャンスだ!)

2.可能日  (その日、最も可能がある日だからね)

3.やり日  (そう、やる日だ! ちょっと品がないか・・・)


ちなみに、調べてみると「安全日」だから、100%妊娠しないとは限らないらしい。

生理が規則的な女性には、ある程度安全日を推測可能だが、そうでない人には難しい上、

精子って、女性の身体に入ってから、長いと1週間〜10日も生きるらしい。

見上げたもんだ。

だから、「妊娠しない日はない」という見方もあるわけだ。


そういえば、彼女とエッチするのは、必ず「安全日」で、「コンドーム」をつけた上、

絶対「外出し」という友人がいたが、それなら避妊は完璧だろうが、楽しくないかもな・・・。


もうひとつ余談だが、女性は危険日の方がエッチな気分になるという意見もある。

これは、「種の保存」という観点から見れば、うなづける。

今日は、勉強になった。





2008.1.20

LOST

数ヶ月前、深夜にたまたまつけたTVで面白いドラマをやっていた。

それが、「LOST」だ。

2004年にアメリカで放映されたTVドラマだ。

すごく面白そうだったので、DVDを借りて、第1話から観たいな、と思っていたのだが、

今年に入って、ついに観始めた。

今、シーズン1の16話まで観たが、面白い。止められない。(シーズン1は25話まである)

最近、シーズン3のレンタルが開始された。

今、アメリカではシーズン4が放映されているようで、

予定では、シーズン6まであるようだ。(シーズン6は2010年の放映予定)

飛行機が無人島に墜落し、生き残った48人の人間ドラマと

島で起こる様々な不思議な事件で、1話40分があっという間に過ぎていく。

ああ、えらいもんに手を出してしまった。

これは、自分の人生を LOST しないようにせねば・・・。


ちなみに、シーズン1から6まで行くと全部で120話になるようだ。





2008.1.22

達人

今日のNHKの「プロフェッショナル」はイチロー・トークスペシャルだった。

彼は、他人のバットやグローブに触らないそうだ。

なぜなら、他人の物に触ると感覚が鈍るかららしい。

彼は、92年(と言ったと思う)からバット(のシェイプ)を変えていなくて、

今のバットは、彼の身体の一部になっている。

「このバットで打てなかったら自分のせいだ」と言っていた。

だから、「他のバットを握ってしまうことで、その身体の一部がバットに戻ってしまう」らしい。

スゴイ世界だなぁ。

「弘法筆を選ばず」という言葉があるが、それとは、対極の達人だな。


そして、「引退する時はどんな時ですか?」との質問に

「腹が出たら引退しますよ」と。

腹が出てるプロ野球選手はたくさんいるが、彼は(ビジュアル的に)許せないらしい。

ああ、私は引退せねば・・・。

そして、彼の目標は、50歳で4割を打って引退することらしい。

なんか、やってしまいそうで怖い。

いずれにしろきっと、イチローの腹は出ることはないのだろうな。





2008.1.23

神 技

BOBBY McFERRIN を観てきた。

BOBBY のことは、Jazz Singer として名前は知っていて、漠然とすごいとは思っていたが、

その音楽を真剣に聴いたことはなかった。

今日は、レコーディング・エンジニアの友人に誘われ、錦糸町にある すみだトリフォニーホールへ

「The Art of Bobby McFERRIN - Super Orchestra」を聴きに行ってきた。

彼は、Voice Performer (Vocalist とは言わずあえてそう言わせてもらう)だけではなく、

クラシックのコンダクター(指揮者)としても本格的に活動していて、

今日は、新日本フィルハーモニーオーケストラとの共演だった。

そのオーケストラや、ヴァイオリンのJoseph LIN も良かったのだが、

私としては、プログラム半ばにあったBobby のソロ・パフォーマンスにやられてしまった。

ステージ上は、Bobby ひとり。

4オクターブの声域を持つという彼のパフォーマンス。

歌のメロディの合間にベース音やアルペジオを取り混ぜ、残響を活かし、

まるで誰かが伴奏しているかのように聴かせる。

「声」という素材だけで、ここまで表現しうるのかと驚き、気が付けば落涙していた。

時に音楽を聴いて、涙が流れることがあるが、あれは何だろう。

悲しいわけでも、うれしいわけでもない、「感動した」という説明で済ませることが多いが、

実際その時、自分の内面で何が起こっているか、正確に掴んでいるわけではない。

まあ、そんなこと必要のないことかも知れないが、

「琴線に触れる」とは、このことなのだろう。

違う見方をすれば、それこそが「愛」に触れた瞬間なのかもしれない。

いずれにしろ、「いつまでも聴いていたい」と思わせてくれるパフォーマンスだった。

途中、Bobby が客席に降りて行き、一小節のフレーズをお客さんのひとりに繰り返し歌わせ、

それを伴奏に彼が歌う、というコーナーがあったのだが、あらかじめ準備したのか、

と思うほど素晴らしく、自分は前の方に座っていなかったので、

マイクを向けられることがなくて、良かったと思った。

私には、出来そうもない。

たぶん、4小節も歌えば、音程やリズムが狂いそうで怖い。

というか、Bobby の歌ったフレーズを歌うことさえ危うい。

3人のお客さんと演ったのだが、いずれも素晴らしかった。

あれが、仕込みでないのなら、Bobby は、「この人は歌える」と見抜いて相手を選んだことになる。

彼ほどの人なら、インスピレーションでその人の能力を瞬時に見抜けるのかもしれない。


アンコールでは、Q&A コーナーまでやって、5〜6人の質問に答えていて

まるで ワークショップのようだった。


時々、「神技」だと思うミュージシャンを観るが、彼は間違いなくその一人だ。

先に「愛に触れる瞬間」、と書いたが、それは「神」に触れることでもあるのかも知れない。

この人は、「神の使い」だと真剣に思ってしまったもの。


お客さんの入りが、イマイチだったのが非常に残念。

是非、ひとりでも多くの人に聴いてもらいたい音楽である。





2008.1.24

神ライブ

昨日、Booby McFERRIN のコンサートのことを書いた。

書いた後でいつも私が読んでいる さとなおさんサイトを見にいくと

なんと、彼も一昨日、あのコンサートに行っていたらしく、その様子と感想を書いている。

コンサートは、2日間あって、彼が行ったのは1日目、私が行ったのは2日目で

ヴォイス・パフォーマンスの内容がちょっと違ったことが分かって興味深い。

(オーケストラの曲は、2日間同じ)

また、私は2階席だったが、彼は1階の前の方に座っていたようで

その臨場感も伝わってくる。

彼も「神ライブ」と書いている。

ホントにすごかった。

1日目もやはりお客は少なかったようで、ホントにもったいない。

Bobbyは、昨日のQ&Aで「次はいつ日本に来ますか?」と聞かれ、「分からない」と答えていたが、

そうそう、機会があるわけではない。

今回誘ってくれた友人に感謝である。

興味のある方は、こちらをお読みくだされ。





2008.1.24

宇宙へ

今、TVのニュース番組で紹介していたのだが、

いよいよ一般人の宇宙旅行が始まるらしい。

企画したのは、Virsin Group の創業者、リチャード・ブランソン。

全部で約3時間の旅、宇宙に出るのは、25分間。

無重力を味わえるのは、ほんの4〜5分だという。

で、費用の方は、約2100万円(20万ドル)。

安いのか高いのかも分からないが、誰もが行けるものではないことだけは確か。

すでに200人以上が申し込んでいて、その中には日本人(前ライブドア社長、平松庚三氏)

も含まれている。

早ければ、来年中にスタートするらしい。

宇宙から地球を眺めたら、色んな意味で意識が変わってしまうのだろうな。

えらい時代になってもたな。





2008.1.25

あっ、という間

「LOST シーズン1」の全25話を観終えた。

「こんなんで終わられたらたまらんな」って感じ。

謎だらけ。

当然、「シーズン2」へ手が伸びるわけだ。

ただ、面白いだけでなく、ちょっとうるうるしてしまうシーンも時々あって、ホントに飽きさせない。

40分×25話=1000分=16時間40分も観たのかぁ。

あっという間だった。

と言っても、数週間に渡って観たわけで、16時間40分一度に観たわけではないのだが。


あっという間といえば、この頃、1週間経つのが恐ろしく早い。

「週末が待ち遠しい」なんて思うまもなく、金曜日って感じ。

こんなんでは、ホンマにあっという間に人生終わりそうで、ちょっと焦るなあ。





2008.1.26

人を聴く

ギターデュオの相方、山口豊に誘われ、溝の口の貸しスタジオでやっている

ジャズ・セッションに参加してきた。

「溝の口ジャズ同盟」といい、月に2回、定期的にセッションしているサークルだ。

人数が増えてきて、スタジオ一部屋では入りきらないようになり、ふた部屋借りてやっている。

今日、私が入ったスタジオには、ギターが3名、ベースが2名、ピアノが1名、ドラムが3名、

トランペット、アルトサックスが各1名いた。

それらの人達が、交代しながらセッションするのだ。

もちろん私は、一緒に行った山口以外全員初対面。

名前も知らない。

その初対面の人間が、「せーの!」で一緒に音楽を創っていくのだ。

ジャズ・セッションには以前、何度か参加したことがあるのだが、

めちゃくちゃ楽しかった時と、全然弾けなくて物凄く落ち込んで帰った日との差が激しい。

落ち込んだ日は、二度とセッションなんか行きたくない、と思ってしまう。

今日は割と楽しめた方だが、それでもやはり自分の未熟さを感じずにはいられない。

自分が演奏に参加せず、聴いていると、どの人が他人の演奏をよく聴いているかが分かる。

全然聴いとれへんな、という人も分かる。

「ジャズで一番大切なことは人の演奏を聴くことだ」と何かで読んだ覚えがある。

最初その意味も分からなかったが、最近は、ちょっと分かるようになってきた。

初心者は自分の演奏のことで精一杯で人の演奏を聴く余裕などない。

でも、それでは、ジャズにはならない。

ジャズは、コミュニケーションの音楽でもあるからだ。

なんてことも、少しは理解できるようになった。

自分が聴けているかどうかは、別としてね。

「人を聴く」ことが大切。

人生もまた然り、だな。





2008.1.27

寝 言

今朝、明け方、まだ外は暗い頃、妻のはっきりした寝言で目が覚めた。

その言葉とは・・・・・
















「あるある探検隊!あるある探検隊!」 (しかもレギュラーの節つき!)

びっくりしたわ!





2008.1.29

アヒルと鴨のコインロッカー

以前、予告編を観たのだが特別興味を持ったわけでもなかった。

近くの映画館でやっているので、どんなものかと軽くインターネットでレビューをチェックすると、

やたらと高得点なので、観てみることにした。

結果、なんなんだろう、この感覚、うまく言葉で表せないが、好きだな、こういうの。

予告編からは、想像できない内容。

始まってしばらくは、瑛太の芝居がかった台詞回しが気になったのだが、

すぐにストーリーに引き込まれ気にならなくなった。

そして、やがてその台詞回しにも意味があったことが分かる。

ミステリーのような展開なのだが、後半、色んな謎が解けてくると、ちょっと切ない。

たくさん予算を使った映画より、こういう映画をもっと宣伝すればいいのにな。

まあ、予算がないから宣伝もできないわけだけど。

出演の瑛太と濱田岳、松田龍平、大塚寧々が良い。

2月1日まで目黒シネマでやってる。

アヒルと鴨のコインロッカー オフィシャルサイト





2008.1.30

TAIGA

今朝、日本テレビ系「スッキリ!!」で9歳のジャズ・ドラマー 鬼束大我 の特集を

やっていて思わず見入ってしまった。

私は彼のことを初めて知ったが、何度もTVや新聞でとり上げられて来たようだ。

何でも両親がJAZZ好きで、生まれたときから、いや、生まれる前から、

JAZZを聞いていた様で、4歳の時に箸でフライパンをたたいているのを見て

両親がドラムを与えたそうだ。

6歳でプロデビュー。

7歳でNew York のジャズクラブに出演。

日野皓正(tp)、金澤英明(b)、石井彰(p)、多田誠司(as)、板橋文夫(p)、

北村英治(cl)、辛島文雄(p)、TOKU(vo,fgh)、小沼ようすけ(g)などなど

著名なジャズマンとのセッションも多い。

先日、LIVEレコーディングを終え、4月にはCDが発売される。

夢は?と聞かれて「宇宙一のドラマーになること」って答えてた。

なんちゅうか・・・・どう言うことやねん?って感じ。

数年前、松永貴志(p)が15歳、矢野沙織(sax)が16歳でデビューして世間を騒がせたが、

6歳でプロ、9歳でCDデビューとは、音楽の世界でも低年齢化が進んでるっちゅうことか。

演奏は、大人と変わりない。

知らん人は、いっぺん観てみ。

6歳の時の大我   8歳の時の大我   日野皓正と・・・

ジャズ・ドラマー 大我 のホームページ


すごいな〜と思ってたら、世界にはそんな子供いっぱいおるのかも・・・。

これも観て。



ひとりごと  ひとりごと