LAGUNA MOON MELLOW FLAVOR  LIVE GUITAR  LINK LYRICS


 つつみしんやのひとりごと  2015年 9月
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2015.9.1

ときどき写真展 39

ミアゲタ ローマ



2014.10.27 Rome, Italia





2015.9.2

SHANTI
at 六本木 Alfie


今年3度目の SHANTI のライヴ。
今回は、ギロッポンのアルフィーで。
意外やアルフィーでのライヴは、初だそうだ。

ピアノ、ベース、ヴォーカルという
トリオ編成で、福岡2ヶ所、茨城2ヶ所、
大阪を回るツアーの初日。

今まで観たシャンティのライヴのバックは、
ギター・メインな印象だったので、
ピアノが中心となると、シャンティの
歌も違う表情に感じた。

彼女の歌は、あい変わらず、
おじさんにとっての癒しやね。
曲は、"Just A Girl"
"For The Love Of You"
"Lullabye(Goodnight My Angel)"
"So Many Stars" など。

1st セットの途中で、観に来ていた
TOKUをステージに呼び、デュエットを披露。
お客さんにとっては、うれしいサプライズ。
TOKUには、シャンティが何曲か詞を
提供しているようで、互いのライヴに
顔を出すような関係のようだった。

2nd セットでは、ピアノとTOKUのデュオもあった。
曲は "Shine On"。
時計の CITIZEN の CM 曲になっているようで、
作詞は シャンティ。
15年近く前、何かのライヴで 彼を初めて観たとき、
フリューゲルホルンは良いとして、その歌が
そんなに良いとは思わなかったのだが、
今日の歌は、良かったなぁ。
そして、ずい分と渋いおっさん(まだ42歳やけど)に
なってきたな〜と感じた。

本編最後には、パーカッショニストの小川慶太も
ステージに上げて、5人での演奏。
ぶっつけ本番で、あんな風にできるのは、
やっぱりプロやなぁ。

正味、たっぷり2時間。
良いライヴでした。

[MEMBERS]
Shanti (vo)
宮本貴奈 (p)
川村竜(eb)
飛入ゲスト:TOKU (vo, f.hr)
  〃  :小川慶太 (perc)

@ Alfie(六本木)





2015.9.3

〜六代目三遊亭円楽プロデュース〜
六代目三遊亭圓生 三十七回忌
五代目三遊亭圓楽 七回忌 追善落語会
<夜の部>
圓生ファンの仲間による各派の会
『まってました!!柏木』圓生十八番集


長〜いタイトルの落語会。
円楽プロデュースによる、
六代目 圓生 三十七回忌と
五代目 圓楽 七回忌の追善落語会。

まずは、出演者全員(円楽、歌丸、小朝、
ざこば、志の輔)で、トーク。
豪華な顔ぶれやなぁ〜。
オールスターや。
今日は値打ちあるなぁ〜って感じ。

久しぶりの歌丸師匠(79歳)。
また、ひとまわり小さくなってしもたように
見えたけど、声を聞く限り、お元気そうで一安心。

円楽師匠が司会で、歌丸、小朝、ざこばの
順に、それぞれ圓生師匠の思い出を語ると
最後に志の輔師匠が、
「圓生師匠の何を話そうかなって、
考えてたんですけど、よく考えたら、
私、お会いしたことがないんです。」
すると、円楽師匠。
「あなたを呼ぶと、チケットが売れるから、
呼んだんです。」

圓生師匠のことは、全く知らないのだけど、
すごい人やったんやな、というのは
十分伝わってきたね。

そんなトーク(約25分)のあと、
いよいよ、落語。

今日の出演は、タイトルにあるように
「各派の会」で、円楽一門会、落語芸術協会、
落語協会、立川流、そして上方からは、
米朝一門からとバラエティに富んだラインナップ。

演目は、タイトルのとおり、
圓生師匠の十八番なのだろうけど、
志の輔師匠の「やかん」なんて、
ほとんどオリジナルのように
アレンジされてんちゃうかと思った。

ざこば師匠は、先日の米朝追善落語会で、
初めて観たと書いたが、続けて聴けて
嬉しかったな。

歌丸師匠は、正座ができないらしく、
足を隠すために見台を置いての口演。
春に観た時と同様、歩くのも難しいのだろう、
登場・退場の際には緞帳が下りた。
でも、噺はしっかりしていて、
全く衰えを感じさせなかったのはさすが。
11月の独演会が楽しみだ。

仲入りのあと、円楽師匠。
開口一番、「歌丸の最後の高座を観れて
みなさんは幸せです。」
演目は、「町内の若い衆」。
下げが好きな噺だ。

トリは、小朝師匠。
三遊亭圓朝 作「真景累ヶ淵」から
「豊志賀」。
怪談だ。
この人は、本当に流れるように話す人やと
思うねんけど、今日は珍しく何度かかんだ。
調子悪かったんかな。

興味深かったのは、噺家によって、
客席の明るさが違ったということ。
一番場内を明るくしたのは、ざこば師匠。
もうステージと客席が同じくらい明るい。
一番暗かったのは、小朝師匠。
これは、演じたのが怪談ということもあるし、
途中、演出で舞台までも真っ暗にする
シーンがあったこともあるだろう。
ああいうレベルになると、
自分の好きな(やりやすい?)客席の
明るさというものが、あるのかも知れない。

今日、9月3日は、圓生師匠の命日。
ロビーには、 六代目 圓生、五代目 圓楽の
写真が飾られ、数珠も置かれて、
お参りできるようになっていた。




【 番 組 】
トーク「それぞれの圓生噺」
   (円楽、歌丸、小朝、ざこば、志の輔)
「やかん」 立川志の輔
「肝つぶし」 桂ざこば
「紺屋高尾」 桂歌丸
〜 仲入り 〜
「町内の若い衆」 三遊亭円楽
「豊志賀」 春風亭小朝

@ よみうりホール(有楽町)








2015.9.5

ときどき写真展 40

いつかどこかで



2014.10.27 Rome, Italia





2015.9.6

第14回 東京JAZZ

今年も行ってきました「東京JAZZ」
毎年、9月のはじめの週末に行われる、
JAZZ Festival だ。
だんだん規模が大きくなっているようで、
今年は東京だけでなく「東京JAZZ CIRCUIT」と
称して、東京以外の土地でのイベントも
含まれている。(去年もあったのかも。)

行ってきたのは、ホールで開催される
2日間昼夜4回のコンサートのうちの
今日(2日目)の夜の部。
(@ 東京国際フォーラム ホールA)

"THE TOKYO JAZZ SPECIAL" と題された
そのプログラムは、下記の通り。


●スティーヴ・ガッド・バンド
featuring マイケル・ランドウ(g)、
ラリー・ゴールディングス(key)、
ジミー・ジョンソン(b) & ウォルト・ファウラー(tp)

●リー・リトナー
featuring メルヴィン・デイヴィス(b)、
ソニー・エモリー(ds)、ジェシー・ミリナー(key)
Guest: TOKYO JAZZ HORNS
(市原ひかり、小林香織、駒野逸美、浜崎航、宮本大路)

●フォープレイ
ボブ・ジェームス(pf)、チャック・ローブ(g)、
ネーザン・イースト(b)、ハーヴィー・メイソン(ds)


観たいアーティストが、分かれて出演するときには、
2公演 観に行くこともあるのだが、
今年はラインナップを見て、この夜の部に決定。
今日の昼の部の、
「日野皓正 & ラリー・カールトン SUPER BAND」と
「ハービー・ハンコック & ウェイン・ショーター」にも
ちょっと興味があったけど。

昼過ぎからあいにくの雨。
去年だったか一昨年だったかの東京JAZZの日も
やはり雨に降られた覚えがある。
9月は、雨が多いからね。
と、イメージだけで書いてから、
ホンマかなと思ったので調べてみると、
東京では年間を通じて
9月が一番降水量が多いのでした。

東京都東京の気候(気温と降水量のグラフ)

『9月の雨』なんていう曲もあったもんね。
(詞:松本隆、曲:筒美京平、歌:太田裕美、1977年)

閑話休題。
まずは、スティーヴ・ガッド・バンド。
スティーヴは、今年70歳になり、
ニュー・アルバム "70 STRONG" をリリース。
マイケル・ランドウとの組み合わせは、
ちょっと意外だったけど、
音を聴いてみるとそんなことはない。
このレベルの人たちは、何でもできるんやろな。

マイケルは、2ハムのストラトキャスター(Fender)。
ピックアップに装飾が施されていて、
見るからに高そうな、特注っぽいギター。
Fender Custom Shop から、マイケルの
シグネチャー・モデルも出ているのだが、
それは、1963年製のマイケル愛用のストラトを
再現したモデルで、今日使っていたものとは違う。
マイケルは、非常に細やかにピックアップセレクターや、
ヴォリュームをいじりながら繊細な演奏をしていた。

ベースのジミー・ジョンソンは、
(たぶん)初めて観たと思う。
アレンビックの5弦モデルを弾いていた。

スティーヴ・ガッドは、日本でも人気の高い
ドラマーだ。
今日、観て良かったら、ブルーノートの公演も
行きたいなと思っていて、数日前にチェックしたら、
11〜12日の2日間4公演、売り切れでした。

続いて、リー・リトナー。
リーは、毎年のように観に行っているが、
ドラムが、誰だったか なんとなく印象が薄い。
例えば、マーカス・ミラーなら、ここんとこ数年は
ルイス・ケトー、その前は、プージー・ベル。
マイク・スターンなら、デイヴ・ウィックルか、
デニー・チェンバースっていう風に
覚えてるねんけど、はて、リーのバンドの
ドラムはというと、マイクと一緒にやった時の
サイモン・フィリップスは、印象に残っているねんけど
ほかは パッと思い出せない。

調べてみると、2014年は、神保彰、
2013年は、ハーヴィー・メイソン、
2012年は、クリス・コールマン、
2011年は、2度来日していて、
サイモン・フィリップスとデイヴ・ウェックル、
2010年は、ソニー・エモリーという風に、
この数年は、毎回入れ替わっているのだった。

で、今年は、5年ぶりのソニー・エモリー。
良かったなぁ、ソニー。
調べてみると、1962年生まれやから、
私と同じ歳で、なんとアース・ウィンド・アンド・
ファイアーにおったやないか!
在籍期間は、1987〜98年とある。
私は大阪城ホールで、1988年の EW&F の
来日公演を観ているから、その時のドラムが
ソニーだったのだ!

リーは、いつもの Gibson L5 シグネチャー・モデルと、
いつもの チェリー・サンバーストのレスポール。
このレスポールが、めちゃきれい!
ステージ横のモニターにアップになると
めちゃくちゃ映えます。

メルヴィンは、Ken Smith の7弦と
メーカー不明の 4弦ジャズベ・タイプ。

演奏は、良かったんやけど、どうも音響がねぇ。
サックスの音、なんであんなしょぼいんかなぁ。
音響のせいとちゃうんかなぁ。

さて、最後は、フォープレイ。
今日の3組の中では、一番落ち着いたというか、
上品というか、しっとりしたサウンドのバンド。
そして、ピースフル。
チャックは、いつもの Sadowsky のストラトタイプと
数曲で Sadowsky のフルアコを使用。

ネーザンは、ボディに日の丸のついた、
ヤマハの自身の6弦シグネチャー・モデル。
日の丸、付けんでええと思うの私だけかな・・・。

それにしても、ホンマに多弦ベースが増えたなぁ。
今日は、メルヴィンがちょっと4弦使ったけど、
ほかは、5弦、6弦、7弦ですわ。

フォープレイ、後半は、
ニューアルバムからの曲を披露。
当初の予定では、20:50終演なのだが、
本編が終わった時点で、21時を10分か20分
過ぎていたと思う。
(時間大丈夫なんかな、アンコール演れるんかな)と
心配していると、メンバーがそでに引っ込んだあと、
スタッフが大勢出てきて、ステージのセッティングを
何やら変え始めた。
ドラム・セットをちょっと後ろへ下げ、
その前にギター・アンプが出てきた。
もしかしたら、リー・リトナーがゲストで
出てくるのか!と 期待が膨らむ。
ステージ下手にもギター・アンプが
セットされている。
えっ、もしかしてマイケル・ランドウも
出てくるの?とこれまた期待が膨らむ。

まずはフォープレイの4人が登場。
そして、チャックのMCで
「オリジナル・ギタリスト・リー・リトナー!」
と紹介され、リーが登場した。
下手のギターは?とワクワクしていると
な、な、なんと、ラリー・カールトン!
ぶっとび〜!

そうか〜!
ラリーは、今日の昼の部に出演していたんや!

これで、フォープレイの初代ギタリスト、
リー・リトナー、2代目ギタリスト、
ラリー・カールトン、そして3代目、
現在のギタリスト、チャック・ローブの
共演がかなったのだった。

これは、値打ちがあったね。
お客さん大喜び。
私も思わずスタンディング・オベーション。

でもね、腹が立つほど、音響が悪かった。
本編で、ピアノの音は小さい、ギターの音はでかい、
と思ったら、アンコールの時のギター3人の
バランスは、バラバラ。
まあ、難しいんやと思う。
あんなにコロコロ、ステージのセッティングが
変わって、大変やと思う。
けど、プロやねんから、
それをなんとか できひんもんかいな。
おまけにね、フォープレイの演奏中、
「マイク、ワン、ツー、スリー」とか言ってる
裏方のマイク・テストの音声が、表から出るという
あってはならぬ失態も。
これは、あかんやろ〜。

と、音響に不満はあったものの、
音楽自体は、満足です。





2015.9.7

東京JAZZ その2

昨日は、東京JAZZの東京国際フォーラム ホールA での
コンサートを観に行ったが、東京JAZZ では、
"the PLAZA" と称して、国際フォーラムの
地上広場でも朝から晩まで 無料で
JAZZ が繰り広げられている。
普段は出ていない屋台なんかも出ていて、
結構なお祭り気分だ。

私が観に行った "the HALL" の夜の部は、
17:30開始だったのだが、17:20から、
その地上広場の特設ステージで
「東京JAZZ SPECIAL WORKSHOP」と称して
カート・ローゼンウィンケルの
ギター・ワークショップが開催されることが
発表されていたのだ。

まあ、これは、重なっているのだから、
もうどうしようもない。
諦めるしかなかった。
あいにくの雨で観ている人は大変やったやろな。

さて、昨日のコンサートの「フォープレイ」の
アンコールで、フォープレイの初代ギタリスト、
リー・リトナーと2代目ギタリスト、
ラリー・カールトンが、ゲストで登場したと
書いたが、彼らの最新アルバム『シルヴァー』にも、
2人はゲストとして参加しているのであった。

フォープレイは、1990年結成で、
今年は結成25周年。
その記念アルバムなのだ。
その流れで、昨日の共演だったというわけだ。





2015.9.8

リハーサル進行中

ライヴまで2週間を切った。

フルートの梅林さんとは、ライヴは久しぶりだが、
長くデュオをやっている。
ベースのヨッシーとは、まりあさん(vo)の
サポートで何度か共演し、昨年秋には
私とのデュオ・ライヴをやった。
今回のライヴは、この3人でやる。
初のトリオだ。

普段は、フルートとギターのデュオで
演奏しているのだが、ベースが入ることで、
全く違う世界が広がることになる。

ベースがいる分、ギターの負担は減るし、
ひとりで伴奏していた時とは、違うバッキングが
出来るという風に自由度が広がる。
でも、普段やっていないことを
やることになるので、それはそれで難しい。
普段やっていることも難しくて、
やれているとは言い難いのだけど。

一昨日、始めて3人で音を出した。
ベースは、今回はウッド・ベース。
セッションではウッドベースと一緒に
演奏したことあるけど、もしかしたら、
ライヴでは初ちゃうかな。
グングンくるスィング、ブイブイくるアルコ
(弓を使った奏法)など、
エレキ・ベースには出せないサウンド、
そして、雰囲気と味。
3年ぶりのベース入り Laguna Moon、
ぜひ、聴きに来てね。
フルート、ギター、ベースのトリオは、
珍しいやろし。

[LIVE Informatin]
9月19日(土)
Open 18:30
1st show : 19:00〜
2nd show : 20:00ごろ〜
Music Charge : 無料 <チップ制>
bar dAZE(原宿)
Members:
梅林ひさし(アルト・フルート)
つつみしんや(ギター)
古賀圭侑(ベース)

まだお席あります。
ご予約のメールくださればお席を確保します。





2015.9.9



今日は、私の両親の結婚記念日だ。
私の思い違いでなければ、56周年。

50周年を「金婚式」と呼ぶのは有名だが、
55周年を「エメラルド婚式」
60周年を「ダイヤモンド婚式」
70周年を「プラチナ婚式」と呼ぶようだ。

私の同級生の中には、片親のみならず、
両親とも他界した者もいる。
死別でなくても、両親が離婚したケースもある。
両親がこの年(父85歳、母80歳)まで別れず
健在でいることは、スゴイことなんだと思う。

実家の近くに住む姉に聞いたところでは、
いまだに時々、夫婦喧嘩をしているようだ。
いや、「いまだに」と書いたが、子供の頃、
両親が喧嘩しているのは、あまり見た覚えがない。
どちらかといえば、仲の良い夫婦であったように思う。

一度だけ、あれは私が小学4年生ぐらいだったと思うが、
父が大声で母に「出ていけ!」と怒鳴りつけた
ことがあった。
姉と私は、すでに布団に入っていた時間だったが、
何が起こったのか、わけが分からなかった。
そして、本当にバッグ一つ持って
その夜、母は出て行った。

後日、母に聞いた話では、
母は「明日出ていく」と言ったらしいが、
父は「今すぐ出ていけ」と怒鳴りつけたようだった。

母は、その夜は近くのホテルに泊まり、
翌日、伯母(母の姉)の家へ行き、姉と私を呼び寄せた。
確か、伯母の家に一泊した後、
3人で家に戻り、何事もなかったかのように
日常が再開されたように記憶している。

普段、どちらかというと穏やかな父が、
そんな大声を出したということは、
おそらく、たまたま父の虫の居所が悪いのと、
母の余計な言葉が重なったんだと思う。

その時の話は、母からは聞いたことがあるが、
父からは、聞いたことがない。
元来、父はそういう自分の心情なんかを
話す人ではない。
子供に向かって、言い訳や自己弁護もしない人だ。

あの時、寝かけていた姉と私を起こし、父は、
「お母さん、出ていくぞ」と言った。
母に言わすと、引っ込みの つかなくなった
父は子供たちが「お母さん、行かんといて!」と
止めてくれると思ったんじゃないかと言う。

残念ながら、私は口をぽかんと開けて、
黙っているしかなかった。
大体そんなん、止められるような雰囲気ちゃうで。
こっちも動揺してるし、
何が起こったんか分かってへんのやし。

でも、その夜、眠れなかったという記憶がないので、
母が出て行ったあと、スヤスヤと寝たということか。
それはそれで、どうよって感じやな。

今となっては、喧嘩の顛末はどうでもよいが、
両親の思い出を振り返った時、
アクセントとなるエピソードだ。

そんな2人も今日は、
お祝いの食事に出かけているようだ。

父上、母上、
結婚記念日、おめでとうございます。





2015.9.10

J亭落語会 月替り独演会
起笑転結シリーズ・笑
春風亭一之輔 独演会

今年9回目の一之輔。
追っかけか!
っていうほど、観に行ってるけど、
なんか、笑いのセンスが、
ツボに入るねんなぁ。
ほんで、今日気がついたことやねんけど、
私はこの人の声が好きやな。

それにしても、江戸の落語を
こんなに好きになるなんて、
大阪におった頃には、
ホンマに考えられへんことや。
人生、分かれへんもんやなぁ。
しみじみ・・・。

さて、本日の番組、開口一番は、
一之輔の弟弟子に当たる春風亭朝太郎。
春風亭一朝に弟子入りして、
まだ2年ほどの前座だが、
残念ながら、何を言っているのか、
聞き取れない。
発声だろうか、発音だろうか、
滑舌の問題なのだろうか。
これって、噺家にとっては
致命的ではないだろうか。
音響のせいかとも思ったが、
ほかの出演者ふたりは、
ちゃんと聞き取れたので、
話し手の問題なのだろう。
頑張って欲しいもんや。

一之輔の一席目は「蝦蟇の油」。
相変わらず素晴らしい。
あれだけのセリフをよくも一度も
かまず詰まらずスラスラと流れるがごとく
言えるもんだと感心。

二席目「くしゃみ講釈」は、元々は上方の噺。
私には枝雀の印象が強い。
くしゃみがワザとらしいと興ざめなので
結構 難しいのではないかと思う。
一之輔のは、初めて聴いた。

三席目「明烏」。
この噺は、ひとつ間違うと
退屈になりかねない話だと思うのだが、
さすがは一之輔。
若旦那が適度に品良く、乙な噺に
まとめられていて、中だるみすることなく
最後まで集中させられました。

今年は、あと3回、一之輔の独演会の
チケットを取ってある。
そう、計12回、今年は月一で聴きに行った
ことになるのだった。


【 演目 】
「道灌(どうかん)」 春風亭朝太郎(前座)
「蝦蟇(がま)の油」 春風亭一之輔
「くしゃみ講釈」 春風亭一之輔
〜 仲入り 〜
「鮑のし」 春雨や雷太(二ツ目)
「明烏(あけがらす)」 春風亭一之輔

@JTアートホール アフィニス(虎ノ門)








2015.9.11

ときどき写真展 41

宇宙



2012.12.27





2015.9.13

赤坂大歌舞伎
Akasaka Grand Kabuki


2年半ぶりの歌舞伎。
今回も赤坂大歌舞伎だ。



2008年に十八代目中村勘三郎が
始めた「赤坂大歌舞伎」。
2013年に観たのが、中村勘三郎亡き後、
勘九郎、七之助兄弟を中心にした
『怪談乳房榎』だった。

今回は、2つの演目。
まずは、勘九郎が「三番叟(さんばんそう)」という
操り人形に扮し、ユーモアのある踊りを見せる
『操り三番叟』。
25分ほどの短い演目だったが、
操りの糸がもつれたり、切れたりする
細かい様子も演じられ、人形の動きは
ときにコミカルで、面白く、
後見との息の合い方も見事で、素晴らしかった。

休憩を挟んで、『お染の七役』。
これは、七之助が七役の早替りをするというのが見所。
イヤホンガイドを借りて観ていても、
ちょっと難しいほど、登場人物が多く、
人間関係が分かりにくい。
でも、確かに早替りは、まるでマジック。
七役を演じ分ける七之助にも感服。
勘九郎は、悪役で登場。
私は、勘九郎の方が好きなのだが、
こちらは勘九郎の出番が少なかったのが残念。



2つの演目、休憩合わせて、
約3時間15分。



【 演 目 】
一、操り三番叟 長唄囃子連中 
中村勘九郎(三番叟)、坂東新悟(千歳)
中村国生(後見)、坂東彌十郎(翁)

ニ、お染の七役 三幕七場
浄瑠璃「心中翌の噂」常磐津連中
四世鶴屋南北 作 渥美清太郎 改訂
於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)
中村七之助(油屋娘お染、丁稚久松、許嫁お光、
後家貞昌、奥女中竹川、芸者小糸、土手のお六)
中村勘九郎(鬼門の喜兵衛)、坂東新悟(油屋多三郎)
中村国生(船頭長吉)、中村鶴松(腰元お勝、女猿廻しお作)
片岡亀蔵(庵崎久作)、坂東彌十郎(山家屋清兵衛)









2015.9.14

ヴィンセントが教えてくれたこと
St. VINCENT


映画『ヴィンセントが教えてくれたこと』。
アルコールとギャンブル好きの毒舌嫌われ者オヤジ、
ヴィンセントと、その隣家に越してきた少年、
オリバーの物語。

嫌われ者オヤジに、『恋はデジャ・ヴ』
『ゴーストバスターズ』のビル・マーレイ。
少年オリバーを演じるのは、
ジェイデン・リーベラー。
現在12歳というから、撮影時は10歳だろうか。
この映画の出演後、引っ張りだこだというのも
頷ける演技だ。
そのほか、ナオミ・ワッツが
一風変わった売春婦役で出演。

ヴィンセントは、本当にどうしようもない、
困ったおっさんなのだが、オリバーは、
ヴィンセントのことをそんな風に見てはいない。
表面的な言動にとらわれず、
その人の隠れた本質を観ているとでも言おうか。

子供のような大人と、大人のような子供の
絶妙なコンビネーション。
いや、ほんとにオリバーはオトナです。
私なんかより、よっぽどオトナです。

観終えて、くさいけど(人間ってええなぁ)と
思える、ハート・ウォーミングな作品。

北米で4館からスタートし、2500館に拡大したという。
ビル・マーレイ、めちゃくちゃ はまり役で文句なし。
でも、本作、ジャック・ニコルソンでも
観てみたいなぁ。

原題は、"St. Vincent" (聖人 ヴィンセント)。
嫌われ者のヴィンセントが、なぜ聖人なのかは、
映画を観てのお楽しみ。

先日観た邦画、竹野内豊・松雪泰子主演の
『at Home アットホーム』は、他人同士が集まった
擬似家族の物語でもあったが、本作でも
赤の他人がまるで家族のようになっていく様が
描かれている。
単なる偶然か。


★★★★★





2015.9.17

「怒り」をコントロールする授業

文部科学省が発表した国公私立の小中高校を
対象にした「問題行動調査」の結果によると、
昨年度の小学生の暴力行為は1万1468件で、
前年を約5%上回って過去最多となったらしい。
ニュース記事

暴力の内訳には、クラスメートや器物だけでなく、
教員も対象に入っている。(18.7%)
先生に向かって暴力を振るうのは、
私の小学生時代には、考えられなかったことだ。
今は、体罰ができないので、
先生がなめられるのだろうか。

文科省の分析では、「繰り返し暴力をふるう子や
感情のコントロールができない子が増えている」とある。

小学生の暴力行為は増えているのだが、
中高生の暴力行為は、減っている。
そして、小6の加害者数は前年度より
減っているが、小1は5年前の2倍以上に
増えているという。
暴力の低年齢化か。

そこで、東京都品川区では2009年度から、
全区立小学校で「怒り」をコントロールする授業を
続けているという。
怒りの感情を理解した上で、
「衝動的に殴ってはだめ」と教えるのが目的らしいが、
その授業の効果については、記事では言及してない。

ネガティヴで申し訳ないが、
(その授業、効果があるんやろか)と思ってしまった。

「衝動的に殴ってはだめ」と 知っているオトナが、
一体、どれだけの衝動的な暴力事件を起こしているのか。
言葉の暴力も入れると、スゴイ数だろう。

その授業では、「衝動的に殴ってはだめ」だと
知ることはできるだろうが、果たして、
カッとなった時の自分を抑制することに
つながるのだろうか、と疑問に思ったのだ。

そこで思い出すのは、今年3月に観た
ドキュメンタリー映画『みんなの学校』だ。

映画の中では、暴力振るった児童が、
校長室に「やり直し」をしに行く。
校長先生と約束し、約束を破るたびに
何度も「やり直し」をしに行く。

「やり直し」は言わば、
反省と未来への宣言のようなもの。
文字通り "やり直す" のだ。
で、その「やり直し」のたびに
児童が成長していくように見えた。

知識で「衝動的に殴ってはだめ」と教えるのではなく、
その子供自身の体験の中から、本人が学び取っていく教育だ。
先生の方に、とんでもない忍耐と愛が求められる。

暴力が増えているのには、家庭内や社会や
色んな原因が考えられるのだろうけど、
一体何があって、先生に向かって「死ね」
「うぜぇ」という言葉を吐き、
時には殴りかかる小学1年生が現れるんやろう。
どんな両親の元で育てられているんやろう。

もしかしたら、人間って進化してるんと
ちゃうんちゃうか、とも思ってしまいそうやけど、
『みんなの学校』のような教育者の存在は、
救いやな。





2015.9.18

私の暴力行為

昨日は、学校内における小学生の
暴力行為の増加について書いた。

私は小学生の頃、友達と殴り合いのケンカを
したことはあっても、昨日の記事のような
暴力行為はした覚えがない。

でも、学校内ではないが、
暴力を振るったことを思い出した。

確か、小学2年生だったと思う。
親戚のおっちゃんと将棋を指していた。
たぶん、将棋を覚えたてだったんだと思う。
詳しいことは、覚えていないけど、
負けたことが悔しくて、
何かが気に入らなくて、
そのおっちゃんに殴りかかった。(ガキですな)

おっちゃんは、笑いながら、
私の暴力を受け止めてくれたように
記憶している。

小2とはいえ、全力でおっちゃんの
(顔ではなく)体を殴ったのだ。
多少は痛かったと思うのだが、
おっちゃんは、笑っていた(ように思う)。

あの時の私は、怒りをコントロールできず、
暴力という解決(発散?)に走ったわけだ。

もう一つ、小学6年生の時のこと。
いわゆる反抗期。
詳しいことは覚えていないが、
何かにイライラしていた私は、
母親の何気ないひと言が気に入らず、
自分を抑えることができず、
何か(たぶん「うるさいんじゃあ〜」とか
そんな言葉だっただろう)を叫びながら、
母親に飛びかかった。

飛びかかったと言っても、
殴りかかったわけでは なかったように思うが。

私が12歳ということは、母はまだ30代。
まだまだ負けてはいない。

結果は、「親に向かってなんということを!」と、
強烈な逆襲(お仕置き)にあったのだった。
まあ、簡単にいうと、オカンにしばかれて
終わったわけだ。

あ、もう一つ、思い出した。
たぶん、5年生か6年生の時。

姉とケンカして、殴った。
それまでも、何度も姉弟で殴り合いのケンカは、
してきていたが、それまでは2歳違いの私が、
負けていたのだ。

しかし、その日、久しぶりの殴り合いで、
本気で姉を殴った私は、完全に姉に勝利した。
(「殴り合い」と書いたけど、一方的に
私が殴っただけかもしれない。)
あの、勝った時の
(あれ? 俺、勝ってしもた、姉ちゃん弱いやん)
という、ちょっと戸惑いを含んだ複雑な征服感、
優越感は今でも覚えている。

そして、その日以来、私が姉に手を上げることはなくなった。
もう、姉ちゃんを殴る必要はなくなったんやろな。





2015.9.19

Laguna Moon 3年ぶりのライヴ

たくさんの方々に来ていただきました。
改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました。

今回は初めて、全曲梅林さんのオリジナル曲という
セットリストで臨みました。
初めて聴く、知らない曲でも楽しめるライヴで
あったなら、幸甚です。

梅林さんは、近々タイへ行ってしまうので、
次回は、来年の夏になってしまいますが、
また来てください。
今回、来れなかった方もぜひ。



[Members]
Laguna Moon
 梅林ひさし(アルト・フルート)
 つつみしんや(ギター)
Guest : 古賀圭侑(ベース)

@ bar dAZE(原宿)





2015.9.20

ハワイ

今夜から、5泊7日でハワイに行ってきます。
マウイ島3泊、オアフ島2泊、
総勢9人のグループ旅行です。

オアフ島へは一度行ったことがあるけど、
27〜8年前、20代半ばのこと。
あの時も大勢で行ったのだけれど、
ワイキキで、サーフボードを借りて、
サーフィンをしようと無謀なことを試みた。
(ろくに泳げないのに。)

ワイキキは遠浅で、波が立っているところまで
出ていくだけで、ヘトヘトになり、
何もせずに また浜までヘトヘトになりながら、
戻ったというイタイ思い出がある。

心配しないで。
今回は、やらないから。

あと、ストリップにも行ったなあ。
日本では行ったことないねんけど。
ブロンドのめっちゃきれいなダンサーが、
目の前で ××× を ××× で、もう ××× が
××× な感じ。
すごかったなぁ〜。

心配しないで。
今回は、行かないから。

心配してないか。

そんなわけで、数日間、この「ひとりごと」の
更新をお休みします。
ええ写真が撮れるとええなぁ。
乞うご期待。





2015.9.26

楽 園

まさに「あっ!」という間だった
5泊7日のハワイ旅行。
こうやって日常生活感満載の自宅でPC に
向かっていると、ホンマに行ってたんやろか、
と思うほど、瞬く間に感じた。

この旅、マウイ島では、Four Seasons Resort、
オアフ島ホノルルでは、Halekulani という、
普段は泊まったことのない、
高級リゾートホテルに宿泊!

ああ、贅沢。
そう、今回の目的のひとつは、
贅沢を満喫すること。
おかげで、ハワイが楽園と言われるゆえんを
実感できる旅でした。

それにしても、1週間では、短いなぁ。
また行きたいなぁ。







2015.9.27

ときどき写真展 42

Like Jacket of "JOLLY JIVE"



2015.9.25 Waikiki, Honolulu

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"JOLLY JIVE" というのは、高中正義の1979年の
アルバムのタイトルで、こんなジャケット。



ヨットの右にボートが写っているが、私の撮った写真では、
サーファーが2人、パドリングしながら沖へ向かっている。
もうちょっと、帆が上がっていると良かったんやけどね。





2015.9.28

赤坂ACTシアタープロデュース
恒例
 志の輔らくご

志の輔師匠は、正月のパルコ公演や
夏の本多劇場公演のように毎年同じ会場で
何年も続けておられる公演がいくつもある。

赤坂ACTシアターの公演も同様で、
今年で 7年目だそうだ。
今年は、9月26日から29日までの 4日間の4公演。
今日は、その3日目だった。

一部は、『大忠臣蔵』。
落語ではなく、スライドを使い、
『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)』
(通称『忠臣蔵』)の歴史や全十一段のあらすじ説明。

よく分かってなかったけど、『忠臣蔵』というのは、
『赤穂事件』という実際にあった事件を元にした
物語のことで、この2つには明確な区別があると、
初めて知った。

歌舞伎の『忠臣蔵』では、大石内蔵助のことを
大星由良之助(おおぼしゆらのすけ)と呼ぶなど、
名前を変えているのは、知っていたが、
なぜ変えているのかは、知らなかった。

江戸時代、赤穂事件の討ち入りは、
お上がOKとしておらず、芝居で演じることも
浮世絵に書く事も禁じられていたらしい。

そこで、当時の脚本家(?)は、
物語の時代設定を江戸時代から南北朝時代へ、
舞台を江戸から鎌倉へと移し、
登場人物の名前も変えて、
「これは赤穂事件ではない」と役人に言って、
ようやく演じられるようになったのだという。

初演は歌舞伎ではなく、大阪での人形浄瑠璃。
その後、歌舞伎や映画、舞台、ミュージカル、
宝塚、果てはオペラにまで発展し、間違いなく、
日本で一番多く演じられてきた、
物語になったとのだという。

休憩を挟んで、二部は落語で『中村仲蔵』。
江戸時代の実在の歌舞伎役者の噺。

歌丸師匠や先代の円楽師匠の口演は、
CD で聴いたことがあり、ストーリーは、
知っていたが、今日の『中村仲蔵』は、
時間もたっぷりかけ、非常に丁寧で、
また、一部の忠臣蔵の説明が
あったおかげで、今まで分かっていなかった
ディテールについても理解できた。

仲蔵の芝居にかける情熱と
クライマックスの命懸けの演技が
認められた場面では、ウルウルしたね。

休憩15分を挟んで、たっぷり3時間。
と言っても、あっという間に感じさせるのは流石。
歴史の勉強にもなったね。

エンディングは、正月のパルコ公演と同じく
スターダストレビューの『シュガーはお年頃』。

それにしても、志の輔師匠の公演は、花が多いね。
今日は、会場のロビーから廊下、階段に至るまで、
会場が、TBS関係ということもあるだろうけど、
今まで見た中で一番多いんちゃうかというほどの
花が飾られていた。
花は、芸能人や関係各社からのものだが、
中には「上原ひろみより」なんていうのも発見。

そうそう、忠臣蔵の話を聴きながら、
一度、泉岳寺へ赤穂浪士のお墓参りをしようと思いついた。
せっかく近所(地下鉄で3駅)に住んでんねんしな。


【 演 目 】
第一部 「大忠臣蔵 〜仮名手本忠臣蔵のすべて〜」
〜 休憩 〜
第二部 「中村仲蔵」

出演 立川志の輔

@赤坂ACTシアター







2015.9.29

LUXURY

シルバー・ウィークのハワイ旅行、
マウイ島では、Four Seasons Resort に泊まった。
そんなラグジュアリーホテルに泊まるのは
初めてだった。

驚いたこと、その1。
1日目、チェックイン後、夕食を終えて
部屋に戻ると、タオルが新しくなっている!

その2。
チェストの上に置きっぱなしにして出かけた
サングラスは、Four Seasons Resort ロゴ入り
眼鏡拭きの上に整然と置かれている!

その3。
テーブルの上に置いておいた本には、
しおりが添えられている!

その4。
明らかにゴミだろうという物(例えばサプリメントが
入っていた包装プラスチック)でも、
ゴミ箱に入れていないと勝手に捨てない。
(これは、ある意味アメリカらしいなと思った。)

その5。
ペットボトルのミネラル・ウォーターが無料。
毎日、冷蔵庫に新しいものが入れられているだけではなく、
コンセルジュへ行けば、タダでくれる。
(部屋に持ってきてもらうこともできるけど、
そうすると、チップが必要。)

その6。
日本語が 100% 通じるスタッフ(たぶん日本人)がいる。

これらは、高級ホテルに泊まりなれた人には、
当たり前のことなんだろうけど、
庶民の私には、いちいち驚きだった。

きっと、もっといっぱい色んなサービスが、
受けられるんだろうと思うけど、
スーツケースを部屋まで運んでもらうことにさえ、
慣れていない(「自分で運びます」と言いそうになる)
小市民な私には、そういう場面もなく、
思いつくリクエストもないわな。

それにしても、良いホテルだった。
ホノルルの Halekulani も良かったけど、
個人的には、Four Seasons Resort の方が、
また行きたい度合いが強いな。
Halekulani は、ちょっと日本人宿泊客が多すぎて、
がっかり。
3〜4割日本人って感じ。
がっかりせんでもええねんけどね。
自分もその一人やねんから。

まあ、Halekulani に限ったことやなく、
ホノルル自体、日本人だらけという印象。
連休やったということもあるやろうけどね。


Four Seasons Resort Maui at Wailea








2015.9.30

ワイハ・レポート

ハワイ旅行は、昨年のイタリア旅行ほど
特筆することがないのだけど、そんな中でも
いくつか写真と併せてレポートしよう。

ホノルルの ABC マート(コンビニのような、
スーパーのような店)で売っていた握り寿司!



11.99ドル(120円換算で1,439円)。
う〜ん、食べたいと思えへんなぁ。


続いて 日本では、まだ見たことのない
スターバックスの瓶入りフラペチーノ(Frappuccino)。
2.59ドル(120円換算で311円)なり。



買わなかったけど、飲んでみれば良かったな。


ジミー・バフェットというアメリカの
ミュージシャンをご存知だろうか。
20代前半、1枚だけだけど、
"Coconut Telegraph" という LP を買った
ことがあり、それは割と聴いた覚えがある。

ハワイに行く前に購入したガイドブックに
ホノルルにあるそのジミー・バフェットがオーナーの
その名も「ジミー・バフェット レストラン&バー」
なる店が紹介されていた。

ライヴもやっていると書いてあったので、
楽しみに行ってみた。
フロントで「ライヴ・ショーは何時から?」と
訊いてみると、「ライヴ・ショーはやっていない」と言う。

以前はやっていたけど、
もうやっていないということなのか、
とあきらめたが、後にガイドブックをよく読むと、
ライヴは、金・土の夜と書いてあった。
私たちが行ったのは、木曜日の夜。
でも、「今日はやってないけど、明日ならやってるよ」
という感じではなく、「もうやっていない」という
ニュアンスに感じたのだけど、
私のリスニングなのであてにならない。

今から考えると、ライヴがなくても
お店の雰囲気を味わうだけでも、
入店すればよかったと少々後悔。

その Jimmy Buffett’s at the Beachcomber のサイン。
南国ムードですな。




こちらは、ホノルル空港のトイレのサイン。





男性はアロハ、女性はムームーというのが
ハワイらしくて良い。


こちらは、アラモアナ・ショッピング・センター内に
ある「ババ ガンプ」前のディスプレイ。



今や、日本(東京、大阪)にも出店してるので、
あんまり値打ちがないけれど、
映画『フォレスト・ガンプ』のファンとしては、
一応、写しておかないとね。


-----(2015.10.1 追記)-----
ほかの写真をよく見てみると、
スターバックスの瓶入りフラペチーノは、
Coffee、Mocha、Vanilla の3種があり、
瓶の大きさも 281ml入りと 405ml入りの
2種類があることがわかった。
先に紹介した 2.59ドル は、281ml のもので、
通常価格は、2.89ドル。
405ml は、3.69ドル。


3種のフラペチーノ 405ml入り



ひとりごと