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つつみしんやのひとりごと 2011年 10月
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2011.10.2

運動会の撮影

昨年、10月2日に友人の子供らの運動会 (保育園) を

撮影したのが、私の一眼レフデビューだった。(これ

あれから 1年、どれだけ腕が上がったか分からないが、

昨日、その保育園の運動会に撮影に行ってきた。

昨年は、2歳児と5歳児の 姉弟 の出場だったが、今年、

お姉ちゃんは、小学生になったので、弟君 (3歳) が、

今回のターゲット。

彼らとは、この1年の間に、数回会っているのだが、

同じ運動会という場で見ると、1年の成長が良く分かる。

昨年は、泣いていた2歳児君は、もう幼児という感じではなく、

ちょっと男の子っぽくなっていた。

小学生になったお姉ちゃんは、弟の演技を応援する少女に

なっていた。


さて、写真の方だが、先月、カメラを Nikon D7000 に

グレードアップ、望遠レンズも新しい物を購入したので、

その新しいセットのデビューとなった。

昨年は、350枚ほど撮影したと書いてるが、

今年は、700枚以上撮影。

これは、カメラを替えたことで、連写が 1秒に3枚から6枚に

増えたことが大きな要因だ。

それに、昨年は取り説を見ながらの撮影だったが、

今年は、基本的なことは全部分かっての撮影だったので、

その分、撮りまくることができた。

それにしても、やはり運動会の撮影は難しい。

何が邪魔って、ほかの子供たち、その父兄、それに先生も

時々邪魔。

一番大事な場面で、私の前に座っていたおっさんが、

立ち上がったりする。

まあ、仕方ないわな、そんなこと。

これも、精進あるのみ。





2011.10.3

自分新聞

小学5年生の男子に算数 (時々国語) を週に一度

教えていることは、何度か書いた。

そして、先生がプリントに書いた文章への批判も ここ に書いた。

私は、自分が “過剰に反応しているのではないか”

“ちょっと理屈っぽ過ぎるんじゃないか” と

思いつつも、またまた ここに疑問を投げかけたい。


その子供は、たいてい 「自分新聞」 というものを持ってくる。

それは、今日の宿題、明日の予定や持ち物などを

書くプリントで、毎日配られているようだ。

忘れ物をしないよう、また、宿題が何か一目見て分かるためには、

良いアイディアだと思う。

そして、そこには先生が書いたテーマについて、

短い文章を書く欄がある。

今日、彼が持っていた 「自分新聞」 には、このように書かれていた。

  今日の特集 運動会

  去年と今年の運動会を比べると
  自分にとって何かちがいはありますか?
  自分の成長を感じることはありますか?
  また、運動会の練習や係活動でがんばっていること、
  学んだことなどもあれば書きましょう。



私は、あんまり勉強が好きではなかった。

特に小学生の頃は、作文や読書感想文など、

文章を書くことが苦手というより 嫌いだった。

出来ることなら、書きたくない。

そんな私が、今、小学生に戻って、この 「今日の特集」 に

何かを書くとしたら、こうなるだろう。

  去年と今年の運動会を比べると
  自分にとって何かちがいはありますか?

   ↓
  ありません。

  自分の成長を感じることはありますか?
   ↓
  ありません。

  また、運動会の練習や係活動でがんばっていること、
  学んだことなどもあれば書きましょう。

   ↓
  ありません。

これでは、先生の意図は満たされないだろうが、

質問には答えているし、指示には従っているだろ?

「ありますか?」 と訊かれたので、「ありません」。

「あれば書きましょう」 なので、「ありません」。

もちろん、教えている子供はそんなことは書かずに、

「初めて 組み体操をやります」 とか、去年との違いを

探して書いていた。

「ありません」 なんて書く子供は、

ひねくれた、かわいげのない子供だ。


ここで、ちょっと飛躍するかもしれないが、思いついたことがある。

仕事の現場で 質問に答えない人は多い。

こちらは、イエスかノーかを 聞きたいのに、

質問を受けた人は、こちらが 「聞きたいこと」 ではなく、

自分が 「しゃべりたいこと」 を話し出す。

相手によっては、その話を遮断して、

「イエスか ノーか、どっち?」 と 訊くこともできるが、

誰にでもそんな風に言えるわけでもない。

たいていは、その (聞く必要のない) 話が終わるのを待つか、

長くなりそうだったら、うまいこと 話に割り込んで

こちらが聞きたい回答を 相手が答えるように

もう一度質問を投げかける。

いずれにしろ、時間がかかる。


 去年と今年の運動会を比べると
 自分にとって何かちがいはありますか?


この文章を書いた先生の意図は、

「何かちがいがあるか、ないか」 を聞き出すことではないだろう。

子供たちに去年と比べて何が違っているかを観察させ、

その違いを文章に表現させることだろう。

つまり、先生は、質問と違うことを答えさせようとしているように

見えるのだ。

先ほど、「飛躍するかもしれないが」 と書いたのは、

私たちも子供時代に 先生とそのような やりとりを繰り返して

きたのだとしたら、その弊害が、大人になっても

現れているんじゃないか、と 思ったからだ。

小学生の時に、質問に (訊かれたことに) ストレートに

答える訓練をすれば、大人になって、仕事の会話は

もっとシンプルにスピーディになるんじゃないだろうか。

そういう、私も 妻に時々、

「質問に答えてないよ」 と言われてしまうのだが・・・。


話を戻そう。

先生の意図が、子供たちに去年と比べて何が違っているかを観察させ、

その違いを文章に表現させることだとしたら、質問の仕方が間違っている。

 去年と今年の運動会を比べると
 自分にとって何がちがうか書きましょう。(書きなさい)

こうあれば、子供らは、「何がちがうか」 を観察し、

考えるだろう。

しかし、私には、この先生の質問文は、「ありますか」 と

訊いておきながら、あるなしではなく、ちがいを書かせようと

しているように見える。

実際には、子供は 「ありますか?」 の質問には答えずに

「違い」 を書いていたので、先生の意図は

満たされているとも言えるが、そうすると、

「先生は、訊きたいことと違う質問をし、

子供は、訊かれたことと違うことを答えている」 という

なんや分からんことが繰り広げられていることになる。


「『何かちがいはありますか』 という質問は、

あるかないかを訊いてるんじゃなく、何かちがいを書けってことですよ。

それくらい、言わなくても分かるでしょ。」

という声も聞こえてきそうだ。

分かるよ。

けど、おかしいだろ?

確かに 「言わなくても分かる」 人もいる。

でも、「言わないと分からない」 人もいる。

そして、「言っても分からない」 人もいる。

これからの国際社会では、「言わなくても分かるでしょ」 は、

通用しない。

だから、なおさら、先生は明確な文章を子供に提供する必要が

あると思うのだが、これ、過剰反応かなぁ?


長々と書いたことは、私の考えすぎで、

先生は そんなこと訊いてなくて、文面どおり、

ただ 違いのあるなしだけを訊いてたりして・・・。





2011.10.4

DOG×POLICE 純白の絆

昨日は レイトショーで、市原隼人 主演の映画

『DOG×POLICE 純白の絆』 を鑑賞。

9時過ぎの上映だったせいか、お客さんは10人もいなかった。

テレビの CM を観ただけで、大体どんな映画か

想像のつくような、ベタな 本作を観ようと思ったわけは、

妻があまりに私のことを 「市原隼人に似ている」 と言うので・・・

・・・・


というのは、嘘です。

ただ単に、観たかっただけ。

いやぁ、市原君 良かったよ。

予想通り、熱い男を演じていたね。

あんなにまっすぐで、純粋で、正義感が強く、

ちょっと不器用で、しかもキリッとしたまなざしが

さわやかな男がそばにいたら、たいていの乙女は、

いかれちまうだろうな、って感じ。

あの熱さが、ちょっと トゥーマッチだという意見もあるけどね。

共演の 戸田恵梨香 も良かった。

『阪急電車 片道15分の奇跡』 では良かったけど、

『アンダルシア 女神の報復』 ではイマイチだったので、

本作で挽回やな。


映画自体は、前半、かなり良かったんやけど、

惜しいことに 最後の20〜30分、ちょっと失速したな。

ラストは、まあ あの終わり方でも、良いと思うけど、

クライマックスが な〜んかイマイチ。

原因は、いくつかあるやろうけど、

そのひとつに予告編やテレビCMがいかん。

市原のあの 「お前は俺のバディだ」 っていうセリフ、

物語の中で非常に意味のある言葉なのに、

予告編やテレビで知っていたがために、あのシーンの手前で、

(ああ、ここであのセリフ言うねんな) と ばれてしまい、

感動が半減するのだ。

たぶん、知らんかったら、もうちょっとグッときたんちゃうかな。

先日も 『あしたのパスタはアルデンテ』 で似たようなこと

書いた。

映画会社は、予告編やCMの作り方を考えてほしいもんだ。

それと、細かいところで、突っ込みたいところがいくつかあった。

例えば、

(犬、大きなんのどんだけ早いねん!)

(なんで、ここ警備してないねん!)

(なんで、いつもパンツ一丁やねん!)

(この状態で、市民 避難させへんのかい!)

(そんなんの下敷きになったら、死ぬで!)

(普通、1本ずつ どけるやろ!)

(そんなんで その鉄骨動けへんで!)

(もう、とっくに時間過ぎたで!)

(そんな爆発したら、えらいことやで! いっぱい死ぬで!)

(いつのまに、恋、芽生えてん!)

でもまあそれらは、市原君の熱さに免じて許してあげよう。

えらそうに。


ところで本作に出てくる犬、「警察犬」 だと思っていたら、違った。

「警備犬」 というのだ。

「警備犬」 っていう犬がいることも知らんかった。

「警察犬」 と 「警備犬」 の違いは、劇場で!


★★★▲☆





2011.10.5

何してんのやろ

数日前、渋谷で不思議な人を見た。

渋谷駅前のスクランブル交差点に向かって、

足を大きく開き、腕を組み、目を閉じ、立っているのだ。

年の頃なら、40代かな。


iPhoneで撮影


この写真は、信号が赤の時、後ろから撮ったもの。

信号が青になると、大勢の人が彼に向かって歩いてくる。

しかし彼は、その人の流れの中で、微動だにせず、

ただ同じ姿勢で、そこに立ち続けているのだ。

通り過ぎ行く人々に、不思議そうに見られ、

外人や若い女の子が、面白がって写真を撮っていた。

「何をなさっているのですか?」 と 訊いてみたかったが、

小心者の私には訊けなかった。

新しいタイプの修行やろか。

なんとなく満足そうな表情が印象的だった。





2011.10.6

Apple

今年4月に購入した iPod が故障した。

ウェブサイトに書かれた トラブルシューティング を

試したが、復旧しないので 仕方なく、修理に出そうと

渋谷の Appleストア へ向かった。

奇しくも今日、Apple 創業者で前最高経営責任者の

スティーブ・ジョブズ会長が死去したと発表されたばかりだ。

夜の8時半頃で閉店間近の Appleストア へ着くと

お店の前には、追悼の花が たくさん置かれており、

手を合わせる人も見られた。



私は、iPod、iPhone ユーザーだが、特別 Apple ファンと

いうわけではない。

コンピューターは、Windows だし、

スティーブ・ジョブズ についても 何も知らない。

ただ、その花を見て、彼の功績と影響力の大きさを

感じた。

(ああ、世界は偉大な人を失ったんだな) と思った。

「芸術とテクノロジーを両立させた現代の天才。

数百年後の人々は、レオナルド・ダビンチと

並び称するだろう」

ソフトバンクの孫正義社長の哀悼のコメントだ。



花を手向けに来たサラリーマン風の男性



手を合わせていた女性2人組



今回、iPod を修理に出すのに、(購入して数ヶ月だし、

保証が利くはずだから) と ずい分、保証書を探した。

結局、見つからなくて、調べてみたら iPod には

保証書はなく、購入後1年間は保証期間であることが分かった。

本来、Apple ストアで修理を依頼するには、

予約が必要なようだが、予約をしていない私の依頼を

特別に受け付けてくれ、簡単な故障状況の説明を聞いただけで、

新品に交換してくれた!

もちろん 無料。

名前と電話番号、メールアドレスを訊かれただけで、

購入の証明にと持っていった、Amazon のメールの

コピーも必要なかった。

iPod 本体には ネジなどがなく、

基本的に 分解して修理するタイプの製品ではないそうだ。

それにしても、その気前の良い、そして早い対応に感動した。

Apple の成長の要因は、製品の素晴らしさだけではなく、

こういうサービスにもあるのかも知れない。


2,3日前、デスクの上の小物入れに

保証書を探していて出てきた、Apple のステッカーを

貼ったところだった。
  ↓



ジョブズ氏の冥福を祈る。

合掌。




人生がときめく片づけの魔法

Y ちゃんが、友人宅を訪れたところ、

あまりに片付いていたので、どうしたのかと尋ねたところ、

この本を読んだとのことで、Y ちゃんも早速読み、

その後、私にくれた。

断捨離も流行っているようだが、

この本の著者 近藤 麻理恵 は、独自の論理を展開しており、

非常に説得力がある。

何よりも、

 一度片づけたら二度と散らからない。
  リバウンド率ゼロ。


というコピーが凄い。

いや、正直、読む前は (そんなことないやろ) と

思っていたが、読んでみると、(確かにそうかも) と

思ってしまった。

そのかわり、この片付けは 本気で取り組まなければ

ならないし、覚悟がいる。

今まで、数冊 片付けに関する本は 読んだことがあり、

片付けることが 人生にプラスになることは、

知っていたが、中々、捨てられないし、片付けられなかった。

が、この本通りにやればきっと片付くだろう。

「断捨離」 などの言葉に象徴されるように、

片付けというと、「捨てる」 ことに注意が行くが、

本来、片づけで選ぶべきは、『捨てるモノ』 ではなく、

『残すモノ』
」 というフレーズが 印象的だった。

また、なぜ、片付けても また散らかるのか、

どうすれば、片づけを終わらせることができるのかは、

非常に分かりやすく、目からウロコの記述も。

この本、なんと、100万部突破だ。


実は、近々 1週間のファスティング (断食) を計画中だ。

今年は、減量、断食、片付け、と何か転機だろうか。

片付けは、もうちょっとしてからね。

(って、「いつかはない」 って、この本にも書いてあるんやけど。)


人生がときめく片づけの魔法





2011.10.7

劇団一の会 「ひまわり」

8月に公演を観に行った 「劇団一の会」。

その秋公演 「ひまわり」 を観てきた。

劇団一の会の公演は、これで 5回目だ。

前回の 「坂口さんの秘密の小部屋」 は、

とても面白かったのだが、今回の作品は、

ちょっと難しかったな。

どうも、シェイクスピアの 「リア王」 が下地に

あったようなので、「リア王」 を知っている人には

楽しめたのかもしれない。

でも、前半、何がなんだか分からない状態から、

少しずつ 背景を観客に理解させていく展開は、

良かった。





2011.10.9

続・運動会の撮影

先週の保育園の運動会に続き、昨日は小学校の運動会の

撮影に行ってきた。

私が週一で算数を教えている K君 (5年生) と

そのお兄ちゃん G君 (6年生) の運動会だ。

何度も書いているが、運動会の撮影は難しい。

被写体がじっとしていないし、遠い。

ビギナーの私にはまだ試行錯誤の連続で、良い練習の機会だ。

野生の鳥や動物を撮影するのは、もっと難しいだろうな。

組体操の時など、彼らの居場所がどんどん変わっていくので、

こちらが移動したら、そこでの演技が終わっていたりして、

父兄の撮影隊は、右往左往していた。

それにしても、1年生から6年生まで合わせての全校生徒数が

少ない。

私の小学生時代の1学年分にも満たないほどだ。

少子化を目の当たりに見る感じ。



リレーのアンカー、G君




Nothing But The Funk

昨夜は、Billboard Live Tokyo へ、

「Nothing But The Funk」 のライヴへ行ってきた。

「Nothing But The Funk」 は、“13キャッツ” の流れから生まれた

日米混合のバンド。

今から20年以上前、当時の彼女が、

「これ、かっこええよ」 と聴かせてくれたのが、

“13キャッツ” 。

Cat Gray (Key), Karl Perazzo (Per), 沼澤尚 (Drs) に

よって結成された ユニットだ。

その流れで 佐藤竹善 のサポート等があり、

Cat Gray は 抜けたものの、2001年ごろ

「Nothing But The Funk」 へ発展したようだ。

今回のメンバーは下記の通り。

沼澤 尚 / Takashi Numazawa (Drs)
森 俊之 / Toshiyuki Mori (Key)
レイモンド・マッキンリー / Raymond McKinley (Ba)
エディ・M / Eddie M (Sax/Vo)
マーヴィン・トンプソン / Marvin Thompson (Trb)
カール・ペラッゾ / Karl Perazzo (Per)
ティム・ステュワート / Tim Stewart (Gt)

沼沢 尚 は、彼がまだ日本では無名だったころ、

チャカ・カーンのコンサートで初めて見た。(たぶん1986年)

(えぇ? ドラマー日本人? 急にメンバーが来られなくなったので

トラ 〈代役〉 を入れたんかな) と思ったが、

沼沢は、アメリカでは認められていたのだ。

その次に チキンシャック のライヴで見たとき、

(こんな気持ち良さそうにドラム叩く人、初めて見た) と

思った。(1988年ごろ)

Key の森のことは、もちろん知っていたが、

あんな風にオルガンのソロを聴いたのは初めて。

これが良かった。

そして、ギターの ティム・ステュワート。

テレキャスターで ごっつ エエ音 出してたし、ツボを得たプレイだった。

ファンクといっても色々あるが、彼らの演奏は、

ちょっと泥臭い感じで私は好きだ。

ゴキゲンなライヴでした。


Nothing But The Funk SOUL POWER
(今回のメンバーと違うけど、森のソロから)





2011.10.9

断食レポート その1

知人の A さんが、数ヶ月前に 9日間 断食をし、

それから体調が良いという話を聞いた。

断食といっても、完全に何も摂取しないわけではなく、

野菜の酵素 (液体) を飲み、他には何も食べないという

ミネラル・ファスティング、酵素断食と呼ばれるものだ。

(ここでは、単に断食とよぶことにする。)


実は、以前から 断食には興味があった。

友人K が、奈良県にある静養院という断食療養所で、

10日間の本断食をしたことがあり、

その話を聞いていたからだ。

(ここでは、水だけしか摂らない断食のことを本断食と

呼ぶことにする。)

K の本断食が 年末年始の休み中だったので、

大阪の実家へ帰省していた私は、静養院へ面会に行き、

施設の中も見学させていただいた。

K も A さんと同様、「断食中および断食後の体調は、

すごく良い」 と言っている。

彼は、その10日間の数年前に3日間の本断食をしており、

7日間のつもりで入所したところ、あまりに調子が良く、

本断食をやめたくなかったので、10日間に延長したという。

A さんも同様に 「7日間の予定を9日間に延長した」 と

言っていた。

体験したことのない者にとっては、

「食べない日を続けたい」 というのは、想像しにくいが、

それぐらい、身体は軽く、頭は冴えるらしい。

彼は、「やめるの、もったいないと思った」 とまで言っていた。

それで、その静養院へいつか行きたいと思っていたのだが、

思っているだけで、具体的にプランするわけでもなく、

数年が過ぎた。

本断食は 正しい指導の下に行わなければ、危険なようだ。

例えば、7日間入所すると準備 (予備断食) と回復食に

5日使い、本断食は2日間だけだ。

つまり、前後の方が日数が必要なわけだ。

特に本断食後の回復食が難しいようで、

いきなり元の食事を摂ったりすると身体に大変な負担を

与えかねない。

私は、2〜3日の本断食では物足りなくて、

「どうせやるなら1週間以上」 と思っていた。

そうすると14日以上の入所になるので、

日程的に ますます行きにくくなっていたのだった。

自宅で一人でやってみるのは、あまり現実的ではない、

と思っていたのだが、A さんがやった断食は、

そういう施設に入所しなくても出来るし、

しかも、通常通り仕事も出来るというのだ。

(おまけに施設に入所するより安上がり)

ネットで検索すると 断食やダイエットのための

酵素がたくさん売られている。

どれを買ったら良いか分からないので、

Aさんの薦める 2種類の酵素を購入。

妻に話したら、彼女も 「ぜひやりたい」 という。

7日間の予定で昨日 (8日) から、妻とともに断食を

開始した。

今日で2日目。

現在、48時間、その酵素と水以外のものを口に入れていない。

A さんによると、「始めの3日間がつらく、その後は爽快」 と

聞いていたが、今のところ 私は思っていたほどつらくない。

昨日の朝、(今日から、食べられないんだ・・・) と

思ったのが一番つらかったぐらい。

空腹感も思ったほどない。

1日に、2リットル、酵素を水に薄めたものを飲むのだが、

これが、あまり空腹感を感じさせないのだ。

昨日は、朝10時に少し仕事をし、それから友人の子供の

運動会の撮影をし、夜はライヴを観に行ったが、

(ライブハウスでは、ミネラルウォーターを注文)

いつもより、おならがよく出る以外、変化は感じなかった。

今日は、昨日より おならは収まり、少し頭が重い感じがするが、

それも 「強いていえば」 という程度。

あと、時々 眠くなるの、断食のせいかな。

でも、ふだんでも眠いときあるから、これは分からんな。

妻は、私ほど丈夫でないので おそらくスタートの3日間は、

具合が悪くなるだろうと思っていたが、それほどでもない。

一応、「具合悪い」 と言って、横になっていはいるが、

ふだん本当に具合が悪いときより 明らかに元気そうに見える。

さて、これから、どんな変化が起きるか楽しみだ。





2011.10.10

断食レポート その2

今回、私が断食に取り組もうと思ったわけは、

(数年前から興味があった断食をできる) と思ったことは、

もちろんだが、今年 春の首イタ事件で

(いよいよ自分の身体と向き合って生きていく年齢になったな)

と思ったこと、そして減量中で中々体重が落ちなくなっていたところへ、

(お、これで一気に落とせるぞ) と思ったことだ。

来年で50歳、これを機会に 49年間休まずに働き続けた

消化器君たちを休ませてあげ、身体と脳をリフレッシュし、

50歳を迎えたいと思う。


今回の断食のきっかけになった A さんに

「断食をやる前に」 と 薦められた本が、

山田 豊文 著 「脳がよみがえる断食力」 だ。

私が書店でこの本を手にしても 読まなかっただろうし、

読んでも即実行とはいかなかっただろう。

ここに書かれていることは、

私のような 「今から断食をはじめます」 という人が、

読むと良いと思うが、実践的ではない。

そういう意味では アマゾンのレビューにある否定的な意見も

分からないではない。

何よりも実際に体験した人の話を聞くことが一番パワフルだ。

具体的にどんな風に実行するか、何をどれ位飲めば良いか、

経験者に直接聞くのが、一番分かりやすい。

本だけ読んで、実行するのは不安だからね。


さて、断食3日目。

お昼の時点で、特に変化は感じない。

あい変らず、空腹感はなく、かすかに頭が重い感じ。

妻は、頭痛がするといっている。


今朝は、夢を見た。

何か (肉だったと思う) を食べてしまってから、

(あっ!しまった!断食中だった) と、思い出し、

(あ〜あ、せっかく 2日間 断食したのに、また 一からやぁ)

と思う夢だった。

そんな夢を見たと妻に話すと、彼女も食べる夢を

見たらしい。

ただし、彼女の夢は、(夜は食べてもいい) という

勝手なルールだったようだ。

私は後悔、妻は自分の良いようにルールを変更。

う〜む、夢にまで人生が現れているようだ。


それにしても、2人とも 「食べる」 夢を見るとは、

やはり意識の深いところの 「食べたい」 願望の現われだろうか。





2011.10.10

はやぶさ

小惑星探査機 “はやぶさ” の奇跡の帰還を

映画にした 『はやぶさ』 を観てきた。

主演は、竹内結子、西田敏行。

佐野史郎、高嶋政宏、山本耕史、鶴見辰吾 らが、

脇を固めている。

本作は、実話を基にしているので、結末は分かっている。

それなのに、はやぶさが地球に帰ってきたシーンは

感動的。

ミッションの達成のため、はやぶさ自身は大気圏で焼けて

なくなってしまう。

その姿が、涙を誘う。

ニュースでの断片的な知識しかなかったが、

はやぶさの成したことがいかに偉業か、本作を観て

良く分かった。

また、宇宙を舞台にした実話ものでは、『アポロ13』 もそうだったが、

「あきらめない」 ことの凄さ、チームワークの素晴らしさ、

人間の可能性の大きさを教えてくれる。

来年公開予定の 『はやぶさ 遥かなる帰還』 (渡辺 謙 主演) も

楽しみだ。


★★★★☆





2011.10.12

断食レポート その3

【Day 4】 (10/11)

今までで一番頭痛がする。

といっても、私の場合、問題にするほどでもなく、

かなり軽く、普通に仕事をするのに何の支障もない程度。

一番つらい (といわれる) 3日間を過ぎたので、

頭が冴えてくるのかと思ったが、まだその域ではないようだ。

夕方、往復1時間半ほど出かけたら、普段より疲れた。

食べてないのだから当たり前か。

でも、思ったより力はあるし、フラフラすることもない。

酵素にはカロリーもあるので、本断食よりは

大分 楽なんだろうな。

帰りにデパ地下を歩いてみたが、特に心が乱れるようなこともなく、

平気で食品売り場を見物した。

あい変らず空腹感は問題ではないし、

料理の匂い(臭い?) をかいでも、

気持ち悪くなったりしない。

疲れたので早くに就寝。


【Day 5】 (10/12)

昨日よりは、すっきりしている感じ。

まだ、かすかに頭痛が残っている。

妻は、昨日から頭痛もしなくなったそうだ。

今朝の体重は、70キロちょうど。

断食を始めて、2キロダウン。


断食を始めると、色んな症状が現れるらしい。

頭痛、吐き気、眠気、疲労、血糖症、便秘、

体臭、口臭 など人によって 様々で、

首や腰が痛い人もいるらしい。

その人の弱い所に症状が出るという記述も読んだが、

本当かどうか分からない。

いずれにしろ、デトックスなんだろう。

人によっては、ほとんど平気な人もいるらしい。

たぶん、私は平気な方だろう。

もっとつらいだろうと予想していたが、全然 大したことない。

もちろん、本断食だったら、きっともっとつらいんだろうけど。

強いていえば、軽い頭痛と便秘か。

宿便が出るというので楽しみにしているが、

まだお目にかかっていない。

食べてないので、出てこないのは分かるが、

断食前に食べたものの かすも出てきてないような感じ。

3日目に少しでたけど、ほんの少しで出たとはいえない程度。

ちょっとおなかが張っているような感じがするので、

何か溜まってるんだろう。

それにしても、大した症状がない分、すっきりもしていない。

多少、身体が軽くなった感はあるが、

頭が冴えてきたとは言えない。

やっぱり、断食開始前々日の夜、てんぷらを腹いっぱい

食べたのが良くなかったのか。(食うなよ)

3日とか1週間、予備断食 (食べる量を減らし、油物を控える)

してから始めるように、色んなところに書かれているのは、

断食を始めてからのつらい症状を抑えるためでもあるようだし、

効果を最大にするためだろう。

2日前に てんぷら 思いっ切り食ってちゃだめだな。

おいしいてんぷらやってんけどな。

そういえば、3日目に口内炎が出来た。

これもデトックスだろう。

よし、明日に期待しよう。




ツレがうつになりまして。

堺雅人、宮崎あおい 主演の

『ツレがうつになりまして。』 を観てきた。

原作は、細川貂々のベストセラー・コミックエッセイ。

2009年には、テレビドラマ化もされているが、

原作は未読、テレビドラマも知らなかった。

うつになったサラリーマンの夫、通称ツレ (堺雅人) と

その妻、晴子 (宮崎あおい) 物語。

似たような設定では、妻が うつ になる、

2008年の映画 『ぐるりのこと』 があったが、

本作は、だんなが うつ になる。

『ぐるりのこと』 のことは、シリアスな映画だった印象があるが、

本作は、原作がコミックエッセイということもあってか、

それほど深刻ではなく、どことなく ゆるい雰囲気だ。

それでも、ホロリとくるシーンもある。

特に うつ を乗り越えてからの夫婦の姿が良い。

そして、知らなかった うつ について知れたことも良かった。

最後のファンタジーっぽい演出は、微妙。


★★★★☆





2011.10.13

断食レポート その4

【Day 6】

う〜む。

イマイチ、すっきりしないまま 断食6日目が終わろうとしている。

断食の効果のひとつに 「腸の浄化」 というのがある。

宿便を取り除き 腸をきれいにする、というわけだが、

すっきりしない、原因はたぶん、便秘だろう。

もともと、胃腸はそんなに強くない方なので、

これは不思議ではない。

便意を感じてトイレに座ると ガスだけが出てくる。

何か溜まっている感があるので、こいつが出てくれると

すっきりするんやないかと思うのだがどうだろう。

たぶん、わずかな頭痛もそこから来ているんやないやろか。

素人の考えだけど。

色々調べていると、「宿便は、断食7日目〜2週間目ぐらいに

排出されるそうです」 という記述も発見した。

それならば、焦らずに様子を見ることにしよう。

それにしても、宿便というのは、すごいやつで、

「宿便の量は、200ccから多い人で2リットル」 とか

「宿便はついには、脳や心臓の血管が詰まる脳梗塞や

心筋梗塞・ガン・膠原病(リウマチなど関節痛・筋肉痛や、

皮膚の硬化等を伴う難病)・アトピー性皮膚炎など

『宿便は万病のもと』 といわれるように、実にさまざまな

病気を引き起こします」 とか書かれている。

今回の断食の目的に 「宿便」 のことは意識していなかったが、

この機会に是非、きれいにしたい。

「花びんの水を取りかえるときも、古い水を捨ててから

新しい水をいれないと水はきれいにならないのと同じように、

人間もまずはからだや心にたまっている汚れ (毒) を出して

きれいにしてから、健康にいいものを入れないとからだや心は

元気には、なりにくい」 という記述もあったが、

なるほどその通りだな。

断食後は、「胃腸の調子が良い」 という話も聞いたので、

胃腸の弱い私は、ちょっと期待してしまう。

それにしても、6日も食べてないのに全然平気だ。

これには、驚いた。

今日は元気なので会社から家まで 40分さっさと歩いて帰った。

何日ぐらい、これを続けられるんだろうか。

本断食で 30日というのも聞いたが、こんな記述を発見。

「1910年ごろ、アイルランドで11人がハンガーストライキを

起こしましたが、74日目に1人が死亡し、

88日目にもう1人が死亡、残る9人は94日目で中止し、

やがて以前の健康を取り戻したそうです」

ホンマかな。





2011.10.14

断食レポート その5

【Day 7】

ついに1週間。

あっという間だった。

昨夜、少し便が出たせいか、昨日よりお腹が

張った感は 収まったが、やはり頭がすっきりしていない。

ゆるい頭痛があるのだな。

当初、7日間のつもりでスタートしたが、

これでは終われないので、もう2日延長することにした。

2週間ぐらいやってみたい気もするが、

来週の水曜日には、会食の予定があるので、

そういうわけにもいかない。

水曜日にはある程度 回復しておく必要があるので、

日曜日で断食を終わらねばならないのだ。

なので、9日間だな。

もしかしたら、今日で終わっても断食後に

何か変化を感じるのかも知れないし、

私が何かを体験することを期待しすぎているだけで、

充分 効果があるのかも知れない。

でも、あと2日続けようと思えるぐらい、つらくないのだ。

とりあえず、この1週間をまとめておこう。

 ・空腹感や食欲に悩まされることはなかった
 ・食べ物を見ても、においをかいでも平気
 ・軽い頭痛が続いた (日、時間によって程度が違う)
 ・3日目に口内炎ができた
 ・口臭がひどいらしい (自分では分からない)
 ・おならがよく出た
 ・お腹が張っている感じがした
 ・日によって疲れを感じた日と元気な日があった
 ・思っていたほど体重は減らない

こんなとこかな。

妻は、昨日で終わり (6日間断食)、今日は重湯と

グリーンスムージーを食したようだ。

「何か変わった?」 と聞くと、こう答えた。

「脳が変わった」

まあ、あの人、元々 変わってるけどな。




CHAR

今年5月、ギター・マガジン・フェスティバルで、

久しぶりに観た チャー のコンサートに行ってきた。

会場は、武蔵小金井にある小金井市民交流センター 大ホール。

初めて行ったが、まだ新しいホールのようでとてもきれいだった。

チャーは、以前はホントによく観に行ったのだが、

この10年近くは、聴く音楽が JAZZ によっていたので、

観に行かなくなっていた。

2008年に Char&Jim Copley のライヴを観たのが、

ずい分久しぶりで、今年はそれ以来。

でも、CD は出るたびにチェックしているのだ。

今年リリースされた 『Char by Char』 という CDを聴いて

久しぶりにコンサートに行きたくなったのだった。

メンバーは、古田たかし (Dr)、澤田浩史 (Ba)。

帰り道、耳がジ〜ンとしていて、久しぶりにロックのコンサートに

行ったという感じ。

古い曲を新しいアレンジでやったり、

今年56歳のチャー、まだまだ若々しく、進化している。

印象的だったのは、ベンチャーズの曲を演ったあと、

ベンチャーズ作曲の『京都慕情』 (渚ゆう子) を

アコギで演奏 (インスト)。

これがよかった。

あと、『RESTAURANT』 もアコギで良かったな。

『気絶するほど悩ましい』 『逆光線』 『かげろう』 など

初期の曲から、ソロ、ピンククラウド時代の曲、

ジミ・ヘンドリックス、エリック・クラプトン、

ジェフ・ベック、ビートルズ、ベンチャーズのカバーと

たっぷり楽しめました。

ギターは、ダフネ・ブルーのストラト、ムスタング、

バーガンディミストのストラトと持ち替えていった。

新しいギター (Fender Custom Shop の Char モデル) は、

使わないのかな、と思っていたら、アンコールの

『アップル・ジュース』 でやっと使用。

どえらい太い音しとった。

実は、このモデル限定200本で売り出されるのだが、

8月に予約してしまいました。(来年、3月ごろ入荷予定)




柳ジョージ 逝く

柳ジョージが死去した。

63歳だったというから、まだまだ若い。

『雨に泣いてる』 は日本のロックの名曲のひとつだろう。

CM にも使われた 『微笑の法則 (スマイル・オン・ミー)』 は、

高校生のとき、文化祭で演奏した。

『青い瞳のステラ 1962年夏‥』 も好きな曲だった。

“和製クラプトン” と呼ばれることを本人は

どう思っていたんだろう。

一時期、黒いストラト (昔のクラプトンのトレードマークの

ギター) を持っていたのを見たことがあるので、

本人も意識していたのだろうか。

私はクラプトンも好きだが、“和製クラプトン” は、

単に見た目だけでそう呼ばれたんじゃないかと思っている。

音楽は似ているようでも違う。(当たり前やけど)


今日、チャーが 「友達が天国に行ったので・・・」 と

言っていたのは、柳ジョージのことだろうか。

ご冥福を祈る。

合掌。





2011.10.15

断食レポート その6

【Day 8】

あまり変化は、感じない。

いまだに軽い頭痛がある。

今日は 元気があったので、1時間50分ほど歩いた。

少しは、脂肪も燃焼しただろう。

そして、酵素の量を半分に減らしてみたのだが、

さすがに、食べないことに慣れてきたのか、

それほど空腹感を感じない。


昨日、1週間のまとめを書いたのだが、追加があった。

 ・わき腹に湿疹が出た(かゆい)
 ・少し首が痛い

この2点は、ふだんも たまにあるので、

断食と関係あるかどうか分からない。


一昨日、6日間の断食を終了し、回復食中の妻は、

すこぶる調子が良いという。

味覚がするどくなっていて、化学調味料が入ったものを

食べると舌がピリピリするらしい。

でも、きっとしばらくしたら麻痺してしまうんだろうな。


いよいよ、明日で9日に及ぶ断食も終わり。

断食中にすっきりすることは、あんまり期待できなくなったので、

断食後の様子を見ることにしよう。

9日間もやったんだから、きっと何か感じるだろう。

でも、結構、鈍感だから どうかなぁ。





2011.10.16

断食レポート その7

【Day 9】

特に、劇的な変化は感じられないまま、

とうとう 9日目が終わろうとしている。

妻の話を聞くと、断食終了後、

調子が良いようなので、もしかしたら、

断食中は こういうものかも知れない。

何かが変わった彼女を見て、

周囲の数人が この断食をやると言っているらしい。

「若返った」 とまで言われたらしい。


先週の金曜日の夜から、翌々週の月曜日の朝までだから、

実質9日と半日、230時間近く、酵素以外、何も固形物を

食べなかったわけだ。

胃腸は完全に休んでいたわけで、回復食が重要。

明日は、重湯だ。

本断食の道場では、断食終了後、2日間は重湯。

3日目でやっとお粥が出されるという。(10日間の断食の場合)

ミネラル・ファスティングの場合、もう少し早いペースで、

戻しても良いようだが、食欲が戻ってきたら、

注意しないといけない。

そういえば、今日も食べる夢見た。

なぜか、缶詰の牡蠣を食べるんやけど、

これがいっこも おいしくない という夢やった。

食べる夢は 2回見ただけ。

テレビで料理が出てくると、

(あれ食べたい、これ食べに行こう) と、

断食終了後の楽しみが増えたが、

不思議と お酒は飲みたいと思わなかった。


それから、意外と体重は落ちなかった。

たぶん、水分の取り具合と体重を測るタイミングの問題だと

思うが、断食中、前日より増えていた日もあった。

4キロぐらい落ちるかと思ってたけど、

3キロ前後ってとこだ。

でも、ダイエットの方は、これで目標にまた近づいた。

あと2ヶ月あまりで4キロだ。





2011.10.17

断食レポート その8

9日間の断食を終了し、回復食の Day 1。

朝は、水で薄めた酵素 300cc と具なし味噌汁1杯。

味噌汁は、(妻が) 味を薄めに作ったらしいが、

味覚がリセットされたためか 味をしっかり感じる。

「濃い」 と感じるより、「しっかり味がする」 という

表現の方が合っている。

昼は、お弁当。

といっても、具なし味噌汁と、重湯を500ccほど。

のりの佃煮をスプーン1杯。

夜は、重湯にちょっとご飯粒が入ったものと梅干1個。

具なし味噌汁。

たぶん、ふだん重湯を食べたら味がしないと思っただろうが、

重湯にも味があり、しっかり感じる。

そして、少しの量で、満腹感を感じる。

が、食欲も沸々とわきあがってくる。

もっと食べたい欲求が出てくる。

なるほど、これで (もうちょっとぐらいええやろ) とか

(ちょっとぐらい固形物食べてもええやろ) という欲が

危険なんだな。

昨日までは、あんなに食べなくてOKだったのに、

自分の中で 「断食は終わり」 と宣言した瞬間から、

「食べる人」 になってしまったようだ。

その心のしくみも興味深い。

妻は、断食終了 3日目 (昨日) の夜から (少ない量ながら)

普通食を食べていて、問題ないらしい。

ああ、早く普通に食べられる日が待ち遠しい。





2011.10.18

断食レポート その9

回復食の Day 2。

朝、お粥 (あわび入り!) と味噌汁。

それに ちりめん山椒を少々。

酵素も少し。

昼、お粥 (白粥) と味噌汁。

おかずは、のりの佃煮と梅干、お漬物少々。

夜、同じくお粥 (白粥) と味噌汁。

おかずは、サケの西京漬けとちりめん山椒。

驚いたのは、お粥がおいしかったこと!

生まれて初めて、お粥がおいしいと思った。(49歳にして)

今までは、あんなものは病気のときに食べるもので

健康なときに食べるものではないと思っていたし、

(そして、病気のときに食べてもおいしいと感じない)

たまに中華で、お粥が出ると (なんでお粥やねん!) と

思っていたのだ。

それが、本当においしいのだ。

しかも、梅干とか、のりの佃煮と食べて。

これは、新発見。

(こんなにうまいなら、消化にいいんだし、毎日でも

お粥でもええで) と思ったほど。

それぐらい、味覚が素直になっているんだろう。

それに、よく噛むので たっぷり味わえるというわけだ。

そして、今日はコーヒーも飲んだ。

(2日目でコーヒーは早いかな) と思ったのだが、

ミーティング中に、マグカップに2杯も飲んでしまった。

コーヒーのせいか、それとも急に戻しすぎ (サケの西京漬けが

早かったか?) なのか、夕食後、深夜になって、

少し胃に負担を感じる。

やはり、もっと慎重にせなばならんのだろう。


明日も、朝昼はお粥。

そして、夜は (会食があるので) 普通食の予定。

本当は、まだ普通食は早いと思うので、食べるものを選んで、

ゆっくり噛んで、量も控えめに、お酒も飲まないように

しようと思うが、ワインの誘惑に勝てるかな〜。





2011.10.19

断食レポート その10

いやぁ〜、昨日は失敗した。

9日間の断食のあと、回復食の2日目にして

夕方、コーヒーをマグカップに2杯飲み、

夕食にお粥と西京漬け(焼き魚)を食べた。

(焼き魚は、まだ早いかな) と思いつつ。

夕食は、7時半ごろだったと思うのだが、

11時を過ぎた頃から、胃が痛いというほどではないが、

重たくなってきて、そのうちピクピク (痙攣?) しだした。

そのピクピクは、寝る3時ごろまで続いた。

明らかに胃がビックリしている。

というか、胃が苦しんでいるのが分かる。

布団の中で、胃に謝りながら寝たよ。

大事に至らなくて良かったけど、妻にさんざん回復食について

注意するように言っていたのに、情けない。

油断したなぁ〜。

今朝は、胃を休めるため、食べずに酵素を水に溶かしたものを

飲んだだけ。

お昼は、お粥と梅干&のりの佃煮。

夜は、会食だったけど、あんまり食べずに

少量をゆっくりよく噛んで食べた。

もちろん、お酒は飲まなかった。

っていうか、昨夜のこともあって、飲みたいと思わなかった。

これから断食をやってみようと思う方、回復食は慎重に!





2011.10.20

JOHNNY A.

ジョニーA のライヴに行ってきた。

@ Blue Note Tokyo

ジョニーA の名前は知っていたが、つい先日まで

彼の音楽は聴いたことがなかった。

アメリカに Gibson という大きなギター・メーカーがある。

そのGibson が、ジョニーA のシグネチャー・モデルを

出している。

大体、有名なギタリストのシグネチャー・モデルが多いのだが、

数年前にそのギターをカタログで見るまで、

私は彼の名前さえ知らなかった。

今回、彼がブルーノートに出演することを知り、

ギブソンがシグネチャー・モデルを出すほどのギタリストが、

どんな演奏をするのか、急に興味が出てきて、

ブルーノートのサイトで紹介されていた、その音を聴いてみた。

すると、なんと、ど真ん中。

ブルーズ、ジャズ、ロック、カントリー、それらを独自のスタイルで、

聴かせるギター・インストだ。

しかも、ギター・トリオ。

早速、アルバムをダウンロード購入し、聴いたら、

ええやないか。

こりゃナマで観たいな、ということで 2,3日前に予約し、

本日に至ったわけだ。

メンバーは、

JOHNNY A .(g)
Neil Taylor (b)
Ron Stewart (ds)

演奏は、1曲目のブルースから、思わず、「イェ〜!」 の連発。

しかし、お客さんが40人ほどと、えらい少ない。

今まで何十回もブルーノートに行っているが、

こんなに少なかったのは初めて。

(おかげで、すごくええ席で観れたけど)

今日からの3日間公演。

初日の2ndステージだったのだが、日が悪かったのかな。

少ないお客さんでも盛り上がったけど、お客さんが多かったら、

確実にもっと盛り上がったであろう演奏だった。

ま、私も名前ぐらいしか知らなかったぐらいだから、

知らん人多いのやろうけど、こういうの好きな人、結構おると思う。

ダイナミクス、スピード、トーン、フレーズ、申し分ないプレイでした。

ステージへの通り道の席だったので、演奏後、握手してもらった。

すごく力強く、しっかり握ってきて、彼の音楽と同じ握手だった。


興味のある方は、これ観てね。
  ↓
Oh Yeah

ビートルスの The Night Before のカバー





2011.10.21

断食レポート その11

回復食 5日目。

大分、なんでも食べれるようになってきた。

今日は、朝は、グリーンスムージー、

お昼は、お粥と会社の近所のおにぎりやさんのおかず、

(黒豆の煮たの、焼き魚、切干大根、漬物、梅干)

夜は、家の近所のお寿司屋で、ぶり大根とにぎり4貫と玉子しゃりなし。

夕方、コーヒーも1杯飲んだ。

よし、完全復活を宣言しよう!

そして、この5日間、もの凄く、ゆっくりよく噛んで食べているので、

これは習慣にしようと思う。

食べる量も減っているので維持したいが、お酒を飲んだら危険だな。

今のところ、断食前の10月6日から、アルコールは、

1滴も飲んでいない。(15日目)

あんまり、飲みたいと思わないので、本当に欲しいと思うまで、

飲まずにいようと思う。


断食を開けてから、今日始めて、ウンコが出た。

それが、写真に撮っておこうかと思うほど、

きれいな、まっすぐな、ウンコだった。


この断食を紹介してくれた A さんは、

「断食後、3ヶ月経っても身体の調子が良い」 と言っていた。

私もそうだといいな。




Johnny A.のセット・リスト

ブルーノートのサイトに昨日の Johnny A.のライヴの

セット・リストが発表されていたので、

ここにも記しておく。


2011 10.20 THU.  1ST & 2ND
 1.RED HOUSE
 2.OH YEAH
 3.THE WIND CRIES MARY
 4.TEX CRITTER
 5.KREA GATA
 6.TWO WHEEL HOUSE
 7.GET INSIDE
 8.THE NIGHT BEFORE
 9.YOU DON'T LOVE ME
 10.WICHITA LINEMAN
 11.JIMI JAM
 12.ROCK ME BABY

「12」 はアンコールで、B.B.King のカバー。





2011.10.22

井上 銘 FIRST TRAIN

2007年の春から 2009年の秋まで 2年数ヶ月、

私は、某ジャズ・ギター教室に通っていた。

比較的 おっさんの生徒が多いその教室で、

一人、高校生の男の子がいた。

井上 銘君だ。

彼とはクラスが違ったので、直接 話したことはないのだが、

彼のお父さんも生徒で、お父さんとは発表会でお話したのを

きっかけに、今も たまにメールのやりとりをしている。

その銘君 (当時高校3年生) の演奏 を発表会で聴いたことを

2009年5月4日に ここに書いている。

ギターを始めて2年ほどで、めちゃくちゃ上手くなった

彼の演奏を聴き、エントリーでは最後に

 これから先、どうなるんやろ。

と締めくくっている。

その銘君が、今月、CD デビューした。(しかもメジャー)

11月号の 「JAZZ LIFE」 (雑誌) では、カラー3頁の

インタビュー記事が掲載された。

ディスク・レビューには、「驚愕のデビュー・アルバム」 と

書かれている。

ジャズ・ギター界では、ちょっと異例な扱いようだ。

発売日である19日に そのCD が届いた。

感想は、「めちゃくちゃ良い!」。

もう、3〜4回は聴いたが、その異例な扱いも納得の作品だ。

とてもじゃないが、20歳の男の子 (失礼) が弾いているとは、

思えない。

彼のオリジナル曲も収録されているが、

演奏だけではなく、作曲も素晴らしい。

そして、他のメンバーも全員20代なのだが、これまた 素晴らしい。

買ったあと、一度聴いたら、CD 棚に埋もれてしまうCD が

多い中、これは確実に今後も聴き続ける作品だ。

今月、31日には、ブルース・アレイ・ジャパン (目黒) で、

CD 発売記念ライヴがある。

もちろん、予約済み。

今から、楽しみだ。


彼は今年、アメリカ、ボストンのバークリー音楽大学の、

授業料全額免除 (!) のスカラー・シップを獲得した。

来年は、留学するらしい。

これから先、どうなるんやろ。





井上銘 『ファースト・トレイン』 紹介映像

Mei Inoue 『FIRST TRAIN』 (Amazon)

井上銘のブログ





2011.10.24

トラットリア ナカタ で、
 18日ぶりのアルコール


断食前の10月6日に焼酎を飲んで以来、

18日ぶりにアルコールを飲んだ。

今まで、特に飲みたいとも思わなかったので、

いつまで飲まずにいられるかな、と思っていたのだが、

今日は、妻と高輪台の “トラットリア ナカタ” へ食事に

行ったので、おいしいイタリアンには、やっぱり赤ワイン、

ということで、グラスに 2杯いただきました。

このお店、今日で2回目なのだが、

とっても、おいしく、そして、お安い。

コースは、バーニャカウダ、前菜盛り合わせ、

パスタ2種類、メイン、デザート、コーヒーで

なんと、3,900円!

断食明けということもあってか、ちょっと多かったぐらい。

腹いっぱい。

パスタは、サンマのパスタと、サツマイモのニョッキ。

メインは、金目鯛のスープ仕立てを頂いた。

おいしかった。

ひと月ほど前、予約なしで行ったら、入れなかった。

まだ、オープンして1年も経っていないお店だけど、

要予約のお店だ。

(カウンターのみ、10席。高輪台駅から、1〜2分。)

ご主人もおかみさん (だと思う) も感じの良い人。

あんまり教えたくないけど、教えたくなるお店だ。


TRATTORIA NAKATA

 食べログの、3.48点 (本日現在)は、私としては低すぎると思うな。





2011.10.25

ワインの味

昨日、18日ぶりにアルコールを飲んだことは書いた。

赤ワインを飲んだのだが、

ひと口目、ゾクゾクするほど美味しかった。

こんなにも新鮮に味わえるとは驚き。

これも、断食効果だろうな。





2011.10.26

ランゴ

あるサイトで、

「新感覚 エモーション・ピクチャー・アニメーション」 と、

紹介されていた、映画 『ランゴ』 を観てきた。

(なんのこっちゃ、分からんがな)

先週の土曜日公開で、品川プリンスシネマでは、

今日は水曜日で、女性1000円の日にも関わらず、

思ったより、ガラガラだった。 (19:10〜の回)

本作、フルCGなのだが、役者が実際に演じたものを

モーション・キャプチャーという手法でアニメにしているらしい。

アニメとは、思えないほどリアルで、所々実写ではないか、

と思うほど。

そして、登場人物 (?) がカメレオン、カエル、蛇、亀、

ねずみなどで、リアルすぎてやや気持ち悪いところもあった。

ジョニー・デップが主役のランゴを演じていることが、

最大の宣伝文句のようだが、正直、誰が演じていても

同じような気がした。

声は、ジョニー・デップだけどね。

これ、吹替え版で観たら、全然、ジョニー・デップの

映画じゃなくなってしまうな。


ストーリーは、ベタな西部劇で、どうってことないが、

少しだけ、哲学的な部分もあって、そこは良かった。

絵は、見てると面白いが、映画としては (もうちょっと) って感じ。

フクロウのバンドの楽器演奏シーンは、細かく作られていて

中々良い。

★ひとつは、CG の素晴らしさに付けた。


★★★★☆


主役のランゴ





親愛なるきみへ

『ランゴ』 にあまり満足できなかったので、

続けて、21:25からの 『親愛なるきみへ』 を鑑賞。

こちらの方がやや混んでた。

しかも女性が多かった。

以下、ネタバレ注意。

舞台は、2001年のアメリカ。

2週間の休暇で帰省中の軍人 ジョン (チャニング・テイタム) が

女子大生のサヴァナ (アマンダ・サイフリッド) と恋に落ちる。

ジョンは、1年で軍を除隊すると約束するが、

9.11の アメリカ同時多発テロが起こり、彼は、

任務の延長を申し出る。

その間にサヴァナは、他の男と結婚してしまう。

まあ、よくありそうな話なのだが、このサヴァナの結婚に

共感できる人と できない人とに 別れるようだ。

私は、男だからか 全く共感できず。

ひどい言い方をすると、女のわがままにしか思えなかった。

一応、結婚に至る事情があるのだが、

それでも、(ほかの選択肢もあるんちゃうの?) と

突っ込みたかった。

最後には、結ばれて終わるので、ハッピー・エンドと

言いたいが、結婚した旦那が癌で死んだおかげで、

結ばれることができたので、これまた 手放しで

喜べないような複雑な気持ち。

なんとなく、釈然としない。


ジョンの父親役に 『扉をたたくひと』 のリチャード・ジェンキンス。

エエ味 出してました。

タイトルの 『親愛なるきみへ』 は、ジョンが サヴァナへ

宛てた言葉だと、勝手に解釈していたのだが、

原題は、「DEAR JOHN」 。

サヴァナから、ジョンへ宛てた言葉だったんだ。

映画の冒頭にジョンが戦場で、被弾したとき、

「意識が遠のいていく中、最後に想ったのは・・・」

というセリフがある。

当然、最後に想ったのは彼女のことなんだろうな、

と思って観ていたら、後半に お父さんにそのことを

告白するシーンがある。

ジョンは、「最後に想ったのは・・・」 と言って泣いてしまい、

最後まで言わないのだが、どうみても、

「最後に想ったのは、お父さんのことだった」 としか

思えなかった。

ジョンのお母さんは、彼が小さい頃に出て行っており、

父親一人に育てられたという背景もあって。

アメリカ映画によくある、恋愛映画なのに親子のことも

描いている、というやつかな。

(えっ? 彼女のことちゃうの?) って、ちょっと戸惑ってしまった。


★★★▲☆





2011.10.27

ダイエット 中間報告 -3

今朝の体重は、67.8キロ。

前回の 「中間報告 -2」 (9月13日) では、

72.7キロだったので、6週間ほどで 約5キロ減。

一時は、目標から3キロほど遅れたこともあったが、

断食の甲斐もあって、今では目標通りに戻った。

67キロ台は、減量を始めて 今朝が初めて。

未知の世界だ。

6月始めの80キロ台からいうと、約 12キロ減。

12キロの荷物は重い。

それを減らしたわけだから、当然、身体は軽い。

歩いていてもその軽さは、実感できるし、

坂道などを登ったときは、特に感じることが出来る。

それでも、お腹は まだ出ている。

これだけは、鍛えるしか、へこます方法はないだろう。

そう思って、時々、運動しているが、まだまだ足りないようだ。

最終目標、年内に65キロ。

一時は、(難しいなぁ) と弱気になったこともあったが、

あと2ヶ月で3キロなら、やれるぞ。

あきらめるな! 俺。

I Can Do It !





2011.10.28

食 欲

断食中の9日間は、酵素と水を充分に

摂っていたこともあって、食欲に悩まされることは、

ほとんどなかった。

「ほとんど」 というのは、初日、ちょっと (食べたいなぁ) と

思った覚えがあるからだ。

断食 2日目以降は、テレビで料理を見ても、

(断食 終わったら、あれ食べよう、これ食べよう) と考えることが、

むしろ楽しいぐらいで、全く 辛いことは、なかった。

断食を終えてから、回復食を入れて 12日が経ったが、

今のところ、体重はゆるやかに減り続けている。

やはり、食べる量が少なくなったからだ。

しかも、お酒は一度飲んだだけだ。

だが、しかし!

「食べたい!」 という、以前のあの めちゃくちゃな欲求が、

時々、顔をのぞかせる。

それは、面白いことに 食べたあとにやってくる。

食べる前は、めちゃくちゃお腹が空いていても、

そんなにたくさん食べたいと 思わないのだが、

ある程度、満たされたあとに、(もっと食いたい) と

思うのだ。

不思議な構造だ。

それにしても、こいつは 曲者。

これがリバウンドのきっかけになるんだろう。

(1回ぐらい、ちょっとぐらい、ええやろ)

そうやって、無意識に食べ続けて、80キロになったわけだ。

そして、太ることには何の努力も、工夫もいらないが、

痩せるためには、意識を持ち続け、行動を続けなければ

ならない。

しかし、実は それこそが いつまでも美味しいものを

食べ続ける道だと思うのだ。

食べ過ぎて身体壊して、食事制限とかになったら、

何のこっちゃ、やからな。

「食べるために 食べない、太らない」 なんて、

人生はなんて パラドクスなんでしょう!





2011.10.31

井上銘 デビュー・アルバム発売記念ライヴ

先日、デビューアルバム 『First Train』 について書いた (これ)、

井上銘君 の 「デビュー・アルバム発売記念ライヴ」 に

行ってきた。

@Blues Alley Japan (目黒)

メンバーは、

(G) 井上銘、(Pf) 泉川貴広、(Ds) 柵木雄斗、(B) 若井俊也。

銘君は、今年20歳。

他のメンバーも 21歳、23歳、25歳 と若いバンドだ。

アルバム発売記念ということもあってか、満席。

開演前、お父さん、お母さんは、色んな人に ご挨拶で忙しそう。

それでも私を見つけて、挨拶に来てくださった。

私には、子供がいないのでご両親が どんな心境か

想像がつかないが、やっぱり、うれしいんだろうな。

演奏の方は、1曲目、銘君のオリジナル 「Hawk’s Eyes」。

私のお気に入りの曲だ。

一度聴いたら忘れられないような、印象的な メロディの出だし。

それだけで、成功だと思えるこの曲、

ギター・ソロの組み立てというか盛り上げ方が、また素晴らしい。

それから 印象に残っているのは、

銘君オリジナルの 「Village」、

レッド・ツェッペリンの 「Kashimir」、

ハービー・ハンコックの美しい曲 「Tell Me A Bedtime Story」

これは、全員の歌心あふれるソロに泣いちゃった。

そして、本編最後のアルバムタイトル曲 「First Train」。

これも銘君オリジナル。

ほかには、アルバムには入らなかった曲や、新曲も披露。

いやぁ、素晴らしかったね。

銘君はもちろん、メンバー全員。

銘君は、来年、バークリーに留学。

CD のフライヤーには、

 今後の海外留学を機に
 世界に向けて飛び立つ準備も万端
 まさに可能性は無限大。


とある。

いやはや、本当に今後が楽しみだ。


昔、聞いたことがある。

マドンナが言ったらしい。

「そんなにがんばっているあなたを神様が放っておくわけがない」 と。

やっぱりね、高校時代、椅子に腰掛けたまま、

ギターを持って寝てることがあったという、

それぐらいギターを愛したら、音楽の神様が

ほっとかないってことなんだろうな。


20歳のギタリストの演奏を聴きながら、

来年50のこのおっさん、めちゃくちゃ、ギター弾きたくなったのでした。



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