2011年 7月
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2011.7.1
Laguna Moon
久しぶりに Laguna Moon (al.fl:梅林ひさし
gt:つつみしんや)で ライヴをすることは、
少し前に書いた。
時間等は、Top Page で すでに案内済みだが、
ここでもお知らせさせていただく。
7月30日(土)
Open-19.:00 1st-19:30 2nd-20:30頃
8月21日(日)
Open-18.:30 1st-19:00 2nd-20:00頃
土曜日と日曜日でスタート時間が違うのでご注意を。
会場はいずれも原宿の bar dAZE。
Music Charge は無料で、チップ制。
Bar なので他にドリンク代がかかる。
最後のライヴが、2009年4月だったので、
今度のライヴは、2年3ヶ月ぶりとなる。
このデュオは、始めて5年半になるので、
結成当初に比べると、私の腕も多少は進歩していると思うが、
管楽器とのデュオは自分のソロの時、
伴奏してくれる人がいないので、大変難しい。
一生かかっても、マーティン・テイラーみたいには、
弾けそうにない。
でも、やりがいのあるテーマだ。
今回は、梅林さんがアルトフルートの他に、
クラリネットも吹く予定。
クラリネットとギターって、意外と合う。
ぜひ、聴きにきておくれ。
2011.7.2
ギラ・ジルカ
数ヶ月前、偶然、ギラ・ジルカ (Geila Zilkha) という
シンガーを知った。
変わった名前だが、日本 (神戸) で生まれで、
イスラエル人の父と日本人の母を持つハーフ。
日本で生まれ育ったと言っても、英語の発音が
日本人のそれと違うのは、環境のせいだろうか。
昔は、大阪のテレビ番組に司会者などで出ていたようなので、
もしかしたら、見たことがあったのかも知れない。
彼女に興味を持ったのは、昨年10月に発売された
アルバムのフライヤーを見たのがきっかけ。
←そのアルバム
そこには、「竹中俊二さん (gt) とのデュエット曲を中心に〜」 と
書かれていた。
竹中さんは、数年前に一度、ライヴを観たことがあり、
その時、ギターについて直接 お話もした。
アルバムの曲は、オリジナルから Jazz のスタンダード、
今井美樹の 『Piece Of My Wish』 の英詞カバー、
民謡 『竹田の子守唄』 英詞カバーと ユニーク。
(これは、面白そう) とアルバムを購入し聴いたのだが、
良かったので、ぜひ ライヴを観たいと思っていた。
前置きが長くなったが、そういうわけで 今日、
彼女のライヴに行ってきた。
@ BODY & SOUL (青山のジャズ・クラブ)
メンバーは、
ギラ・ジルカ (vo)
矢幅 歩 (vo)
竹中俊二 (gt)
北村嘉一郎 (voice percussion)
ギラさんのソロ・ライヴではなく、矢幅さんとの
ツイン・ヴォーカルのライヴだ。
この2人は、SOLO-DUO というツイン・ヴォーカル・ユニットでも
活動している。
さて、ライヴの方はどうだったかというと、
これが期待を 思いっきり上回る最高のライヴだった。
「明日の仕事の準備があるので、1部で帰るかも」 と
言っていた妻が、結局 2部の終演 (23時過ぎ) まで、
いたほど。
素晴らしくて 泣けてきて、面白くて 涙が出る、
こんなライヴは、そうそうないと言えるぐらい良かった。
まず、4人の技量・センスが素晴らしい。
息もピッタリ。
伴奏は、ギター1本なのだが、ヴォイス・パーカッションの
北村さんが加わることにより、まるでバンドの演奏のようだ。
ヴォイス・パーカッションというのは、
声でドラムやパーカッションの音を出すことで、
最近のアカペラ・グループには、たいてい、一人いる。
しかし、この北村さんの ヴォイパ は、
今まで聴いたことのないものだった。
ドラムの音をやっていたと思ったら、
ベースラインを歌いだしたり、
時には、ベースラインを歌いながら、
同時にハイハットの音も入れたり、
曲によっては、ヴォーカルにハーモニーをつけたりと、
めちゃくちゃ多芸。
歌も上手い。(以前 コーラスグループに在籍)
おまけに、飛行機や車の音、掃除機の音なんかも。
大韓航空機の機内アナウンスは大うけ。
そしてヴォーカルの2人も素晴らしかった。
ギラさんの歌は、CD で聴いていたが、矢幅さんは初めて。
今日の MC で話されていたのだが、
2人がデュオを始めたきっかけが 神がかり的だ。
5年前、あるライヴハウスで 矢幅さんのライヴの日、
リハーサルをしていたら、ギラさんが自分のライヴの日だと
間違ってやってきた。
せっかくなので、その日一緒に演った というのが始まりだという。
矢幅さんがその数ヶ月前に、たまたま そのライブハウスを
訪れたら、ギラさんのライヴをやっていたらしく、
それが、矢幅さんが初めてギラさんを知った日で、
その初共演の日まで、2人には面識はなかったらしい。
そんな出会いで、あんな音楽が出来るのは、神秘だ。
縁ってあるんやな。
初共演から、相性が良かったのだろう。
今日の演奏でもホントに良いデュエットだと思った。
それから、ギターの竹中さん。
あんまり見たことのないギター (シンラインのフルアコ) を
弾いていたが、遠めには、ヘッドのインレイが YAMAHA に見えた。
ちょっと興味あったので、検索してみたがそれらしいモデルは
見つからず。
オリジナル・モデルかな。
それはさておき、やっぱり上手いな〜。
ほとんど指板を見ないで弾く。
譜面も見ていないようだった。
ああいうの聴くと、自分が人前で演奏するのイヤになるよ。
演奏は、全部良かったけど、特に印象に残ったのは、
『3年目の浮気』。
本人たちはいたってマジメに歌っているのだが、
爆笑もんだった。
この曲をあんな風に演るというセンスに脱帽。
それから、『Route 66』 『My Favorite Things』
アンコールでやった 『上を向いて歩こう』 『Spain』 あたり。
ぜひぜひ、同じメンバーでまた観たい。
いやぁ〜、今さらだが音楽って本当に素晴らしい。
興味のある方は、下記の動画をどうぞ。
ギターではなく、ピアノと ギラ、矢幅、北村による演奏。
ヴォイパも聴けます。
↓
"OVERJOYED"
こちらは、ギラさんと竹中さんのデュオ
↓
"SUMMERTIME"
ギター、カッコええなぁ。
前述したのは、このギターだ。
もひとつ、『ラブ・ストーリーは突然に』 の英詞カバー。
これは、SOLO-DUO (ギラ & 矢幅)で CDになっている。
小田さんの世界とは、別世界。
↓
"Suddenly A Love Story"
これ、最後、日本語になって欲しくなかったな〜。
2011.7.6
裁判の行方の続き
「裁判の行方の続き」 というタイトルは、おかしいな。
もう、裁判は終わったんやもん。
でも、先週書いた 「裁判の行方」 の続編。
一昨日、裁判所から郵便物が届いた。
(なんやろ?) と開けてみると、「債権差押命令」 という書面。
簡単に言うと、私の会社が、被告から預かっていた、
賃貸契約に係わる預かり敷金を、被告に対し債権を
持っている 別の会社が 差押えてきたのだ。
私 (の会社) の立場は、第三債務者といって、
その敷金を勝手に被告に返却してはいけない。
どうやら、被告を訴えていたのは、我が社だけではなかったようだ。
しかし、その敷金は当然、我が社にとっては、
滞納家賃に充当するので、返すお金は一銭もない。
というか、それだけでは、全然足りないのだ。
銀行預金を差押えることも考えていたのだが、
その会社に 先を越されてしまったようだ。
まあ 色々、経験できておもろいけど。
2011.7.10
ダイエット開始
今月に入ってから、著しく更新率が悪い。
夏の暑さのせいにしておこう。
さて、この5年ぐらいの私の体重を振り返ってみると、
少ないときで、73〜74kg、多いときで 78〜79kg の間、
大体 77kg前後 だった。
しかし先月、ついに大台の80kg を突破。
厳密には、今まででも瞬間的に 80kg を越えたことは、
あったのだが、今回は今までとは違う感じがした。
先月受けた健康診断の結果では、
【身体計測】 という欄に
「肥満です。積極的に減量に努めてください。」 と
書いてあった。
「肥満です」 って、笑い事ではないけど、笑ってしまった。
その他、予想通り、尿酸値 と コレステロール値が高い。
いよいよ、気をつけんとやばいことになるな、と思い、
本気でダイエットすることにした。
この2週間ほどで、約 3kg は落ちたが (今朝の体重は、
76.8kg) ここからは、中々落ちないのだろう。
本当は、67〜68kg まで落とすつもりだったが、
先日、妻に 勢いで 「目標、 年内に 65kg」 と言ったら、
「絶対、無理」 と言われた。
その言葉は、珍しく 私の心に火をつけた。
まあ、大体いつもは、その火も すぐに消えるねんけど。
今回は、無理 と言われ、やはり 無理だったら、
あまりにも 悔しいので、65kg までチャレンジすることにした。
達成すれば、15kg の減量。
65kg といえば、30歳の頃の体重だ。
まあ、ダイエット なんて、続けられなければ、
意味がないのだけど、とりあえず、減量だ。
2011.7.11
断捨離
「断捨離」 って、一般的な 言葉かと思っていたら、
"やましたひでこ" っていう人の登録商標だった。
知ってた?
Wikipedia によると、「断捨離」 とは、
ヨガの「断業」、「捨行」、「離行」という考え方を応用して、
人生や日常生活に不要なモノを断つ、また捨てることで、
モノへの執着から解放され、身軽で快適な人生を
手に入れようという考え。
単なる片づけとは一線を引くという。
断=入ってくる要らない物を断つ
捨=家にずっとある要らない物を捨てる
離=物への執着から離れる
とある。
さて、かねてより物への執着を手放したいと思っている私だが、
これが 中々できない。
捨てるときには、結構 思い切って捨てたりもするが、
家の中の物は、いっこうに減らない。
妻に言わせると、ほとんどが私の物だそうだ。
妻に言わせなくても、ほとんどが私の物だが。
増え続ける物の中に、CD や DVD がある。
時々、BOOK OFF に持って行ったりするが、あまり減らない。
最近は、CD を買わず、アルバムごとダウンロードすることも
増えてきた。
また、レンタル CD も利用する。
そうすると、データだけ持っていて、CD は持っていないことになる。
それが OKなら、持っている CD を PC に取り込めば、
CD 自体は処分しても良さそうなのだが、
ここに 執着があるのだ。
好きな アーティストの CD や、好きな楽曲の入った CD、
思い出の CD などは、持っていたいのである。
別に CD を持っていようがいまいが、
普段、i−Pod で音楽を聴くのだから、関係ない。
でも、持っていたいのである。
昨日、少し CD を減らそうと、まだ データ化していない CD の
中から、BOOK OFF へ持って行っても良さそうなものを
数枚選び、PC へ取り込みながら、聴いていた。
すると、(えっ、こんな曲入ってたんや) とか、
(これ、ええやん、へぇ、ギター、マイケル・ランドウかぁ) とか
まるで、その CD を 初めてのように聴いている自分がいて、
とたんに、手放したくなくなるのである。
今まで、持っていたことも覚えてないような、
たぶん、買って1回 聴いたか聴いてへんかぐらいの CD に
とたんに執着が生まれ、(処分するのは今回でなくてもええか) と
いうことになってしまうのだった。
言い訳がましいが、CD を手放したくない理由のひとつに
ミュージシャンのクレジットがある。
(このドラム、ええなぁ、誰 叩いてるんやろ?) などと、
思ったときに、データ化し、CD を処分してしまった楽曲では、
ミュージシャンの確認のしようがない。
そんなこと大したことじゃないのだが、
これが結構、楽しみだったりするのね。
というわけで、私の断捨離の道は、険しいのである。
いつか、ダウンロードした音楽データに、演奏したミュージシャンや、
録音したスタジオのデータなども、含まれるようになれば良いな。
そうすれば、もう、CD なんか要らない。
ジャケットの写真も PC で見られるしね。
いっこも、断捨離ちゃうけど。
2011.7.12
断捨離 2
「断捨離」 について、ネットで いくつか読んでいたら、
こんな文章に出会った。
その都度、自分にとって最適の量。
その都度、自分にとって最高の質。
その都度、自分にとって最良の関係。
それが、モノへの感謝の念をも、育むのであります。
最適の量、最高の質、最良の関係、
これらは、人生全てに問えることだ。
自分に対し、いつも、この質問を持ち続けるだけで、
人生の質が変わりそうな、そんな言葉である。
2011.7.13
治療完了
5月に首を痛めて、カイロプラクティックに 通いだした。
通い始めは、6日連続で通院し、そのあと 3日後、
もう1回 3日後、そして、2週間後 と9回通い、
「様子を見ましょう」 と、ひと月開けた10回目が今日だった。
5月18日から、通い始めて約ふた月。
本日で治療は完了した。
今後は、「心配ならひと月に一度来て下さい」 と言われた。
痛くならない限りは、たぶん行かないだろう。
首には、希に違和感があるときがあるが、
あの痛みは、完治した。
希にある違和感は、身体のあちこちにあるので、
問題ではない。
今日、先生は、「夏バテしないでしょ?」 と自信満々に
言っておられたが、元々、夏バテしないので、
カイロの効果かどうか分からない。
でも、あんな風に言うんだから、夏バテしてた人が、
治療で元気になったりしてるんやろな。
来月で、49歳。
健康が何よりだ。
2011.7.14
性格の不一致
某役者さんが、奥さんを相手に、離婚するために
裁判を起こしている。
ご本人は、その理由のひとつに 「性格の不一致」 を
挙げている。
「性格の不一致」。
つまり、「ウマが合わない」 「相性が悪い」 ということなのだろうが、
この表現はなんとかならないだろうかと、聞くたびに思う。
辞書によると 「一致」 とは、
二つ以上のものがぴったり一つになること。
くいちがいなく同じであること。
合致。
とある。
つまり、「性格の不一致」 とは、「性格が違う」 と
いうことになる。
当たり前だ。
一致した方が、おかしい。
私と妻の性格は、「全く違う」 と言ってよい。
つまり、完全なる 「性格の不一致」 だ。
それでも、夫婦仲は良く、離婚はしないのは、
簡単に言うと 「ウマが合う」 ということなのだろう。
違う言い方をすれば、「価値観が同じ (近い) 」 だったりする。
たぶん、求めていることと、与えられることのバランスなんだろう。
家庭的な奥さんを求めている男に、社会に出てバリバリ活躍する女性は、
合わないだろうし、夫を支配したい女性に、自由に生きたい男は、
合わないだろう。
だから、「性格の不一致」 ではなく、「性格が合わない」 という
表現にするべきやと思うのだが どうか。
「性格の不適合」 とか、「性格の不調和」 とか。
または、「価値観・考え方の不一致」 かな。
どうやろ?
2011.7.15
Rod Stewart
確か中学生の時だったと思うが、
ラジオから 『Sailing』 が流れてきた。
歌詞の意味は分からなかったが、
何やら、壮大で感動的なものを感じたのを覚えている。
それが、私の ロッド・スチュワート との出会い。
高校に入って、私より洋楽に詳しかった友人 I 君に
『Sailing』 の収録されているアルバム (LP)
『アトランティック・クロッシング』 を借りて聴いて、
ロッドのファンになった。
そして、1978年、高校1年生の秋、アルバム、
『スーパースターはブロンドがお好き』 が発売され、
『Da Ya Think I'm Sexy ?』 が 大ヒット。
その直後の来日ツアーはチケットが取れないほどの 大人気。
高校3年生の時 (1981年) の来日ツアーのチケットは取れたが、
そのチケット代が、6500円。
1985年の エリック・クラプトンが、4500円だったことを
考えると異常に高い。
それだけ、人気が高かったということだ。
私は、70年代後半 のロッドが大好きで、その頃のものを
今でもたまに聴くが、80年代以降の彼をほとんど知らない。
アンプラグド のアルバムを買ったぐらいだ。
2000年代に入ってからは、
『ザ・グレイト・アメリカン・ソングブック』 という、
カバー曲集を 数枚出していて、
1枚ダウンロード購入したことがあるが、
あんまり好きになれなかった。
話は、ロッド から ちょっと離れるが、
私は、ジェフ・ゴラブ という ギタリストが好きで、
CD を ほとんど持っている。
彼が、ロッドのバンドにいたことは、知っていたが、
ちょっと前に、ジェフ のサイトを見ていたら、
ロッドの ライヴ DVD に出演していることが書いてあった。
ジェフ は、日本ではそんなに有名ではなく、
今のところ、来日公演もない。
YouTube を観れば、演奏している彼の姿も観られるのだが、
できれば、ちゃんとした動画で観たいな と思い、
そのDVD を Amazon で調べてみると、なんと 1187円!
スゴイ 時代になったもんや。
中古品 ちゃうで。
新品 (輸入版) が、1187円 やで。
早速、オーダー。
で、その DVD を一昨日、真夜中に観たのだ。
これが、良かった。
めちゃくちゃ、良かった。
その DVD のタイトルは、
『One Night Only : Rod Stewart Live at Royal Albert 』。
2004年10月にイギリス、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで
行われた ライヴを収録したものだ。
前半は 70年代のロック、後半は オーケストラをバックに
『Great American Songbook』 からの曲 を中心にした選曲。
まず、観客が素晴らしい。
若いお姉ちゃんから、おばちゃん、おっちゃんまで、
みんな、ホンマにロッドのことが好きなのが伝わってくる。
もの凄い 一体感。
そして、ロッド。
全く カッコ良すぎ。
すごくリラックスして、ロッド自身が 楽しんでて、そして 観客を
思いっきり楽しませる、“これぞ スーパースター ” って感じ。
2004年ってことは、59歳。
『Rhythm of my heart』 で、バグパイプを持って登場した
ブロンドのお姉ちゃんを追いかける姿は、
まるで やんちゃでひょうきんな若者。
ゲストの ロン・ウッド とは、本当に仲良しなんだろうな、と
伝わってくる やりとり。
そして、元々 この DVD の目当てだったバンドのギタリスト、
ジェフ・ゴラブ も、 『Hot Legs』 や 『Sailing』 のソロで
たっぷり観れた。
ロッドの曲の中でも特に好きな、『You're in My Heart』、
『I Don't Want to Talk About It』 が、聴けたのも最高。
とにかく、こんなに ライヴDVD で楽しめたのは、珍しい。
17曲、約83分 、一気に観られます。(誰でもじゃないやろけど)
DVD のタイトルにあるように このライヴが一晩しかなかったのなら、
チケット入手は、競争率 高かったやろな。
YouTube に、ほとんどの曲がアップされているようなので、
興味のある方は、どうぞ。(とりあえず1曲だけリンクしときます)
↓
You're in my heart
ところで、驚いたのは、日本との コンサート会場でのマナーの違い。
お客さん、写真は撮るわ、携帯電話かけて、
誰かに聴かせてるわ、やりたい放題。
そら、ネットにあれだけ色々ライヴ映像が出てくるわけだ。
2011.7.17
海洋天堂
『127時間』 を観に行った時に、予告編を観て、
興味を持った作品、『海洋天堂』 を 昨日 観てきた。
7月9日に公開された、この映画、ジェット・リー という
メジャーな役者が出演しているにも関わらず、
本日時点で、東京・大阪・兵庫の各1映画館、
計3館でしか上映していない。
(これから徐々に各地で上映される予定。)
日本では公開の予定がなかったのに、関係者の努力で
公開にこぎつけた、という記述も読んだ。
さて、物語は、21歳の自閉症の息子ターフー (ウェン・ジャン) と、
その父親 シンチョン (ジェット・リー) の物語。
母親は、ターフーが7歳のときに亡くなっており、
シンチョンがひとりでターフーを育ててきた。
そのシンチョンが、末期癌で余命3ヶ月と診断される。
息子をひとりおいて逝くことを案じた彼は、心中を図る。
映画は、その心中シーンから始まる。
ここで2人が死んでしまったら、話にならないので、
お分かりいただけると思うが、2人とも助かるのだ。
いや、助かってしまうのだ。
そして、シンチョンは、ターフーがひとりでも生きていけるように、
教育を始める。
「心中」「自閉症」「癌」「余命3ヶ月」と、ヘビーな言葉が並んだが、
作品は、淡々としており、観ようによっては、あっさりしているとも言える。
この題材なら、もっと感動的に作ることも出来たのだろうが、
製作者の意図は、そこにはなかったんだろう。
ヘビーとも取れる状況でありながら、
作品を観ていると、ターフーからヘビーさは感じない。
また、シンチョンに 「自身の死の恐れ」 はなく、あるのは、
「息子への愛と責任」 だけだ。
これらが、本作を 「淡々と」 と感じさせているのだろう。
映画の最後に
「平凡にして偉大なるすべての父と母へ」 とテロップが出る。
親の子供への愛、その大きさ、深さと、
ターフーの父親なしで、人生をスタートさせる無垢な強さ、
それらが、じわじわ、ゆっくり、心にしみ込んでくんるような作品だ。
(うまいこと書かれへんけど。)
ジェット・リーはもちろん、息子、ターフー役のウェン・ジャンが
素晴らしい。
途中、カメラワークの効果もあって、ドキュメンタリーかと
勘違いするほど。
ジェット・リーは、脚本を読んで感動し、即、出演を決めたという。
彼の初の ノー・アクション作品。
そして、ノー・ギャラ作品。
なんでも、彼は、スマトラ沖大地震に遭遇した後、
慈善活動に取り組んでいるらしく、本作にノー・ギャラで出演したらしい。
監督 シュエ・シャオルー も14年間、自閉症の方たちと接し、
ボランティア活動を続けてきた人。
彼女は、自閉症支援施設の現状に理解を深めて欲しいという思いから、
本作の脚本を執筆、監督した。
そういう人達が作った映画なので、どこまでも優しいのかも知れない。
本作の公開後、中国では自閉症の子供たちの基金が
3本設立されたらしい。
『海洋天堂 (OCEAN HEAVEN)』 オフィシャルサイト
★★★★☆
2011.7.23
バレエの発表会を撮る
今日は、友人の娘 (小学校1年生) のバレエの発表会だった。
会場は、等々力 (とどろき) 駅前にある 玉川区民会館。
私は カメラマンとして、撮影に臨んだ。
舞台の撮影は、初めてだ。
発表会といっても 今日は ミニ発表会なので、
撮影が許されたが、本格的な発表会では、
プロのカメラマンが撮影し、父兄の撮影は禁止だそうだ。
さて、出来栄えはというと、「う〜ん」 な写真ばかりだ。
記録写真としてなら、これでも良いのかもしれないが、
私は 「おっ!」 と思わせるような、一枚を撮りたいのだ。
ま、そんなのはプロだって、たくさん撮った中の一枚なんだろうけど。
バレエの発表会の撮影ということは、
被写体は踊っているわけだから、当然じっとしていない。
おまけに舞台は、素人が写真を撮るのには、あんまり明るくない。
そんな事情を考慮すると、上手く撮れないのを
カメラやレンズのせいにしたくなり、ついつい上級機種が欲しくなる。
ギターは、高くても安くても 演奏にそんなに影響しないけど、
写真は、出来栄えに 影響するのだ (と、思っている)。
でも、今の機材を 十分使いこなしているとは まだまだ言えないし、
買い換えるとなると、それなりの出費になるので、
上級機種を持つのは、まだまだ先の話だな。
では、本日の作品の紹介。
くるみ割り人形を踊るバレリーナ達。
これは、友人の子供ではなく、知らない子供の足。
なんでもつま先で立つと先端に体重の3倍の重さがかかるそうだ。
この子は、たぶん小学校高学年ぐらいだと思う。
発表会の後、会場から近くの等々力渓谷へ。
テレビで観たことがあったけど、初めて行った。
ほんの10メートルほど、下りただけなのに驚くほど涼しい。
等々力駅前のゴルフ橋の下から、等々力不動尊まで、
片道 500メートルぐらいかな、川沿いをブラブラ歩いた。
都会の中にこんな良い所があるんだな。
握りこぶしのような木の根っこ。
稲荷堂の前の仏像。
2011.7.26
宅建主任と法定講習
今日は、宅地建物取引主任者 (以下、宅建主任) の
法定講習だった。
宅建主任は、資格を一度取得すると 取り上げられない限り、
一生 資格者なのだが、取引主任者証は 5年ごとに
更新しなければならない。
取引主任者証がないと主任者の仕事をしてはならないのだ。
そして、その更新には、法定講習を受けることが必要。
今日の講習は、休憩をはさんで6時間。
受講者は、200人ぐらいかな。
講師は、弁護士2名、一級建築士、税理士。
それぞれの分野に関係ある不動産取引の紛争例や法改正の
ポイントが講習の内容だ。
面白くないだろうと思っていたら、意外と面白かった。
途中、ちょっと睡魔に襲われたけど。
例えば、税金関係の話で、
新築の住宅を購入すると、減税措置があるが、
建築されてから一定年数以上経った中古住宅を
購入する場合、減税措置がない。
なぜ、中古住宅の場合、減税措置がないと思う?
答え:
国は、新しい住宅を買ってほしいから。
新しい住宅を建てるためには、雇用が生まれ、経済が動く。
一方、古い住宅は、耐震や防災などにも問題がある場合が
多く、経済効果も低い。
国としては 出来れば建て直してもらいたいのだ。
なので、古い住宅を買う人より新築を買う人を優遇するのだという。
へぇ〜って感じ。
そんな話や、家を買ったあと、裁判になった例など、
普段は、聞けない話でそれなりに面白かった。
ところで、私は、5年前に 宅建主任の資格を取った。
それまで、不動産業には縁がなかったが、
6年前に入社した会社 (現在も勤めている会社) が、
不動産業で、宅建主任の資格が必要になったのだった。
もともと勉強が嫌いで、大学にも行かなかった私が、
40歳を過ぎて、生まれて始めて真剣に勉強したと言えるのが、
宅建主任の試験勉強だった。
もう、高校受験や中学・高校の定期試験など
比べ物にならないほど勉強した。
(まあ、それぐらい、当時は勉強しなかったということなのだが。)
宅建主任の勉強は、言葉がとにかく難しい。
知っている日本語なのに外国語を読んでいるような感じ。
分かってしまえば、どうってことないのだが、
最初は意味が分からず、ずい分イライラした。
「来年もこの勉強をするのは、絶対イヤ。
何が何でも今年で終わらせたい」 というのが、
最大のモチベーションで、結果、めでたく合格したのでした。
2011.7.28
国 旗
深夜、テレビでゴルフを観ていた。
全英リコー女子オープンだ。
画面の左上に選手の名前と国旗が出る。
見たことのない国旗が映っていたとき、
妻が私に訊いた。
「あれ、どこの国旗?」
私は知らなかったのだが、なんとなく バーミヤンの
桃のマークを連想したので、ジョークで、
「バーミヤン」 と答えた。
妻は、小声で、
「バーミヤン・・・」 とつぶやいていた。
どうしよう。
本気にしてたら・・・。
2011.7.30
Laguna Moon
今日は、 Laguna Moon のライヴ、@ bar dAZE。
お出でくださった皆様、ありがとうございました。
Laguna Moon は、梅林さん (アルト・フルート) とのデュオ。
2006年1月から練習を始めたので、もう5年半になる。
バンドやユニットで、こんなに長く続いているのは、初めて。
といっても、この3年ほどは梅林さんが1年の半分以上、
タイに行っているので、ライヴも練習も少なくなった。
今日は、2年3ヶ月ぶりのライヴ。
ギターを弾くことは、もちろん楽しいし大好きなのだが、
最近、人前で演ることに抵抗があった。
(全然上手く弾けてないのに、人前でやるもんじゃない) というような
感じがしてたのだ。
でも、梅林さんが 「ライヴをやろう」 というので、
(良い機会じゃないか) と自分に言い聞かして、
やることにした。
おかげで、ライヴがなければやらない練習をし、
まあ、なんとか、許容範囲の演奏ができた。
と言っても、ずい分、間違ったし、反省点も多く、
まだまだなのだが、(やらなきゃよかった) というほど、
ひどいことにならなかったので良しとしよう。
今回の試みは、梅林さんが2曲でクラリネットを吹いたことと、
私が、サンプラー (BOSS RC-3) を数曲で使ったこと。
梅林さんは、本職がサックスなので、クラリネットも吹けるのだ。
私が使ったサンプラーとは、自分の演奏をその場で録音し、
すぐに再生することができる機械。
フルートやクラの伴奏をしているときは良いが、
自分のソロになると、伴奏がないので、ギター1本では、
(私の場合) かなり寒い演奏になる。
そこで、梅林さんの伴奏をしている間、それを録音し、
自分のソロのときの伴奏として再生する、というわけだ。
10年前なら考えられないマシーンが、19,800円で手に入る。
ああ、21世紀の凄さよ。
今回初めての使用だったので、幾分ぎこちなさもあったかも
知れないが、もっと使いこなせば、面白いことができそう。
さて、9月には、梅林さんがタイに行ってしまうので、
今年の Laguna Moon のライヴは、あと1回。
どうぞ、お見逃しなく。
8月21日(日) @ bar dAZE (原宿)
Laguna Moon (al.fl:梅林ひさし gt:つつみしんや)
Open-18.:30 1st-19:00 2nd-20:00頃
Music Charge : 無料 (チップ制)