LAGUNA MOON MELLOW FLAVOR  LIVE GUITAR  LINK LYRICS


 つつみしんやのひとりごと  2015年 6月
    感想・ご意見は→ shinya◇shin223.com
    メールをくださる方は、上記アドレスの◇を@に変えて送ってください。(スパムメール対策)   


2015.6.1

ひとりごと8周年

2007年6月1日にこの「ひとりごと」を
書き始めたので、今日で丸8年になる。
44歳だった私も今や52歳。
あっという間やね。
これから8年後というと、60歳。
ひぇ〜、カンレキ〜!

いつまで続くか続けるかも決めずに、
始めたことだが、書いているうちに
自然と自分に課したルールがある。

・人が読んで、良い気のしないことは書かない。

これは、出来ているかどうか分からないけど、
ネガティヴなことは、
書かないように気をつけているつもり。
例えば、腹が立ったことを書くにしても、
読んだ人が不快にならないように書きたい。
できるなら、読んで笑ってもらえるものを
書きたいが、いつもいつも、そんなネタは
ないよなぁ。

・一旦アップしたら削除しない。

これは、ええかげんなことを
書かないように自分への心構えとして。
後日、間違いに気付いて
訂正することはあっても、今までに
削除したエントリーは一つもない。

8年も書いてると、中にはイマイチな
エントリーもあるけど、まあそれも
ありのままの私ということで。

音楽や写真同様、作品やと思って書いてます。

お気づきだと思うけど、
最近、トップの画像を変えたり、
フォントを変えたり、
マイナー・チェンジをしております。
もっと大幅にカッコよくしたいねんけど、
そんなセンスも時間もないので地味に。

ひとりごと、9年目に突入ですが、
これからもヨロシク _(._.)_ 。





2015.6.1

THE EYES OF A CHILD

フランスのある団体が、社会実験を行った。
画面に映った人が変な顔をするのを
親子で真似をしてください、というものだ。

子供は、幼稚園児から小学校低学年ぐらいだろう。
親子の間には、パーテイションを置いて、
互いの顔は見えないようになっている。

親も子も変な顔をして楽しんでいるように
見えるが、途中で親たちは変な顔の真似をやめ、
表情が固まってしまう。
子供は、あい変わらず変な顔を真似ている。

その動画をご覧下さい。(1分56秒)
THE EYES OF A CHILD


親たちの表情が変わったのは、
画面に映る変な顔の主が、
障害者に変わったからだ。

最後にメッセージが出る。

LET'S SEE THE DIFFERENCE
WITH THE EYES OF A CHILD.

障害者に対して、偏見を持たないでと
いうことなのだろうが、
良識のある大人は皆あそこで、
止まってしまうだろう。
って、いう考えが、すでに偏見なのだろうか?
これは、難しいなぁ。





2015.6.2

誕生日と結婚記念日

6月2日は、妻の誕生日であり、
私たちの結婚記念日でもある。
結婚は、今日で16年だ。
籍を入れる前の 1年ちょっとの
同棲期間を入れると、17年 " あの人 " と
一緒にいることになる。
17年かぁ。
そんなに経つか。

さて今夜のディナーは、目黒のイタリアン、
ランテルナ・マジカ。

TRATTORIA DELLA Lanterna Magica

ここ、今日で2回目だったのだが、
結構、お気に入りだ。
美味いし、安い。
コスパは高い。

初めて行ったのは、2月だったけど、
ホールのお兄ちゃんは私たちのことを
ちゃんと覚えていてくれた。
そのへんのサービスも嬉しい。

そして、イタリアン・レストランは、
いっぱいあるけど、ここは何かがイタリアっぽい。
それは、去年イタリアに行ったから
感じることやけど。

今日は、前菜の盛り合わせ、
パスタは「リガトーニ・パンチェッタ・パプリカ・
フレッシュトマトのソース」、そして、
メインに「豚スペアリブのチロル風煮込み」という
珍しい料理を。
ドルチェとカプチーノでお腹いっぱい。
全部美味しかった。
2人だと色々食べられないので、
今度は、4〜5人で行きたいな。





2015.6.3

舘野 泉
ピアノリサイタル


ちょっと前、舘野泉さんという、
ピアニストのことを知った。
その時のエントリーが これ

そのエントリーにも友人が舘野さんと
仕事をしていたことを書いたが、
先週の土曜日の深夜には、NHK BSで
「左手のピアニスト 舘野 泉 再びつかんだ音楽」
(2005年放送の番組)の再放送を
妻がたまたま発見したので観たり、
何気なく観ていたテレビ番組の
BGM が舘野さんのピアノだったりと、
この頃、不思議と舘野さんのことが、
目に耳に入ってくるのだった。

で、先のエントリーに、
「6月にあるコンサートのチケットも取った」と
書いたが、いよいよ今日がその日だった。

会場は、東京オペラシティ コンサートホールで、
席は、なんと最前列のほぼ中央。

演奏曲は、全て舘野さんのために書かれた曲だ。
ピアノのソロ曲、
ピアノとクラリネットのデュオ曲、
ピアノとチェロのデュオ曲、
ピアノ2人による三手連弾曲、そして、
ピアノ、チェロ、語りによるトリオ演奏曲と
バラエティに富んだ内容だった。

全て素晴らしかったが、中でも特に
チェロとのデュエットが印象に残った。
作曲は、アコーディオニストの coba。
タンゴだ。
チェロは、特殊奏法も結構使われていたので
楽譜にはどんな風に記譜されているのか、
機会があればぜひ見たいと思った。

休憩を挟んで、ラストは、
語り+ピアノ&チェロ。
宮沢賢治の詩の朗読と演奏だ。
これは、残念だった。
というのは、会場のオペラシティ
コンサートホールは、そのリバーブ(残響)が
素晴らしく、アコースティックな演奏には
良いんだが、朗読には向いていない。
ピアノとチェロはマイクを通さず、
生の音だが、朗読の女性は、マイクを
通していた。
すると、最前列だったから余計に
そうだったと思うのだが、
ピアノとチェロは、楽器からダイレクトに
音が届くが、朗読の声は高いところに
あるスーピーカーから出ている上に、
そのリバーブが凄いので、
ほとんどリバーブ成分だけが会場に
響き渡るような結果になってしまい、
非常に聞きづらかったのだ。
あまりに聞きにくいので、
途中から言葉を聞き取ることは諦め、
演奏だけに耳を傾けていたほど。
演奏が良かっただけに、
これは、非常に残念だった。

さて、今年の誕生日(11月10日)で、
79歳になる舘野さん。
両手でピアノを弾くことは、
もうないのかもしれないけど、
左手のピアニストになったことで、
舘野さんのために書かれた曲は、
70曲にのぼるという。
右手が不自由になっても演奏を諦めなかったことで、
音楽界に新たな世界を切り開くことになった。
演奏を聴けば、片手か両手かなどは、
本当に関係ない。

[ プログラム ]
1. シサスク:エイヴェレの星 (2011)
(舘野泉 / ピアノ)
2. エスカンデ:チェスの対局 (2011)
(二宮和子 / クラリネット、舘野泉 / ピアノ)
3. coba:Tokyo Cabaret (2013)
(多井智紀 / チェロ、舘野泉 / ピアノ)
4. エスカンデ:音の絵 〜三手連弾曲〜 (2011)
(小山実稚恵、舘野泉 / ピアノ)
〜 休 憩 〜
5. 吉松 隆:Kenji…宮澤賢治によせる (世界初演)
(柴田暦 / 語り、多井智紀 / チェロ、舘野泉 / ピアノ)

@ 東京オペラシティ コンサートホール







2015.6.4

清水の舞台

清水(きよみず)の舞台から飛び降りる。

物事に取り組む時の強い決意を表す言葉だ。
大体、高額な買い物をする時ぐらいにしか
聞いたことないけど。

行ったことのある人なら分かるだろうけど
清水寺の舞台は、地上約12メートルで、
4階建てぐらいの高さだ。
飛び降りた場合、打ち所が悪ければ、
命の危険もある。

記憶では、あそこから飛び降りたという
事件はないと思うのだが、昔はホントに
飛び降りが あったようだ。

「清水寺 成就院日記」という記録では、
江戸中期には、234人が飛び降りたらしい。
当時は、「飛び降り」ではなく、
「飛び落ち」と呼んだようだ。

「飛び降り」より「飛び落ち」の
方が怖い感じがするのは、なんでやろ。
「降りる」のは自分の意志やけど、
「落ちる」のは、自分の意志に関係なく
あらがえないからかな。

明治に入って、禁止令が出て、
飛び降り防止用の竹矢来が組まれたので、
現在では、飛び降りる人はいないだろう。

では、なぜ飛び降りたのか。
これは、自殺志願ではなく、
清水の観音様に一心に祈って飛ぶと、
命も助かり、願いも叶うという迷信による
願掛けであったらしい。

江戸時代以前には、飛び降りの記録はないようで、
江戸時代中期に始まった民間信仰だと思われる。
「命も助かり」と書いたけど、
打ち所が悪ければ、当然命に危険がある。

生存率は85%で、中には飛び降りても
無事でそのまま歩いて帰った人もいるようだ。
15%の人は、死んでしもたということやけど。

飛び降りの動機は、「主人のために願いを立てて」
「自分の病気の治癒」「母の眼病」
「暇がほしい」など。

飛び降りた70%は女性で、2度飛んで2度とも
助かったという女性もいたらしい。
願いは、かなったのか聞いてみたいね。


【参考記事】
清水の舞台から飛び降りた!?
「清水の舞台から…」 無茶な飛び降り、実は願掛け





2015.6.6

国際市場で逢いましょう

韓国では、1,410万人を動員し、
歴代2位の記録を打ち立てたという映画
『国際市場(いちば)で逢いましょう』を
観てきた。
ちなみに韓国動員1位は、
『鳴梁(ミョンリャン)』という、
1597年の文禄の役での日本軍との
戦いを描いた映画らしい。

さて、『国際市場で逢いましょう』。
1950年、朝鮮戦争の混乱の最中、
父親と妹と離れ離れになった
男(ドクス)の物語。
戦争に翻弄された家族の物語でもある。
父親との別れ際、ドクスは父に
「お前が家長だ。お前が家族を守るのだ」と
言いつけられる。

それからドクスは、母親と幼い弟、
妹を守るために、ずっと苦労をする。
ドイツの炭坑に出稼ぎに行ったり、
ベトナム戦争時に出稼ぎに行ったり、
やりたい夢をもあきらめて。
そのたびに命の危険にも遭いながら。

映画の冒頭、蝶々が飛ぶシーンは、
『フォレスト・ガンプ』への
オマージュだと感じたがどうだろう。
『フォレスト・ガンプ』では、
白い羽だったけど。

一人の男が、子供の時から幾多の困難に
打ち勝っていく様は、確かに
『フォレスト・ガンプ』に似ている。
実在の人物(例えばヒュンダイの創立者など)が
登場するあたりも。

さて、感想。
まず、色んな要素の詰まった映画だった。
親子愛、兄弟愛、友情、出会い、恋、夢、
貧困、戦争、別離、再会、責任・・・。

子供の頃、母に聞かせられた覚えがある。
「朝鮮は、南北に分断されたから、
家族がバラバラになった人が大勢いる。
日本は、南北に分断されなくて
良かった」 と。
子供心に、そういうもんかという
程度に聞いていた。

この映画を観て、気づいたのだが、
今まで、朝鮮戦争で南北に離れ離れに
なった韓国人家族の話なんて、
聞いたことがなかった。
もちろん、そういうことを書いた
専門的な書籍はあるのだろうし、
韓国映画もあるのだろうけど、
テレビでは、観たことがない。
もしかしたら あったけど、
私が観なかっただけかもしれんけど。

改めて韓国も戦争で、
ずい分と酷い目にあったんだと思った。
考えてみれば、戦争のあった国で、
国民がひどい目にあっていないところなんか
ないんやろうけど。

朝鮮戦争で離れ離れになった家族を探す
テレビ番組が、80年代になって
作られたようだ。
休戦が、1953年なので、30年ぐらいかかって、
やっと家族を探せるようになったということか。
家族と引き離されたまま、死んでいった人も
たくさんいたんだろう。

大変な男の一生なのだが、
暗く重くなく、時々笑いもありながら、
泣かされるシーンでは、たっぷり泣かされます。

「最も平凡な父の最も偉大な物語」という
キャッチのとおりの映画。


★★★★★




ジェームス・ブラウン

〜 最高の魂(ソウル)を持つ男 〜


今年50本目の劇場鑑賞映画となった、
『ジェームス・ブラウン
〜 最高の魂(ソウル)を持つ男 〜』。
原題は、" GET ON UP "。
(50本達成は、今までで最速。
この調子だと年間100本に届くかも。)

昨年は、フォー・シーズンズを描いた
クリント・イーストウッド監督の
『ジャージー・ボーイズ』を観たし、
今年4月には、ジミ・ヘンドリックスを
描いた『JIMI:栄光への軌跡』を観た。
実在のミュージシャンの伝記的映画が
たくさん作られるのは、音楽好きには
嬉しいことだ。

さて、JB は、1933年生まれだから、
レイ・チャールズ(1930年生まれ)より
少し年下。
キング・オブ・ソウル、ファンクの帝王などと
言われ、マイケル・ジャクソンや
ミック・ジャガーに影響を与えた黒人シンガー。

私は、若い頃、輸入盤の安い LP レコードを
数枚買った覚えがあるが、JB のことを
大好きだったわけではない。
でも、一度だけ来日公演を観たことがあるのだ。
1986年2月4日の大阪城ホール。
当時、アルバイトをしていた先の
同僚の女の子が招待券をもらったから
行かないか?と誘ってくれたのだった。
細かいことは覚えていないけど、
ステージでの、お決まりのマントを
かけてもらい、楽屋に下がりかけては、
マントをはねのけるパフォーマンスは、
印象に残っている。

その前年の1985年、JB は、
映画『ロッキー4/炎の友情』に出演し、
「リビング・イン・アメリカ」が
ヒットしたので、調子の良い時だったのかも
しれない。

映画にも描かれていたが、その後、
1988年に薬のせいでマシンガンを
ぶっぱなし逮捕され、6年の実刑判決を受けた。
(2年で出てきたようだ。)

映画を観ると、貧困な少年時代、
両親からも捨てられるなどのキツい境遇で
育ったことがよく分かる。
そして、天才的な音楽の才能、
音楽への妥協なき姿勢、
強烈なリーダーシップなどとともに
嫉妬深さなども描かれている。

JB は、2006年、73歳で他界したが、
昨年は、" The Original James Brown Band "
という名義で、JB のバックを務めた
オリジナル・バンドのメンバーが来日したりと
そのパワーは、いまだ衰えていない。

映画は、レイ・チャールズを描いた
『レイ』には及ばないが、
ジミ・ヘンの若い頃を描いた
『JIMI:栄光への軌跡』よりは良かったな。
比べるべきではないやろうけど。

JB を演じるのは、チャドウィック・ボーズマン。
後半に行くほどに JB 本人に似てくるように感じた。
ダンスなどステージのシーンは、
JB が乗り移っているかのようだ。
このチャドウィック・ボーズマン、
『42 世界を変えた男』で、
メジャーリーグ初の黒人選手、
ジャッキー・ロビンソンを演じた人だが、
JB とはあまりにもキャラが違うので、
同じ俳優だとは思えないほどだった。

ちなみに2003年の西田敏行主演の映画、
『ゲロッパ!』は、ヤクザの親分が、
JB の大ファンという設定だった。
タイトルの「ゲロッパ」は、JBの曲、
" Get Up (I Feel Like Being Like A) Sex Machine "
の " Get Up " のことやけど、
どう聞いても日本人には、
「ゲロッパ」としか聞こえへんのですわ。


★★★★▲





2015.6.7

マクラ営業

銀座のクラブのママと男性客が、
約7年間、肉体関係をもった。
男性客の妻が「精神的苦痛を受けた」と
ママに慰謝料400万円を求めた裁判があった。
昨年4月に判決が出たその裁判のことが
今頃になって、取り上げられている。

東京地裁の出した判決は、
クラブのママの行為は「マクラ営業」であって
その妻に対する不法行為にはならず、
ママは慰謝料を払わなくてもよい、
というものだった。

異例の判決内容が、弁護士たちの間で
話題となり、メディアが取り上げるように
なったようだ。

いくつかの記事を読むと
裁判では、「不倫」か「マクラ営業」かという
論点が重要だったように読み取れる。
例えば、ソープランドなら、
客の性欲処理を商売として応じているだけなので
妻が精神的苦痛を受けたとしても、
妻に対する関係で不法行為にあたるものではない、
ということになるらしい。
同様に ママが男性客と関係を持ったのも、
「営業」の一環だという解釈だったわけだ。
一度きりならまだしも、7年も関係が続いたとなると、
営業と呼ぶ以上に、特別な感情が
あったんちゃうか(つまり不倫関係)とも
推測されるけど、裁判官は、
不法行為にあたらないということは、
慰謝料を払わなくてもよいという判断を下した。

この判決の内容も驚きといえば驚きだが、
私には「妻が夫ではなく、クラブのママを
訴えたこと」の方が驚きだった。

夫婦関係においては、妻が精神的苦痛を
受けたのは、夫の行為だろう。
もちろん、ママという相手がいてのことだが、
私の感覚からいえば、これは夫婦の問題で、
ママは関係ないように思うのだが、どうだろう。

ただ、過去には「他方の配偶者の夫又は
妻としての権利を侵害し、その行為は違法性を帯び、
他方の配偶者の被った精神上の苦痛を
慰謝すべき義務がある」とした判例もあるようだ。
不倫する際には、相手の配偶者から
慰謝料を請求されるリスクがあるということか。

いずれにしろ、妻が夫を訴えるのなら、
私は分かるのだけど、ママを訴えるというのは、
何かみっともなく見えてしまうのは
私の感覚が偏っているのだろうか。

もし、妻がママではなく、夫を訴えていたら、
夫の行為は「営業」ではないので、
判決の内容も変わったようだ。

慰謝料の請求は、どうかと思うのだが、
夫に何度頼んでも ママと別れてくれない場合は、
妻がママに直接モノを言うのはありだと思う。

そんなシーンは映画でもあるよね。
妻が、愛人のところに乗り込んでくるような場面。
さすがにママの方もそんな修羅場になれば、
別れようと決意するかも知れない。
関係が「恋愛」ではなく「マクラ営業」であれば、
なおさらね。
ただ、手切れ金払わなあかんかも知れんけど。


参考記事 1
参考記事 2
参考記事 3





2015.6.8

MIKE STERN BAND
featuring VICTOR WOOTEN,
BOB FRANCESCHINI
& WILL CALHOUN


来日の度に観に行っている、
マイクスターン。
もう、15回以上は観に行っただろう。

今回のバンド・メンバーは、
ボブ・フランチェスチーニ(sax)、
ヴィクター・ウッテン(b)、
そして、ドラムは、“リヴィング・カラー” の
ウィル・カルホーン。

ここんとこ数年は、トランペットの
ランディ・ブレッカーとの来日が多かったので
サックスのボブは、久しぶりな感じ。

マイクの音楽には、
やはりテナー・サックスの方が、
合っている。

マイクのバンドのベースは、
リチャード・ボナ、アンソニー・ジャクソン、
ジョン・パティトゥッチ、トム・ケネディ、
クリス・ミン・ド−キ−で観た。
ヴィクター・ウッテンは、好きなベーシストで、
今まで数回ライヴを見ているが、
マイクのバンドでは、初めてだ。

ドラムのウィル・カルホーンも初めて。
心なしかロックぽかったように感じたが、
“リヴィング・カラー” のドラムと
思って聴いたからだろうか。

演奏は、このウィル・カルホーンの
ドラムソロも素晴らしかったが、
毎度のことながら
ヴィクター・ウッテンが素晴らしかった。
伴奏はもちろん、ソロは、もう神業でした。
どうやって弾いているのか分かりましぇん。

心の底から何度も「イェ〜イ!」と
叫んでしまうライヴだった。

マイクはやはり、黒のTシャツ。
ヴィクターの髪の毛が増えてたけど、
もしかして・・・。


[ MEMBERS ]
Mike Stern (g)
Victor Wooten (b)
Bob Franceschini (sax)
Will Calhoun (ds)

@ Blue Note Tokyo
2nd Show







2015.6.9

ROCK+
Char


「ROCK+」は、「ロック・プラス」と読む。
先月発売された Char のニューアルバムの
タイトルだ。



Char は、来週 6月16日に
60歳の誕生日・還暦を迎える。
タイトルの「ROCK+」は、
「ロックジュウ(60)」とも読めるわけで、
Char の独特のシャレが効いているのだ。

還暦といえば、干支が一巡ということで、
このアルバムでは、世代超えた異なる干支の
12人が Char に楽曲を提供し、
プロデュースもするという、
面白い企画になっている。

収録曲と楽曲提供&プロデュースは
次の通りだ。
私のコメントも含めて。

1. カタルシスの凱旋 / 泉谷しげる

Char にとっては先輩(67歳)。
フォークソングを歌っていたイメージだが、
出で立ちや生き方にはロックを感じる人やね。

2. Still Standing / 佐橋佳幸

妙にハマっていて、Char が歌うことを
イメージして作ったんやろうな、という感じ。
ホーンも入っていてサウンドもリッチ。

3. Stormy Heart / 布袋寅泰

アルバム唯一のインスト。
ロックなイントロから、メロディに入ると、
なんというか哀愁たっぷり。

4. Gでいくぜ / ムッシュかまやつ

今回のプロジェクトの最年長、
ムッシュかまやつ、76歳。
元ザ・スパイダース。
独特な世界を展開しており、
1回目より、2回目 3回目と聴くほどに
味が出てきます。
そう言えば、ムッシュ、
昨日ブルーノートでお見かけしました。

5. ニッポンChar,Char,Char / 石田長生

石やんは 相棒でもあるわけやから、
当然入ってる人。
曲は全くの、石やんワールドやけど、
タイトルからイメージするほど
ふざけていない、真面目な曲。

6. トキオドライブ / 奥田民生

ストレイトに攻めてきたなっちゅう感じ。
ベースは、ダウンタウンの浜ちゃんの息子、
ハマ・オカモトが弾いてる。

7. Night Flight / 松任谷由実

一番意外だったのは、やっぱりユーミンかな。
ユーミンの曲を Char が歌うというのが、
イメージしにくかった。
でも聴いてみると、そんなに違和感ない。

8. 悪魔との契約満了 / 佐藤タイジ

違和感なくハマってます。

9. I’m Just Like You / JESSE

JESSEは、Char の息子。
世代だろうか 新しさを感じつつも、
何かが Char っぽい。
親子の息が合っててグッド。

10. 7月7日 / 福山雅治

Char っぽくないなぁ。
福山の曲を Char が歌ったという感じ。

11. チャーのローディー / 宮藤官九郎

これは、あかんやろ。
阿部サダヲが、ローディー役で登場します。
変な関西弁、やめてほしい。

12. 坂道ホームタウン / 山崎まさよし

山崎っぽい曲で、今まの Char には
ありそうでない曲調。

以上。

全体に今までにない Char を引き出すという点では、
成功していて、聴いていて飽きずに楽しい。

ミュージシャンも色んな人が入っていて楽しめる。
例えば、ギターには、布袋寅泰、福山雅治、
鳥山雄司、JESSE、ムッシュかまやつ、
泉谷しげる、山崎まさよし、等。

ベースには、Tony Grey、清水 興、
高水健司、ハマ・オカモト、等。

ドラムスには、屋敷豪太、沼澤尚、
奥田民生、正木五朗、山木秀夫、等。

来週月曜日には、いよいよ武道館での
還暦ライヴ。
武道館の Char は久しぶりだ。
2001年の25周年記念ライブ以来か。

先日、地下鉄のドアの窓にて広告を発見。



先日(6月2日)は、「徹子の部屋」に
出演してたよ。





2015.6.10

ときどき写真展 20

おとぎの国へ



2014.10.23 Italia Alberobello





2015.6.11

銀座で

今日は、高校の先輩3人との飲み会。
この会は、年に数回だが、
もう6年以上続いている。
今回は、「銀座でワイン」という
ワインバーで。

最近は、安いワインを数多く置いている
お店が増えたね。
消費者としては、嬉しいこと。
特にこの会は、「飲んべいの会」と
名付けているほどよく飲む会なので、
リーズナブルで、たっぷり飲めることは、
重要なこと。

高校の先輩と書いたけど、面白いことに、
高校時代、私は、一度も彼らと接触がない。
大阪の高校なので、東京の同窓会支部の
集まりで出会ってから、飲むようになった。
もちろん、先輩3人は同級生なので、
当時から交流があったんやろうけどね。




めっちゃいっぱいのワイン





2015.6.12

L E O

昨日は4人で、赤2本、白1本、
赤の泡(スパークリング)1本と
合計4本のワインを空けた。
久しぶりに、飲み過ぎた。

白ワインは、「LEO」というアルゼンチン産のもの。



エチケット(ラベル)が、シャツの形だ。
裏ラベルには、こう記載されている。

「レオ」シリーズは、アルゼンチンが誇る
葡萄品種トロンテスと弱い立場にある子供達を
救済する活動への賛辞を表しています。
「レオ」ワインのクリエーションを通して、
レオ・メッシ財団と協力し、社会的に困難な状況に
置かれている子供達への医療・教育開発プロジェクトの
確立を長期にわたり支援致します。




メッシのサインらしきものも印刷されている。

よく分からんけど、たぶんこのワインを飲めば、
支払ったお金の一部が、慈善事業に使われるのだろう。
ええ話やなぁ、とガブガブ飲んだ。

メッシというのがサッカー選手の名前だということ
ぐらいは、知っていたが、私はサッカーに明るくないので、
今日、何気なく「メッシ」と検索してみた。

すると、「脱税疑惑メッシ 裁判所出廷へ」という
昨日のニュースがヒットした。

脱税をしたのは、経済管理をしていた父親のようで、
そのことを本人が知っていたかどうかは、
分からないようだ。
仮に知らなかったとしても、実際に利益を
得たために責任は免れないようで、
最長6年間の刑務所収監もありえるらしい。

スーパー選手の光と影ですかね。

ワイン名の「レオ」というのは、
メッシの愛称のようだ。





2015.6.13

春風亭一之輔の
ドッサりまわるぜ 2015


一之輔の独演会。
「ドッサりまわるぜ」という全国ツアーで
5月31日の仙台を皮切りに、
7月12日の北海道まで、
全国10都市を周る。
今日は、その3公演目だった。
「ドッサりまわるぜ」というタイトルには、
「ドサ回り」の裏意味があるようだ。

全国ツアーをやる落語家は、たぶん
少ないだろうと思うが、このツアーは、
「vol.3」とあり、3年目であることからも、
一之輔の全国レベルの人気がうかがえる。

オープニング・トーク。
落語会には珍しく、着物ではなく、
ジーンズ姿(普段着?)で一之輔が登場し、挨拶。
このトークでお客さんの様子を見て、
演目を決めるんだろう。

いったん引っ込んで、前座の登場。
一之輔の挨拶は、ハンドマイクでオン
(マイクとの距離が近い)だったため
聞きやすかったが、前座が話し出すと、
高座では、マイクがオフ目(距離が遠い)に
なるので、その差が激しく、慣れるまでの
しばらくは聞きづらかった。

もうちょっと、ボリュームを上げてくれると
いいのだが、そういう調整をマネージする
人は、落語会にはいないのだろう。
前座のあと、一之輔が登場する頃には、
その音にも慣れた頃で、問題なかったが。

さて、一之輔。
落語を聴きに行くようになって約2年。
今のところ、一番ナマで聴いた回数が多い。
昨年の4月に初めて観てから、
1年2ヶ月の間に 9回といえば、
その惚れ込みようも分かってもらえるだろう。
来週も、(今回の全国ツアーではない)
独演会に行くのだ。
ほとんど中毒のようだ。

今日の演目は、「がまの油」、
「妾馬(めかうま)」、「不動坊」。
一之輔の「妾馬」「不動坊」は、
初めてだったので嬉しかった。

「がまの油」は、長い口上が聴かせどころだが、
一度もかむことなく、淀みなく流れるように
述べるのは、ホントに素晴らしい。
他の噺家でも聴いたことがあるが、
ちょっと引っかかってしまったりするのね。
それだけ、難しいということだと思う。

「妾馬」は、面白くてちょっと泣ける噺。
噺家によって、登場人物のキャラクターが
少しずつ違うのは、あい変わらず興味深い。
一之輔の場合、八五郎が
「三太夫、下がっておれ」と言うの好きやなぁ。

「不動坊」はドタバタ喜劇的な噺。
これは、元々は上方落語ということやけど、
こんなバカバカしい噺は上方やろなと思う。


【 演 目 】
オープニング・トーク 春風亭一之輔
「子ほめ」 春風亭朝太郎
「がまの油」 春風亭一之輔
「妾馬」 春風亭一之輔
〜 仲入り 〜
「不動坊」 春風亭一之輔

@ 神奈川県民ホール 小ホール


らくごDE全国ツアー vol.3
春風亭一之輔のドッサりまわるぜ2015








2015.6.14

ときどき写真展 21

祈 り



2014.10.25 Italia Amalfi





2015.6.15

― The 六十th Anniv. ―
"ROCK+"
CHAR LIVE IN 日本武道館




先日、還暦記念のニューアルバム、
「ROCK+」のことを書いた。
昨夜、今月号のギターマガジンの
Char のロングインタビューを読み、
改めて聴き直してみると、
ずい分、印象が変わって聞こえてきた。



例えば、JESSE(Charの息子)の曲で
最初に聞こえる時計の音が、
実家にあったお母さんの遺品の
振り子時計の音であるとか、
福山雅治の曲は、「気絶するほど悩ましい」の
アンサー・ソングだったとか、そういう
エピソードを読むと、1曲1曲に
愛着が出てきたというか、なんというか、
愛おしくなってくる感じだ。(変?)
福山の曲は、「Char っぽくないなぁ。
福山の曲を Char が歌ったという感じ」と
書いたけど、その印象さえ変わってしまい、
「Char の曲」になっていったのだった。

さて、今日はいよいよ、その新曲が
ナマで聴ける武道館ライヴ。
ゲストであの人たちが出てくるんちゃうか、
などという期待は、一切なく、
バンドメンバーが誰か、ゲストがあるのかさえ
考えることもなく、席に着いた。



開演前、ステージ後ろのスクリーンには、
昔からの Char の写真が映し出され、
代表曲がダイジェストで流れている。

18時30分を少し過ぎて、メンバーが登場。
ニューアルバムの1曲目、『カタルシスの凱旋』の
イントロのドラムが始まると、
ギターを持った泉谷しげるがステージに登場。
この時、初めて、(えっ?もしかしたら、
今日は、あの12人が出てくるの?!)と思った。
あの12人とは、Char の新譜に曲を提供し、
プロデュースをした人たち。

泉谷しげる、
佐橋佳幸、
布袋寅泰、
ムッシュかまやつ、
石田長生、
奥田民生、
松任谷由実、
佐藤タイジ、
JESSE、
福山雅治、
宮藤官九郎、
山崎まさよし 。

上から順番に ねずみからいのししまで、
干支が並んでいる。(年齢はバラバラ)

2曲目は、佐橋さんの曲『Still Standing』。
佐橋さんは、今日はバンドメンバーとして、
出突っ張り。
Char のバンドの ギターが、
佐橋さんやなんて、長生きするもんやなぁ。
しみじみ。

3曲目、(ええと次は寅年やから、布袋寅泰や。
まさか、出てくんの?)なんて考えてたら、
出てきました!
曲は『Stormy Heart』。
なんと、ロンドンから駆けつけたという。
ギターは、ゼマティスに見えたけど、
オペラグラス忘れてしもたので、多分です。

4曲目、ムッシュかまやつ登場。
『Gでいくぜ』。
ギターは、スタインバーガー(多分)。

5曲目、石やん(石田長生)の曲、
『ニッポンChar,Char,Char』。
Char が、「今日は来ていない人もいます。
石やんは、違うところで頑張っています」と
意味深な MC。

6曲目、奥田民生はドラムセットとともに登場。
『トキオドライブ』でドラムを叩き、
後半ギターソロも弾いた。

ここで、休憩。
ステージのスクリーンには、
12人の楽曲提供者のビデオ・コメントが
流れる。
石やんは、ビデオなしの文字メッセージのみ。
ここで、(ああ、病気なんや)と分かる。
終わってから調べたら、石やん、
食道の入口に癌が見つかり、2月27日の
ライヴを最後に病気療養のため、
活動を休止していた。
知らんかった・・・。
出たかったやろなぁ。

休憩のあとは、7曲目から。
ステージにピアノが出てきて、ユーミンの登場。
ユーミン、Char より 1歳上の61歳やけど、
超ミニ・パンツです!
足、キレイです!
そして、ピアノ弾くだけで引っ込みます。
贅沢!

8曲目、『悪魔との契約満了』。
佐藤タイジ、レスポールです。
カッティング、凄いです。

9曲目、親子共演。
JESSE の『I’m Just Like You』。
JESSE のラップも飛び出した。

10曲目、福山雅治登場。
『7月7日』。
初めて見たぞ、ナマ福山。
Char が福山のことを「ギターが上手くなった」
と書いていたけど、今日はギターで
Char と掛け合い。
確かに、上手いぞ、福山。
福山のギターは、小さめのセミアコに見えたので、
これまた多分やけど、ギブソンの ES-339 かな。

そして、11曲目。
問題の(?)『チャーのローディー』by 宮藤官九郎。
この曲、CD では途中で 阿部サダヲが、
ローディー役で登場して、Char とコントになる。
まさか、それはやらんやろうと思っていたら、
その部分は、音声が流れて、スクリーンに
スライドで Char と阿部サダヲの写真が
映し出された。
これが、傑作で、大爆笑。

阿部サダヲが、遅刻してきて、
「楽屋で布袋と喋ってました。
あ、布袋さんと」っていうセリフが
あるねんけど、CD 聴いたとき、
何のことか分からんかった。
今日のライヴでこの曲聴いたら、
「今日のことやんか!」って。
凄いフリやったなぁ、恐るべしクドカン。
本人は、登場せんかったけど。

そしていよいよ12曲目。
山崎まさよし登場。
『坂道ホームタウン』で、
ブルース・ハープとアコギを演奏。

冒頭、Char が、「今日はニューアルバムの
発表会です」と言うたんやけど、
全曲、ライヴ用にアレンジされてて、
パワーアップ。
こんな豪華な楽しい発表会とは、
思いもせんかった。

13曲目は、Char の曲。
え〜っと、聞き覚えがあったけど、曲名失念。
最近の曲。
この曲のギターソロを弾く Char が、
本当に嬉しそうで、楽しそうで、
幸せそうで、見ていたら泣けてきた。

本編は、ここまで。
以下は、アンコール。

『All Around Me』
『Shinin'You Shinin'Day』
『Smoky』
『Livin' In Tokyo』

『Shinin'You Shinin'Day』では、
ゲスト全員が、ステージに再登場。
端っこに、金子マリらしき人も見えたけど
紹介はなかった。

バック・バンドのメンバーは、
佐橋佳幸(Gt)、kyOn(Key)、
澤田浩史(Ba)、 古田たかし(Dr)、
コーラスの女性(名前失念)。

全部でたっぷり 2時間45分。
いやいや、素晴らしかった。
バンドも良かったし、その上、
豪華すぎるゲスト陣。
そのゲスト全員が、1曲演奏しただけ。
内容の濃いい、贅沢なライヴだった。
大満足。

カメラが数台入っていたので、
映像になってリリースされるのは、
間違いないだろう。
これは、また観て楽しみたい。

なお、Char の誕生日は、明日 6月16日。
つまり、今日が50代最後の演奏だったわけやね。

Char さん、
還暦おめでとうございます。




(追記)
演奏メンバーについて。
『Still Standing』、
『Shinin'You Shinin'Day』では、
東京スカパラのホーン 4人がゲスト参加。
『トキオドライブ』では、ベースに
ハマ・オカモトが参加。
名前の分からないコーラスのお姉ちゃんは、
『Still Standing』のレコーディングに
参加している 鈴木桃子 or ZOOCO の
どちらかかな?





2015.6.16

ときどき写真展 22

夕暮れ カモメとヘリコプター



2014.12.3 Manila Philippines





2015.6.17

1 0 年

妻が、相棒の U子さんと会社を立ち上げて、
この6月で10年が経った。
もう10年か、早いもんや。

設立から10年後の会社の存続率は、
5%と言われている。
20社あれば、1社しか残っていないと
いうことだから、我が妻ながら、
よくやっていると思う。

ここまで来れたのは、U子さんはじめ、
たくさんの方々のお世話になってのことだ。
ありがたいことである。

さて、今日はその10周年の祝いということで、
U子さん夫婦と私たちとで食事に行った。
目黒の リストランティーノ・ルベロ
一軒家を改造した、シャレたレストランだ。

2年ぐらい前に一度行ったことがあり、
美味しくて気に入ったのだが、
イタリアン・レストランは、
お気に入り店がいくつもあり、
中々再訪の機会がなかったのだ。

久しぶりだったわけだが、
ほぼ満席の様子で、繁盛している
様子が十分伝わってきた。
やっぱり、美味しかったもんね。


メインに選んだ熟成の牛もも肉

さて、妻たちは、今年は別の社団法人を設立し、
事業の一部をそちらへ移し、
ヴィジョンの実現へのさらなる一歩を
踏み出すらしい。





2015.6.18

J亭落語会 月替り独演会
春風亭一之輔 独演会

「J亭落語会 月替り独演会」というのは、
数人の噺家が月替わりで独演会をするという企画。
会場は、虎ノ門の JTアートホール アフィニス。

2012年からは、桃月庵白酒・柳家三三・
春風亭一之輔 の3人が月替わりで出演しており、
昨年、9月にも 一之輔の会を観に行った。
その時は、「喜怒愛楽シリーズ・怒」という
テーマだったが、今日は「起笑転結シリーズ・起」
というテーマだった。

う〜ん、「怒」の話ならいくつか思い浮かぶが、
「起」って何やろう、と思っていたら、
一之輔の演目は、「酢豆腐」「麻のれん」
「粗忽(そこつ)の釘」。
ま、あんまり関係ないのかな。
強いて言えば、「粗忽の釘」は、
引越しの話なので、「起」と言えなくもないが。

一之輔の高座は、10回目だったのだが、
今日の3席は、いずれも(一之輔で聴くのは)
初めてだったというのが嬉しい。

「麻のれん」は、目の見えない按摩の噺。
CD では聴いていたが、結構、仕草が多く
ビジュアル的な噺だった。
枝豆を食べる仕草が素晴らしく、
豆が2つしか入ってなかったり、
カラの枝豆を食べようとしたり、
細かい描写が上手い。
これは、ナマで見ないと。

圧巻は、「粗忽の釘」。
この噺は、上方では「宿替え」という。
粗忽者の噺だが、その粗忽加減が、
強烈で爆笑でした。

開口一番と仲入り後は、女流噺家。
男性噺家が、女性を演じるのは、
違和感がないのに、女性噺家が、
男性を演じると、どうもいけないなぁ。
慣れたら気にならなくなるのかな。


【 演 目 】
「たらちめ」 春風亭一花
「酢豆腐」 春風亭一之輔
「麻のれん」 春風亭一之輔
〜 仲入り 〜
「真田小僧」 立川こはる
「粗忽の釘」 春風亭一之輔

@ JTアートホール アフィニス





2015.6.19

SIMON PHILLIPS “Protocol III”
featuring ANDY TIMMONS,
STEVE WEINGART & ERNEST TIBBS


昨年5月に観た、
「SIMON PHILLIPS "Protocol"」が帰ってきた。
前回は、"Protocol II" だったけど、
ニューアルバムも発表され、
今年は “Protocol III” となった。

東京公演は、19〜21日の Cotton Club、
23日の Blue Note の 4日間。
その初日の 2nd Show を観てきた。
メンバーは、昨年と同じ4人。

やはり、クラブはええな。
4〜5メートル先で、
サイモンがドラムを叩いているのは
見ものである。

アンコール入れて70分ぐらかな。
あっという間。
主にニューアルバム “Protocol III” からの
選曲で、素晴らしい演奏だった。

ベースのアーネストは、けっして派手な
プレイはしないけど、今日はなぜ、
サイモンがアーネストを起用しているかが
分かったような気がした。
1曲目、サイモンのドラムソロから始まり、
メンバーが順に登場し、『Undercover』に入った。
聴いていて、ドラムとベースのタイム感が、
めちゃくちゃ 気持ち良いのだ。
(なにこれ?)って、いうほど。
聴いていて、そんな風なのだから、
演っている方も当然気持ち良いだろう。

アンディはちょっと太ったんちゃうか。
ギターは、サンバーストのアイバニーズ、
アンディ・モデル(メイプル指板)。
ホワイトのローズ指板のものが、
控えに置いてあったけど、使わず。
やっぱり、ええ音してたなぁ。
アンプは、ブギー(と思う)。

下の写真は、私の座った席から、
サイモンのドラムセットを撮ったもの。



ドラムセットは、ステージ下手に
ステージ中央を向けて据えられているので、
ドラマーから見て、右側から撮っている。

PROTOCOL のロゴ入りキャップ購入。




[ MEMBERS ]
Simon Phillips / サイモン・フィリップス (ds)
Andy Timmons / アンディ・ティモンズ (g)
Steve Weingart / スティーヴ・ウェインガート (key)
Ernest Tibbs / アーネスト・ティブス (b)

@ Cotton Club
2nd Show







2015.6.20

会社設立10周年と
社団法人発足


今日は、U子さんと妻の会社、
株式会社アイプラスの設立10周年記念と
新しい社団法人アイアイ・アソシエイツの
発足式を兼ねたイベントがあった。

10年前、妻とU子さんは、
2人で会社を始めた。
2人のそれまでの経験を活かし、
コンサルティングやカウンセリング、
自分らしく生きるための講座などを
中心に10年間やってきたのだ。

今日のイベントには、147人が来られた。
中には、名古屋や静岡、栃木など遠方から
来られた方も。

私は普段、妻の仕事に関わっていないが、
今日のようなイベントに出席すると、
本当に多くの人に支えられているのだと
実感せざるを得ない。
感謝である。

そして、新しい社団法人の出発は、彼女たちの
新しいコミットメントへの船出でもあるのだ。





2015.6.21

ときどき写真展 23

郷 愁



20150504 伊豆半島 爪木崎公園より大島を臨む





2015.6.23

目黒 イタリアン ベスト3

昨夜は、以前から気になっていた、
目黒のイタリアン「Restaurant L'asse」で会食。
白い壁が落ち着いた雰囲気の高級店だ。

シェフは、7年半イタリアの2つ星、3つ星の
レストランで修業されたとのこと。
素晴らしいお料理でした。
からすみの入ったパスタが特に印象的。

ここでは、客としても上品に振舞いたいところだが、
昨夜は 3人でワインを3本空け、ちょっと、
騒がしかったかもしれない。
反省。( ← 役に立たない)


チョイ高のブルゴーニュ3本 めちゃうまです。


これで (私の)目黒のイタリアン・ベスト3が決定だ。

・ランテルナ・マジカ
・リストランティーノ・ルベロ
・レストラン・ラッセ

それぞれ素晴らしいので、順位は付けられないけど、
3店舗の中では、マジカが ややカジュアルで、
財布にも優しい。





2015.6.24

きょん と ちば

「きょん」は、柳家喬太郎(やなぎやきょうたろう)。
1963年生まれの落語家。
好きな噺家のひとりで、何度も高座を観ている。

「ちば」は、千葉雅子(ちばまさこ)。
1962年生まれの、劇団「猫のホテル」を主宰する、
作・演出家&女優。
名前を聞いても分からなかったが、
調べてみると今年の映画「エイプリルフールズ」に
ちょい役で出演していた。

この「落語好きの演劇人と演劇好きの落語家」
2人による1日限りの落語会が「きょんとちば」だ。
昼夜の2回公演で、夜の部に行ってきた。

喬太郎は、本当に演劇好きなようで
マクラではマニアックな話をして、
演劇ファン(らしき人々)の爆笑を取っていた。
私は詳しくないので、あんまり笑えなかったけど。

千葉雅子の落語は、「反対俥(はんたいぐるま)」。
さすがに落語好きの女優だ。
人力車に乗って激しく揺られるさまを
全身で力の限り表現していた。

喬太郎の1本目は、「そば清(せい)」。
そして仲入り後の「サソリのうた」は、
千葉雅子作の書き下ろし新作。
修道院のシスターの物語なのだが、途中で
もうこれは落語ではないな、と思った。
一人芝居という感じ。
喬太郎だからこそ 出来る噺、
という感じで、面白かった。
たった一人であんなにも
色々表現できるということに
改めて噺家の表現力に感動したのでした。


【演 目】
「鷺とり」 柳家小太郎
「そば清」 柳家喬太郎
「反対俥」 千葉雅子
〜 仲入り 〜
「サソリのうた」(作:千葉雅子) 柳家喬太郎

@ 紀伊國屋ホール







2015.6.25

北青山 きいろ

2回目の利用、和食の「きいろ」。
最寄駅は外苑前、住所は北青山3丁目だが、
昔はどこかの5丁目にあったのだろうか、
店の正式名は、「五丁目 千 きいろ」という。

和食といっても、メニューは豊富で、
お刺身から、ハンバーグ、カツサンドまで幅広く、
美味しくて嬉しいことに それほど高くない。
近所にあればいいのにな、というお店だ。
お勧めです。


五丁目 千 きいろ




ときどき写真展 24

記 憶



2012.12.28 沖縄 那覇





2015.6.27

MUSICAL CHAIRS
ミュージカル・チェアーズ


昨年11月、「MUSICAL マザー・テレサ 愛のうた」を
観に行ったミュージカル座の公演を観てきた。
今回も妻の知人が出演しているのだ。

「チェアーズ」というタイトルの通り、
椅子を使ったコメディなミュージカル。
1時間ほどの話が2つの2部構成。
椅子は、車の座席にもなるし、バイクにもなるし、
馬にも鹿にもピューマにもなる。
ミュージカルは、どちらかというと
苦手な私でも、楽しむことができた。

ミュージカルなので当然歌がある。
この舞台のために作詞作曲された曲たちだ。
作詞作曲に始まり、役者さんたちが
曲を覚え、セリフを覚えることを思うと
ほんの2時間ほどの舞台のために
費やされた準備の時間は、
想像をはるかに超えるのだろう。

6月24日から28日までの5日間、
全6公演(今日だけ昼夜2公演)。

誰でも上演できるミュージカル台本と楽譜の普及の為に、
インターネット上で台本と楽譜を公開しているらしい。


第一章「三人のドライブ」
第二章「三人のガンマン」

脚本・作詞・演出・振付:ハマナカトオル
作曲・編曲・音楽監督・演奏:久田菜美

出演 :
☆◇共通キャスト:石井一彰、森田浩平、岡智
◇キャスト:中村ひかり、真樹めぐみ、山本英美
☆キャスト:藤倉梓、わたりあづさ、会川彩子
演奏:ピアノ/久田菜美、ギター/成尾憲治

観たのは、☆キャスト。

@ ウッディシアター中目黒







2015.6.28

ナポリ、アマルフィ料理
中目黒 Ti picchio


昨日は、中目黒に出かけるので、
事前に夕食のお店を調べておいた。
あまり高くなくて美味しそうなところを
数店舗ピックアップしたのだが、
一番興味をそそられたのが、
「ナポリ、アマルフィ料理」との
看板を出しているイタリアン、
Ti picchio(ティ・ピッキオ)。

お店に着いた時間が、8時半ごろだったが、
丁度テーブルが一つだけ空いていて、
予約なしでも座ることができた。

目黒川に面しており、桜の季節なら、
花見をしながらイタリアンということも
可能だろう。

料理は、前菜の盛り合わせ、ムール貝の蒸し煮、
サラダ、手長エビと魚貝のトマトソース
(リングイネ)、本日のお魚のアクアパッツァを注文。
これで、お腹いっぱい。
そりゃそうだ、5皿のちょっとしたコースやもんな。

前菜にあったカジキマグロ(?)の燻製や、
リングイネも美味しかったが、
特に「アクアパッツァ」が、美味しかった。
これは、値打ちがあると思うね。

ムール貝は、見た目は大きくて、
美味しそうだったのだが、
昨年 本場ナポリで食べたものには及ばず。
あれは、めちゃくちゃ美味しかったのだが、
いまだに日本では、そういうムール貝には、
出会えない。
国産のものとは、貝自体の味が違うのだろうか。

シェフは、アマルフィで修行されたようで、
店内の雰囲気もそういう演出がされている。
機会があれば、また利用したいお店ではあったが、
テーブルクロスが汚れていたのと、
ほかにも2、3ちょっと残念なことがあった。
料理の味が良かっただけに、なおさら残念だ。
それらは、改善可能なことばかりなので、
頑張ってほしいな。






From China


JR横浜駅で東京方面行きの電車を待っていた時だった。
隣の列に並んでいた女性が私に近づいてきた。
30代前半ぐらいだろうか。
片手でベビーカーを押し、
反対の手でキャリーバッグを引き、
肩には大きめのバッグをかけている。

私は、i-Pod で音楽を聴いていたが、
彼女は私に向かって何か言っている。
イヤホンを外すとスマホの画面を
私に見せてきた。
彼女は、日本人に見えなくもないが、
外国人のようだ。
画面には「品川」とだけ書いてある。
そうか、ここに並んでいて品川行きの
電車に乗れるのか知りたいのだな、と
思った私は、線路を指さし、
「シナガワ、OK」と答えた。
ベビーカーには、1〜2歳の男の子が
おとなしく座っている。

やがて電車が到着し、
私たちは同じ扉から乗り込んだ。
ホームと電車の間に 15cm ぐらいの隙間があり、
片手では、ベビーカーを電車に乗せることは、
できない。
私は、ベビーカーの前部を持ち上げ、
電車に乗せるのを手伝った。

彼女が、話しかけて来なかったら、
その存在にさえ気が付かず、
ベビーカーを乗せることに苦労していることにも、
気が付かなかったかもしれない。

電車が走りだすと、扉にもたれて、
私は再び、イヤホンをして音楽を聴きだした。

目の前には、彼女が立っている。
川崎駅を過ぎて、彼女が話しかけてきた。
英語で「ロッポンギに行くのは、この電車か?」と
言っているようだ。

私は、「この電車では行けない」と答え、
品川から、どの経路なら簡単に
六本木に行けるか 考えを巡らせた。

品川から山手線で恵比寿、恵比寿から
地下鉄日比谷線で六本木へ行くのが
一番簡単だと思いつき、
「六本木に行くには、2回乗換えだよ」と
答えた。
いや、実際には、
「Two times, change train」と言ったのだが。
彼女は、「Two times, OK」と答えた。

さて、どうやって英語で、この2回の乗換え
(しかも2回目はJRから地下鉄)を説明しようかと、
考えていて、私は自分が五反田駅へ
向かっていることに気が付いた。
五反田は、品川から恵比寿に向かう
途中にある。
つまり、同じ電車に乗って、
「恵比寿で降りて、サブウェイに乗れ」と
説明すればなんとかなりそうなのだ。

品川駅に着くと、彼女に
「六本木に行きたいのでしょ。
私について来なさい」と言った。

今日、初めて気が付いたが、JR品川駅には、
エスカレーターが少ない。
山手線のホームに下りるのに、エスカレーターは、
あっても反対向きだったりして、
ベビーカーと一緒では、中々ホームにたどり着けない。
ずい分と探してやっとエレベーターを見つけた。
これは不便だ。
でも、彼女がベビーカーと一緒でなければ、
気が付かなかったことだ。
なんで、もっとエスカレーターを作らないのだろう。
ラッシュ時にエスカレーターがあると、
もっと混雑するからだろうか。

ようやく、山手線に乗り込み、
初めて要件以外のことを訊いてみた。
以下、大体こんな感じ。(実際の会話は英語です。)

「あんた、どっから来たん?」
「中国です」
「観光(sightseeing)?」
「えっ?」(私の "sightseeing" が通じない)
「仕事?」(子連れで仕事もないやろうけど)
「いえ、夫が日本人なんです」
「ああそう、ほな日本に住んでるの?」
「ええ、名古屋です。東京に住んでいるのですか?」
「そうやで」
「東京は大きな街ですね。日本人ですか?」
「そうや」
「あなたの英語、素晴らしいです。
今日は、あなたに会えてラッキーでした。
どうもありがとうございました。」

言葉の通じない国で、小さな子供を連れての
移動はさぞかし不安なことだろう。
旦那が日本人と言っていたが、
六本木には旦那に会いに行ったのだろうか。
そこまでは、聞かなかったけど。

彼女は私の英語をほめてくれたけど、
ほとんど単語を並べただけで、
とてもじゃないが、褒められたものではない。
やはり、もうちょっと流暢に話せるように
なりたいものだ。

ところで、
中国人と聞くと、正直あまり良い印象がない。
耳に入ってくるのは、日本人にしてみれば、
とんでもないニュースが多い。
反日感情も根強いと聞く。
でも、こうやって言葉も通じないのに
日本に嫁いでくる女性もいるのだ。
それは、実際に目の当たりにすると
何かが感動的なのだった。
日本人旦那はどんな人なんでしょね。

それにしても、あの男の子はおとなしかった。
母親は私といる約30分の間、ベビーカーを
押している状態だったので、
子供の顔を一度も見なかった(と思う)。
そして、子供は一度も声を出さなかった。
それが、なんとなく気がかりだが。

彼女の肩からかけたバッグには、
中華まんらしきものが入っているのが見えた。
横浜にいたということは、中華街にでも
行ってきたのかも知れない。
親戚のおじさん、おばさんが中華街で
お店をしてるので、週末を使って、
会いに来たとかね。
そんな想像をさせる中国人親子との
ひとときだった。





2015.6.29

SADAO WATANABE
with special guest KENNY BARRON
featuring BEN WILLIAMS, ULYSSES OWENS Jr.


渡辺貞夫さんは、1933年生まれだから、
今年で82歳。
私の両親の世代の人でありながら、
現役バリバリのジャズマンだ。
1962年(私が生まれた年)に
米国ボストンのバークリー音楽院に留学し、
本格的な JAZZ を日本に持ち帰った人。

その貞夫さんのライヴに行ってきた。
前回見たのは、リチャード・ボナと共演した、
2005年のスィートベイジルでのライヴだったので
ちょうど10年ぶりになる。

月曜日の2ndショーだというのに、
立ち見がいるほどの超満員。

まず登場したその姿に驚いた。
80歳を過ぎれば多少年寄り臭くなるものだろうが、
背筋、歩き方、立ち振る舞いなど、
10年前と全く変わらないように見える。

そして、演奏が始まってまた驚いた。
これが82歳の演奏なのか。
全く年齢を感じさせない。
なんだこれは。
いや、そもそも、私が「82歳なら、
多少ヨボヨボしているだろうとか」
勝手に決め付けているだけなのだと
認めざるを得ないのだった。

ご本人に聞いたわけではないが、
きっと自分のことを「年寄り」だとは
思っていないはずだ。
もう、自分の両親(今年で80歳と85歳)も
年寄り扱いするのはやめよう。

曲は、「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」
「シガジ・サウダージ」「スマイル」など
どれも素晴らしかった。

メンバーは、ニューヨークの精鋭バンド。

ピアノは、ケニー・バロン、72歳。
ジャズ界の重鎮。
40年ぶりの共演だそうだ。

ベースは、ベン・ウィリアムス、31歳。
貞夫さんの孫の年代だ。
新しいジャズのベーシスト。

皆素晴しかったのだが、特にドラムの
ユリシス・オーエンス・ジュニアが良かった。
32歳。やはり若手。
この人のことは、名前も知らなかったが、
貞夫さんがメンバー紹介の時に、
「多くのミュージシャンに推薦されて、
やっと一緒にできました」と言ったのも
うなずける、気持ちええドラミング。
まあ、言葉で説明すんのは無理があるけど、
なんというのか、気持ちええのです。

「またお会いしましょう」と言った
貞夫さんの笑顔がとても印象的だった。



[ MEMBERS ]
Sadao Watanabe / 渡辺貞夫 (sax)
Kenny Barron / ケニー・バロン (p)
Ben Williams / ベン・ウィリアムス (b)
Ulysses Owens Jr. / ユリシス・オーエンス・ジュニア (ds)

@ Blue Note Tokyo
2nd Show





2015.6.30

ときどき写真展 25

時代を覗く



2014.10.27 Colosseo, Roma



ひとりごと