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つつみしんやのひとりごと  カメラと写真 4
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2013.5.9

宮城旅行 その4 - カモメ編

今回の旅行では、あまり写真を撮らなかった。

ただ、遊覧船の上では カモメを撮りまくった。

相手は飛ぶ鳥だし、こっちは船に揺られているし、

撮影には、非常に難しい状況だが、

数を撮れば、中にはええのがあるんちゃうかと、

500枚くらい撮影した。

宮城旅行レポート 「その1」 で、

2枚紹介したが、もう少し紹介しよう。

まずちょっと絵になってるかな、と思える1枚。




水平が傾いているのが惜しい1枚。




傾きは、ソフトで修正できるのだが、

そうすると羽が両方切れてしまうねんな。

まあ、傾いていることで (船の) 動きを感じることが

出来るとも言える。


これも、なんかええ感じ。




次は、決定的瞬間をとらえた1枚なのだが、

惜しくもぶれとる。




仲良しの2羽。







この1枚は、アップにしてみると・・・。



カメラ目線!




この1枚は、中央やや右の1羽をアップしてみると・・・。



えびせん、縦にくわえとる!


それにしても、カモメってかわいいな。





2013.10.4

職人であれ!

先日、某社が発売した、

「デジタル一眼レフ上達セミナーDVD」 なるものを

購入した。

実際に行われたプロのカメラマンが講師を務める

セミナーを撮影・編集したもので、

4つのテーマに分かれて、DVD は全部で9枚にも及ぶ。

で、昨日、その中の 「動体撮影」 というテーマの2枚を観た。

何度か友人の子供の運動会などの

撮影に臨んできたが、これが中々上手く撮れないのだ。

DVD の内容は、「なるほど」 と思うことも

多かったが、その中でも一番心に残ったのは、

「表現者である前に職人であれ」 という言葉だ。

アマチュア・カメラマンは、

「下手な鉄砲、数打ちゃ当たる」 的な撮影をしがち。

私も、そういうことがある。

特に動いているものを撮るときだ。

今年のゴールデンウィークには、

船上からカモメを500枚ほど撮影したもんね。

で、その中に (まあ、ええかな) という写真が、

数枚あればラッキーという撮り方だ。

「表現者である前に職人であれ」 という言葉は、

そういう 「たまたま良く撮れた写真を、

自分の表現だと言うな」
という厳しい言葉なのだ。

「たまたま良く撮れた」 ものは、

あくまでも 「たまたま」 「偶然」 でしかない。

撮りたいものを撮れるように精進し、

思い通りの写真を撮れるようになって、

初めて 「動きの中の偶然を狙う」 という

選択肢が生まれるのだと。

そんなレベルに達して、初めて、

いっぱい撮った中に自分の想像を超える写真が

あるのだと。

う〜む。

確かに偶然に頼っているうちは、

あまりにも二流だ。

音楽然り。

たまたまええ演奏が出来たのを

自分の表現だというのは、確かに はばかられる。

漠然と、「職人」 より 「表現者」 の方が、

カッコええという印象を持っていたが、

違うねんな。

「職人」 レベルの技術・知識・センスを

身につけてこそ、「表現者」 であれるのだ。

精進あるのみ。





2013.10.06

保育所最後の運動会

そんなわけで、職人を目指すことにした私だが、

今日は、友人の息子 G太郎 (5歳) の

保育所最後の運動会の撮影に行ってきた。

G太郎は、来年、小学生なのだ。

ちょうど3年前の今頃、私の一眼レフデビューが

G太郎 (当時2歳) とそのお姉ちゃん (当時5歳) の

この保育所での運動会だった。

あの時は、まだ、泣いていたG太郎も、

すっかり少年ぽくなり、お姉ちゃんは、

小学3年生でかわいい少女になった。

私は、50歳を過ぎて、ほんまもんのおっさんになった。

さて、毎度毎度、運動会のたびに書いていることだが、

運動会の撮影は、難しい。

邪魔が多すぎる。

でも、そんなこと言っても仕方ない。

その環境で、ベスト・ショットを狙う以外にないのだ。

3年前に比べると、私の写真も多少は上達したと

思うのだが、どうだろうか。

職人には ほど遠いが。



リレーでアンカーのG太郎くん



校庭に向けられたスピーカー (運動会と関係ないけど)





2013.10.7

SONY DSC-RX100

2年程前、コンデジ (コンパクトデジカメ) を

オリンパスからニコンに買い替えた。

当時、スゴイ評判だった 「COOLPIX P300」 という

機種だ。

最近のコンデジには、大きく2つの流れがある。

一つは、簡単に撮影ができて、スマホのカメラより、

色んな機能も使えるというタイプと、

もう一つは、一般的なコンデジでは、

満足できない人向けのちょっと高価なラインナップ。

2年前に購入した 「COOLPIX P300」 は後者で、

ニコンの中では、「高画質・本格派」 コンデジ、

Pシリーズの商品だ。

買った当時の感動は、ここに 書いたが、

人間の欲望というのは、果てしないものだ。

2年使ってきて、ちょっと不満に感じるようになった。

で、ちょっと前から、そろそろ買い替えようと、

調査を始めた。

ニコンの「P300」 は、昨年 「P310」、今年 「P330」 と

後継機種が発売されており、きっと進歩しているのだろうが、

何もニコンに限定する必要もないと思い、

他社機種を含めて検討を始めた。

いろいろ調べているううちに、

オリンパスのある機種が、そこそこ評判も良く、

安くなっているのを発見した。

昨年5月に発売され、4万円以上していたものが、

アマゾンで 12,770円で出ていたのだ。

で、買ってみたのだが、これがどうも納得いかない。

部屋で十数枚、試し撮りをしただけで、

オークションで、売っぱらってしまった。

ちなみに、その機種は、今日の価格ドットコムでの

最安値が、16,500円なので、私が買った、

12,770円は、破格に安かったことになる。

(おかげで、オークションでも良い値で落札された。)

それから、フジフィルムの 「XF1」 が気になり、

店頭で触ってみたが、どうもピンと来なかったので却下。

リコーの 「GR」 も候補に挙がったが、

これは、高級すぎる (8〜9万円) し、

単焦点なので、今回は却下。

(でもいつかは、欲しい。)

で、行き着いたのが、全く考えていなかったソニー。

私には、ソニーの (オーディオ) 製品と相性が悪い、

という自分の会話があったのと、やはり、カメラのメーカー

ではないことが、候補に入らなかった理由だ。

なぜ、元々 カメラのメーカーでないと候補に入れないのか。

デジカメが出始めた頃、何の知識もなく、

どこのメーカーを買って良いのかも分からなかった。

で、デジタルに詳しい人に、

どのメーカーを買えばいいのか相談したことがある。

彼の答えは、

「カメラのメーカーがいい。レンズが違う。」

というものだった。

それで、私はその時、オリンパスを選んだのだ。

もう10年以上も前のことなのに、

その言葉を守って来たというわけだ。


今回、購入したソニーの 「DSC-RX100」 は、

レンズにドイツのカールツァイスという

レンズ・メーカーのものを使っていて、

現在発売されているコンデジの中では、

最高という声もある。

何が違うか、細かいことは控えるが、

このサイト を見て欲しい。

これが、「DSC-RX100」 で

撮影した写真だ。

もちろん、これらの写真を撮った人達は、

ほかのカメラでも素晴らしい写真を撮れるだろうから、

このカメラを持てば 私にもそんな写真が

すぐに撮れるというわけではない。

でも、やはり、職人 (?) には 良い道具が 必要なのだ。


DSC-RX100





2013.10.15

イラスト調

先日、コンパクトデジカメをソニーの

DSC-RX100 に買い換えたことは書いた。

まだ、試し撮り中な感じで、

充分、実力を発揮させているとは言えないが、

中々面白い。

たとえば、「イラスト調」 という機能を使うと、

簡単にこんな写真が撮れる。



これは、電車の中を撮影したものだが、

はじめからこんな風に撮ることもできるし、

撮った写真をあとから編集で、イラスト調に

することもできる。

イラスト調以外にも水彩画調や絵画調などがある。

こういう機能は、前のカメラにも備わっていたが、

なんとなく、おまけみたいな感じだった。

でも、このイラスト調は、中々よろしい。





20130.10.20

撮影の秋

昨日は、友人の子供たちの写真撮影に出かけた。

朝は、小学3年生 (女の子) の学芸会、

そのあと、中学1年生、2年生の兄弟の運動会。

3時からは、野球の試合。

まず、小学3年生の学芸会。

出し物は、「新西遊記」。

20分ほどの演劇だが、一つの役を複数の子供が

演じることで、より多くの子供に出番を作るという

工夫がなされているのがわかる。

親にしてみれば、

「なんでうちの子は、出番が少ないの?」

という不満は、重大だろう。

おかげで (?)、シャッターチャンスは、

非常に少なく、なれない体育館での撮影で、

あんまり満足のいく写真は、撮れなかった。

この経験を次回に活かそう。

さて、運動会の方は、子供らは中学生に上がり、

運動場も広くなった。

だからといって、撮影が簡単になるわけではない。

ただ、リレーや徒競走の撮影に関しては、

数々の失敗を重ね、ちょっとずつではあるが、

進歩している(と思う)。




運動場のトラック




校庭にて





2014.4.2

最近の作品

昨年10月にソニーの DSC-RX100 という

コンパクト・デジカメを買って以来、

一眼レフを持って出歩くことが、めっきり減ってしまった。

RX-100 はいつもカバンに入れて持ち歩いている。

一眼レフほどではないが、そこそこきれいに撮れるのだ。

一眼レフは、なんというか、(よっしゃ写真撮るぞ) という

気合のようなものがいるのだが、その点、

コンパクト・デジカメは、お気楽に撮影できる。

以下の3枚は、最近撮影のもの。

いずれもふと思いついて、メモを取るように

撮影したものだ。


トリオ



おへそ



整列






2014.4.19

久しぶりの一眼レフ

先日、妻のマラソン応援で静岡、焼津へ行ったが、

妻が、マラソンをスタートしたあと、

ゴールするまで時間があったので、

焼津港をブラブラし撮影した。






錨と錆



真新しいテトラポット



初めて見たテトラポットの型 (でかい!)



クレーンのフック



これは前日、ホテルの部屋からの夕陽



一眼レフでの撮影は、久しぶりだったが、

撮りだすと、楽しくなって集中してしまった。





2014.5.11

ISO感度 40万

「ISO感度」 っていうのは、

カメラがどの程度の光の量で写真を撮影できるかという

国際的な規格のこと。

簡単にいうと、数字が大きいほど、

少ない光でも (暗くても) きれいに撮れるってことだ。

現在売られている一般的なデジタルカメラの ISO感度は、

1600 とか 3200 とかで、ちょっと良いのになると

6400 とか 12800 とかになる。

私の一眼レフ (ニコンD7000) は、6400、

コンデジ (ソニーRX100) も 6400 だ。

つい20年ほど前まで、一般的に使われていたフィルムは、

ISO、100〜400 程度で、それ以上のものも

あったのかも知れないが、高額だし素人が使うものではなかった。

なので、3200 とか 6400 とかいう数字は、

デジタルだからこそ可能になったことで、

フィルムの時代には考えられなったことなのだ。

ISO感度を上げれば、暗いところでもシャッタースピードを

落とさずに撮れるので、ブレを防げたり、

フラッシュを使わないことで、フラッシュによる不自然な仕上がりを

避けられたりという、うれしいメリットがあるが、

ISO感度を上げていくと、写真にノイズが増えていくという

デメリットもある。


さて、最近、ソニーが発表した ミラーレスカメラ 「α7S」 は、

ISO感度がなんと、40万!

それが、どういうことかこの動画をご覧ください。



ISO感度 1600 では、炎がチラチラ見える程度で、

ほとんど真っ暗だったのに、10万 あたりで夜が

明けてみたようにも見え、409,600 になると、

まるで昼間のようだ。

夜中に動物を赤外線カメラで撮影した映像を

テレビで観たことがあるが、これからは、

赤外線カメラなど不要になるということか。

スゴイ時代になったもんや。

ソニー、頑張ってるよなぁ。





2014.7.4

デジタルフォト
& デザインセミナー 2014


アドビ と コマーシャル・フォト が主催の

「デジタルフォト & デザインセミナー 2014」 というのに

行ってきた。

渋谷のヒカリエホールで、900人ほどの人が

参加していた。

参加費は無料だが、事前登録が必要だった。

申し込みが多数の場合、抽選になるとのことだったが、

参加資格を得ることが出来たのだ。


セミナーの対象は、おそらく、ハイアマチュアや

プロのフォトグラファー、デザイナーなのだろう。

内容は、一線で活躍するフォトグラファーや

CGデザイナーの実際の仕事を例に通してのセミナーで

かなり興味深いものだった。

特に面白かったのは、日本のサッカー代表チーム全員で、

ダンヒルのスーツを着ている写真。



この写真は、私にも見覚えがあったが、

実際にこれを作成したデザイナーが、

こんな風に作りましたという実演をしてくれたのだ。

これは、集合写真ではなく、一人一人別々に撮ったものを

編集している。

背景は、関西新空港の構内の写真を使って、

作り上げたものだ。


それにしても、スゴイ時代になった。

新しいPhotoshop (アドビの写真編集ソフト) では、

(えっ?そんなことも出来んの?) というようなことが

簡単に出来てしまうのだった。

Photoshop は買うと高い (8万円ぐらい) と

思っていたのだが、最近アドビが始めたシステムなら、

月々980円で使えるのだ。

Photoshop だけではなく、Lightroomという写真管理ソフトも。

しかも、どんどんアップデートされていくので、

古くなったからといって何年後かに買い替える必要なし。

そうかぁ〜 980円かぁと、かなり心が動いております。


セミナーは、12:45に始まり、休憩を何度かはさんで、

18:00までと結構長かったが、

あまり長いと感じず、刺激的で面白かった。


協賛企業に、CanonやDMMなど数社が

名前を連ねていた。

北野たけしがCMしているDMMの3Dプリンター、

いよいよ、身近なものになってきたようで、

自分で作った3DのデータをDMMに送れば、

3Dプリンターでプリントアウトしたその物を

送ってくれるというサービスが始まった。

ああ、21世紀。





2014.8.17

山 並

先日、蔵王で写真を撮った。

蔵王は、山形県と宮城県にまたがっているが、

この写真は、山形の山並みだ。

これは撮影した時の (カメラの) 設定のもの。




帰宅してから、モノクロで現像しなおすと、

また違う味がある。




試しに違う設定で現像するとこんな感じ。




それぞれ表情が違って面白い。

デジカメで現像というと不思議に思われる方も

いるかと思うが、中級以上の一眼レフなら、

「RAW」 という状態のファイルで保存することができる。

このファイルは、いわゆる現像ができるのだ。

現像というのは、撮影したあとから、

撮影時と違う設定で撮っていたら、

どんな写真になるかということを再現することが

できるのだな。

つまり、画像の劣化なしに編集ができるわけだ。

深みに入るとお金 (ソフト代) と時間 (編集の) が

いくらあっても足りなさそうな世界なのだ。



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