2023年11月
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2023.11.1
街中で見つけた諸行無常
その372
昨年の10月26日から、
「街中で見つけた諸行無常・生々流転」
と題して、毎日インスタグラムに写真を
アップするプロジェクトを始めた。
途中で「生生流転」は余計だなと
思ったので「街中で見つけた諸行無常」と改めた。
とにかく1年間は続けようと思って始めたが、
1年を過ぎ、今日で 372日目だ。
1日だけ、アップするのが24時を
過ぎてしまったことがあったけど、
1日も欠かさずアップした写真の数は、
1,459枚になった。
当初は、1日1枚と思ったのだけど、
すぐに組写真的に複数枚アップするように
なったので1年ちょっとで そんな数になったんだ。
1年でやめるつもりだったけど、
連続記録を更新中なので、
行けるところまで行ってみるよ。
以前、このプロジェクトについて
「撮影も編集も iPhone で完了するので、
撮影の練習というより、被写体を観る、
発見する練習という感じだ」と書いたけど、
被写体を見る目は養われているのだろうか。
最近は、「エントランス」というテーマで
マンションの入り口を撮ったり、
「壁と何か」というテーマで、
「壁と窓」だったり「壁と草木や植木」だったり
「壁と照明」だったり、壁との組合せで
数十枚アップした。
それは壁を背景としながらも、壁と何かの
組合せで1枚の作品になるようにと
撮っていったものだった。
1枚だとつまらなくても、何枚も集まると
それなりに面白味が出てきたり、
中には、良い構図で撮れたものもあったりするので、
いくらかは、力になっているんやないかと、
肯定的に捉えている。
スマホの撮影は手軽で、簡単な編集も出来、
インスタにアップするのもとても簡単で便利。
でも、「撮影」ということに絞っていうと
やっぱりスマホではなく、カメラで撮りたい。
良い被写体に出会ったときほどそう思う。
でもまぁ、もう少し、スマホで続けてみるよ。
そして、時間が出来たら、カメラを持って
街に出てみるよ。
「壁と何か」シリーズの数枚
2023.11.9
JULIAN LAGE
Duo Show with Jorge Roeder
ジュリアン・ラージ with ホルヘ・ローダー
2020年3月に予定されていた、
ジュリアンの来日公演は、
もちろんチケットを買っていたのだけど、
コロナのために中止になった。
なので、ジュリアンのライヴは、
2018年12月以来約5年ぶりだ。
当初は、デイヴ・キング (ds) を含めた
トリオでの予定だったが、9月に
デイヴ・キングの来日のキャンセルが
発表され、ホルヘ・ローダー (b) との
デュオ公演となった。
ブルーノート1日、コットンクラブ3日、
合計4日間8公演はソールドアウト。
今日は、初日のブルーノート(2nd show)を
観てきたけど、素晴らしい演奏だった。
ベースのホルヘ・ローダーとの相性がとても良い。
当然だけど、ホルヘもかなりの腕前の上、
ふたりの息が恐ろしいほどに合っている。
時々、目を合わせて微笑み合う。
ふたりの魂の交流が見て取れる。
数々のライヴを観ていると、プレイヤーが
思い通りに弾けなかったんだろうな、と
感じる場面に出会うことがある。
ジュリアンも、声を出し、フレイズを
仕切り直すような場面が何度かあったが、
それらの全てが、意図的に聴こえるほどの演奏。
指は、フィンガーボードを縦横無尽に
動き回るが、弾き損ないのトーンなどない。
ハーモニクスも完璧に出す。
テクニックや、フィジカルや、メンタルが、
表現の足かせになることなどないんだろうな。
完璧に自由なプレイに聴こえた。
あまりの素晴らしさに3曲目で、
ウルウルしてしまったが、
そのあと4曲目か5曲目で恐怖の睡魔に襲われ、
聴いているのか聴いていないのか、
分からないような状態が数曲続いたのは悔しい。
(ここのところ睡眠不足)
もう一度、観に行きたいけど、全日売切れだ。
私が、ジュリアンを初めて聴いたのは、
2005年の東京JAZZ 、彼がまだ17歳で
ゲイリー・バートンのバンドの一員として
来日した時だった。
(もしかしたら、初来日だったのかな。)
その日のお目当ては、マーカス・ミラーで、
ジュリアンのプレイは、全く印象に残っていない。
もちろん、ゲイリー・バートンがリーダーと
いうこともあっただろうけど。
それから、12年後2017年 29歳の
ジュリアンの来日公演を観て、
完全にノックアウトされたんだ。
たくさんのギタリストを観ているけれど、
この人は、スペシャルなプレイヤーの一人。
「現代ジャズ・ギターの最高峰」と
言われるのも分かる。
本日のギターは、テレキャスタータイプ。
写真は、開演前に撮影。
終演後は、ステージ前に写真を撮ろうと
するお客さんがいっぱいだったよ。
紫色っぽいが実際は、ホワイトかクリーム色。
ヘッドのロゴがなかったので、メーカー不明。
フロントPUは、ミニハムバッキング。
ああ、欲しい。
2023.11.10
Omara Portuondo
Live at SONY HALL in New York City
11月2日から7日まで、4泊6日で
アメリカに行ってきた。
ニューヨーク2泊とメンフィス2泊。
そのレポートは、また別に書くとして、
今日は11月3日にニューヨークの
ソニーホールで観た オマーラ・ポルトゥオンド に
ついて書いておきたい。
せっかく、ニューヨークに行くのだから、
ジャズ・クラブに行きたいなと思い、
事前に調べたら、3日にオマーラのライヴが
あることを発見した。
オマーラは、キューバの国民的シンガー。
来日公演は、二度観たことがあるが、
2018年3月に観た時には、88歳で
それが最後の来日かも知れないと思って
いたので、こんなチャンスはもうないと思い、
初めて海外のライヴのチケットを購入した。
ソニーホールはホールと名が付くけど、
日本で言うと、ちょっと大きめの飲食が
出来るライヴハウス的なハコ。
ロック、ポップスからジャズまで、
色んなジャンルの人が、出演している。
ざっと見たところ、500人程入るだろうか。
今回のショーは、Blue Note Presents で
ニューヨークのブルーノートのサイトに広告が
あったので見つけることができた。
チケットの予約と支払いは済ませたが、
英語の説明を読むと、席の確保は保証しないと
いうようなことが書いてあった。
立ち見はイヤなので、開場時間の18時過ぎに
会場に到着。
食事をしながら開演(20時)を待った。
ちなみにチケット代は、一人当たり
ミュージック・チャージ65ドル
+サービスフィー 7.65ドル。
150円換算で、11,317円。
円安のせいで日本で観るのと
変わらないような値段だった。
ほぼ定刻にバンドがステージに登場。
ピアノ、ベース、ドラム、パーカッションの
4人で皆んなまだ若そうに見えた。
1曲インストを演奏した後、
オマーラがふたりのスタッフに支えながら
登場した。
2018年の来日時もスタッフに支えられて
ステージに上がったような記憶があるが、
あの時は念のためひとりのスタッフが
付き添っているような印象だったけど、
今回は、ふたりに両脇を抱えられての
登場で、もう自力では歩けない様に見えた。
しかし、歌い出したその歌声は、
とても介助されながら歩く93歳の老婆の
声とは思えなかった。
気がつくと会場は、後ろの方まで
立ち見客で埋め尽くされていた。
隣のテーブルの3人組は、キューバ人の様だった。
その人たちを含め多くの観客がオマーラと
一緒に歌っていたので、たくさんの
キューバ人が来ていたのかも知れない。
その観客の歌声を聴きながら、
オマーラの人気の高さを感じた。
途中、オマーラが、何度も涙を拭うように見えた。
私なんぞには想像もつかない様々な
想いがあるのだろうと思った。
オマーラのライヴは、この日1日だったので
ニューヨーク在住のキューバ人にとっては
特別な夜だったのかも知れない。
オマーラは、どこで歌い出して良いのか
分からないのか、ピアニストが合図を
出していた。
そんな風なのに、歌い出すととんでもない
世界に連れて行ってくれるのだった。
途中、オマーラは一旦ブレイクで退場。
休憩があるのかと思ったが、
バンドの演奏が続いたあと、
再びステージに上がった。
トータルで90分ぐらいだっただろうか。
なんだか奇跡のようなショーだった。
[ 関連エントリー ]
2013.9.7 Buena Vista Social Club
2018.3.18 Omara Portuondo
2023.11.12
Yamaha Grand Concert
ヤマハクラシックギター スペシャルコンサート
ヤマハのクラシック・ギターを愛用する
ギタリストによるコンサート。
ヤマハのクラシック・ギターの歴史は古く、
1966年からというから、もう半世紀以上になるんだ。
出演は、鈴木大介、
樋浦靖晃(ひうらやすあき)、
フランスから ジュディカエル・ペロワ。
以上3名は、クラシック・ギタリスト。
そして、フラメンコ・ギタリストの沖仁。
沖は、ヤマハにそのシグネチャーモデルもあるが、
フラメンコギター国際コンクールで優勝した時も
ヤマハを弾いていたという。
演奏者の入替に時間がかかったこともあって、
終わったら、2時間50分ほど過ぎていた。
定刻どおりに始まったかどうか時計を
見ていなかったんだけど。
4人のギタリストを聴けるという、とても
良い機会であったが、今日は残念な
最悪の睡魔の日だった。
たぶん、最初から最後まで、覚醒して聴いたのは、
ほとんどなかったんじゃないかと思う。
まれにこういう日があるんだ。
イントロから前半は、全曲聴いたし、
ウトウトしながらも、演奏が素晴らしいことは、
分かるんだけど なんとももったいない。
まあ、魂が聴いていたということで良しとしよう。
そうそう、沖の『禁じられた遊び』は、
トレモロ奏法を取り入れ、素晴らしかった。
フランス人のジュディカエル・ペロワは、
ちょっとひょうきんな感じで、面白かった。
アンコールは、4人で演るレパートリーがないので、
本編最後に演った『序曲とファンダンゴ』を
もう一度演りました。
[ 出演 ]
鈴木大介
沖仁
樋浦靖晃
ジュディカエル・ペロワ
@ ヤマハホール
[ 演奏曲目 ]---(事前に発表されていたプログラム)---
鈴木大介(使用ギター GC82S、GC82C)
1.『プラテーロと私』よりプラテーロ/マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ
2.波の盆/武満徹、鈴木大介編
3.燃える秋/武満徹、鈴木大介編
4.ピンク・パンサー/ヘンリー・マンシーニ、鈴木大介編
沖仁(使用ギター FC50、GC82C)
5.禁じられた遊び/作者不詳
6.“グリママ” グラナイーナ/沖仁
7.“レスペート・イ・オルグージョ 誇りと敬意” ファルーカ/沖仁
鈴木大介 & 沖仁
8.Volver(ボルベール)/カルロス・ガルデル
休憩
樋浦靖晃(使用ギター CG-TA、GC82C)
9.Merry Christmas Mr.Lawrence(戦場のメリークリスマスより)/坂本龍一、押尾コータロー編
10.Thatness and thereness/坂本龍一、樋浦靖晃編
ジュディカエル・ペロワ(使用ギター GC82C)
11.リュート組曲第3番 ト短調 全曲/J.S.バッハ
12.リベルタンゴ/アストル・ピアソラ
13.ハンガリー幻想曲/ヨハン・カスパル・メルツ
(実際は、この順ではなく演奏された。)
樋浦靖晃 & ジュディカエル・ペロワ
14.The Fool on the Hill/Lennon & McCartney
15.Penny Lane/Lennon & McCartney
鈴木大介 & 沖仁 & 樋浦靖晃 & ジュディカエル・ペロワ
16.序曲とファンダンゴ/ボッケリーニ、J.スパークス編
----
17.(EC) 序曲とファンダンゴ/ボッケリーニ、J.スパークス編
2023.11.17
KAN
今年は例年になくミュージシャンの訃報が
多いような気がするのは気のせいだろうか。
先月は、谷村新司(享年74歳)、
もんたよしのり(享年72歳)、
今月に入って、大橋純子(73歳)、
今日は『愛は勝つ』のヒットを持つ
KAN の訃報が報じられた。
享年61歳。
私と同じ年だ。
昨年秋から、体調が悪かったようだが、
今年に入って『メッケル憩室癌』と診断され、
活動を休止し、治療に取り組んでいたらしい。
癌の診断から1年も持たなかったんだ。
『メッケル憩室癌』というのは、聞いたこともなかった。
「メッケル憩室」というのは、
「小腸の下部(回腸)に先天的にできた
袋状の突起物」のことで、そこに癌ができたというのだ。
とても珍しい癌で、KANもいくつかの検査を
しても中々見つけられなかったようだ。
自分の年齢で死ぬことを考えると、
ましてやアーティストとなると、
まだまだやりたかったことがあるだろうと
無念さを想像します。
合掌。
2023.11.17
ROD STEWART 来日決定!
ロッドがやって来る!
13年ぶりの来日らしいが、
公演は、来年3月20日、一夜限り。
ロッドは、来年1月には79歳になる。
もう来日は、ないんじゃないかと半ば
諦めていたので、メッチャうれしい。
ロッドのコンサートを観るのは、1981年、
大阪フェスティバル・ホール以来
43年ぶりとなるからこれまたスゴイ。
確か1979年の来日時は、抽選に外れたんだ。
友人とふたりで高校の授業をサボって、
チケットの申込書を大阪中央郵便局まで
出しに行った覚えがあるよ。制服で。
あの時は『Da Ya Think I'm Sexy ?』が
大ヒットだったから、競争率が凄かったんだろう。
今回のコンサート会場は、有明アリーナ。
東京ドームでなかったことだけ良しとしよう。
公演は、一夜限りでチケット代は、次の通り。
GOLD(グッズ付) 35,000円
S席 20,000円
A席 19,000円
グッズは、いらんから(そういう物欲は
かなり減退している)S席でいいかなと
思ってよくサイトを見ていると、
これは、ほとんどがS席で、どこになるか
わかれへんやん、というレイアウト。
もちろん、どこになるかはわからないのは
当然なのでけど、申し訳程度にA席が少し。
(黄緑色の部分ね)
昔は、B席とかC席とかあったのにな。
このS席が全部2万円は、解せん。
「GOLD席のすぐ隣のS席と、4階スタンドの
一番後ろの席と同じ2万円なんですぜ。
それはひでぇんじゃありませんか、ダンナ」
と思った私は、張り込んで GOLD 席を
申し込んだ。(抽選)
どうせ、2日間あったら2日とも行こうと
思っただろうから、まあいいや。
でも追加公演があるかも知れんけどな。
2015年に亡くなったギタリストの
Jeff Golub は、ロッドのバンドの
ギタリストだった時代があった。
私は、Jeff Golub のアルバムを全て
買うほど好きだったので、一度は、
生で聴きたいと思っていたのだが、
叶わなかった。
もし、彼が生きていたら、
ツアーメンバーに入っていたかも知れない、
なんて考えても仕方のないことを
思ってしまうのでした。
Rod Stewart - Sailing (Live at Royal Albert Hall)
Jeff のエモーショナルなソロが炸裂してます。
ロッド、59歳、2004年のライヴ。
1981年に私が観た日の公演では、
『Sailing』を演らなかったんだ。
アンコールで唄うのかなと思っていたら。
15分ぐらい拍手を続けた結果、
アンコールなしだった。
ロッドの曲の中には、『Sailing』以外にも
大好きな曲が何曲もあるのだけど、
それでも、生で聴いたら、泣いてしまうかもな。
Rod Stewart - I Can't Imagine (Official Video)
こちらは、2021年のアルバムから
『I Can't Imagine』のミュージックビデオ。
すっかりジジイになっているけど、
あいかわらず、ご婦人方をはべらせるのは好きなんだな。
というか必須だね。
2023.11.18
上原ひろみ ソロ
今日は、上原ひろみのソロ・ピアノを
聴きに行ってきた。
11月に入って、彼女は新しいプロジェクト
「Hiromi’s Sonicwonder」のツアーで
ヨーロッパを周っていたのだけど、
その「Hiromi’s Sonicwonder」の
日本のツアーの前に急遽ソロ公演が決まったのだ。
ブルーノート東京では、今月16日から18日まで、
イリアーヌ・イリアスの公演が予定されいたのだが、
彼女が足に重大な怪我を負い、医師から
渡航及び演奏の停止を言い渡されたとのことで
来日が中止になった。
17,18日は、その代替公演として、
上原ひろみのソロ・ピアノ・ライヴが決まった。
発表されたのが、今月の9日のことで
たまたまブルーノートのサイトで見つけたから、
良かったけど、気付かずに終わってしまう
可能性も大きかった。
発売は、12日(土)の12時だった。
即時完売が予想されたが、やはり、
12時ちょうどに予約のバナーをクリックするも
中々つながらない。
数回目にやっとつながった。
ブルーノートのネット予約は、
日と公演を選択 > 会員番号の確認 >
予約内容確認 > カード情報の確認 >予約決定
と、何度もクリックし、そのたびにページが変わるのだが、
アクセスが殺到しているため、いつもより
ページが変わるのに時間がかかった。
その間に売り切れてしまうのではないかと
やきもきしたながら、予約決定のボタンを押し、
予約が取れたと喜んだのもつかの間、
そのままエラーになってしまった。
アクセスが集中しているせいだ。
もしかしたら、予約は完了しているかもしれないと、
マイページの予約状況を見てみるが、記載がない。
あわてて、再度挑戦。
行きたかった、18日の 2ndショーは
すでに売り切れていたので、
なんとか、1st ショーのチケットの予約完了の
ページまでたどり着き、ボタンを押したものの、
再びエラー。もうお手上げだ。
きっと全部売り切れただろうと、諦めたところ、
「予約完了のお知らせ」メールが届いた。
二度目の決済、1st ショーの方は、
予約が成立していたんだ。ラッキー。
というわけで、大変貴重なライヴを観ることが
できたのでした。
さて、肝心のライヴのレポート。
本日もキレキレの演奏で、何度聴いても、
私はまだ音楽を知らないんだと思わせられる。
ピアノという楽器のポテンシャルについても。
これって凄いよな。
そして、「音楽」というものの美しさと
力強さにも感嘆させられる。
特に印象的だったのは、『Mr. C.C.』や
『Spectrum』におけるスピード感。
pp と ff のダイナミクスの違い。
毎度のことながら、音の粒立ちの美しさ。
大好きな『Seeker』が聴けたのも嬉しい。
もう原曲と違う曲やけど。
約60分で本編終了。
アンコールでしっとりと『Haze』を演ったあと、
またピアノに座り、弾き出した。
「あれ?もう1曲演るのかな」と思っていると
スタッフが、ステージにマイクスタンドを
セットし出した。
「おお、これはゲストがいるぞ。
誰だろう?」と思っていると、トランペットを
持ったアダム・オファリルが登場。
アダムは、ひろみの最新のバンド
「Hiromi's Sonicwonde」のメンバーだ。
(キューバ人です!)
曲は、『Sonicwonderland』収録の
『Reminiscence』だったのけど、
ルバートのイントロ付きで、これが美しかった。
落涙ものでした。
アンコールまで、約80分。
今日は、体調が悪いので直前まで迷っていたけど、
行って良かった。
音楽のおかげで、身体も回復している感じ。
来月の「Hiromi's Sonicwonde」も楽しみだ。
[ MEMBERS ]
上原ひろみ(pf)
guest:Adam O’Farrill(tp)
@Blue Note TOKYO
1st Show
[ SETLIST ]
1. Mr. C.C.
2. Once In A Blue Moon
3. Seeker
4.
5.
6. Spectrum
EC.1. Haze
EC.2. Reminiscence
(2023.11.19 追記)
今朝というか昨夜遅くアップされた
ひろみのインスタを観て驚いた。
なんと2日間4公演のゲストが
全公演で違っていたようなのだ。
アップされた写真には、私が観た
アダム・オファリル のほか、同じく
「Hiromi's Sonicwonde」のメンバー、
ベーシストのアドリアン・フェロー、
「The Piano Quintet」の1st ヴァイオリン、
西江辰郎、タップの熊谷和徳。
もちろん全てシークレット・ゲストだったわけで、
急遽決まった、イリアーヌ・イリアスの
代替公演にも関わらず、こんなことが
出来てしまうのもひろみならでは、
ひろみマジックなのだ、と思うのでした。
2023.11.19
Conhecendo um Brasileiro
ブラジル人との出会い
11月2日から7日まで4泊6日で
アメリカに行ってきた。
38年ぶりにニューヨークとメンフィスを訪れたんだ。
忘れないうちにそのレポートを書きたいと思いながら、
あっという間に10日が過ぎた。
今日もアメリカのレポートではないのだけど。
帰路は、メンフィスからダラスまで国内線で飛び、
ダラスで羽田行きに乗り換えたのだけど、
ダラスの空港で、同じ JAL に乗る外国人に
声をかけられた。
彼ら(夫婦)は、ブラジル人。
日本が大好きで、彼の方は5回目の
来日だという。
3年前から日本語を勉強しているらしいが、
ひらがなやカタカナは読めるという。
LINE を交換し、滞在中に一度会いましょうと
いうことになり、先日、会ってきたよ。
ブラジル人と話すのは、彼らが初めてだったと思う。
ブラジルは、ポルトガル語。
ポルトガル語なんて「こんにちは」も
「ありがとう」も知らない。
ご主人の方は、英語も話せるみたいなのだけど、
私の英語力が心もとない。
そんな言葉の問題があるので、どうなるかなと
思っていたけど、スマホにインストールできる、
無料の翻訳アプリのおかげで、ずい分と
色々話すことが出来たよ。
ホントに便利な時代になった。
彼らと会うので、慌てて翻訳アプリを入れたのだけど、
こんなことならアメリカでもアプリを使えば、
もっとスムーズだったのにと思った。
アメリカでは、自力の英語でなんとかなると
思っていたんだけど、ホテルでもレストランでも、
全く話にならなかった。
ブラジル人夫婦に話を戻そう。
彼は、エンジニアでコンサルティングもしているよう。
ブラジルの地下鉄の工事などに関わっているようだ。
名刺をもらったので、調べてみると、
よく分からないけど、なんだかプロフェッショナル。
元々は、日本の企業のマネージメントを学ぶために
日本に興味を持ち、日本を好きになったらしい。
奥さんは、精神科医でアーティスト!
特殊な画材で書いた絵の写真を見せてもらった。
ここに紹介したくて、ネットで探したけど見つからないんだ。
住んでいるのは、サンタカタリーナ州ジョインビレ。
リオデジャネイロ や サンパウロ からさらに
南に下った美しい街だ。
「ブラジルは、怖いイメージがある」と伝えたら、
「ジョインビレはとても安全だ」と言っていた。
「海の見えるアパートを持っている。
そこを使ってい良いから、
ブラジルに遊びにおいで」に言われたよ。
そんな色んな話の中で、一番驚いたのは、
音楽の話をしていた時、「楽器は弾かないの?」
と訊かれた時のこと。
「ギターを弾くよ。YouTube チャンネルが
あるから観てみて」と私のチャンネルの
QR コードを示した。
それを読み込んで、私のチェンネルを観た
彼の顔色が変わった。
(なんかめちゃくちゃ驚いてるなぁ、
そんなに意外だったのかなぁ)と思う私に
彼はこう言った。
「このチャンネルは、すでに登録している」
私のチャンネルの登録者数は、たがが290人ほど。
もちろん外国の人もいるのは知っているけど、
チャンネル登録してくれていた人と、
偶然ダラスの空港で出会うでしょうか?
その人と連絡先を交換して、日本で再会するでしょうか?
これには、ちょっとビビったね。
私の YouTube、ブラジルで友人に広めてくれるらしいから、
がんばって新しい曲もアップしなきゃ。
世界中で行ってみたい国が3つあって、
キューバとスペインとアルゼンチンなのだけど、
キューバは2018年に実現した。
あとは、スペインとアルゼンチンだ。
もし、ブラジル行きが実現したら、
アルゼンチンも行きたいなぁ。
タイトルの「Conhecendo um Brasileiro」は、
ポルトガル語で「ブラジル人との出会い」。
ポルトガル語の「ありがとう」は、
「オブリガード(obrigado)」。
音楽用語の「オブリガート(obbligato)」
(イタリア語)に似ている。
ブラジル人の彼に「似ている」と言ったら、
「同じだよ」と言っていた。
(彼はイタリア語も話す。)
音楽用語の「オブリガート」は、メロディ(主旋律)を
引き立たせるための別のメロディ(副旋律)のことだが、
調べてみると、イタリア語の「オブリガート」には
「感謝」の意味もあるようだ。
スペルが微妙に違うものの、
イタリア語の「オブリガート」と
ポルトガル語の「オブリガード」は、
同じ語源なんだろうな。
そうすると、主旋律(メロディ)に対して、
副旋律が感謝を表現しているということになり、
そんなところにも音楽の秘密が隠れているのか
と思ったのでした。
2023.11.19
お尻が痛い
昨年4月新型コロナウイルスに感染した時、
感染5日目あたりから数日間、
夜眠れないほどお尻の辺りに痛みがあった。
その時は、坐骨神経痛だと勘違いしていたが、
そうではなかったようで、5日間ほどで
痛みは治まった。
10日ほど前から風邪を引いている。
症状が違うのでコロナではないと思うが。
最初に症状を感じたのは、11月10日。
7日にアメリカから帰国して、疲れていた上に
10日は、2時間ほどの睡眠で滋賀に
日帰りの用があった。
その日、ちょっと調子が悪いなと思ったのが始まり。
翌日11日土曜日は、一日家でゆっくりしたけど、
その次の日(11/12)は、銀座から(9キロぐらい)
歩いて帰るぐらい元気があった。
月曜日(11/13)の夕方に熱があるなと
感じたので、夜の予定をキャンセルして帰宅。
熱は、37℃を少し超えたぐらいで大したことはないが、
身体はしんどい。
翌11/14は、仕事を休んで一日中寝ていた。
咳もほとんどなく、鼻水も大したことはない。
でも、風邪だろうと思う。
金曜日の夜にまた熱が出た。(37.3℃)
今日は、大阪に母の米寿の祝いに行く予定だったが、
いくらなんでも、風邪を引いているのに
高齢の母と癌患者の姉に会うわけには
いかないのでキャンセルした。
そういえば、昨年のコロナの時も大阪行きを
延期したな。
普段こんなことないんだけどね。
で、お尻が痛いんだ。
お尻の筋肉。
痛いというか、だるいというか、
正確に表現できないんだけど。
2、3日前からどんどん痛くなって行って、
今日の昼間がピークだった。
あのコロナの時、坐骨神経痛と勘違いした
やつと似ている。一緒かも知れない。
お尻の筋肉が痛くて寝ていられない。
座っていたり立っているとマシなんだけど、
寝ると痛いんだ。
バンテリンを貼ったら、少し楽になったけど。
なんだろうね、これは。
「風邪 お尻 痛い」とか検索しても
それらしきことは、ヒットしない。
私だけの症状かな。
風邪をひくと関節が痛かったり、だるかったり
することはあったけど、お尻は新しいよな。
先々週の金曜日(11/10)を引き始めだと
すると今日で10日目だから、そろそろ
回復期に入ると思いたい。
(2023.11.20 追記)
今回の風邪のことで記録のため、
昨日書かなかったことを書き加えておく。
風邪だと感じ始めた、10日の夜からだったか
翌11日からだったか不明確だが、家にあった
風邪薬(「パブロンエースPro」だったと思う)を服用した。
たぶん、2〜3日にわたり、6〜7回。
飲むと風邪の症状がましになったような気がした。
だから、12日は銀座から歩いて帰る気に
なったんだと思う。
しかし、その薬が合わなかったのか、
13日あたりから、ふくらはぎ、ふともも、
腹、背中に発疹が出てきた。
いつもではないが、こいつが痒い。
痒みは、4〜5日続いた。
今は、痒みは収まったけど、発疹のあとは
まだブツブツに残っている。
そういえば、以前にも似たようなことが
あったが、薬が何だったか覚えていない。
風邪薬が合わなかったのか、
単に身体が弱っていたのか、分からないが、
薬のほかに心当たりもない。
合わなかった薬は、ちゃんと記録しておく
必要があるね。
お尻の痛さは、昨夜寝る頃には、
ほとんど気にならない程度になり、
湿布も貼らなくて済んだ。
なんだったんだろうな。
2023.11.21
JESSE VAN RULLER TRIO
with SEBASTIAAN KAPTEIN & SATSUKI KUSUI
ジェシ・ヴァン・ルーラー・トリオ
with セバスティアン・カプテイン & 楠井五月
オランダ人ギタリスト、ジェシ・ヴァン・ルーラーの
久しぶりのライヴ。
ジャシのライヴは、2005年、2012年、2015年と
観ているが、なんと8年ぶりだった。
始めて観たときには、30代で若手な感じだった
ジェシも今や50代で、ちょっぴり髪の毛が
寂しくなっていたよ。
今回は、日本人ベーシスト 楠井五月
(かすいさつき)を迎えてのトリオ。
先日、観たジュリアン・ラージとは
全く違うタイプのギター。
誤解を恐れずに書くと、そんなに盛り上がらない。
ジュリアンの方が、分かりやすいと言えばよいのかな。
私はどちらも好きで、今日は特に後半、
どんどん良くなっていた感じがする。
演奏が、というよりは、曲の好みだと思うけど。
ジェシのギターは、日本製 Westville の
美しいフルアコ。
ロビーにも展示されていたし、ジェシが
MCでも紹介していたので、
サポートしているんだろうな。
それにしても、凄いです、Westville。
そうそうたるメンバーが、使っているもんね。
私はどうも形が好きになれなくて、
欲しいとは思わないんだけど。
音は、素晴らしいね。
もう、何人ものプロの演奏を聴いているよ。
ジェシは、ペダルも使って、リバース音を出したり、
新しいテクノロジーも取り入れている感じ。
セバスティアンは、結構派手に叩いているのに
全くうるさくないドラムで好感度アップ。
ベースの楠井五月は、名前は観たことがあったけど、
顔を見たら、たぶん初めてだったと思った。
やや控えめな印象も感じたけど、さすがに
メンバーに選ばれるだけのことは、ある。
当たり前やけど。
ジェシのソロよりも彼のソロで、何度か歓声が
上がっていたので、仲間やファンが観に来て
いたんだろうな。
メンバー紹介では、「数日前に会った
新しい友達」と言っていたので、来日して
初めて音合わせをしたということかな。
[ MEMBERS ]
Jesse van Ruller (g)
Sebastiaan Kaptein (ds)
Satsuki Kusui/楠井五月 (b)
@COTTON CLUB
2nd show
2023.11.22
38年ぶりにアメリカを撮った
1985年、阪神タイガースが日本一に
輝いた年に私はアメリカを横断した。
そして、38年ぶりに阪神が優勝した今年、
私は再び、アメリカの土を踏んだ。
(何の関係もないけど。)
ニューヨーク2泊、メンフィス2泊、
4泊6日のやや強行軍な旅行。
あの時観たアメリカとは、
ずい分と様変わりしてしまった印象だった。
それにしても、行き先がニューヨークと
メンフィスになったのは、とても興味深い。
なぜなら、この2つの街は、1985年の
アメリカ旅行の中でもとりわけ思い出深い街だったんだ。
その土地に、私が意図したわけではなく、
自然に行くことになったんだ。
今回の旅行は元々、友人夫婦の次男が、
アーカンソー州立大学に留学中で、
彼に会いに行くというのが始まりだった。
その大学は、メンフィスから100キロほどの
所なので、メンフィスは自然に決まったんだ。
日本から、メンフィスへの直行便は飛んでいないので、
どこかの都市を経由することになる。
いくつかの候補があるんだけど、
私は特に希望はなかった。
友人が、ニューヨークに行きたいと言ったので、
ニューヨークになったんだけど、妻も
ニューヨーク(というか MOMA とメトロポリタン
美術館)に行きたかったようだった。
結果的に、思い出深い二つの街を
38年ぶりに訪れることになったんだ。
何も考えずにこの2つの街を訪れたのだけど、
これは、後になって考えると、
かなり、興味深いことなんだよ。
アメリカに行く前には、38年前と同じ場所で
写真を撮るなんて、アイディアはなかった。
もし、思いついていたなら、もっと下調べや
準備をして、面白い写真がもっと撮れたかも
しれないと思うのだが、今さら言っても遅い。
ニューヨーク2日目、ロックフェラーセンターを
見つけたときに、1985年の写真を思い出したんだ。
1985年
2023年
そして、カルティエにビルを観たときにも。
1985年
2023年
こちらは、夜のタイムズスクエア。
1985年
2023年
そして、テネシー州メンフィス、ビール・ストリートにて。
1985年
2023年
この写真が、ビール・ストリートだったかどうかなんて
覚えていなかったのだけど、実物の建物を観たとき、
すぐにこの 85年の写真を思い出したよ。
85年の 800枚ほどのアメリカの写真は、
何度も何度も見返して、写真展の展示用に
選んだりしたものでしっかり脳裏に焼き付いていたんだな。
こちらですこし大きめの写真をご覧になれます。
2023.11.23
DARYL HALL and
THE DARYL’S HOUSE BAND
with Special Guest TODD RUDGTEN
ダリル・ホール アンド・ザ・ダリルズ・ハウス・バンド
ウィズ スペシャルゲスト トッド・ラングレン
行ってきたよー。
人生初、ダリル・ホール(77歳)。
死ぬまでに観ておくべきアーティスト・リストの一人だ。
出来ることなら、ホール&オーツとして
観たかったけど、贅沢は言うまい。
今回は、スペシャル・ゲストとして、
トッド・ラングレンも一緒だからね。
とは言うものの。
ホール&オーツは、好きな曲が
『Sara Smile』、『Wait For Me』、
『Everytime You Go Away』、
『I Can’t Go For That』、『Private Eyes』、
『Kiss On My List』などいっぱい
思い浮かぶのだけど、トッド・ラングレン(75歳)は、
1978年の『Can We Still Be Friends』しか
思い浮かばなかった。
でも、この曲がええのです。
超美メロです。
何度聴いても切ないです。
会場は、有明の東京ガーデンシアター。
事前に発表されたタイムテーブルでは、
17:00 Cornelius
18:15 Todd Rundgren
19:35 Daryl Hall and The daryl’s House Band
となっており、オープニングアクトに
小山田圭吾のソロプロジェクト「Cornelius」まで
加わり、ちょっとたっぷりな内容だった。
席は、3階スタンド席Cブロックの1列目。
東京ガーデンシアターの席は、アリーナ、
スタンド3階、スタンド4階、スタンド5階と、
四層になっているのだが、今日の私の席、
あまり高い位置から見下ろす感じでもなく、
視界に障害物もないため、
とても観やすい良い席だったよ。
チケット、18,000円ですからね。
開演前
17:00ちょうどに開演。
Cornelius は、約40分演奏。
バンドは、4人。
彼らのことは、良く知らない上に、
さほど好きなタイプの音楽じゃなかったため、
3曲目ぐらいから、寝てしまった。
ステージのセッティングのための休憩があり、
続いて、トッド・ラングレン の出番。
75歳とは思えぬ、歌声。
結局、知っている曲は
『I Saw The Light』とカバーの3曲。
『I'm So Proud (The Impressions cover)』
『Ooo Baby Baby (The Miracles cover)』
『I Want You (Marvin Gaye cover)』
だけだった。
トッドは、ソウル・ミュージック好きなのだな。
私の席の両隣のおじさんはそれぞれ、
何曲かのイントロで反応していたので、
ファンなんだろうな。
演奏時間は、60分強。
休憩を挟んでいよいよダリル・ホールの登場。
1曲目からアリーナは総立ちです。
良かった、スタンド席で。
この人も77歳だというのに、結構な歌声。
確かに高音部は出なくなっているのは
分かるけど、衰えているという感じはない。
個人的ハイライトは、次の数曲。
まず、『Everytime You Go Away』。
80年代、アポロシアターでのライヴのビデオで、
「イギリスのアーティストが唄っているけど、
これがオリジナルだ」と言って、唄い出したのと
同様にポール・ヤングの名前を出し、
「これがオリジナルだ」と言って唄い出したよ。
そして、『Sara Smile』。
大好きな曲です。
『I Can't Go for That (No Can Do)』が
本編最後で、アンコールには
トッドも交えて、『Wait for Me』。
そして、ここでトッドの『Can We Still Be Friends』。
ダリルが、大好きな曲だという The Delfonics の
カバーで『Didn't I (Blow Your Mind This Time)』
アンコール最後は、『Private Eyes』。
これらの曲が聴けたので、満足です。
終演は、21時を過ぎていたので、
開演から4時間以上が経っていたよ。
ギターはテレキャスターを数本使用。
[ MEMBERS ]
Cornelius
Todd Rundgren
Daryl Hall
<The Daryl’s House Band>
・Shane Theriot (Guitar)
・Greg Mayo (Key)
・Klyde Jones (Bass)
・Brian Dunne (Drums)
・Porter Carroll (Percussions)
・Charlie DeChant (Sax)
@ 東京ガーデンシアター
[ SETLIST ] Daryl Hall
01. Dreamtime
02. oolish Pride
03. Out of Touch
04. Say It Isn't So
05. I'm in a Philly Mood
06. Everytime You Go Away
07. Babs and Babs
08. Here Comes the Rain Again (Eurythmics cover)
09. Sara Smile
10. I Can't Go for That (No Can Do)
Encore :
11. Wait for Me [with Todd Rundgren]
12. Can We Still Be Friends (Todd Rundgren cover) [with Todd Rundgren]
13. Didn't I (Blow Your Mind This Time) (The Delfonics cover) [with Todd Rundgren]
14. Private Eyes
ダリルのYouTube「Live From Daryl's House」
でもふたり一緒に『Can We Still Be Friends』を
演っております。
↓
Daryl Hall - Can We Still Be Friends
2023.11.26
たまには良いことがある
1年に1回か2回、宅配ピザを食べたくなる。
もっと美味しい所があるかも知れない、
と、いくつかのお店を試したけど、
意外と、美味しくない店もあって
結局、ピザーラに戻ってしまう。
まあ、どこまで行っても、宅配ピザは
宅配ピザの味で、美味いピザを食いたければ、
美味いピッツェリアに行って食うのが
一番だけどね。
昨日は、出かける気がしなくて、
家でゆっくり ワインでも飲もうと思い、
ネットでピザ(ピザーラ)を注文したんだ。
商品を選んで、最後のお買い上げボタンを
押した後、何やら抽選が始まり、
数秒後に「当たり!」と表示された。
何のことかと思うと、
「ピザーラ感謝祭 100人に1人無料!」
という抽選に当たったようなのだ。
ホンマかいな、と思っていると、ちゃんと
「当選おめでとうございます」という
メールも届いた。
で、代金、2,138円が無料になった。
あまり、くじ運は強い方ではないと、
自分では思っているのだけど、
たまにはこういうこともあるんだな。
こんなことなら、もっと頼めばよかった、
と思うのは、品のない証拠だ。
そういえば、25年ぐらい前、ビックカメラの
実店舗で、会計時にやはり
「100人にひとり無料」というのをやっていた。
それをやっていた期間に私も数回、
買い物をしたけど、もちろん当たったことなど
なかったんだけど、当時の知り合いが、
渋谷のビックカメラで、PCを買ったときに
当たったんだ。
総額20万円以上だったと思う。
無料になるのは、乾電池一個であろうと、
10万円、20万円する家電であろうと、
おそらく機械的に選ばれているのであって、関係ない。
でも、お店としては、あまり高額の時に
あたりが出るのは、望ましくなかっただろう。
その人が、PCを無料で入手してしばらくしたら、
ビックカメラの「100人にひとり無料」は、
「最高10万円まで」にルールが、変更されたよ。
ほかにも、高額買い物時に当たった人が
いたんだろうな。
2023.11.29
カレーはスポーツだ! #67
マッサンカレーガイヤーンー/コンロウ(恵比寿)
★★★★☆
タイ料理「コンロウ」のランチメニュー
「マッサンカレーガイヤーン」
ミニサラダが付いて900円也。
マッサンカレーは、タイらしい甘酸っぱい、
さわやかなカレー。
そんなに辛くない。
彩りもきれいだ。
ガイヤーンは、タイの東北地方の
名物料理で、タイ式ローストチキン。
やや甘辛な味付けで旨い。
2023.11.30
末原康志
「末原名人」こと 末原康志というギタリストがいる。
いや、いた。
一時期、雑誌「ギターマガジン」で良く名前を
見たものだけど、そういえば最近見ないな、
どうしてはるんやろ、とググってみた。
2021年7月4日に亡くなっていた。
食道癌だったらしい。
享年 65歳。
ちょっと若い。
リットーミュージックの『アコースティックギター』という
雑誌に載っていた、末原氏のアレンジの
『Desperado』が好きで、一時期取り組んだ。
8割方弾けるようになって、完成まで行かずに
そのままになってしまっている。
[関連記事]
追悼 末原康志 ギター・マガジンを支えてくれた恩人へ
今年は、特にミュージシャンの、
それも国内のアーティストの訃報が
続いているような印象が強い。
高橋幸宏、坂本龍一、谷村新司、
もんたよしのり、大橋純子、KAN・・・。
海外では、ジェフ・ベック、
バート・バカラック、ボビー・コールドウェル、
アーマッド・ジャマル、ティナ・ターナー、
ロビー・ロバートソン・・・。
訃報新聞というサイトを見つけたので
見ていたら、知っているミュージシャンが
他にも何人も亡くなっていた。
三浦徳子(作詞家)
2023年 11月6日 死去 享年75歳
Carla Bley(ジャズピアニスト)
2023年 10月17日 死去 享年88歳
Jimmy Buffett(ミュージシャン)
2023年 9月1日 死去 享年78歳
Bernie Marsden(ギタリスト)
2023年 8月24日 死去 享年73歳
桑原和男(喜劇俳優)ミュージシャンちゃうけど
2023年 8月10日 死去 享年88歳
Randy Meisner(ベーシスト/元 Eagles)
2023年 7月26日 死去 享年78歳
Tony Bennett(シンガー)
2023年 7月21日 死去 享年98歳
この数カ月だけでこんなに。
合掌。
作詞家の三浦徳子(よしこ)さんは、
『モニカ』(吉川晃司)、『CAT'S EYE』(杏里)、
『お嫁サンバ』(郷ひろみ)、『風を感じて』(浜田省吾)、
『ス・ト・リ・ッ・パ・ー』『6番目のユ・ウ・ウ・ツ』(沢田研二)、
『青い珊瑚礁』『チェリーブラッサム』(松田聖子)、
『真夜中のドア Stay With Me』(松原みき)、
『みずいろの雨』『パープルタウン』(八神純子)
など、たくさんの昭和のヒット曲を作詞された。