2010年11月
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2010.11.1
運動会と小学校
昨日は、友人の息子たち 2人 (小4と小5) の運動会へ
写真を撮りに行ってきた。
台風で天候が心配されたが、幸い台風はもう行ってしまったようで、
曇り空ながら、運動会は無事開催された。
私が小学校を卒業して、35年も経つので、
あの頃と今とでは、大分 運動会も変わったようだった。
もっとも、私の通った小学校は、大阪といっても
河内の田舎の小学校だし、東京の小学校とは、
元々違う面も多々あるとは思うけど。
一番驚いたのは、徒競争で男子と女子が一緒に走っていたこと。
私たちの頃は、男子と女子は、別々だったが、
今は事前に (たぶん体育の授業だろう) タイムを計り、
大体同じぐらいのタイムの子供を競争させるようだ。
3年生、4年生の80メートル走では、男女混合で
4人ずつが走っていたが、1レースごとに 1コースから順番に
名前を読み上げていたのも、あの頃にはなかったこと。
確かに、スタート地点から遠い席で見ている父兄には
ありがたい。
そして、その4人がトラックごとにスタート地点が
違うのにも驚いた。
本格的な 陸上競技のようにトラックの外側に行くほど
スタート地点が前なのだ。
もちろん、選手は自分のトラックを走る。
これまた、私たちの頃とは違う。
あの頃は、一直線上に並んでスタートして
団子になって走ったもんだ。
色んな変化の背景に子供の数が減ったことは
否めないだろう。
私が5年生まで通った小学校は、1年生から6年生まで
合わせると1000人以上の児童がいた。
とてもじゃないが、徒競走のとき名前を読んでいられないよね。
一度に 6人くらいずつ走っていたような気がするし。
私が小学校に入ったとき、クラス名は、「いろは〜」 だった。
(なんと、昭和な話か。)
ちなみに私は、1年「に組」 。
私の一つ上の学年は、4クラスだったので 「に組」 までだったが、
私の学年は、5クラスあったので、「ほ組」 まであった。
あの頃は、年々児童数が増えていたのだろう。
一つ下の学年は、6クラスになり、そうすると 「へ組」 が
できてしまい、さすがに それはないだろうと
私が2年生に上がるときから、数字の 1組、2組 ・・・ となった。
あまりの児童の多さに 私が6年生になるときに
小学校が新設され、私は新設校に移った。
なので、その新設校の 第一期卒業生なのだ。
私の学年は、2クラスがその新設校へ移った。
中学になると、元々通っていた小学校のほかに
2つの小学校、計4つの小学校の生徒が集まり、
12組まであった。
当時、1クラスに 40人以上いただろうから
1学年で500人くらいいたことになる。
で、やはり、多すぎたのだろう、私が2年になるときに
中学校が新設され、またまた 私は 新設校へ移ることに。
今度は、第二期卒業生というわけだ。
1年間だけ通った小学校は、その後も児童の増加に
対応できるように、後々、校舎を増築できるような造りになっていた。
が、数年前、久しぶりに訪れてみたが、増築された様子はなく、
私が通っていた頃のままだったことが、
当時、日本が描いていた未来にはならなかった証のようで
なんとなく、痛々しく悲しかった。
その小学校のホームページを覘いてみると、
現在の児童数が記載されていた。
1年生 男子19名 女子22名 合計41名 2クラス
2年生 男子35名 女子24名 合計59名 2クラス
3年生 男子46名 女子31名 合計77名 2クラス
4年生 男子38名 女子38名 合計76名 2クラス
5年生 男子37名 女子40名 合計77名 2クラス
6年生 男子40名 女子35名 合計75名 2クラス
わぁお、1年生、41名で2クラス!
スゴイ 少子化。
あの頃なら、1クラスだ。
こりゃあ確かに深刻だ。
って、私には子供いないので、無責任なこと言えないんですけど。
2010.11.2
823年ぶり
先日、妻からこんなメールが届いた。
面白そうなので、転送します。
↓
2010年10月は5回の金曜日 5回の土曜日
5回の日曜日がすべて1ヶ月の中にあります。
これは823年ぶりの事だといいます。
8名の良い (大切な) 人にこの内容を教えてあげると
4日のうちにお金が入ってくるそうです。
中国の風水を基礎に出た内容で、伝えないと
無くなってしまうそうです。
豊かにならないといけない (なってほしい) あなたに
送りますから、豊かになってください。
知人からメールをもらったらしく、その内容を送ってきたのだ。
本文には、「この内容を教えてあげると」 と書かれており、
メールを送るようにとは、書いていないが、
メールで受け取ったら、メールで送るよね。
つまり、これは チェーンメール だ。
私がそのことを指摘すると、
妻はすでに数人の友人にメールを送った後で、
「みんな喜んでるよ」 との返事。
ああ、やはり脳天気だ。
で、私はふと疑問がわいた。
「5回の金曜日 5回の土曜日 5回の日曜日が
すべて1ヶ月の中にあります。」って、
31日ある月で 1日が金曜日なら、当たり前やん。
カレンダーを見てみると、今年の1月、去年の5月、来年の7月も、
5回の金曜日 5回の土曜日 5回の日曜日がある。
10月に限っても 2004年の10月が同様だ。
「いったい何が 823年ぶりなの?」 と 妻に質問すると、
「・・・分からない」 との返事。
平和やなぁ。
2010.11.3
全品無料配送 完全サービス化
ついに アマゾンが 通常配送の無料化を始めた。
今までは、1500円以上の購入なら無料だったのが、
1500円に満たなくても無料というわけだ。
すごいなぁ。
私は、平均すると月に2回ぐらいは、アマゾンを
利用しているので うれしい話だ。
とはいっても誰かが負担しているわけで、
負担する人にとっては、つらい話だろうな。
2010.11.4
カメラ 初級講座 第2回
今日は、Nikon のデジタル一眼レフ 初級講座、
ニコン カレッジ の第2回だった。(全5回)
言葉は聞いたことがあっても、イマイチ、ちゃんと
わかっていなかった、「絞り」 「シャッタースピード」
「露出」 「ISO感度」 「ホワイトバランス」 といった
カメラ用語の意味と、それぞれの関連性を
ようやく理解することが出来た。
と言っても、それで写真が上達するわけではない。
これから、それらを体で理解するためには、
何千、何万という写真を撮り、カメラと仲良くなるしかない。
初心者だが、あとは数をやるだけだということだけは、
明確に分かる。
かけた時間と情熱が正直に結果に反映されるからね。
時間をかけなくても出来てまう人を天才ていうねんけど、
残念ながら、私はフツーの人なので、
まあ、ぼちぼちやります。
講座の先生が何度も 「写真を創る」 という表現をされる。
写真は、撮るものだと思っていたら、
自分の抱いたイメージの写真を創る、というのだ。
もちろん今はまだ 全然イメージどおりの写真なんか、
創れないねんけど、「写真を創る」 って表現、
なんか、いいでしょ?
2010.11.5
スーツのボタンの留め方
私は、仕事にもカジュアルな格好で行くのが普通で、
スーツを着ることは滅多になく、年に数日、
(ちょっと ちゃんとしてた方がええよな) という日に
ジャケットを着ていくぐらいだ。
スーツは、なんとなく よそいきな感じだし、
着ていて気を使うので、あんまり好きではないが、
それでも、たまにプライベートでも スーツを着なきゃいけないような
機会がある。
で、先日、新しいスーツを買いに行った。
そこで、店員さんに言われて初めて知ったことがある。
毎日、スーツを着て会社に行っている方々には、
常識なのかも知れないが、恥ずかしながら私は48歳に
なるまで知らなかった。
それは、「スーツのボタンは全部留めないのが、
一般的なマナーである」 ということ。
例えば、2つボタンなら 留めるのは上の1つだけ。
3つボタンなら、スーツの形によって、上の2つを留めるものと、
真ん中の1つだけ留めるものがあるというのだ。
いずれにしろ、下のボタンは留めない。
ず〜っと、ボタンは全部留めるのが正式だと思っていたので
軽いショック。
で、道行くサラリーマンを観察してみると、(季節的なことも
あるのかも知れないけど) 80%の人が、ボタンを1つも
留めていない。
これには、正直、驚いた。
私は、なんとなくボタンを留めないことがだらしなく見えるように
思っていたからだ。
(実際は、そんなことない。)
そして、15%の人が、そのマナーを守り、下のボタンは
はずしていた。
残りの5%の人が、2つないし3つのボタン、
全てを留めていた。
私のようにマナーを知らない人か、知っていても
わざと留めているのか。
ちょっと調べてみたところ、以前は、ボタンを1つも
留めていないのは、マナーに反していたようだが、
最近は、そうでもなく、留めない人が増えてきたようだ。
(確かに、私には8割の人が留めていないように見えた。)
座るときは、はずした方がスマートで、
立ち上がったときに1つ (ものによっては2つ) さっと
留めるのが、マナーとしては良いようだ。
元々は、マナーというより、スーツやブレザーの型崩れを
防ぐための習慣だったという記述もあった。
目上の人の前でも、下のボタンを留めない、というのが、
なんか (ホントにえーの?) って感じだが、ホントにええらしい。
2010.11.6
成功と失敗
今日は、妻が仕事で大変お世話になっている会社の
創立10周年の記念イベントに行って来た。
全国から1000人ぐらいの人が集まったそのイベントは、
お昼の1時に始まり、途中 休憩をはさんで
終わったのは夜の9時過ぎという一大イベントだった。
歌、ピアノ演奏、ヴァイオリン演奏、踊りなど、盛り沢山の
内容だったが、中でも アルピニストの野口健さんの講演が、
一番印象的だった。
野口さんのことは、時折 テレビで観て知ってはいたが、
彼がなぜ山登りを始めたのか、なぜ山のゴミ拾いを
始めたのかは、知らなかった。
25歳で樹立した 「7大陸最高峰世界最年少登頂記録」 を
どのように成し遂げたか。
特に、二度のエベレスト登頂失敗で学んだことなど、
非常に濃い内容の講演だった。
登山は、自然相手なので、条件がそろわないと
登頂は難しい。
無理をして登ると命を落とすことになる。
頂上まで登っても下山できなければ、それは遭難だ。
大切なことは、生きて下山すること。
そうすれば、例え頂上まで行けなくても またチャンスがある。
無理をすると命を失うか、そうでなくても
凍傷で体の一部を失うことになりかねない。
登山は いつも死と隣合わせだ。
しかし、世間 (マスコミ) は、生きて帰ってきたことより、
登頂できなかったことを 「失敗」 と扱い、報道する。
何が成功なんだろう。
何が失敗なんだろう。
野口さんの、山で、目の前で仲間を失ってきた壮絶な体験と、
チャレンジし続ける生き方は、
生き続けること、挑戦し続けることの素晴らしさと、
人間の可能性を教えてくれた。
素晴らしい。
2010.11.7
シズコさん
佐野洋子 著、『シズコさん』 を読んだ。
佐野さんは、絵本 『100万回生きたねこ』 で有名な
絵本作家、エッセイストだが、実は彼女について
この本を読むまで何も知らなかった。
ただ、『100万回生きたねこ』 というタイトルは
聞いたことがあって、なんとなくずい分前に 誰かに薦められて
読んだような気もするが、定かではない。
10日ほど前、妻に 「この本、いいよ」 と手渡された。
本書は、佐野さんが70歳になる歳 (2008年) に
出版されたもので、内容は ご本人の母親と関係を書いたものだ。
タイトルの 『シズコさん』 は、母親の名前だ。
(えっ?そんなことまで書いていいの?) と思うような、
内容もあり、自分と自分の家族の暴露本のようでもある。
が、もちろん暴露することが目的ではない。
子供のときから、母親をずっと嫌いで、
年老いて呆けた母を捨てた自責と罪悪感がつづられているのだ。
痛々しくて (すごいもん読んでる) という感じだった。
その呆けた母親は、2006年、93歳で亡くなる。
娘と母親の関係は、息子と母親の関係とは、
当然 違うのだろう、充分には理解出来ていないと
思うが、人間とは、なんと哀しく切ないものか、と思う。
母親との関係が良好ではない娘は
(皆、隠しているようだが) 意外に多くいるようで
その人たちが読むと、すごいインパクトがあるようだ。
そして奇しくも、私がこの本を読んでいる途中、
一昨日 (11月5日) に佐野さんは乳がんのため亡くなった。
最後の一行を読むと、本書は、
彼女が言いたかったことを 全部 吐き出した 遺書のようにも思える。
良い本です。
ちなみに 読んでると同じ話が何度も出てくるが、
それは、連載エッセイの単行本化だからのようだ。
シズコさん 〔単行本〕 シズコさん 〔文庫本〕
2010.11.8
USBメモリー
コンピュータを触る人なら 大抵は USB が何のことか
お分かりだと思うが、最近は USBメモリーに
データを入れた商品も出てきた。
2ヶ月前に予約して、ようやく先日届いた これ。
ギタリスト 渡辺香津美のデビュー40周年記念の
商品で、4GB のオリジナルUSB メモリーに
CDスペックを超える 24bit/48KHz wav 形式の
ステレオ音声ファイルや そのマイナスワン音源、
約45分におよぶ MPEG4 形式動画、
PDF ファイルの楽譜などが収録されている。
ネットでダウンロードするには、データが大きすぎるし、
CD にして売っても買う人は少ない、そんなすき間 (マニア) を
ターゲットにした商品だと思う。
ちょっと高いけど、こういう面白い商品が増えるのは良い。
2010.11.9
のうてんき
数日前、妻のことを 「脳天気」 と書いた。
昨日、読んでいた本に 「能天気」 という文字が
出てきて、(えっ?) っと思った。
「脳天気」 じゃないの?
ずっと、「脳天気」 だと思っていたのに不安になった。
で、調べてみたら、
「能天気」 とも 「能転気」 とも 「脳天気」 とも書くことが
分かった。
知ってた?
でも、「脳天気」 が一番 ノーテンキ な感じがしていい。
2010.11.10
シュトーレン
早いもので今年も残り50日ほど。
Panetteria ARIETTA でも、シュトーレンの
予約受付を開始した。
“シュトーレン” は、ドイツのケーキで、
クリスマスを待つ4週間の間、スライスして
少しずつ食べるものらしい。
ウィキペディアには、
シュトレンという名前は「坑道」を意味し、
トンネルのような格好をしているためについた。
粉砂糖をたっぷりまぶしてあり、これが幼子イエスを
産着で包んでいるというふうに見たてられているらしい。
とある。
宗教的な意味合いもあるケーキのようだ。
今年のクリスマスは、アリエッタのオーガニックの
ドライフルーツとアーモンドたっぷりのシュトーレンを
ぜひどうぞ。
今年は、なんと送料サービス!
完全予約、数量限定販売、売切れ必至です。
↓ ↓
パネッテリア アリエッタ
2010.11.11
APEC
今日、地下鉄 (東京)、表参道のホームで
こんな自動販売機を見た。
穴という穴が、ガムテープで塞がれ、使用できない状態で
何やら貼紙がしてある。
見てみると、
APEC 開催に伴う警備強化のため、自動販売機の販売を
中止しているという。
ちなみに 何度かここにも書いたが、
私は政治・経済・国際情勢に疎い。
社会人の何パーセントの人が、「APEC」 とは何か
説明できるのか知らないが、私は説明できない。
もちろん、言葉は聞いたことはあるし、なんとなく、
国際的なことに関係のある言葉だとは知っているが、
その程度の知識だ。
それにしても、すごい警戒だ。
調べてみると、地下鉄だけではなく、首都圏では、
JRも主要駅の自動販売機のごみ箱を封鎖、
コインロッカーの使用も順次中止という。
新幹線駅でも同様の対策をとり、
新幹線と成田エクスプレスでは車内のごみ箱も
使用停止らしい。
なんと開催地の横浜市みなとみらい地区では、
約2千個のマンホールを調べ、それぞれ封印したという。
そこまでせなあかんのかも知れんけど、
なんか 世知辛いなぁ。
って、思う私は無知なだけ?
APEC とは?
2010.11.16
続けること
ふと気がつくと、4日も更新をしなかった。
10月30日から11月11日まで13日連続で更新し、
11月は、ひそかにまだ達成していない1ヶ月連続更新を
目指していたのだが、12日に挫折してしまった。
目標を達成しない自分をふがいなく思う反面、
人生にやらねばならないものなどないのだから
やりたい時にやればいいじゃないか、という
お気楽主義の自分もいる。
どちらかというと、人生のほとんどをそのお気楽な
自分が占めているため、たまには目標に
向かってチャレンジしてみたい気もする。
それにしても、その目標というのが、
ひとりごとの1ヶ月連続更新とは、
なんともお気楽なことよ。
そんな私と比べることはできないが、
白鵬の連勝記録は 、昨日、63でストップ。
元横綱双葉山の69連勝に次ぐ昭和以降歴代2位の記録と
いうことだから、スゴイ記録だが惜しかったな。
凡人には 測り知れないプレッシャーなのだろうな。
石川早苗、小林幹 & 馬場孝喜
一昨日は、石川早苗 (vo)、小林幹 (尺八) & 馬場孝喜 (gt) の
ライブへ行ってきた。(@原宿 bar dAZE)
馬場さんのライヴは昨年の8月以来、なんと13回目。
今回は、石川さんとのデュオに 尺八、ピアニカ、
ボイスパーカッション、コーラスとなんとも芸達者な
小林幹さんを迎えてのトリオ。
この3人での4days の最終日ということもあって
息もピッタリ。
小林さんは、初めて観たが、この方 スゴイ。
尺八でJAZZ をやるというのは、ずい分前、フュージョン全盛期に
(名前は忘れたけど) いたような気はするが、
あんまりやる人いないんでしょうね。
5つしか穴のない笛で、複雑なスケールを吹くことは、
とんでもない技術とセンスが要るのだろうな。
尺八の 「Spain」 なんて、初めて聴いたよ。
馬場さんは、前回 (9/16) アコギだったので、
フルアコは、8/1以来だったが、何やら演奏が進化してるな、
と感じた。
この日は、出演者の写真を撮ろうと一眼レフカメラを持参したが、
店内が暗くて、フラッシュなしには初心者の私には、
まともな写真は撮れなかった。
ああいう環境でも、ちゃんとした写真が撮れる様になりたい。
2010.11.17
エラーマネー
エラーマネーってご存知か?
私はつい最近まで知らなかったのだが、
製造過程でエラーの出たお金のことで、
例えば、穴の位置のずれた貨幣や、
印刷の失敗した紙幣など。
本来、世の中に出回るべきではないのだろうが、
ごく少数流通しているようだ。
先日、テレビで観た1000円札は、破れたまま印刷されて
しまったもので、300万円の価値があるという。
価値があるのは分かったが、実際に買う人がいるのかな。
で、ふと思い出したのだが、私もエラーマネーを持っているのだ!
昭和40年の50円玉で、穴が2つある。
↓
この写真だと、誰かが あとからドリルか何かで
開けた穴のようにも見えるが、
裏面を見ると、穴にきれいに縁取りがされている。
↓
アップ
↓
ねっ?
素人の仕業じゃないでしょ?
きっとエラーマネーだ。(と思う。)
記憶が曖昧なのだが、これは子供のときに、
母からもらったような気がする。
たぶん小学生低学年のときに手にしてるだろうから、
40年間、持ち続けていることになる。
今もガラクタの入った宝箱の中から出して、写真を撮った。
なんか、コインのエラーより、40年間大事に持ってることに
感動してまうな。
誰か価値の分かる人いたら教えてください。
ネット・オークションに出してみようか。
2010.11.18
デジカメ画像
今日は、デジタル一眼レフカメラ初級講座の3回目。
ふむふむ、大分 しくみが分かってきたぞ。
しかし、分かったところで 即 思うような写真が撮れるわけではない。
そして、年のせいか 分かったと思ってもすぐ忘れる。
(あれ? どうやったけ) と。
というわけで、次回は いよいよ撮影実習。
身体で覚えるのが一番やからね。
そのためには 実践あるのみ。
場所は、浅草。
どんな写真が撮れることやら。
さて、先日、ライブに一眼レフカメラを持って行ったと書いた。
撮影直後、カメラのモニターで見ると、
うまく撮れてるとはいえないが、なんとか写っていた。
家に帰ってパソコンで見てみてビックリ!
ほとんどこんなん。
↓
く、暗すぎる。 (わざとモノクロで撮影)
しかし、デジタルというのはすごいね。
Nikon の ViewNX というソフトでちょこっと修正したら、
あらあら、こんな風に絵が表れた。
↓
PCでの修正は、写真としては最後の手段で、
撮影の段階で完成させるつもりで撮れ、というのが、
通っている講座の先生の教え。
私もそうありたいと思うが、失敗と思った写真が
テクノロジーで生き返るのもまた素晴らしい。
2010.11.20
ライブと映画
昨日は、川崎 クラブチッタ へ 行ってきた。
友人 栗山龍太 の CDデビューライブでもあり、
たくさんの若いアーティストが出演する
オムニバス・ライヴ でもあり、漫才があったり、
短編映画の上映があったりと盛りだくさんの内容だった。
若いアーティストを観ていて、
あまりの共感できなさに自分の年齢を感じずには
いられなかった。
でもそれは、ただのジェネレーション・ギャップとは、
また違うような気もした。
うまく言葉に出来ないけど。
栗山龍太のライブは、プロデューサーの色が濃く出たもので、
私の知る彼のオリジナルな世界が表現されていなかったのが
残念。
やるなら、彼の世界を売りに出して欲しかったな。
上映された短編映画は、「OROKA」 という15分のアニメーション。
山形国際映画祭のアニメ・CG部門で最優秀賞を
受賞したらしい。
ペット殺処分問題や育児放棄の問題をテーマにした、
命の大切さを伝える作品ということだ。
私は、小学生のとき、飼っていた犬の面倒をみきれずに
保健所に連れて行ったことがある。
殺処分だ。
自転車に乗せて連れて行くときのことは、
今もはっきりと覚えている。
翌日、学校から帰ってきて、空の犬小屋をみたときの
何ともいえない空虚感もはっきりと覚えている。
私には、生き物を飼う資格など なかったと思っている。
無責任だったと思っている。
そして、このことは一生忘れないだろう。
そんな私は、この映画に対し感銘するわけでもなく、
賛同するわけでもなく、かといって、嫌悪するわけでも、
反対するわけでもなく、複雑な思いを抱いた。
ちなみに日本では、年間約10万頭の犬、約24万頭の猫が
殺処分されているらしい。
2010.11.21
空白の叫び
文庫版で 上・中・下 の3冊。
貫井 徳郎 著 長編 『空白の叫び』 を読み終えた。
14歳の中学生3人の物語で、育った環境も性格も違う
3人がそれぞれ殺人を起こしてしまう。
少年犯罪を扱っており、
ミステリー要素も充分あるが、社会派小説的でもある。
大きく分けて3部構成で、
1部は、その事件を起こすまでの物語。
2部は、少年院での物語。
ここで3人は出会う。
そして3部は、少年院を出てからの物語。
14歳の少年がどうして殺人にいたるかを描く
1部は、大変読み応えがある。
共感できるところ、共感できないところ、
自分の反応を確かめながら読むのも楽しかった。
2部は、少年院での悲惨な生活。
二度と少年院に戻ってきたくないと思うほど
その生活は、えげつない。
本当にこんな風なのだろうか、
人間の悪意はここまでひどいのか、と考えさせられる。
悪意は、ゆがんだ正義であったりするのが
また たちが悪い。
3部、出院後 3人が再会し、ある企てを実行する。
残念ながら、3部に入って突然 リアリティがなくなった感じがした。
惜しい。
物語のカラーは変わっていないようだが、
なぜかエンタテメント的要素が加わったかのように、
現実実がなくなった。
本作は、2000年の少年法改正以前を舞台にしており、
14歳の少年は殺人を犯しても1年もしないで
出てこられる。
作品中にも書かれているように少年院は
罪を償う所ではなく、更生する場なのだ。
(2000年の少年法改正で、それまで16歳以上と
されていた刑事罰対象が14歳以上に引き下げられ、
2007年の改正でおおむね12歳以上と引き下げられたらしい。)
私の率直な感想は、「こんな14歳おれへんやろ」 だ。
それは、自分の14歳を思い起こしてのこと。
14歳や15歳で、これだけ冷静に自分を観察し、
人のことを観察し見抜くなんて、考えられない。
性的なことにしても自分の14歳時には考えられないことだらけ。
もしかしたら、皆そうで、私がひとり子供だったのかも
知れないが。
3人の殺人犯のうち、唯一 神原 だけが、
責任転嫁が甚だしく、子供っぽいと言えば言えなくもないが
あまりに短絡的で、彼には共感できなかった。
一番、たちが悪い。
もしかしたら、少年犯罪の撲滅を意図しての作品かも知れないが、
これを読めば、逆に少年犯罪はなくならないような
気がするのが何とも皮肉だ。
2010.11.23
久々に 踊
昨日は、原宿 bar dAZE の GOちゃんの
バースデイ・パーティでのライヴ。
演奏が終わってからもパーティは盛り上がり続け、
お店はディスコ状態。
私はかなり酔っ払い、普段は決して踊らないけど
10数年ぶりに踊った。
自分では見たくないな、私のダンス。
2010.11.25
たばこ
この前のたばこの値上がりで禁煙した人は
どれくらいいるのだろうか。
私は、完全に たばこをやめて5年以上になる。
その前の5年間ぐらいは、
1年半 吸わなかった期間もあるのだが、
やめたり吸ったり、吸っても1日数本だけだったりと、
中途半端な喫煙者だった。
その1年半の禁煙のときには、何の苦労もなく
スパッとやめられた。
ところが、1年半ぶりに なんとなく吸ってみたくなり
1本吸ってみたら、めちゃくちゃ気分が悪くなり、
その日、1日最悪だった。
(ああ、ホントにたばこって身体に悪いんやな) と
改めて 思った覚えがある。
自分でも不思議なのだが、そんなに気分が悪くなったのに
それをきっかけに また吸い始めた。
それから数年後にやめたのだが、
前にスパッとやめられたので、
いつでもやめられるという変な自信が邪魔をして、
結局 やめるのには苦労した。
私のような意志の弱い人間でも禁煙できるのだから
もし、読者の中に禁煙したいと思う方がいたら、
あきらめずにチャレンジして欲しい。
たばこのない生活は、良いよ。
仕事を中断しなくてよいからね。
喫煙者って、文字通り 「一服」 するでしょ。
たばこのために 休憩するわけだから、
たばこを吸わなければ、ムダに休憩をとることもない。
やめてみると分かることだが、たばこは臭い。
吸っていた時は、全く気にならなかったのに、
こんなに臭かったのか、と思うほど、臭い。
居酒屋とかBARとか、たばこ吸う人が複数いる店に
数時間いて、帰ってきたとするでしょ。
翌日起きると、部屋の中がたばこ臭い。
服とかギターケースとかに においが付いてしまってるのだ。
服は、洗濯すればいいけど、ギターケースは、
ファブリースしても中々取れないほど臭い。
たばこを吸える公共の場所は、どんどん減ってるようだが、
たまたま、こんなサイトを見つけた。
↓
たばこグッドマナー店(飲食店)の紹介
なんと、目黒区のサイトで、区内の前面禁煙の飲食店を
紹介しているのだ。
目黒区では、受動喫煙の害を防ぎ、店内の喫煙環境を
店頭表示する飲食店などを 「たばこグッドマナー店」 とする
登録制度をスタートらしい。
たばこグッドマナー店には、全面禁煙、完全分煙、
時間禁煙の3種類があるようだ。
先日広尾にオープンした 「Italian Bar ARIETTA」 は
全席禁煙。
内装も雰囲気があって、料理も旨い。
「Bar」 と名がつくのに禁煙だ。
これは、新しいだろ。
と、思っていたら、先ほどの目黒区のサイトには、
「No_Smoking_Bar_Musicman」 という店が紹介されている。
つまり、そういう時代になってきたのだな。
2010.11.28
Recording
今日は、Studio Tonmeister にて
Mellow Flavor の録音を行った。
私は 録音はそんなに経験がないのだが、
ライヴとは全然違う 緊張感がある。
録音が始まったとたん、今まで出来ていたことが
プレッシャーで 突然出来なくなったりする。
自分の精神の脆さ、弱さを目の当たりにする瞬間だ。
そして同じ曲を何度か失敗すると
好きで録り始めた曲が嫌いになったりする。
スゴイよ、エゴって。
全く困ったもんだ。
それでも、そこそこ うまく録れたりすれば、
気分もいい。
今日もボツになったテイクも多いが、
(まあ、良しとしよう) というテイクがいくつか録れた。
本日の録音曲は、
Cissy Strut
Purple Rain
Mercy, Mercy, Mercy
I'll Be There
Travels
ほか、ボツになった数曲。
あ〜もっと練習せな!
もし、聴きたいという奇特な方は、住所とお名前を
メールでお知らせくだされば、CD をお送りします。
先着20名様のみ。
Special Thanks :
Recorded by Kaz.Misumi
2010.11.29
インセプション
約ひと月ぶりの映画は、
レオナルド・ディカプリオ主演の 『インセプション』。
渡辺謙も出演。
なんか、観てるときは よう分からんのだが、
あんまり細かいこと考えていると
作品のスピードについて行けなくなるので
深く考えず ただ観ているだけで充分面白かった。
要は夢の中に入ってアイディアを盗んだり、
植えつけたりしようってSF。
映像 も楽しめる。
もう、映画で出来ないことはホントになくなったんやな。
地面がひっくり返るねんもん。
夢の中だから、何でもあり。
そして、夢なのか現実なのか分からなくなったりする。
そういう展開なので、この映画の終わり方は、
全く王道な終わり方なのだが、非常に好きだ。
最後の最後が良い。
★★★★☆
2010.11.30
読者プレゼント
一昨日、Mellow Flavor 演奏の CD について
聴きたいという奇特な方は、住所とお名前を
メールでお知らせくだされば、CD をお送りします。
先着20名様のみ。
と書いた。
もの凄い反響で、あっという間に20名に達した、
というのは嘘で、
ほんの数名の方からのご希望をいただいたのだが、
その中のお2人から 「おいくらですか?」 というような
問合せを受けた。
私の書き方が不十分だったのだが、
CD は このひとりごとの読者へのプレゼントである。
なので、申し込んだ後で高額な請求書が届く心配はないので
安心してください。