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つつみしんやのひとりごと 2014年 4月
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2014.4.1

連続更新記録 更新!

この 「ひとりごと」 の過去の最長連続更新記録が、

24日だった。(たぶん)

せめて1か月連続更新を目標にするも、

なかなか達成できずにきた。

が、今日現在、3月7日以来の26日連続更新である。

新記録だ!

「3月7日以来」 と書いたが、その前日、

3月6日は、更新をしなかった。

実は、その前も2月11日から3月5日まで

23日連続で更新していたのだが、

いよいよ、あと1日でタイ記録というところで、

へべれけに酔っ払い、更新できず、

新記録の機会を逃すというミスを犯してしまった。

といっても、そんな記録、誰も興味がないのは、

知っているし、「だから、どうした?」 という程度なのだが、

そういう目標があると、

張合いもあるっちゅうもんなんやな、これが。

そういうわけで、何日連続更新となるか、

これから毎日ドキドキなのだ。

こんなこと書くと、たいてい、次の日に

へべれけになってしまったりするのだが、

さあ、どうなるか!?





2014.4.2

最近の作品

昨年10月にソニーの DSC-RX100 という

コンパクト・デジカメを買って以来、

一眼レフを持って出歩くことが、めっきり減ってしまった。

RX-100 はいつもカバンに入れて持ち歩いている。

一眼レフほどではないが、そこそこきれいに撮れるのだ。

一眼レフは、なんというか、(よっしゃ写真撮るぞ) という

気合のようなものがいるのだが、その点、

コンパクト・デジカメは、お気楽に撮影できる。

以下の3枚は、最近撮影のもの。

いずれもふと思いついて、メモを取るように

撮影したものだ。


トリオ



おへそ



整列






2014.4.3

@横浜にぎわい座
お笑いぱっちり倶楽部寄席


昨日、初めて横浜にぎわい座へ 寄席を聴きに行ってきた。

桂歌丸師匠と漫才のナイツが出るというので、

昨日のチケットを買ったのだが、

歌丸師匠は 3月29日から入院しているらしく、

残念ながら 昨日は休演だった。

病名は、アナウンスがあったけど、覚えられなかった。

(あんまり聞いたことのない病名だったってことね。)

病気の他に、肋骨が折れているようなことも言うてた。

先日の独演会でも 「歩けない」 と言っていたので心配だ。


プログラムは下記。

開口一番 (落語) 前座 (名前失念)
動物ものまね  江戸家まねき猫
落語  三笑亭夢太朗
漫才  ナイツ
落語  三遊亭圓輔
〜 お仲入り 〜
座談会 (写真解説)
太神楽曲芸  ボンボンブラザーズ
落語  三笑亭茶楽
奇術  北見マキ
歌謡漫才 東京ボーイズ


前座は、プログラムに名前が書かれへんねんな。

前座の演目は、「つる」 だった。

何人かの噺家の 「つる」 を聴いたけど、

(この噺、なんで選ぶんやろ) って思うぐらい

私には面白くない。

でも、古典として、しかも東京でも上方でも、

ずっと演る人がいてるというのは、

なんか魅力があんのんやろな。

私には分からんけど。


江戸家まねき猫は、先日も観たが、違うネタだった。

ちょっと時間が短かったな。

もうちょっと観たかった。

彼女、おじいちゃんが初代猫八、

お父さんが二代目猫八、お兄ちゃんが三代目猫八という

生粋の動物声帯模写の家系なのだった。

おじいちゃんは、100年前にはもう動物ものまねを

していたというから、凄いね。


目当てのナイツは、やっぱり面白かった。

ナイツの漫才は、YouTube で 結構 観ているのだけど、

ナマはやっぱりええな。

テレビで観るより長いのがええね。


落語は、3人ともベテランで、

安心して聴けたし、面白かった。

三笑亭夢太朗は、マクラだけで終わったような感じ。

三遊亭圓輔は、82歳!

演目は、タイトルが分からないが、

気の長い人と気の短い人の噺。

三笑亭茶楽の演目は、「持参金」。

この人は、71歳。

やっぱり、長いことやっている人の芸は、

味わいがあるね。


タイトルにある 「お笑いぱっちり倶楽部」 は、

なんのことかいな、と思ってたら、落語家・芸人らで

構成する写真同好会があり、その会の名前だそうな。

昨日は、その会のメンバーによる高座だったわけだ。

(歌丸師匠は、倶楽部の会長。)

プログラムにある座談会は、メンバーの撮影した写真を

スライドで見ながら、解説するという内容だった。

申し訳ないが、あんまりおもろない。


歌丸師匠が休演のため、代わりに

東京ボーイズの歌謡漫才だった。

この人たち、結成50周年だという。

テレビには合わない、ゆるい芸が、

なんとも言えない味で、楽しめた。


仲入りを入れて、2時間45分。

正味2時間半はあったな。

椅子があんまりよろしくないのか、

仲入りのときも席を立たんかったら、

終わりごろには、めちゃくちゃお尻が痛かった。

でも、また行きたい。





2014.4.4

歌丸師匠 入院の件

一昨日 (2日)の横浜にぎわい座での寄席は、

出演予定だった 桂歌丸師匠が入院されたということで、

休演だった。

その時のアナウンスで、

「マスコミ発表は、4日ですが・・・」 という

ことわりがあった。

マスコミで全国的に発表するには、

何かと段取りがあるということなのだろうか。

今日、その4日で、確かに発表されていた。

日テレ・ニュースにはこうある。

関係者によれば歌丸は、3月20日に大阪から帰宅中に
新幹線の座席でせき込み、胸が急に痛くなったという。
その後も我慢して仕事を続けていたが、
29日に病院に行ったところ 「慢性閉塞性肺疾患」 と
「左側肋骨の骨折」 と診断され入院した。



私が独演会に行ったのは、23日。

ということは、あの時点ですでに 肋骨が折れていたということか!

あの日、師匠は歩けないということで、

舞台までの出入りの際は、どん帳が下りるという

珍しい状況だった。

おそらく、誰かに抱えられたり、車いすだったりするのを

観客には見せたくなかったのだろう。

それにしても、しゃべりに関しては、

全く何の問題もなく、具合が悪いなどとは

微塵も感じさせない素晴らしい落語であった。

改めて、そのすさまじいまでのプロ根性を

感じ入ったのであります。





2014.4.5

JAZZ WEEK TOKYO 2014
エレクトリックギターの夕べ
Char


昨日は、先月1日に続いて、今年2度目の

Char のコンサート。

@ Bunkamura オーチャードホール (渋谷)

先月のコンサートは、「Char 2014 TRADROCK」 という

全国ツアーの1日だったが、昨日はそのツアーには

含まれていないコンサート。

「JAZZ WEEK TOKYO 2014」 という、

6日間に渡って行われる、いわばフェスのような

コンサートの1日で、「エレクトリックギターの夕べ」 という

タイトルが付いていた。

メンバーはいつものトリオ。

Char (Gt,Vo)
澤田浩史 (Ba)
古田たかし (Dr)

Char と Jazz は、結びつきにくいようだが、

コジカナツル という ジャズ・ピアノ・トリオや、

増尾好秋 (Jazz Guitarist) のライヴのゲストで

Char が出演したのを 観に行ったこともある。

昨年秋には、JR東海の 「そうだ京都、行こう。」 の

テレビCMに Char の演奏する 「My Favorite Things」 が、

流れたので、皆さんも気づかぬうちに聞いているやも知れない。

まあ、それの演奏はジャズっぽくないけどね。


さて、昨日のコンサート、「JAZZ WEEK」 ということだし、

どんな選曲で来るのかと楽しみに出かけたところ、

まっ〜たく、いつもと同じ Char だった。

「エレクトリックギターの夕べ」 なのに、

アコースティック・セットで、まず30分。

選曲は、ホンマにいつも通りで、

「JAZZ WEEK」 だからという曲は、1曲もなし。

まあ、考えてみればそうやな。

本人曰く、

「今日はいつもよりジャジィに演奏しています」

バリバリ、ロックやんか。


曲は、アコ・セットで

「Rippa na Slippa」、「All Around Me」、

「My Favorite Things」、「気絶するほど悩ましい 」、

「表参道」、「Zig Zag Zone」。

エレキに持ち替えて、

「Dazed」、「Falling Star」、「Song In My Heart」、

「Tokyo Night」、「Anytime」、「Pipeline」、

「Crossroad」 など。

「Crossroad」 は、ジャジィ・ヴァージョン、

ファンク・ヴァージョンをちょこっと演ったあと、

「今日は正調で」 ということで、クリームの完コピ・ヴァージョン。

「今、これ弾かせたら、クラプトンより俺の方が上手い」 と

言うてたけど、ホンマにそう思う。

前にも書いたことあるけど、クラプトンを超えていると思う。

ギターは、Fender の Pinkloud (シグネチャーモデルの

ピンクのマスタング)、Free Spirit (同じくオリーブグリーンの

マスタング)、バーガンディミストのストラト、

「Crossroad」 では、ゴールド・トップのレスポール、

アンコールは、ハムバッキンのついた改造マスタングで、

「Natural Vibration」、「Smoky」。


前から10列目で、まずまずの席だった。

昨日は、8ビートおばさんは見当たらず。



開演前のステージ






2014.4.5

白ゆき姫殺人事件

井上真央、綾野剛 主演の映画、

「白ゆき姫殺人事件」 を観てきた。

原作は、「告白」 「北のカナリアたち」 の湊かなえ。

監督は、「ゴールデンスランバー」 「奇跡のリンゴ」 の

中村義洋。


美人OLが殺害される。

被害者と同期入社の地味な女性社員・城野 (井上真央) が、

事件のあと失踪する。

彼女は、テレビのワイドショーとインターネットで

その犯人にされてしまう。

本当に彼女は、犯人なのか?

というミステリーで、警察は登場せず、

ワイドショーのディレクター・赤星 (綾野剛)の

取材によって、物語は進んでいく。


前半は、赤星が、関係者を取材していくシーンが中心。

赤星は、関係者や城野の同級生などの無責任な発言により、

城野が犯人だと思い込んでいく。

そして、自分だけがその核心に近づいているという

感覚に酔っていく。


本作からはいくつかのメッセージが受けて取れる。

(ネタバレになります。)

まず、「彼らが言っていることは本当なのか?」 という

セリフに象徴される、真実は何かということ。

「記憶は捏造される」 という言葉もあった。

記憶は捏造され、人は自分の都合の良いように話す。

同じ場面を 話す人が変わると、違う話になるというのは、

黒沢映画の 「羅生門」 を思い起こさせた。


そして、次にマスコミとネットへの批判と警告。

ディレクターは、取材した相手の言葉を安易に信じ、

番組を制作する。

ディレクターがツイッターに無責任に

つぶやいたことで、情報が広がっていく。

次にその報道・ネットを見た、一般人への警告。

彼ら (私たち) は、その情報に踊らされ、

これまた 無責任な発言をネット上で繰り返す。

彼女が犯人だといえば、彼女を攻撃し、

犯人ではなかったと言えば、犯人に仕立てた

テレビ局やディレクターを攻撃するといった具合に。


それから、城野の父親が、テレビカメラに向かって

「娘を許してください」 と土下座するシーンがある。

しかし、娘は真犯人ではなかった。

ここは 「あなた (親) が、信じなくてどうするの?」

という風に感じた。

お婆ちゃんだけが 「彼女は犯人じゃない」 と言うのね。


最後に もう一つ。

人生は、心無い人たちに簡単に踏み荒らされるけど、

どんな時にも味方はいるよ、

だから、自棄になったらあかんよ、

という救いのメッセージ。

そこは、感動的。


ワイドショー中心の前半は、

取材を受ける人たちの発言のくだらなさに

ちょっと辟易する面もあり、(これ観るの、

失敗したかぁ?) とまで思ったが、

謎解きが始まってからは、面白くなっていった。


城野役の井上真央が良かったが、

欲を言えば、この役に井上は、可愛すぎる。

あと、タイトル どうよ、って感じ。


★★★★☆





2014.4.6

Gov’t Mule

「ガヴァメント・ミュール」 と読む。

「政府のラバ」 って、どういう意味やろ?

その 「ガヴァメント・ミュール」 というバンドが来日中だ。

東京は、4月1〜2日と今日6日の3日間公演。

@ ビルボードライブ東京。

その最終公演となる2ndステージを観てきた。

メンバーは下記。

ウォーレン・ヘインズ / Warren Haynes(Gt, Vo)
マット・アブツ / Matt Abts(Drs)
ダニー・ルイス / Danny Louis(Key)
ヨルゲン・カールソン / Jorgen Carlsson(Ba)


いやぁ、予想以上に 良かった〜。

まさか泣くとは 思ってなかったけど、

泣かされてしもた。

正直、このバンドのことは知らなかったのだが、

ウォーレン・ヘインズ 率いるバンドだと知り、

観に行くことにしたのだった。

ウォーレンは、オールマン・ブラザーズ・バンドで

活躍しているギタリストで、2年ほど前に、

このひとりごとで、ウォーレンとテデスキ・トラックス・

バンドがホワイトハウスで共演している動画を

紹介したことがある。→ これ

実は、ウォーレンはCDを買ったものの

そんなに聴いていないし、「ガヴァメント・ミュール」 に

至っては、1曲も聴いたことがないような状況だったのだが、

これが、素晴らしかった。

客は、女性もチラホラいるものの、基本的に男。

男くさい。

そうでしょう、サザンロックは、車やバイクと

同様に基本的に男のものなのだと思う。

たまに、それらを好きな女性がいるけれど。


ウォーレンのギターの音がええね。

変な言い方やけど、ロックの教科書に

載っているようなええ音。

ギターは、1曲目がPRSやったけど、

あとは、ほとんどギブソンのレスポールか

ファイアーバード。

1曲だけ、ES−335を使用。

有名な 335 だけあって、持っただけで

歓声が上がる。

(その335を基にしたモデルが最近、ギブソンから

発売されているのだ。)

レスポールや335はもちろん、

ファイアーバードがええ落としてたなぁ。

ほんで、アンコールで黒のストラトを

持ったかと思うと、曲はジミヘンの 「Little Wing」 と

スローブルース。

そのスローブルースは、

イントロで歓声が上がっていたところを見ると、

ファンには、外せない曲なのかもしれない。


ところで、知らずに行ったのだが、

今日4月6日は、ウォーレンの54回目の誕生日だった。

ウォーレンが登場するなり、会場のあちこちから、

「Happy Birthday !」 という声が上がる。

途中、曲間でウォーレンがチューニングしている時には、

観客の誰かが 「Happy Birthday」 を歌いだし、

会場で大合唱になる場面もあった。


本編最後の 「Soulsine」 で、演奏中何度か見せた

ウォーレンのピース・サインが印象的だった。

ソウルフルな、ええライヴでした。(涙)





2014.4.7

JEFF BECK
JAPAN TOUR 2014


今年は、新旧3大ギタリスト6人のうち、

4人が来日公演というスゴイ年になった。

旧というか元祖3大ギタリストが、

エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、

ジミー・ペイジの3人。

そして、新3大ギタリストが、

デレク・トラックス、ジョン・メイヤー、

ジョン・フルシアンテの3人らしい。

「らしい」 と書いたのは、新3大ギタリストなんて

呼んでいると 知らなかったからだ。

今年の前半、その6人のうち、エリック、ジェフ、

デレク、ジョンの4人が来日した (する) のだ。

エリックとデレクのコンサートに

行ってきたことは ここにも書いたが、

今日、元祖3大ギタリストの1人、

ジェフ・ベックのコンサートに行ってきた。

ジェフのコンサートは、1986年に

大阪厚生年金会館で観たので、なんと28年ぶり!

その時は、ドラムがサイモン・フィリップスで、

キーボードがヤン・ハマーだった。

今回のメンバーは、下記。

Jeff Beck (Gt)
Rhonda Smith (Ba)
Nicholas Meier (Gt)
Jonathan Joseph (Drs)

キーボードレスで、ジェフの他にもギターが一人。

ベースが、Tal Wilkenfeld だったら、

嬉しかったけど、今回のベースは、プリンスの

ベースを長く演っていた、女性ベーシスト、ロンダ・スミス。

曲によって、フレッテッド、フレットレス、アップライトを

使い分けており、最後にはラップも聴かせてくれた。

会場は、東京ドームシティホール。

ここ、2回目やったけど、バルコニー席からも

ステージが近くて良い。

私は、2階バルコニー席の1列目という、

割と ええ席だった。

全くMCもなく、淡々と演奏だけが進んでいく。

昨日の Warren Haynes も、ギターのコントロールが

素晴らしいと思ったけど、ジェフはコントロールという

域を超えとるね。

コントロールしてるっちゅう感じやないもん。

指先と楽器本体の操作だけで、ようもあんなに

色んなトーンが出せるもんや。

「Where Were You」 のアーム操作なんか、

普通、思いつけへんやろ。

ため息もんでした。

全体に1曲1曲がコンパクトで、ほとんど

ジェフのソロばかりなのに 飽きることなく、

どんどん曲が進んでいく。

3曲目やったかな、なんと昨日も Gov't Mule で聴いた

「Little Wing」!

私は、ジェフの演奏は、激しい曲より

メロディをたっぷり聴かせてくれる方が好きなので、

「Where Were You」 の他、「Danny Boy」 や

「A Day in the Life 」 が聴けたのはスゴク嬉しい。

「Danny Boy」 もスゴク良かったけど、

「A Day in the Life 」 (ビートルズの曲ね) は、

ジェフの演奏を聴いて、ええ曲やと気付いたぐらい。

まさか今日聴けるとは、思ってなかったので

ホントに嬉しかった。

欲を言えば、あと 「Over The Rainbow」 が

聴けたら言うことなかったのにな。

でも、「Cause We've Ended as Lovers」 も

聴けたし満足です。(アンコールで演った。)

確か、1986年に 観に行った公演では、

やれへんかったような気がする。

昔のことで あてにならん記憶やけど。


ギターは、1曲目だけ白いテレキャスターで、

あとは白いストラトキャスター。

持ち替えていたので、同様のストラトが2本だと思う。


ジェフは、今年の誕生日 (6月24日) で70歳。

古希です。

このおっさん、まだまだ、いけまっせ。


今回のツアーは、下記 10公演。

4日、東京 (NHKホール / 追加公演)
5日、大阪 (あましんアルカイックホール)、
7日〜9日、東京 (東京ドームシティホール)、
11日、札幌 (ニトリ文化ホール)、
13日、岩手 (岩手県民会館)、
14日、横浜 (パシフィコ横浜)、
15日、愛知 (名古屋市公会堂)、
16日、大阪 (フェスティバルホール)








2014.4.8

心を読まれてしまいます

こんなん見つけました。
   ↓
The Flash Mind Reader
   ↑
まず、このページの右のチャートの中から、

好きな2ケタの数字 を1つ選びます。

その数の10の位 と1の位 の数を足します。

そして、それを、元の数から引きます。

(例) もし23を選んだら、2+3=5 なので、
   それを 23から引くと18 が答です。

その答の数の横にあるシンボルを、見て覚えてください。

それから左側の クリスタル・ボールをクリック してください。

すると・・・。


何度やっても、答えを見抜かれてしまいます。


種明かしは、また明日。





2014.4.9

心を読まれてしまいます 
種明かし


昨日の種明かしなので、昨日のエントリーを

読んでいない方は、ぜひ、読んでから今日の

エントリーを読んでおくれ。


種明かし。

実は、答はいつも 9の倍数になるのだ。

(例) 36 → 3+6 = 9 → 36−9 = 27

    77 → 7+7 = 14 → 77−14 = 63

で、よく見ると9の倍数の横に書いてあるシンボルは、

すべて同じで、"Try Again" をクリックするたびに、

シンボルが全部変わってしまう仕掛けになっているのだった。

なんやぁって感じやけど、

最初ビックリせえへんかった?

*** *** *** *** *** *** *** *** ***

では、もうひとつ面白いものを紹介。

これも、最初、ビックリします。


1) リラックスして、30〜40秒の間、絵の中央の4つの点に集中してください。
2) そして、近くの壁を見てください。(平らで単色ならどんな面でもOK)
3) 光の輪が見えてくるでしょう。
4) 2、3回まばたきをすると、何かの形が見えてくるはずです。
5) 何が見えますか?それに、一体誰なのでしょう?



モトネタは ここ から。





2014.4.10

ONE CHANCE

イギリスのアマチュアが出る国民的オーディション番組

「Britain's Got Talent」 で優勝し、携帯電話ショップの

販売員から一転、プロの歌手になった、

ポール・ポッツの映画 「ワン・チャンス」 を観てきた。

ポールのことは、数年前に ここ でも紹介した。

ストーリーが分かっているので、予告編を観ても

それほど観たいと 思わなかったのだが、

なんとなく観てみようという気になってね。


いやぁ、結末 分かっていても泣くね。

ただ、さえない男が、歌が上手かったので、

栄光を掴んだぐらいに思っていたら、

その背景には、やっぱり色々あるんやね。

人間だもの。(相田みつお風)

でないと、映画にならんわな。


冒頭、子供の時にいじめられながら、成長していく

描き方が、まるで 「フォレスト・ガンプ」 の

パクリのようで、(なんじゃこれは) と思ったが、

大人になってから、「Britain's Got Talent」 に

出場するまでが、結構ていねいに描かれていて、

物語に引き込まれた。

何より、ポールを信じ、ポールを激励し、

ポールのケツを叩き続けた奥さんが素晴しい。

奥さんに ★5つやで。

それにしても、こんなに運の悪い男が、

優勝するというのも、人生 分からんもんやな。

実話がベースやけど、次から次へと災難におうて、

これ全部ホンマかぁ?って思ったよ。


作品中 「Britain's Got Talent」 は、

予選のシーンだけだが、実際の通りに再現されている。

審査員のコメントは、実際の映像を使ったのかな?

この機会に、もう一度、実際の映像の

リンクを貼り付けておこう。

予選編
準決勝編
決勝編
発表編


監督は、「プラダを着た悪魔」 の David Frankell。

映画のタイトル 「ONE CHANCE」 は、

37歳の彼のデビュー・アルバムのタイトルでもある。


★★★★★


ポール・ポッツ、9月に来日するようです。





2014.4.11

ONE CHANCE と
消費税改正の余波


昨日観た 「ワン・チャンス」 に関してだが、

YouTube で、こんなん見つけた。
   ↓
ポールポッツ 感動秘話 No.1

ポールポッツ 感動秘話 No.2

ポールポッツ 感動秘話 No.3


映画のストリートとは、大分 違うねんけどなぁ・・・。

特に、結婚式で妻に歌った曲が違う!

そこは、変えたら あかんのんちゃう?

ま、どっちにしても、ええラヴ・ストーリーに

なっておりますが。


ところで、先日、妻と品川プリンスシネマで 映画を観たら、

夫婦50割 (夫婦のどちらかが50歳以上なら、

ふたりで2000円) の料金が、2200円に値上がりしていた。

消費税分だけの料金改定なら、計算すると

2057円になるのだが、200円の値上げはひどいなぁ。

一般の料金1800円は、値上げをしなかったようなので、

夫婦50割などの割引料金にそのしわ寄せが来たと思われる。

いくつかの映画館をチェックしてみたら、

この4月1日の料金改定は、映画館よって様々なようだ。

毎月1日のサービスデイや、レディースデイの料金を

1000円から1100円に値上げしたところが多いようだが、

夫婦50割や毎月1日の映画サービスデー料金は、

据え置きで、レイトショー料金を値上げしたところもある。

また、「60歳以上はいつでも1000円じゃ」 と

言っていたシルバー料金も1100円になったところが

多いようだが、年齢を55歳以上1100円に

見直した映画館もあるようだ。

増税で 料金体制が複雑になった映画界なのでした。





2014.4.12

歯と歯茎の治療

昨年 8月、10月、12月、そして、

今年の2月と まるで計ったかのように

2ヶ月おきに歯茎が炎症を起こし、ひどい痛みに悩まされた。

8月は、歯医者に行き薬を塗ってもらったら、

割と簡単に痛みがなくなった。

10月は、8月より痛みがひどく、

一睡もできない夜もあったが、歯医者で薬を処方してもらい、

「ロキソニン」 という痛み止めを飲むと

痛みが止まることを覚えた。

12月は、痛み出したとたんに 「ロキソニン」 を飲んで、

痛む数日を過ごし、歯医者には行かず。

「ロキソニン」 は、処方箋なしでも入手可。

こいつは、凄いね。

あんなに小さな錠剤なのに、飲んでほんの15分か20分で

痛みがおさまるのだ。

痛みは感じなくなるが、その他の感覚には、

(厳密にはどうか分からんけど) 影響は感じられない。

あの薬は、どううやって体中から痛いところを

見つけるんやろ? 不思議。

それからは、カバンの中にいつも 「ロキソニン」 が。

で、今年2月に痛み出した時に、

その痛み出す2ヶ月サイクルの規則正しさに

ちょっと驚きながら、これは根本的な治療が

必要だと考え、歯医者に行った。


今から7年前、今通っている歯医者とは違う歯医者で

金歯を詰めた。

炎症を起こすのは、その金歯の下の歯茎だった。

その歯茎を治療する必要があり、

詰めてある金を外すこととなった。

2月から、2ヶ月ほどかかって、歯茎の治療と

新しい歯の詰め物が、先日、完了した。

このまま痛み出すことがなければ、

4ヶ月後の検診まで、歯医者に行くこともないだろう。


さて、7年前の金歯を入れた時のエントリーを読むと、

こんなことが書いてある。


最終的に歯にかぶせ物 (詰め物) をするのだが、
保険の利く治療は 3,000円だが、
金歯にすると保険は利かず、47,500円もする。

説明を聞くと、3,000円の治療は数年後に問題が
発生する可能性があり、一番のお勧めは金だという。

金額的には、金より安いセラミックもあるのだが、
いくつかの面で金の方が優れている。

最終的に決めるのは患者なのだが、
説明を聞くと安い治療をする気にはなれない。

(中略)

おまけに、将来、再治療になっても金は再利用できるという。



7年前に詰めた金は、今回の治療で 外すことになった。

私は、「金は再利用できる」 という言葉が、

はっきりと記憶に残っていたので、今回、

金を外す時に、「これって再利用できるんですよね?」 と

歯科医に確認した。

「できますけど、結局、手間賃がほとんどですから、

大して安くなりませんよ」 と言われた。

考えてみれば確かにそうだ。

7年前のエントリーには、金を詰めると 47,500円と

書いたが、材料費は、おそらく数千円だろう。

当時の歯科医は、積極的に金を勧めてきた印象だが、

今回は、その詰め物をする日まで、

何を詰めるかの説明さえなかった。

説明のない (何を詰められるのか分からない) ことに

不安を感じた私が 「それ、何で出来てるんですか?」 と

訊いたから 「金銀パラジウムの混合です」 と

答えてくれたような感じで、訊かなかったら、

何も言わなかったかもしれない。

その代わりと言ってはなんだが、その 「金銀パラジウム」 は、

保険適用で、3360円で済んだ。(安!)

7年前には、「数年後に問題が起こる可能性がある」 と

勧められなかったやつだろう。

ところが、一番問題が起こりにくいと言われた金でも、

(その物自体の問題ではないのかもしれないが、)

結局、外すことになり、そして、

再利用の価値は大してないことを今回知らされた。

今の歯科医は、選択の機会さえ与えてくれなかった人だが、

金を詰めることへの価値を大して感じていないのかも知れない。

どちらの歯科医が親切なのか、良心的なのかは、

その結果と解釈に依るのだろう。


結局、数年で取り替えることになるのだとしたら、

高い金を入れるのはもったいないが、

金は、一番歯に近い硬さだし、金属アレルギーも

起きにくいとかで、メリットも多いという記述もある。

でも、今回の経験を踏まえると、別に 「金でなくても良い」

というのが、今のところの結論だ。

技術は日進月歩やしね。


ところで、今回、その金を外したとき、再利用云々の話のあと、

歯科医が私に 「(その金歯) 要りますか?」 と訊いたのは、

ちょっと意外だった。

その 再利用云々の話がなければ、何も言わずに

没収されていたかのような印象だった。

金歯でも買い取ってくれる業者がいるというのは、

聞いたことがある話。

実際に買い取ってもらうかどうかは別としても、

一応、価値のある金属だ。

いくらになるのか知らないが、たとえ1000円か2000円の

価値のものでも、所有者 (患者) に渡すのが当然と思ったが、

歯科業界の常識は違うのだろうか?

それとも私が世間の常識からずれているのか?


2月27日に外した金の詰め物。


7年間ありがとう。





2014.4.13

焼津みなとマラソン と
日本平


4年ほど前に妻が 「走る」 と言い出した。

そのときのエントリーが これ

それから、1年あまりはほとんど毎週の様に

日曜日の朝に走りに行っており、

2010年4月には、10キロマラソンを完走した。

その後はあんまり練習している風ではなかったが、

昨年5月には 済州 (チェジュ島) マラソン で、

行く前には 「絶対途中で棄権する」 と言っていたにも関わらず、

なんとハーフマラソン ( 21.0975km ) を完走してきた。

妻は、10キロマラソンも ハーフマラソンも

いつも同じ友人Sさんと走ってる。

そのマラソン友達 (?) Sさんが、

結婚して今は静岡在住なので、今回は、

焼津みなとマラソン で10キロ走ると言う。

去年は、ハーフマラソンを走ったのに

どうして10キロに減らすのかと思ったら、

焼津のハーフマラソンは、制限時間が130分らしく、

とてもじゃないが、その時間では 走れないと言う。

10キロマラソンの制限時間は、70分。

あんまり練習している風でもないので、

失格にならず走れるのだろうかと思いながら、

応援に行ってきた。

昨日夕方、静岡入りし、妻とSさんと夕食。

今朝 9時40分が、10キロマラソンのスタートだった。

結果は、完走はしたものの制限時間内に

ゴールできなかったため、記録はなし (失格)。

あと数キロの地点で、ゴール時間を記録するためのチップ を

強制的に回収されたらしい。

76分ぐらいだったので惜しい結果だ。

残念だが、棄権するかもと言っていたのに、

完走したのは、えらいと思う。

数日前、4キロほど走って気持ち悪くなり、

へこんでいたのに、意外と本番に強いのか?


タート前 大勢の選手でごった返す


マラソンのあと、Sさんのご主人も一緒に4人で、

日本平ホテルでランチ

人気のビュッフェということだったが、

美味しい値打ちのあるランチだった。

晴れていたら、富士山が最高にきれいに眺められるような

ホテルなのだが、あいにくの曇り空で、

ぼやぁ〜っとした富士山だったが、それはそれで

味があったね。

その後、ロープウェイ に乗り 久能山東照宮

参拝してきた。

久能山東照宮は、国宝に指定されており、

徳川家康公を祀った最初の神社ということで、

家康公の遺骸が埋葬されたという

神廟 (しんびょう) も観てきた。



国宝





2014.4.14

An Evening
with
BURT BACHARACH 2014


ああ、本当に音楽好きで良かった。

こんな音楽を聴けて本当に幸せ。

涙でウルウルしながら、そんな風に思ったライヴだった。


バート・バカラック。

例えば、

Raindrops Keep Falling On My Head / 雨にぬれても」、

カーペンターズで有名な

(They Long To Be)Close To You / 遙かなる影」、

クリストファー・クロスの 「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」

(原題は、「Arthur's Theme (Best That You Can Do)

このあたりは、誰もが耳にしたことのある曲だろう。

他にも 「I Say A Little Prayer」、「The Look of Love」、

I'll Never Fall In Love Again」、「Alfie」 、「Walk on by」、

Baby It's You」 などなどを作曲した、

間違いなく20世紀の天才ソング・ライターの一人。

そのバカラックの 来日公演に行ってきた。

@ビルボードライヴ東京、2ndステージ。


バカラックの曲に、ええ曲がたくさんあることは

知っていたが、いずれも色んな人が歌っているので、

耳にし 知ったわけで、実は私はバカラック自身の

ファンというわけではなかった。

「なかった」 と 過去形で書いたのは、

今日を持って 彼のファンになったのからだ。


コンサートや落語会のチケットを

たびたび 「ぴあ」 で購入するのだが、

知らず知らずのうちに 「ぴあ」 のポイントが

結構貯まっていた。

貯まったポイントは、賞品と交換できる。

賞品は、コンサートや芝居、スポーツの試合などの

チケットなのだが、枚数が限られているので、

いいなと思うものは、たいてい 「予定枚数終了」 となっていた。

そういう人気のあるものは、交換が始まってすぐに

申し込まないとダメだなと思い、マメに賞品のサイトを

チェックしていたら、先日、バート・バカラックの

ビルボードライブ東京公演がアップされていた。

調べてみると、バカラックは、85歳 (来月には86歳) だ。

そして、ビルボードライブのチケットは、

自由席で1枚 24,000円!

う〜む、これを招待で観られるのは、またとない機会だ。

と、たまったポイントを使うことにしたのだった。


メンバーは下記。

バート・バカラック / Burt Bacharach(Piano, Conductor)
ジョシィ・ジェイムス / Josie James(Singer)
ジョン・パガノ / John Pagano(Singer)
ドナ・テイラー / Donna Taylor(Singer)
デイヴィッド・ジョイス / David Joyce(Keyboards)
ビル・カントス / Bill Cantos(Keyboards)
マーリース・マルティネス / Marlyse Martinez(Violin)
デニス・ウィルソン / Dennis Wilson(Saxophones)
トム・エレン / Tom Ehlen(Trumpet)
デイヴィッド・コイ / David Coy(Bass, Gear Coordinater)
ジョン・フェラノ / John Ferraro(Drums)


はっきり言って、バカラック以外、

超有名なプレイヤーもシンガーもいないバンドだ。

期待をしていなかったというより、どんな演奏、

ステージになるのか予想がつかなかったと言った方が正しい。

でも、凄かった。

ほとんど、メドレーのようにヒット曲の連続。

バカラックに詳しくない私でも半分ぐらいは、知ってた。

たぶん90分ぐらいたっぷり演った。

終わりごろには、バカラックの存在自体に

手を合わせたくなるような、そんなステージだった。

基本的には、3人のシンガーが交代で歌うのだが、

5〜6曲バカラック自身が歌った、その歌がまた凄い。

上手いとか、そういうことではない。

85歳の、あの枯れたしわがれ声で歌われたら、

だ〜れも勝たれへん。

琴線にビシバシ触れる。

ほんの数小節で、ノックアウトされた。

ああ、ホンマに観に行って良かった。

とてもリッチなひと時でした。


ちなみに会場には、著名なミュージシャンの姿もちらほら。

私が見かけたのは、井上鑑 (キーボディスト)、

田島貴男 (オリジナルラヴ)。

そして、24,000円というチケット代にも関わらず、

ほぼ満席。

東京では、NHKホール + ビルボードライブで

6公演やったことを考えると、その人気の高さも良くわかる。


今回の来日は、オーケストラ公演とバンド公演の2通り。

オーケストラ公演:
4月10日(木)NHKホール(東京)
4月18日(金)京都コンサートホール

BAND公演:
4月16日(水)NHK大阪ホール
4月11日(金)12日(土)14日(月)ビルボードライブ東京





2014.4.15

桂文珍
立川志の輔


落語を積極的に聴きだして数ヶ月。

少しずつだが、CDやDVDで、色んな噺家を聴いてきた。

数にすればまだまだ少ないが、

高座にも足を運び、好きというか自分に合う噺家、

ちょっと合わないな、という噺家も分かってきた。

高座で聴くのは良いが、夜寝る前にCDで聴くのは、

しんどい噺家とかね。

演目にもよるかもしれないけど。


最近のお気に入りは、上方では桂文珍。

文珍は、5代目桂文枝の弟子。

枝雀、松喬 亡き後、上方でおもろいのは、

文珍、鶴瓶、南光あたりかな。

6代目文枝 (元 三枝) は、今度、聴きに行くんやけどね。


前にも書いたが、私は大阪育ちのせいか、

どうも上方落語の方が好きなのだが、

最近、(CDで) 聴いた 東京落語で

面白かった噺家を 3人 紹介。


三遊亭小遊三。

笑点でしか知らなかったが、この人も上手いねぇ。


春風亭小朝。

人気があるのが、分かる。

まだ一席しか聴いていないけど、

これまた上手くて、そして上品。

独演会のチケット取ったよ。


最後に、立川志の輔。

ペヤングソースやきそばの志の輔だ。

昨年、鶴瓶の落語を聴きに行った時に、

ちらっと、志の輔の話が出た。

何でも年間に、もの凄い数の高座をこなしていて、

大人気だというので気になっていたのだ。

それで聴いてみたら、めちゃくちゃおもろい。

YouTube で、20年前の映像を観ても面白い。

私としては今のところ、東京の噺家では一番やね。

師匠の談志は、私にはちょっと合わなかったのだけど、

この人はいい。

ぜひ、ナマで聴きたい!





2014.4.16

BOSTON
来日決定!


1976年、トム・ショルツ を中心に結成された、

アメリカのバンド 「BOSTON」。

1979年の最初で最後の来日公演を

当時高校生だった私は、改築前のボロイ大阪府立体育館で観た。

その頃のBOSTONは、1976年の 「幻想飛行 (Boston)」 と

1978年の 「ドント・ルック・バック (Don't Look Back)」 の

2枚しかアルバムを出していなかったのだが、

私は2枚目の 「ドント・ルック・バック」 を先に聴いて、

大好きになった。

なにしろ、カッコええ。

今でも、そのアルバムの1曲目 「Don't Look Back」 を

聴くとゾクゾクするし、「A Man I'll Never Be」 を

聴くと、泣きそうになる。

私の年代なら、多くのギター・フリークが、

「レスポールといえばジミー・ペイジ」 と答えるんちゃうかな。

でも、レッド・ツェッペリンを通らなかった私にとって、

レスポールといえば、トム・ショルツなのだ。

サラサラした髪をなびかせて、ゴールド・トップのレスポールを

弾く姿に憧れたものだった。

そして、トムは ロック・ミュージシャンには珍しい

MIT (マサチューセッツ工科大学) 卒の秀才なのだ。


その BOSTON だが、3rdアルバム 「Third Stage」 が、

リリースされたのは、2ndアルバムから、8年後の1986年。

それから、1994年、2002年、と8年周期でアルバムを出すという、

気の長い (?) バンドになってしまった。

私は、1986年の全米1位の 「Amanda」 ぐらいは、

知っているが、3枚目以降をまともに聴いていない。


さて、昨年、11年ぶりに6thアルバムを発表した、

その BOSTON が、な、な、なんと今年10月、来日するという!

ウドーは、「奇跡の来日公演」 と銘打っているが、正に。

残念なのは、高校時代に聴いていた BOSTON の声、

リード・シンガーのブラッド・デルプが、2007年に

55歳という若さで他界しており、今回のツアーでは、

彼の声が聴けないということだ。

1979年当時のメンバーは、今やトムだけだが、

それでも、来日は嬉しい。


ほとんど半年も先やけど、

先行販売で 10月2日武道館のチケットをゲット!


Boston - Don't Look Back

Boston - A Man I'll Never Be - LIVE 1978


来日公演情報 UDO





2014.4.17

サンブンノイチ

品川ヒロシの監督 第3作 「サンブンノイチ」 を観てきた。

1作目 「ドロップ」 は、観ていない。

2作目 「漫才ギャング」 は、先日、テレビで放映していたので、

チラッと観たけど、ちゃんとは観ていない。

さて本作、出演は、藤原竜也、田中聖 (元KAT-TUN)、

小杉竜一 (ブラックマヨネーズ)、中島美嘉、窪塚洋介、

池畑慎之介ら。

藤原竜也は、良い意味でも悪い意味でも藤原竜也。

田中聖のことは、知らんかったが、中々アクションが良い。

小杉竜一は、ほとんど漫才の時と変わらずやね。

品川の映画なので、もっと笑わせてくれるんかと

思ったら、笑いは クスッていう程度。

たぶん、作り手はもっと受けると思てたかもしれんけど、

そないおもろない。

笑いは少なかったけど、2時間退屈することもなく、

スピードのある展開で面白かった。

途中で見抜けてしまった、オチもあったけど。

騙し騙されのある、凝ったストーリーなのだが、

残念ながら観終えて、例えば 「スティング」 や

「ユージュアル・サスペクツ」 のような、

爽快感とか、やられた感は なかったな。

もう一歩というところでしょうか。

上から目線ですが。


★★★★☆




田中将大

マー君、2試合連続の10奪三振。

メジャーデビューから3試合での奪三振数 (28)で

チーム新記録。

レギュラーシーズンでは、日米合わせて30連勝。

凄いね。





2014.4.18

春なのに
Johnny Winter
Japan Tour 2014


100万ドルのギタリスト、

ジョニー・ウインターを観てきた。

会場は、出来てまだ間のない 六本木・EXシアター。

ジョニー達は、すでに名古屋、大阪、広島を周り、

今日は、東京公演3日間の初日だ。

今年、70歳になったジョニー、

90年代には、体調の悪化で演奏活動から

遠ざかっていたようだが、最近は活動をしているようだ。

知らんかったけど、初来日は2011年と遅い。

デビューから40年以上経っての初来日だった。

2012年にも来日し、今回が3回目。

よほど、日本が気に入ったんでしょう。


ジョニーは、白人ブルース・ギタリストとして、

マディ・ウォーターズに 「義理の息子」 とまで

言わせた人。

若い頃、少し聴いたことがあるぐらいで、

私は、あんまりジョニーのことを知らないのだが、

やっぱり、一度はナマで観ておこうと思って。


来日メンバーは、下記。

Johnny Winter (gt,vo)
Paul Nelson (gt)
Scott Spray (b)
Tommy Curiale (drs)

若い頃のジョニーの写真は、一目見れば、

アルビノ (白子) であることが分かったが、

70歳になった彼は、そんなことは感じさせず、

ただただ 「渋いじじぃ」 だった。

そして、声が出ていなかろうが、ギターの音が

はずれていようが、そんなことはどうでもよい。

ただ、この人が目の前で歌い、ギターを弾いている、

それだけでええやないか、と思わされてしまう、

そんなライブだった。

観客は、見たところ90%は、男。

平均年齢やや高め。

中には、スーツを着てネクタイを締めた白髪混じりの、

普段はロックンロールやブルースと縁のなさそうな

オジ様もチラホラ。

演奏曲は、「Johnny B. Goode」、「Jumpin' Jack Flash」、

「Got My Mojo Walking」 など。

いわゆるスローバラードなどはなく、

ひたすらブギー、ロックンロール、そして、ブルース。

アンコールを含めて、80分ぐらいかな。

ギターは、ギブソンではないレスポール・シェイプの

ボディに彫刻のような模様のあるギター。

アンコールで、ついにギブソン・ファイヤーバード (!) を

持って 「Dust My Broom」。

バンドのもう一人のギター、Paul Nelson も

上手かったねぇ。


冒頭の 「100万ドルのギタリスト」 とは、

レコード会社との契約金が、数十万ドルと

巨額であったことからついた異名。


ああ、アメリカン・ミュージックは、奥が深い。







2014.4.19

久しぶりの一眼レフ

先日、妻のマラソン応援で静岡、焼津へ行ったが、

妻が、マラソンをスタートしたあと、

ゴールするまで時間があったので、

焼津港をブラブラし撮影した。






錨と錆



真新しいテトラポット



初めて見たテトラポットの型 (でかい!)



クレーンのフック



これは前日、ホテルの部屋からの夕陽



一眼レフでの撮影は、久しぶりだったが、

撮りだすと、楽しくなって集中してしまった。





2014.4.19

三田落語会 昼席
春風亭正朝
春風亭一之輔

今日は、昼間、落語を聴きに行ってきた。

@ 仏教伝道センタービル 8階大ホール (東京都 三田)

出演は、春風亭正朝、春風亭一之輔。

二人とも聴くのは初めて。

春風亭正朝は、昭和28年生まれ。

師匠は5代目春風亭柳朝。

小朝は、兄弟子にあたる。

春風亭一之輔は、昭和53年生まれ。

師匠は春風亭一朝。

正朝のことは知らなかったが、

一之輔は なんとなく気になっていたのだ。


【 本日の番組 】

一、古今亭半輔 (前座) 「黄金の大黒」
一、春風亭一之輔 「雛鍔 (ひなつば)」
一、春風亭正朝 「淀五郎」
〜 仲入り 〜
一、春風亭正朝 「普段の袴」
一、春風亭一之輔 「宿屋の仇討」


正朝、一之輔 ふたりとも上手くて面白かった。

安心して聴けた。

大変満足。

「宿屋の仇討」 は、上方では 「宿屋仇」 という演目で

枝雀や文珍のを聴いたことがあったが、

ほかの噺は、知らないものばかりだったので、

より楽しめた。

特に一之輔の「雛鍔」、正朝の「淀五郎」 が良かった。


毎度のことながら、前座と真打の差は、

大きいなぁ。

今日の前座、半輔は、二つ目に昇進が決まっているそうで、

けっして、下手なわけでもなのだが、

何かが違うねんなぁ。

まあ、今の真打の方々もそういうところを

通ってきたわけやろうけど。


この三田落語会、2ヶ月に1度開かれているようで、

今日が31回目だった。

今日は、昼席を観てきたが、同日に夜席もある。

家から会場まで30分もかからずに行けるので、

うれしい。

また行こう。

それに過去の高座を iTunes で配信している。

面白かったら、もう一度聴けるわけだ。

2ネタで900円。

これは、いい企画やね。





2014.4.20

アナと雪の女王

私に最も似合わないディズニーのファンタジー映画

「アナと雪の女王」 を観てきた。

本当は、メリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツの

「8月の家族たち」 を観に行ったのだが、

1時間前に劇場 (TOHOシネマズシャンテ) に行ったら、

既に売り切れていた。

ネットで予約しておけばよかったが もう遅い。

で、シネスイッチ銀座で、「世界の果ての通学路」 を

観ようと思って行ったら、1時間半も前なのに

立ち見のみという状況。

で、予定を変更し、「アナと雪の女王」 を観たのだ。

評判が良いのは知っていたので、

気になっていたしね。


公開からひと月以上経つが、結構混んでいた。

アメリカでは、「アバター」 「タイタニック」 に次ぐ

歴代3位の興行成績だという。

アカデミー長編アニメーション賞、主題歌賞を

受賞したミュージカル仕立ての作品だ。

アンデルセン童話の 「雪の女王」 をモチーフにした、

自分の意志に反して触れるものを

全て凍らせてしまうという魔術を持って生まれたエルサと、

その妹アナの物語。

全ては、「True Love」 のみが解決しうるという、

ディズニーらしいラストだった。

異様に目が大きくて、最初、変な顔に見えたアナが、

最後には可愛く見えるから、ディズニーの魔法は凄いね。

ミュージカル・ナンバーも中々のもの。

子供向けだと侮ることなかれ。

今日は観たのは字幕版だったが、

吹替版も観てみたくなった。

同時上映で、短編の 「ミッキーのミニー救出大作戦」。

これは3Dで観たい作品やな。


★★★★▲




trigragh

以前、「Beef jerkies」 という名前で活動していた、

石川早苗 (Vo)、馬場孝喜 (Gt)、

小林鈴勘 (尺八etc) のトリオが、

「trigraph」 と名前を変え、先月CD をリリースした。

昨年の4月28日以来、1年ぶりに彼らの

ライヴを観てきた。

@ bar dAZE (原宿)

2009年に初めて観たときは、石川さんと馬場さんの

デュオだったが、その後、小林さんが加わりトリオになった。

この小林さんという人が強者で、尺八、ピアノ、

ギター、コーラス、ボイスパーカッション、シェイカーと

まさにマルチ・プレイヤー。

しかも、それぞれがちょっと弾けますというレベルではない。

今日は、サンプラーを使い、尺八+ボイス+シェイカーで

その場で伴奏を多重録音をし、

その上で尺八のソロを吹くという技を披露。

ホンマに芸達者。


バンドとしてますます進化している感じで、

これからも楽しみなトリオだ。

CD を購入し、3人にサインをしてもらった。



楽しいライヴでした。





2014.4.21

ポール・マッカートニー 行くでぇ!

昨年、その公演を観た人の話を直接聞き、

観に行かなかったことをずいぶん後悔した、

ポール・マッカートニー来日公演。

そのポールが、5月にまた来る。

奇跡の再来日と言われているが、

1年も経たないうちの再来日は、

ホンマに奇跡やで。

もう一生、ナマでは観られへんかもしれへんと、

思ってたのに、スゴイよな。

私のために来てくれるんちゃうか。

これは、何が何でも観に行かねばと、

3月に受付のあった先行抽選に申し込んだけど、

残念ながら、落選。

(ちなみにストーンズの時も先行抽選に落選し、

一般発売でチケットを入手した。

どうも、くじ運は強くない。)

4月19日 (土) が一般発売日だったのだが、

どうせええ席は取られへんやろと思い、少々高くついたが、

先週、先行抽選の当選券をオークションで入手した。

19日の一般発売は、当然、即売り切れたようだ。

2日間だけなので、そら売り切れるわな。

私が行くのは、5月18日 (日)、国立競技場。

席はアリーナだが、どうも後ろの方のようだ。

昨年の公演では、ビートルズの曲をたくさんやったようだが、

今年も ぜひビートルズをたっぷりと、ほんで

「ノー・モア・ロンリー・ナイツ」 や

「シリー・ラヴ・ソング」 あたりを聴かせて欲しいな。

泣くね。きっと。


Paul McCartney OUT THERE JAPAN TOUR 2014


あと26日!





2014.4.22

お肌すべすべ

奄美に徳之島という長寿で有名な島があるらしい。

なんでも2人の長寿世界一を輩出した島らしい。

そこで採れる 万咲 (まあざく) という長命草の青汁がある。

それを 飲むと代謝が上がる (= 体重が落ちる) というので、

実験的に ここのところ毎日飲んでいる。

もちろん、普通の量ではそんな効き目はないので、

通常 「1日1包みを目安に」 と書かれているものを

毎日6包み飲み始めて、3週間が過ぎた。

食事の量は、変えていないし、特に肉を控えるとか

そういうこともせず、毎日、食べたいものを食べている。

意識して炭水化物の量を減らしているのは、

これを飲み始める前からのこと。

で、体重に変化はない。

そんなにすぐに効果が表れるとは思っていないので、

体重のことは良いのだが、飲み始めて4〜5日もすると

顔の肌がすべすべし出した。(予想外)

酵素断食をした時と同じような感じだ。

そして、10日目位から、粉末の酵素も合わせて飲み始めた。

これは、たまたまキャンペーンで安く売っていたので、

試しに購入したもの。

酵素の必要性、効果は、酵素断食で体験済み。

その効果もあるのかどうかは分からないが、

数日前から、顔だけではなく体中の肌がすべすべし出した。

手のひらさえも。

触っていて自分で気持ちいい。

周りの人からは何も言われないので、

見た目は変わらないのだろう。

でも、肌がすべすべするというのは、

間違いなく代謝が上がっているということだ。

人間の身体ってスゴイなぁ。

50歳過ぎて、髪の毛はどんどん減り、

生えている髭はほとんど白髪になり、加齢臭がしだし、

食べる量は減り、おしっこの勢いは弱くなり、

×××は○○○○○になり・・・と、老化は進む一方。

それでも、口に入れるものを選ぶと、

こんなに肌がすべすべする、その身体の能力に感動やね。

ただ、問題はこれを続けるのは、

お金がかかるっちゅうことやなぁ。

玄米食べて、「まごわやさしい」 食事をすれば

ええねんけど、そんなん現実的には、無理やもんなぁ。

美味いもん食いたいもんなぁ。

「まごわやさしい」 というのは、

身体にやさしいとされる以下の食物のこと。


ま : 豆類
      ご : ごま(種実類)
         わ : わかめ (海藻類)
  や : 野菜類
     さ : 魚類 (小魚)
          し : しいたけ (きのこ類)
      い : いも類・根菜類


それから、昨日から新しく、

ある整腸剤を試している。

そのレポートは、また後日、効果が出たらね。





2014.4.23

趣 味

先日、同年代の男性が言っていた。

「職場が変わったせいで、完全週休2日になり、

休みの日に何をしていいのか分からない」 と。

彼はゴルフをするようだが、

毎週土日にゴルフというわけにもいかないようだ。

仕事が好きで、仕事を趣味のように生きてきた人には、

休日というのは、意外と不要なのかもしれない。

一方、私は、年々趣味が増えており、

いくら休日があっても、退屈することはない。

もともとのギター演奏と音楽鑑賞、映画鑑賞に加え、

この数年は年に1〜2回の小旅行や写真撮影、

昨年からは落語鑑賞など、いくらでもやることがある。

時間があれば、この数年やっていない音楽制作 (作曲や

多重録音) もやりたいし、英会話にも もっと力を入れたいし、

読書だってもっとしたい。

工芸や料理など、ちょっと興味があるけど、

手を出していないものもある。

おまけに、1日何もせずゴロゴロ寝ているのも好きだ。

いくら時間があっても足りないのだ。

そんな私のことを 「物見高い (好奇心が強い)」 という

友人もいるのだが、私は好奇心が強いのではなく、

ただ遊びたいのだと思う。

趣味は、別名 「道楽」 というでしょ。

「道楽者」 と言うと違う意味になり、聞こえはよくないが、

「道楽したい者」 ということなのだな。


ところで、試しに 「趣味」 と入れて検索してみると、

「趣味探し.com」 なんてサイトがあってビックリ。

探さんでも、いくらでもあるやろと思ってしまう。

趣味を選ぶ上で重要なのが・・・
そう!「カッコイイかどうか」ということ。


なんて書いてあって、またビックリ。

そんなもん重要やないやろ。

重要なのは、やっていて 「おもろい (楽しい) かどうか」 やろ!

と、突っ込みたくなる。


今度は、「多趣味」 と入れて検索してみる。

一番上にヒットしたのが、Yahoo!知恵袋への

「多趣味な彼氏との付き合いに悩んでいます」 という相談。

付き合って1か月、彼氏が多趣味でかまってくれなくて、

寂しい、という相談だ。

・ ・ ・ ・ ・ 平和やなぁ。


こんなこと検索してる私は、

ヒマ人か?

いくら時間があっても足りない、と書いたのに。

いやいや、このひとりごとを書く事も趣味の一つ。

充実したエントリーを書くためには、

もろもろん調査も必要なのだ。

えっ? 充実してないって?

・ ・ ・ ・ ・ ・。





2014.4.24

どういうことやねん

このひとりごとを始めた当初から

ずっと読んでくれている読者の一人が

先日、こんなことを言ってた。

「いつも、ウンコしながら読んでるので、

この頃は、ひとりごと読むとウンコしたくなる」





2014.4.25

が〜まるちょば

久しぶりに 「が〜まるちょば」 を観てきた。

2007年12月に初めて観てから、

2009年に2回、2011年に2回と、

数えてみると6回目になる。

今回のツアーは、1月31日の神奈川に始まり、

今日から3日間の東京公演 (目黒のパーシモンホール)

で幕を閉じる。

毎回、笑って、楽しみ、感心し、感動する彼らの舞台。

今日は、前から2列目という良い席。

どういうわけか、が〜まるちょばに関しては、

2列目だの4列目だの、いつもええ席が取れる。

不思議なことにね。

さて、パーシモンホール、

3日間5公演ということもあってか、

残念ながら、満席ではなかったものの、

以前より、観客の参加度が増しているような公演で、

大盛り上がり。

普段、コンサートで 「イェ〜!」 と言うのを

アーティストに強制されることに、ちょっと抵抗のある

私でも頑張って声を出したくなるような、

そんな公演だった。

言葉なしで、たっぷり 2時間引き込まれる。

凄いね、彼らは。

素直に認めざるを得ないね、ホント。

が〜まるちょばは、世界で認められている、

日本人のサイレント・コメディのコンビ。

言葉なしで、こんなに伝わるのを観ていると、

「言葉ってなんだろう」 などという哲学的な

問いかけさえ生まれてくる。

一度も 観たことのない人には、

ぜひ 「ライヴ」 で体験することをお勧めする。




ロビーには、最近一番のお気に入りの噺家、
志の輔からのお花が。






連続更新記録更新中

この 「ひとりごと」 。

今日で、3月7日以来、なんと 50日連続更新を達成した。

30日でさえ 何年も連続更新できなかったのに、

50日やで!

どこまで続くかやりたいところやけど、

ゴールデン・ウィークには旅行に行くので、

休む予定なのだ。

せめて、4月はフルで更新と思っているが

どうなるかな。





2014.4.26

イタリア映画祭 その1
マフィアは夏にしか殺らない


毎年、この時期に東京で開催される イタリア映画祭

日本で未公開の最新のイタリア映画を上映する

フェスティバルだ。

今年で14回目ということなのだが、

昨年、初めて知り、2本を鑑賞した。

今年は14本公開されるのだが、

スケジュールが合いつつ、面白そうな3本をチョイス。

といっても、短い紹介文から選ぶので、

ほとんど勘やな。

今日は、その1本目 「マフィアは夏にしか殺らない」 を

観てきた。

1970年代のシチリアを舞台に、

小学生のラブストーリーとマフィアの殺人とを

絡めた物語。

どうも映画の中でマフィアに殺された政治家や警官などは、

実在の人物のようで、史実とも上手く絡ませた

作品のようだ。

トリノ映画祭で観客賞を受賞したということだから、

おそらく、その歴史を知るイタリア人が観れば、

私などが観るより 数倍面白いのだろうな。


★★★★☆




TOTO

2011年9月以来の来日となる TOTO を 観てきた。

(1980、1982、2011年と今回で通算4回目)

もし、武道館だったら、行くのやめようかとも

考えていたのだが、東京ドームシティホールの

追加公演が決まったので、チケットをゲット。

東京ドームシティホールは、ステージが近くていい。

今日は、音響も良く非常に聴きやすかった。

ちょっと立ち見もいました。

メンバーは、下記。

スティーヴ・ルカサー/Steve Lukather(G, Vo)
デヴィッド・ペイチ/David Paich(Key, Vo)
スティーヴ・ポーカロ/Steve Porcaro(Key, Vo)
ジョセフ・ウィリアムズ/Joseph Williams(Vo)
ネイザン・イースト/Nathan East(B)
キース・カーロック/Keith Carlock(Ds)

あと、コーラスが2人 (男女)。

前回の来日メンバーとは、ドラマーが替わった。

残念ながら、サイモン・フィリップスが脱退し、

後任としてキース・カーロックが加入したのだ。

サイモンは、来月、自身のバンドで来日する。

キース・カーロックって、ジャズの人のような

印象があったけど、全然ロック、OK。

まあ、あのレベルの人は何でも演れるんでしょうけど。

きっちり、TOTOのドラマーに成りきってたね。

ただ1曲 「99」 のドラムパターンが、

オリジナルとちょっと違い、気になったけど、

他はバッチリ。

私は、1982年までのTOTOが好きなのだが、

今日は、2枚目のアルバム 「ハイドラ」 (1979年)からの

曲が 「Hydra」、「St. George and the Dragon」、

「99」、「White Sister」 と4曲。

1st アルバム (1978年) からは、

「Hold the Line」 だけやったかな。

ちょっと寂しいなぁ。

1stアルバムは、全曲好きやからなぁ。

4枚目 (1982年) からは、お決まりの 「Rosanna」、

「I Won't Hold You Back」、「Africa」。

ジョセフ・ウィリアムズの歌もいいけど、

初期の曲をやると、ボビー・キンボールの声が恋しいなぁ。

ジョセフは、遠目に見ると、

デューク更家 (ウォーキングの人) に

見えてしょうがなかった。

ルークは、MUSIC MAN の自身のモデルを (たぶん)

4本と 「99」 で、ヤマハのエレガットを使用。

改めて、当たり前やけど、ルークは上手いね〜。

今日は、ギターの音が聴きやすかったこともあって、

余計にそう感じた。


ところで、先日のジョニー・ウィンターの時は、

スマホによる撮影もうるさく注意していたが、

今日は、スマホの撮影は解禁だった。

私は2階バルコニー席だったが、

1階アリーナの客席は、スマホの画面が

いっぱい見えたね。

ああ、時代が変わってきたなあ、っちゅう感じ。

結構、動画も撮っていた人いたやろな。

一応、カメラやプロ用機器での撮影は禁止してたけど。

私も何枚か撮ってみた。








【今回の日本ツアー】
・ 4月23日 名古屋市公会堂 (名古屋)
・ 4月24日 フェスティバルホール (大阪)
・ 4月26日・27日 TOKYO DOME CITY HALL (東京)
・ 4月28日 日本武道館 (東京)
・ 4月30日 東京エレクトロンホール宮城 (仙台)
・ 5月2日 ニトリ文化ホール (札幌)





2014.4.27

桂文枝 独演会

昨年、落語に目覚めてから、10回ほど

落語会や寄席に足を運んだが、上方落語は、

笑福亭鶴瓶を観ただけで、

もっと観たいねんけど、中々機会がなかった。

で、今日は上方落語です。

一昨年、「文枝」 を襲名した、

三枝改め 六代目桂文枝 独演会に行ってきた。

会場は、有楽町の よみうりホール。


五代目文枝も好きな噺家の一人だが、

六代目文枝は、三枝時代の新作落語を

4席 (CDで) 聞いただけだった。

面白いのだが、文珍や志の輔ほどのインパクトを

受けず、それ以上に食指が動かずだった。

でも、一度はナマで聴いてみたいと思っていたのだ。

今日は、11:30からと14:30からと、

2回公演だったが、11:30からの部に行った。

さすがは、東京でも大人気のようで、盛況だった。

プログラムは下記。

一、桂三語 「狸賽 (たぬさい)」
一、桂三幸 「筍」
一、桂三風 「ハンカチ」
一、桂文枝 「宿題」
 〜 仲入り 〜
一、桂文枝 「友よ」


文枝師匠以外に弟子が3人出演。

若い順、つまりキャリアの浅い順なのだろうが、

これが見事に後になるほど 順々に面白くなっていく。

一番に演じた三語が、いけないわけではないのだが、

どういうわけか 笑えない。

二番目の三幸で、ちょっと笑えて、

三番目の三風は、もう充分に面白かった。

ちなみに上方には、前座や真打という区別はない。

あるのは、内弟子期間中かどうかということで、

その期間が終わることを「年季が明ける」 というらしい。

今日の弟子3人は、江戸風に言ってみれば、

前座、二つ目、真打といったところだろう。

文枝師匠は、さすがに大爆笑を取ってた。

観客の笑い声で、文枝の声が聞こえないこともあるくらいだった。

襲名披露で全国 (パリまで行ったって言うてた) を

1年8カ月 (と言うたと思う) かけて 周っていたらしい。

69歳での襲名は、何かと大変だっただろうな。

三枝の名前で46年も来たわけやからね。

文枝師匠は、新作 (= 創作落語) ばかりやる人で、

古典は、(たぶん) やっていないと思う。

今日の2席も 新作。

「友よ」 は、古希を迎えてから創ったそうだ。

75歳の親友2人の物語で、結構面白かった。

小学6年生の息子の算数の宿題に父親が取り組む

「宿題」 も、「つるかめ算」 とか出てきて かなり受けた。

やっぱり、CDで聴くより、ライヴやな。

また、観に行きたいと思ったもん。

ちょっと残念なのは、私が子供に勉強を教えている影響か、

必要以上に算数の問題を真剣に聞き取り過ぎて、

たぶん聞き流していたら気がつかない、

師匠のミス (3つ) に気付いてしまったこと。

それらが完璧やったら、良かったのになぁ。

(例えば、「60引いたら」 というのを

「6引いたら」 と言うたり、落語的には

どうでもええミス。)


三風 の演じた 「ハンカチ」 という噺も

結構、面白くてええ噺やった。

文枝師匠の作かなと、調べてみたら、

2009年の 「第2回上方落語台本大賞」 の

優秀賞作品で、作者は、お笑いコンビ 「2丁拳銃」 の

小堀裕之ということだった。





2014.4.28

昨日は、有楽町よみうりホールで桂文枝の独演会を

聴いたあと、同じく有楽町の朝日ホールで開催されている、

イタリア映画祭2014で、映画を2本鑑賞。

一昨日の上映では なかったが、

昨日は2本とも上映に前に監督の挨拶があり、

上映後に監督への質疑応答の時間が設けられていた。

こういう機会があるのは、映画祭ならではやね。

それと、上映後に拍手があるのも。



イタリア映画祭 その2
サルヴォ


これまたシチリアを舞台にした、マフィア絡みの作品。

マフィアのヒットマン、サルヴォが、

自分の命を狙った男を殺しに行く。

男は、目の見えない妹リタと暮していた。

サルヴォは、男は殺すが、リタは殺さずに連れ去る。

兄を殺されたショックでリタの視覚に

異変が生じる。(視覚が戻り始める)

サルヴォは、連れ去ったリタを監禁するが、

やがて組織を裏切ってリタを逃がそうとする。

リタにとって、サルヴォは兄の仇。

その2人に特別な感情が芽生え始める・・・。


エンドロールは、ラストシーンに合わせた波の音だけで、

音楽は なしという、静かな終わり方。

もしかしたら、劇中も、登場人物がかける音楽以外、

BGM はなかったんちゃうかな。(自信ない)

おまけにセリフが少ない。

説明的なシーンはほとんどなく、

始めのうちは、よくわけが分からない。

でも、なんかええ。


終演後の質疑応答で、監督が

「アンチ・マフィアな映画でないのはなぜか」 という質問に

「マフィアが悪なのは、誰でも分かっていることです。

アンチ・マフィアの映画を撮りたかったわけではないのです。

私たちが撮りたかったのは、物語なのです」 と言っていた。



また、次のようにも言っていた。

「ある意味、2人とも見えていなかったのです。

サルヴォにはモラルが、リタは実際の視覚的に。

リタが視力を取り戻していくに連れ、

サルヴォの心にも変化が起こり、

彼も何かを取り戻していったという風にも

観ることができます」

なるほど、そう観ると深いな。

リタ役の女優 (美人) は、最初本当に目の見えない

俳優さんかと思ったよ。


原題:Salvo
監督:ファビオ・グラッサドニア、アントニオ・ピアッツァ
2013年/104分




★★★★☆




イタリア映画祭 その3
自由に乾杯


上映前に監督が、

「希望がない時代なので、映画で希望を創り出した」 と

言っていた作品。



支持率の低下した政治家 オリヴィエーリが、

うつになり失踪する。

党としてはとても大事な時なので、秘書は、

外部に対して入院していると嘘で取り繕うのだが、

本人からは連絡もなく、困り果てる。

そんな時、オリヴィエーリの双子の兄弟、

ジョヴァンニと知り合う。

秘書自身も見間違うほどそっくりな彼に

オリヴィエーリの代わりをやらせるアイディアを

思いつく。

なり代わったジョヴァンニは、

オリヴィエーリだったら、言いそうにもない演説で、

支持率を回復していく・・・。

そんな、大人のファンタジー。

いやぁ〜、面白かった。

一人二役を演じるトニ・セルヴィッロが最高。

かなり笑えるし、風刺も効いている。

原題の直訳っぽい、邦題がイマイチなので、

もし、日本での公開が決まったら、考え直してほしいな。


原題:Viva la liberta
監督:ロベルト・アンドー
2013年/94分




★★★★▲





2014.4.29

桂文珍 大東京独演会

一昨日の 六代目桂文枝 独演会 に続いて、

またもや上方落語を聴いてきた。

@ 国立劇場 小劇場

どうやら、毎年春に東京で行われている

独演会のようで、今年が 「vol.7」 とある。

今年は、27日から 今日まで3日間、

それぞれ昼夜公演の計6回。

その千秋楽を観てきた。



文珍は、好きな噺家の一人だが、

ナマで聴くのは初めて。

チケットをとったのが遅くて、

一番後ろの列だったが、小劇場なので、

そんなに舞台は遠くない。

この公演は、

「ネタのオートクチュール  リクエスト寄せ」 と

題し、当日、入場したお客さんからリクエストの

多かった演目を演じるというもの。

入場時に30〜40演目の書かれた紙が配られる。

聴きたい演目に3つまで 丸をつけて、

開演5分前までに提出するのだ。

人気のある演目は、決まってくるだろうから、

上位の演目を演るとは限らないようで、

今日も、上位1位2位ではない、演目が選ばれた。

私が 丸を付けた演目が選ばれなかったのは、

残念だが、上位に入っていたので人気の演目のようだ。


今日の番組は、下記。

一、桂 楽珍 「蒟蒻問答」
一、桂 文珍 「地獄八景亡者戯」
一、ナポレオンズ (マジック)
一、桂 文珍 「心中恋電脳」
〜 仲入り 〜
一、桂 文珍 「御血脈」


楽珍の落語の前に、割烹着を着た文珍が登場。

割烹着は、この時期なので、

理化学研究所の小保方さんのパロディ。

挨拶のあと、観客数人に直接リクエストを訊き、

演目を決定。

もう、すでに決めて出てきたのか、ホンマに

あの場で決めているのかは不明。


「地獄八景亡者戯 (じごくばっけいもうじゃのたわむれ) 」 は、

米朝師匠が有名で、全部やると 60分かかる。

舞台は地獄への道中、登場人物は、死んだ人たちというお噺。

全編やると長いので、30分ぐらいで切り上げた。

「心中恋電脳 (しんじゅうこいバーチャル) 」 は、

文珍の創作。

会社で PC をやらされるようになった、お父さんの物語。

PC を触ったことのない人には、

笑えないかも知れないと思うのだが、

結構、大爆笑だった。

「御血脈 (おけちみゃく) 」 のみ 初めて聴く演目だったが、

これもどういうわけか地獄の話。

2つ目の 「心中恋電脳」 も オチが、

「地獄じゃ〜」 という言葉なので、

今日は、地獄三昧となった。


1回の公演で3席、それを昼夜2回で1日6席、

3日連続で合計18席。

これは、結構ハードだろう。

今年で66歳になる文珍。

これからますます円熟した芸を聴かせて欲しい。





2014.4.30

4月全日更新達成

今日は、4月30日や。

ついに1ヶ月間 連続更新を達成した!

おまけに3月7日以来、

55日連続と新記録更新となった。

「なんや、やれば出来るんやん」 って感じだが、

「だからどうした?」 って感じでもある。

世の中には、ブログに限らず、

何年も一日も休まず続けていることがあるという人が、

いっぱいおるやろうから、こんなこと、

大したことでは ないねんけど、

それでも、やったことのないことが できると、

こんなことでも、嬉しいもんや。


他のことも、コツコツ続けられれば、

ええねんけどなぁ。

例えば、ギターの練習とか、英会話とか、

運動とか、ダイエットとか・・・。




宮崎と叔母

週末からの4連休は、九州宮崎へ旅行の予定なので、

その間は更新をお休みさせていただく。

連続更新記録は、続いても そこで途切れる。

ノート PC を持って行って、更新という手もあるが、

おそらく、車の運転で夜は疲れているだろうし、

お酒飲んで、コロッと寝てしまいたいだろうから、

休むことにする。

今回の旅行の目的は、宮崎観光と叔母の古希のお祝い。

宮崎は、母の故郷であり、私が子供の頃、

何年かに一度、行くことのできた 「いなか」 なのだ。

その頃は、祖父母 (母方) が健在で、

山の中の一軒家に住んでいた。

本当に山の中で、車で家の前まで行くことは出来ず、

車を降りて数十メートル歩かねばならないような

ところに家があった。

お風呂は外で、板の上に乗って入る五右衛門風呂。

洗い場は、板で作ってあったなぁ。

その板に釘が出ていたのだろう。

私はその釘でお尻を切った。

多分3歳とかの頃の話で、覚えていないのだが、

お尻に触るとぷくっとふくれた傷痕があり、

母からそんなことがあったと聞かされた。

大人になっても、触れば分かるような

傷痕だったけど、今、確かめようと探したら、

どこか分からなくなってしまっていた。

50年ほど前の傷やもんな。

お風呂のすぐ横に川が流れており、

体を洗っていると 横をカニが歩いていたりしたな。

その川では、カニやエビが獲れて、

それを祖母が甘辛く煮てくれて、夕食のおかずになった。

カニは、ハサミの付け根に毛があって、

甘辛く煮た汁がその毛に染み込んでいて、

ちゅうちゅう吸うのが好きやったなぁ。

川の深さは、せいぜい20〜30センチだったのだろうが、

祖父が、石を積んで、水が貯まるようにしてくれて、

深さ50〜60センチの天然のプールのようになっていた。

小さかった私は、足をカニに挟まれるのが怖いと言って、

中々入らなかったそうだ。

せっかく、おじいちゃんが作ってくれたのに、

小さい頃から、意気地なしやってんな。


お風呂だけではなく、トイレも外。

もちろん、和式で汲み取り式。

どんな様子だったが、色々書きたいけど、

・ ・ ・ やめておこう。

夜、カブトムシが家の中に飛び込んでくるような

こともあったなぁ。

高齢になった祖父母は、私が小学6年生の時に、

大阪に出てきて、叔母夫婦のところに住むことになった。

祖父母は、私が20代の時に他界。

その後、祖父母を引き取っていた叔母夫婦は

大阪の自宅兼店舗を売り、宮崎に転居したのだ。

今回、古希を迎えるのはその叔母で、

子供の頃、私が一番慕っていた人でもある。

その叔母の話は、ここここ に書いた。

そんなわけで、叔母の古希のお祝いに行くのだ。


(追記 / 2014.5.2)
お尻の傷痕を発見した。
思っていたより、ずい分と上の方で、
お尻というより、ほとんど腰に近いところにあった。
もしかしたら、年を重ねるうちに移動してきたのか?
そんなことはないか。



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