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つつみしんやのひとりごと 2012年 8月
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2012.8.1

ジョニー吉長

昨日まで 知らなかったのだが、

今年6月4日に ジョニー吉長が逝ってしもた。

報道によると、「肺炎のため」 とある。

63歳。

若いなぁ。

ジョニーさんは、ロック・ドラマーで、シンガー。

私は、彼の歌もドラムも好きだった。

Char とやっていた PINK CLOUD でも時々、

ヴォーカルをとってたし、ソロ・アルバムも何枚も出してて、

一時は、よく聴いたもんだった。

PINK CLOUD はももちろん、

先日観に行った石やんが ジョニーのバックを務めた

大阪バナナホールのライヴとかも行ったよ。

あの時は、ドラムを叩かずにシンガーに徹してて、

客席から 「タイコ叩いて〜」 と声が飛んでたなぁ。

もう、20年以上前かな。


R.I.P.


ありがとう / ジョニー吉長

そして、このギターは、どう聴いたって 山岸潤史だ!

Give Me Your Smile / Pink Cloud (ジョニー吉長 on Vocal)






2012.8.2

Jack Bruce/Char/屋敷豪太
“Absolute Live Japan!!”


またまた夢の共演だ。

ジャック・ブルース (b)、Char (gt)、屋敷豪太 (drs) の

トリオ。

昨日が大阪、今日と明日が東京の、3日間6公演のみの

スペシャル・ライヴ。

今日は、その2ndステージに行ってきた。

@ビルボートライブ東京。

カメラが入っていたので、映像が出るのかも知れない。


まあ、これは、とんでもないライヴなわけで、

お客さんは、やっぱり、おっさんが多かったね。

ジャック・ブルースは、1966〜68年にエリック・クラプトンと、

ジンジャー・ベイカーと3人で 「Cream」 という

バンドをやっていたロック・レジェンド。

Char が中学生時代にコピーしていた、

そのクリームのベーシストなのだ。

今年、69歳。

ヴォーカルは、多少とぼけた感もあったけど、

ベース・プレイは、ブリブリで、「これぞロック!」 という音してた。

屋敷豪太は、シンプリー・レッドなど国際的に活動している

ドラマー、プロデューサー。


演奏曲は、クリームの曲が中心。

というより、私の知らない曲もあったけど、

全曲クリームの曲だったのかも知れない。

Charの 「Crossroads」 は、何度か聴いているけど、

今日のギター・ソロは、ホントに素晴らしかったね。

以前、Pink Cloud でそのまんまクリームのコピーを

聴かせてくれたこともあったけど、今日の

「Crossroads」 は、エリックを超えてたんちゃうか、

と思った。

まあ、もっとも あのクリームの 「Crossroads」 は、

エリックが、21〜22歳の時に弾いてるわけやから、

超えてても 全然おかしないねんけど。


ちなみに Char は、2〜3年前、トラッド・ロックというシリーズで、

エリックのカバー・アルバムを出した。

その6曲中、「Cocaine」 を除く5曲が、クリームの曲だったことを

考えると、あのアルバムはまるで今回のライヴのための

伏線だったのではないかと思える。

今日のギターは、前半珍しく SG (ロゴがはっきり確認できなかったけど、

ギブソンのようだった) 弾いてました。

クリーム時代のエリックを意識したんやろか。

スモーキー・メディスン時代に ギャバンのSG モデルを

弾いていたというのは、有名な話やけど、SG を弾く姿は、

初めて見たような気がする。

ストラトに比べ、粘り気のある音で、今日のライヴには、

合ってたね。

途中でいつものバーガンディミストのストラトに持ち替えたけど。


それにしても、ええライヴだった。

「Badge」 と 「White Room」 (アンコール) で、

泣いてしもた。

「White Room」 って、ホンマにカッコええ曲やなぁ。

あと、有名なところでは、「I’m So Grad」 、

「Sunshine Of Your Love」 を演った。

1999年の CBA (Char, Bogert & Appice) にしろ、

今回のジャックとの共演にしろ、

あんなことできるギタリストは、日本で Char だけやろ。

いや、日本だけでなく世界中でも そうそうおらんやろ。


Char のまん前に座っていた女性 (後姿からだとおばちゃんか?) が、

Char のギター・ソロの間、必ず、ず〜っと、

8beat で手拍子を叩き続け、ソロが盛り上がってくると、

手 (の高さ) も高くなっていくのが、なんか微笑ましかった。


思わず、Tシャツ購入。
  ↓


この図柄は・・・、そう、「Goodbye Cream」 のシャレだ!







2012.8.4

Muriel Anderson

10月に マーティン・テイラーが来日し、コットンクラブで、

3日間公演をする。

通常、コットンクラブでは、1日2ステージを入替制で

行っているのだが、今回は、1日1ステージで、

もう1ステージは、“ミュリエル・アンダーソン” という

聞き慣れない女性ギタリストの名前が書かれていた。

とりあえず、音を聴いてみようと YouTube で音源を探すと・・・。

Muriel Anderson: Superstition


出だし、別の人がメロディを弾き出したのかと思ったら、

なんと全くの独奏であることにすぐ気づき、ぶっ飛び。

Muriel Anderson: Nola


なんじゃ、こらぁ〜。

思わず、「Oh, Yeah!」 と声を出してしもた。

上記の他にも 素晴らしい演奏がいっぱい。

ヨーロッパの人かと思ったら、アメリカ人。

シカゴ在住で、Christopher Parkening というクラシック・ギタリストに

習った後、Chet Atkins に弟子入りしたという変わりダネらしい。

まだまだ、知らんこんな人がおるんやな。





2012.8.5

ウクレレで?

QUEEN の 『ボヘミアン・ラプソディ』 という曲がある。

ご存知の方も多いと思うが、ロックバンドの曲とは、

思えないコーラスや仕掛けだらけの曲だ。

その壮大な曲を、ウクレレ1本で演っている動画を見つけた。

プレイヤーのジェイク・シマブクロは、日本のテレビにも何度か

出演しているので、ご覧になった方もいるだろう。

ハワイ出身の日系5世のウクレレ・プレイヤーだ。

「ボヘミアン・ラプソディを演ります」 というと、

冗談かと思ったのか、お客さんが笑う。

しかし、演奏後は拍手喝采、スタンディング・オベーションだ。

これは、ビックリの演奏。

素晴らしい。

大体、ウクレレ1本で演ろうと思うこと自体が、凄いね。

実は、ジェイク・シマブクロは、日本でデビュー当時に

CD を聴いたのだが、その時はさほど 良いと思わなかった。

でも、これで完全に見方が変わってしもた。


Jake Shimabukuro - "Bohemian Rhapsody"

動画は、10分あるけど、演奏自体は7分ほど。





2012.8.6

Trevor Horn
featuring Lol Creme and Ash Soan

Producers

昨日は、、ブリティッシュ・ロック大好きのF 君に誘われて

ビルボードライブで、「プロデューサーズ」 というバンドの

ライヴを観てきた。

私はこのバンドのことを 知らなかったのだが、中心人物は、

トレヴァー・ホーン。

イギリスのミュージシャン・音楽プロデューサーだ。

「ラジオ・スターの悲劇」 をヒットさせたバンド 「バグルス」 の他にも、

イエスにも在籍したこともあり、1983年には、プロデューサーとして、

「ロンリー・ハート」 を全米1位に送り込んだ。

「ロンリー・ハート」 といえば、印象的なリフと、

オケ・ヒット (オーケストラ・ヒット) と呼ばれる、サウンドで

日本でも大ヒットしたよね。

さて、今回のライヴのメンバーは、総勢9名。

元10cc の ロル・クレーム は、ギター、ヴォーカル、ベース、

そして、「アイム・ノット・イン・ラヴ」 では、キーボードも演奏。

他にも、ギターとキーボードを掛持ちするメンバーや、

今年、63歳のトレヴァー・ホーンも、ベース、ヴォーカル、

ギターを担当するなど、「プロデューサーズ」 という名前にふさわしい、

多才ぶりだった。

それにしても、まさか 「ラジオ・スターの悲劇」、

「アイム・ノット・イン・ラヴ」、「ロンリー・ハート」 を

縁のミュージシャンの生演奏で聴けるとはね。


ところで、ロンドンでは、オリンピック開幕中。

先日のジャック・ブルースといい、昨日のプロデューサーズといい、

皆がロンドンに行くこの時期に、イギリス (ロンドン?) から来日している

ミュージシャンがいることが なんとなく不思議な感じがした。

F 君の話では、ロンドンでは、色んな会場とセキュリティを

オリンピックに使用しているため、この時期、ライヴやコンサートが、

出来ないらしい。

なるほどね、そういう裏事情もあるわけだ。





2012.8.7

8月7日

今日で50歳。

妻と三田の 「晴山」 で食事。

初めて行ったのだが、上品な味で満足だった。


今年50歳になる、1962年生まれの人は、ミュージシャンなら、

布袋寅泰、シェリル・クロウ、真島昌利、屋敷豪太、

松田聖子 (以上学年は1つ上)、藤井フミヤ、小野リサ、

デーモン小暮閣下、マーティ・フリードマン。

他にも、寺脇康文、柳沢慎吾、木梨憲武 (以上学年は1つ上)、

トム・クルーズ、ジョディ・フォスター、デミ・ムーア、

三上博史、筧利夫、風間トオル、風見しんご あたりです。

いくつになっても、学年の違いが気になるのは、なんでしょうね。


そうそう、布袋さんは50歳を迎えて、家族 (今井美樹と子供)

ともどもロンドンに移住するらしいね。

すでに、あっちのミュージシャンとも交流してたし、

国際的ギタリストだから、やっていけるんやろうけど、

凄いよなぁ。


50歳まで、大きな病気やケガをすることもなく、

元気に生きて来られたことに感謝。感謝。





2012.8.9

OSIBISA

2009年から毎年、誕生月である8月に

COTTON CLUB から、ご招待のメールが

届くようになった。

毎年 いくつかのライヴから、好きなものを選べるのだ。

無料ご招待のものと、半額になるものがあるのだが、

今年は、昨日、無料の 「OSIBISA」 に 行かせていただいた。

OSIBISA は、1969年 U.K.結成のアフロ・ロック・グループ

知らないバンドだと思ったが、「サンシャイン・デイ」 は、

聞き覚えのある曲だった。

オリジナル・メンバーは、西インド諸島を含むアフロ圏

(ガーナ、グレナダ、アンティグア、トリニダード、

ナイジェリア) 出身者から構成されていたが、

一時期活動を休止していたらしい。

今回は、若い新メンバーを迎えての来日。

メンバーは、下記。

Teddy Osei (sax,vo)
Colin Graham (tp)
Emmanuel Rentzos (key,vo)
Dell Richardson (g,vo)
Gregg Brown (g,vo)
Emmanuel Afram (b)
Nii Tagoe (per)
Alexander Boateng (ds)

COTTON CLUB のサイトには、上記8名の名前しかなかったが、

ステージ上には、もう一人、キーボーディストがいて、

総勢9人だった。

中心人物である テディ・オセイは、車椅子で登場。

ステージ上の椅子に移るのも自力では出来ない様だった。

もう一人、オリジナルメンバーじゃないかと思われる、

ギタリスト、デル・リチャードソンも両手に杖をついての

登場。

そんな身体で、よく日本まで来てくれました。

演奏は、リズムの嵐。

ふと気がつくと、ステージ上全員が カウベルや

カバサ (シュケレ?) を持って 誰も楽器は演奏していない

状況もあった。

ラテンについても詳しいわけではないけど、

アフリカン・ビートって、ラテンとはちょっと違う。

サンバみたい曲もあったけど、なんか違う。

説明できないけど。

これは、椅子に座って聴く音楽じゃないね。







2012.8.10

大の字

一昨日、23:30 ごろ、有楽町駅からJR山手線に乗った。

すると、ご覧のようにドアの前に豪快に 大の字になって

寝ているサラリーマン風の男性がいた。



30歳前後だろうか。

おそらく、酔っ払って寝てしまったのだろうが、

どうやって、この寝姿に至ったのだろう。

椅子に座っていてずり落ちたとは、思えないし、

まさか電車に乗って、いきなり横になったとも思えない。

それはさておき、その豪快な姿に見とれて、

写真を撮っていると、電車は新橋駅に着いた。

乗客は、彼をまたいで乗り込んでくる。

すると、50代ぐらいと思われる一人の男性が、

寝ている彼を起こそうと、何やら声をかけながら、

ほっぺたをパンパン叩いた。

全く反応がない。

(えっ?大丈夫?まさか死んでんの?) と冷っとしたが、

何発も叩かれるうちに目を覚ましたようだ。

そして、そばにいた男性と2人がかりで立ち上がらせた。

寝てた男は、起こしている男性にどこの駅で降りるのか

訊かれたんだろう。

何かを答えていたが、寝ぼけているようにも見えた。

そうこうしているうちに電車は、浜松町駅に着いた。

すると、寝ていた男は、電車を降り、

起こしてくれた男性に握手を求めて、

「じゃあ、また」 みたいな挨拶をして去って行った。

なんか、面白かった。


あんなに気持ち良さそうに寝ている人を

私は起こそうなどとは、思いもしなかったが、

考えてみれば、迷惑なことだし危険だ。

確かに 起こしてあげるのが親切だろう。

誰もが寝ている男を見て見ぬふりをする中、

通りがかりに見つけるなり、迷わず起こそうとした

あのおっちゃんって、どんな人なんやろう。

知らん人に、あんなに遠慮なく、ほっぺたにビンタ出来るもんか?

ただもんやないで。





2012.8.11

馬場孝喜&鈴木直人 ギターデュオ

久しぶりに馬場さんのギター・デュオを聴いてきた。

@ bar dAZE (原宿)。

鈴木直人さんというギタリストは、初めて聴いた。

馬場さんとのデュオは初めてだったようだが、

素晴らしいコンビネーションで、(録音しておけば良かった) と

思うほどの ええ演奏だった。

1部では、「Triste」 で、後藤正治さんがゲストで参加。

ギター・トリオの演奏だ。

2部では、飛入りで 山口友生 さん (gt) と 「Wave」 のほか、

陽香ちゃん (vo) 「Summer Time」 ともう一人若いギタリスト

(名前曲名失念) が ゲストで参加。

盛りだくさんなライヴで、楽しめた。

何度も書いているが、私は馬場さんのギター・プレイが好きで

この3年間、何度もライヴを観ている。

どんどん進化していく馬場さんを観て、

あんな風に弾けるようになりたいと思うが、

そんな風に思わず、自分のプレイをするべきなんだろうな。

っていうか、無理やけど。





2012.8.12

Marcus Miller

ここのところ、ライブ・アルバムのリリースが続いたが、

今年は、5年ぶりのスタジオ・アルバム 『Renaissance』 が、

発売されたマーカス・ミラーのライヴに行ってきた。

東京は、今日から3日間。

その初日の2ndステージ、@ビルボードライヴ東京だ。

マーカスのライヴは、この10年間ぐらい (たぶん) 来日の

たびに観に行っている。

世界で一番カッコええベーシストだ。

今回のメンバーは、下記。

マーカス・ミラー / Marcus Miller(Bass, Bass Clarinet)
アレックス・ハン / Alex Han(Saxophone)
ショーン・ジョーンズ / Sean Jones(Trumpet)
クリス・バワーズ / Kris Bowers(Keyboards)
アダム・アガティ / Adam Agati(Guitar)
ルイス・カト / Louis Cato(Drums)

ルイスは昨年に引き続きの来日。

昨年も書いたけど、良いねぇ、彼のドラミング。

サックスのアレックスも良い。

昨年は、DMS (ジョージ・デューク、マーカス・ミラー、

デヴィッド・サンボーン) としての公演だったので、

アレックスは、不参加だったけど、

2009、2010年は、マーカス・バンドで来日している。

なんというか、エモーションの塊りみたいなプレイで、

ファンキーでソウルフルで、音色も含めて、好きだな。

それから、ギターのアダム。

ずい分、久しぶりにギターを入れての公演だったが、

このアダムについては、情報は何も知らない。

レコーディングには、同じアダムでも

アダム・ロジャースが参加していたんやけどね。

マーカス・バンドでは、ギターよりホーンの方が、

フューチャーされ気味だし、ギターを少々激しく弾いても、

アレックスの激しさには、及ばない感じ。

演奏は、ほとんどニューアルバムからで、本編最後は、

『Blast!』。

アンコールは、ベース独奏のマイケル・ジャクソンに捧げた

『アイル・ビー・ゼア』 から、ビートルスの 『カム・トゥギャザー』。

まあ、カッコええライヴでした。

ミーハー妻も大満足。



開演直前のステージ





2012.8.14

南房総の旅 2012

昨日今日と車で南房総へ一泊旅行に行ってきた。

タイトルに 「2012」 と書いたのは、

2010年にも南房総一泊の旅行をしたからだ。

その時は、確か何かのお返しでもらったギフトカタログの

中から 南房総富浦ロイヤルホテル の一泊を選んで行った。

この夏休みは、大阪 (私の実家) へ行くつもりだったのだが、

都合で延期になったので、近くに一泊ぐらい旅行をしようと、

色々探してみた。

すると、千葉に良さそうなホテルを発見。

夷隅郡 (いすみぐん) 大多喜町というところにある、

ハーブガーデンホテル <ノルマンジーの家> だ。

ネットでの評判も上々で、何より料理が美味しいようだ。

期待通り、料理は素晴らしいコースだった。

敷地は、ハーブが一杯で、足を踏み入れたとたん、

何ともいえないハーブの良い香りに包まれた。

スタッフのお兄ちゃんは、「毎日いると匂わなくなってしまった」 と

言ってたけど、そりゃあもったいないぐらい良い香りだった。

お風呂もハーブ風呂。

また、行きたいと思う宿でした。




観光は、景色を観ながらのドライブがほとんどなのだが、

いくつかのポイントを周った。


常楽山萬徳寺の釈迦涅槃仏 (館山市)。

涅槃仏とは、お釈迦さまの最期の姿。


 中央に立っているのは妻。

ここのものは、体長16m、高さ3.75m、重さ30t と

東洋一ということだ。

ちょっと検索してみると、「世界一」 という記述もあった。

東洋以外にでっかい涅槃仏があるとは思えないので、

東洋一なら、世界一なのかも知れない。


東頭山 行元寺(ぎょうがんじ) (いすみ市)。



北斎が 有名な波の浮世絵 作成に大いに

影響を受けたという、彫刻家の伊八の波の彫刻。

そしてもう一人、北斎が影響を受けたという、

堤等琳 (つつみとうりん) の書いた屏風。

これらを住職さんの丁寧な説明を聴きながら、

見学させていただいた。

波の伊八 も 堤等琳も、一般的に有名ではないが、

北斎に影響を与えたという点で、また、

それまで誰も描いていなかった彫刻や絵の描写方法を

用いて表現していたという点で、重要な作品のようだ。

境内では撮影をしなかったので、興味のある方は、

東頭山行元寺のサイト をご覧ください。



大山千枚田 (鴨川市)。

約4ヘクタールの急傾斜地に、大小375枚の田んぼが、

階段のように連なる棚田。



まず、美しいね。

そして、この山中に田んぼを作った先人の努力と苦労に

感動してしまうね。

どうやって、水を入れてるんやろうと思って調べたら、

「日本で唯一雨水のみで耕作を行っている」 って書いてあった。

一昨年には、天皇、皇后両陛下が来訪されたらしい。




このカエルは、大山千枚田へ向かう山道で、

フロントガラスに 空から降ってきた。(『マグノリア』 か!)

木がトンネルのように生い茂っている道だったので、

木から落ちてきたんやろうけどね。

フロントガラスにへばりついたまま、

大山千枚田まで数分間走り、駐車場で撮影した。


そして特筆すべきは、今日、雨が降ったこと。

なんか、雨男率100%ちゃうか。

そのため、朝、ハーブ園を散歩しようと思っていたのに

断念せざるを得なかったのが心残りやな。

午後から雨は、上がったけど。





2012.8.15

南房総 写真編

今回の旅行では、あまり写真を撮る機会がなかった。

一番のシャッター・チャンスは、復路のアクアラインから見た

富士山と夕焼けだったが、残念ながら運転中のため、

撮影できず。

海ほたるで休憩したが、その時にはそのマジック・アワーは

終わっていた。

あと15分早かったらなぁ〜。


館山か富浦辺りから観た日没前の海と空。







2012.8.15

約1ヵ月ぶりに映画鑑賞。

初めて 「夫婦50割引 (夫婦どちらかが50歳以上だと2人で

2000円)」 を使って観た。(2本立て)

これからは、夫婦一緒ならほとんどの映画館で (2人で)

2000円で観られるのだ。




ヤング≒アダルト

シャーリーズ・セロン主演のイタ〜イ女の物語。

37歳でバツイチのメイビス (シャーリーズ・セロン) が、

故郷に戻り、高校時代の元カレとよりを戻そうとするのだが、

このメイビス、確かに美人だが、とにかくイタイ キャラで、

同情の余地はなし。

なんか、可哀相な女の物語でした。


★★★☆☆




ヘルプ 心がつなぐストーリー

1960年代のアメリカ南部 ミシシッピー州を舞台にした

黒人メイドのことを書いた、キャスリン・ストケットという人の

小説を映画化。

南部といえば、人種差別が激しかったことで有名だ。

トイレも白人と黒人用が分けられ、バスも黒人の

席が決まっていた。

ひとつ間違うと理不尽に黒人は、命さえ落としかねない

危険な時代だ。

そんな時代、一人の白人女性が、黒人メイドの

真実を世の中に知ってもらおうと、取材を始める。

初めは、取材を断る黒人メイドたちも やがて、

取材に応じ始める。


白人のライター、スキーター役にエマ・ストーン。

この人いいね〜。

一発でファンになったよ。

黒人メイド、エイビリーン役の ヴィオラ・デイヴィス と

ミニー役の オクタヴィア・スペンサー の2人が

重要な役を担っている。

オクタヴィア・スペンサーは、本作で

アカデミー賞 助演女優賞 受賞。

確かに素晴らしい。


黒人を所有物のように扱い、差別することが

当たり前のようだった時代にも、良心と勇気のある

白人がいたことに救われる。

黒人メイドの勇気にも心を揺さぶられる。


★★★★▲





2012.8.16

プラモデルとジオラマ

小学3年生から4年生にかけて、

もの凄くプラモデル作りが好きだった。

中でも軍艦や軍用機、戦車などが好きで、

第二次大戦中の主な軍艦や戦闘機なら、

ほとんど名前が言えたほどだった。

それらのプラモデルは、ただ作るだけではなく、

ラッカーで塗装もやるのだ。

タミヤ (プラモデルのメーカー) の35分の1の

兵隊の顔を爪楊枝の先で書いたりした。

そんな中で一番たくさん作ったのが、タミヤの48分の1の

シリーズで、ドイツ軍の戦車、装甲車、ワーゲンなどだ。

「日本・ドイツ・イタリアが同盟国で、連合軍 (アメリカ・イギリス・

フランスなど) と戦った」 とか、「太平洋戦争は、1941年12月8日に

真珠湾攻撃で始まった」 とか、小学生なのであんまり良く分かって

ないなりにも 第二次大戦に関することも自然に覚えた。

でも、そんなことは 社会のテストに出なかったな。


いくつか、戦車などを作るとそれらを本物のように、

置いてみたくなる。

ジオラマの作成だ。

その48分の1のシリーズには、その心をくすぐるかのように

ドラム缶、土のう、レンガ、やしの木など、ミリタリーの

ジオラマ作りに欠かせない小道具も売っていたのだ。

私は、冬のヨーロッパ戦線のジオラマを作ろうと、

50〜60センチ四方の板の上に水で溶く壁土を使って

地形を作った。

冬の設定なので、雪を積もらせるのだが、それには小麦粉

(片栗粉だったかも) を その壁土で作った地形の上にまいた。

その時、私は壁土が乾くのを待てず、

まだ濡れている壁土の上に小麦粉をまいた。

その日の作業はそこまでで、翌日、その上に戦車などを

並べるのを楽しみに学校から帰ってきた。

自分の部屋に入り、作りかけのジオラマを見て大ショック!

なんと、真っ白な雪景色のはずが、汚い緑色におおわれているではないか。

そう、濡れている上に小麦粉をまいたので、

1日でカビが生えてしまったのだ。

(覚えてないけど、夏だったのかな。)

そんなわけで結局、ジオラマはまともに作れなかった。

何度もやり直す気力も小遣いもなかったんだろう。

いや、あれを一から作り直す 根性とコミットがなかっただけだ。

ちょうどその頃のある日、あまりにも私がプラモデルばっかり

作っていて勉強をしないのを見て、おかんが怒った

「プラモデルなんか1年に1つでいいでしょ!」

売り言葉に買い言葉で、私はつい、

「分かったわ!1年に1個しか買えへんわ!」

と、言ってしまった。

後悔したが、謝る気はない。

意地っ張りなのだ。

で、本当にプラモデルを買わなくなった。

ただ、しばらくの間、心の中では、

(1年に1個のプラモデルは何にしよう?) と

そんなことばかり考えていた覚えがある。


しばらくして、どうしても我慢できず、そのタミヤの48分の1の

ドラム缶、土のう、レンガなどのセットを買った。

自分の中では、

(これは、組み立てるほどのものではないので、プラモデルではない。

したがって、1年に1個にカウントしない。)

などと、言い訳をしながら。

でも、おかんに見つかったらやばいので、シャツの中に隠して、

持ち帰った。

自分の部屋に持ち込んでしまえば、見つかることもない。

ところが、そんな日に限って、玄関に父がいて私に話しかけてきた。

おなかに隠している箱を手で押さえていると不自然に思われると

警戒した私は、父と話しながら両手を放した。

と、当然、シャツの中からその箱が落ちた。(まぬけ)

よほど動揺したのか、その後のことは、覚えていない。

ただ、それを見た父は、何も言わなかった。

父にすれば、私の 「プラモデル1年に1個宣言」 など、

知らなかったのかもしれないし、覚えていなかったのかもしれない。

いや、知っていたとしてそのことと結びつかなかったのかも

しれない。

いや、待てよ。

全部知っていて、知らん振りをしてくれたのかもしれない。

今度会ったときに訊いてみよう。

でも、覚えてないやろなぁ。

40年前のことやもん。

-----

たまたま、某サイトで浜松にあるジオラマファクトリーのことを

読んで、私のジオラマ作成失敗を思い出したのだが、

ここに展示されている山田卓司さんという人の作品が凄い。

その道では、超有名な方のようだが、ぜひ実物を見てみたい。


浜松ジオラマファクトリー 山田卓司氏の作品紹介





2012.8.17

ライヴのお知らせ

トップ・ページには既に告知してたけど、

ちょうど 1ヵ月後の9月17日(祝) に LIVE をやります。

出演は、下記4組。

 Laguna Moon
 中林俊博
 Mellow Flavor
 HARUKA

Laguna Moon は、始めてもう 6年以上になる

アルトフルートの梅林さんと私 (ギター) のデュオで、

1年ぶりのライヴ。

中林俊博さんは、先日 (7/16) 初共演した渋いオリジナルを

歌うシンガー・ソング・ライターで、今回も共演させていただく。

Mellow Flavor は、Ya’mangelo (山ちゃん) と

私のギター・デュオで、約2年ぶりの ライヴ。

そして、Haruka は、ポップスから ジャズまで歌いこなす

温かく艶のある声を操るシンガー。


会場は、JR中央線・総武線・メトロ丸の内線・

メトロ南北線四ッ谷駅から徒歩3分の 「Doppo」

18:30− Open, 19:00− Start で、

ミュージック・チャージ 2000円にワン・ドリンク500円です。

ぜひぜひ、お越しください。

来てくださる方は、メールいただけるとありがたいです。

よろしく!





2012.8.19

匂う夢

色のついた夢を観るかどうか、つまり、

夢はカラーかモノクロかなどという話が、たまに出るが、

私の場合、どちらか覚えていない。

よほど、印象的な色が出てくれば覚えているのだろうが、

たいていは、夢の内容に色は関係ないので、なおさらだ。

もっとも多くの場合、夢の内容も覚えていないが。


今朝 見た夢には なんとニオイがあった。

漢字で書くと、「匂い」 ではなく、「臭い」 の方 (つまり

良いにおいではなく、くさい方) だ。

夢の中で妻が、おならをしたのだが、それがホンマにくさかった。

前後のストーリーは、全く覚えておらず、

あまりにその “オイニ〜” が強烈で、そのシーンだけ

覚えているのだ。

あんなにリアルに におうもんなんだな。

もしかしたら、隣で寝ていた妻が・・・とも思ったが、

そんなはずはない。

現実の妻は、おならなんかしないし、うんこもおしっこもしないからね。

念のため。





2012.8.20

素晴らしいアフターサービス

もう7〜8年前になるかな、

タイムドメインというスピーカーに出逢った。

ポータブルなのに驚くほど音が立体的で、

しかもそんなに高価でもないので、買ってみた。

アンプ内蔵型で、CDプレイヤーや iPod を

直接つないで聴くのに使っていた。

大分前から、ヴォリュームのガリが出だし、

最近ついに左のスピーカーが鳴らなくなった。

買い替え時かなと思ったが、何気なくタイムドメイン社の

サイトを覘いてみると修理の受付コーナーがあり、

簡単な修理なら2000円で済むように書かれていた。

修理に1万円かかっても買うよりは安い。

そう思って、大阪まで修理品を送ったのだが、

担当の方が、マメにメールで状況を送ってくれる上、

すごくスピーディで、送ってから戻ってくるまで、

1週間を要しなかった。

簡単な修理だったようで、修理費は2000円。

(銀行振込み、後払い)

送料は、送るときは私の負担だったが、返送は先方持ち。

大阪までの運賃は、950円だった。

先方は、運送会社と契約していたとしたら、950円より

少しは安いのかもしれないが、それでも、2000円の工賃に

送料負担してもらうのは、申し訳ないような気がした。


届いた修理品は、もちろん直っていたのだが、

どうも運送中に (振動のせいか) 部品の一部が、

取れてしまったようで、左スピーカーの本体の中で

カラカラと音がする。

その旨、メールを送ると、「着払いで送り返してください」

と返事が来た。

すでに、片道の送料を負担してもらっている私は、

あまりにも申し訳ないので、昨日、元払いで送った。

今日夜になって、「部品を交換し返送しました。この件には

お支払はありません」 というメールが届いた。

は、早い。

明日か明後日には、修理品が届くだろう。


なんか、素晴らしいサービスを受けた印象。

お盆の間も何度かメールが来て、

(この人、休んでないんちゃうか?) と

思ったほどだった。

なんというか、担当者の商品への愛情が伝わってくるような対応で、

(こんな風にされたら、このスピーカー、大切にするよなぁ)

と、思ったのだった。


TIMEDOMAIN





2012.8.21

喉頭癌で、紅白の帯?

今日、S さんと歩きながら話していた。

ある小学校の前にさしかかった時、S さんが言った。

「俺の同級生の親父が、この小学校の校長だったんだよ。

喉頭 (こうとう) 癌で、重度やってて、〜〜」

そうか、重度の癌だったのか、と聞いていると、

「〜〜だから、紅白の帯だよ」

「えっ?紅白の帯?」 と、紅白の着物の帯を

思い浮かべながら、何の話か分からなくなってきた私は

訊き返した。

「そうだよ。じゅうだんだから、紅白の帯だよ」

「じゅうだん?」

「そうだよ。じゅうだん。」

と言われて、やっと 「十段」 のことだと気付いた。

じゃあ、さっきの 「喉頭癌」 は、もしかしたら、と思い、

「なんて 言いましたっけ? こうとうがん?」

と訊くと、

「そう、講道館」

そこまできて、やっと話の全体がつかめた。

「喉頭癌で、重度」 ではなく、

「講道館で、柔道」 だったのだ。

スゴイ聞き間違え!





2012.8.22

猛 暑

暑いねぇ。

って、夏やから当たり前なんやけど。

今日は、あちこちで 35度を超えてたみたいね。

今日、仕事でお会いした方 (男性) は、長袖のワイシャツに

長袖のスーツにネクタイを締めてた。

もちろん、汗をかいてたよ。

「暑くないですか?」 と訊くと、

お客さんに 「やせ我慢がえらいと誉められて、

(長袖を) 着ないわけにいかなくなった」 と訳のわからないことを

言ってました。

もう、毎日着るユニフォームみたいなもので、

あんまり抵抗もないみたいだった。

私は絶対無理。

夏の長袖。

私の場合、ありがたいことにネクタイを締めなくてもよく、

夏場は、Tシャツかアロハシャツに短パンで出社している。

最後にネクタイを締めたのはいつだったか、思い出せない。

ていうか、仕事では ジャケットは着ることがあっても

ネクタイは締めることないな。

以前、クールビズ な服装の営業マンに

ノーネクタイであることを、詫びられたことがある。

礼儀として、ひと言挨拶するように、

会社から指導されてるのかも知れないが、

こっちは、短パン・Tシャツ やで。

詫びられる方が、困るよ。





2012.8.23

反則金7000円!

先日、夏休みをとって車で房総へ出かけたときのこと。

ずい分久しぶりに交通違反をして、切符を切られた。

一旦停止で止まらなかったのだ。

もちろん、安全確認はしたが、確かに止まりはしなかった。

交差点を 曲がってすぐに警官に止められた。

「指定場所一時不停止」 というやつだな。

旅行に出発して、10分ほどで捕まってしまい、

なんとなくイヤな 旅のスタートになってしまった。

警官が、切符の準備を準備をしている間に、

「交差点に立っていれば、一旦停止するのに、

曲がったところで待っているなんて、ワナやんけ!」

と、だんだん腹が立ってきた。

「『初めから交差点で立っとけや』 って、ひとこと、言ってやろう」

と言うと、妻が私をなだめるように

「まあまあ、そんなこと言わん方がええ」 と言う。

で、結局は言わなかったけど、冷静になって考えたら、

ワナのように見えることこそ、彼ら警察官の仕事だと

思えたのだ。

というのは、「警官がいるから交通法規を守る」 のではなく、

警官がいようがいまいが、全てのドライバーーが

交通法規を守るようになるためには、

いつ、何時であろうと警察官が目の前にいるかのような

運転をドライバーに促す必要がある。

そのためには、ワナのような取り締まりをすることこそが

一番効果的と思ったからだ。

警官の前では、良い子を演じても、

警官のいないところでは、無法者というのでは、

本来の交通安全は目指せないもんね。

警官がいない所でも全てのドライバーが、

法規を守るようになったとき、あの警官の仕事が

成就したと言えるんだろう。


指紋を取られたあと、指先のインクを拭くための

ティッシュ・ペーパーを探していると、さっと、ティッシュを

差し出す警察官にも好感を持ってしまったことも

否めないけど。 (え? そんなことで・・・)


ところで、私は、ゴールド免許だったので、軽微な違反なら、

見逃してくれるのかと思ったら、結局 きっちり切符切られた。

点数は、2点。

ただし、ゴールド免許の場合、その後 3ヶ月無事故無違反なら、

その2点は消えるらしいが、違反の履歴は残り、

次回の免許更新では、ゴールド免許にはならない。

あ〜あ、って感じ。

ちなみに、この度知ったことなのだが、

交通違反の場合、一般的には 「罰金」 と言われているが、

正しくは 「反則金」 という。

軽微な違反で課せられる「反則金」と、悪質な違反に

課せられる「罰金」は、全く違うものらしい。

この機会に覚えておこう。





2012.8.25

終戦 67年目の夏に思う

竹島問題、韓国大統領の天皇謝罪要求発言、

韓国による野田首相の親書返送、中国との尖閣諸島問題、

そして 先日のシリアでの日本人ジャーナリスト、

山本美香さんの銃撃死。

平和の祭典オリンピックの直後なのに、

なんか考えさせらることが続いてるなぁ。


先日、何の話からだったか、

友人が 「(戦争は反対だけど) 戦争になったら、

志願するよ」 と言った。

私が、「えっ〜?」 と反応すると、

「俺の信念 (信条?) だから」 みたいなことを言ったので、

それ以上 そのことについては話さなかったけど

私には、驚きだった。


戦争に行くということは、爆弾を落とすということだ。

鉄砲や大砲を撃つということだ。

それがどういうことか、書くまでもない。

色んな考えの人がいるのは 当然だが、

ちょっと悲しかった。

そういう人達がいることは、もちろん知ってるけど、

無意識に自分の身近にはいないと思ってたんだな。

でも、考えてみれば友人知人に、

有事の際の身の振り方なんて、訊いたことないねんから、

本当のところ、誰がどう考えているかなんて知らないんだ。


先日テレビで、広島で原爆ドームの絵を 3000枚以上

描き続けている、81歳のおじいちゃんが、言ってた。

「戦争は、どんな理由があっても、してはならない」

私もそう思う。

「どんな理由があっても」 だ。

そりゃあ、愛する家族や友人を殺されたら、

逆上してしまうかも知れないけど、願わくば冷静に、

たとえ攻撃されても、最後まで、武器を持たない人でありたい。

そんなの理想論だと言われるかもしれないが、

どうせ命を賭けるなら、

敵を殺すためではなく、

戦争を止めるために命を使いたいね。


戦争がどんなにひどいか世界に伝えるジャーナリストが

何人殺されても、世界から紛争がなくならないのはなぜだろうか?

人間が、何千年もその過ちを繰り返し続けるのは、なぜだろうか。

「攻撃されたから、攻撃する」 この報復の輪廻が、

いまだに地球上から、戦争をなくしていない

原因のひとつじゃないだろうか。


でも、やっかいなのは、戦争をしている人たちは、

「平和のために」 と やってたりするねんなぁ。

「侵略」 か 「自衛」 かは、解釈やし、紙一重やねんけどね。


ただただ 平和を祈るばかりです。





2012.8.26

プロメテウス

リドリー・スコット 監督の 『エイリアン』 は、1979年の作品。

そうそう、高2の時、当時の彼女と観たよなぁ。

エイリアン・シリーズで一番面白かったのは、

『エイリアン2』 (1986年、監督は ジェームズ・キャメロン)。

『エイリアン3』 (1992年) も観たけど、何も覚えてない。

『エイリアン4』 (1998年) は、かなりグロテスクで、

趣味が悪いと思ったことしか覚えてない。

で、本作 『プロメテウス』。

“人類最大の謎 「人類の起源」 ” とかってテレビでも

CM してるし、映画館での予告編も何度も観た。

映画は あんまり予備知識なしで、観るようにしてるので

CM と予告編と 「リドリー・スコット監督」 というだけで

なんとなく 『エイリアン』 っぽい映画なんやろうと思って、

昨夜 レイトショーで鑑賞。


感想は、ひとことで言うと

「もう、こういう映画は観んでええな」。

そういう反応って、年とったということでも

あるのかも知れへんけど。

確かに映像は、迫力ある。

ドキドキ、ヒヤヒヤもある。

けど、い〜っぱい 「?」 「?」 「?」 の連続だった。

ほんでね、「人類の起源」 なんか、解明されへん。

なんか、「おおぉぉ!」 っていうの期待してたのに。

がっかり。

2D で観たけど、3D なら映像はもっと面白かったかも

知れない。

でも、やっぱり、内容がね。

アホみたいなことがいっぱいあるし、

わけわからんの。

それと、やっぱりグロいシーンが多くて、

あんまり気持ちの良いもんでもない。


★★▲☆☆





2012.8.27

バカうま

Tommy Emmanuel というギタリストの映像を

たまたま発見。

アコースティック・ギターでこのプレイ。

笑ってしもた。

なんというか、腰の入ったギターでんな。

アメリカって、こんなんおんねんなぁ。







2012.8.28

Pablo Cruise

パブロ・クルース、33年ぶりの来日公演を観てきた。

@ブルー・ノート東京。

(パブロ・クルースのことは、私の恥ずかしいサーフィン秘話とともに

ここ に書いたので、是非、読んで欲しい。)

いやぁ〜、良かったねぇ。

メンバーは、下記。

Dave Jenkins (vo,g)
Cory Lerios (vo,p)
Steve Price (ds)
Larry Antonino (vo,b)

4人中ベースのラリー以外の3人は、

オリジナル・メンバーというのもうれしい。

そして、昨年の私の青春コンサート (?) シリーズ、

EAGLES (@東京ドーム)、高中正義 (@日比谷野外大音楽堂)

TOTO (@武道館)のように 大きな会場ではなく、

クラブ・ギグだというのが、またうれしい。

まあ、言い換えれば パブロ・クルースは、EAGLES や

TOTO のようにビッグではないということなのだが、

今日、彼らの演奏を聴きながら、私の中では、

同じぐらいビッグな存在であると再確認した。

「Zero to Sixty in Five」 や、「I Want You Tonight」 を

ナマで聴けるなんて、長生きするもんやなぁ(何歳や?)。

泣いてしもたよ。

彼らは、たぶん60歳ぐらいだと思うけど、

凄く若々しくて、エネルギッシュな演奏で感動した。

30年前にカセットテープで聴いていたあのまま。


隣に座ってたおっさん (50代サラリーマン風、一緒に来ていた

友人は、ライヴ開始後すぐ酔いつぶれ爆睡) が、面白かった。

やはり、彼にとってもパブロ・クルースは、青春なんだろう。

かなり酔っているようすだったが、大興奮で、

「ウェルカム!」 「ヘイ、カモーン!」 「ブラボー!」

「グッジョブ!」 「オーマイガッ!」 「ゴッドブレスユー!」

などの野次、いや、歓声を ずーっと連発していた。

あの人、絶対 明日、声 かれてるで。



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