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2011.3.10
年を取ること
最近、物忘れがひどくなってきた。
この 「ひとりごと」 に書くネタを思いついても、
思いついたことは覚えているが、内容は忘れてしまうことが多く、
悔しい思いをすることもしばしば。
仕事中、何かをしようと立ち上がって、書類棚まで行き、
(はて、何をするんじゃったかな?) などということは
日常茶飯事。
今日は、銀行でATMを操作中、
(そうそう、会社の小口現金を引き出さねば) と気が付いたのに
引き出さずに会社に戻ってしまった。
おまけに、しばらくすると 銀行から
「キャッシュカードがATM前に落ちていました」
と、電話があった。
ああ、年は取りたくないものよのう。
って、まだ48歳やねんけど。
大丈夫か、俺。
2011.4.22
アイドル
キャンディーズのスーちゃんが亡くなった。
55歳という若さで。
いい女優さんになってきていたので残念だ。
ご冥福をお祈りする。
今回の報道で知ったのだが、ご主人は夏目雅子のお兄さんなんだ。
ということは、彼は、妹も妻も 病魔に奪われたことになる。
たまらんなぁ。
私は、特別 彼女のファンというわけではないが、
中学時代、「キャンディーズの3人のうち誰が好き?」 と
聞かれれば、「スーちゃん」 と答えていたように思う。
当時、ピンクレディとキャンディーズは 人気を2分しており、
友達の部屋に行くと、大体、どちらかのポスターが貼ってあったものだ。
ちなみに、私の部屋には アイドルのポスターは貼っていなかった。
中学〜高校時代、部屋に貼ってあったのは、ロッド・スチュワートや
QUEEN のポスターだった。
そう、ロック・ミュージシャンが私のアイドルだったのだ!
しかし、正直に言うと一度だけ、雑誌の付録だった女性アイドルの
ポスターを貼っていたことがある。
レコードも買ったことがないので、ファンというほどではなかったが、
そのポスターの写真が可愛かったんだな。
その人は、太田裕美。
ああ〜、青春やなぁ。
これはそのポスターの写真とは違います。
2011.5.6
山中湖 & 伊豆 旅行 「激痛編」
(昨日の続き)
実は、10日ほど前から時々首が痛くて、
(寝違えたのかな?) と思っていたが、
ここ数日は、その症状も治まっていた。
もしかしたら旅行1日目 (3日) も多少痛かったのかも知れないが、
覚えていない程度。
一夜明けて、一昨日 (4日)。
明らかに痛い。
車でバックする時、後ろを振り向くのに支障がある程 痛い。
それでも車の運転はできるし、普通に動けていた。
夜になるとだんだん首が回らなくなってきて、胴体ごと
見たい方向に向けないと見れなくなってきた。
それでも、夕食とともにお酒も飲んだ。
首の痛さと運転の疲れとほろ酔い気分で、9時半ごろ就寝。
夜中に激痛で目が覚めた。
おそらく寝返りを打とうとしたら痛かったのだろう。
それからは、たびたび目が覚めた。
完全に悪化している。
寝返りを打つのも細心の注意を払って、ゆっくり動かなければ
ならない。
(これでは、とてもじゃないが車の運転など危険でできない。
どうやって帰ろう?)
そして、朝。
ベッドから起き上がれない。
全然 動けなくて、(最悪、担架に乗せられ救急車か)
なんて考えも頭に浮かぶ。
動こうとすると、もの凄い激痛が走る。
もう、味わったことのない痛さ。
(もっと痛くなったらどうしよう)
(このまま動けなくなったらどうしよう) という恐怖。
いやぁ、首が痛いと、あんなに弱気になるんやね。
それでも なんとか起き上がり、朝食を済ませ、
(あんまり食欲ないのでちょっとしか食べられなかった)
宿の人に病院を教えてもらい、タクシーで向かった。
伊豆東部総合病院 というそこそこ大きな病院で、
祝日なのに診察してくれた。
まず、簡単に問診後、レントゲン撮影。
結果、骨には異常がない。
痛いのは主に首の左側なので、おそらく筋肉のことだろう、との
医者の見解。
とりあえず、痛み止め、筋肉の緊張をほぐす薬、胃薬と
貼り薬を処方してもらった。
「薬を飲んで様子を見て、良くならなかったら、
東京の病院でもう一度診てもらってください」 とのこと。
どうも大したことではなさそうだ。
が、かすかに両手の指先に痺れがあるのが気にかかる。
さて、問題はどうやって東京へ帰るかだ。
妻は車の免許を持っていないので、代行運転を頼むか、
誰かに迎えに来てもらい 運転を頼むしかない。
伊豆から東京までの代行運転なんて、一体いくらかかるんだろう。
結局、友達に電話をしてみることに。
ラッキーなことに Uちゃんが、特に予定もなかったようで、
東京から3時間かけて電車で伊豆まで来てくれた。
持つべきものは友人だ。
そして、帰り道がこれまた渋滞で、7時間近くもかかったのだ。
東京に着いたころには、薬が効いているのか、
首の痛みも大分やわらぎ、少しは首を動かせるまでに
回復していた。
昨夜は、(朝起きて、また悪くなっていたら、
いややなぁ) と思って床に就いたが、今朝は、
かなり良くなっていて、今日は、湿布は貼ったものの
薬は飲まなかった。
治癒率70%って感じ。
ああ、もう本当に若くないねんな、身体をいたわって生きていかな
あかんねんな、としみじみ感じたのであった。
そして、今回は、伊豆の宿では、チェックアウト後も部屋で
休ませてもらったり、東京から友人に助けに来てもらったり、
人の親切が身にしみる旅だった。
感謝。
2011.5.10
みずいろの便せん
今日、横断歩道を渡っている時、なぜか突然、
頭の中である曲が流れ出した。
♪ 水色は〜なみだ色〜そんな便せんに〜 ♪
1973年の あべ静江 のヒット曲、「みずいろの手紙」 だ。
小学6年生の頃、異性のことを意識しだし、好きな女の子ができて、
手紙を送ったりもらったりした。
送るといっても 郵便ではなく、手渡しだったと思う。
その頃、前述の歌と関係あるのかないのか分からないが、
別れの手紙は青い便せんで書くものだと誰かが言い出した。
それが、恋文世界の常識なのか、どこか外国の慣習なのか
いまだに私は知らないが、ローティーンの子供らにとって
その情報は、自分たちをちょっと大人に 近づけたような気にさせた。
大人のやっていることを 知ったようなつもりでいたのだ。
知識は世界を広げてくれると同時に 時に人を縛り付ける。
あまりにも子供っぽいが、それから別れの手紙は、
青い便せんで書くものになり、別れの手紙以外には
青い便せんは使えなくなってしまった。
もちろん、今はそんなことない。
っていうか、今は、ラブレターも別れの手紙も書く機会がない。
私は、青い便せんで別れの手紙を書いたかどうか
記憶にないのだが、なんとなくそのためだけに青い便せんを
買ったような気もする。
もし書いてたとして、今その手紙 読んだらめちゃくちゃ恥かしいやろな。
大体、小学6年生の別れの手紙ってなんだ?
別れる前に付き合ったかどうかも分かんやろ。
2011.6.6
こっそり堂
夜道を歩いていて見つけた看板。
自動販売機だけのお店なのだが、
名前どおり、こっそり買うものばかり売っている。
18歳未満禁止ね。
こっそり覗いている 河童 が、心なしか切ない。
あ、何も買ってないよ。 念のため。
2011.6.23
ワキノシタ ヒリヒリ
20代前半の頃から、ある条件の日に
脇の下がヒリヒリして痛かった。
「ある条件の日」 とは、簡単に言うと、興奮した日。
例えば、ライヴの日や、友人の結婚式の日など、
その日の夜、帰宅した頃に気が付くと脇の下が
ヒリヒリしており、見てみると赤くなっているのだ。
ほとんどの場合、一晩寝ると 痛みは収まっているが、
まれに 翌日まで ヒリヒリしていた日もあった。
よほど興奮したということか。
最初の頃、いつもライヴのあった日に ヒリヒリしているので、
ギターを弾くのに脇の下が擦れるのかと思ったが、
そうではない。
考えるまでもなく、ギター演奏で 脇の下など擦れようがない。
何度も経験するうちに分かったのは、
明らかに精神的な問題で、興奮した後、気が高ぶった後、
ヒリヒリするのだ。
どういうメカニズムで赤くなって 痛くなるのか、全く不明だが、
同じような体質の人は是非メールを欲しい。(おるんか?)
ところで 最近は、その 「ワキノシタヒリヒリ」 がない。
ライヴをしても、さほど興奮しなくなったということか、
または、年老いてヒリヒリ成分が分泌されなくなったのか、
原因は分からないが、なんとなく寂しい。
そういえば、
最後にヒリヒリしたのが、いつだったか思い出せないけど、
もう5年以上は、ないような気がする。
久しぶりに ヒリヒリするほど興奮したいもんだぜ。
2011.6.24
ヘソカラナニカガ
昨日の 「ワキノシタ ヒリヒリ」 に続いて、
私の身体の神秘をもうひとつ。(知りたないか。)
題して 「ヘソカラナニカガ」。
20代前半の頃、ある日、シャツ (下着) の
へそのあたりに何やら黄色い しみがついていることに
気付いた。
(何やろ?) と 何気なく ニオイ をかいでみると、
これが、今までに かいだことのない えげつないニオイ。
そう、臭いのだ。
それから、数ヶ月に一度ぐらい、その謎の分泌物は、
私のへそから流れ出て、シャツについていた。
「流れ出て」 などとというと、たくさん出ているように
聞こえるかも知れないが、量としては ほんの少しで、
気が付いたら シャツにシミがついている程度なので、
安心してほしい。(意味不明)
それが何なのか、どういう体調の時にそれが出てくるのか、
全く分からない。
が、あのニオイといい、色といい、身体の良い成分とは
思えないので、おそらく 毒出し なんだろう。
ところで、この 「ヘソカラナニカガ」 も、
「ワキノシタヒリヒリ」 と同様、この数年は ない。
これも、やはり加齢に関係あるのだろうか。
何しろ、来年で50歳だからな。
不思議なもんで、あんなに くさいのに
長くニオイをかげないと、なぜか、かぎたくなるのだ。(変か?)
余談だが、「臭い」 は、「におい」 とも 「くさい」 とも読むので、
使うの難しい。
臭い臭い ・・・ くさいにおい or においくさい
2011.7.10
ダイエット開始
今月に入ってから、著しく更新率が悪い。
夏の暑さのせいにしておこう。
さて、この5年ぐらいの私の体重を振り返ってみると、
少ないときで、73〜74kg、多いときで 78〜79kg の間、
大体 77kg前後 だった。
しかし先月、ついに大台の80kg を突破。
厳密には、今まででも瞬間的に 80kg を越えたことは、
あったのだが、今回は今までとは違う感じがした。
先月受けた健康診断の結果では、
【身体計測】 という欄に
「肥満です。積極的に減量に努めてください。」 と
書いてあった。
「肥満です」 って、笑い事ではないけど、笑ってしまった。
その他、予想通り、尿酸値 と コレステロール値が高い。
いよいよ、気をつけんとやばいことになるな、と思い、
本気でダイエットすることにした。
この2週間ほどで、約 3kg は落ちたが (今朝の体重は、
76.8kg) ここからは、中々落ちないのだろう。
本当は、67〜68kg まで落とすつもりだったが、
先日、妻に 勢いで 「目標、 年内に 65kg」 と言ったら、
「絶対、無理」 と言われた。
その言葉は、珍しく 私の心に火をつけた。
まあ、大体いつもは、その火も すぐに消えるねんけど。
今回は、無理 と言われ、やはり 無理だったら、
あまりにも 悔しいので、65kg までチャレンジすることにした。
達成すれば、15kg の減量。
65kg といえば、30歳の頃の体重だ。
まあ、ダイエット なんて、続けられなければ、
意味がないのだけど、とりあえず、減量だ。
2011.8.2
ダイエット 中間報告 -1
ダイエットを始めたことは、先月、ここに書いた。
6月4日に受けた健康診断の結果がよろしくなかったのと、
5〜6月、80キロを超えた日が数日あったのと、
来年、50歳になることなどを考えてみて、
一生に一度ぐらい、大きな減量を試みてみようと
思ったのだった。
減量を開始した日がいつだったか、覚えていないが、
6月20日前後だったように思う。
時々、体重は計っていたものの、カレンダーに記録するように
なったのが、6月25日。
記録を始めてから、一番 重たかった日が、
6月29日の 79.4キロだった。
今朝の体重は、75.1キロだから ピーク時よりは、
5キロ痩せたことになる。
1ヶ月半ほどで5キロなら、まずまず順調だ。
何をして減量しているかというと、まず、飲食の量を減らした。
食べる量は、減量を始める前の 3分の2から4分の3ぐらい。
時には、半分ぐらいの食事もある。
お酒の量は、もっと減らした。
以前は、飲まない日の方が少なかったが、
今は、飲む日の方が 少ない。
飲んでも控えめ。
トータルの量では、減量を始める前の3分の1か
4分の1ぐらいしか飲んでいないと思う。
これって、計っているわけではないので、感覚的な量だけど。
それから、運動。
自分で勝手に考えたエクセサイズを、ほぼ毎日20〜30分ぐらい
やっている。
それから、なるべくエレベーター、エスカレーターは使わない。
7階だろうと、8階だろうと、階段で昇る。
そんなことで どれくらいの効果があるのか分からないが、
意識を持ち続けるためにやっている面もある。
まあ、そんな感じで、減量に取り組んでいるのだ。
さて、目標である 「年内に65キロ」 を達成するためには、
これから 1ヶ月に 約2キロずつ、落とす必要がある。
70キロを切るぐらいのことは、そんなに難しくないだろうと
思うが、65キロとなると、さすがにハードだろうな。
なにしろ、49歳の減量、代謝は落ちる一方だ。
でも、こんなところに公表した以上、やらないわけにはいかない。
ところで、食べる量を減らしたので、当たり前のことなのだが、
大便の量も回数も減った。
驚くほど、少ないよ。
そんなこと、興味ないか。
2011.8.30
30年目
一昨日の日曜日は、大阪で高校の同窓会があり、
帰省していた。
学年全体の同窓会で、5年ぶり 2回目。
前回が卒業25年だったので 今回は卒業30年だ。
370人ほどの同級生がいたが、今回の出席は、約80人。
(前回は、約100人)
先生も 3名ご出席。
その中の一人は、私の1年、2年の担任の K先生。
今回は、5年前には欠席だった友人も出席した。
その中には、17歳 (高校2年) から25歳ぐらいまで、
一番の仲間だった S や Y もいた。
たぶん、2人とも18年ぶりぐらい。
S は 奈良、Y は 静岡、そして私は 東京在住なので、
会うこともなくなっていたのだ。
でも、スゴイと思う。
あった瞬間に時空を超えて、あの頃に戻るのだ。
同級生って、ホントにスゴイ。
日曜日の夜には、東京へ戻るつもりで新幹線の
チケットも買っていたのだが、結局、4次会まで
行ってしまい、新大阪駅前のビジネスホテルに
泊まる羽目に。
でも、楽しかった。
2011.8.31
賢い方の・・・
日曜日の同窓会のことを、もう少し書こう。
私の卒業した高校は 進学校で、国立大学や大学院に
進んだ者もいる。
私は 完全な落ちこぼれで、3年の秋の懇談では、
進学の話よりも卒業できるかどうかが、テーマだった。
そんな私とは対照的に国立大学へ進学し、
今では、大学教授や医者になった者もいる。
たまたま、その大学教授になった同級生が
私と同じ苗字 「堤」 なのだ。
おかげで、先日の同窓会で、数人の同級生に
「つつみ、大学教授になったんやって?」 と
声をかけられた。
そのたびに、
「それは、賢い方の堤や!」 と答えなければならなかった。
彼は、日本文学の (専門書も出している) 専門家のようだ。
また、医者になった K は、私の実家近くで開業しており、
両親、姉貴が世話になっている。
まさか、同級生に両親や姉が診察されるなんて、
30年前には想像もつかないこと。
人生って、すごいなぁ。
そういえば、今回、ある女子 (?) に
「つつみ君が (今日の出席者の中で) 一番変わったね!」 と
言われた。
どこを見てそう思ったのか知らんが、
褒め言葉やね? これ。
2011.9.13
ダイエット 中間報告 -2
今朝の体重は、72.7キロ。
前回の中間報告 (8月2日) 時が、75.1キロ。
あれから約40日で、2.4キロダウン。
6月の始めの80キロからいうと、7キロ以上痩せたのに、
あんまり 人に気付かれない。
どういうこと?
まだまだ、足らんていうこと?
ま、別に 人に なんか言われたくて、減量してるわけちゃうから、
ええねんけど。
目標では、今日の体重は 71.5キロなので、
約1キロほどビハインドだ。
お盆までは、計画通りの減量だったが、
盆明けから、2週間は全く落ちずだった。
それまで、順調に落ちていたため、ちょっとサボった感は
否めないが、増えていないのはえらい (ということにしておく)。
73〜74キロぐらいまでは、過去にも落ちたことがあったが、
72キロ台は、今回が初めて。
これからは、未知の世界に突入だ。
しかし、
この調子だと、年内65キロは難しくなっていくので、
(そろそろ本気にならねば) と思っているところへ、
「食欲の秋」 が、すぐそこまでやってきている。
やばいぞ!
果たして 達成できるのか?
つづく
2011.9.20
ギタリストという人種
参加者が多い飲み会のときなど、
最初に座った自分の席を立って、
こまめに席を周って、色んな人と話す人いるよね。
私は、最初に座った席から、最後まで動かないタイプ。
たまに、親戚などの集まりで (挨拶に周った方が、
いいかな?) と思うことがあっても、
滅多に動くことはない。
動くときは、仕方なくだ。
何かポリシーがあるわけではなく、ただ、動くのが面倒くさいのと、
その時、目の前に座っている人と話していれば、
それでいいやん、と思っているのだ。
先月の5年ぶりの同窓会の2次会でも、
「そろそろ、席替えをしましょう」 と誰かが言っても、
私は動かなかった。
しまいに、何度も 「席替えをしましょう」 というので、
(そんなに席を替わりたければ、替わりたいやつだけが
勝手に替わればええやろ) と、思ったぐらいだ。
せっかく、話しているのに 中断されるのは、快くないだろ?
さて、ギター・マガジンの10月号に、3人のギタリスト
(田中義人、真鍋吉明、CHOKKAKU) の
トーク・セッションが載っていて、面白いことが書いてあった。
トーク・セッションは、その3人のほかに 松原正樹 や
野呂一生 など、合計9名のギタリストで 作られた
『TIME MACHINE』 というギター・インスト・アルバムが、
今月 発売されたのに合わせてのギター・マガジンの企画だ。
その興味深い部分を引用する。
●(インタビュア) このプロジェクトの発足に先立って、
参加ギタリスト全員で 飲み会をやったそうですね?
C(CHOKKAKU) 冬だったね。1月?
● なんでも、一旦席が決まったら、誰も積極的に動く人が
いなかったと聞いてます。ギタリストらしいなと(笑)。
全員 (爆笑)
真鍋 まさにそうですね(笑)。
● ギタリストってそういう人種ですよね。(笑)
真鍋 これまで色んな打ち上げに行きましたけど、
動かないのはギタリストだけですよ。その代わり、
ベーシスト、ヴォーカリストは、動きますからね。
ギタリストだけは、誰かが来るのを待ってる(笑)。
C&田中 そうそう(笑)。
例えば、トランペットの人は明るい人が多いとか、
バンドでも オーケストラでも 担当する楽器によって、
その人の性格や特徴などが、分かったりする、という話は、
今までにも聞いたことがあるし、自分でもバンド・メンバーに
対して感じたこともある。
でも、ギタリストが、席を動かないというのは、
初めて聞いた。
が、この3人に受けているのだから、本当なんだろう。
ギタリストが、席を動かないのか、席を動かないタイプの
人間が選ぶ楽器が ギターなのか、卵と鶏の話のようやけど、
いずれにしろ、私が席を動かないことと、ギタリストであることが
結びつくとは思わなかったので、非常に興味深かった。
ちなみに私は、高校に入学したときのように、
誰も知っている人がいないようなところに、
自分が置かれたときも、けして、自分から動いて誰かに
話しかけるということをしてこなかった。
それは、今でもそうだ。
それを自分では、「社交的でない」 「シャイだから」 と
思っていたが、これも、もしかしたらギタリストの特徴か?
んなわけないよな。
2011.9.26
満席の日 すれ違う夫婦
今夜は、妻と2人で食事をする約束で、
大崎広小路駅前で待ち合わせた。
目当ての韓国料理店へ行ってみると、
予約がいっぱいで、満席。
しょうがないので、もう一つの候補であった
高輪台のトラットリアまで、タクシーを飛ばした。
到着してみると、これまた、予約で満席。
月曜なのに、なんで?
給料日後だからかな。
で、その辺りにあった中華料理店で食事をしたのだが、
そこも 食べてるうちに混んできた。
食後、五反田まで ブラブラ歩き、妻がスーパーで
買い物するというので、同じビルの5階にある
スターバックスでコーヒーを飲んで待つことにした。
5階スタバに行ってみると、なんと、満席!
(4階にベンチがあるから、そこで座ってよ) と思い、
4階に行くと、ベンチ満席!
おなじ4階にカフェがあるので、仕方なく、そこに入ることにした。
席に着くと、妻の携帯電話に
「スタバ満席。4階のカフェにいる」 とメールを送った。
10分ほどすると、私が座っている目の前を
妻が歩いていくのが、ガラス越しに見えた。
私の方ではなく、ショップの方を見ながらだったが、
歩いている先にトイレがあるので、トイレに行ったんだと
分かった。
それから、10分以上待っても やってこないので、
(何をしてんのやろ?) と思い、電話をかけてみたら、
留守番電話だ。
もう一度、かけ直した時に ハッと 気がついた。
妻が買い物するので、私は妻のバッグを持ってきていたのだが、
そのバッグの中で、携帯がブルブル震えているのだ。
(あ、あいつ、携帯持ってない!
ってことは、俺がここで待ってること 知らんのや。
さっき、目の前、通ったけど、気付いてないんや!)
初秋の すれ違いの夫婦であった。
なお、妻はトイレに行ったあと、もう一度、私の前を
通り過ぎたらしいが、そのときは、2人とも気付いていない。
(私は、暇つぶしに携帯のゲームをしていた。)
とほほ・・・。
2011.10.9
断食レポート その1
知人の A さんが、数ヶ月前に 9日間 断食をし、
それから体調が良いという話を聞いた。
断食といっても、完全に何も摂取しないわけではなく、
野菜の酵素 (液体) を飲み、他には何も食べないという
ミネラル・ファスティング、酵素断食と呼ばれるものだ。
(ここでは、単に断食とよぶことにする。)
実は、以前から 断食には興味があった。
友人K が、奈良県にある静養院という断食療養所で、
10日間の本断食をしたことがあり、
その話を聞いていたからだ。
(ここでは、水だけしか摂らない断食のことを本断食と
呼ぶことにする。)
K の本断食が 年末年始の休み中だったので、
大阪の実家へ帰省していた私は、静養院へ面会に行き、
施設の中も見学させていただいた。
K も A さんと同様、「断食中および断食後の体調は、
すごく良い」 と言っている。
彼は、その10日間の数年前に3日間の本断食をしており、
7日間のつもりで入所したところ、あまりに調子が良く、
本断食をやめたくなかったので、10日間に延長したという。
A さんも同様に 「7日間の予定を9日間に延長した」 と
言っていた。
体験したことのない者にとっては、
「食べない日を続けたい」 というのは、想像しにくいが、
それぐらい、身体は軽く、頭は冴えるらしい。
彼は、「やめるの、もったいないと思った」 とまで言っていた。
それで、その静養院へいつか行きたいと思っていたのだが、
思っているだけで、具体的にプランするわけでもなく、
数年が過ぎた。
本断食は 正しい指導の下に行わなければ、危険なようだ。
例えば、7日間入所すると準備 (予備断食) と回復食に
5日使い、本断食は2日間だけだ。
つまり、前後の方が日数が必要なわけだ。
特に本断食後の回復食が難しいようで、
いきなり元の食事を摂ったりすると身体に大変な負担を
与えかねない。
私は、2〜3日の本断食では物足りなくて、
「どうせやるなら1週間以上」 と思っていた。
そうすると14日以上の入所になるので、
日程的に ますます行きにくくなっていたのだった。
自宅で一人でやってみるのは、あまり現実的ではない、
と思っていたのだが、A さんがやった断食は、
そういう施設に入所しなくても出来るし、
しかも、通常通り仕事も出来るというのだ。
(おまけに施設に入所するより安上がり)
ネットで検索すると 断食やダイエットのための
酵素がたくさん売られている。
どれを買ったら良いか分からないので、
Aさんの薦める 2種類の酵素を購入。
妻に話したら、彼女も 「ぜひやりたい」 という。
7日間の予定で昨日 (8日) から、妻とともに断食を
開始した。
今日で2日目。
現在、48時間、その酵素と水以外のものを口に入れていない。
A さんによると、「始めの3日間がつらく、その後は爽快」 と
聞いていたが、今のところ 私は思っていたほどつらくない。
昨日の朝、(今日から、食べられないんだ・・・) と
思ったのが一番つらかったぐらい。
空腹感も思ったほどない。
1日に、2リットル、酵素を水に薄めたものを飲むのだが、
これが、あまり空腹感を感じさせないのだ。
昨日は、朝10時に少し仕事をし、それから友人の子供の
運動会の撮影をし、夜はライヴを観に行ったが、
(ライブハウスでは、ミネラルウォーターを注文)
いつもより、おならがよく出る以外、変化は感じなかった。
今日は、昨日より おならは収まり、少し頭が重い感じがするが、
それも 「強いていえば」 という程度。
あと、時々 眠くなるの、断食のせいかな。
でも、ふだんでも眠いときあるから、これは分からんな。
妻は、私ほど丈夫でないので おそらくスタートの3日間は、
具合が悪くなるだろうと思っていたが、それほどでもない。
一応、「具合悪い」 と言って、横になっていはいるが、
ふだん本当に具合が悪いときより 明らかに元気そうに見える。
さて、これから、どんな変化が起きるか楽しみだ。
2011.10.10
断食レポート その2
今回、私が断食に取り組もうと思ったわけは、
(数年前から興味があった断食をできる) と思ったことは、
もちろんだが、今年 春の首イタ事件で
(いよいよ自分の身体と向き合って生きていく年齢になったな)
と思ったこと、そして減量中で中々体重が落ちなくなっていたところへ、
(お、これで一気に落とせるぞ) と思ったことだ。
来年で50歳、これを機会に 49年間休まずに働き続けた
消化器君たちを休ませてあげ、身体と脳をリフレッシュし、
50歳を迎えたいと思う。
今回の断食のきっかけになった A さんに
「断食をやる前に」 と 薦められた本が、
山田 豊文 著 「脳がよみがえる断食力」 だ。
私が書店でこの本を手にしても 読まなかっただろうし、
読んでも即実行とはいかなかっただろう。
ここに書かれていることは、
私のような 「今から断食をはじめます」 という人が、
読むと良いと思うが、実践的ではない。
そういう意味では アマゾンのレビューにある否定的な意見も
分からないではない。
何よりも実際に体験した人の話を聞くことが一番パワフルだ。
具体的にどんな風に実行するか、何をどれ位飲めば良いか、
経験者に直接聞くのが、一番分かりやすい。
本だけ読んで、実行するのは不安だからね。
さて、断食3日目。
お昼の時点で、特に変化は感じない。
あい変らず、空腹感はなく、かすかに頭が重い感じ。
妻は、頭痛がするといっている。
今朝は、夢を見た。
何か (肉だったと思う) を食べてしまってから、
(あっ!しまった!断食中だった) と、思い出し、
(あ〜あ、せっかく 2日間 断食したのに、また 一からやぁ)
と思う夢だった。
そんな夢を見たと妻に話すと、彼女も食べる夢を
見たらしい。
ただし、彼女の夢は、(夜は食べてもいい) という
勝手なルールだったようだ。
私は後悔、妻は自分の良いようにルールを変更。
う〜む、夢にまで人生が現れているようだ。
それにしても、2人とも 「食べる」 夢を見るとは、
やはり意識の深いところの 「食べたい」 願望の現われだろうか。
2011.10.12
断食レポート その3
【Day 4】 (10/11)
今までで一番頭痛がする。
といっても、私の場合、問題にするほどでもなく、
かなり軽く、普通に仕事をするのに何の支障もない程度。
一番つらい (といわれる) 3日間を過ぎたので、
頭が冴えてくるのかと思ったが、まだその域ではないようだ。
夕方、往復1時間半ほど出かけたら、普段より疲れた。
食べてないのだから当たり前か。
でも、思ったより力はあるし、フラフラすることもない。
酵素にはカロリーもあるので、本断食よりは
大分 楽なんだろうな。
帰りにデパ地下を歩いてみたが、特に心が乱れるようなこともなく、
平気で食品売り場を見物した。
あい変らず空腹感は問題ではないし、
料理の匂い(臭い?) をかいでも、
気持ち悪くなったりしない。
疲れたので早くに就寝。
【Day 5】 (10/12)
昨日よりは、すっきりしている感じ。
まだ、かすかに頭痛が残っている。
妻は、昨日から頭痛もしなくなったそうだ。
今朝の体重は、70キロちょうど。
断食を始めて、2キロダウン。
断食を始めると、色んな症状が現れるらしい。
頭痛、吐き気、眠気、疲労、血糖症、便秘、
体臭、口臭 など人によって 様々で、
首や腰が痛い人もいるらしい。
その人の弱い所に症状が出るという記述も読んだが、
本当かどうか分からない。
いずれにしろ、デトックスなんだろう。
人によっては、ほとんど平気な人もいるらしい。
たぶん、私は平気な方だろう。
もっとつらいだろうと予想していたが、全然 大したことない。
もちろん、本断食だったら、きっともっとつらいんだろうけど。
強いていえば、軽い頭痛と便秘か。
宿便が出るというので楽しみにしているが、
まだお目にかかっていない。
食べてないので、出てこないのは分かるが、
断食前に食べたものの かすも出てきてないような感じ。
3日目に少しでたけど、ほんの少しで出たとはいえない程度。
ちょっとおなかが張っているような感じがするので、
何か溜まってるんだろう。
それにしても、大した症状がない分、すっきりもしていない。
多少、身体が軽くなった感はあるが、
頭が冴えてきたとは言えない。
やっぱり、断食開始前々日の夜、てんぷらを腹いっぱい
食べたのが良くなかったのか。(食うなよ)
3日とか1週間、予備断食 (食べる量を減らし、油物を控える)
してから始めるように、色んなところに書かれているのは、
断食を始めてからのつらい症状を抑えるためでもあるようだし、
効果を最大にするためだろう。
2日前に てんぷら 思いっ切り食ってちゃだめだな。
おいしいてんぷらやってんけどな。
そういえば、3日目に口内炎が出来た。
これもデトックスだろう。
よし、明日に期待しよう。
2011.10.13
断食レポート その4
【Day 6】
う〜む。
イマイチ、すっきりしないまま 断食6日目が終わろうとしている。
断食の効果のひとつに 「腸の浄化」 というのがある。
宿便を取り除き 腸をきれいにする、というわけだが、
すっきりしない、原因はたぶん、便秘だろう。
もともと、胃腸はそんなに強くない方なので、
これは不思議ではない。
便意を感じてトイレに座ると ガスだけが出てくる。
何か溜まっている感があるので、こいつが出てくれると
すっきりするんやないかと思うのだがどうだろう。
たぶん、わずかな頭痛もそこから来ているんやないやろか。
素人の考えだけど。
色々調べていると、「宿便は、断食7日目〜2週間目ぐらいに
排出されるそうです」 という記述も発見した。
それならば、焦らずに様子を見ることにしよう。
それにしても、宿便というのは、すごいやつで、
「宿便の量は、200ccから多い人で2リットル」 とか
「宿便はついには、脳や心臓の血管が詰まる脳梗塞や
心筋梗塞・ガン・膠原病(リウマチなど関節痛・筋肉痛や、
皮膚の硬化等を伴う難病)・アトピー性皮膚炎など
『宿便は万病のもと』 といわれるように、実にさまざまな
病気を引き起こします」 とか書かれている。
今回の断食の目的に 「宿便」 のことは意識していなかったが、
この機会に是非、きれいにしたい。
「花びんの水を取りかえるときも、古い水を捨ててから
新しい水をいれないと水はきれいにならないのと同じように、
人間もまずはからだや心にたまっている汚れ (毒) を出して
きれいにしてから、健康にいいものを入れないとからだや心は
元気には、なりにくい」 という記述もあったが、
なるほどその通りだな。
断食後は、「胃腸の調子が良い」 という話も聞いたので、
胃腸の弱い私は、ちょっと期待してしまう。
それにしても、6日も食べてないのに全然平気だ。
これには、驚いた。
今日は元気なので会社から家まで 40分さっさと歩いて帰った。
何日ぐらい、これを続けられるんだろうか。
本断食で 30日というのも聞いたが、こんな記述を発見。
「1910年ごろ、アイルランドで11人がハンガーストライキを
起こしましたが、74日目に1人が死亡し、
88日目にもう1人が死亡、残る9人は94日目で中止し、
やがて以前の健康を取り戻したそうです」
ホンマかな。
2011.10.14
断食レポート その5
【Day 7】
ついに1週間。
あっという間だった。
昨夜、少し便が出たせいか、昨日よりお腹が
張った感は 収まったが、やはり頭がすっきりしていない。
ゆるい頭痛があるのだな。
当初、7日間のつもりでスタートしたが、
これでは終われないので、もう2日延長することにした。
2週間ぐらいやってみたい気もするが、
来週の水曜日には、会食の予定があるので、
そういうわけにもいかない。
水曜日にはある程度 回復しておく必要があるので、
日曜日で断食を終わらねばならないのだ。
なので、9日間だな。
もしかしたら、今日で終わっても断食後に
何か変化を感じるのかも知れないし、
私が何かを体験することを期待しすぎているだけで、
充分 効果があるのかも知れない。
でも、あと2日続けようと思えるぐらい、つらくないのだ。
とりあえず、この1週間をまとめておこう。
・空腹感や食欲に悩まされることはなかった
・食べ物を見ても、においをかいでも平気
・軽い頭痛が続いた (日、時間によって程度が違う)
・3日目に口内炎ができた
・口臭がひどいらしい (自分では分からない)
・おならがよく出た
・お腹が張っている感じがした
・日によって疲れを感じた日と元気な日があった
・思っていたほど体重は減らない
こんなとこかな。
妻は、昨日で終わり (6日間断食)、今日は重湯と
グリーンスムージーを食したようだ。
「何か変わった?」 と聞くと、こう答えた。
「脳が変わった」
まあ、あの人、元々 変わってるけどな。
2011.10.15
断食レポート その6
【Day 8】
あまり変化は、感じない。
いまだに軽い頭痛がある。
今日は 元気があったので、1時間50分ほど歩いた。
少しは、脂肪も燃焼しただろう。
そして、酵素の量を半分に減らしてみたのだが、
さすがに、食べないことに慣れてきたのか、
それほど空腹感を感じない。
昨日、1週間のまとめを書いたのだが、追加があった。
・わき腹に湿疹が出た(かゆい)
・少し首が痛い
この2点は、ふだんも たまにあるので、
断食と関係あるかどうか分からない。
一昨日、6日間の断食を終了し、回復食中の妻は、
すこぶる調子が良いという。
味覚がするどくなっていて、化学調味料が入ったものを
食べると舌がピリピリするらしい。
でも、きっとしばらくしたら麻痺してしまうんだろうな。
いよいよ、明日で9日に及ぶ断食も終わり。
断食中にすっきりすることは、あんまり期待できなくなったので、
断食後の様子を見ることにしよう。
9日間もやったんだから、きっと何か感じるだろう。
でも、結構、鈍感だから どうかなぁ。
2011.10.16
断食レポート その7
【Day 9】
特に、劇的な変化は感じられないまま、
とうとう 9日目が終わろうとしている。
妻の話を聞くと、断食終了後、
調子が良いようなので、もしかしたら、
断食中は こういうものかも知れない。
何かが変わった彼女を見て、
周囲の数人が この断食をやると言っているらしい。
「若返った」 とまで言われたらしい。
先週の金曜日の夜から、翌々週の月曜日の朝までだから、
実質9日と半日、230時間近く、酵素以外、何も固形物を
食べなかったわけだ。
胃腸は完全に休んでいたわけで、回復食が重要。
明日は、重湯だ。
本断食の道場では、断食終了後、2日間は重湯。
3日目でやっとお粥が出されるという。(10日間の断食の場合)
ミネラル・ファスティングの場合、もう少し早いペースで、
戻しても良いようだが、食欲が戻ってきたら、
注意しないといけない。
そういえば、今日も食べる夢見た。
なぜか、缶詰の牡蠣を食べるんやけど、
これがいっこも おいしくない という夢やった。
食べる夢は 2回見ただけ。
テレビで料理が出てくると、
(あれ食べたい、これ食べに行こう) と、
断食終了後の楽しみが増えたが、
不思議と お酒は飲みたいと思わなかった。
それから、意外と体重は落ちなかった。
たぶん、水分の取り具合と体重を測るタイミングの問題だと
思うが、断食中、前日より増えていた日もあった。
4キロぐらい落ちるかと思ってたけど、
3キロ前後ってとこだ。
でも、ダイエットの方は、これで目標にまた近づいた。
あと2ヶ月あまりで4キロだ。
2011.10.17
断食レポート その8
9日間の断食を終了し、回復食の Day 1。
朝は、水で薄めた酵素 300cc と具なし味噌汁1杯。
味噌汁は、(妻が) 味を薄めに作ったらしいが、
味覚がリセットされたためか 味をしっかり感じる。
「濃い」 と感じるより、「しっかり味がする」 という
表現の方が合っている。
昼は、お弁当。
といっても、具なし味噌汁と、重湯を500ccほど。
のりの佃煮をスプーン1杯。
夜は、重湯にちょっとご飯粒が入ったものと梅干1個。
具なし味噌汁。
たぶん、ふだん重湯を食べたら味がしないと思っただろうが、
重湯にも味があり、しっかり感じる。
そして、少しの量で、満腹感を感じる。
が、食欲も沸々とわきあがってくる。
もっと食べたい欲求が出てくる。
なるほど、これで (もうちょっとぐらいええやろ) とか
(ちょっとぐらい固形物食べてもええやろ) という欲が
危険なんだな。
昨日までは、あんなに食べなくてOKだったのに、
自分の中で 「断食は終わり」 と宣言した瞬間から、
「食べる人」 になってしまったようだ。
その心のしくみも興味深い。
妻は、断食終了 3日目 (昨日) の夜から (少ない量ながら)
普通食を食べていて、問題ないらしい。
ああ、早く普通に食べられる日が待ち遠しい。
2011.10.18
断食レポート その9
回復食の Day 2。
朝、お粥 (あわび入り!) と味噌汁。
それに ちりめん山椒を少々。
酵素も少し。
昼、お粥 (白粥) と味噌汁。
おかずは、のりの佃煮と梅干、お漬物少々。
夜、同じくお粥 (白粥) と味噌汁。
おかずは、サケの西京漬けとちりめん山椒。
驚いたのは、お粥がおいしかったこと!
生まれて初めて、お粥がおいしいと思った。(49歳にして)
今までは、あんなものは病気のときに食べるもので
健康なときに食べるものではないと思っていたし、
(そして、病気のときに食べてもおいしいと感じない)
たまに中華で、お粥が出ると (なんでお粥やねん!) と
思っていたのだ。
それが、本当においしいのだ。
しかも、梅干とか、のりの佃煮と食べて。
これは、新発見。
(こんなにうまいなら、消化にいいんだし、毎日でも
お粥でもええで) と思ったほど。
それぐらい、味覚が素直になっているんだろう。
それに、よく噛むので たっぷり味わえるというわけだ。
そして、今日はコーヒーも飲んだ。
(2日目でコーヒーは早いかな) と思ったのだが、
ミーティング中に、マグカップに2杯も飲んでしまった。
コーヒーのせいか、それとも急に戻しすぎ (サケの西京漬けが
早かったか?) なのか、夕食後、深夜になって、
少し胃に負担を感じる。
やはり、もっと慎重にせなばならんのだろう。
明日も、朝昼はお粥。
そして、夜は (会食があるので) 普通食の予定。
本当は、まだ普通食は早いと思うので、食べるものを選んで、
ゆっくり噛んで、量も控えめに、お酒も飲まないように
しようと思うが、ワインの誘惑に勝てるかな〜。
2011.10.19
断食レポート その10
いやぁ〜、昨日は失敗した。
9日間の断食のあと、回復食の2日目にして
夕方、コーヒーをマグカップに2杯飲み、
夕食にお粥と西京漬け(焼き魚)を食べた。
(焼き魚は、まだ早いかな) と思いつつ。
夕食は、7時半ごろだったと思うのだが、
11時を過ぎた頃から、胃が痛いというほどではないが、
重たくなってきて、そのうちピクピク (痙攣?) しだした。
そのピクピクは、寝る3時ごろまで続いた。
明らかに胃がビックリしている。
というか、胃が苦しんでいるのが分かる。
布団の中で、胃に謝りながら寝たよ。
大事に至らなくて良かったけど、妻にさんざん回復食について
注意するように言っていたのに、情けない。
油断したなぁ〜。
今朝は、胃を休めるため、食べずに酵素を水に溶かしたものを
飲んだだけ。
お昼は、お粥と梅干&のりの佃煮。
夜は、会食だったけど、あんまり食べずに
少量をゆっくりよく噛んで食べた。
もちろん、お酒は飲まなかった。
っていうか、昨夜のこともあって、飲みたいと思わなかった。
これから断食をやってみようと思う方、回復食は慎重に!
2011.10.21
断食レポート その11
回復食 5日目。
大分、なんでも食べれるようになってきた。
今日は、朝は、グリーンスムージー、
お昼は、お粥と会社の近所のおにぎりやさんのおかず、
(黒豆の煮たの、焼き魚、切干大根、漬物、梅干)
夜は、家の近所のお寿司屋で、ぶり大根とにぎり4貫と玉子しゃりなし。
夕方、コーヒーも1杯飲んだ。
よし、完全復活を宣言しよう!
そして、この5日間、もの凄く、ゆっくりよく噛んで食べているので、
これは習慣にしようと思う。
食べる量も減っているので維持したいが、お酒を飲んだら危険だな。
今のところ、断食前の10月6日から、アルコールは、
1滴も飲んでいない。(15日目)
あんまり、飲みたいと思わないので、本当に欲しいと思うまで、
飲まずにいようと思う。
断食を開けてから、今日始めて、ウンコが出た。
それが、写真に撮っておこうかと思うほど、
きれいな、まっすぐな、ウンコだった。
この断食を紹介してくれた A さんは、
「断食後、3ヶ月経っても身体の調子が良い」 と言っていた。
私もそうだといいな。
2011.10.25
ワインの味
昨日、18日ぶりにアルコールを飲んだことは書いた。
赤ワインを飲んだのだが、
ひと口目、ゾクゾクするほど美味しかった。
こんなにも新鮮に味わえるとは驚き。
これも、断食効果だろうな。
2011.10.27
ダイエット 中間報告 -3
今朝の体重は、67.8キロ。
前回の 「中間報告 -2」 (9月13日) では、
72.7キロだったので、6週間ほどで 約5キロ減。
一時は、目標から3キロほど遅れたこともあったが、
断食の甲斐もあって、今では目標通りに戻った。
67キロ台は、減量を始めて 今朝が初めて。
未知の世界だ。
6月始めの80キロ台からいうと、約 12キロ減。
12キロの荷物は重い。
それを減らしたわけだから、当然、身体は軽い。
歩いていてもその軽さは、実感できるし、
坂道などを登ったときは、特に感じることが出来る。
それでも、お腹は まだ出ている。
これだけは、鍛えるしか、へこます方法はないだろう。
そう思って、時々、運動しているが、まだまだ足りないようだ。
最終目標、年内に65キロ。
一時は、(難しいなぁ) と弱気になったこともあったが、
あと2ヶ月で3キロなら、やれるぞ。
あきらめるな! 俺。
I Can Do It !
2011.10.28
食 欲
断食中の9日間は、酵素と水を充分に
摂っていたこともあって、食欲に悩まされることは、
ほとんどなかった。
「ほとんど」 というのは、初日、ちょっと (食べたいなぁ) と
思った覚えがあるからだ。
断食 2日目以降は、テレビで料理を見ても、
(断食 終わったら、あれ食べよう、これ食べよう) と考えることが、
むしろ楽しいぐらいで、全く 辛いことは、なかった。
断食を終えてから、回復食を入れて 12日が経ったが、
今のところ、体重はゆるやかに減り続けている。
やはり、食べる量が少なくなったからだ。
しかも、お酒は一度飲んだだけだ。
だが、しかし!
「食べたい!」 という、以前のあの めちゃくちゃな欲求が、
時々、顔をのぞかせる。
それは、面白いことに 食べたあとにやってくる。
食べる前は、めちゃくちゃお腹が空いていても、
そんなにたくさん食べたいと 思わないのだが、
ある程度、満たされたあとに、(もっと食いたい) と
思うのだ。
不思議な構造だ。
それにしても、こいつは 曲者。
これがリバウンドのきっかけになるんだろう。
(1回ぐらい、ちょっとぐらい、ええやろ)
そうやって、無意識に食べ続けて、80キロになったわけだ。
そして、太ることには何の努力も、工夫もいらないが、
痩せるためには、意識を持ち続け、行動を続けなければ
ならない。
しかし、実は それこそが いつまでも美味しいものを
食べ続ける道だと思うのだ。
食べ過ぎて身体壊して、食事制限とかになったら、
何のこっちゃ、やからな。
「食べるために 食べない、太らない」 なんて、
人生はなんて パラドクスなんでしょう!