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つつみしんやのひとりごと 2008年 5月


2008.5.3

言葉を覚える理由(わけ)

先日たまたま観たTV番組で 興味深いことを言っていた。

それは、人間と動物の違いについてだ。

一部の動物は人間と同じように学習する。

しかし、その学習の目的が人間と動物とでは違う。

動物の学習の目的は、食料をとるためだ。

それ以外の目的で学習しないらしい。

しかし、人間が言葉を覚えていく過程は、食糧確保のためではない。

幼い子供は、どうして言葉を学習していくか。

それは、自分が新しい言葉を話すと、

大人(親)たちが、驚き、喜ぶからだそうだ。

子供は、その大人(親)たちの喜ぶ顔見たさに言葉を覚えるのだそうだ。

食料のためではなく、人を喜ばせるために学習する、

それが、人間と動物の大きな違いだと言っていた。

なんとなく、ええ話ではないか。





2008.5.4

DETOX

今年のゴールデンウィークは、東京からは 出ずに、

3日間、六本木にある 嵐の湯 に通うことにした。

昨日から初めて、今日は2日目。

嵐の湯は、以前このひとりごとでも紹介したことのある、

天然温泉薬石浴だ。

汗の出方がスゴイのでかなりの解毒作用があるのと、

身体を温めることで免疫力が高まり、身体本来の自然治癒力で

色んな病気が改善されたとの体験談がたくさんある。

山形の東根温泉に本店があり、六本木店はその直営。

いつも山形から、来ているスタッフが数名おられる。

なんとなく、彼らの接客が東京で働いている人と比べて、

素朴で親切でフレンドリーに感じるのは、気のせいか。

さて、そのスタッフのひとりに聞いたのだが、あるお客さんは、

アトピーを治したくて山形の嵐の湯に来たそうなのだが、

入浴のたびにしばらく、腕から汗と一緒に薬が出てきた、というのだ。

飲み薬も塗り薬も使っていたようだが、

それらが、体内に蓄積されていたのだろう。

そのこともスゴイ(怖い)が、人間の持つその自然の解毒作用、

またそれを促す嵐の湯の発汗作用もこれまたすごい。

ところで、その解毒のことを最近では 「デトックス」 というが、

日本語が「解毒」 というせいか、

「デドックス」 という人が多い(ような気がする)。

実は、私も 「デドックス」 だと思っていた。

正しくは、「デトックス」 (detox)

「detoxification」、「(体内から毒素や老廃物を)取り除く」 の

短縮形。





2008.5.8

DETOX-2

結局、嵐の湯へは、3〜6日まで4日間通った。

好転反応というやつか、2日目はちょっとしんどかった。

3日目終えて、4日目の朝、すごい目ヤニ。(これは一緒に通った妻も。)

その辺りから、肌がすべすべというか、つるつるというか、

これは、美容にもええわな、と実感。

いまだに、すべすべしている。

1、2日目は、10分入ったら、10分ぐらい休憩しないと

入る気がしなかったが、4日目には、5分の休憩でも平気。

汗の吹き出しを楽しめるようになった。

大分、毒出した感じ。

また、しばらくしたら行こうと思う。

明後日、健康診断。

中性脂肪と尿酸値、下がってるといいな。





2008.5.10

地上を走る理由(わけ)

東京の地下鉄、丸の内線は、数箇所で地上を走る。

茗荷谷・後楽園・御茶ノ水・四ツ谷の各駅付近だ。

私は、以前、四谷に勤めていたことがあるし、

今でも南北線と丸の内線の乗換えで四ツ谷駅を利用する。

考えたこともなかったが、何故、地上に出るのか?

またすぐ、地下にもぐるのに。

今日、たまたまTVで観たのだが、その理由は、GHQ にあるらしい。

戦後アメリカの占領下にあった日本。

GHQ は、敗戦国である日本に地下鉄のようなインフラは不要だと、

日本が地下鉄を作ることを認めなかった。

そこで、日本側は、

「いやいや、そんな大そうなもん違いますねん。

地下鉄言うても 時々、地上 走って、時々 地下を走りますから、

そんな、全部地下走るような ごっついもん、作れますかいな」

と、GHQ を説き伏せたというのだ。

上の文章は、私の創作で、実際に大阪弁でGHQに言ったわけではないが、

内容はそういうことらしい。

元東京都副知事のおじさんが、話していたので、本当だろうけど、

ホンマかいな、という話だった。

ちなみに軽くググッテ(Googleで検索して)みると、四谷に関してだが、

「四谷は、谷だから地上に出ただけ」

「駅が江戸城の外濠の中にあり、乗客の利便性も良く、

地下に駅を作るよりも安く駅が作れた」

というのは見つけたが、GHQがらみの話は、上位には発見できず。

その番組では、東京の「地下」 に関することの特集だったのだが、

「地下にいる時、地震にあったら、地上に出ないほうが安全」 と

言っていた。

地下の建造物の方が、耐震強度が強く作られているそうで、

あの阪神大震災の時も、地上はめちゃくちゃだったが、

地下はほとんど大丈夫で、深い地下ほど被害がなかったそうだ。

でも、地下にいると、なんとなく生き埋めになりそうな気がして

早く地上に出たい、と思うのは、私だけじゃないだろう。

たまに大江戸線のような、深いところに駅がある路線に乗る時、

「地震来たら、終わりやろな」 と思っていたが、

そこにいたおかげで命拾いすることがあるのかも知れない。





2008.5.11

ちゃうやん

今日、目黒駅で電車降りる時、足踏まれたのに

思わず、謝ってしもた。





2008.5.14

早く助けてください

中国では、2万5千人の人が今も生き埋めになっていて

1万4千人が行方不明で、救助が間に合わないようです。

日本政府は、緊急援助隊の派遣の準備を進めていたようですが、

中国政府は、「要員の派遣は当面必要ない」と正式に連絡してきたとのこと。

何を考えているのでしょうか?

一日遅れれば、それだけ死者が増えるのは明白です。

学校が倒壊し、子供たちがたくさん生き埋めになっていると聞きます。

一刻も早く、救助隊を送ってください。





2008.5.15

国際緊急援助隊

中国が救援要員受け入れを表明し、日本の国際緊急援助隊が

今日と明日に分けて、現地に向かったとのこと。

良かった。

次からは、もっと早く動けるといいな。

ミャンマーも早く、外国の人的支援を受け入れてください。




2008.5.15

最高の人生の見つけ方

TVでCMをご覧になった方も多いだろう。

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン、2大名優出演の映画だ。

良い映画だった。

余命 半年か一年と診断された2人が、残りの人生で

やりたいことをリストアップし、それを順にやっていく。

たとえば、「スカイダイビングをやる」 「泣くほど笑う」

「世界一の美女にキスをする」 「絶景を見る」 など。

それらをこなしていくうちに、本当に大切なものを見つけていく、

というストーリー。

残念ながら、「泣くほど笑う」 のネタは、知っていたので

笑えなかったが、「世界一の美女にキスをする」 には、やられた。

「死」 に向かっていく映画なのに 暗くならないのは素晴らしい。

あと、ジャックの秘書が良い。

邦題の「最高の人生の見つけ方」 は、イマイチ。センスなし。

原題は、“The Bucket List”。

「棺おけリスト」 と訳していたが直訳すると、「バケツ・リスト」。

「kick the bucket」 に 「死ぬ」 という意味があるらしく、

(クビをくくる時、最後に自分の足で踏み台のバケツを蹴る・・・

というところから来ているらしい)

バケツには、最期とか、死ぬ直前の・・という意味があるらしい。

だから “The Bucket List” は、「死ぬまでにやることリスト」 だ。

タイトルは、素直に「バケット・リスト」 の方が良かったな。

あんなことしないと最高の人生を見つけられないようじゃ、

ほとんどの人が無理だもの。

邦題は、ダメでも映画は、もう一度観ても良いと思うぐらい良かった。

J.ニコルソンは、前作の 「ディパーテッド」 のような作品よりも

今作や 「アバウト・シュミット」 のようなおっさんの役が良いと思う。





2008.5.16

メンズデー

ほとんどの映画館が 毎週水曜日をレディースデーとして、

女性のみ1,000円で映画が観られるサービスを実施しているが、

昨日、「最高の人生の見つけ方」 をみた渋谷の映画館シネパレスは、

メンズデーと称して、木曜日は男性1,000円のサービスを実施している。

知らなかった私は、チケットショップで1,300円の前売り券を1,270円で購入し、

映画館へ行ったのだが、それより安く観ることができたわけだ。

メンズデーを設けている映画館は まだ少ないようだが、

こういうサービスは 是非 定着して欲しいな。

デートでは、男性が費用を持つことが多いわけだから、

メンズデーだろうと、レディーズデーだろうと、

男性にとっては、安くなってありがたいわけだ。

しかし、マーケティング的には、一般的にレディースデーは売上が上がるが、

メンズデーはあまり効果がない、というデータがあるらしい。

色んな要素が、からんでいるのだろうが、

せっかく始まったメンズデーが、なくならないことを祈る。

男女2人で映画を一番安く観る方法は、レディーズデーかメンズデーに

前売り券1枚を買って行くことだな。

そうすれば、当日券1,800×2=3,600円のところ、

1,000+1,300(前売り券)=2,300円と、1,300円も安く観られることになる。





2008.5.16

告白! 初めて女性に・・・

あれは、小学校2年生の時だ。

O君とM君と3人で、山で遊んでいた。

そこは土砂を運び出しすために山を切り開いていた工事現場の

ようなところで、いつも作業がなされているわけではなく、

作業のない日には、子供の格好の遊び場だった。

水溜りというには大きすぎる、小さな池のそばで遊んでいた時、

私は、過ってその池に落ちてしまった。

池の直径はたぶん、3メートルぐらいだったと思う。

今から考えると、立てば足が着いたのかも知れないが、

当時まだ泳げなかった私は、あわてて必死で犬掻きのようにして淵に

たどり着いた。

全身びしょ濡れの私は、そのまま帰るつもりでいた。

が、帰り道にあるM君の家に寄った時、

M君のお母さんが、私を見るなり、服を脱がし、素っ裸にして

タオルで身体(からだ)を拭いてくれたのである。

(ちなみにそのM君は、私のアサガオに水をあげてくれた人だ。

何のことか分からない人は、こちらを読むように。)

母親以外の女の人に裸の身体を拭かれたことのなかった私は、

その時、恥ずかしさと同時に味わったことのない感覚を味わった。

だから、今でもあの時のことははっきりと覚えているのだ。

恥ずかしさと、

こんなこと (裸なのでちんちんも拭かれる) していいの? という戸惑い、

それに対する何故か分からない ちょっとドキドキ、

心の中で 抵抗しながらも、もう身を任せてしまいたいという欲求、

それらが混ざった感じ・・・

まだ7歳か8歳で「性」に目覚めてはいなかったものの、

本能的に何かを感じたのだろうな。

いや、もしかしたら、あれが「性」の目覚めだったのかも知れない。

もちろん、そのM君のお母さんに特別な感情などあったわけではない。

その当時にしてみれば、ただの友達のおかん、おばちゃんだ。

そして身体をきれいに拭いてもらった私は、M君の下着と服を

借りて着て帰った。

そういえば、他人のパンツをはいたのもその時が初めてだ。

(といっても、その後、人のパンツをはいた覚えはないが。)

今思うと、M君には色々お世話になったのだな。





2008.5.18

スリ

「神様がくれた指」 (佐藤多佳子著)を読んだ。

読みたかったというわけではなく、妻の物で たまたま家にあったので

半身浴しながら、数日かけて読んだのだが、これが面白かった。

タイトルの神様がくれた指とは、スリの指のこと。

主人公は2人いて、そのスリと占い師。

占い師が、ひょんなことからスリと知り合いになり、

ある事件に巻きこまていく。

面白いもので主人公のスリが仕事(スリ)をするシーンでは、

見つからないように、つかまらないように、と思いながら、読み進めた。

犯罪の成功を祈るなんて、とんでもない話だ。

でも、そんな気持ちになるぐらい、文章がうまい。

まあ、スリの被害にあったことがあれば、

そんなこと言ってられないのだろうけど。

スリルがあって、映画にしても、面白そうなストーリーだ。

そして、エンディングがすがすがしくて、良かった。

あと、電車に乗っている時、かばんの持ち方に気をつけるようになった。





2008.5.19

意味不明

この「ひとりごと」 に 「最近、妻のネタが少ない」 という声をたまに聞く。

別に彼女が、不思議な言動を しなくなったわけではない。

私には、当たり前になってきて、彼女が何か面白いことを

言っても 忘れてしまうのだ。

数日前も何か変なことを言って 笑わせてくれたのだが、

内容が思い出せない。

あ、当たり前になってきたのではなく、私の物忘れが、

ひどくなってきたということか。

そういえば、少し前、家にいる時、「チャレンジ 取って」 と言われた。

「チャレンジ」 って何だと思う?

正解は、TVのリモコン。

何で「リモコン」 が、「チャレンジ」 になるか聞いてみた。

彼女は、「チャンネル取って」 と言おうとしたらしい。

それも変だが、 「チャ」 しか、合ってない。

もちろん、彼女はふざけていない。

そんなわけで、時々、通訳が欲しいことがあるのだ。





2008.5.20

何かが折れた夜

母親に言わせると、私は小さい頃から

かなりの神経質だったようだ。

例えば、ふとんが畳の線にまっすぐ平行に沿っていないと

寝るのを嫌がったらしい。

イヤな子供だ。

その神経質さは、中学生の頃、やや病的になる。

明日の時間割に合わせて、ノートと教科書をかばんに入れる。

ふとんに入った後、どうしても確かめないと気が済まなくなり、

ふとんから起き上がり、電気をつけ、かばんの中を確かめる。

つい、数分前、しっかりと確かめながら、かばんにつめたので

忘れ物などない。

忘れ物がないことは、重々承知だが、もう一度チェックしなければ

安心して眠ることが出来なかった。

こうなると、軽い強迫性障害のようなものだろう。

もう一つ、私を苦しめたものがある。

窓の鍵だ。

私の部屋には窓があって、寝る前にその窓の鍵をかける。

5cmほどの金属の棒状の物をねじ回しのように締め付ける、

昔、どこの家でも使われていたタイプだ。

当然、見れば、鍵がかかっているのが分かる。

めったに窓を開けることがなかったにもかかわらず、

私は、毎晩毎晩、寝る前にその鍵を

「締まっている、締まっている、締まっている・・・・」

と10回唱えながら締め付けた。

そうしないと、ふとんに入れないのだ。

ある夜は、ふとんに入った後、我慢できずに起き出して、

また、「締まっている、締まっている、・・・」 とやっていた。

かばんの中身を確かめるのと同じだ。

そんなことを続けていたのだから、鍵は、ある日、

ポキッと折れてしまった。

毎晩毎晩、締め付けていたのだから、鍵はどんどん

きつく締まっていってただろう。

折れて、当然だ。

その時、私の心の中でも何かが折れた。

次の日から、私は鍵を締める儀式をしなくなった。

何しろ、締めたくても、締める部分がないので締められない。

不思議なことにそれから、鍵のことを気にすることも、

時間割のことを気にすることもなくなったのだ。

その後、高校生になった私は、どんどんゆるい性格になって行き、

停学にはなるわ、補導はされるわ、うんこはちびるわ、

時間割の話で言えば、授業に教科書を持参せず、

先生に注意されるぐらい自由(?)になった。

振り子が反対側に振れたのだろうか。

いや、これは神経質とは関係ない話かもしれないが、

小中学校とマジメに過ごしていた反動があったことは否めない。

それにしても、あの、鍵が折れた夜、何が起こったんだろう。

「鍵が折れる」 というのは、心理学的に何かの象徴なのかも知れない。

ちなみに今も人と比べると神経質な部分はあるだろうが、

何かが気になって夜眠れないほどではない。

あの時、鍵が折れてくれて良かった。

もし、折れなかったら、永遠にあの儀式が続いたかもしれないのだから。





2008.5.21

私は男より預金通帳が好き

韓国では、ちょっとした貯蓄ブームを巻き起こしたという本。

妻に勧められたので読んでみた。

原作は、韓国のカン ソジェ。

1973年生まれの放送作家。

彼女が27歳の時、自分が5年間 働いて貯金がろくにないことに

気づき、それから2年と10ヶ月間で1000万円貯める、壮絶(?)な話。

お金を増やす方法は投資などではなく、ひたすら節約。ひたすら貯金。

健康を害してまでやる価値があるかどうかはともかく、

彼女が変化していく様は、興味深い。

最後には、達成したものだけが知りえる世界が広がっている。

私が一番印象に残ったのは、お金持ちを軽蔑していた彼女が、

自分がお金を持つことで、お金持ちに対する考え方が変わっていくくだり。

特に、お金持ちはケチだと思っていたのに、お金を持つと

使わなくても幸せなんだ、という発見は、なるほどと思った。

そして、彼女はステキなお金の使い方にも目覚める。

誰もができる貯蓄方法ではないが、

自分の無駄遣いを省みさせられる内容だった。

ハウツー物ではなく、エッセイという感じなので、

それを読めば1000万円貯める秘訣が分かるわけではない。

いや、秘訣といえば秘訣かな。

原文もそうなのだろうが、訳が素晴らしい。

親しみやすく、サクサク読み進められる。

ちなみに妻も私も貯金は、苦手だ。


私は男より預金通帳が好き





2008.5.22

JAZZ

浅見和寿、太田雄二、共に宮之上貴昭の弟子で

私の通う JAZZギター道場 の師範代。

昨日は、その二人のギターデュオを観てきた。

会場は、高円寺にあるアフターアワーズ。

20人も入れば満員の小さなお店だ。

観客は、彼らの生徒達が多く、ステージ前の棚には

ポータブル録音機が並ぶ。

デュオならではの、自由なスタイルで演奏が進む。

互いに、相手の音に反応し、音楽を創り上げていく。

あれぐらい弾ければ、楽しいだろうな。

1部と2部の間の休憩時間に、

「何かリクエストがありますか?」 と聞かれたので

「In Your Own Sweet Way」 と言ったら、2部で演奏してくれた。

ちゃんと、メモリーして(覚えて)いるんだな。流石。


最近、久しぶりに読書欲が出てきたので、

昨日は高円寺に行くまで電車の中で読もうと五反田の本屋で

「マイルスに訊け!」(中山康樹 著)を買った。

マイルス・デイヴィスの語録集で、文字数は少なかったので

往復の電車の中で読み終えてしまった。

印象に残ったのは、

・ふり返るな。謝るな。説明するな。同じことをくり返すな。

・そこにあるものは演奏するな。そこにないものをやれ。
 誰もが知っているものは演奏するな。誰も知らないものをやれ。

・オレがやったことは、他の連中がコピーしたとき、はじめて理解される。

JAZZを本格的に聞き出したのは、この数年のことなので

知らなかったのだが、マイルスは、自分をジャズミュージシャンと

呼ばれることを 嫌ったらしい。

彼は、ジャズをやっているとは思っていなかったようだ。

ジャズという言葉は、白人が勝手につけた差別用語だと思っていたようで

自分の音楽は、「ブラックミュージック」 だと言っていたらしい。





2008.5.22

コメディ

面白そうなので映画 「俺たちフィギュアスケーター」 を観てきた。

ちょっと期待はずれ。

爆笑と書いてあったので、笑いに行ったのに、

残念ながら、爆笑というほどではない。

まあ面白かったけど、ネタが、やや下品。

でもバカバカしい映画もたまには、いい。

今まで観た、バカバカしいコメディ映画で けっこう笑えたのは、

「ジム・キャリーはMr.ダマー 」

「奇人たちの晩餐会」

フランスの喜劇って、他には知らないけど、

「奇人たちの晩餐会」 は、アメリカのコメディより笑えた。

傑作。

でも、妻はイライラするって言ってたので 笑えない人もいるかも。





2008.5.24

チョコレートケーキ

19歳の頃。

大阪ミナミの地下街にある喫茶レストランでアルバイトをしていた。

私は、ウェイターだけでなく厨房にも入っていた。

朝一番に出勤した日は、チーフが来る前に

オーブンに火をつけ、お米をといで炊飯器に火を点けるのだ。

そのお店では、ケーキも出していたのだが、そのチョコレートケーキが

おいしくて、私は大好きだった。

ある朝、一番に出勤した私は、そのチョコレートケーキを一つ、

我慢できずにつまみ食いした。

チーフに見つかったら、叱られると思い慌ててほおばった。

やがて、チーフが出勤してきて、私の顔を見て心配そうに こう言った。

「おまえ、くちびるから血ぃ出てるぞ。」

思わずくちびるに手を当てた。

私の指先には、チョコレートケーキの欠片が・・・。





2008.5.26

マンデラの名もなき看守

いい映画だった。

お客さん少なかったのが、非常に残念。(いつもすいている様子。)

前に座っていた若いカップルが、途中で席を立って出て行った。

何の映画か知らずに来たんだろうか?

最近、若者が、スパイ映画を観た後、

「ソ連って何?」 「ナチスって何?」 と質問すると、あるサイトで読んだ。

出て行った彼らも 「アパルトヘイトって何?」 って感じだったのかな。

人間の強さと弱さと素晴らしさと愚かさを描いた良い作品だったのに

もったいないな。

ま、感じ方は人それぞれだけど。


これ、ネルソン・マンデラ本人が初めて公認した映画らしい。

彼の業績を称えた内容ではないが、十分に重みがあった。

主人公は、マンデラではなく、邦題通り、名もない看守だ。

アパルトヘイト政策の下、反政府運動の指導者として投獄されていた

マンデラの担当になった看守グレゴリーが、

マンデラの人柄と考えに触れ、変わっていく。

1964年からマンデラが釈放される1990年までを描いた映画。

原題は、「GOODBYE BAFANA」。

意味は、映画を観れば分かる。

実話に基づいていて、看守グレゴリーも実在の人物。

役者陣もグッド。

いい映画なので観てください。


マンデラの名もなき看守 オフィシャルサイト





2008.5.27

祝!

今日は、何の日か知ってるかい?

なんと、このサイトを立ち上げて ちょうど1年目なのだ。

TOPページを見て頂くと、1番下に、

「since 2007.5.27」 と記してあるだろ?

実は、「今日は、何を書こうかな」 と、

何気なくTOPページを開けて、さっき気がついた。

「あ、今日 5月27日やん!」 って。

早いなあ、1年。

一体、何人の人が見てくれたのかなぁ、と思うが、

アクセスカウンターは、やり方が分からず、いまだにほったらかし。

「ひとりごと」 を読んでいただいた、感想や意見のメールは、

フォルダーを作って分けてあるのだが、今 確認したら、

約100通あった。

結構来てるんやな〜。

みんな、もっと送ってね!

まだ、知らない人からは1通も来ていないけど、

いつか来るのかな。

ちなみに 「ひとりごと」 は6月1日スタートなので、

もうすぐ1年。

1周年記念プレゼント企画とか、やった方がいいのだろうか?

いや、やっぱり、お祝い もらう方が いいな。





2008.5.28

祝! その2

先週末、妻の実家が ある山形へ行って来た。

目的は、妻の両親の “金婚式” だった。

金婚式・・・・・結婚50年のお祝いだ。

昨日は、「ウェブサイトを立ち上げて1年」 と書いたけど、

50年だぜ! (なんでそんな口調になるねん)

分かるか?50年! (誰に言うてんねん)

私の両親も、来年で結婚50年だ。

スゴイなぁ〜。

私たちは、来年でやっと結婚10年。

10年の記念日にも名前あったよな、と調べてみたら、ありました。

「錫(すず)婚式」 または、聞いたことなかったけど 「アルミ婚式」。

ウィキペディアに、イギリス式による結婚記念日呼称の一例

(色々バリエーションがあるらしい)が、載っていた。

「皮婚式」 とか 「ゴム婚式」 とか 「電気器具婚式」 とか、

スゴイのあるで。

「皮」 「ゴム」 「電気器具」 って・・・

何、考えてんねん!

1周年:紙婚式
2周年:藁(わら)婚式、綿婚式
3周年:革婚式
4周年:花婚式、絹婚式、皮婚式(皮革婚式)、書籍婚式
5周年:木婚式
6周年:鉄婚式
7周年:銅婚式
8周年:青銅婚式、ゴム婚式、電気器具婚式
9周年:陶器婚式
10周年:アルミ婚式、錫婚式
11周年:鋼鉄婚式
12周年:亜麻婚式
13周年:レース婚式
14周年:象牙婚式
15周年:水晶婚式
20周年:磁器婚式、陶器婚式
25周年:銀婚式
30周年:真珠婚式
35周年:珊瑚婚式
40周年:ルビー婚式
45周年:サファイア婚式
50周年:金婚式
55周年:エメラルド婚式
60周年:ダイヤモンド婚式
75周年:プラチナ婚式



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