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Photo Report 2024年
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2024.3.26

卓 球 ?

先日、ジロキチに行った際、
JR高円寺駅のトイレに入った。
トイレの入り口を入ると左が男子トイレ、
右が女子トイレとなっており、
それぞれの突き当りの壁に絵があった。
男子トイレへ続く通路の壁にあった絵がこれ。



「へぇー高円寺って、卓球と何か関係あるのか」
と思って用を足し、トイレから出て来ると
今度は女子トイレへ続く壁の絵が目に入った。



あれ?
こっちは、卓球じゃない・・・。

そこでようやく気が付いた。
男子トイレの絵のシルエットが持つのは、
卓球のラケットではなく、うちわなんだ。

おわかりの通り、シルエットは阿波踊り。
知らなかったけど、高円寺では8月下旬に
「東京高円寺阿波おどり」という
阿波踊りが行われているんだ。
東京周辺では、最大の阿波踊りらしい。
(昨年、4年ぶりに街路での演舞が再開された。)





2024.4.3

「づつ」ではなく「ずつ」

先日、とある公共機関の建物で
トイレの個室に入ったら、壁に貼り紙があった。



トイレットペーパーを一度にたくさん流すと、
トイレが詰まるので「少量づつ」流してください、
という注意書きだ。

良く見ると「少量づつ」の「づ」を二重線で消し
その上に「ず」と書いてある。



誰が書いたか分からないけど、間違いを
見過ごすことができない人だったのか、あるいは、
それを読んで違和感を感じ、その場でスマホで
検索して、思わず訂正したのか。
いずれにしろ、書かずにはいられなかったんだろう。

私も以前、どちらが正しいのか迷って
調べたことがあり、それ以来「ずつ」を使っている。

「少量ずつ」と書く場合、「づつ」も間違いではないが、
文化庁の内閣告示や NHK では、「ずつ」が
原則として正しい、となっているらしい。

「づつ」は歴史的仮名遣いという記述も見た。
歴史的仮名遣いというのは、
例えば、ヱビスビールの「ヱ」だったり、
蝶々を「てふてふ」と書いたりする、あれだ。

「ずつ・づつ」で検索すると何件も似たような
解説のサイトがヒットする。
多くの人が私同様、どちらが正しい書き方なのかと
疑問を持ったようだ。

どっちでもええやないか、という声も聞こえてきそうだ。
確かに言葉は生き物で、時代と共に変化する。
「ずつ」か「づつ」は、どっちでも良いような気もする。
今、正しいと言われている仮名遣いが、
数十年後には、使われていなかったり、
間違いとされている可能性だって十分にある。
それでも、書き言葉であれ、話し言葉であれ、
美しいものを使いたいと思う。

この10年ぐらいで観れば、「大丈夫」という言葉は
大分意味合いが変わってきたのではないか。
いや、基本は変わっていないのだろうけど、
新しい使い方が加わったように思う。

何かを勧められた場合、
最近は断り文句として「大丈夫」を使う。
特に若い人に多いと思う。

例えば ショップで、
「ポイントカードをお作りしますか?」と尋ねられ、
「大丈夫です」と言うのだ。

「作らなくて大丈夫」、つまり、
「ノー」という意味だとは、分かるけれど
私は気持ち悪くてしょうがない。
若者に向かって、「正しい日本語を使え」
などと言うジジイにはなりたくないと思っていたが、
言いたくなることもある。
言わないけどね。





2024.4.9

今年の桜

今年の桜の開花は3月29日で、例年より遅かった。
昨年は、3月14日だったので、2週間以上
遅かったことになる。
3月の気温の上がり方が鈍かったためらしい。
おまけに寒くなったり、暖かくなったり、
寒暖の差が激しい。

先日(4月5日)、洗足池の桜を観に行った。



翌日には、目黒川の桜や明治通りの桜を楽しんだ。



今年は、気候が不安定なせいか、
桜の咲き方が、例年よりバラバラのような気がする。
目黒通りの桜を見ていると、木によって
結構満開に近いものから、
ほとんどつぼみというものまで様々だった。
中には、つぼみだけで全く咲いていない木もあった。
あれは、種類が違うのだろうか。
また、通常は花が散った後に、
葉が出て来るような印象があるが、
すでに葉っぱを付けている木も見受けられた。

東京の今日と明日の最低気温は、
10℃違うという。
桜もどうしてよいか分からないのかも知れない。

明治通りの桜(4月6日)


葉の出てきた桜(4月6日)






2024.5.17

鉄道今昔物語

私は、4歳から23歳までを大阪府柏原市で過ごした。
実家は今も柏原にある。



写真は、JR関西本線の柏原駅付近。
私が小学生だった昭和40年代、
JRがまだ国鉄だった時代には、時々、
ここで蒸気機関車を見た覚えがある。
蒸気機関車には乗った覚えががないので、
おそらく貨物列車だったんだろう。
客車はディーゼルだった。

中学生のころ、電化が進み、
ディーゼルから電車に変わった。
私の記憶が間違っていなければ、
柏原駅から天王寺駅まで、ディーゼルだと
30分かかっていたのが、電車になって、
15分程度に縮まった。
今では当たり前のことも、そんな風に
年月をかけて発展してきたんだ。

柏原駅は、自宅から歩くと15分ほどかかるので、
普段使うのは、歩いて5分ほどの所にある、
近鉄大阪線の「法善寺」という駅だった。
柏原市には、法善寺というお寺はないが、
町名には法善寺がある。
法善寺というと、大阪ミナミにある法善寺が
有名だが、そことは関係ない。

調べてみると、平安時代に「法禅寺」と呼ばれた
寺院があったようで、どうやらそれが町名の由来のようだ。
「法禅寺」は14世紀に焼失し、その後現在も
存在している「壷井寺」が再建されたとなっている。
小学生の頃、子供会のイベントがその「壷井寺」で
行われ、何度も参加した覚えがある。
お寺でクリスマス会なんてやっていたんだ。

話を法善寺駅に戻そう。
法善寺駅は小さな駅で、上りと下りは別のホーム。
私が子供の頃は、改札口は上り側のひとつで、
下りのホームに行くには、改札口を入ってから
踏切を渡らなければならなかった。
下り電車に乗ってきて降車した場合、
降りた電車が通り過ぎてから、踏切を渡ることに
なるので、待たなければならなかった。
その踏切が危険でもあり、場合によっては、
改札口の前後で2回踏切を渡らなければならなかった。

30年ぐらい前だっただろうか、地下道が作られ、
駅構内の踏切が廃止され、改札口も地下に移動した。
その結果、駅に入るにも 駅から出るにも
階段で地下に下りなければらなくなった。
小さな駅なので、エスカレーターやエレベーターなんてないが、
地下道と地下の改札口、駅員室を作るのは
結構な工事だし、一見するとそれは、
進化・進歩のようにも思えた。

だが、数年前、地下の改札口が廃止された。
おそらく高齢者の増加で階段の昇り降りが
しんどいという利用客の声が反映された結果では
ないかと推測する。
数十年ぶりに地上の改札口が復活した。
道路から改札口まではやや長めのスロープが
あることからもバリアフリーを目指しての移転だったんだと思う。
構内の踏切まで復活させる訳にはいかないだろう。
結局、上り下り両方のホームに改札口が設置された。
現在は上り下りともに、自動改札のみで駅員はいない。

数十年の間に改札口は、地下に潜り、地上に戻ったわけだ。
地下の改札口は、廃止されたけど、地下道は残ったままだ。
今では、わざわざ地下道を使う人はいない。
(使うとしたら、構内での上りと下りのホームの行き来のみだろう。)

嗚呼、諸行無常。


現在の法善寺駅 上りホーム改札口




下りホーム改札口




駅員は常駐しておらずインターホンが設置されている




地下改札口があった場所




地下改札口があった場所(駅の外、地上から見た)




上りホーム下りホームを結ぶ地下道。柵の向こうは駅構外。







2024.11.18

宮古島と石垣島 その1
― 宮古島編


10月8日から14日まで6泊7日で
沖縄県の宮古島と石垣島に行ってきた。
そのことについて書こう書こうと思いながら、
どんどん日が過ぎてしまい、もうひと月以上も
経ってしまった。
今さらだけど、少しは書いておきたい。

この旅行は、妻の還暦祝いと私たちの結婚
25年の記念にということで、企画した。
海外旅行も考えたけど、円安だし、
国内でも行っていないところはたくさんある。
外国に行ったつもりで少し贅沢な旅行をと思い、
一度も行ったことのなかった、沖縄の離島から
宮古島と石垣島を選んだ。
それぞれ3泊ずつね。

宮古島にも石垣島にも、羽田から直行便が
あるので便利だ。
どちらの島も沖縄らしく、
海がエメラルドグリーンで美しい。
マリンスポーツを楽しむなら最高なんだろうが、
私たち夫婦にはその趣味はない。
海は、眺めるだけで良い。

宮古島より石垣島の方が大きな島で、
石垣島の繁華街は、東京に住む私から見れば
「リトル那覇」といった印象だった。
宮古島の方が「離島に来た」という感じは強い。

景色や雰囲気はもちろん楽しめたけど、
宮古島で良かったのは、ランチを食べた
「Grand Bleu Gamin」。



コースだったのだけど、これが大満足に美味かった。
「Grand Bleu Gamin」は、5部屋だけの
オールスイート、プライベートプール付の
ヴィラとレストランなのだが、
今回はお泊りはなしで ランチだけに訪れてみた。
スタッフも感じよく、次回はディナーも食べたいし
泊まってみたい。
(東京・恵比寿にもレストランがあるのだが、
そこにはまだ行ったことがない。)

宿泊すればレンタカーも借りられる



といっても、車がなければ
ここにたどり着けないのだけど。

それから、夜、ステーキを食べに行った
「多良間牛 DOUG'S GRILL」。
入店後、メニューを見たら思っていたより
高かったのだけど、せっかくなので、
「シャトーブリアン」と「カメノコ」を200グラムずつ。
(オーダーは200グラムからなのね)
「シャトーブリアン」は「カメノコ」の2倍以上のお値段。
この「シャトーブリアン」、お高いだけあって
今まで食べた肉の中で一番美味かったと思う。



「シャトーブリアン」と言っても、大したことのない
ステーキもあるけれど、これは感動的に美味かった。
「カメノコ」というのは、牛の後ろ脚の付け根付近の
お肉で、脂身がない赤身。
シャトーブリアンが美味すぎて、普通でした。

宮古島の一泊目は、普通のホテルに
泊まったのだけど、2泊目3泊目は、
「K's Villa」という庭付き1LDKタイプのコテージ。
キッチンもついているので、料理も出来る。
広々としたリビングにベッドルーム、
専用の芝生の庭という贅沢。



オーナーが親切な人で、頼めば食事も
作ってくれるという。
帰りにまだ青い島バナナをもらったよ。
黄色くなるまで2週間ぐらいかかったけど、
こんなのです。

10cmぐらい


もっと小さいものも


普通のバナナより、ちょっと酸味がある感じが
したけど、思ったより美味しかった。


つづく





2024.11.21

宮古島と石垣島 その2
― 続・宮古島編


前回(その1)のエントリーを読まれた方は、
食べ物の話ばかりじゃないかと
思われたかも知れない。
マリンスポーツや釣りでもやれば、
それらについて書くことがあるのかも知れないけど、
私の旅は基本的に気ままにドライブをして、
気にいった所で写真を撮って、
あとは美味しいものを食べるという具合なんだ。
島ならば、車で一周するのは必須だな。

ところで、調べてみると沖縄県には、
大小合わせて 691 もの島がある。
これは「周囲長0.1km以上の海岸線で
囲われた自然形成の陸地」ということなので、
島とは呼ぶほどでもないものも含まれるかもしれない。
そのうち有人島は、38。
宮古島の面積は、沖縄島、西表島(いりおもてじま)、
石垣島に次いで4位。
宮古島のすぐ近くにも島が点在しており、
現在の宮古島は、池間島(いけまじま)、
来間島(くりまじま)、伊良部島(いらぶじま)の
3つの島と橋で繋がっており、行き来できる。
また、伊良部島を介して下地島(しもじしま)とも
繋がっている。

池間大橋を宮古島から撮影


池間大橋を池間島から撮影



旅行中(データはないけどたぶん)80%以上の
確率で雨の日があるほど、妻には「雨男」と
言われるのだけど、今回も宮古島の3日目の
午前中にしっかり降りました。

雨上がりのせいか、水が濁っている島尻のマングローブ林




4日目は、石垣島へ移動。
宮古島から石垣島へは、飛行機(プロペラ機)で30分ほど。




つづく





2024.11.22

宮古島と石垣島 その3
― 石垣島編


石垣島。
地図上で見ると、ほとんど台湾だ。
沖縄本島より台湾の方が近い。
そして、九州よりフィリピンのルソン島の方が近い。
それは、宮古島も同じだけどね。
日本って広いんやなぁ。

石垣島の方が宮古島より面積は広いが、
人口はというと宮古島の方が多い。

宮古島 55,645人(2023年9月)
石垣島 50,048人(  〃  )

なんだか石垣島の方が、人が多いような
気がしたんだけど、当てにならないもんだな。
こういうのバイアスっていうんやろな。

石垣島では「VIVOVIVA 石垣島」という
コンドミニアム・リゾートに宿泊(2泊)。
今年3月にオープンしたばかりの新しいホテル。
ほとんどの部屋がオーシャンビューで、
私たちが泊まった部屋からは竹富島が見える。

外観(昼)


外観(夜)


部屋(オーシャンビュー)


ベッド(広い!)



夜200メートルほど離れたホテルにある
レストランに行こうとしたら、道に街灯がなく
真っ暗でスマホの懐中電灯機能を使わないと
歩けないほどだった。
東京は明るすぎだな。

そのレストランで飲んだ石垣島地ビール マリンビール



石垣島鍾乳洞というのに行ってみた。
鍾乳洞の中は、涼しいだろうと思っていたら、
暑かったわ。
さすがは、南国。



旅行6日目、ドライブしてて見つけた小さな港に
あった食堂 舟越屋(ふなくや)で昼食をとった。

牛すじ丼ミニそばセット


フナクヤ定食


老夫婦(たぶん)ふたりがやっている食堂で
とってもオキナワンな時間の流れるひと時でした。

旅行中、沖縄そば何度も食べた。
人気店は、何十人も並んでいたので諦めたけど、
どこで食べてもそれなりに美味しい。





2024.11.23

宮古島と石垣島 その4
― 写真編


宮古島と石垣島で撮影した写真を何枚か
ご覧いただきたい。

海(宮古島)






夕陽(宮古島)




海(石垣島)



これは、泊まっていたホテルのすぐ裏で、
魚が泳いでいるのが見えた。


ここだけ時間が停まっているかのような
錯覚を覚えた団地(石垣島)







ちょっと日本じゃないような雰囲気。
建物にカメラを向けていると、住民だと思われる
小学生ぐらいの女の子に怪しい人物を
見るかのような目で見られたよ。
怪しいか。
本当は、その女の子も撮りたかったけど、
このご時世、女児にカメラを向けるなんて
どんな誤解を招くか分からない。
イヤな時代になったもんだ。


さとうきび畑(石垣島)




道路(石垣島)




家族(石垣島)




恋人たち(石垣島)




海(石垣島)




夕陽(石垣島)






東京に憧れがあるのでしょうか
「スナック ニュー東京」(石垣島)









 ひとりごと