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つつみしんやのひとりごと 2013年 5月
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2013.5.1

舟を編む

松田龍平&宮崎あおい主演の映画、

『舟を編む』 を観てきた。

知らんかったけど、原作は2012年の本屋大賞

第1位に輝いたベストセラーらしい。(三浦しをん 著)

出版社の辞書編集部が舞台。

辞書作りというと地味なことで、こんなに感動するとは

思わなかった。

実際、辞書作りの作業は、気が遠くなるような

地味な作業の連続。

映画の中では、辞書の完成に15年を費やす。

これは、好きでないと絶対勤まらない職業のひとつやろな。


松田龍平が良い。

『誰も守ってくれない』 と 『探偵はBARにいる』 の

龍平も良かったが、本作は、これまた地味なキャラを

見事に演じている。

最初は、頼りない感じなのだが、13年後に飛ぶと、

主任になっていて、ちょっと頼りがいが出て来るあたりは

見事だ。

宮崎あおい、オダギリジョー、小林薫、加藤剛、

八千草薫ら、他の出演者も全員良かった。

作品全体は素晴らしかったが、強いて苦言を呈するなら、

27歳から40〜42歳になった、宮崎あおいが

全然年を取っていない。

男優たちは、それなりに年取った感があるのだが、

宮崎は、どうみても40歳には、見えなかったな。

それと、葬式から帰ってきて喪服のまま、

そばを食うシーンがあるのだが、

(普通、帰ったらすぐ喪服脱ぐやろ) と

思ってしまった。

しかも、嫁はんがそば出して 「待たせたね」

言みたいなことをうということは、着替えるぐらいの時間は、

あったっちゅうことやからな。

それとも、着替える気にもならない、という演出かな?

それやったら、そばも食えへんやろ。

まあ、そういう細かい突っ込み所をふまえても、

それに勝るええ映画でした。

結構、泣いて、笑いました。

音楽も良かった。

ほんで、なんやよう分からんけど、

「辞書」 好きになるで。


★★★★★





2013.5.2

名作劇場−1 『道』

先日、イタリア映画祭に行って、

急にイタリア映画に興味が出てきた。

それで、古い名作と呼ばれるイタリア映画の

DVD を数本レンタルした。

今時は、レンタルもずい分安くなったのもだ。

ツタヤ・ディスカスでは、(作品によるのだろうが)

1本100円だった。

4本借りて、往復の送料合わせて、689円!

やすぅ〜!

しかも、1ヶ月レンタルやで!


まず、1本目に観たのは、1954年の 『道』。

1956年のアカデミー外国語映画賞を

受賞したフェデリコ・フェリーニ監督作品。

身勝手な男の悲しい物語。

ニーノ・ロータ作曲の主題歌が、美しい。

ジュゼッペ・トルナトーレ監督の 『明日を夢見て』 を

思い出した。

ちなみに 私は、トルナトーレは代表作と言われる

『ニュー・シネマ・パラダイス』 より、

『明日を夢見て』 の方が好きだ。





5013.5.5

宮城旅行 その1

3日から5日まで、2泊3日で、

東北 宮城県へ行って来た。

今回の目的は、震災から2年経った、

三陸を観て、現地でお金を使うこと。

そして、慈眼寺に行って、「大峯千日回峰行」 と

「四無行」 を満行された、塩沼亮潤大阿闍梨様の

法話を聴くことだ。

1日目。

お昼前に仙台に着き、まず昼食。

「鮨仙一」 というお寿司屋さんで、

ちょっと贅沢なお寿司のセット。

ほとんどが三陸で獲れた魚で

これが、旨かった!

安くはないけど、近所にあったら、

行くのになぁ、というお店。

それから、レンタカーに乗って、日本三景のひとつ、

松島へ。

松島は、初めて。

というか、仙台は、一度通過したことが

あるけど、降りたのは初めてだ。

さすがは、ゴールデンウィーク。

道が混んどる。

途中で、便意 (大きい方) を催し、

道沿いにあったホテルに飛び込み、セーフ。

かなり、危ないところやった。

そんなん書かんで ええか。


松島は、たくさんの島々のおかげで、

津波の被害がそんなに大きくなかったらしく、

完全に復活しているように見えた。

遊覧船に乗ったけど、

そのアナウンスを聴いていると、地震と津波で

島の形が変わってしまったりしているようだった。

その遊覧船の後部甲板では、

カモメに餌 (かっぱえびせん) をあげることが出来る。

私は、やらなかったが、カモメの写真を500枚ぐらい撮った。

こんな風にえびせんを差し出すと、カモメが食いつくのだ。
   ↓


えびせんを差し出しているのは、知らない人だが、

指を噛まれそうで、ちょっと怖いよな。


そして、決定的瞬間を激写!



これも、知らん人の手です。





2013.5.6

藁の楯 わらのたて

ゴールデンウィーク最終日は、邦画の2本立て。

1本目は、大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也、

岸谷五朗らの出演する映画 『藁の楯』。

7歳の孫娘を殺された、資産家の大物、

蜷川 (山崎努) は、犯人、清丸国秀 (藤原竜也)

を殺した者に10億円支払うと、

新聞に全面広告を出す。

身の危険を感じた清丸は、福岡で自首する。

その清丸を東京まで護送することになった SP を

大沢たかおと松嶋菜々子が演じる。


いやぁ〜、中々緊張感のある映画だった。

大沢たかおも良かったし、女を感じさせない、

松嶋菜々子も 良かった。

犯人役の藤原竜也のキレっぷりも中々。

実際に10億円のためにあんなに犯人を

殺そうとする者が現れるかどうかは疑問だが、

大沢たかおの演じる SP 銘苅 (めかり) の立場は、

考えさせられる。

生かして、東京まで連れて行っても

死刑になるだろう犯人を護るために、

警官が殺され、関係のない人までもを

巻き込むのだ。

さて、凶悪な少女殺人犯 (被害者2人) を

護ることに命をかける必要があるのか?

それとも、殺して (殺させて) しまってもいいのか?

さあ、あなたはどう考える?

と問いかけられる作品だ。


少々、現実離れしているが、

エンタテイメントとしては、面白く、

また考えさせられる面もある、

観応えのある作品だった。

ただ、エンディングソング (氷室京介) は、

映画に合っていない。

楽曲が悪いわけではないが、

もっと、映画の余韻にひたれるような、

音楽の方が、作品の印象が良くなるのに、

と思った。

そこは、残念。


★★★★▲




図書館戦争

2本目は、岡田准一&榮倉奈々 主演の

『図書館戦争』。

こういうのも SF というのだろうか。

昭和の後、「平成」 ではなく、「正化」 という

元号になった、別の日本の近未来が舞台。

『メディア良化法』 という法律の図書検閲に

対抗する図書館の自衛組織・図書隊の物語。

その図書隊が軍隊のような装備を持っているという

荒唐無稽なお話だ。

戦闘シーンなど (なんでそんなことする必要が

あるのかな?) という疑問も頭をよぎるが、

よくよく考えてみれば、日本が現代の言論・表現の

自由を獲得するまでには、たくさんの犠牲が

あったわけだ。

今日に至っても、自由に表現できない国は、

すぐ近くにもある。

そう考えると、あの戦闘シーンは、

あながちナンセンスではないようにも思える。

でも、本作の見所は、岡田准一だろう。

カッコよい。

劇中も 「チビ」 と言われるが、

あれでもうちょっと背が高ければ、

言うことないのにな。

でも、その身長のことを差し引いても

カッコよい。

ジャニーズの中で、映画に出ても許せる

唯一の人だな。(主演作を4本も観ている)

実際に格闘技をやっているらしいが、

アクションシーンは、かなりサマになっている。

それから、榮倉奈々。

『のぼうの城』 でも快活な姫を演じていたが、

この人は、本作のような 天真爛漫で能天気な

役柄がとても合っている。

笑えるところも結構あって楽しめる作品だが、

途中、戦闘シーンはちょっと長く感じたな。

しかも、本当の戦争映画のような、

緊迫感には少々欠ける。

ああいうのって、作っている側は楽しいんやろな。

観ている方は、飽きてくるけど。

こちらは、エンディングテーマも映画の流れを

損なわずグッド。


★★★★☆





2013.5.7

宮城旅行 その2

ゴールデンウィークの宮城旅行レポートの

続編。

2日目は、石巻へ。

津波の被害報道で、それまで知らなかった

三陸の地名をたくさん覚えた。

陸前高田、大船渡、女川、石巻などだ。

石巻は、仙台から50キロぐらい北東へ

行った海辺の町だ。

石巻市は、市町村単位では、

最多 (約3800人) の死者・不明者出した。

いまだに所々に瓦礫の山があったり、

元々は 住宅が立ち並んでいたであろう所に

1軒だけ 取り壊されずに残っている家があったり、

津波の恐怖を思い起こさせ、言葉を失う光景が

多く見られた。





残された家のアップ



1軒だけ残された家の取り壊されない理由は、

分からないが、1軒だけあることで、

津波の恐ろしさを際立たせていた。

それらの光景は、たまにテレビで聞く、

「まだ手付かず」 「復興はまだまだ」 という言葉を

思い出させた。

衝撃だったのは、被害にあった門脇小学校。







ここ に門脇小学校に関する証言がある。

日頃の訓練のおかげで在校していた児童は、

全員助かったようだが、校外にいた (下校した)

7名が犠牲になったとある。

割れた窓から見える、教室の中は、

あの日のままのようだ。

(当然だが、中には入れない。)





学校の隣の墓地では、墓石が倒れ 壊れたままだ。

言葉が見つからない。


建築後まもなく被害にあったと思われる、取り残された家
右手に見えるドーム型の建造物は、石ノ森萬画館




漫画家・石ノ森章太郎は、宮城県の出身で、

石巻には、石ノ森章太郎の記念館、石ノ森萬画館がある。

石ノ森章太郎といえば、私の年代では、

『サイボーグ009』 『佐武と市捕物控』 『仮面ライダー』

『人造人間キカイダー』 などが思い浮かぶ。

石ノ森萬画館には、5メートルの津波が直撃し、

休館していたらしいが、昨年11月より仮営業を始め、

今年3月24日よりリニューアル・オープンしたらしい。

この日は、子供連れの家族で賑わっていた。


鯉のぼりと石ノ森萬画館



観覧券
  





2013.5.8

宮城旅行 その3

2日目の夜は、作並温泉に宿泊。

仙台市街から、20数キロ山の方へ向かうのだが、

ここも住所は仙台市内。

市内と呼ぶには、あまりに田舎なので、

都会に住む者からすると不思議な感じがする。

夕食は旅館で、牛タンしゃぶしゃぶ。

ハッキリ言おう。

牛タンは塩焼きが一番旨い!


3日目は、いよいよ慈眼寺

訪れる日だ。

今年1月、テレビで たまたま塩沼亮潤さんを観て、

興味を持ち、3月になって本を読んだことは、

ここ に書いた。

その塩沼大阿闍梨様が、仙台に開山していたことが、

今回の旅行を仙台に決めたきっかけになった。

慈眼寺のウェブサイトによると、

毎週日曜日午後1時から、護摩祈祷、

その後に法話があり、午前9時から

整理券を配布とある。

実は、私は 「護摩祈祷」 が何かさえ知らなかった。

ただ、直接お目にかかって、直接、

お話が聴ければそれで良いと思っていたのだ。

5日の日曜日、午前9時ちょうどに慈眼寺に到着。

整理番号は、5番だった。

「護摩祈祷」 というのは、護摩木という木に

願い事を書き、その願い事を成就するように

焚く 行事のことだった。

最近私は、「神仏には感謝はすれど、

願い事はするもんやない」 と思うように

なったのだが、今回は 特別にお願いすることにした。

さて、1時までは時間があるので、

近くにある秋保 (あきう) 大滝を見物。

落差55m、幅6mの迫力ある滝だ。



真夏に来たら、きっと気持ちがええやろな

でも、結構きつい階段の上り下りがあるので、

滝に着いた時には、汗だくやろうけど。

秋保大滝の入口にある 「たまき庵」 という蕎麦屋で

昼食をとり、再び慈眼寺へ。


整理番号が若かったおかげで、

大阿闍梨様の顔がよく見える席に座ることが出来た。

(護摩堂内は撮影禁止なので写真はない)

護摩堂には全部で、80席ぐらいあったけど、

満席で、外にも人がいた。

初めに 若いお坊さんからの注意事項の説明が

あり、いよいよ大阿闍梨様が登場。

彼が座り、第一声 (お経) が太鼓の音と

重なった時、ゾクゾクゾク〜ッと きた。

祈祷する大阿闍梨様は、形容する言葉が

思いつかないが、凄い迫力。

初めての体験だ。

護摩祈祷は、1時間ぐらい。

その後、20分ぐらいの法話があった。

毎週のお言葉は、このサイトで読むことが出来る。

終わってから、大阿闍梨様は、参列者を

見送られるために出口に立たれた。

何かお土産 (?) を手渡す者や、記念撮影を

頼み一緒に写真を撮る者もいたが、

私は、なぜか近づくことが出来ず、中途半端な距離

(5〜6m) から頭を下げるだけだった。

と言っても、大阿闍梨様が、怖くて近づき難いと

いうわけではない。

彼は、どこまでも清々しい笑顔だった。







2013.5.9

宮城旅行 その4 - カモメ編

今回の旅行では、あまり写真を撮らなかった。

ただ、遊覧船の上では カモメを撮りまくった。

相手は飛ぶ鳥だし、こっちは船に揺られているし、

撮影には、非常に難しい状況だが、

数を撮れば、中にはええのがあるんちゃうかと、

500枚くらい撮影した。

宮城旅行レポート 「その1」 で、

2枚紹介したが、もう少し紹介しよう。

まずちょっと絵になってるかな、と思える1枚。




水平が傾いているのが惜しい1枚。




傾きは、ソフトで修正できるのだが、

そうすると羽が両方切れてしまうねんな。

まあ、傾いていることで (船の) 動きを感じることが

出来るとも言える。


これも、なんかええ感じ。




次は、決定的瞬間をとらえた1枚なのだが、

惜しくもぶれとる。




仲良しの2羽。







この1枚は、アップにしてみると・・・。



カメラ目線!




この1枚は、中央やや右の1羽をアップしてみると・・・。



えびせん、縦にくわえとる!


それにしても、カモメってかわいいな。





2013.5.11

雨男脱却か?

以前にも書いたが、私はこの数年の旅行で

ほぼ100%に近い確率で雨に降られている。

例えば、昨年だけをとっても、

秋田、箱根、千葉、沖縄と4回の国内旅行全てで、

雨にあった。

不思議なことに、山形 (妻の実家) と

大阪 (私の実家) への帰省の際には、

雨は少ない。

幸い旅行中、ずっと雨ということはないのだが、

最低でも一度は、小雨にあうし、

ひどければ じゃじゃ降りにあう。

天候のせいで、飛行機が飛ばず、

延泊になったこともある。(二度も)


が、しかし!

今回のゴールデンウィークの宮城旅行では、

雨に降られなかったのだ!

ついに、雨男脱却か!?

いよいよ、運気が変わってきたのか!?





2013.5.12

KAZUMI WATANABE
× JEFF BERLIN
× VIRGIL DONATI


渡辺香津美の新しいギタートリオを

観てきた。(@Blue Note Tokyo)

昨年3月に観た、ヤネク・グウィズダーラ (B) と

オベド・カルヴェール (Dr) とのギタートリオも

凄かった覚えがあるが、今回もすさまじい

リズム隊だ。

ベースに、Jeff Berlin ジェフ・バーリン。

ドラムスに、Virgil Donati ヴァージル・ドナティ。

この、 ヴァージル・ドナティ のことは、

知らなかったが、スティーヴ・ヴァイや

アラン・ホールズワースと演っていた人のようで、

笑ってしまうぐらい、凄かった。

なんか、一発一発がパワフル。

筋肉隆々で、楽器は 力で演奏するものではないが

あの肉体あってのあのサウンドという気がした。

ほんで、手がマンガみたいに早かった。

ジェフは、「アメリカにいる息子に教育を

受けさせるため、CD を買ってくれ」 と、

ユーモアのあるMC。

めちゃ凄いフレーズを、軽〜く弾いているように

見えた。

香津美のギターは、前半がヤマオカギターで、

後半はPRS。

ヤマオカギター良かったなぁ。

香津美のプレイは、いつもよりロックな印象だった。

このトリオは、現在、アジア・ツアー中で、

一昨日に香港、そして今日が東京、

このあと、名古屋、韓国、台湾と周るようだ。




最近、ブルーノートの座席システムが変わった。

自由席がかなり減り、いくらか出せば、指定席に

座れるようになった。

今回は、+1050円の席を選び、

良い席で観ることができた。

ただし、相席だし、狭いのが難。

客は、先日の沖仁と打って変わって、

90%以上は男。

しかも、40代50代のおっさん、多かった。





2013.5.13

レスポール

アメリカでは、Coors (ビール) の、

こんなカッコええコマーシャルが流れてたんや!





ご存じない方のために解説すると、

このおじいさんは、レス・ポールという名のギタリストで、

世界一有名なギター、ギブソン社の レスポールという

モデルの生みの親なのだ。

ギターを弾いている若者の中には、レスポールが、

人の名前だと知らない者もいるかもしれないが、

それはとんでもないことなのだ。

90歳を過ぎても、週一でクラブに出演していたが、

2009年8月、レスポールは、惜しくも94歳で他界した。

2008年に観たドキュメンタリー映画、

『レスポールの伝説』 のことを、ここ に書いたので、

ご参考に。





2013.5.14

探偵はBARにいる 2 ススキノ大交差点

大泉洋 と 松田龍平 が、札幌・ススキノを舞台に

探偵を演じる映画の第2弾。

2年前の一作目は、結構面白く、楽しめた。

その時、「シリーズ化して欲しい」 と思った覚えもあり、

この2作目を 楽しみに観に行った。

が、やや、期待はずれだった。

ちょっとドタバタ過ぎるというか、

ふざけすぎな印象と、脚本・ストーリーの

甘さが印象に残った。

大泉がスキージャンプするシーンなどは、

もうマンガ過ぎて、笑えない。

私はこのシリーズを おちゃらけにして欲しくないのだ。

ちょっとエッチで、笑いも取りつつ、

ハードボイルドに攻めてほしい。

もう一つ、主役は 大泉だというのは 分かっているが

松田龍平をもっと活躍させて欲しいな。

次回作に期待。


★★★▲☆





2013.5.15

ロッド・スチュワート

70年代後半のロッド・スチュワートが好きだという

ことは、以前にも書いた

80年代以降のロッドは、あんまり聴いていないのだが、

先日、発売された ロッド・スチュワートの

ニューアルバム 『time』 は、久しぶりに買ってみた。

何も知らずに買って聴いたのだが、

これが良い!

まさに あの頃のロッドだ。

調べてみると、オリジナル・アルバムは、

なんと 約12年ぶりだという。

ここんとこ、カバー・アルバムばかりで、

どうも おとなしくなってしまった印象だったのだが、

新作は、違うぞ!

タイトルの 『タイム』 には、本人曰く、

「古き良きロッド・スチュワートのアルバム」 という

意味なのだそうだ。

まさに!

こないだ発売された、エリック・クラプトンの

ニューアルバムも良かったし、おじさんとしては、

うれしい限りぢゃ!

1945年生まれだから、エリックと同じ68歳!

来日 望む!

でも、来たらアリーナやろなぁ。




Rod Stewart - 'Time' Album Preview
  ↑
このビデオの途中 (1:25) に出てくる、グラサンかけたロッド、
悲しいかな やしきたかじんに見えてしもた。






2013.5.19

中学生円山

宮藤官九郎 監督・脚本の映画 『中学生円山』 を

観てきた。

あんまり良く知らないけど、

この人、役者、声優、脚本家、監督と

多才な人のようだ。

予告編を観て (なんか面白そう) とは、

思っていたものの、スマップの草なぎ剛 出演というのが、

私には微妙だった。

草なぎファンには悪いけど。

でも、結局、観ることに。


中学2年生の男子が、自分のちんちんを自分で

なめたい一心から、自主トレと呼ぶ 柔軟体操を

毎日行う。

その柔軟体操の最中に、妄想の世界へと

トリップしてしまう。

そんな男子の住む団地に謎の子連れの

おっさん (草なぎ) が引っ越してくる。

男子は、おっさんが殺し屋ではないかと、

妄想する・・・。

そんなお話。

中2男子 克也に、平岡拓真。

けつを出して、ちんちんをなめようとする

体当たりの演技には好感がもてる。

バカバカしいと思うなかれ。

中学生男子なら、誰もが一度くらいは、

試そうとしたはずだ。

ちょうど、中2の頃、自分のをなめられるかどうか、

マジで話題になった覚えがある。

実現した話は、聞いたことがないが。


映画の中では、草なぎ演じるおっさんが、

実現したと話す。

その時の感想を克也に求められて、

答えた内容に、克也は、「深い・・・」 と

感動する。

なんて答えたかは、映画を観てのお楽しみ。

中々の答えだ。


基本、コメディなのでそれなりに面白いのだが、

ちょい笑いが何度もある程度で、爆笑はなかったな。

爆笑させてくれたら、良かったのにと思う。

克也の両親に、仲村トオルと坂井真紀。

仲村は、なかなか良いと思える作品に出会わないが、

本作は、そんなに違和感なかった。

この人、真面目な役よりコメディの方が いいのかも。

坂井は、韓国人とのやり取りが笑える。

遠藤賢司が、徘徊老人役で出演。

ギターを持って歌も歌う。


★★★☆☆





2013.5.20

habanero

今日は、羽根渕道広 (テナーサックス&フルート) と

馬場孝喜 (ギター) のデュオ、「habanero」 のライヴを

観てきた。

会場は、大久保にある石森楽器という管楽器専門店の

イベントホール。

馬場さんが、このデュオをやっていることは前々から知っていて、

一度聴きたいと思っていたのだ。

というのも、この数年、私も梅林さん (フルート、サックス、

クラリネット) とデュオをやっているので、

当然、管楽器とギターのデュオには興味がある。

しかし、この組合せは、ナマで聴ける機会は

意外と少ない。

ギターとフルートなら、たまには機会があるが、

ギターとサックスなんて、滅多に聴けない。

そういうわけで、ずっと観たいと思っていたのだ。


今日の馬場さんは、ガット・ギター。

サンプラーを駆使し、2人分以上の演奏を

聴かせてくれた。

曲目は、スタンダードと羽根渕さんの

オリジナルが半々ぐらい。

このオリジナルも良い。

1曲目が、私も梅林さんと演ったことのある

『Dolphin Dance』 だった。

7月には、テレビの収録があり、

DVD にもなるらしい。

ステージで、羽根渕さんがそのことを話すのを

聞いた馬場さんが、驚いていたのが面白かった。

なんか、馬場さんらしい。

観に行こう。





2013.5.21

浜田真理子
〜LIVE But Beautiful TOUR〜


先月、ここで紹介 した、浜田真理子の

ライヴに行ってきた。

7月に発売されるアルバムに先立っての

CD リリース記念ツアーだ。

岡山、高松、大阪、名古屋、東京と

周ってきた今日が最終日。

会場は、渋谷クラブクアトロ。

普段はロックで、若者のスタンディングの

会場が、今日は年齢層も高く、どちらかというと

地味なおじさんおばさん中心で、座ってのライヴ。

「クワトロで、着席のライヴをするのは、

浜田さんだけです。

椅子が足りないので 買いましたよ」 と

店長に言われたと MC で話しておりました。

開演30分ほど前に行ったら、まだ前の方が少し

空いていたので、ええ席で観られた。

曲目は、ニューアルバム全曲を曲順通り。

つまり、発売前なので、お客さんは知らない曲ばかり。

(ツアー会場では、特別に販売しているので、

もしかしたら中には、既に聴いた人も

いるかもしれないけど。)

これが、良かった〜。

予想を遥かに超えて良かった。

こんなに、しっとりと、じっくりと、ゆったりと、

“うた” を聴けるライヴは、珍しい。

というか、初めてかも。

結構、喋る人で、レコーディングにまつわる話も

面白く、音楽、トークともに飽きることなく楽しめた。

ピアノの弾き語りなのだが、

ピアノの伴奏が、これまた、究極にシンプル。

余計なこと一切しません。

ニューアルバムからの全曲プラス1曲、

伊勢神宮のなんとかのために作った曲で、

本編を終了し、アンコールに3曲。

ラストに演った 『星影のワルツ』 (千昌夫) が

これまた、良かった。


私は、彼女の CD は1枚しか持っておらず、

ファンとは言えないのだが、今日で 完全にファンになったね。

思わず ニューアルバム買うてしもたよ。

ちょっと暗い曲が多いような印象だったが、

ナマで聴くと、これが暗くない。

独特の世界観が、なんとも言えない。

ここに、10年以上前の彼女のインタビュー記事があるが、

これを読んで、なんとなくだけど、私が彼女の音楽に

惹かれたわけも分かった。

何かを決めていないし、人を癒そうとも思っていない。

無理をしていない。

売れる音楽を作ろうとはしていない。

(「これじゃ、オリコンに入らないよね」 って、本人は、

冗談ぽく言うてたけど。)

インタビューの聞き手は、浜田の歌から、

「諦念のようなものを感じる」 と

表現しているが、そのあたりも 頷ける。

そして、彼女の歌には、「joy」 がある。

これは、シンガーにとって大事。

不思議なことに彼女の歌を聴いていると、

自分も何かを表現したくなる。

ああ、俺も歌いたいな、と。

安心しろ、歌わないから。


勝手に、おばちゃんっぽい人を想像したいたら、

えらい かわいい人でビックリした。

1964年生まれとあるから、我が妻と同じ年だけど、

孫もいるそうな。

ぜひ、また、ライヴに行きたいけど、

もしかしたら、次の東京公演は来年かなぁ。








2013.5.25

春の運動会

私が子供の頃は、運動会といえば、

秋と決まっていたが、最近は今ごろ開催する

小学校も多いと聞く。

・ 運動会を秋にすると中学受験の邪魔になる。
・ 1学期のうちにクラスをまとめるため。

などが理由らしいが、中学受験のためというのは、

どうも解せんのぅ。

さて、今日は友人の娘 (小学3年生) の運動会に

写真撮影をしに行ってきた。

もう 3年生になるのかと、そのことにしみじみ。

今朝は、半袖ではちょと肌寒いぐらいだったが、

昼前から、ぐんぐん気温は上がり、

日差しも強くなった。

おかげで、こんなに焼けてしまった。
  ↓


帽子を持っていたのだが、かぶっていると

汗をかくので、帽子を取って撮影していたら、

わたしのスキンヘッドはゆでだこのように

なってしまった。


それにしても!

保育所、小学校合わせて何度も運動会撮影に

臨んできたが、何度やっても、運動会の撮影は難しい!

みんな同じ体操服でターゲットを見失う&探しにくいし、

他の児童も邪魔、他の児童を応援、撮影する保護者も邪魔、

しまいには 先生も邪魔。

撮影は、予行演習なしに いきなりの本番。

しかも、あっという間にシャッターチャンスは

過ぎていく。

その上、砂埃。

まあ、何度も経験を積むしかないのでしょう。





2013.5.26

THE DUO 〜 鬼怒無月&鈴木大介

今年2月にライヴを観た、THE DUO。

再び、昨日、ライヴに 行って来た。

会場は、前回と同じく 五反田の G-Call サロン。

今回は、夏をテーマに 『サマー・サンバ』

『アガジベベ』 『サマータイム』 などの有名曲から、

オリジナルまで。

アンコールは、『見あげてごらん夜の星を』。

当たり前やけど、上手い。

ゆるいMCも相変らず。


昨日のギターの音は、前回とは違う印象。

2人ともエレガットだったけど、

ピックアップの違いか、アンプのセッティングの違いか、

足元に鬼怒さんは、ZOOM のエフェクター、

鈴木さんは、Fishman のプリアンプを置いていたので

それらの違いか、分からんけど、

鈴木さんの方がシャープでアコースティックな音、

鬼怒さんの方は、ややエレクトリックな音だった。





2013.5.30

お年寄りには席を譲ろう

今日、19時ごろ、渋谷に向かって

山手線に乗ってた。

満員ではなかったが、やや混んていた。

私は、立っていたのだが、

恵比寿で斜め前の席が空いた。

その席の前に立っていた30歳ぐらいの女性が、

空いた席に座ろうとした時、私に気付いた。

彼女は、座るのをやめ、私に席を譲るかのような

手振りをした。

その仕草が、あまりに中途半端だったのと、

席を譲られたショックで、私は気づかない振りをし、

少し移動してドアにもたれた・・・。


今年で51歳の私。

あの人に私は、一体どう見えたんだろうか。

ちなみに、私はオレンジ系のどちらかというと

派手なシャツを着てました。




シュガーマン 奇跡に愛された男

4月の上旬に2回観に行ったが、

2回とも強烈な睡魔に襲われ、

途中で数十分間寝てしまった、

ドキュメンタリー映画、

『シュガーマン 奇跡に愛された男』 を

またまた 観てきた。

(2回も寝てしまうということは、

この映画とは縁がないんちゃうか)

という思いと、

(いやいや、これだけ気になんねんから、

これは観なあかんやろ)

という思いがあって、

どうしようか ずい分迷ったが、

3月16日公開の映画なので、そろそろ上映も

終わりそうなこと、今日は上映している映画館、

渋谷シネパレスが、男性1000円の日であることも

手伝って、やっぱり観に行くことにした。


映画は、こんな話だ。

1970年代、アメリカでレコード・デビューし、

LPを2枚出したけど、全く売れず、レコード会社から

契約を切られ、名前も全然知られなかった、

シンガーソングライターがいた。

彼は、音楽では食えなかったので、

日雇いの肉体労働をして生計を立てていた。

しかし、70年代から、南アフリカでは、

彼の音楽が大ヒットしていた。

正規のビジネスではなく、いわゆる海賊盤での

大ヒットなので、本人に印税は入らない。

誰かが儲けたのだ。

そして、そのことをアメリカにいる本人も

レコード会社も知らなかった。

インターネットもない時代、

南アフリカでは、そのシンガーの情報は、

全くなく、ステージで自殺したという噂だけが、

拡がっていた。

南アフリカでは、エルビス・プレスリーよりも

ローリング・ストーンズよりも人気があり、

有名だったという。

その人気は、南アフリカの反アパルトヘイトという

時代背景があった。

彼の音楽は、革命のシンボルとなったのだ。


90年代になって、南アフリカのある人達が、

そのシンガーについて、調べだす。

すると、死んだと思っていたそのシンガーが

生きていることが分かり、ついには、本人に

たどり着く。

そして、

南アフリカでのコンサートが実現する・・・。


いや〜、スゴイ話やった。

これは、寝ずにちゃんと 観なあかん作品や。

当たり前か。

前半と後半は3回目なのだが、

肝心な真ん中を しっかり起きて観た今回は、

すでに2回観た後半が全く違うように観えたよ。

やっぱり、物事は文脈が大切やな。

こんなに感動的やったんか、って感じ。

ミステリー仕立てなことも、やっと分かった。

映画は、そのシンガーが、本当は生きてるのか、

死んでるのか分からないように、進んでいく。

そして、とうとう本人が登場する。

ああ、このシーンは、こういう流れやったんかぁ!

って感じ。


ホンマに奇跡の話。

インターネットが普及した今では

絶対起こりえない話。

何よりも、そのシンガー、ロドリゲスは、

今もつつましい暮らしを送っているというのが

何といって良いか分からないが、

心を揺さぶられる。


そして、今回、改めて観ると、本作、

映像が美しい。

1回目2回目は、そういうことにも気付いてないので、

何を観てたんでしょね。


★★★★▲





2013.5.31

Guillermo Rizzotto
ギジェルモ・リソット


アルゼンチン出身バルセロナ在住のギタリスト、

ギジェルモ・リソットの初来日、初公演に

行ってきた。

会場は、京王線 池の上駅から徒歩5分ほどの

富士見丘教会。



観客は100人ぐらいかな。

予約開始から間もなく申し込んだので、

私の入場番号は17番だった。

開場時間に行くと、私より若い番号の人でも

まだ来ていない人もいたこともあり、

一番前の席に座ることができた。

座ってから、気付いたのだが、

となりのおっさんが、にんにく臭い。

リーカナ、サイクー (かなり、くさい)。

でも、席を変えると後ろの方になってしまうので、

我慢することにした。

開演までは、1時間もある。

ライヴハウスではないので、飲食もない。

ほとんどの人が、携帯電話をいじっている。

わたしも、携帯をいじったり、本を読んだりして、

時間を過ごした。

それにしても、おっさん、マジでくさい。

時々、気持ち悪くなるほどで、しまいには、

ハンカチを取り出して鼻にあてて息をしていた。

そんな中 (どんな中や)、いよいよギジェルモが

登場した。

この写真より、ええ男やないか。

そして、静かに演奏が始まった。


いやいや、素晴らしかったなぁ。

ガット・ギター1本の演奏なのだが、

上品で、優しくて、繊細にして優雅、

そして、美しい。

ヒーリング・ミュージックなんて言わせないぞ、

もっと優美で芸術的だ。


演奏するギジェルモは、僧侶に見えた。

僧侶といっても仏教ではなく、西洋の僧侶。

演奏中のミュージシャンが、侍や僧侶に見えることは、

私には珍しくない。

が、今夜は面白いことに、はじめ僧侶に見えた

ギジェルモが、やがてシェフに見え出した。

そう、音楽を料理しているのだ。

そのうち、彫刻家が作品を彫っているようにも見え、

ある時は、やんちゃ坊主が楽しそうに、

ギターと戯れているようにも見えた。

面白い体験だった。


何曲目だったか、ある異変 (?) に気付いた。

となりのおっさんのにんにく臭がなくなっているのだ。

(あれ? あんだけくさかったのに、そういえば、

演奏が始まってから、全く くさくないぞ!)

念のため、クンクンしてみた。

くさくない。

なんと! ギジェルモの音楽には、

消臭効果が !?

「そんな、アホな〜」 と言いたいところだが、

これ、ホンマの話。

ライヴが終わるまで、一度も におわなかったもんね。

めっちゃ、不思議。

でも、あの音楽なら、消臭効果あっても

おかしないわ。


ギターは、高峰 CP-132SC、Made in Japan。

エレガットだが、ピックアップは使わずに、

外付けのマイクで音を拾っていた。



私の席からは、ギジェルモ本人、つまり、

ギター本体とスピーカーとの距離がほぼ同じぐらいだった。

大体3メートルぐらい。

マイクを付けてたけど、スピーカーから音は

聴こえず、ギター本体からだけ聴こえてきてた。

スピーカーからは、音出さないくらい、

アコースティックにこだわっているのだろう、

マイクは、録音のためなんだろうと思っていた。

終わってから、PA (音響) の人に、念のため、

「スピーカーからは、音出してなかったですよね?」 と

訊いてみた。

すると、「いえ、出してましたよ」 との回答。

私が、「ギター本体からしか音が聴こえなかったように

思いました」 というと、

「そういうギリギリのところで音出してます。

ミュートをすれば (スピーカーからの音消せば) 、

はっきり分かりますよ」 と言われた。

なるほど、そう言われれば、ギター本体だけの

音量にしては、リッチな響きだった。

スピーカーからも出しながら、究極にアコースティックな

音を出していたということか、と PA にも感心。


演奏は、CD より表情豊か。

ああ、楽譜欲しいなぁ。


日本では、入手しにくい ギジェルモの CD を

バルセロナから持ってきたというので、2枚購入した。

CD 買った人には、サイン会があったが、

私は、サインはもらわずに帰った。

以前なら、サインをもらって、握手もしてもらったところだが、

最近はサインはあんまり欲しいと思わなくなった。

これも、年とったってことかな。


さて、ギジェルモ・リソット、

いつか、日本に来るのが夢だったという。

曲ごとに、英語で色々説明してくれるだが、

断片的にしか、分からないのが悔しい。

そんな、ギジェルモの貴重なライヴ、

6月14日も観に行く予定。

楽しみだ。


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