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つつみしんやのひとりごと 2010年 3月
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2010.3.1

かわいい !

私が子供だった頃、「かわいい」 っていうのは、

女の子のセリフだった。

男子が、「かわいい」 と言うのは、女の子のことだけで、

例えば、ミッキーマウスやスヌーピーを見て 「かわいい」 とは、

言わなかったもんだ。

いや、言わなかっただけではなく、実際、かわいいなんて

思わなかった。

だから、中学や高校時代、女子が 何かを見ては いちいち

「かわいい!」 と言うのを (何がかわいいねん) と不思議に思ったもんだし、

それが男子と女子の違いと解釈していた。


最近、男性が 「かわいい」 と言っているTV コマーシャルを

立て続けに2つ見た。

しかも、そのかわいい対象が女性ならまだしも、

1つは ゲームのキャラクター、もう1つは、携帯電話に対してだ。

ゲームのキャラクターをかわいいと言っているのは、

ナイナイの岡村の出演するCM。

携帯電話のほうは、嵐の相葉君が、

「このグリーン超かわいいんですけど」 と きたもんだ。

なんか、軟弱な感じがして、イヤやねんけど、

時代は変わったんやな。

そんなん思う私は ホンマ、おっさんですわ。




シンクロニシティ その5

スリードッグナイトの 「Joy To The World」 という曲がある。

古い曲だが、結構 好きな曲で、金子マリとChar のVersionは

持っているが、オリジナルの音源がないので、ちょっと前に

久しぶりに聴きたくなり、ギターデュオでもやってみたいな と、

TSUTAYA でCDを借りた。

i Pod に入れたものの中々聴かなかったのを、今朝、

やっと通勤時に聴いた。


夜 帰宅して、テレビをつけると NHK で離乳食の作り方のバックに

「Joy To The World」 が流れていた。

スゴイ、シチュエーションでしょ。


いちいち覚えてないけど、この程度のシンクロが結構 多い。

別に どうってことはないのだけれど。





2010.3.4

ライヴ告知

しばらく音楽活動を休んでいたが、実は数週間前から

4月のライヴにむけてのリハーサルを開始している。

TOP PAGE をご覧いただいている方はお気づきと思うが、

4月18日(日)に新宿たかのやでライヴの予定がある。

今回は、まりあさん (vo) とのデュオ。

まりあさんとは、過去に2度、イベントで数曲ご一緒したことがあるが、

自分たちのライヴとしては、初めて。

曲目は、洋楽 POPSのカバーを やる予定。

彼女の歌の先生のユニットや、ダンス・チーム(?) の

ゲスト出演もあるそうで、楽しいライヴになりそうだ。

時間は、1時開場の、1時30分スタート。

チャージは、2000円で 1ドリンク付き。

どうぞ、お出でください。





2010.3.6

ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ

本日の2本立て。

まずは、「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」。

昨年の太宰治 生誕100年に合わせて製作され、

モントリオール世界映画祭 最優秀監督賞も受賞した

松たか子、浅野忠信 主演の 根岸吉太郎 監督作品。

松たか子は、本作で4つの主演女優賞を受賞。


太宰といえば、まず、「人間失格」 が思い浮かぶ。

確か最初に読んだのは、中学生の頃だったと思うが、

中学生の私には その生々しさが強烈で、その数年後にも

再読した覚えがある。

教科書に載っていた 「走れメロス」 との世界の違いにも驚いたものだ。

ただ、それ以外の作品 「津軽」 や 「斜陽」 も読んだが、

一向に面白くなかった覚えもある。

さて、 「ヴィヨンの妻」 。

舞台は、戦後の昭和21年。

浅野忠信 演じる小説家 大谷は、太宰自身がモデルのようだ。

そして、献身的に彼を支える妻、佐知に 松たか子。

「今どき、こんな奥さん おらんで」 というくらい、イジラシイ妻だ。

その佐知に惚れる青年に 妻夫木聡。

かつて佐知が思いを寄せていた男に 堤真一。

大谷夫婦が世話になる飲み屋に 伊武雅刀 と 室井滋 と、

出演者も豪華。

そして特に、松、浅野、伊武、室井が良い。

あ、もう一人、大谷の愛人に広末涼子。

広末は、残念ながら、「ゼロの焦点」 に続いて、イマイチ。

「おくりびと」 の時は、悪くなかったのにな。

まあ、好みの問題かも知れんけど。

映画は、セリフも文学的で、独特の世界観。


大谷の言う 「にんぴにん」 という言葉が何のことか分からず、

見終えてから調べた。

 にんぴにん 【人非人】
 (1)人であって人でない者。ひどい仕打ちや悪事をする者を
  ののしっていう語。人でなし。
 (2)人でありながら人と認められないもの


最後の佐知のセリフ、

「人非人でも私たちは生きてさえいればいい」 というのは、

太宰の祈りだったのかもな。

それと、桜桃ってさくらんぼのことやねんな。

知らんかった。


★★★★☆




サイドウェイズ

本日の2本目は、小日向文世、生瀬勝久、鈴木京香、

菊地凛子の出演する 「サイドウェイズ」。

2004年のアメリカ映画 「SIDEWAYS」 の日本版リメイク。

といっても、舞台は、アメリカ、カリフォルニアのナパバレー。

見終わったら、ワインを飲みたくなること間違いなしの映画。

菊地凛子演じるアメリカ育ちの日本人ミナが良かった。

日本語の間違い方とか、面白かった。

音楽も Good。

エンディングの 「Time after time (シンディ・ローパー)」 だけ、

ちょっと、映画に合ってなくて、古臭い感じがして、惜しかった。

小日向 演じる売れない脚本家が書いた作品名が、

「タイム・アフター・タイム」 だったから、選んだんだろうけど。


★★★★☆


今年は、早くも14本の映画を映画館で鑑賞したが、

そのうち、1本目の 「誰がため」 をのぞき、13本連続 邦画だ。

映画館で邦画を観るのは、お金がもったいないような気がして、

洋画ばかり観ていた時代もあったのにな。





2010.3.7

食べログ 第4位

食べログ

 ↑
「食べログ」 という インターネットサイトをご存知か?

飲食店を実際に行ったお客さんがその評価をし、

ランキングが決まるというサイトで、口コミ情報も書き込まれ、

そのお店に実際に行ったナマの感想が読めるという、

おいしい飲食店を探している人には、非常に有効なサイトだ。

一方、店舗側からすると、サービスの悪さや味の評価など

勝手に書き込まれるわけで、怖いといえば怖いが、

評価を上げれば、最高の宣伝にもなり得る。

先日、 その食べログの書籍版 「食べログ 東京・横浜 2010」 が

発売された。

食べログサイトの東京、横浜の約10万店の中から、上位352軒を

懐石・割烹、寿司、天ぷら、とんかつ、うなぎ、蕎麦、うどん、

フレンチ、イタリアン、中華、洋食、ステーキ、ハンバーガー、

ラーメン、焼肉、などなどジャンル別にベスト10〜20を

紹介している。

そのパン部門でなんと、パネッテリア アリエッタ が、

堂々第4位として、掲載された。

しかも、味だけの点数でいえば、第3位!

東京、横浜に一体 何店舗のパン屋があるのだろうか。

「食べログ」 で、「パン」 と 検索してみると

東京都だけで、なんと 1526軒。

横浜も合わせると、もっと多いわけでその中で、4位というのは、

かなりスゴイことだ。

ちなみに、掲載された352軒のうち、パネッテリア アリエッタ以外に私が

行ったことのあるお店は2店舗、行ったことがあるような気がする店が、

2店舗と、かなり少ない。

食いしん坊の私としては、行ってみたいお店が満載だ。


食べログ 東京・横浜 2010

食べログ 京都・大阪・神戸 2010 もあります。





2010.3.8

Big Dog

TV で Big Dog という、4本足ロボット のニュースを見た。

アメリカ、マサチューセッツの民間企業が開発してるらしい。

地球上には、車輪がある乗り物では行けないところがたくさんある。

このロボットを使えば、雪だろうが、氷だろうが、ぬかるみだろうが、

斜面だろうが、どこにでも行けるというのだ。

ニュースで観たのと同じ映像を見つけたので、ぜひ観ていただきたいのだが、

横から人が蹴飛ばしても バランスを取って倒れない。(36秒あたり)

氷に滑っても滑っても、バランスを取って倒れない。(1分28秒あたり)

人間なら、これだけ滑ったら、ころんでいるだろう。

動きは、人間が2人入っているみたいで、ちょっとコミカルだ。

SF の世界が、現実になってきたようで、すごい技術だ! と

思って見ていたら、ニュースで最後にこう言った。

「最終目的は、軍事使用で、兵士の代わりをこのロボットに

させようと、米国防省は、日本円で30億円 (って言ったと思う) の

資金提供をしている。」

なんか、最後に 「これは、人殺しの道具として開発しています」 と

言われたようで、がっかりした。

やめよう、兵器開発。

ぜひ、平和利用を。





2010.3.13

3 guitars

出演 : 荻原亮(g) 馬場孝喜(g) 太田雄二(g)

@ alfie (六本木)

今日は、ジャズギタリスト3人によるライヴ。

昨年8月初めて聴いて以来、なんと9回目のライヴになる馬場さん、

以前通っていたギター道場の師範代の太田さん、

そして、今夜、初の荻原亮さん。

3人とも音が流れるように演奏する。

それぞれ個性があって、コロコロ流れたり、さらさら流れたり、

チョロチョロ流れたり、ボロボロ流れたり、ドバーッと流れたり、

ああ〜ホンマにギターってええな、と思うライブだった。

ギターは荻原さんが、ちょっと改造してある風の赤い ES−335、

太田さんは グレッチ、馬場さんは いつも ES-175。

席は、一番前で、手を伸ばせば馬場さんのギターに触れる距離。

アルフィーというお店は、初めてだったが、ええ感じのバーで、

外人客がおったりして、六本木やな〜という感じだった。





2010.3.14

しあわせの隠れ場所

アカデミー賞作品賞ノミネート、そして、

サンドラ・ブロックが ついにオスカー主演女優賞の作品。

ホームレス同然の黒人少年 (と言っても高校生) を

白人の家族が引き取り、家族として迎え入れ、やがて

彼がアメリカン・フットボールのプロ選手になったという

アメリカの良心の 実話の映画化。

昔、「アメリカのお金持ちは、ベトナム戦争の責任感から、

たくさんのベトナムの子供を養子にしている」 という話を

聞いた事がある。

最近なら、Angelina Jolie が、カンボジア人の男児、エチオピア人の

女児、ベトナム人の男児を養子にしているのは有名な話。

日本にもそういう人たちはいるのかも知れないが、

中々、聞くことがない。

実際、自分が大富豪だったとして、そうありたいとは思うが、

そんなことが出来るのか疑問。

でも、世の中にはいるんだ。


サンドラ演じる リー・アン・テューイ は、人のことが放っておけない、

芯の通った強い女性。

その夫 ショーンは、妻のやることを理解し、なんでも受け入れる

優しい男性。

娘のコリンズは、年頃なのに、よく知らない黒人少年が家に来ても、

家族として受け入れられる大きな愛の人。

息子の SJ は、そのマイケルを兄として慕う純な子供。

という風に、家族全員が善意の人。

一人ぐらい、反対する人がいたほうが リアルなのに、って

思ってしまった私は、ひねくれ者か。

実際にあった話、という部分では、文句なしに素晴らしいが、

映画としては、良い作品だと思うがちょっと期待しすぎたため、

それほどでもなかった。

でも、一緒に観た妻は、いたく感動していた。


サンドラ・ブロックは、良いよ。

1964年生まれだから、今年46かぁ。

そのだんな役が、カントリー歌手の ティム・マッグロウ。

カントリーなのに珍しく1枚 CD を持ってる。

数年前、試聴して良かったから買った覚えがある。

ええ声のおっさんです。(年下やけど)


★★★★☆


ティム・マッグロウの好きな曲





2010.3.16

訃 報 Taku Sakashita

今日、ギターマガジンの記事で知ったのだが、

アメリカ在住のギタービルダーの坂下拓氏が、

2月12日、カリフォルニアで 他殺体で発見された。

ショック。

残業中、強盗に襲われ、殺害されたようで すでに犯人は逮捕されている。

坂下氏は、日本を代表するギタービルダーで、

ホントに美しいギターを作り、内外で非常に高い評価を得ている。

ロベン・フォードはCDのジャケットでもサカシタのギターを

抱えている。
  ↓


すでに2年先までのギター製作の予約が入っていたというほどの人気だった。

私は、いまだに彼のギターに触ったこともないのだが、

彼の作るギターの美しさにいつも感心し、

写真を眺めては、いつかは、サカシタのギターを

持ちたいものだと夢に思っていた。

まだ43歳で、取材では、「まだまだ作りたいギターがある」 と

語っていたという。

日本で仕事をしていれば強盗になんてあわなかっただろうに

アメリカで認められたためにこんなことになるとは

人生はなんと皮肉なものか。

非常に悔しくて、残念。

冥福を祈ろう。

合掌。





PS

これで、彼のギターの値段は、私の手の届かないものに

なるだろう。

今だって すでにアメリカでは3万ドル(270万円)だという。


ギターに興味のある方は、2007年、渋谷WALKiN' にて

行われた坂下氏と アコースフィアの2人との対談というか、

インタビューもぜひどうぞ。興味深いです。
    ↓
ギター製作家を訪ねて タク・サカシタさん Vol.1
ギター製作家を訪ねて タク・サカシタさん Vol.2





2010.3.19

JACK LEE & BOB JAMES

昨夜は、COTTON CLUB へ。

出演は、

JACK LEE (gt) & BOB JAMES (pf)
featuring NATHAN EAST (b) & LEWIS PRAGASAM (dr)

JACK LEE って聴いたことなかったけど、

渡辺香津美 と一緒にやったりしていて、ちょっと興味はあった。

でも、8400円払ってまで行くほどではなかったら、

なんと某関係筋よりご招待。

ラッキー!

LA Fusion、スムースジャズ界の大御所、ボブ・ジェームスと

韓国人ギタリスト、ジャック・リーの2人が昨年末、

アルバムをリリースした。

今回のライヴは、そのレコーディング・メンバー。

白人アメリカ人、黒人アメリカ人、韓国人、マレーシア人という

人種 MIX なバンド。

東洋人が入ることで どんなサウンドになるのかと

思っていたら、ほとんど、LAサウンドのまま。

途中やったジャックの曲がちょっと雰囲気が違ったかな。

CDは聴いてないけど、ライヴの感想は、

全体的に そんなにジャックは、目立ってなかったなぁ。

見た目も三谷幸喜と東京ダイナマイトのハチミツ二郎を

足した感じで地味だし。

あんまり好きな音色ではなかったのが残念。

ギターは、VOXのセミアコ、ゴダンのエレガット。

ジャックより、ドラムのルイスが印象的だった。

ボブのフレイズへの反応の仕方が、良かった。

彼、どこかで観たことあるような気がするのだが、

思い出せない。

そして、ベースのネイザン・イースト。

ヤマハ5弦エレベにウッド・ベース (ヤマハのサイレント)。

ボブは、アドリブ中、譜面を追っている (ように見えた) 曲も

あったけど、ネイザンは、どの曲もほとんど見ていなかったと思う。

4人とも演奏を楽しんでいるのが伝わってきて、

良いライヴでした。





2010.3.21

ドラムサークル

昨日、「ドラムサークル」 なるものに参加してきた。

ドラムサークル (以下DC) は、参加者全員が打楽器を持ち、

即興で演奏するのだが、通常の音楽との違いは、

聴衆がいないこと (全員が演奏者)、楽譜がないこと、

正解や間違いがないことなど。

「ファシリテーター」 と呼ばれる 「案内役」 が

指示をするものの基本的には自由だ。

私はDCを全く知らなかったのだが、たまたま誘われ、

ネットで検索してみると 何やら面白そうなので、

これまたこういうの絶対好きそうな友人K彦を誘い、

参加してきたのだ。

昨日は、特別な日だったようで、通常のDCだけでなく、

ファシリテーターの佐々木薫さんが、考案(?)した

「イナーナ・プログラム」 というものも含まれていて

なんと3時間半に及ぶ内容だった。

イナーナ・プログラムは、ドラムに関係する神話を

即興劇にするのだが、まず、その神話通りに演じたあと、

神話の結末を変えてしまい、その変えたストーリーを

再び演じるというもの。

「えっ〜、寸劇なんかやんの?いややなぁ」 と思った私は、

いきなり重要な役に指名され、結局、本気でやってしまった。

初めて会った方々が、

「あの人、プロの役者さん?」 と勘違いしていなければ良いが・・・。

(冗談やで。念のため。)


さて、DCの方は、そのイナーナ・プログラムを挟み、

前半後半で2時間ぐらいはやっただろう。

シェーカーやアゴゴ、ウッドブロックなんかも使うのだが、

ほとんどはジャンベのような手のひらで叩く打楽器を使うので

今日は、少し手のひらの皮が厚くなったように感じる。

15人ほどの参加者のほとんどが初対面だったが、

終わったころには、すっかり打ち解けた感があった。

とても面白かったので、また参加しようと思っている。

なんでも一晩中叩くような合宿もあるそうで、

それも是非体験してみたい。


昨年観た映画に 「扉をたたく人」という作品がある。

大学教授のウォルターが、シリアからの移民テレクに出会い、

そのタレクにジャンベ (アフリカの太鼓) の手ほどきを受け、

少しずつ変わって行くという物語だ。

映画のコピーには、

「移民青年との出会いとジャンベの響きが孤独な

大学教授の心の扉を開く」 とある。

正直、映画を観た時は、ジャンベの存在がこの映画の

ストーリーにそれほど重要だとは思っていなかった。

極端な話、例えばボーリングとか何かのゲームとか

ジャンベでなくてもその移民青年との接点を

作るものがあれば何でも良いぐらいに捉えていた。

が、「ジャンベ」である必要があったんだと、

昨日DCに参加して思った。


YouTube で 「ドラムサークル」と検索してみると

どんな雰囲気か見れます。

誰でも参加できるので興味のある人はどうぞ。
  ↓
ドラムサークルとは?(スケジュールもある。)





2010.3.22

bar dAZE 2nd Anniversary Live

急な話だが、LIVEが3本決定。

いつもお世話になっている原宿 bar dAZE の2周年記念ライヴ。

バーテンダーの剛ちゃんの経営になって2年ということで、

ご本人 自らが歌われる。

そのバックを麻生ちゃんと私がやるというわけだ。

邦楽・洋楽のカバーをやる予定。

良かったら、遊びに来てください。


  bar dAZE 2nd Anniversary Live

  出演 : 剛(Vo), 麻生博文(Gt), つつみしんや(Gt)

  @ bar dAZE (原宿)

   4/2(金)
    Open: 7:00 pm
    Start: 9:30 pm (9:30スタート 間違いではないです。)

   4/3(土)
    Open: 7:00 pm
    Start: 8:00 pm

   4/25(日)
    Open: 7:00 pm
    Start: 8:00 pm

   ミュージック・チャージ 無料
   チップ制





2010.3.23

ハート・ロッカー

ご存知の通り 今年のアカデミー賞6冠に輝いた

『ハート・ロッカー』。

ジェームズ・キャメロン監督作 『アバター』 と

キャスリン・ビグロー監督作 『ハート・ロッカー』 の

元夫婦対決 (共に最多9部門にノミネート) が

話題を呼んだが、結果は、『ハート・ロッカー』 が

女性監督として史上初の監督賞を始め6部門を受賞した。

『アバター』 は、3部門受賞。

『アバター』 はすでに観ていたので、その 『アバター』 を抑えて

監督賞、作品賞を受賞した作品となると やはり気になる。

戦争映画ということで、観終わってから気持ちの良いものでは

ないだろうと覚悟の上で一昨日、レイトショーにて鑑賞。

21:05からの上映にも関わらず、思ったより観客が入っていた。

その時間のレイトショーはガラガラに空いていることが多いのだが、

アカデミー賞効果だろうか。

映画は、バクダッドに配置された 爆弾処理班の物語。

まるでドキュメンタリーのような臨場感で進んでいく。

これは、戦争賛美の作品でないのはもちろんだが、

反戦映画のようにも感じなかった。

ただ、実際に起こっているであろうことを淡々と描いていて、

後は観た人が何を感じるかにゆだねられているように感じた。

メッセージがあるのに、それが何か分からない、そんな感じ。

一番の驚きは、この映画を女性が撮った (監督した) ってことだな。


冒頭に 「戦争は麻薬だ」 とテロップが出る。

だから、人間は戦争をやめられないのか。

『アバター』 もある意味、戦争映画。

考えさせられる。

そして、こういう作品が賞を取るのがアメリカなんだな。


★★★▲☆





2010.3.24

ドラムサークル 2

先週末 (土曜日) ドラムサークル (DC) を

体験してきたことは書いたが、あれ以来、ずっと

ジャンベ (太鼓) を叩きたくてしょうがない。

それも、一人ではなく、大勢で叩きたい。


そういえば最近は 見なくなったような気がするが、

一時、渋谷のハチ公前で 数人がジャンベを叩いているのを

よく見かけた。

ギター弾きの私としては、パーカッションだけだと面白くないだろうに、

と思いながら、横目で見ていたもんだが、実際はメロディ楽器や

コード楽器がなく、パーカッションだけでも かなり楽しい。

それだけで、大発見だ。

一緒に行った友人は、自分のジャンベの皮を張り替えると言っており、

やはりあの日、何らかの影響を受けたことは間違いない。

ちなみに 彼は学生時代にはドラムを叩いており、

元々ジャンベも所有している。


DC って音楽している人が参加するもんだと

誤解なさった方のためにちょっと付け加えておくと、

DC は、介護を必要とする高齢者や障害者 (児) 、

プロのミュージシャンから 楽器を演奏したことのない人まで

老若男女問わず、誰でも参加し楽しむことができる他にはない

演奏形態だ。

興味のある方は、色々調べてみて欲しい。


DRUMAGIK/ドラムサークル研究会



今のところ私は、DC でなくてもいいからジャンベを叩きたいのだが、

おそらく DC 以外で見知らぬ色んな人と

あんな風にセッションする機会は、ないだろう。





2010.3.25

中路 英明 & 伊藤 志宏

トロンボーンとピアノのデュオを聴いてきた。

今日のハコは、横浜、桜木町の 「野毛JUNK」。

驚くことにこの店は、ミュージック・チャージを取らない。

かといって飲食が特別高いわけでもない。

一体どうやって、ミュージシャンにギャラを払っているのか、

もしかして払ってないのか?

15席ほどで満席のお店に スタッフが4名。

どうやって、給料を払っているのか、

もしかして払ってないのか?

(1部で帰ったお客さんのお会計が聞こえたけど、

1400円やったからね。)

お客としては、ノーチャージというのは うれしいが、

(ホントにいいのか?) と、申し訳ない感じもする。


さて、ライヴの話。

伊藤志宏は、昨年12月、

北浪良佳 (Vo) + 馬場孝喜 (Gt) + 伊藤志宏 (Pf)

というトリオのライヴに行き、初めて知った人で、

その時、非常に印象に残ったので、いつかライヴに行こうと

思っていたピアニスト。

で、数日前、ふと思い出し、彼のライヴを検索していたら、

「中路 英明&伊藤 志宏」 のライヴを発見。

トロンボーンの中路英明というのは、その世界では、

知らない人がいないであろう トップ・プレイヤー。

実は、今から25〜6年前、彼がまだアマチュアだった頃、

一緒にバンドをやっていたことがある。

そのバンドは、トロンボーンのほかにもトランペットや

サックスもいて、ブラスの入ったJazz や Fusion を演っていた。

その後、彼は、高橋達也と東京ユニオンに入る。

それだけでも、当時そのバンドを一緒にやっていた者にとっては、

大出世で、すごい事だったのだが、その後、彼は

オルケスタ・デ・ラ・ルスのメンバーになる。

オルケスタ・デ・ラ・ルスは、ビルボード誌ラテン・チャートで

11週間にわたって1位を獲得という大成功を収める。

その後は、熱帯JAZZ楽団のメンバーとして、また、

自身のラテン・ジャズ・バンド、オバタラを始め、

ジャズコンボやビッグバンド、様々なバンドやセッション、

レコーディングで大活躍中なのだ。

もちろん、私は彼がそんな風に活躍していることを

知っていて、数年前には、JAZZ Fes で、

熱帯JAZZ楽団を観たこともあるし、「中路英明オバタラ」 の

CD も持っている。

で、今日は演奏とともにその再会も楽しみに雨の中、

横浜へと出向いたのだ。

演奏前、彼が私の前を通ったので、声をかけて見た。

すぐには、分からなかったようだが、話しているうちに

思い出してくれた。

ああ、良かった。

誰か分かってもらえなかったら、なんか、トホホ・・・やもんな。

今日は、風邪を引いていて調子が悪いとのことだったが、

途中、これ、ノーチャージってまずいよ、って思ったほど

ホントに素晴らしい演奏だった。

ピアノもトロンボーンも。

終わってからも、中路君は、「音が出なかった」 と、

本人としては納得のいく演奏ではなかったようだったので

調子が悪くてこれなら、、調子の良い時の演奏はどんなんや?

と、また聴きに行きたくなった。


ちなみに私も中学1年の時、吹奏楽部でトロンボーン吹いてました。

全く関係ないけど。





2010.3.28

息もできない

インディーズ作品なのに世界各国の映画祭で20以上の

賞を受賞したという韓国映画 『息もできない』。

ずい分前に予告編を観た覚えがあるが、やっと先週公開された。

韓国ドラマファンの妻の希望で鑑賞。

感想。

正直、しんどい。

冒頭から、暴力。

130分間、ほとんど暴力、という印象。

大阪弁で言えば、「えげつない」 映画。

たくさんの賞を取るのも分からないわけではないが、

観て幸せになれる映画ではない。

「素晴らしい」 という評価もあるが、

はっきり言って何が 素晴らしいのか分からない。

かすかな救いを感じないこともないが、

気持ちの良い映画ではない。

ただ、自分は DV と縁がなくて良かったと思う。

唯一、漢江の河原のシーンが良かった。


★★★☆☆


息もできない 公式サイト




MICHEL CAMILO & CHUCHO VALDES

夜は、Blue Note へ

MICHEL CAMILO & CHUCHO VALDES を観に

行ってきた。

ドミニカ出身の ミシェル・カミロ と

キューバの チューチョ・ヴァルデス の ピアノ・デュオだ。

ピアノはそんなにたくさん聴かないのだけど、

ミシェル・カミロ は、トマティート (Gt) とのデュオのCDは

持っている。

チューチョのことは 知らなかった。

以前、ミシェルの演奏を YouTube で観てみて、

一度は、生で彼の演奏に触れてみたい、と思っていたのだ。

やはり、世界最高レベルの演奏は違う。

素晴らしい。

ミシェルの指が見える席に座ったのだが、

速くて指が見えない・・・。

ピアノ2人だけの演奏かと思っていたら、

途中から、ドラム、ベース、パーカッション、Voのおばちゃんも

参加。

アンコールでは、お客さん ほとんど総立ち。

Blue Note は、基本的にゆっくり座ってお酒飲みながらの

ジャズ・ライヴが多い。

なので お客さんが立つことってあまりない。

でも、Latin と Funk は違うんだな。

やはり、エンターテイメントは、Happy になれるものが良ろしい。







2010.3.29

春財布

2週間ほど前、財布を買い替えた。

前に使っていた物は、5年ほど使っただろうか、

大分、くたびれてきた上に2〜3ヶ月前、ファスナーの

取っ手の部分が折れてしまい、開け閉めに不便なので

携帯ストラップの紐の部分をつけて使用していた。
    ↓


財布としての機能には問題がないし、愛着があるので、

買い替えを延ばしてきたのだが、

いよいよ買い換えようと決意した。

今までは いつも二つ折りの財布を使ってきたのだが、

今回初めて、長財布を買うことにした。

というのも、私の知っているお金持ち全員が

長財布だと気付いたからだ。

お金持ちで二つ折りの財布を持っている人は、

(いるんだろうけど) あんまり見ない。

長財布を持っている人の財布には、福沢諭吉が

何人も住んでいる。

で、私も形からお金持ちの仲間入りをしようと思い立ったのだ。

中々、デザイン・機能ともに希望のものがなかったが、

ようやくインターネットで見つけ、購入。
    ↓


面白いもので、財布が違うだけで、支払時の気持ちが違う。

中身は増えていないのに、なんとなく、

たくさん入っているような気になるから、不思議だ。

そして、引き寄せの法則的には、

このお金持ってる感 (実際に持ってるかどうかではなく) が、

お金を引き寄せるのだという。

確かにその感覚は、大事だと思う。

で、2、3日前、近所のよく行く寿司屋でお会計の時、

板前に 「財布変えましたね?」 と言われた。

それを聞いていた常連のお客さんが、

「春に財布を替えるのは、『張る (春) 財布』 と

言って良いのですよ。(お金でパンパンに張るの意)

逆に秋に財布を替えると、『空き(秋) 財布』 と言って

良くないのです。」

と、教えてくれた。

もちろん、ただの語呂あわせなのだが、

そんなこと知らずに、春に財布を替えた者としては、

なんとなく、気分が良いではないか。





2010.3.31

太田雄二 & 馬場孝喜

このギター・デュオを聴きに行くのは今日で3度目。

(@高円寺 After Hours)

大好きなデュオだ。

今日行くことは、前々から決まってたのだが、

今週は、スケジュールがタイトな上、今日は体調が

イマイチだったので、(どうしようかな) という迷いも

チラリと浮かんだのだが、行って良かった。

なんか、幸せなライヴ。

元気になれたし、ホントに行って良かった。

全部良かったけど、今日、特に印象に残ったのは、

「マーシー・マーシー・マーシー」 。

ああ、あんな風に弾きたい。

それから、なんと今日は太田さんのヴォーカルを聴けた (2曲)。

何やら、歌うことに目覚めた模様。

これからも要チェックの2人だ。


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