2009年 7月
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2009.7.4
引越しとオープン
ここのところ、10日間ぐらい毎日更新を続けていたのに
ちょっと気を抜いたら、3日も更新をサボってしまった。
今月は、我が家の引越しが、一大イベント。
18日に引っ越すのだが、新しい家の鍵は、もうもらっているので、
今日は、一部、楽器や衣類などを運んだ。
それにしても我が家は物が多い。
妻に言わせると、ほとんど私の物だというのだが、
確かに、ギターや機材、CD、DVD、VHS、音楽雑誌や楽譜など
かなりの量だ。
物を捨てる、ということは、人生で重要だということは、
知ってはいるものの、中々、難しい。
これでも、捨てるようになった方なのだけど。
なぜ、物を捨てることが重要なのかは、またの機会に書くことに。
さて、もうひとつ、今日は新しいお店のオープンのお知らせ。
パン屋のアリエッタのことは、何度もここにも書いているが、
そのパネッテリア アリエッタ 五反田店の隣に
ピッツェリア アリエッタが、明日、7月5日オープンする。
パネッテリア アリエッタとは、経営は別なのだが、
ピザには、パネッテリア アリエッタの天然酵母の生地を使い、
お肉や野菜の炭火焼も楽しめる。
1階がカウンター席、2階がテーブル席。
ちょっと変わったカウンターで独特の雰囲気。
カウンター自体が照明なのだ。
五反田へおこしの際は、ぜひご利用ください。
と言っても、私はお店とは直接関係ないのだけれど。
おみやげに隣のパン屋でパンを買ってね。
2009.7.6
NO2
NO2 with Special Guest 宮之上貴昭。
今日は、そのライヴを観に Motion Blue (横浜) へ行ってきた。
NO2 のギタリスト、太田雄二 さんは、私の通うギター道場の師範代で、
昨年9月から今年の5月まで、私は彼のクラスにいた。
(6月にクラス替えがあり、今は違う師範代のクラス。)
そして、そのギター道場の師匠が、今日のスペシャルゲストの
宮之上貴昭 さんである。
太田さん自身、高校生の頃から5年間、その道場で宮之上さんに
師事したわけで、いわば今日は師弟共演なのだ。
もちろん、今までも二人は何度も共演しているのだが、
NO2&宮之上貴昭、という組み合わせは、初めてだったようだ。
NO2 というのは、太田雄二(g)、西川直人(org)、太田耕平(ds) という
トリオで、昨年7月に、「First Alubm」 をリリースした。
ドラムスの太田さんは、ギターの太田さんの兄であり、
宮之上貴昭スパーギタートリオ、宮之上貴昭スーパーカルテットの
ドラムスでもある。
さて、ライヴはどうだったかというと、1部、NO2 の3人で2曲演奏後、
「高校生の頃からお世話になってます。
こういう共演が実現できてうれしく思います」 と
太田さん (g)が、宮之上さんを紹介。
そうだろうな、 と、その言葉だけで妙にウルウルしてしまった。 (涙腺 弱)
私と太田さんや宮之上さんとの共演など、かなわぬ夢も良いところ。
いや、今、仮に 「一緒に演奏しましょう」 と言われても、
尻込みしてしまう自分がいる。
ああ、情けない。
いや、私のことはどうでも良い。
ライヴのレポート。
相変わらずの宮之上さんの 「何をすんねん奏法」 。
私が勝手にそう呼んでいるだけだが、観ていて思わず、
「何をすんねん!」 と叫びたくなる超絶技巧奏法だ。
そして、太田さん。
これまた、宮之上師匠にひけをとらないドライブ感。
彼のレッスンは、彼の模範演奏を聴くだけでも、楽しかったが、
本番となると、またこれが良い。
全曲かっこよかったのだが、自分でもギターデュオをしている私としては、
2部でやったデュオ2曲 (イパネマの娘、Day by Day)が、
特に印象に残った。
たまにこの2人でも、デュオライヴをしているので、今度は観に行かねば。
ああ、このデュオでCD出してほしいな。
2009.7.7
脳
今月、引っ越すことは前にも書いたが、引越しの準備は、
着々と進んでいる。
荷物を整理していると、
『脳を鍛える大人の計算ドリル―単純計算60日』 という、
本が出てきた。
東北大学教授 川島隆太教授 という方の著書で、
小学生低学年程度のひと桁の足し算、引き算、掛け算が
1日2ページずつ、ドリル形式で直接答えを書き込めるように
なっている。
物忘れがひどくなってきた大人対象の脳の活性化、トレーニングの本だ。
最近は、ゲームソフトでもそういうタイプのものが増えてきたが、
これは、2005年11月発行とある。
私は、見覚えがなかったので、妻に
「これ、どうしたの?」 と訊いてみた。
毎日、やろうと思い、自分で購入したという。
どれくらいやったのだろうと、中を見てみると・・・
きれいに、第一日目で終わっていた。
おそらく2日目には、このドリルのことを忘れていたのだろうな・・・。
2009.7.8
まぎらわしい走り方
数日前、朝、出勤のため家を出るとちょうどバスがやってきて、
私を追い越した。
バス停は、数十メートル先にある。
ふだんは、バスには乗らず駅まで歩くのだが、
その日は、家を出たのが少し遅かったため、バスに乗ることにした。
私は、ダッシュしてバスを追いかけた。
運転手は、ミラーに映る走ってくる私を見たのだろう、
乗り降りが済んでも発車せず、私が乗り込むのを待ってくれた。
おそらく、ほんの数秒だったが、私のために発車が遅れた。
さて、バスが発車し、次の停留所に停まったとき、
前から一人の女性が 全力で走ってくるのが見えた。
バスの運転手は、当然彼女を待った。
私は、自分が遅刻しそうなので バスの発車が遅れることにいらだち、
心の中でその走ってくる女性を責めた。
(お前のせいで遅れるかもしれないじゃないか) と。
なんと女性は、扉の開いたバスの横を通り過ぎ、
バスの後方へなおも走り続けた。
そう、彼女はバスに乗り遅れまいと 走っていたわけではないのだった。
運転手は、走り去る彼女を確認後、扉を閉めバスを発車させた。
彼女を待ったためにバスは、発車が遅れた。
それも、ほんの数秒のことだ。
頭では彼女が悪くないのは分かっていても、
(まぎらわしい走り方すんな) と、彼女にちょっと腹が立った。
自分は、バスを少々待たせてでも乗りたい。
でも、人を乗せるために、発車が遅れるのはイヤ、とは、
なんと自分勝手なことよ。
その数日後、こんなことが起こった。
私は、またバスに乗ろうとダッシュしていた。
私が乗りたいバスの反対車線 (反対方向) のバス停にも
ちょうどバスが来ていた。
反対向きのバスの運転手が、明らかに、走っている私を見て、
発車させずに待っているのが、私にも分かった。
私は、(ちゃうねん!ちゃうねん!) と心の中で叫びながら、
そのバスの横を走り抜けた。
数日前、まぎらわしい走り方をしていた女性に腹を立てた私は、
今度は、自分でバスを引き止めてしまったのだった。
本当は、「まぎらわしい走り方」 なんて誰もしていないんだけどね。
2009.7.9
ガイジン
昨日、銀行で、40歳代ぐらいの外人女性を見かけた。
タンクトップを着た白人で中々カッコのよい人だった。
背中に小さく漢字のタトゥーを入れているのが見えた。
(何て彫ってるんだろう?) と気になったので
さりげなく近づいてみると、「我愛人」 と彫られていた。
外人だけに 「ガァイジン」 ですか?
と、ここまで書いて、もしや中国語では? と検索してみた。
どうも中国語では、「愛人」 は、配偶者のことのようだ。
女性が、「我愛人」 と彫っているということは、「私の夫」 という意味か。
「我愛人」 検索にひっかかってきたブログに、、
私と同じように、その金髪女性を見かけたことを
書いている記事があった。
しかも 今年の6月14日の記事なので、
おそらく私が見た外人と同一人物だろう。
そのブロガーも同じように、「ガイジン」 のしゃれかな? と書いていた。
すると、コメント欄に
「その方知ってます。
『我愛人』の次に「募集」が書いてあります。(見えませんでしたか?)」
と書き込まれていた。
見えなかった。
「募集」 は、タンクトップの中だろう。
そうか、結婚相手募集ってことか。
でも、そうだとすると、結婚相手見つかったら、
あのタトゥーは、どうするんだろ?
2009.7.11
クラシックと砂肝
昨夜は、友人にチケットをもらったクラシックのコンサートに行ってきた。
会場は、初めて行く 赤坂の 紀尾井ホール。
紀尾井シンフォニエッタ東京 の定期演奏会で、
指揮は下野竜也氏。
演目は、ドヴォルザークの 「伝説」 第1曲〜第10曲、
ジョリヴェのファゴット協奏曲 と モーツァルトのファゴット協奏曲。
知らない曲ばかり。
特にジョリヴェにいたっては、その名前さえ初めて。
ジョリヴェは、20世紀のフランスの作曲家 (1905-1974) で、
曲もいかにも現代音楽。
モーツァルトの方が、親しみやすい曲だったが、
アンコールでやった曲 (曲名不明) が、一番ファゴットに合っている
ように感じた。
今回、初めてファゴットが主役の音楽を聴いた。
ファゴットは、別名 バスーン ともいう。
どちらかというと音色も地味だし、クラリネットやフルートほどの
知名度もないだろう。
昨夜のファゴット奏者は、ノルウェー出身の ダグ・イェンセン という人。
ジョリヴェの難しい旋律を暗譜しているのは、スゴイと思った。
プロなら、それぐらい当たり前なんだろうけど。
ドヴォルザークの 「伝説」 は、たぶん1曲あたり4〜5分だろう。
それが第10曲まである。
初めて聴いたからか、有名曲、たとえばドヴォルザークなら、
「新世界より」 のようなインパクトには欠けるように感じた。
(ドヴォルザークって、それしか知らないんだけど。)
アンコールで指揮者が
「知らない曲ばかりだったでしょうから、皆さんご存知の曲を
やります」 と言って演奏した曲 (ホントに誰でも知ってる曲だと
思うけど、曲名がわからない) は、短いながらも とてもドラマチックに
感じた。
有名な曲は、人の心に強い印象を与えるから、
有名になったんだろうな、と感じた。
帰り、一緒に行った友人と四谷の焼き鳥で一杯。
軍鶏 (しゃも) の店で、めったにない砂肝の刺身があった。
薄くスライスしてあるのだが、砂肝2個か3個分だな。
それで、680円。(高!)
美味かった。
2009.7.11
鈴木大介
昨夜、コンサートに一緒に行った友人とクラシックの
コンサートホールについての話をしていて、
クラシック・ギターのコンサートってどれくらいの音量なのか、
どれくらいのキャパまで、生 (ナマ) で出来るのか、という話になった。
「そう言えば、クラシック・ギターのコンサートって行ったことないわ」 と
私が言うと、友人は、
「明日、行くよ」 と成城ホールで行われる 鈴木大介 の
コンサートのチラシをくれた。
鈴木大介は、クラシックだけにとどまらず、
鬼怒無月 (ジャズ・ギタリスト) とギターデュオをしたり、
映画音楽のCDをリリースしたりと、その活動範囲は広い。
どうしても行きたくなったので、当日券で行くことに。
成城ホールは、キャパ300人ぐらいの小ホールだが、
自由席だったおかげで、前から2列目の良席を確保。
ふだん、電気で増幅された音を聴く事が多いので、
生ギターで、ホールコンサートってどんな音量なのか
想像できなかったが、思った以上の音量だった。
後ろの方だと小さな音だったかも知れないけど。
一部は、タレルガの 「アルハンブラ宮殿の思い出」 など、クラシック曲。
二部は、映画音楽やクラシックの中でも ショパンの
「ノクターン」 など親しみのある曲を演奏。
当たり前だが、やっぱり上手いし、巧い。
印象に残ったのは、マンシーニの 「ひまわり」 と、
アンコールで演った 「ディアハンター」 。
ギターだけで、音が少ない分、美しく、物哀しい。
彼の顔を見てから思い出したのだが、2004年、
Martin Taylor のコンサートに行った時、彼がゲストで、
Martin とデュオをした。
あの時は、Martin 目当てだったのであんまり印象に
残らなかったのだが、今日は、とても良かった。
ジャズもいいけど、あんな風にも弾いてみたい。
弾けないけど。
ステージには、大きな生け花があった。
コンサートが始まる前、女性が大勢、その生け花の写真を撮っていた。
何だろう?と思っていると、
花は、假屋崎省吾が生けたもので、ご本人も会場におられた。
一応、私も撮ってきた。
↓
文中 敬称略。
2009.7.12
似
前々から思っていたのだけれど、
Boz Scaggs って
高田純次に似てるよね。
2009.7.16
調 和
一昨年、妻が友人に誘われ、「ベルリンフィル12人の金管奏者たち」
のコンサートに行った。
それが、素晴らしかったらしく、次に来日したら行こう、と
誘われていたのだが、今年の公演は、その友人が妻と私を招待してくれた。
ベルリンフィルといえば、カラヤンが指揮していたことでも有名な
世界一流のオーケストラだ。
そのオーケストラの金管奏者12人によるアンサンブル。
編成は、トランペット5人、ホルン1人、トロンボーン5人、
テューバ1人の合計12人。
曲によって、人数は変わり、トロンボーン四重奏というものもあった。
全員が 「第1級のソリスト」 といわれるような名手による演奏。
私自身、中学高校とブラスバンドに所属し、トロンボーン、
バリトン (ユーフォニウム)、トランペットを吹いていたのだが、
ラッパって、こんなにふくよかで 美しいハーモニーだったのか、
とそのハーモニーと感動する。 (比べたらあかんな)
そして、ピアニシモとフォルテシモ。
ポップスやジャズでも、もちろん強弱はつけるのだが、
やはりそのあたりは、クラシックの方が繊細だと思った。
曲目は、ヘンデルやバッハなどクラシックから、映画音楽、タンゴ、
グレン・ミラーと多彩。
私の印象に残ったのは、『タンゴ・ジェラシー』、
映画音楽組曲の中の 『クワイ河マーチ』、
グレン・ミラー・ストーリーの中の 『ムーンライト・セレナーデ』、
『真珠の首飾り』。
それから、2回目のアンコールで演った 『浜辺の歌』。
やはり、日本人なのだな、無条件にグッときてしまうメロディに、
美しすぎるハーモニー。
泣くよ、おとうさん。
12人が演奏しているのではなく、ひとつの楽器の音に聴こえてくる。
こういうのを “アンサンブル” というのだな、としみじみ思った。
2009.7.17
動
いよいよ、明日は引越し。
準備は、90%出来た。
もう少しだ。(今、23:55)
こんなに準備した引越しは始めて。
それでも、もっと早くから始めれば捨てていけたのに、
という物を持っていかなければならない。
今年の夏は、どこにも行かないのでゆっくり片付けよう。
今の家には、約4年半住んだ。
前の三軒茶屋の家も良かったけど、今の家 (目黒本町) も
まあまあ良かった。
今度の家は、駅から近くなるのがうれしい。
今までは駅まで歩いて11分だったのが、半分以下。
先日、測ってみたら、4分20秒だった。
もう、バスに乗るため走ることもない。
その上、きれいで、少し広くなる。
で、家賃は今と同じ。
おまけに戸越銀座商店街が近い。
先週の土曜日に行ってびっくりした。
心斎橋か!というほど、人が多く、活気がある。
商店街の開拓も、楽しみだ。
2009.7.19
動-2
引越し後、2日目。
8割の段ボール箱を空けたが、まだ置き場の決まっていないものもあり、
完全に片付くまでは、少しかかりそう。
引越し自体は、めんどくさくて好きじゃないけど、
色んな意味で人生が整理されて良いような気がする。
それにしても、昨日の引越し屋さんは、素晴らしかった。
9時に来て、12時半には全ての作業を完了した。
一回、全部の荷物を運んだ後、別のところへ荷物を取りに行ってもらって
12時半終了だから、実はそれがなければ、11時過ぎには
終わっていたのだ。
2時間ちょっと!
まあ、前もってギターなど荷物を少し運んでいたこともあるけど、
それにしても手際が良かった。(しかも安い!)
もし、梱包が済んでいなかったら、追われて、
私はオロオロしていただろう。
十分、準備しておいて良かった。
近くの戸越銀座商店街が物価も安く、楽しいよん。
引越し後の前の家 ガラ〜ン 何もないと広いのだな。
↓
2009.7.19
喜
セブンイレブンでは、今700円以上買うと くじを引かせてくれる。
昨日、妻と友人と私の3人で近くのセブンイレブンに入った。
買うものを選んだ後、支払いをする妻を残して、
友人と私は店を出て、待っていた。
レジが混んでいたわけでもないのに、妻が 中々出てこない。
やっと出てきた妻は、袋からヨーグルトを取り出し、
うれしそうに話し出した。
そのくじで、そのヨーグルトが当たったらしい。
妻がひいたくじを見て 店員さんが、「アタリですよ」 と言った時、
妻は、どうも (いつものように) 大きな声で
「やったぁ〜!!!」 と叫んだらしい。
見ていないが、おそらくガッツポーズだったに違いない。
ヨーグルト1個で、大喜びの大人に、一瞬、引いた店員さんは、
次の瞬間、気を取り直し、こう言ったらしい。
「そんなに喜んでもらえたら、やりがいあるわ〜。
皆、全然、反応ないんですよ。
これ、ハズレないんですけどね。」
2009.7.21
引越し作業
一昨日、今回の引越しで頼んだ引越し業者さんが
素晴らしく手際よく、作業が早かったことを書いた。
その後、あることに気付いた。
今回の引越しは、2階(階段)から1階(玄関前にトラック停車)
だったのだが、前回は、9階(エレベーター)から、2階(階段)だった。
エレベーターで9階から荷物をおろすことを考えると、
エレベーターに載る荷物の量は、限られているわ、
昇り降りの時間、待ってなきゃいけないわ、
時々、住民が乗ってきて、荷物を載せれないわ・・・
もう、それだけで作業の時間が倍どころではないほど違うだろう。
しかも今回、荷物を降ろす先が、1階で玄関前にトラックを停められたことも
考え合わせると、ある意味、早くて当たり前かも、
という気がしてきたのだった。
もちろん、今回の業者さんの仕事は、素晴らしかったのだが、
引越しは、いつも同じ条件でないので比べられないな、と
思ったのであった。
2009.7.22
Yes or No
後ろを歩いていた若者2人の話し声が聞こえてきた。
女 「それで、付き合ってるの?付き合ってないの?」
男 「どっちかって言うと、付き合ってる、かな」
女 「何それ。そこは責任取らなきゃダメよ。イエスかノー、どっち?」
男 「じゃあ、ノーだ」
思わず、後ろを振り向き、突っ込みそうになった。
「お前、それは 『イエス』 だろ!」って。
あいつ、あの女に気があったのかな。
それにしても、男って弱いよなぁ。
2009.7.23
!
一昨日、初めて新居から通勤した。
朝は何も感じなかったのだが、帰り、五反田駅で池上線に
乗った瞬間、異様な感じがした。
帰宅時間で電車はそれなりに混んでいたのだが、
その乗客のほとんどが、「宇宙人!」 って感じたのだ。
それも、結構、強烈に。
見渡すと、例えば ウィル・スミスの 『MIB』 に出てくるような
ちょっとブサイクな宇宙人が いっぱい乗っていたのだ。
もちろん、見た目は普通の人間だが、彼らは人間のふりを
している宇宙人だ。
今まで そんなこと感じたことはなかったので、
ちょっとビックリした。
昨日、今日は もう何も感じなくなってしまったのだが、
あれは何だったんだろう・・・。
池上線沿線には、宇宙人が多いのだろうか。
2009.7.24
シンクロニシティ!
昨日のひとりごとのタイトル 「!」。
「宇宙人」 というタイトルにしても良かったのだが、
それでは、なんとなく面白くなくて、あの(乗客たちが宇宙人!)って
感じた時の 「!」 をタイトルにした。
今朝、出勤時、戸越銀座駅構内に入り、
最初に目に入ってきたのが、このポスターだ。
ちなみに昨日、一昨日は気付かなかった。
2009.7.25
池上線
池上線沿線に越してきたので、今日は 池上線に関して。
東京で東急線というと、
田園都市線や東横線がちょっといい感じ、
目黒線は、ちょっと庶民的、
池上線は、マイナーなイメージを持っているのは私だけだろうか?
さて、そんな (勝手に) マイナーなイメージのある池上線。
それをタイトルにした 『池上線』 という歌がある。
西島三重子が、1976年に出したシングルで、
サビが 「池上線に揺られながら 今日も帰る私なの」 という歌詞だ。
野口五郎の 『私鉄沿線』 あたりを思わせる、ちょっと暗めの昭和の歌謡曲だ。
お聴きになりたい方は、こちら(YouTube)。
この曲とは、全く関係ないのだが、『ご案内』 という曲がある。
ヤマハのポプコンから1972年にデビューした 「ウィッシュ」 という
フォークの姉妹デュオの曲で、何の案内の歌かというと、お葬式だ。
歌の出だしが、「今日 お葬式をします」 という 強烈な歌詞で始まる。
お葬式といっても、どうも人が死んだのではなく、失恋の歌のようだが、
「同情も今はいりません」 だの
「お棺は秋の木の葉を二枚そっとくるみましょう」 だの
「どうぞ列席してください」 と、かなりのインパクトだ。
お聴きになりたい方は、こちら(YouTube)。
なぜ、この2曲のことを書いたかというと、
私は 『ご案内』 のタイトルが、どういうわけか 『池上線』 だと思い込んでいて、
(今日は、ウィッシュの 『池上線』 というタイトルの お葬式の歌 について書こう)
と思い、ちょっと調べてみたら、全然別の曲だったのだ。
どこでどう 『池上線』 と 『ご案内』 が混ざったのか分からないが、
私の記憶もかなり ええかげんだな、と思ったのであった。
それにしても、改めて聴いてみて 『ご案内』 はスゴイな。
上記リンクで見れる、『ご案内』 の写真、70年代ファッションもいいな。
ああいう、昭和な写真を見て、独特のノスタルジーにおそわれるのって、
1980年代以降に生まれた人たちにはないんだろうな。
何かとても大切な感覚のような気がして、大事にしたい。
なお、「ウィッシュ」 は、当然、DAIGO とは関係ない。
2009.7.28
釈迦宅
「しゃかたく」 と入力し、変換キーをたたくと
「釈迦宅」になってしまった。
スゴイな、何がスゴイか分からないけど、スゴイ。
で、「シャカタク」 である。
1982年、「Night Birds」 が大ヒットしたフュージョングループ。
当時、あのアルバムは繰り返し聴いたものだ。
さて昨日、そのシャカタクのLIVEに行ってきた。
覚えてないのだが、以前、Billboard LIVE に行った時に
アンケートに記入したようで、抽選に当たり、招待券が送られてきたのだ。
何でも書いておくもんだな。
8500円のLIVEにペアで招待だから、17,000円分だ。
ラッキー!
シャカタクは、結構、日本では人気があるようで、
毎年のように来日しているようだし、
昨日もファンらしき人達が多くいたように思う。
「UKジャズ・ファンク/フュージョン界の大御所グループ」
なんて、紹介文も見たことがあるが、音楽は、そんなに
ファンキーじゃないし、ジャズでもない。
どちらかというとイージーリスニング的な印象を受けた。
皆、ベテランだし、上手いんだろうけど、何というか
スリリングな感じがしなかったな。
予定調和とでもいうのだろうか。
それに、私は主にアメリカの音楽が好きなもので
彼らがイギリスのバンドだからか、どうもローカルバンドという
印象で あか抜けた感じがしなかった。
いや、昨日はイギリスのバンドと分かっていたのではなく、
見るからに、聴くからに、アメリカではない、
ヨーロッパのどっかの国のバンドって感じだったのだ。
だからといって、楽しくなかったわけではないけど、
ちょっと期待はずれだった。
ただで観ておいて、何だけど。
2009.7.30
テレビ
その物は、その時間その場所にあるときと、
違う時に違う場所にあるときとでは、その波動が変わる、
といような 話を聞いたことがある。
「波動」 とは、また何やら怪しい話のようだが、
要は、その物の持つエネルギーが変わる、ということなら、
なんとなくうなづける。
私自身、大阪から東京に越してきて、
小さな生活習慣だったり、考え方や行動パターンだったり、
人間関係だったり、変えようと思ったわけでもないのに
変わった覚えがある。
それが、良いことか悪いことかは関係なく、ただ、変わった。
今回、引っ越して、約2週間。
決定的に変わったことがある。
何か。
テレビを観なくなった。
以前も、毎週観ている番組とか なかったのだけれど、
とりあえず、家に帰るとテレビをつけていた感じがするが、
この2週間は以前に比べたら、夜はほとんど観ていない。
妻が点けたのでなんとなく観ることはあるが、
自分からスイッチを入れることは なくなった。
朝は、天気予報やニュースのために点けてはいるけれど、
それさえ、余計な気がするほどだ。
まあ、このテレビ離れもいつまで続くか分からないけど。
でも、実は、お笑い番組だけは、やっぱり観たい。
さて、そんなテレビ離れの私に、
あさっての土曜日に USEN の GYAO NEXT ビデオ見放題の
キットが届くことになっている。
これは、引越しにあわせての営業の電話で 何やらお得ですと
さんざん言われ、良く分からないまま、まあいいやと 申し込んだもので、
私の理解が間違っていなければ、ビデオを借りに行くことなく、
映画が観れるサービスのようだ。
以前、ケーブルテレビを契約していたことがある。
それは、プログラムが決まっていたのだが、
今度のは、観たい時に観たい映画が観れるようなのだ。
(もちろん作品に限りはあるだろうけど。)
便利になったものだ。
そのうち、レンタルビデオの実店舗は、なくなるだろうな。
2009.7.31
穴
先日、友人の子供 (男子・2歳) が 松の実の入ったパンを食べていて、
松の実を鼻の穴に入れ、取れなくなって大騒ぎになったそうな。
本人は笑っていたらしいけど。
その話を聞いて、思い出したのだが、私にも経験がある。
小学校1年生か2年生だったと思う。
ちょっと小さめのビー玉を何気なく、鼻の穴に入れたら、
めちゃくちゃピッタリで、取れなくなった。
鼻の穴は、穴自体より中の空洞の方が少し広いだろ?
だから、ビー玉を包み込むような感じでジャスト・フィットしてしまったのだ。
もしかしたら、鼻を切らなきゃならないんじゃないか、と
泣きそうになりながら、必死で取った覚えがある。
で、その友人には、その男の子の上に女の子がいるのだが、
「上の女の子は絶対そういうことはしない」 と言う。
そりゃそうだろ。
穴があったら何か入れたくなるのは、男の本能だからな。