LAGUNA MOON MELLOW FLAVOR  LIVE GUITAR  LINK LYRICS


 つつみしんやのひとりごと  2024年9月
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2024.9.3

フルマラソン完走への道 その6
― 13km完走


8月23日に10キロ(100分)を走ったことを書いたが、
それから5日後(8月28日)に 13キロ
(127分)を走った。
5日後というのは、ちょっと張り切り過ぎたかも知れない。

あいかわらずのスロージョグ。
最初の4キロほどは、1キロ9分18秒だったが、
最後の4キロほどは、1キロ9分58秒と
かなり遅くなった。
実際、犬の散歩をしている、歩いている若者に
追い抜かされたよ。

トータルでは、1キロ9分40秒というスローペースで
これだとフルマラソンは、6時間48分という計算になる。
7時間が制限時間なので、現時点では、
時間内のゴールはまだ難しい。

う〜む、どうしたものか。
もう少しペースを上げるしかないのだが、
そのためには、今よりもキツイ練習をしなければならない。

13キロ走った時点で、もう走れないほどヘトヘトかというと
それほどでもなく、まだ走れると思うのだが、ひざがやばい。
これ以上走ると、ひざを痛めるというリスクが高まり、
チャレンジできない状態でいる。

実際、13キロ走ったあとは、翌日も翌々日も
明らかにひざに疲労が残っており、3日間練習を控えた。
「3日は空けるな」というのがマラソンのトレーニングの
鉄則だとどこかで知ったので、7月15日の練習開始以来、
3日空けたことはなかったんだけど、台風の影響もあり
天候も悪かったので、3日間休むことにした。

走れる時間や距離が延びることは、
マインドにもプラスに働いており、
一度は走った距離や時間は、次も走れるという
自信に繋がっているのは間違いない。
しかし、ひざの問題とペースの遅さは、
完走することの不安要素となっている。
あと2か月、どこまでやれるかな。

ところで、マラソン業界(?)では、
走るペースを時速では言わないようだ。
1キロ何分という表現をする。
前述のように私は、1キロ9分代後半と超スローだ。
オリンピックや世界大会に出るような選手、
例えば男子世界記録(ケルヴィン・キプタム/ケニア)の
2時間00分でゴールするには、1キロを2分51秒で
走らなければならない。
これはなんと時速約21キロだ。
100メートル 17秒ですぜ。
私には 100メートルだって無理だ。

そんなのと比較する必要はないけど、
なんとか9分台前半で走ることができれば、
6時間半ぐらいでゴールできるので、頑張ろうと思う。

あと60日。


9/3 ジョギング 練習記録
距離 8・75キロ
時間 85分
1キロ 9分44秒



* * * * *

マラソンの世界記録をググって知ったんだけど、
前述の世界記録保持者、ケニアのケルヴィン・キプタムは、
2023年のシカゴ・マラソンで、2時間00分35秒という
世界記録で優勝した。
人類初の2時間切りを期待されていた選手だが、
今年2月に高速道路を運転中、交通事故で死亡したらしい。
享年24歳。
世界記録更新後は、週に250 - 280km 走るのが
ルーティンだったって。
週に 280kmって、毎日 40kmやん。
きっと2時間切れただろうに。
悔しいだろうな。

合掌。





2024.9.4

カレーはスポーツだ! #78
キーマほうれん草カレー / ルーキー(不動前)
★★★▲☆


13時を過ぎてルーキーに行ったら、
いくつかのカレーは売り切れていた。
今回は、キーマほうれん草カレー をチョイス。
900円(税込)。



ざく切りのほうれん草がたっぷり入ったカレーで
あんまり辛くはないが、なんとかいう
スパイスが鼻に抜ける感じ。
一般的なキーマカレーよりやや汁っぽいのは
ほうれん草の水分だろうか。





2024.9.4

フルマラソン完走への道 その7
― 1km 7分07秒

私がエントリーした11月3日の富山マラソンは、
制限時間が7時間なのだけど、
マラソン大会では、後ろの方でスタートすると
スタートラインに行くまでに数十分かかるというのも
どこかで聞いたし、7時間ギリギリのペースで走ると
何かアクシデントがあったら間に合わなくなる。
それで、6時間半を目標にしているのだけど、
42・195kmを6時間半で走るためには、
1km9分14秒で走らなければならない。

今のところの私のタイムは、1km9分40秒程度と
とても遅い。
それも10km程度しかまだ走っていないタイムだ。
もう少し、ペースを上げる必要がある。

今までは、持続力を付けるためにと、
ゆっくりで良いから、長時間走り続ける練習をしてきた。
ようやく2時間以上、連続で走れるようになったので、
そろそろペースのことも考えた方が良いのではないかと
思い始めた。

YouTube には、たくさんのマラソン、ジョギングの
コーチの動画があるが、人によって言っていることが
少しずつ違うので、自分で取捨選択するしかない。
初心者を対象にしていても、大体が私よりレベルが高い
初心者向けで、1キロ10分近くかかる超スロー初心者を
対象にした話は少ない。
まぁ、それはしゃーない。

今日は、自分の走れるスピードで2kmは
走ってみようと、スタートした。
結局2km持たず、途中で断念。
距離は、1307mだった。
時間は9分18秒だったので、1km 7分07秒。
なるほどこれがキロ7分のペースか。
このペースで走り続けられれば、
フルマラソンは5時間でゴールできるんだな。
しかし、こんなので走り続けられるわけがない。
無理無理。

走ってみて分かったのは、普段のペースで走るのと、
足の筋肉とかより、心肺機能が足りていない、
という実感。
根性も足りてないの分かるけど、
もう全然、息の仕方が違う。
まあ、まともに運動したことない人だから、
そらそうやわなぁ。

それから、坂道(登り)をジョギング。
目黒川から JR山手線の線路までは、
結構な坂道なので、そこを走ってみた。
測ると 170m ほどなのだが、すぐに
スピードが落ちるので、100秒以上かかる。
それを3本走った。
もっとやりたくなるけど、あんまり一度に張り切らない。
「焦らない」というのが、マラソンの練習の鉄則だと
誰かが言っていた。

そのあと 軽く 30分ジョギング。

ただ、走るだけではなく、週に1、2回は
こういう練習も取り入れて行こうと思う。

あとは、100〜200mぐらいを 70〜80%の力で
数本走る「ウインドスプリント」という練習。
「LSD(ロング・スロー・ディスタンス)」という
長く、ゆっくり、距離を走る練習。
普段やってるのは、これに近いかな。
でも、距離はまだ大したことない。
「LSD」と言えるのは、やはり 15、20km 以上やな。

近いうちに、15kmを走って、
その次は、途中 歩いても良いから
21km(ハーフ)をやってみようと思う。
「歩いても良いから 21kmを3時間でゴールしたら、
42・195は完走できる」というのも YouTube で
誰かが言っていた。
しかし、21kmを180分で走るには、
1km8分34秒で走らねばならんのだよ。
今より1分以上縮めなくではならない。
う〜む。

あと 59日……





2024.9.8

カレーはスポーツだ! #79
ジューシーカツカレー / 大津ハイウエイレストラン
★★★☆☆


滋賀県栗東市まで行く用があって、
大阪から車で向かう途中、名神高速道路の
大津サービスエリアのレストランでランチ。

なんだかカレーを食べたくなって、
ジューシーカツカレーを注文。
ミニサラダが付いて 1,290円(税込)。
高くなってきたなぁ。



場所がらか、子供でも食べられる程度の辛さ。
ちょっと学生食堂を思い出すような味。
まあ、専門店のような味を期待してはいかんわな。
上りの大津サービスエリアでは、琵琶湖を
観ながら食事ができるよ。







2024.9.10

ロビン・ティチアーティ指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ピアノ:辻井伸行




死ぬまでに観たいアーティストシリーズ、
本日はクラシック・ピアニストの辻井伸行。
ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで、
優勝したのは、2009年のことなので
もう15年も前になる。
当時まだ20歳だった辻井さんも もう35歳だ。
(9月13日の誕生日で36歳)

ちょっと前に YouTube で、ヴァン・クライバーン
国際ピアノコンクールのドキュメンタリーを観た。
これは、ライヴで観ておかなきゃと思って
チケットを取ったんだけど、S席 32,000円。
料金は会場によって違うのだけど、
東京が一番高い。
(浜松は S席25,000円)

ロンドンからあんなに大勢のオーケストラが来て、
日本に一週間以上滞在して、移動もあるのだから、
そりゃそういう金額になるのかも知れない。

公演は、浜松、名古屋、大阪、
そして 東京(サントリーホール)の3日間と
全部で6公演。
今日は、東京の初日で、公演は昼間(14時開演)。
6公演のうち今日だけが、ピアノ協奏曲が2曲なので、
辻井さん目当てなら、お得な感じ。

席は、ステージサイドの2階席一列目。
指揮者の顔(横顔)も見えて良い席だった。


開演前
ピアノ協奏曲のときは、ピアノがステージ中央に配置された。


1曲目は、オーケストラのみの演奏で
ベートーヴェンの『エグモント』序曲。
重厚で荘重な出だしに感動。

2曲目3曲目は、ともにベートーヴェンの
ピアノ協奏曲。
第3番と第5番「皇帝」。

ステージ上手側の席だったので、演奏中
辻井さんの顔も良く見えるだろうと思っていたら、
なんと、ピアノの蓋を開けたら、ちょうど
顔が隠れてしまった。
これは残念だったな。
たまに頭から顔の一部ぐらいは見えたけど。

もう「目が見えないのに」という言葉は、
彼には、似つかわしくないだろう。
音楽に視力は関係ないんだ。
でも、全く鍵盤が見えていないのに
なぜあんな演奏が出来るのだろうと思ってしまう。
指揮者とのアイコンタクトもなく。

生まれつき全盲の彼がどんな世界に
生きているのか、私には想像もつかない。
両親の顔も、ピアノという楽器さえ見たことがない。
楽譜も読めないので、全て耳から覚えるという。
(点字の楽譜は読むのに時間がかかるらしい。)
ステージで、360度周囲から聞こえる
大きな拍手を聞きながら、何度も何度も
お辞儀をする辻井さん。
光を知らないということは、ご自身がいるのが
闇の中だということも分からないのではないか。
そんなことを考えてしまうこと自体、
何かもっと大事なことを
自分は知らないんじゃないかと思えてくる。
彼は、凡人の想像を絶する素晴らしい世界に
いるような気がしてならない。

アンコールは、ソロ・ピアノで2曲。
演奏後、指揮者のロビンに連れられて、
ステージ下手の舞台袖に引っ込み、
そこでロビンと辻井さんがハグする姿が見えた。
これは、ステージ正面の席の人たちからは、
見えなかっただろうから、特別なものを
見せてもらった感じがしたよ。

次は、ソロ・ピアノのコンサートに行きたいな。

[ 曲 目 ]
ベートーヴェン:『エグモント』序曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
(EC)
ワーグナー/リスト編:エルザの大聖堂の行列
ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番「月光」より第3楽章

[ 出 演 ]
指揮:ロビン・ティチアーティ
ピアノ:辻井伸行
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

@ サントリーホール 大ホール (東京)





2024.9.11

フルマラソン完走への道 その8
― 15km走破


今日は、ゆっくりで良いから15キロ走ろうと
練習に臨んだ。
15・435キロメートル、2時間30分49秒。(遅)
15キロで良かったんだけど、150分という記録も
作りたかったので、少し距離を伸ばした。

10キロ以上は、3回走ったけど、
15キロは、初めて。
先週、10キロ走った時は、キロ9分24秒と
少しだけペースが上がってきたのを感じたけど、
今日は、キロ9分46秒と遅かった。
最初の3キロはたぶん9分前半だったと思うけど、
どんどんスピードが落ちていくんだな。
12キロあたりでは、自分でも歩いているのか
走っているのか分からんようなペースにまで落ちた。
そのあと、13キロ過ぎて、ちょっと持ち直した。

なんか、突然余裕が出たり、めっちゃしんどくなったり、
そういう波があるみたいやな。
走り出しの10分前後は、ほとんど毎回のように
しんどいのは、ウォーミングアップが十分でないからかも
知れない。

心配のひざ対策で、サポーターを両足に付けて走った。
おそらく少しは、効果があるのだろうと思うけど、
走り終わった今は、結構ひざに来ているのが分かる。
できればもっと練習したいと思うけど、明日は休養だ。

15キロというと、フルマラソンの3分の1以上の
距離は走ったことになる。
昨年の100キロウォークのときの練習の最長距離は、
33・4キロ(つまり3分の1)を一度歩いて、
本番に臨んだ。
本番で 60キロぐらいまでは、30キロの延長で大体
想像した通りだったが、70キロを超えて、
特に80キロ以降は、未知の世界(足の痛み)が
待ち受けていた。
マラソンは、トータルは 42・195キロと100キロの
半分以下だけど、「走る」という行為、それに加えて
制限時間という壁が立ちはだかっており、
全く予想が付かない。
いまだに「イケる」という感触はない。

どころで、7月15日に練習を始めて以来、
今日が34回目の練習で、走った総距離は、
190キロを越えている。
なのに体重がほとんど落ちていない!
ちょっと落ちたかなと思うと、すぐに戻る。
戻る原因は、分かっている。
運動した分、お腹が空くのでご飯も食べるけど、
それより何より、アルコールだ。
走り出したおかげで、酒を飲む日も減っているが、
酒を飲んだ翌日の体重が物語っているんだ。
こんなに分かりやすいものなのか、というほど。
ひざへの負担も考えると、本番までに
5キロぐらいは減量したい。

走った後の爽快感や、気持ちよさは、
今まで知らなかったこと。
身体のためにも良いし、ストレスの軽減にもなり、
精神のためにも良いことが分かる。
走っていたら、向かい風や追い風、季節の風も
感じることができる。
自分の限界や、自己話も観察できる。
そんな風に考えると、酒を飲んで失っているものが
バカバカしくなってくる。
いえいえ、酒は好きですぜ。
楽しく酔っぱらって、気持ちよくなって。
でも、失っているものも多いねんな。
まあ一番は、時間やな。
酔っぱらったら、何もでけへんからな。
そして健康。
そんなこと思うと、お酒も そろそろええかな、
という気もしてくる。
断酒すると決めたわけじゃないけど、
こういう考えが始まると、大体そっちの方向に
向かい出すのが自分のパターンだ。
まあ、今はやめなくても、飲む日を減らせば
良いと思っている程度だけどね。

さて、次の目標は、ハーフ(21キロ)だな。
これは、途中歩いても良いという風に臨まないと、
張り切り過ぎるとケガすることになる。
今日も15キロ走った時点で、あと3キロぐらい
走れそうだったので迷ったけど、張り切らない、
というのが、マラソンの練習の鉄則なのでやめたよ。

全く余談だけど、先週大阪に帰省していて、
夜、実家の近所を10キロ走った。
何が驚いたって、街が暗いこと。
街灯が少ないねんな。
田舎ですわ。
調べてみたら、大阪府柏原市って、
今住んでいる品川区より、ちょっと広いねんけど、
人口は、品川区の6分の1ぐらいやわ。
1995年には、8万人以上住んでたけど、
2020年では、6万9千人を切っている。
もう過疎ですな。
品川区は、1995年は32万人だったけど、
2020年で 42万人と増えております。

そんなことより、本番まで あと、52日。
どうなるか。


9/11 ジョギング 練習記録
距離 15・44キロ
時間 151分
1キロ 9分46秒





2024.9.13

フルマラソン完走への道 その9
― ランニング・シューズ購入


フルマラソンを走るためには、ランニング専用の
シューズで走った方が良いのは分かっていたけど、
持っていた アディダスのシューズが、
割と楽で走りやすかったので、それで練習をしてきた。
調べてみたら、ゴルフシューズだったよ。(ビックリ!)
もらい物だったんだけど、走るのに全く問題ないと
思えるのは、私がランニングの素人だからかな。

それで、ようやくランニングシューズを買いに行ってきた。
ネットで調べて、アシックスの「ゲル・カヤノ」という
シューズが良さそうだと思って、原宿のアシックスまで
行ってきた。
店員さんに、初心者であること、初マラソンを走ることを
伝え、推薦されたのが、「ゲル・カヤノ 31」と
もうひとつ「ゲルなんとか」という別のモデル。
両方履いてみた感じで、「ゲル・カヤノ 31」に決めた。
色は、Steel Grey/Piedmont Grey。
20,900円也。
こんなに高い運動靴は人生で初めて。
(妻からの誕生日プレゼント)


GEL-KAYANO 31



「ゲル・カヤノ」の発売は、1993年で、
今年のモデルが31代目なので「ゲル・カヤノ 31」。
「カヤノ」というのは、初代モデルのデザイン担当者
榧野(カヤノ)さんの名前で、
30年以上売れ続けているシリーズらしい。

サイズは、28センチがちょうど良いと思ったんだけど、
アシックスの店員さんは、もう5ミリ大きいサイズを
勧めてきた。
なんでも、親指の前が1センチぐらい空いているのが、
アシックスの標準らしい。
親指の爪が靴に当たることで、爪が剥がれたりとか
するらしいので、少し大きめを履くようだ。
で、28・5センチも履いてみたけど、どうも大きすぎる
感じがしたので、28センチにしたよ。

早速、履いて走ってみた。

ランニング・シューズを履けば、もう、劇的に
楽に走れるのかと超期待していたけど、
全然そんなことはなかった。
クッションは良いし、しっかり守られてる感はある。
今日は 4・3キロほどを、間に5分ほど休憩を入れて
2回、計8・7キロを走ったのだけど、
途中で右足のかかとあたりがヒリヒリしてきた。
走り終わって見てみたら、かかとの内側が軽く
靴擦れになって、赤くなってた。
こんな所、靴擦れになるんやな。
まあ、それは靴がなじめば解決すると思う。

問題は、ひざです。
一昨日、「プロ・フィッツ ひざ サポーター」というのを
両ひざに付けて、15キロ走った。
それなりにひざがサポートされている感はあって、
まあまあ良かったのだけど、そのあと、
太もものゴムが当たる部分が、みみず腫れになって
丸2日経っても痒い。
私は、どうもそういうのに弱いらしく、ズボンのベルトを
きつく締めすぎたり、ゴムのきついパンツを履いたりすると
同様に下腹部がみみず腫れになって痒いことがある。

そのサポーターは、その前に1時間ほど使った時は、
どうもなかったんだけど、15キロの日は、3時間以上
つけっぱなしだったので、そんなことになってしまったようだ。
本番では、7時間以上つけっぱなしになるので、
これは使えないなぁ。
ふたつで 3,260円したんだけどな。
もしかしたら、もうワンサイズ、大きいのを買えば
良いのかも知れないけど、私の太ももが
サイズのちょうど境い目ぐらいで悩ましい。
次は、ゴムではなく、マジックテープで、締め付けを
調整できるものを注文したので、そちらに期待したい。
ひとつ 2,874円。
まずは、片方で試してみて 良ければもう一つ買う。
こういう小物もあれこれ試さねばならず、
その出費もバカにならない。

今日もひざが心配で、練習を切り上げた。
気持ちも体力もまだ走れると思うのだけど、
これ以上走ると、ひざが大丈夫か?と思うと
無理しない方が良いなとなってしまう。
悩ましい。

あと 50日。


9/13 ジョギング 練習記録
距離 4・375キロ ×2
時間 83分(トータル)
1キロ 9分28秒(トータル)





2024.9.15

フルマラソン完走への道 その10
― ランニング・アプリ導入


ランニング・アプリというものがあることは
少し前から知っていたけど、私はいまだにアナログな
ところが多くあり、中々導入せずにいた。
ランニング・アプリは、走った距離や時間などを
記録できる便利なもの。
で、そろそろ使ってみようかという気になってきた。
無料のものも多くあるのでどれにしようかと
迷ったが、「Runtrip」という無料アプリを
スマホにダウンロードした。
「Runtrip」は、YouTube の動画観たことが
あったので、良いかなと思って。

今日は、12km 走って、そのあと4キロほど
続けて 歩くつもりでスタートしたが、
途中で 雨が降り出したので 4・7kmで中止。

アプリの走った記録の地図を見たら
めちゃ正確でビックリ。
スタート地点も走るのをやめた(記録をストップした)
地点もまさにその通りだった。

おまけに1キロごとの平均ペースも出る。

1km 8'15"
2km 9'07"
3km 8'57"
4km 8'55"
5km 9'08"

最後の 5km は、4・7km のラスト 700mのことだ。

2kmでペースが落ちているのは、目黒通りの
長い登り坂を走ったからだ。
分かりやすい。

トータル 4・7kmでは、41'58" で、
キロ 8’52” といつもより速い。
今日が特別速かったとは、思えないので、
今までの計算(というより距離の測り方)が
間違っていたか、このアプリが間違っているのかな。

今日の距離は、キョリ測では4・477km、
グーグルマップで測ると4・5km、
Runtripでは、4・73km。
もしかしたら、Runtrip は少し長めに測ってしまうのかも。
それなら、計算上 ペースが速まったのも分かる。
キョリ測やグーグルマップを基準に計算すると
キロ 9'20" から 9’22” だから。
でも、まあ速い方が、気持ちも上がるので、これからは
Runtrip の数字を基準に記録することにするよ。
さすがに、ランナー向けのアプリだから、
いい加減だったら、クレーム来るだろうしね。


9/15 ジョギング 練習記録
距離 4・7キロ
時間 42分
1キロ 8分52秒





2024.9.17

MARCUS MILLER



2年ぶりのマーカス・ミラー。
ブルーノート3日間公演の初日、
2nd ショーを観てきた。
バンドは、2年前の来日時のホーンの2人は
そのままで、キーボードとドラムスが新メンバー。
席が最前列で、ドラムの前だったせいもあり
ドラムは良く見えたんだけど、とてもタイトで
良いドラムだったなぁ。
あと、サックスのドナルド・ヘイズが、
エモーショナルでよろしい。

1曲目は『Penther』。
久しぶりに聴いたので、懐かしく感じてしまった。
数曲目で、ゲスト・ヴォーカルが登場。
よく聞き取れなかったけど、たぶん
「Tower Of Power で歌ってた」と
紹介したんじゃないかと思う。
曲は、「Do you remember Tenptations?」
って言ってたから、テンプテーションの曲だと思う。
なんとなく聞き覚えがあった。

続いて「ふたりの友人、デヴィッド・サンボーンと
アル・ジャロウに捧げます」と言って、
『Since I Fell For You』。
この曲は、ボブ・ジェームス & デイヴィッド・サンボーン
名義のアルバム『Double Vision』収録のバラード。
アル・ジャロウがヴォーカルでこの曲だけに参加。
マーカスは、ベーシストとして、まだ楽曲提供(2曲)
でも 参加したアルバムだ。
『Since I Fell For You』は、本家は結構
洗練されたアーバンな感じだけど、今日の演奏は
結構、R&Bっぽくて私は好きだな。
ゲスト・ヴォーカルのおじさん(名前失念)も
ええ感じやったし。

その他曲名が分かるものは、『Run For Cover』
本編最後は、『Tutu』。
途中でリズムが変わった。
メドレーで違う曲になったのかと思ったら、
そのリズムでドラムソロへ。
そのまま曲に戻り、エンディング。

アンコールでは、一度ベースを抱えたものの
気が変わったのか、ベースを置いて
バスクラリネットを手に取った。
この曲では、後半3トーンサンバーストの
Fender のフレットレスに持ち替えた。
それ以外は、メインのいつものジャズ・ベース。
ステージ上にはサイアも置いてあったけど弾かず。
ステージサイドにももう1本控えのベースが
置いてあった(Fender かどうかは未確認)。

今日は、メンバー全員が黒人で、
全くのブラック・ミュージック。
ブルーノートでの公演は、久しぶり(前回は
BBLだった)ということもあってか、
満員で大盛況でした。
マーカスの足がずい分細くて、
ちょっと痩せたのかなって思った。
あいかわらず、カッコ良い。


[ MEMBERS ]
Marcus Miller (b, b.cl)
Russell Gunn (tp)
Donald Hayes (sax)
Xavier Gordon (key)
Anwar Marshall (ds)
Guest:?

@ Blue Note Tokyo
2nd show


[ 参考動画 ]
Bob James, David Sanborn - Since I Fell For You (audio) ft. Al Jarreau



(2024.10.22 追記)
BLUE NOTE TOKYO ― LIVE REPORTS より SET LIST
(1st show も合わせて記載しておく)

2024 9.17 TUE. SET LIST
1st
1. LET IT WHIP
2. RED BARON
3. SUBLIMITY
4. LOVE & HAPPINESS
5. SINCE I FELL FOR YOU
6. RUN FOR COVER
7. MAPUTO
8. BLAST

2nd
1. PANTHER
2. RED BARON
3. SUBLIMITY
4. LOVE AND HAPPINESS
5. SINCE I FELL FOR YOU
6. RUN FOR COVER
EC. MAPUTO 〜 TUTU

ブルーノートのレポートは、1st showのものだが、
1st でも『LOVE & HAPPINESS』と
『SINCE I FELL FOR YOU』をやっているのに
ゲスト・シンガーについて触れていない。
何でだろな。
ライヴの当日には、ゲスト・シンガーの名前を
発見できなかったけど見つけたよ。
ラリー・ブラッグス(Larry Braggs)。
彼は、やはり Tower Of Power に
在籍していたんだ。(1999―2013年)
マーカスが「Do you remember the Tenptations?」と
言ったのは、曲のことじゃなくて、彼のことだった。
テンプテーションズにも在籍していたんだ。(2016―2019年)
あれ?その頃にテンプテーションズを観たぞ。
ということは、あの時にラリーもいたのかなと思い、
当日(2017.3.21)のエントリーを見てみると いない。
よくよく見てみると、私が観たのは
「The Temptations」のライヴではなく、
「The Temptations Review featuring Dennis Edwards」
というライヴだったんだ。
ひぇ〜。
あのライヴって、デニス・エドワーズ(60年代後半から
70年代の全盛期を支えたバリテナー)をフューチャーした
テンプテーションズとは別のグループだったのね。
今頃知ったわ。
だから「Review」って付いてたんや。

で、『LOVE & HAPPINESS』は、
テンプテーションズの曲ではなく、アル・グリーンの曲。
デビッド・サンボーンが、 マーカス・ミラー、
ハイラム・ブロック、バディ・ウィリアムスらとロンドンで
演ったライヴが映像になっとります。
そん時のヴォーカルは、ハミッシュ・スチュワート。
ギターがハイラム・ブロックっちゅうのが嬉しい。
あ〜これで色々謎が解けたわ。

David Sanborn - Love And Happiness

DVDを探したら、アマゾンで中古が5千円ほどだったけど、
メルカリで千円で見つけた!





2024.9.21

フルマラソン完走への道 その11
― 180分 19キロ


今日の練習は、コースも何キロ走るかも決めずに
スタートした。
最低10キロ以上は、走るつもりでいたけど。
スマホにランニング・アプリを入れたおかげで
予めコースを決めておかなくて、気ままに
走っても良くなったので楽になった。
ただ、記録の地図を拡大して見て
GPSの誤差が結構大きいことを発見した。
例えばこんな風。



これは先日、山手通りを走ったときの記録だが、
実際には、片側の歩道を走ってたのだけど、
画像のように、ジグザグに走ったことになっていた。



別の道もこんな感じだ。
このふたつは、特に極端な部分をピックアップしたので、
全部が全部、そんなに酷いわけではないけど、
アプリでは、実際に走った距離より数パーセント
長く走ったことになっているように思われる。
そのことで、ペースもこれまでの記録より
速いことになっているんだと思う。
一昨日は、11キロを98分で走った。
これは1キロ9分を切っているので、
急にそんなに速く走れるわけないだろうと思って、
アプリを見ていて、地図を拡大して気付いたんだ。
まあ、細かいことはよしとして、今後は
このアプリで記録を取ることにした。
実際より、ちょっと盛ってる記録になるけど、
その方が気持ちも上がるし、
キョリ測でコース作るの(嫌いじゃないけど)
結構時間使ってたからね。

話を今日の練習に戻すと、走っていると
なんだか調子よくなってきて、途中で180分に
チャレンジする気になった。
走りながら、ひざはやっぱり気になってはいるけど、
軽い痛みなので、走れないほどではない。

空腹時に走り出したので、90分ぐらいで
めちゃくちゃお腹が空いてきた。
普通の空腹感ではない。
これがエネルギー不足なのかな。
今までもそれぐらいの距離は走っているけど、
感じたことのない空腹だったので、
コンビニによって、in ゼリーとミネラル水を補給。
走りながら、そういうものを食べたり飲んだり
することも練習しておいた方が良い、と
先日観た YouTubeの動画で言っていたわ。

で、コンビニでゼリーを探すのに手間取ってしまい、
2分ぐらい経ったので、182分をゴールにした。
そのへん、真面目というか細かいなと自分でも思う。

結果は、19・2キロで 182分30秒。
1キロ9分30秒。
180分の時、スマホを見たら19キロだったので、
あと2キロでハーフ(21キロ)行けるやんと思ったのだけど、
マラソンの練習は「張り切らない、頑張らない、
焦らない」だと思い直し、21キロは次の機会に見送った。

フルマラソンには、30キロの壁とか 31キロの壁と
いうものがあるらしい。
昨年の100キロ・ウォークに例えると
70キロの壁だろうか。
70キロを超えてから、人生未経験の足の痛みが
始まったからね。
80キロを超えてからは特に凄かった覚えがある。
マラソンでも、30キロ、35キロを超えると
「何が起こるか分からない」ということも聞いた。
なので、全く油断はできないのだけど、
今日はようやく、42・195キロが射程距離に
入ってきた感じがしたよ。
今日のペースだとフルマラソンは、6時間41分。

今日は走っていて、気が付いたら、
フルマラソンでゴールしたあとのことをイメージしてた。
これはとても良い傾向だ。
ほぼほぼ現実化するパターン。
まだまだなめたらあかんのは分かってる。

人間て凄いなと思う。
2ヵ月前は、10分しか走れなかった62歳の
おっさんが、3時間走れるようになるんやもん。
何ごとも継続こそが力やな、と改めて思うのでした。

あと42日。
これ(コース紹介動画)を観て、イメトレしよう。


9/21 ジョギング 練習記録
距離 19・2キロ
時間 182・5分
1キロ 9分30秒





2024.9.22

高中正義
TAKANAKA SUPER LIVE 2024
「黒船 来航50周年」




1年ぶりの高中正義。
会場は、日比谷野外音楽堂。
雨が降り出すかも知れないと、レインコートを
持参して臨んだが、幸い雨は降らなかった。
開演からしばらくすると、青空まで見えたよ。
以前、雨の野音の高中を体験しているけど、
やっぱり、雨の中の野外コンサートは、イヤだもんね。

コロナ禍の2020年から2022年もどういうわけか、
高中のコンサートは、中止にならずに奇跡的に
開催された。
気が付くと、2015年から(2019年を除いて)
ほとんど毎年高中のコンサートに足を運んでいる。

今年のタイトルは、
TAKANAKA SUPER LIVE 2024
「黒船 来航50周年」。
サディスティック・ミカ・バンドのアルバム
『黒船』の発売から50周年なんだ。

今日のチケットは、ソールドアウトで、
立ち見のお客さんも結構いたよ。
外国人の姿もちらほら。
1曲目から前の方のお客さんは
立ち上がっていた。
私は、真ん中より少し後ろの席で、
どういうわけか、そのブロックの人たちは、
立たなかったので。座って観ることができた。
後半は立ち上がったけど。
最初から立つのしんどい。(年よりか)

曲は、『黒船嘉永6年6月4日』、『Alone』、
『渚 モデラート」、『Finger Dancin’』、
『Sweet Agnes』、『Taj Mahal』、
『Thunder Storm』、『Ready To Fly』など。
個人的には、『EUROPE(哀愁のヨーロッパ)』
のカバーが良かったな。
軽快なのに哀愁のあるいリズム・アレンジで。
アルバムに収録されていた語りのイントロはなかったけど。

アンコールは、『タイムマシンにお願い』、そして
『Blue Lagoon』。
本編で『Blue Lagoon』を演らなかったので、
アンコールで演るだろうと分かっていたけど、
どういうわけか、あの爽快なイントロで落涙。
『Blue Lagoon』で、泣くなんて自分でもビックリ。
しかもイントロで。
たぶん、その前のMCで「まだまだ頑張ります」
みたいなことを聴いて、何か込み上げてくるものが
あったんやな。
71歳なんだから、まだまだ演ってもらわにゃ。

アンコールを入れて、120分弱。
ギターは、ストラト2本(たぶん)、
ヤマハSG2本(たぶん)の他に
1曲でゴダンのエレアコ、
数曲でジャズマスタータイプのギターを使用。
今日のギターの音は、どれも聴き心地の良い
トーンだった。


[ MEMBERS ]
高中正義 (g)
井上薫 (key)
柴田敏孝 (key)
岡沢章 (b)
宮崎まさひろ (ds)
斉藤ノヴ (perc)
AMAZONS 大滝裕子 (cho)
AMAZONS 吉川智子 (cho)
AMAZONS 斉藤久美 (cho)

@ 日比谷野外大音楽堂





2024.9.24

有山岸香



「有山岸香(ありやまぎしか)」は、
有山じゅんじ、山岸潤史、香西かおりの三人のこと。
「有山岸(有山と山岸)」は、何度かライブを観ている。
キー坊(上田正樹)をゲストに迎えてのときもあったが、
今回は演歌歌手の香西さんと。

2曲ふたりで演ったあと、香西さんの登場。
どんな曲を演るのか想像がつかなかったけど、
3人で演る1曲目が
『Vaya con Dios』で痺れてしまったよ。
そのほか、意外なところで『Water is Wide』も良かったな。
ご本人のヒット曲『無言坂』ももちろん。

この三人で演るのは、初めてではないようで、
有山さんの天然ぶりに香西さんは、
「有山岸とやれる歌手は私しかいない」と、言ったとか。
まあ、キー坊は置いといて、有山岸というか、
有山さんとは普通の人は無理やろなと思ってしまう。
天然記念物のような人です。
明らかなミスでさえ、有山さんの芸のように
見えてしまうから凄い。

香西さんは、3人の中では一番お若いのだけど、
その、ひとり爆走する有山さんを優しく
見守る(?)姿に大きな器を感じたよ。
ずい分笑った楽しいライブだったけど、
もったいないことに、お客さんが少ないんだなぁ。

ギターは、山岸さんが Fender の
Highway Series Dreadnought
(エレアコのシンライン風のギター)。
有山さんが、Harmony の赤いセミアコ。
なんかええなぁ、Harmonyのギター。

『無言坂』の作曲者、調べてみたらビックリ。
なんと、玉置浩二だ!


[ MEMBER ]
有山じゅんじ (gt, vo)
山岸潤史 (gt, vo)
香西かおり (vo)

@ COTTON CLUB
2nd show

[ SETLIST ]
1. Caravan
2. よいしょ、よっこらしょ
3. Vaya con Dios
4. アカシアの雨がやむとき
5. コーヒールンバ
6. Water is Wide
7. 無言坂
8. 買い物にでも行きまへんか
9. みんなの願いはただひとつ
EC1. なつかしの道頓堀
EC2. 見上げてごらん夜の星を





2024.9.25

フルマラソン完走への道 その12
― 侮るなかれ


4日前に初めて180分 約19キロ走った。
その日、起きたとき少し腰に痛みがあったけど、
そんなに気にするほどではなかった。
寝ていた姿勢が悪かったかな、ぐらいに思った。
走るときも走っている最中も気にならなかったし、
当日のエントリーを読むと、まだ走れそうな
ぐらいに書いている。
実際、その時はそうだったんだけど。

翌日は、さすがに全身に疲れがあり、
とても走れる状態ではなった。
もちろん19キロも走ったのだから、
1日2日は休息するつもりでいたけど。
その次の日は、妻が走ると言い出したので
その付き合いで少しだけ走った。
約1時間走ったり歩いたり、約6キロ。

身体中が固まっているような印象なので
近所の整体に行って、1時間ほぐしてもらったら
大分ましになった。
ひざもかなりくたびれている感じがしていたが、
整体師が言うには、股関節が硬いのではないかという。
うーむ、やはり股関節か。

YouTubeで色々見ていると、股関節や足首の
関節が硬いとそのシワ寄せがひざに行くのだという。
股関節は360度、足首は前後(というか上下)
だけではなく、左右にも少し曲がるので
多方向に動くけど、ひざは一方向にしか曲がらない。
股関節や足首が硬いと、ひざが本来曲がらない方向へも
ストレスがかかってしまうというわけだ。
つまり、十分な柔軟が大事ということなんだな。
身体も心も柔らかい方が良いわけだ。

そして、ひざだけではなく、腰にも来ている。
7月15日に練習を始めて以来、腰に痛みが
出たのは初めて。
あの走った日に走る前にすでに違和感があった上に
3時間も走ったのだから、ちょっと無理があったのかなと思う。
まあ、日常生活に支障があるような痛みではないけど。

あんまり練習の間を開けたくないのだけど、
今日明日ぐらいは休養して様子を見ようと思う。
無理して本当にケガをしたら元も子もない。

YouTubeには、実際のマラソンの様子も
たくさんアップされているけど、30キロ、35キロを
過ぎると歩いている人も多い。
そのあたりで歩いている人は、
6時間7時間でゴールする人たち。
私も間違いなくその仲間だけど、
「完走した」というためには、
できれば最後まで歩きたくない。
でも、難しいだろうなぁ。

4日前に「ようやく、42・195キロが射程距離に
入ってきた」と書いたけど、
また射程距離から遠のいた感じ。
甘くないなぁ。

あと38日。





2024.9.25

ラストマイル



映画『ラストマイル』を観てきた。
大分前から、宣伝していた印象があったけど
公開されてからひと月以上経ってたわ。

まあ、出演者が豪華ですわ。
主演は、満島ひかり、岡田将生。
そして、ディーン・フジオカ、火野正平、
阿部サダヲ、ちょい役の出演で、綾野剛、
星野源、石原ひとみ、井浦新、窪田正孝、
薬師丸ひろ子、麻生久美子、中村倫也など。

テレビドラマの監督・塚原あゆ子と
脚本家・野木亜紀子のタッグだから、
実現したキャストなんでしょうな。
贅沢な布陣だけど問題は内容です。

「ノンストップ・サスペンス・エンタテイメント」と
謳っているが、サスペンスとしては、
残念ながらドキドキが物足りない感じ。
娯楽映画だから、現実味とか求めては
いけないのかも知れないけど、
連続爆破犯の決断が、どうも解せない。
犯人の背景と動機をもっと説明してくれないと
私には「何で?」という感じだった。
あれで、犯人は意図を果たしたんだろうか。

弱い立場の人間から搾取し、
効率や生産性、数字ばかり追いかける
企業の在り方、限りなく欲し続ける
現代の人類に一石投じている感もあるが、
社会派作品と呼ぶにはメッセージも弱い感じ。
まあ、「サスペンス・エンタテイメント」と
謳っているぐらいだから、そんな気ないのかも知れない。

運送業界では、安い送料のために酷い労働環境で
働き続ける人たちがいることは、報道で見たことがある。
ネットで注文したら、送料無料で翌日届くことが、
異常だと気付いていても、利便性に負けてしまう。
いっそのこと、送料無料は全面廃止した方が、
健全な仕組みになるんじゃないかと思う。
そんな風に思ったということは、
社会的メッセージはあったということか。


★★★★☆


2024年製作/128分/G/日本
劇場公開日:2024年8月23日





スオミの話をしよう




久しぶりに劇場で2本鑑賞。
2本目は、三谷幸喜監督の『スオミの話をしよう』。
この人の作品は、当たり外れが酷いね。
前作、『記憶にございません!』(2019年)は、
面白かったけど、本作はどちらかというとハズレだな。
『ギャラクシー街道』(2015年)ほど酷くはないけど。

長澤まさみ演じるスオミが、行方不明になり、
誘拐されたのではないかということで、
今の夫と元夫4人が集まる。
5人の話すスオミはまるで別人のようで共通点がない。
一体、スオミとは本当はどんな人間なのか。
そして、犯人から身代金要求の電話がかかってくる。

なんだろうな。
コメディとしても、ミステリーとしても、ドラマとしても
大して面白くないし、中途半端な印象。
最後に意表を突かれるどんでん返しが
あるわけでもない。
エンディングにおまけのように足されている
ミュージカル仕立てのシーンは、全く余計に感じる。
長澤まさみのファンなら、彼女の歌を聴き
ダンスを見られるだけで価値があるだろうけど。

そんなわけで、ちょっと期待外れでした。
別れた男が4人とも元嫁をいまだに
好いているというのも、なんかどうなんやろ、と思う。
『ギャラクシー街道』ほどではないけど、
学生の文化祭作品的なニオイがしたよ。

西島秀俊は、こういうキャラがハマり役とは
思えないし、松坂桃李は、『空白』や『流浪の月』の
ようなシリアスな役の方が好きだな。


★★★☆☆


2024年製作/114分/G/日本
劇場公開日:2024年9月13日





2024.9.26

なんだろね

今日、日帰りで大阪に行って来た。
12:31 新横浜駅発の のぞみのチケットを買って、
車内で食べる弁当を買い、
12:25 ぐらいにホームに上がった。
列車が来るまで、少し時間があるので、
ベンチに荷物を置き、立ったまま読みかけの
本を読み出した。

しばらくして、ふと視線を上げると、
ちょうど列車が動き出したところで、
時計を見ると12:32だった。

げっ!
やってしまった!
乗るはずの のぞみ、出てしもた。
参ったな。

数年前、品川駅でも同じミスをしたよ。
その時は、妻とふたりでホームで読書してた。

次の のぞみは、16分後だ。
自由席に乗るしかないが、
新横浜からだと座れない可能性がある。
立ったままでは弁当が食べられない。
迷っている暇はない。
16分あれば弁当は食べられるので、
ホームのベンチに座って食べたよ。
カツ丼弁当。

帰り道、新大阪まで JR の「おおさか東線」という
路線に乗った。
新大阪まであと2駅というところで 電車が
止まってしまい、新大阪に着いたのは45分遅れ。
おかげで、これまた指定席を買っていたのぞみには、乗れず。
なんとか自由席に座れたけど、
座れずに立ったままの乗客も何人もいたよ。

そう言えば、3週間前もこの「おおさか東線」に
乗っていて、止まったよ。
そのときは、新大阪より随分手前だったので、
違うルートで新大阪に行けたけど、
やっぱり当初の予定の のぞみには、乗れなかった。

なんだろね。

なんでもないよね。

そういうこともあるよね。





2024.9.27

カレーはスポーツだ! #80
カシミール・チキンカレー /
カレーハウスCoCo壱番屋(渋谷並木橋店)
★★★▲☆


今日は、無性にカレーが食べたくなった。
通りがかりにあったココイチで、
期間限定 カシミール・チキンカレーに
イカ(ハーフ)をプラスで注文。
1,222円也(税込)。



「刺激的な辛さ」と書いてあった。
確かに辛さ普通でもひと口目からパンチのある辛さ。
チキンはタンドリーチキンのようで、
しっかり味が付いており旨い。
もっとたくさん入っていたら嬉しいのにな。
ルーは、トロミのあるタイプではなく
シャバシャバな感じ。
「深いコク」とも書いてあったが、
残念ながら何か物取りないなぁ。





2024.9.27

上田正樹 R&B BAND
Special Guest:永井“ホトケ”隆・山岸潤史




今年3月に「永井"ホトケ"隆 × 山岸潤史」の
ライヴにゲストで出演したのを除くと
3年ぶりのキー坊(上田正樹)のライヴ。
あのライヴから3年も経ったことにビックリ。

今日のメンバーには、3日前に観たばかりの
有山じゅんじ、山岸潤史(ゲスト)もいる。
山岸さんは、今年4回目だわ。
そして、もう一人のゲストが、永井“ホトケ”隆 。
前述の3月の「永井"ホトケ"隆 × 山岸潤史
Special Guest 上田正樹」がとても良かっただけに
今日のライヴも期待して観に行った。

キー坊は、もう75歳になってしまったけど、
全く声が衰えていない。
背中も足もしゃんと伸びていて、姿勢も良い。
きっと日々健康には気を遣っているのでしょう。

曲は、R&B 往年の名曲『Soul Man』や
『Knock On Wood』などから、オリジナル
『悲しい色やね』、サウストゥサウス時代の『最終電車』、
有山さんとの『あこがれの北新地』まで。
途中、山岸さんとホトケさんのデュオコーナーや、
このふたりプラス、キー坊&Yoshie.N の4人による
演奏など、アンコールまで入れて、120分弱。
オーラスは、『Stand By Me』です。
さすがに観客の年齢層が高く、立ち上がる人は
少なかったけど、ええライヴでした。

キー坊、山岸さん、ホトケさんを観ていて
思ったのは、50年ブルースや R&B を
演っていると、ホンモノになるんやな、ということ。
この人たちは、黒人のマネをしているのではないと思った。
有山さんは、3人とはちょっと違って、
ブルースがベースなんやけど完全に独自路線。
キー坊が「世界自然遺産」というのも分かる。
先日のライヴより、有山さんはちゃんとしてた。
それでも曲始まってから、キーの確認しとったけど。
Yoshie.N は、初めて観てからたぶん10年ぐらいは
経つと思うけど、もの凄く貫禄が出てきたと思う。
シャウトするだけで、拍手が起こるほどだったよ。

先日も書いたけど、有山さんの Harmony のギター、ええなぁ。
親指の腹で弾いてるせいもあるかもしれんけど、
とても太い温かいトーンだ。
色(赤)も形もええ。
山岸さんは、ムーンのテレタイプ・シンライン。
春のライヴでも使っていたやつ。
途中のデュオのコーナーで Fender の
Highway Series Dreadnought を使用。

ホトケさんのギターは、KAY のビンテージ・リイシュー。
たぶん「Thin Twin - K161V」というモデルだろう。
買ったばかりと言っていたけど、これが中々渋い。
探してみたけど、ほとんど出回っていないね。
山岸さんが見つけて、ホトケさんに教えたと
言っていたけど、たぶん、出てきても
すぐに売れてしまうのかもな。
有山さんの Harmony も ホトケさんの KAY も
アメリカのビザール・ギター。
なんかああいうの欲しい。
ハイエンドギターもええけど、ああいうので、
渋く演奏したい。(できるのか?)


[ MEMBERS ]
上田正樹 (vo, gt)
有山じゅんじ (gt, vo)
樋沢達彦 (b)
羽仁知治 (key)
Marvin Lenoar (dr, cho)
Yoshie.N (vo, cho)
Guest:
永井“ホトケ”隆 (gt, vo)
山岸潤史 (gt)

@ 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール





2024.9.29

Char
For another 100 years




昨日は、日比谷の野音で Char のライブ。
前回(昨年12月)観た EXシアター でのライブが、
本編75分、アンコール入れて1時間40分ぐらいと
短く、やや不満だったけど、昨日は、17時開演で
2回のアンコールがあり終わってみると 19:55ぐらい。
始まった時間が明確でないけど、そんなに遅れて
始まってないので、ほぼ3時間だ。
最後に「長い時間できるか不安だったけど」なんて
Char さん(69歳)ご自身の口から漏れたけど、
まだまだ大丈夫!

正直、どのアーティストも何度もライブを、
観ていると凄く良かった時とそうでもない時が
あるのだけど、昨日は良かったー。
Charさんの声もよく出ていて、
ギターソロも冴えていて とても良かった。
曲は『I Feel Free』、『Livin' In Tokyo』、
『かげろう』、『Uncle Jack』、『Wondering Again』、
『Smoky』、『Shinin' You, Shinin' Day』、
『Rainbow Shoes』、『Apple Juice』など。
珍しく『All Around Me』は演らなかった。

そして、ゲストも良かった。
ミッキー吉野に、仲井戸 “CHABO” 麗市。
チャボのコーナーでは、ローリング・ストーンズの
日本語カバー2曲とRCサクセションの
『いい事ばかりはありゃしない』。
完全に清志郎が乗り移ってたような
チャボの歌に感動。

そして、アンコール、全員で『雨上がりの夜空に』。
まさか、この曲の、しかもイントロで
ウルウルするとは思わなかった。
このライヴのリハの前日に、チャボの夢に
清志郎が出てきたらしい。
やはり昨日は、清志郎が来ていたんだよ。
「石やんもそこに」と、チャボが言うと、
「石やんは神宮(球場)に行ってる」とチャー。

チャボは、とても良い人なんだと思う。
何十年も前、Charの武道館コンサートに
RCサクセションを(たぶんオープニングアクトで)
出してくれたことをずっと恩に思っていて、
「俺たちの自信になった」とお礼を言う。
言うことが、なんかロックっぽくないねん。
私は好きやけど。
あ、でも Charさんが17歳で初対面の時、
「生意気な奴」と思ったとかも言ってたけど。
(チャボの方が5歳年上)

チャーのギターは、バーガンディミストの
ストラトキャスターとマスタング。
チャボのギターは、テレキャスタイプ。
メーカーまで読めず。


[ MEMBERS ]
Char (Gt, Vo)
小島良喜 (Key)
澤田浩史 (B)
Tully Ryan (Dr)
スペシャルゲスト:
仲井戸 “CHABO” 麗市 (Gt, Vo)
ミッキー吉野 (Key)

@ 日比谷野外大音楽堂





2024.9.29

ALFREDO RODRIGUEZ TRIO
アルフレッド・ロドリゲス・トリオ




久しぶりのライヴ3連チャン。
一昨日は R&B、昨日のロックと来て
今日は、キューバン・ミュージック。
トリオ3人ともまだ30代とうい若手。
ピアニストのアルフレッド・ロドリゲスのことは
最近知ったばかり。
2006年、スイスのモントルー・ジャズ・フェスで
クインシー・ジョーンズに見いだされ、
ワールド・デビューに繋がったらしい。
まあ、もうモントルーに出ているだけで
凄いんだけど。

ブルーノートの紹介文には
「ラテン、サルサ、タンゴ、レゲトンなどラテン音楽と
ジャズをブレンドし」とあったが、今日の演奏を聴くと
そこにアフリカンなものも感じた。
『エリーゼのために』(ベートーヴェン)も
ラテンにしてたよ。
3日間6公演の最終ステージということも
あってか、終始リラックスしたムードで、
とにかく3人ともめちゃくちゃ明るくて楽しそう。
『スーパー・マリオ・ブラザーズ』では、
ベーシストのマリオのヤエル・ヘルナンデスが、
客席からマリオの帽子を受取って被った。
あれ、ハプニングなのかな、仕込みなのかな。

ハイライトは、『Thriller』。
前述の通り、アルフレッド・ロドリゲスは、
クインシー・ジョーンズに見いだされ、
プロデュースもされている。
クインシーは、マイケル・ジャクソンの
アルバム"Thriller" のプロデュースもしてて、
そんな話をしてからの『Thriller』。
「マイケル・ジャクソンの『スリラー』とちゃうで。
これはキューバン・スリラー・フォー・ト―キョウや!」
と言っていたけど、あの『Thriller』が、
こんなラテンになるんやな。

YouTubeに2年前のブルーノートの『Thriller』が
あったけど、皆座って聴いている。
今日は、ほとんど全員立ち上がってたから、
もっと熱狂的だったよ。

それにしてもキューバは小さな国なのに
凄いピアニストが何人もいるなぁ。
アロルド・ロペス=ヌサ、
ゴンサロ・ルバルカバ、
そして、アルフレド・ロドリゲス。

また観に行きたい。


[ MEMBERS ]
Alfredo Rodriguez (p)
Yarel Hernandez (b)
Michael Olivera (ds)

@ Cotton Club
2nd show

[ 参考動画 ]
Alfredo Rodriguez Trio "Thriller" Live at Blue Note Tokyo 2022





あっという間に人は死ぬから
佐藤舞 著




YouTube でたまたま観た「謎解き統計学」
という動画が面白くて、そのチャンネルの
動画を何本も観た。
それをやっているのが、佐藤舞さん、通称サトマイ。

「統計学」と謳っているだけあって、
話されている内容に根拠があり、説得力がある。
もちろんサトマイさんの個人的な見解も
あるのだけど、背景がしっかりしているし、
ご自分の推測は、断言せずに推測だと
分かるように話しているのも好感が持てる。
今どき、断定的に話している ユーチューバーが多く、
たびたび、なんでそんなこと言い切れるんかなと
私は疑問に思うので。

で、彼女の本が出版されたので読んでみた。
タイトルは『あっという間に人は死ぬから』。

子供の頃、20分間の休み時間でも、
校庭に出てドッジボールをしたり、目いっぱい
遊んだのに、大人になった今、20分なんて
何もできないとスマホで時間をつぶす。
なぜ、時間を大切にできないのか、
なぜ、大して重要でもないことに時間を
浪費してしまうのか、どうすれば有意義に
過ごせるのか、ワークを通して、自分を
知ることからその道を探る。

私は、もうこの手のことは、大体知っていると
思っていたけど、新しい切り口もあり、
新鮮に自分を観ることができた。
今まであまり考えてこなかった、自分はなぜ
楽器演奏や写真撮影が好きなのか、子供の頃、
なぜプラモデルに夢中になったのか。
そこにひとつの共通点が見えてきた。
ただ、物を作る(創る)という意味ではなくね。

私の妻は哲学をベースにした教育を展開している。
この本には、サルトルのことも出てくるし、
事実と解釈の区別、目的と目標の区別、
瞑想、マインドフルネスなど妻の仕事との共通点も多い。
対談すると面白いと思うんだけど、実現しないかな。


★★★★▲





2024.9.30

カレーはスポーツだ! #81
肉だく牛黒カレー / 吉野家(恵比寿駅東口店)
★★▲☆☆


吉野家の肉だく牛黒カレー、税込729円。



うーん、この感じ、初めてじゃないよな。
吉野家のカレーは残念ですな。
覚えておかないと、また食べてしまいそうや。



ひとりごと