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2021年 MUSIC

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2021.1.10

吾妻光良&The Swinging Boppers

一昨日、首都圏4都県に緊急事態宣言が
発令された。
飲食店は、午後8時までの営業を要請されている。
今日は日曜日ということもあり、東京都では
新たな感染者は1,500人程度だったが、
その前は、3日間続けて2千人を
超える新たな新型コロナ感染者が出た。

そんな状況なので、昨日のライヴはキャンセルかも
知れないなと思っていたが、ビルボードライヴでは
感染対策を十分に行った上で、
ライヴを開催した。
全ての公演を予定通りするわけではなく、
やはり出演者の意向も含めての決定なので、
キャンセルや延期になった公演も少なくない。
ライヴハウス自体をこれ以上休業すると、
関係者は、生きていけないのではないかと心配だ。
できれば、感染対策の上でライヴを開催してほしい。
中には、身勝手な客もいるが、大体の人は
マスクを着け、マナーを守りおとなしく楽しんでいるよ。

公演がキャンセルされれば仕方がないが、
昨夜は公演決行ということなので、
私も感染対策の上で、観に行くことにした。

昨夜のライヴは、
「吾妻光良&The Swinging Boppers」。

吾妻さんが、1979年に大学の「卒業記念」に
結成したバンドで、そのまま解散せずに
やり続けることになり、なんと41年。

昨年は、結成40周年を記念して、
通算8枚目アルバムをリリースした。
メンバーのほとんどが、定職を持ちながらの活動という
ちょっと変わったバンドだ。

彼らのライヴを観るのは、初めてだったが、
『やっぱり肉を喰おう』『齢には勝てないぜ』など
ご機嫌なナンバーが多く、ライヴの数もそんなに
多くはないので、一度は観ておきたいと思っていたバンドだ。

ライヴは、面白くて、楽しくて、素晴らしかった。
彼らの音楽は、「ジャンプ・ブルース」という
ジャンルなのだけど、40年も続けていると
完全に自分のものになるんだろうな。
吾妻さんのことは、雑誌の記事では時々読んで知っていて
きっと面白い人だろうと思っていたけど、
やっぱり面白いおっちゃんだった。
キャブ・キャロウェイの『We Go Well Together』を
演ったあと、吾妻さんが MCで
「曲に力があると良いね。自作の曲は、
ヘタすると落ちていくけど、曲に力があると大丈夫」
というようなことを言っていたけど、私には全く
そんなことは感じられず、オリジナル曲も
同じように素晴らしく聴こえたよ。

ミュージシャンならではの風刺も面白い。
何の曲だったかに出てきた歌詞
「知ってるかい?菅総理、ロバート・プラント
と同じ歳」には、爆笑してしまった。
何が可笑しいのか分からんのだけど。
(ロバート・プラントは、レッド・ツェッペリンの
ヴォーカル)

あと、『大人はワイン2本まで』も最高だったな。

メンバーのひとり、トランペットの方が、退職されたので、
プロになったとのこと、もう白髪のおじいさんです。
ええ話やなぁ。

CD、一枚しか持ってなかったけど、ほかのも聴こう。
また観たいです。


[ MEMBERS ]
吾妻光良 / アヅマミツヨシ (Gt, Vo)
早崎詩生 / ハヤサキシオ (Pf)
牧 裕 / マキユタカ (Cb)
岡地曙裕 / オカチアキヒロ (Dr)
近 尚也 / コンナオヤ (Tp)
名取茂夫 / ナトリシゲオ (Tp)
冨田芳正 / トミタヨシマサ (Tp)
西島泰介 / ニシジマタイスケ (Tb)
渡辺康蔵 / ワタナベコウゾウ (A.Sax, Vo)
小田島享 / オダジマトオル (A.Sax)
西川文二 / ニシカワブンジ (T.Sax)
山口三平 / ヤマグチサンペイ (B.Sax)

@ Billboard LIVE Tokyo
2nd show


[ 参考動画 ]
大人はワイン2本まで
永井ホトケ隆さんとの掛け合いも最高です。





2021.2.3

緊急事態宣言

1月8日に始まり2月7日までの予定だった、
東京の緊急事態宣言は1ヶ月延長されることになった。
3月7日までである。

私は、車で通勤しているので人混みを歩くこともないし、
会社でも人数が少ないので
日常的に接触する人は限られている。
もちろん仕事上、普段会わない人とのミーティングも
あるし、買物に出れば、不特定多数の人と
同じ空間にいることもあるわけだけど、
以前よりもマスクを付けるようになったし、
感染予防には一応気を付けている。
緊急事態宣言だからといって、それほど
そんなに不便な生活を強いられているとは
感じていないけど、もともと外食が多いので、
7時や7時半でラストオーダーというのは、
やっぱりちょっと不便。

外食の回数が減った以外に、
映画やライヴに行く回数も激減した。
そんな中、今月は来週、
ビルボードライヴ横浜での渡辺貞夫さんの
ライヴの 2nd show (21:00開演)を予約していたのだが、
昨日、ビルボードライヴからメールが届いた。
緊急事態宣言のおかげで、2nd show の
開演時間が、 15:00(!)に変更された。
1st show は、18:00開演のまま変更なしで、
なんと 1st show より先に 2nd show が
開催されるという異例の状態だ。
あいにく、その日は平日の上、その前の日が、
祝日ということもあって、仕事がたまっている
可能性があるので、今回は断念することにした。

そして、再来週、ブルーノートで予定されていた、
「BLUE NOTE TOKYO ALL-STAR JAZZ ORCHESTRA
with special guest 村治佳織」も、
公演が延期になったと、今日、ブルーノートから
メールが届いた。

ビッグバンドに、クラシックギターって
どんなことするんやろ、と楽しみにしていたのに・・・。
延期の日は、発表されていないけど、
その日に行けるかどうか分からんからな。

長いこと、外国人アーティストのライヴを観ていないなぁ。
最後に行ったのは、昨年2月28日の
ANDY McKEE (@Cotton Club)。
もうすぐ1年や。

また、普通にライヴで外国人アーティストの
演奏を聴ける日は、来るのだろうか。



---内閣官房のホームページより---

国民の皆さんにお伝えしたいことのポイント
〇 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、
緊急事態宣言が発出されています。
実施期間:令和3年3月7日まで
実施区域:栃木県(2月7日まで)、埼玉県、
千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、
京都府、大阪府、兵庫県、福岡県

(中略)

【緊急事態宣言でお願いする対策の考え方】
(中略)
〇 具体的には、飲食を伴うものを中心として対策を講じます。
そのため、飲食につながる人の流れを制限する、
飲食店に対する営業時間短縮要請、外出自粛の要請、
テレワークの徹底などをお願いします。

(中略)

【緊急事態宣言の期間中、以下の取組をお願いしています。】

(中略)

(2)イベントなどの開催
〇 不特定多数が集まるようなイベントは、
人と人との接触機会が多いこと、飲食につながる場合が
多いことなどから、特別な対応が必要です。
開催者の皆様には、規模などの要件に沿った開催を
要請いたします。

(以下略)





2021.2.12

巨匠 Chick Corea 逝去

久しぶりに Facebook を見ていると
「スティーブガッド
私たちの考えと祈りは, 韓国の家族と一緒です。
ジャンルの可能性を広げるジャズピアニスト,
79年に死亡」という言葉が目に飛ぶ込んできた。
そのコメントの下には、ピアニスト、
チック・コリアの写真。

まさか、と思った。
自動翻訳にかかっていたコメントの
原文を表示すると、
「Steve Gadd
Our thoughts and prayers are with the Corea family.
Chick Corea, Jazz Pianist Who Expanded
the Possibilities of the Genre, Dead at 79」

チック・コリアが亡くなった。
癌だったようだ。
享年79歳。

自動翻訳、「Corea」は「韓国」ちゃうやん。

チックの音楽にそんなに詳しくはないけど、
『Spain』は、何度も演奏してきたし、
ライヴにも何度か行った。
最後に観たのは、「TOKYO JAZZ 2019」の
「The Chick Corea Akoustic Band」だった。
ほんの1年半ほど前だ。
ショック。

合掌。





2021.3.7

桑田佳祐 静かな春の戯れ
〜Live in Blue Note Tokyo〜


サザンオールスターズのライヴは、
40年ぐらい前に一度だけ観た覚えがある。
何組ものバンドが出演するロック・フェスだった。

桑田さんの才能は、本当にスゴイと思うし、
良いなと思う曲も何曲もある。
人生で初めてのライヴ(高校2年生の文化祭)では、
『いとしのエリー』を演奏したよ。
でも、不思議とコンサートに行こうと思ったことはなく、
大好きというほどではない。

そんな私だが、今夜は、ブルーノート東京からの
無観客 配信ライヴを観た。
サザンオールスターズではなく、桑田佳祐ソロ・ライヴ。
長くても90分程度だろうと思っていたら、
120分たっぷりあった。
途中で、音楽にというより、彼の存在に
感動を覚えたよ。

サザンにそれほど詳しくないので、確実ではないけど、
曲は、桑田さんソロのレパートリーからだと思う。
ここは、はっきり区別があるのかな。
曲調は、マイナーのアングラな淫靡な印象のものが
多いように感じたが、東京オリンピックのために
作られた『SMILE〜晴れ渡る空のように〜』のような
ポジティヴで力強い曲まで、幅が広い。
カバーも浅川マキ、長谷川きよしから、
ドクタージョンと これまたジャンルレス。

画面に歌詞がテロップで出るのが良かった。
文字でも見ることで、音だけ以上の情報がある。
この人の言葉のセンスは、ホントに秀逸だ。

桑田さんは、(たぶん)マーティンのアコギと
PGM のテレキャスタータイプ。
途中で1曲違うテレキャスタータイプに持ち替えたけど、
ヘッドのロゴが読めず。
ギターの斎藤誠さんは、フェンダーの
シンライン・テレキャスター。
この人は、ずっとシンラインを使っている。
私も1975年製の程度の良いシンラインを持っていたけど、
10年ほど前に売ってしまった。
ちょっと後悔している。

ブルーノートでの観客を入れた配信ライヴ同様に
今日もいわゆる生配信だと思っていたら、
途中で編集されていることに気付いた。
その短時間(2〜3秒)では、
ギターを持ち替えられないよ、という場面で、
桑田さんがギターを持ち替えてたシーンが、
少なくとも2回あった。
なんや、たった今、青山で演奏しているのを
観ていると思ったのに録画かと思うと、
少しガッカリした。
内容は、同じことなんやけどね。


[ MEMBERS ]
桑田佳祐(vo, gt)
斎藤誠(gt)
角田俊介(b)
河村“カースケ”智康(dr)
片山敦夫(pf)
深町栄(key)
山本拓夫(sax, fl)
TIGER(cho)
田中雪子(cho)

@ Blue Note Tokyo


見逃し配信は、3月14日までやってます。
詳細はこちら。






2021.3.16

PONTA 逝く

今日まで知らなかった。
ポンタさんが、3月9日に亡くなっていた。
視床(ししょう)出血という脳出血のひとつで、
2月8日に自宅で倒れたらしい。

ポンタさん(村上“ポンタ”秀一)は、
日本を代表するドラマーで、
ジャズから、ロック、歌謡曲、演歌まで、
色んなアーティストのレコーディングや
ステージでドラムを叩いてきた人。
レコ―ディングした曲は、14,000曲以上というから
ある程度の年齢以上の日本人なら、
必ずポンタさんのドラムを耳にしているはずだ。

2018年、「音楽境地」というタイトルの
デビュー45周年の記念コンサートが春と秋に
2回全く違う内容で開催されたのだけど、
両方とも観に行った。
2日とも、とてもバラエティに富んだ内容で
楽しませていただいた。

私の机の上には、たぶんその頃に買った、
ポンタさんの本『俺が叩いた』が読まれずに
ずっと置いたままだった。
読まなきゃ。



享年70歳。
ちょっと早いなぁ。
残念です。
合掌。


[ 関連エントリー ]
2018.4.8 デビュー45周年 「音楽境地」(壱)
2018.11.1 デビュー45周年 「音楽境地」(弐)


(追記)
ポンタさんなら、もっとニュースになっていても
おかしくないのにと思ったら、亡くなったことは、
昨日(3/15)に公式サイトで発表されたようだ。





2021.3.24

"SAVE LIVE MUSIC RETURNS"
HIROMI 〜SOLO〜




"SAVE LIVE MUSIC RETURNS" と
題された上原ひろみのブルーノート公演。
今回は、ソロピアノ5日間 10公演だ。
今日はその2日目、2nd show を観てきた。

ようやく先日(3/21)をもって、
緊急事態宣言は解除されたものの
まだまだ世の中は感染予防ムードだ。
今日の東京ブルーノート、2nd show は、
アルコールとフードの販売はなし。
座席もコロナ以前に比べて、
いまだ(ぱっと見)3分の1ぐらいに
減らされている。
そりゃあ、"SAVE LIVE MUSIC" と
言いたくなるよね。
ひろみは、昨年8〜9月に4つのプログラムで
合計 16 日間 32 公演を行った。
そして、昨年暮れから今年 "RETURNS" ということで、
3つのプログラムで、合計 18 日間 36 公演を
始めたのだが、1月と2月に予定されていた
20公演が、緊急事態宣言発令に伴い、
3月に延期されたのだった。
今日の公演は、もともと1月6日に予定されて
いたものだ。

昨年8月から、ひろみのライヴを、
6回も観ることができているが、
コロナがなかったら実現していないと思うと
皮肉なもんだと思う。

さて、楽しみにしていたライヴ。
今日は睡眠も十分に取れていたし、
夕食も食べていなかったにも関わらず
始まった途端にまさかの睡魔。
参った。
ライヴの回数は減っているのに
最近、このパターンが以前より増えた。
どうしたことだろう。

最初から最後までちゃんと聴けたのは
本編最後の曲と、アンコールの
"What A Wonderful World" だけだった。
その2曲だけでも素晴らしかったが、
なんとも惜しい。





2021.3.30

和田アキラ 逝く

28日、ギタリストの和田アキラさんが亡くなった。
プリズムというフュージョンバンドで
活躍した人だが、私は彼の弾きまくるプレイが
あんまり好きになれず、プリズムはほとんど聴いていない。
でも、私が22〜23歳の頃、
「The Guitar」という教則レコード(LP)と
その楽譜集は買った。


(若い!)

A面が演奏で、B面がマイナスワン(カラオケ)だった。
「あんまり好きになれず」と書いたけど、
このレコードは収録曲5曲うち、3曲が私の好みだった。
まるまるコピーするわけでもなく、弾けそうなところだけ
弾いて、あとは適当にアドリブで弾いていた。
そのマイナスワンを流して、友人の結婚式の披露宴で
ギター演奏をしたこともあった。

ライヴで和田さんを観たのは、2018年4月6日の
ポンタさんのデビュー45周年コンサート「音楽境地」が
初めてで最後。
なんだろう、まるで今月9日に亡くなった、
ポンタさんを追いかけるかのように逝ってしまった。

そのコンサートで和田さんを観たあと、
前述の教則レコード「The Guitar」が、CDに
なっているのを発見し、懐かしくて思わず買った。
30年ぐらいぶりに聴いた。

死因は敗血症による多臓器不全ということらしい。
享年 64歳。
若いなぁ。

合掌。





2021.4.18

YOSUKE ONUMA
"Landscapes"
小沼ようすけ




一昨日、小沼さんのライヴに行ってきた。
東京都に「まん延防止等重点措置」が
適用されたことを受けて、コットンクラブは、
2nd show で、ソフトドリンクを含めて
飲食の提供を行っていない。
お店は、売上激減だろうな。
客同士の距離を取るため、座席数も減らしているし。
ドリンクのないジャズクラブってどうよ、って思うけど、
ミュージシャンにとっては、営業できないよりはマシだろう。
スタッフによる、座席への案内もなく、
受付で座席の記された紙が手渡された。



コロナ以前は、このあたりの席は自由席だった。
指定席だということは、予約時に説明を
読んだのだろうが覚えていない。
水ぐらい出してくれというお客さんもいるかも
知れないからか、テーブルの上には、
evian(ミネラルウォーター)が、
ひとり1本ずつ置かれていた。

さて、久しぶりの小沼さんのライブ。
メンバーは、この時期 当然の日本人によるトリオ。
まだ若い2人との新しいトリオで、
昨日がそのトリオのライヴ初日だった。
"Landscapes" というのがバンド名のようだ。

例によって前半、2〜3曲目にちょっと睡魔が
来たのだけど、後半は、しっかり聴いた。
小沼さんのプレイは、以前より進化していると感じた。
変な言い方だが、この人は余計なことを弾かない。
若い2人も素晴らしかった。
やっぱり、音楽は配信より生の方が良い。

小沼さんは今年デビュー20周年らしく、
デビュー当時から彼の音楽を聴いている私は、
いまだに若手というイメージを持ち続けていたのだが、
調べてみると今年でもう47歳!びっくり!
すっかりベテランの風格で、もうおっちゃんやんか。

小沼さんのギターは、(たぶん)Nishigaki Guitars の
テレキャスターシンラインタイプ。
控えに赤い ES-335 が置いてあったけど使わず。
そのシンラインが、凄く良い音してた。
見た目も好み。
はっきり言って、欲しい。

この時期だからお客さんが少なかったのは、
残念だけど、また観たいトリオです。


[ MEMBERS ]
小沼ようすけ (g)
高橋陸 (b)
平陸 (ds)

@ COTTON CLUB
2nd show





2021.4.21

Char
45th anniversary concert #1
SHININ' YOU SHININ’ DAY




父のことがあったので、4月10日の Charさんの
ライヴについて書いていなかった。

Char さんは、今年、デビュー45周年。
昨年4月の日比谷野外音楽堂のライヴは、
チケットを取っていたもののコロナのせいで
中止になった。
12月13日に中野サンプラザで
2020年最初で最後のライヴが開催されたが、
先に別の渡辺貞夫さんののチケットを
取っていたため、観に行けなかった。
なので、昨年は Char さんのライヴを一度も観れず。

さて、4月10日。
野音のライヴは、2018年5月以来3年ぶりだ。
ファンクラブの先行予約だったためか、
前から9列目の中央よりという良い席。



1曲目短いイントロのイントロに続き、
『空模様のかげんが悪くなる前に』。
イントロの伸びやかなギターが、空に響き渡る。
久しぶりの大音量が気持ち良い。

キーボードが、小島さんというのがめちゃ嬉しい。
ギタートリオもいいけど、小島さんが入った
クアルテットも凄く良い。

曲は『かげろう』『TOKYO NIGHT』など
初期の曲から、『Stand』『Drive Me Nuts』
『Rainbow Shoes』『Shinin' You, Shinin' Day』
『Smoky』『Livin' In Tokyo』など。
『Endless Dream』『ICE CREAM』が聴けたのは
良かったな。
『Purple Haze(Jimi Hendrix)』から
『からまわり』も良かった。
2回目のアンコールは、この数年に亡くなった
ルイズルイス加部、Tim Bogert、
Paul Jackson の名前を挙げ、
「すべてのベーシストに捧げます」と言って
Herbie Hancockの『CHAMELEON』。

ギターは、ピンクのペイズリーのムスタングがメインで
後半、バーガンディミストのストラトが登場。
本物(1959年製)か復刻モデルかは
よく分からなかった。
最後のアンコールでは、変わったギターを持ち出した。
たぶん VOX の Starstream。
ちょっとシンセっぽい音を出していたので、
そのためかな。


開演直前


[ MEMBERS ]
Char(Gt&Vo)
澤田浩史(B)
小島良喜(Key)
ZAX(Drums)

@日比谷野外大音楽堂
OPEN 16:30 START 17:30





2021.5.13

エリック・クラプトンのギターが!

エリック・クラプトンのギター、フェンダー
ストラトキャスターがオークションに出品されているぜ!
(記事)

2014年のワールド・ツアーで使用したギターとのこと。
その年の武道館公演も当然 観に行ったのだが、
ここに書いた私の記録では、濃いグレーのストラトとある。

しかし、オークションに出品されているギターの色は、
ブラウンサンバーストなので、私が観た日には
違うギターを弾いたといいうことだろう。



2年間ほど、エリックはそのギターを使っていたようで、
映像作品にもなっている、2015年5月の
ロンドン ロイヤル・アルバート・ホールにおける
70歳の記念公演でも、使用された個体らしい。



20,000ドルでスタートしたオークションは、
これを書いている時点で、入札数は8、
金額は、38,977ドル(約420万円)となっている。

オークション終了は、5月15日だ。
さあ、どうする!?

ちなみに。
2004年にオークションにかけられた、
エリックのギターは、95万9,500ドル
(当時のレイトで約1億520万円)の価格がついた。
まあ、あれは特別なギター(ブラッキー)だったから、
今回のギターは、そんな高値はつかないだろうけどね。

もう1回。
さあ、どうする!?


Auction Site





2021.5.14

和泉宏隆さん

6月4日にブルーノート東京で予定されている
「PYRAMID featuring 福原みほ」のライヴを
予約している。
その夜は "R&B NIGHT" となっており、
どんな曲を演ってくれるのか、楽しみにしていた。
ちなみに2日間公演で前日は、
"CROSS OVER NIGHT" だ。

今日、毎月購読している雑誌『ジャズライフ』が
届き、安藤さんの T-スクエア 脱退の記事を
読んでいると、欄外にピアニスト和泉宏隆さんの
訃報が記されていて、驚いた。
4月26日に急性心不全のため亡くなっていた。

PYRAMID のピアニストである和泉さんは、
T-スクエア の元メンバー。
昨年、12月10日に久しぶりに PYRAMID の
ライヴを観た。
その日のエントリーに、
「体型の変わらない、鳥山さん、神保さんに対し、
見るからに太った和泉さんは、コロナの自粛で
10キロ太り、ピアノの黒鍵の間に指が挟まって
変な音がすると、自虐ネタで笑いを取ってました」
と書いている。
鳥山さん、神保さんがスリムなので、
余計に感じたのだけど、その太り方が
ちょっと不健康な印象だったのを覚えている。

亡くなる2日前にもライヴを演っているぐらいだから、
そんなに具合が悪かったわけではないのだろうが、
太ったことで心臓に負担があったのかも知れない。

ブルーノートのサイトによると、
6月3、4日のライヴの「開催については
現在協議中」とのこと。

享年 62歳。
若いなぁ・・・残念。

合掌。





2021.5.22

エリック・クラプトンのギターが!
その2


先日、エリック・クラプトンのギター、フェンダー
ストラトキャスターがオークションに
出品されていることを書いた。(その日のエントリー

その日の入札額は、38,977ドル(約420万円)
だったのだけど、最終的にいくらで落札されたか、
書いておこう。

2万ドルでスタートし、
5月15日に終了したオークションは、
最終的に21件の入札があり、
220,308ドル99セント で落札されたようだ。
1ドル109円換算で、約2,400万円だ。

さすがにブラッキー(95万9,500ドル)ほどの
値はつかなかったけれど、それでも 2,400万円ですぜ。
ロック史においては、このギターも
歴史的なギターになっていくのでしょうね。



Auction Site





2021.5.23

ERIC JOHNSON

大好きなギタリストは、たくさんいるのだけど、
その中の一人、エリック・ジョンソンについては、
ここに書いたことがないように思う。

自分のサイト内を「Eric Johnson」と検索して
みたところ、昨年暮れに入手したギター
「エリック・ジョンソン・シンライン・
ストラトキャスター」についての記事しか
見当たらなかった。

私はエリック・ジョンソンを1990年頃に
『Ah Via Musicom(未来への扉)』という
アルバムで知った。
1曲目、2曲目の導入部的な『Ah Via Musicom』に
始まり、『Cliffs of Dover(遥かなるドーヴァー)』で
ノックアウトされた。
こんなにゴキゲンなギターを聞いたことがない、
というような印象で、結構な衝撃だったのを覚えている。
聞いたことがないような独特のフレイジングに、
インスト7曲と歌入り4曲というバランスも良かった。


Ah Via Musicom

それから、新譜が出ると大体チェックするようになって、
エリック・ジョンソンの CD は何枚も持っているのだけど、
最近『LIVE FROM AUSTIN, TEXAS』という
ライブ盤の存在を知った。
それが、CD+DVD で、Amazon では、
輸入盤がなんと 2,032円で売られている。
CD と DVD の収録曲は全く同じ。
1988年12月14日にオースティンのTV番組の
ために撮られたライヴステージだ。


LIVE FROM AUSTIN, TEXAS

1988年だから、私がエリック・ジョンソンを
知る前で、アルバム『未来への扉』も発売される前。
アルバムは、1990年のリリースだったのだが、
このライヴでは、すでに『未来への扉』収録の曲を
4曲も演っている。

この DVD の演奏、まあ、スゴイです。
この人もジェフベックと並んで、
ストラトキャスター・マスターだ。
歪ませるとストラトとは思えぬ太い音を出し、
トリオとは思えぬ演奏を繰り広げる。

もう20年以上前、一度だけ来日公演を
観に行ったことがある。
調べてみると、1997年、2000年、2004年と
来日しているが、1997年だったと思う。
会場は、クラブチッタ川崎。
スタンディングだったように記憶している。
会場に着いたのが開演10分ぐらい前だったんやないかな。
入り口で、行われている、レコーダーやカメラを
持っていないかのチェックがとろ過ぎて、
全員が入場する前に演奏が始まるという事態が起こり、
まだチェックを終えていない私を含め
10数人ぐらいが、怒ってチェックを振り切って
会場になだれ込んだ覚えがある。
あの時は、腹立ったなぁ。
開演時間前に着いてるのに、出だしを観損なったんやから。
まあ、そんな思い出のあるエリック・ジョンソンです。





2021.5.30

"SAVE LIVE MUSIC 3"
HIROMI × AKIKO YANO

上原ひろみ×矢野顕子


行こうかどうしようか迷っているうちに、
ソールドアウトになってしまった、
上原ひろみ×矢野顕子 のライヴを配信で観た。

このデュオは、以前にもライヴで観たことが
あるのだけど、私はどちらかというと、
ひろみのソロか、ひろみがリーダーの
バンドの方が好きだなと思ってきた。
矢野顕子さんの個性が強すぎて、どうしても
彼女が歌うと、その世界に引っ張られてしまう印象があった。
ひろみが負けてしまうというわけではなく、
私の解釈では、ひろみが適度にわきまえて
演奏するという印象だったのね。
でも、今日はこのデュオを聴いてきた中で
一番素晴らしく、やっと、このデュオをやる意義が分かった。

中でも印象的だったのは、2曲目の。
『げんこつ山のたぬきさん』と『Cantaloupe Island』とを
かけ合わせた演奏で、曲名は『げんこつ Island』と
紹介された。
見事な融合で、こういう遊びは大好き。
彼女たちは、今までにも『あんたがアフロ
(あんたがたどこさ〜Afro Blue)』や
『真赤なサンシャイン(Ain't No Sunshine
〜真赤な太陽)など、面白いアレンジを聴かせてきた。
今日は、『げんこつ山のたぬきさん』以外にも
「初期のヒット曲」と紹介された『りんご祭り
(Don't Sit Under the Apple Tree〜リンゴの唄)」も演奏。
こういう曲のかけ合わせは、色んな人が
演っていることだけど、ひろみのピアノ、
矢野顕子さんの唄というのは最強だ。
矢野さんの MC に垣間見れる、
彼女のプレッシャーも面白い。
またライヴでも観たい!


[ SETLIST ]
1. ラーメン食べたい
2. げんこつ Island(げんこつ山のたぬきさん〜Cantaloupe Island)
3. ドリーマー
4. (曲名失念)(Hiromi Solo)
5. 大家さんと僕(Akiko Solo)
6. りんご祭り (Don't Sit Under the Apple Tree〜リンゴの唄)
EC1. グリーン・ティー・ファーム
EC2. 飛ばしていくよ


[ MEMBERS ]
上原ひろみ(Pf)
矢野顕子(Pf, Vo)

@Blue Note Tokyo
2nd show 配信


このコロナの中、矢野さんが「ブルーノートを応援して」
というようなことを言っていたけど、ホントだなと思う。
ブルーノートが無くなるようなことがあっては
音楽ファンとしては、本当に困るもんね。





2021.6.3

PYRAMID featuring 福原みほ
"A Tribute to 和泉宏隆"

ー CROSS OVER NIGHT ー




ブルーノートでは、もともと今日と明日の2日間、
「PYRAMID featuring 福原みほ」の
ライヴが予定されていた。
今日は "CROSS OVER NIGHT"、
明日は "R&B NIGHT" という2日間の構成だ。

しかし、4月26日に PYRAMID の
ピアニストである和泉宏隆さんが急逝された。
一時は、ライヴ自体が危ぶまれたが、
急遽、和泉さんへのトリビュート・ライヴとして
ゲストを迎えてのライヴとなった。

今日のゲストは、スクエアに7年在籍し、
その間のスクエアのピアノ、キーボードが
和泉さんだったという縁の深い、
サックスの本田雅人さん。

もともと明日のライヴだけ行くつもりでいたのだが、
和泉さんのトリビュートに、本田さんが出演すると
聞いて、今日のチケットも取った。

緊急事態宣言のため、ブルーノートは、
開演時間を1時間繰り上げ、
アルコールの提供はなし、という感染対策。

さて、ライヴ。
ピアノの上には、和泉さんの写真。
ローズ(エレクトリック・ピアノ)の上には
花が置かれている。



1曲目は『Tornado』。
演奏が始まると、和泉さんのピアノが鳴っている!

私は、予め準備されたトラックをライヴで流し、
それに合わせて演奏するのを聴くのは
あまり好きでない。
どうも、カラオケに合わせて演奏しているように
聞こえてしまうからだ。
しかし、今日は違った。
ステージにいるメンバーが、トラックに合わせて、
演奏しているのではなく、その場にいない、
和泉さんもまるで一緒に演奏しているように
聞こえたのだ。
この時点で、もうウルウル。

1曲目から4曲目までは、トリビュートとして
和泉さん作曲の曲を演奏。
本田さんは、2曲目から参加。
そのあと、クロスオーバー・ナイトということで
『Feel Like Makin' Love』、
『Captain Caribe』。

ここで、福原みほさんの登場。
彼女の歌を生で聴くのは、初めてだったけど、
いいねぇ。
身体も大きいし、ちょっと日本人離れした
声だなぁと思ったら、アメリカ人のクォーターでした。
笑顔も良いし、美人だし、
歌にクロっぽいエッセンスも感じられてグッド。

神保さんの曲を1曲演ったあと
彼女のオリジナルを2曲。
そのあと、再び本田さんを招き入れて、
『Street Life』。
私としては、これが今日のハイライトやな。
アンコールは、全員で『Sun Goddess』。

素晴らしかったです。
本田さんのMCも良かった。
彼は、1曲目は参加していなかったので、
客席で聴いていたんだな。
それでMCで、「客席から観ているとピアノが
いないのに鳴っていることで悲しさが増すけど、
きっと和泉さんは、皆に楽しんでほしいと
思っているから、ぜひ、音楽を楽しんでください」と。
そうやなぁ。きっとそうやろなぁ。

和泉さん、今日のライヴ観てたら、
自分も弾きたかったやろなぁ。
最後に神保さんが、「和泉君がいなくなったけど
PYRAMID は鳥山君と2人で、あと
PYRAMID Family の皆にサポートしてもらって
続けていきます」と宣言されたので、嬉しかった。

鳥山さんのギターは、昨年12月のライヴでも
使っていた、ミニハムのゴールドトップの
レスポール(Gibson)と、335タイプのセミアコ
(メーカー不明)、を数曲ずつと
ストラトタイプ(James Tyler)、エレガット
(メーカー不明)、エレアコ(マーティンっぽかった)を
それぞれ1曲ずつで使用。
やっぱり、あのレスポールええなぁ。


[ MEMBERS ]
鳥山雄司(gt)[PYRAMID]
神保彰(dr)[PYRAMID]
須長和広(b)
本田雅人(sax)
福原みほ(vo)
加藤裕一(manipulator)

@ Blue Note Tokyo
2nd show


[関連エントリー] 2021.5.14 和泉宏隆さん



(2021.6.4 追記)
昨夜、ライヴのレビューをここにアップした後、
もう一度、聴きたくなって配信を観た。
昨日観たショーは期間(2日間)限定で配信もされていたのだ。
配信だけで観るより、自分が生で観てきたライヴを
もう一度配信で観る方が、細かいところがチェック出来るし、
聞き取れなかった MC や曲名も聞き直せるし、
興味深いことに気付いた。
時間が経ってからだと薄れてしまう部分が
あるだろうから、きっと早い方が良いと思う。

さて、それで昨夜のショーのセットリストを書き出してみた。

[ SETLIST ]
1. Tornado
2. Golden Land (feat. M.Honda)
3. Moon Goddess (feat. M.Honda)
4. Love Infinite (feat. M.Honda)
5. Feel Like Makin' Love (feat. M.Honda)
6. Captain Caribe (feat. M.Honda)
7. Seed Of Happines (feat. M.Fukuhara)
8. Sun On My Wings (feat. M.Fukuhara)
9. Ashes (feat. M.Fukuhara)
10. Street Life (feat. M.Fukuhara, M.Honda)
EC. Sun Goddess (feat. M.Fukuhara, M.Honda)

1〜4, 7:PYRAMID のオリジナル
5, 6, 10, EC:PYRAMID でレコーディングもされたカヴァー
8, 9:福原みほ のオリジナル





2021.6.4

PYRAMID featuring 福原みほ
"A Tribute to 和泉宏隆"

― R&B NIGHT ―




「PYRAMID featuring 福原みほ」の DAY 2。
今夜は、"R&B NIGHT"。
昨日も書いたように、4月26日に PYRAMID の
ピアニストである和泉宏隆さんが急逝されての
トリビュート・ライヴでもある。

2日間4公演の最終ショーということもあってか、
最後の鳥山さんの MC はグッときたなぁ。
和泉さんの急逝で、どうしてよいか分からなくなったけど、
音楽に救われた、というような内容だった。
神保さんと2人で PYRAMID を続けていくという
宣言も昨日より、心に響いた。

昨日は本田雅人さんが、ゲストだったけど
今日は、スペシャルゲストはなく、キーボードの
Gakushi が福原さんのサポートとして、数曲に参加した。
この人のことは知らなかったのだけど、
DA PUMP、三浦大知、加藤ミリヤ、AI、
久保田利伸、クリスタルケイ、清水翔太などの
ライヴやレコ―ディングのサポートをしてきた人で、
名前を挙げたアーティストを見ればわかる通り、
ジャズ・フュージョンというよりは、ポップスの世界の
人のようだ(ってあんまりジャンル関係ないけど)。

1曲目は、昨日は演らなかった PYRAMIDのナンバー
『We Got Ready』からスタート。
昨日も流れていた和泉さんのトラックは、
レコーディング時の和泉さんのプレイということだ。

2曲目からは、福原さんが参加。
彼女のオリジナルと R&B のスタンダードを
織り交ぜて、ショーは進む。
昨日はインストで演った『Feel Like Makin' Love』を
今夜はディアンジェロっぽくディープに。

今日、印象に残ったのは、ニーナ・シモンの
カヴァーで『Ain't Got No, I Got Life』。
歌詞が凄い。
私には家がない、靴がない、金がない、スカートがない、
セーターがない、降水がない、国がない、学校がない、
友達がない・・・と、ないないが続く。
そして、ほな何があるんや、と。
私には髪がある、頭がある、脳みそがある、耳がある
眼がある、鼻がある、口がある、微笑みがある・・・
と、いっぱい持っているというような歌。
福原さんによると、「この曲日本人でカヴァーしてるの
綾戸千絵さんぐらいでしょう」とのこと。
オリジナルも聴いてみよう。

いやぁ〜、2日間良かったなぁ。
昨日は、ここにレビューを書いた後、
もう一度聴きたくなって、急遽 配信を申し込んだ。
2日セットがあったので今日の分も買ったよ。
今、聴きながら(観ながら)書いております。
「PYRAMID + 福原みほ」でまたぜひ演って欲しい。


[ MEMBERS ]
鳥山雄司(gt)[PYRAMID]
神保彰(dr)[PYRAMID]
須長和広(b)
福原みほ(vo)
加藤裕一(manipulator)
Gakushi(key)

@ Blue Note Tokyo
2nd show

[ SETLIST ]
1. We Got Ready
2. Wasabi Green (feat. M.Fukuhara)*
3. Feel Like Makin' Love (feat. M.Fukuhara)
4. Ribbon in the Sky (feat. M.Fukuhara)
5. Something New (feat. M.Fukuhara)*
6. Sun On My Wings (feat. M.Fukuhara)*
7. Ain’t Got No, I Got Life (feat. M.Fukuhara)
8. I'll Be Good to You (feat. M.Fukuhara)
9. Sun Goddess (feat. M.Fukuhara)
10. Tornado
EC1. Ashes (feat. M.Fukuhara)*
EC2. Street Life (feat. M.Fukuhara)

* 福原みほ オリジナル


鳥山さんのペダル達



[関連エントリー]
2017.2.8 鳥山雄司 feat. PYRAMID LIVE 3×5 Special Guest: 安藤正容
2020.12.10 PYRAMID
2021.5.14 和泉宏隆さん
2021.6.3 PYRAMID featuring 福原みほ "A Tribute to 和泉宏隆"





2021.6.6

Amazing Grace
アメイジング・グレイス
アレサ・フランクリン




1972年1月13日、14日、ロサンゼルスの
ニュー・テンプル・ミッショナリー・バプティスト教会で
行われたアレサ・フランクリンのゴスペル・ライヴは、
『Amazing Grace』というタイトルで、レコードになった。
そのライヴが、ドキュメンタリー映画として公開されている。

製作されたのは、2018年なのだが、
なぜ46年も経ってこの映画が製作されたのか。
実は、アルバムの発売後、映画も公開の予定だった
らしいのだが、カットの始めと終わりのカチンコが
なかったために音と映像をシンクロさせることができず
製作が頓挫していたというのだ。

そして46年後、、テクノロジーの進歩のおかげで、
映画の完成に至ったというわけだ。

映画は、2日間のライヴからの抜粋で、
少しだけリハーサルシーンも含まれている。
アレサが 30歳の時の映像で、メンバーは、
コーネル・デュプリー (g)、チャック・レイニー (b)、
バーナード・パーディ (ds) 、ケン・ラッパー (org)、
パンチョ・モラレス (perc) 、それに、
ジェームス・クリーブランド (pf、vo)、
サザン・カリフォルニア・コミュニティ・クワイア (聖歌隊) .

特に コーネル・デュプリー 、チャック・レイニー 、
バーナード・パーディ は、R&Bファンにはたまらない。

これは、R&Bのライヴではなく、あくまでも
教会におけるゴスペルのライヴ。
宗教行事と言ってもよいかも知れない。
アレサの歌は素晴らしいし、
観客が声を出し、踊り出す高揚感は圧巻だが、
キリスト教を信じていない私には、
このライヴの本当の凄さは分からないんだろうと思った。

観客は、9割以上が黒人だが、
2日目のシーンには、ミック・ジャガーと
チャーリー・ワッツの姿もあった。

カメラワークはお世辞にも上手いとは言えないけど、
半世紀近く前のライヴが、こうやって蘇ることは、
テクノロジーの恩恵だと思う。

エンドロールを見ていると、プロデューサーの中に
スパイク・リーの名前もあった。


1985年にアメリカを訪れた際、
教会へゴスペルを聴きに行った。
まさにこういう黒人のゴスペルを期待していたのだけど、
私が行った教会は白人ばかりで、
ガッカリした覚えがある。
まあ、失礼な話だ。
当時は、黒人と白人と行く教会が違うとか
そんなことも知らなかったし、調べようもなかったんだな。
英語もろくに話せないし。

この映画を観て感じたのは、ゴスペルは、
エンターテイメントではないということです。

残念ながら、アレサは2018年8月16日にこの世を去った。
(享年76歳)
来日公演は、実現しなかった。


公式サイト


★★★★☆





2021.6.17

BLUE NOTE TOKYO
ALL-STAR JAZZ ORCHESTRA
directed by ERIC MIYASHIRO
with special guest KAORI MURAJI




もともとは、2月16〜17日に予定されていたライヴ、
「ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラ
directed by エリック・ミヤシロ
with special guest 村治佳織」が、
一昨日と昨日に延期された。
延期の理由は、もう緊急事態宣言のためだったか、
まん延防止なんとかのためだったか、覚えていない。
とにかく、コロナには違いない。

公演は延期になったものの、またもや4月25日
緊急事態宣言が発令され、それが延長された。

ブルーノートの開演時間は早められ、飲食の提供は、
19:30までで、アルコールの提供はない。
もはやジャズクラブとは思えぬ、営業が続いている。

さて、昨夜のライヴ。
ギターの村治さんは、渡辺香津美さんとの共演が
何度もあるほど、クラシック以外の人とも活動をしている。
とはいえ、ビッグバンドとクラシック・ギタリストの共演という
ちょっと想像がつかなかった組合せで、楽しみにしていた。

総勢17人のジャズオーケストラ。
ビッグバンドとは呼ばずにエリックさんは
ジャズ・オーケストラと呼んでいた。
平常時であれば、無理やり全員ステージに上がるところ、
密を避けるためだろう、ステージの下にもメンバーが
下りている。
このことで客席を数十席つぶしている。

まずは、オーケストラだけで4曲。
今年4月に亡くなった和泉宏隆さん作の『宝島』や
同じく今年2月に亡くなったチック・コリアの
『Spain』が、ブルーノート東京オールスター・ジャズ・
オーケストラならでは、アレンジで演奏された。
やっぱり、ナマのホーンのハーモニーは、リッチで良い。
『To You』というバラードでは特にそのハーモニーの
美しさが際立った。

そして、相変わらず本田雅人さんのソロは別格だ。
音の粒立ちも、ソロの組み立ても素晴らしい。

オーケストラで4曲演奏後、
村治さんがキラキラしたドレスで登場。
見た目も美しい。
まずは、スティービー・ワンダーの『Overjoyed』を
ブラジリアンなアレンジで。
ギターは、ヤマハの NCX (エレガット)だ。
エレガットの単音メロディでは、ちょっと
このオケには、物足りない印象。

続いてのパット・メセニーの『Dreaming Tree』では、
途中でエレキギター(History の 渡辺香津美モデル)に
持ち替えて、ソロを披露。
これもエレキの素の音のようで、誰かサウンドを
作ってあげればいいのに、と思ってしまった。

続いては、ソロ・ギターで、村治さんのオリジナル曲
『薬師寺ファンタジア』。
これは、クラシック・ギターで演奏。
さすがに素晴らしい。
村治さん参加の最後は『First Circle』。

そして、オーケストラのみで、本編ラストは『Birdland』。
全員ソロ(8小節ずつ)なので、個性が表れて面白い。
アンコールは、再び村治さんを呼び入れ、
彼女のオリジナル曲(曲名言ったかもしれないけど
聞きそびれた)で終了。
アンコールまで約95分。
たっぷり楽しめました。

エリックさんが、音楽は贅沢品だとみなされ、
自粛というと一番先に対象になる。
でも、違うと思う、というような話をされた。
食事とアートは、同レベルなんだよ。


[ MEMBERS ]
エリック・ミヤシロ(tp,conductor)
村治佳織(g)※スペシャル・ゲスト
本田雅人(sax)
庵原良司(sax)
小池修(sax)
鈴木圭(sax)
山本拓夫(sax)
西村浩二(tp)
小澤篤士(tp)
佐久間勲(tp)
二井田ひとみ(tp)
中川英二郎(tb)
佐野聡(tb)
半田信英(tb)
山城純子(tb)
青柳誠(pf)
川村竜(b)
岩瀬立飛(dr)

@ Blue Note Tokyo
2nd show

[ SETLIST ]
1. Blue Horizon
2. 宝島
3. To You
4. Spain
5. Overjoyed *
6. Dreaming Tree *
7. 薬師寺ファンタジア *
8. First Circle *
9. Birdland
Ec. ? *

*feat. 村治佳織





2021.6.20

すばらしき映画音楽たち
SCORE: A FILM MUSIC DOCUMENTARY




2017年に劇場で観てとても感動し、
もう一度観たいな、と思っていたドキュメンタリー
映画『すばらしき映画音楽たち』をDVDで観た。

この映画は、何十人もの映画音楽の作曲家を
インタビューし作られた作品。
映画の成功に大きな鍵を握っている、
映画音楽の魅力や歴史について語られる、
とてもマニアックな作品だが、
映画音楽好きには たまらない作品なのだ。

『スター・ウォーズ』の大ヒットにあの音楽は
欠かせなかっただろう。
改めて、ジョン・ウィリアムスの偉大さに思い知るね。
『ジョーズ』、『未知との遭遇』、『E.T.』などなど
映画界への貢献は計り知れない。
なんとアカデミー賞を5回受賞している。
(作曲賞 4回・編曲賞 1回)
ノミネートは、51回!

その他にも『ロッキー』『007』『ショーシャンクの空に』
『グラディエーター』『パイレーツ・オブ・カリビアン』
『ダークナイト』『タイタニック』『シザーハンズ』
『ソーシャル・ネットワーク』『ロード・オブ・ザ・リング』
『ワイルド・スピード SKY MISSION』
『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』
『アメリカン・ビューティー』『インセプション』などの
音楽が映画のワンシーンと共に紹介され、
その裏話などが明かされる。

この機会に『インセプション』『ダークナイト』などの
音楽を手掛けたハンス・ジマーの名前も覚えよう。
現代の映画音楽界の重要人物だ。

『インセプション』は、ラストシーンが少し流される。
ディカプリオの演技も素晴らしいけど、
解説を聴きながら観ると、
音楽の絶大な効果を痛感する。
違う雰囲気の音楽を当てはめると、
全く違う映画になってしまうくらいに、
音楽の影響は大きい。

ハンス・ジマーは、最初から映画界の人ではなく、
キーボード奏者として仕事をしていたようだ。
1979年にヒットしたバグルスの『ラジオ・スターの悲劇
(Video Killed the Radio Star)』の
Music Video では、ハンス・ジマーがキーボードを
演奏する姿が確認できる。

本作の中で、誰かが「自分が鳥肌が立たなきゃ
人を感動させられない」と言っていたけど、
先の『インセプション』はラストだけで鳥肌が立った。
映画のストーリーは覚えていなのに。

Inception - Ending
(この動画は3分42秒あるけど 本作で流れるのは1分ほど。)

「楽器や楽譜には触れるけど、音楽には触れない。
ただの空気の振動だから」という言葉もあったが、
本当に音楽は不思議だ。

2017年に観たときに「ホーンセクション」の音を
「ホルン」と訳していて気になったと書いた。
その日のエントリー
それは、『トランスフォーマー』シリーズの
スティーヴ・ジャブロンスキーという人が、
コンソールを前に曲の説明をするシーンで、
よく聴くと「フレンチホルン」と言っている。
私は、ホルン以外の金管楽器も入っているものと
思い「ホーン」と訳すべきだろうと思っていたのだが、
どうやら私の間違いでした。


★★★★★





2021.6.21

“エレキの神様” 逝く

ギタリストの寺内タケシさんが
18日に亡くなった。
享年82歳。

寺内タケシさんは、日本のエレキギター界のパイオニア。
1960年代、エレキというと不良に結び付けられた時代から、
エレキギターを弾き続け、多くのギタリストに影響を
与えた人だ。

私は、ほとんど寺内さんを聴いてこなかったけど、
テレビで『津軽じょんがら節』を
弾いているのを観たときは、ぶったまげた覚えがある。

それから、もうずいぶん前だけど、
確かギターマガジンのインタビューで、
寺内さんがスランプに陥った時、さんざん悩んだ挙句
「ギターは弾かなきゃ音が出ないんだな」
と気付いたという話を読んで何か心を動かされた覚えがある。

そう、ギターは弾かなきゃ音が出ないんだよ。


合掌。





2021.6.23

渡辺貞夫 70周年記念コンサート
JAZZ & BOSSA with STRINGS




4月28日に公演が予定されていたものの
コロナウイルスによる緊急事態宣が出て、
今日に延期になった、渡辺貞夫さんの
70周年記念コンサートに行ってきた。
会場は、サントリーホールだ。

貞夫さんは、現在88歳!
1951年に演奏活動を始めたので、
今年で活動70周年なのだ。

ステージに登場する姿、歩き方からして、
88歳には思えない。
先日、90歳の父が逝き、85歳の母が
いる私には、リアルに驚きだ。
この5年ほど毎年ライヴを観ているが、
その度に驚きを更新させられている。

コンサートは、タイトル通り2部構成。
1部はカルテットとストリングス(16名)による
ジャズの演奏、そして、2部はギターを入れた
クインテットとストリングスでボサノヴァ。
やはりサントリーホールは、音は良いのだなと
感じる演奏だった。
ストリングスのせいもあるだろうけど、
全体にとても柔らかい優しい音色に感じた。
貞夫さんのサックスは、スピーカーからも
鳴っていたのだろうけど、とても自然で
滑らかなトーンだった。
88歳であれだけの演奏をされるには、
やはり何よりも健康でなければならないだろう。
途中15分の休憩があったものの、
2時間強のコンサートを乗り切るためには、
日頃のケアにもの凄く気を配られているんだろうなと思った。

会場で配られたプログラム通りの演奏だったと
思うが、全曲、長尺のソロはなく、コンパクトに
アレンジされていた。
アンコールは、ストリングスも一緒に1曲と
カルテットで『花は咲く』『Carinhoso』。
この2曲は沁みました。
これで終わりかと思いきや、貞夫さんが一人で
『Blue 'n' Boogie』(かな?)を吹き出し、
バンドメンバーが慌てて合わせるという場面も。
今日のコンサートは、7月25日にフジテレビNEXTで
放映されるようだ。

70周年の記念コンサートということで、
会場にはお花が一杯。



特にすごかったのは、巨人軍名誉監督
長嶋茂雄さんからのお花。
高さ2メートルほどあります。



その他、木梨憲武安田成美さん夫妻や
綾戸智恵さん、北方謙三さんなどなど。

コロナのせいだろう、延期も重なってか、
観客はかなり少なかった。
それでも、最後はスタンディングオベーション。
珍しく貞夫さんの MC は全くなし。


[ MEMBERS ]
渡辺貞夫(as)
林正樹(p)
コモブチキイチロウ(b)
竹村一哲(ds)
マルセロ木村(g)
押鐘貴之ストリングス(strings section)

@ サントリーホール

[ SETLIST ]
---第1部---
1. If I Should Lose You
2. Beautiful Love
3. Laura
4. Out for Smoke
5. In The Wee Small Hours Of The Morning
6. Plum Island (Quartet)
7. Just Friends
8. Stolen Moments
9. Echo
---第2部---
1. Manha de Carnaval (カーニバルの朝)
2. Samba em Preludio
3. I Love To Say Your Name
4. Junto com Voce
5. Passo de Doria (Quintet)
6. Talk to the Moon
7. Water Colors
8. ButterflY
EC1.
EC2. Hanawa Saku (花は咲く)
EC3. Carinhoso
EC4. Blue 'n' Boogie
(アンコール以外は配られたプログラムより)







 ひとりごと