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Photo Report 2025年
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2025.1.3

私物持ち込み禁止

時々、利用するコメダ珈琲。
先日、久しぶりに行ったら 小豆入りのコーヒー
(小豆小町)が メニューから消えていた。
初めて飲んだ時は 冒険だったけど、
意外にも コーヒーに小豆は合っていて
それからは何度も飲んでいた。
ホットでもアイスでもいける。
コーヒー飲みながらチョコレートを食べると
美味しいのと同様、あんこだって合うんだよ。

調べてみると、小豆小町は昨年4月で
販売終了になっていた。
理由は 発見できなかったけど、なんでかな。
小豆の高騰のせいだろうか。
残念だ。
ぜひ復活させて欲しい。

さて、そのコメダ珈琲の座席の横に
こんな案内が貼り出されていた。



「私物持ち込み禁止の
ご協力お願いします」

推測するに「飲食物の持ち込みは
やめてください」という意味ではないかと
思うのだけど「私物」っておかしくないか。
バッグもスマホも着ているものも持ち物
全てが、私物ですぜ。
私物禁止となると全裸で入店になりますぜ。
お店の人、誰も気が付かないのかしら。

ちょっと違うけど、トイレの個室に時々
「トイレットペーパー以外流さないでください」
という貼り紙がある。
その下に「ウンチは?」って落書きが
書き込まれたのを見たことがあるよ。
言葉って難しいね。





2025.1.25

丹後の旅 1

先日、2泊3日で京都の丹後地方へ行ってきた。
丹後に行こうと思いたったのは、昨年10月の中頃だった。
インターネットで偶然、安野光雅という画家を知り、
丹後に安野光雅館があることを知ったら
どうしても 行きたくなったんだ。
すぐにホテルやレンタカーの予約をしたのだけど、
それから3ヶ月が過ぎ、旅行が近付いて来た頃には、
旅行の目的もすっかり忘れていたから、
我ながら驚いてしまう。

まずは、京都まで新幹線。
京都から「特急はしだて」に乗り換え、
揺られること2時間11分、宮津駅で下車。
家を出てから5時間以上経っている。
こういうのんびりした旅も悪くない。
知らなかったけど、京都から福知山までは JR で、
福知山からは京都丹後鉄道だった。
京都丹後鉄道では、ICカードは使えない。
宮津からは、兵庫県の豊岡までと、
西舞鶴までと路線が分かれている。

宮津駅前のレンタカーを借り、
安野光雅美術館のある「和久傳の森」を目指す。
途中、宮津市街で見つけた魚料理の店で、昼食。
やはり、魚が美味い。



焼き魚(この日はかますだった)も付いた
造り定食(2,500円)。



安野光雅館のある和久傳の森までは、
宮津から車で1時間もかからない。
当初は、ここにある工房レストランで
昼食をと思っていたけれど、宮津の「魚料理」
「魚定食」の看板に誘われてしまったよ。



「森の中の家」と名前のついた安野光雅館。
設計は、安藤忠雄。
安野の絵をナマで観るのは初めてだったけど、
とても好きになった。
安野は、たくさんの絵本の挿絵を書いているが、
絵本の挿絵より、ヨーロッパや京都を
描いた絵の方が断然良い。



10月にこの旅行を企画したあと、
安野の「洛中洛外」の絵の今年のカレンダーを
購入したのだけど、そのカレンダーに収録されている
絵の現物も展示されていた。
油絵も良いけど、水彩画だってとても表情のある
絵を描くことが出来るんだな。





2025.1.26

丹後の旅 2

1日目の夕食は、予約を入れておいた
「二反田」というお寿司屋さん。



寿司以外にも料理が色々あって、
おまけに思ったよりも安く、中々よろしい。

こちらは、2日目の朝、ホテルの部屋から
(東側から)観た天橋立。



2日目の朝はゆっくり休んで、昼頃出発。
昼食は、宮津駅前の「富田屋(とんだや)」。
駅前、しかもランチタイムにもかかわらず、
ほとんど人が歩いていいないのに
この店の中は、客が一杯なのには驚いた。



メニューを見ると、どれも魅力的。
おまけに安い!



写真の煮つけ定食(ぶり大根)は、690円!
混んでいるのも納得だ。

食後は、天橋立へ。
観光のシーズンではないせいなのか、
あまり観光客をみかけなかったけど、
天橋立まで行くとさすがにパラパラと
外国人観光客がいたよ。
でも、全体的に少なかったけどね。





天橋立は、たぶん山の上からとか
遠くから観た方がきれいなんだと思う。
現地にいるとただの海辺の松林だもん。

3日目の朝、西側から撮った写真。



車を走らせて、日本海側にある立岩へ。
ネットの写真を観るととてもきれいなのだけど、
実際の砂浜は、ゴミだらけでひどかった。
近くにあるてんきてんき橋も改修(?)工事中
だったので、たぶんシーズン(夏)になれば、
きれいに掃除するんだろうな。
立岩は、そばまで行くと結構な迫力。
自然の力を感じるね。
この岩の中に鬼を封じ込めたという伝説がある。



立岩のすぐそばには、聖徳太子母子像があった。



夜は、宮津まで戻り、事前に調べで気になっていた
宮津遺産認定の「いわし鮨」を食べに「すし小銭」へ。
カウンター数席だけの小さな店だ。



おまかせ握り(本日の鮮魚8貫+イワシ鮨2貫)、
税込2,000円なり。



左の上から順に、
ヒラメ、イシダイ、イトヨリダイ、
イワシ、ホウボウ、アジ、イワシ、
ヨヨシ(炙り)、タチウオ(炙り)、カマス(炙り)。
これにイカを1貫追加。

いわし鮨、旨かったな。
近所ならリピ確定だ。
ちょっと酢で締めてあるイワシにネギと生姜が
トッピングされている。
機会があれば、いわしだけで腹いっぱいにしたい。
(イワシ鮨は、8貫で2,400円。)
ちょっとシャリが大きいので、たくさん食べられない。

食べログを見ると「並んだ」「満席で待たされた」
という記述があるけれど、やはり季節の問題なのか
私たちが行った時は、18時過ぎてたと思うけど、
誰もいなくてすぐ座れたよ。ラッキー。





2025.1.28

丹後の旅 3

「丹後の旅」最終日のレポート。
旅行中 80%以上の確立(体験的な数値です)
で、一度は雨が降るという雨男の私の旅。
今回も3日目にして、ちゃんと降りましたぜ。
その日は、降ったり止んだりの丹後だった。

2日目は、昼までゆっくりしてからの出発だったけど
最終日のこの日は、朝9時に出発。
そんなに早くないけど。

目的地は、舟屋で有名な伊根。
伊根町観光協会の案内では、
「舟屋とは、もともと船を海から引き上げて、
風雨や虫から守るために建てられた施設。
昔は漁で木造船を使用していたため、
それを乾かす必要があった」とあるが、
元々、伊根は山に囲まれた集落であったため
「陸路での移動が困難だったため村民たちに
とって、舟での移動は重要な交通手段でした。
そんな彼らにとって舟屋は出かけたり、
人を迎えたりする海に面した玄関口としての
機能も併せ持っていた」
という記述も別のところで読んだ。
いずれにしろ、舟のガレージが海に面しているような
造りで、とても珍しい景観だ。
舟屋は、1階が舟の収納、2階が網の干場や
漁具の置場で、舟の主は、道路を挟んだ
母屋に住んでいることが多いという。





その舟屋と母屋の間の道を
「この先道路幅が狭いため、Uターンできません」
という看板があったので、注意しながら、
車で進んだ。
家の前に停めてある住民の車が、
進行方向の反対を向いているので、
まだ先にUターンできる場所があるはずだと、
進み続けるとついに行き止まりになった。
そこは、駐車場で十分にUターンするスペースがあり、
「Ofukuwake」というちょっとシャレたカフェがあった。
こんな所にカフェ?と思った。
何しろ「この先道路幅が狭いため、Uターン
できません」という注意書きを読んでいたので、
途中で何度かこの辺で引き返そうかと思いながら
たどり着いたんだ。
慎重なドライバーなら、ここまでやってこないだろう。
せっかくなので、カフェに入ることにした。
11時前だったけど、そろそろお腹も空いていたし、
看板にあったクロックムッシュに美味しそうだった。



コーヒーも本格的で美味しかったし、
クロックムッシュにも満足だった。
他のお客さんもおらず、海の見える席だったし。



後からネットで調べると
「混雑時には相席になることが多い」という
記述もあったので、これまたラッキー
だったのかも知れない。

くだんの看板のことを店主らしき女性に話すと
なんでも、過去に観光バスが入ってきたことがあり、
あの「Uターンできません」の看板が設置されたらしい。
確かに観光バスや大型車は、Uターンできないわ。
これもオーバーツーリズムかもな。
で、私が「あれでは、ここまでたどり着かない
観光客がいますよ」と言ったけど、いつ観光バスが
やってきて住民に迷惑がかかるか知れないので、
撤去することは出来ないんだろうな。
カフェのことは、調べて知っている人は来るんだろうし。

伊根の「道の駅」はあいにくの定休日だった。
あんまり、道の駅の定休日に出会わないけど、
そういう所もあるんやな。

次の目的地は丹後半島の最北端「経ヶ岬」。
つまりは、京都の最北端でもある。
なんでか、最北端とか最南端とかいうのに弱い。
行きたくなるねんな。
あいにく小雨が降っていたけど、そのせいで
雰囲気のある写真が撮れた。

海と空の境目が曖昧で、中に船が浮かんでいるようだ。





次は、妻がどうしても行きたいという
「道の駅 丹後王国 食のみやこ」。
妻は「道の駅」の看板を見ると
異様に反応するねん。
で、行ってみたら「食のみやこ」という
ぐらいだから、レストランが数店舗あるのだけど、
ほとんどの店が休業という有り様。
丹後は水曜日定休が多いのか、
曜日ではなく、季節的なことなのか分からんけど、
ちょっとがっかりでした。

そんなこんなで宮津まで戻り、京都まで特急はしだて、
京都から新幹線を乗り継ぎ、5時間ほどかけて
帰宅したのでした。

おわり





2025.2.7

理想の夫

先日、食事した寿司屋のトイレの壁に
額に入れて飾ってあった「理想の夫」。



理想の夫
一、慈悲と真心とを常に持ち合わせている夫
一、無断で外泊せぬ夫
一、時代の進歩に伴って進む夫
一、親に孝行、目下に親切な夫
一、何となく大きな感じのする夫
一、快活で気品の高い夫
一、男らしくって同情心に富んだ夫
一、生活に不安を与えぬ夫
一、言い出さぬうちから妻の心を察する夫
一、仕事を楽しみ家庭の和楽を図る夫
一、ニコニコしていながら締りのある夫

誰が書いたか分からないけど、
「無断で外泊せぬ夫」以外は、
どれも抽象的で、なんだか良く分からない感じ。
特に「何となく大きな感じのする夫」は
ほぼ意味不明だな。
でもまあ、言いたいことが分からないでもない。
人によって意味合いが違ってくるだろうけどね。

この中で、最も難しそうで、そしておそらくは
世の中の多くの妻達が望むであろうことが
「言い出さぬうちから妻の心を察する夫」

私?
私はいつも妻の心をお見通しさ!





2025.2.22

男の居場所

大阪の某駅前にあった居酒屋。
その名も「男の居場所 居酒屋 こまち」



なんだか「男の居場所」という言葉に
妙に反応してしまい、思わず写真を撮った。
お店には入ってないんやけど、
どんなお客さんが来るんやろか。
どんな人がやってるんやろか。
女人禁制なのかしら。
興味津々。
行けへんけど。





2025.2.23

変わりゆく故郷(ふるさと)

私は、4歳から23歳までの19年間を
大阪の柏原市という町で過ごした。
大阪駅までは1時間ほどかかる。
都会ではなく、市の4分の3ぐらいは山。
住宅しかない町でコンビニも数えるほどしかない。

町も生きもの。
私が住んでいたころと比べると、
ずい分と変わったように思う。
諸行無常、栄枯盛衰。
変わりゆくのは当然のこととはいえ、
変わりゆくことは失われていくことでもあり、
どこかで寂しくもある。

少し前に子供の頃のプールでの思い出を書いた。
地元のインドアプールに家族で行った際、
まだ泳ぐことができなかった私を両親のどちらかが
プールの中に放り込んだ話だ。→ 2024.12.7 しつけ
溺れかけている私を母と姉が、プールサイドから
笑いながら見ているという恐怖の思い出だ。

先日、帰省した際、そのプールの近くを
通りかかったので、今はどうなっているのか見に行った。



写真のように「サンディ」というスーパーに変わっていた。
プールからスーパーに変わったわけではなく、
プールはずい分前になくなったので、それから
色々変わり、今のスーパーになったのではないかと思う。

その並びに中学時代の同級生が勤めていた
喫茶店&雑貨(ファンシーショップ)店があった。
「ペルル」という店名だったと思う。
1981年から82年頃、たまに休みの日にモーニングを
食べに行って、うだうだと話していた覚えがある。



定かではないけど、このリボンのディスプレイに
薄っすらと覚えがあるので、ここだったと思う。
私がモーニングを食べに行っていた数年後には
その同級生も辞めてしまったので、
その後のことは知らないけど、
看板がないので もう「ペルル」ではないだろう。
40年以上前の話だ。

子供の頃、年に数回(たぶん一度か二度)
家族で外食することがあった。
行くのは、いわゆる町中華かお寿司屋さん。
その二店は隣同士ではなかったかも知れないけど、
並んですぐ近くにあったような気がする。
中華店の名前は覚えていない。
肉団子が好きだったな。
今でも好きだけど。
お寿司屋さんは、確か「栄楽(えいらく/漢字自信なし)」
という名前だったような気がするが、
電話番号の下四桁が「1887」だったので
「イヤやな」と呼んでいた。
「今日の晩ご飯は、イヤやなに行くよ」ってな感じ。
そう呼んでいたのは、うちの家族だけでは
なかったと思うのだけどどうだろう。
その中華店とお寿司屋さんがあったあたりの写真。



この「鳥貴族」の場所かどうか定かではないけど、
この辺りだったことは間違いない。
同じ並びに「タイガー」というプラモデル屋もあり、
そこにもよく通った。
プラモデル、大好きだったからなぁ。


[ 関連エントリー]
2024.5.17 鉄道今昔物語





2025.3.9

宮崎レポート 1

先日2泊3日で宮崎に行ってきた。
目的は、叔母夫婦に会うこと。
1日目に叔母夫婦と昼食をし、
それから叔母の家に行き、
久しぶりにゆっくりと話した。

昼食は、宮崎市内の「うなぎ海雲」にて
宮崎牛ステーキと国産うなぎ蒲焼重。



肉厚のうなぎとステーキが乗っているお重。
うなぎとステーキ、ありそうでなかったな。
ボリュームもあって これは、お値打ち。

2日目は、日向(ひゅうが)へ。
大御(おおみ)神社のすぐそばの海岸沿いの
洞窟内に鵜戸(うど)神社がある。
洞窟の奥に小さなお社があり、その前に立って、
来た道(海側)を振り返ると、
左右の岩の間に「天に昇る龍」が見える。



本当に龍っぽく見えるポイントは僅かなので
そこに立って見ないと何のことか分からないほど。
龍神信仰の創始は、5000年前に遡ると
考えられているらしい。



上の写真は「クルスの海」。
写真では分かりにくいのだけど、波の浸食で
十文字(クルス)に見えるんだな。
なぜ「クロス(cross)」と言わずに「クルス」と
言うのか分からないけど。
その十文字の隣に小さな岩場があって
それを「口」に見立てると「+」と合わせて
「叶」という字になることから、ここで祈りを
捧げると「願いが叶う」とされ、ここは
「願いが叶うクルスの海」ということになっている。
ちと苦しいな。

そのクルスの海を見に行ったときに
もの凄く不思議な雲を見た。



なんだか気持ち悪い生き物みたいだった。









2025.3.11

宮崎レポート 2

宮崎旅行2日目の夕食は、
宮崎市内にある完全予約制の洋食店
「iwanaga食堂」。

洋食屋というと、ハンバーグやフライなどを
イメージするが、ここは料理はコースのみ。
この日のメニューはこんな風。
・宮崎獲れ釣りサワラのフライ
・A5等級宮崎牛100%メンチカツ
・鹿児島県産六白黒豚の生姜焼き
・A5等級宮崎牛サーロインのブルーチーズを使ったカツサンド
・「蘇る大地の会」クレソンとフルーツのサラダ
・iwanaga食堂特製宮崎牛ホホ肉シチュー特製ドミグラスソースで
・宮崎牛のスパイスカレー
・シャーベット

すべて美味しかった。
結構ガッツリ量があったし、始めの2品が
揚げ物というのも驚いたけど、そんなに重たくなく
全部食べられた。
カウンター席だったのでご主人とも女将さんとも
話が出来た。
とにかくもの凄く食材にもこだわっていて、
月に一度は、旅行をして食べ歩きしているらしく、
日本全国の美味しい店をたくさん教えてもらったよ。

写真は、カツサンド、フルーツのサラダ、牛ホホ肉シチュー。


2人前





3日目は、宮崎を南へ日南を目指した。
地層が傾いた状態で隆起した「鬼の洗濯岩」は
青島だけかと思っていたら、8キロにわたって
海岸線に見られるようだ。



宮崎には、何度も訪れているけど、
「サンメッセ日南」には初めて行った。
もともと牧場だったところに村おこしと
平和祈願で 1996年にオープンしたようだ。

目玉は、イースター島のアフ・アキビのモアイ像
7体の完全復刻の像。
なぜ、宮崎にモアイ像? という疑問は、
オフィシャルサイトの「奇跡のヒストリー」
お読みお読みいただきたい。









とても良い所だったので、今度は
もう少し暖かい時期に行ってみたいな。
真夏はイヤやけど。

旅に出ると8割以上の確立で雨に遭う私。
今回の度もお約束、初日に通り雨が降ったけど
3日目にはご覧の通りの晴天でした。





2025.5.19

福井の旅-1

もう一週間以上経ってしまったのだけど、
先日2泊3日で福井に行ってきた。
妻が仕事で行くのに私も便乗したんだ。
北陸は、石川県と富山県には行ったことがあったけど
福井県は初めてだった。
2020年のゴールデン・ウィークに
福井旅行を企画し予約もしていたのだけど、
コロナのためにキャンセルしたことがあった。

福井へは北陸新幹線で行ったけど、
富山を過ぎ、金沢を過ぎ、その先が福井なので
東京から3時間以上かかるんだ。
思ったより遠い。

まず1日目。
福井駅近くの「越前ふくい美術館」。
小さな美術館で企画展示は、
「東山魁夷 京洛四季」と
「蔦屋重三郎 浮世絵黄金期を築いた人たち」を
開催中だった。

東山魁夷の作品は、川端康成に
「今のうちに京都を描いておかないと
なくなりますよ」と促され描いたという作品数点のほかに
ヨーロッパや信州で描いたものも展示されていた。
有名な「緑響く」と同じ長野県の御射鹿池
(みしゃかいけ)を描いた「緑の詩」も
展示されていおり、緑色の鮮やかさが際立っていた。
同じように池に映る木々を描いた「静映」や
比叡山を描いた「曙」も良かった。
浮世絵の方は、あまり興味が湧かないなぁ。

緑の詩


静映



美術館の後は、13世紀に道元禅師によって
開かれた有名な禅の道場「永平寺」へ。
今も多くの僧侶が修行を重ねているお寺だが、
内部を見物することができる。
予備知識なしで行ったのだが、
とても大きな立派なお寺で驚いた。
ちょっと高野山を思い起こさせる感じ。









昼食は福井駅前の「くずし割烹 ぼんた ハピリン店」で
福井の贅沢二色丼(甘エビとイカ)2,750円+酢メシ110円
ぼんた御膳(ソースかつ丼とおろし蕎麦)1,320円

ソースかつ丼のかつは、薄切のポークで
甘辛いソースに染み込んだごはんの進む味。
今まで食べたことのあるソースかつ丼とは違っていた。

夕食は勝山の「割烹 峰」。
目当ての食堂が貸し切りだったため、
急遽調べて飛び込んだ店だったのだが、
これが大当たり。

甘エビ 1,100円


ソースかつ丼(中)1,000円



東京では味わえない価格でとても満足。
近所ならリピ確定の店。
昼も夜も甘エビにソースかつ丼というチョイスに
なってしまったが、その他、エビフライや、
エビクリームコロッケも大変美味しかった。
エビ三昧の日でした。





2025.5.19

福井の旅-2

福井の旅、二日目の午前中は妻の講演会に参加。
福井県勝山の人が妻を呼んでくれて実現した会。
初めて来た方も数人おられたが、
皆さん熱心な参加だった。

スタッフ達と昼食の後、解散。
泊まっていたホテルの近くに立派なお寺が
見えたので行ってみると「越前大仏」という
立派な大仏様のお寺だった。



このお寺、大仏は、勝山出身の実業家多田清
(相互タクシーの創業者)という人が
観光目的の寺院として建立。
その後に宗教法人化したらしい。
事業で成功したからと言って、こんなに大きな
(境内の敷地 22ヘクタール)ものを造ることに驚きだ。



大仏は、像高が 17メートルあり、奈良の大仏より
2メートル余りも大きく、坐像としては日本一。
(茨城県の牛久大仏は、立っている大仏で
120mあり世界一らしい。)



大仏の左右と後の三方の壁には石仏、
金仏を合せて1,281体が安置されており結構な迫力。



こんなに立派なのにあんまり有名でないのは
やはり歴史がないためだろうか。
最初からお寺だったわけではなく、最初は観光施設として
作られたということも関係があるのかも知れない。
(1987年に観光施設として創建、2002年に宗教法人認可。)


五重塔の上から大仏殿を臨む

福井旅行の後、越前大仏の話をしていたら、
たまたま兵庫県香美町出身の人がいて、
その人から聞いたのだけど、
この大仏を作った多田さんという人、
名前が名前だけにただ者ではなく、
奥様の郷里の兵庫県の北西部、香美町にも
「但馬(たじま)大仏」なるものを作られたんだ。
ビックリ。

これがまたでかい。
しかしこちらは、観光施設ではなく、
元々あったお寺を拡充したとのこと。
こちらには、15メートル超えの大仏が三体。
勝山と但馬、合わせていったいいくらのお金を投じたのだろう。
機会があれば、但馬大仏にも訪れてみたい。





2025.5.20

福井の旅-3

福井の旅3日目。
勝山に行ったら、ぜひとも行くべき平泉寺白山神社。
寺なのか神社なのかどっちやねん、という名だが
16世紀に平泉寺というお寺は一旦焼失しており、
その後再建されたのだが、明治時代に神社に
なったというちょっと複雑な歴史がある。
境内は苔が見事で、とても神秘的な雰囲気。

















2025.9.4

大阪のトイレ

先日大阪に帰省した際、あるビルの地下の
飲食店街のトイレに入った。
個室に入リ座ると目の前にこんな張り紙があった。



トイレ内での ご飲食 ご休憩 厳禁

東京では見かけたことがないような気がする。
「ご休憩」は分からんでもないが
大阪ではトイレ内での「ご飲食」も
多いということか。

もう1枚、トイレ内にあった貼り紙。



館内をご利用の方へ
トイレットペーパー三角折り 中止のお知らせ
新型コロナウイルス感染拡大を予防するため、
勝手ながらトイレ清掃後のトイレットペーパーの
三角折りを中止させていただいております。
なお、お客様におかれましてもトイレットペーパーの
三角折りをご遠慮いただきますよう、
よろしくお願い致します。(後略)

うーむ。
これも東京では見たことがないような気がする。

コロナ感染拡大予防のためとあるけれど、
コロナがなくても、考えてみれば、
清掃したり、便を足したりしたあとの手は、
けして清潔とは言い難いわけで、
そんな手で、私のお尻を拭く紙を
触って欲しくない、というのは尤もな話だ。





2025.11.4

初めてのリコール

先日、テレビの報道番組で
「発火の危険のあるモバイルバッテリーを
回収している」というニュースを観た。
実際に発火した事故があったようで、
メーカーが回収に乗り出したようだ。
製造過程で異物が混入したため、
内部でショートする可能性が確認されたらしい。

一昨日、100キロウォークに出場した際、
スマホ用にモバイルバッテリーを購入した。
それから、アメリカ旅行で少し使ったぐらいで
ほとんど出番がなく置いてある。
国内でも何度か持ち出したことがあるが、
結局モバイルバッテリーを使うほど
スマホのバッテリーが減ったことがなく
荷物が増えるだけで出番がないので
持ち歩くことがなくなった。

まさか回収対象品ではないだろうと
思いながら、念のため見てみたら
回収している「アンカー」というメーカーなものだ。
本体に書かれた品番を確認しようとすると、
これが文字がちっちゃい。
スマホで写真を撮って拡大しても読みにくいほど。
しかし、確認の結果、回収対象となっている
製品であることが分かった。
回収案内のサイトを見ると、シリアルナンバーを
入力すると、その個体が回収対象かどうか
分かる仕組みになっていた。
このシリアルナンバーがまた読みにくい。
文字が超ちっちゃくて、文字の色も見にくい。
まあ、こんなことでもなければシリアルナンバーを
確認することなんてないねんけどな。

結局、私の買ったものが回収対象品で
あることが判明したので、回収キットを申し込んだ。
数日後、耐火バッグとレターパックが送られてきた。
運送中に発火しないように(というか発火しても
良いようにか)耐火バッグに入れて送るんだ。

一体何個回収するのか分からないが、
この耐火バッグ、返信用レターパック、
送料、手間賃を考えると相当な費用だろう。

回収されたら、私のモバイルバッテリーは
なくなるわけで、それはどうしてくれるのかと思ったら、
代替え品が送られて来るようだ。
回収された製品はすでに製造中止になっているので、
上位製品が送られて来るようだ。
面倒なことになったようだが、ある意味ラッキーでもあった。
何より事故に遭ってないことは幸いだ。

とはいうものの、あのニュースをたまたま観たから
回収・交換に至ったけど 知らなければ、
不良製品をそのまま使うこともあっただろう。
それで発火事故が起きて
何か被害に遭うこともあり得るわけだ。
テレビの様なオールドメディアへの批判が
激しい昨今だが、まだ役に立つこともあるな。


回収対象の私の Anker PowerCore 10000


送られてきた回収用の立派な耐火バッグ






2025.11.14

もつ鍋 3連ちゃん

中学生の時の修学旅行は北九州だったけど、
たぶん博多には泊まっていないと思う。
水前寺公園(熊本)に行った覚えがあるが、
行きたかった熊本城はコースに入っておらず
残念だったような覚えがある。
ほかにどこに行ったんだろう。
どこかのサファリパークに行ったような気がする。
何しろ50年近く前のことで全ての記憶が当てにならない。

このたびマラソンに参加するために博多を訪れた。
昨年2月、妻の仕事に付いて行ったのに
続いて二度目だ。
博多は食べるものが美味い。
昨年は、泊まったホテルの前にあった居酒屋
「竹乃屋」のもつ鍋があまりに美味くて、
二日続けて通った。

それから、すっかりもつ鍋ファンになり、東京でも
数軒行ったし、お取り寄せもいくつか試してみた。

今回も もつ鍋は食べようと決めていたが、
三泊して、三日連続でもつ鍋を食べたので
そのレポートをしよう。

Day 1 夕食



初日の夜は天神の「博多もつ鍋 前田屋」の
和牛もつ鍋(しょうゆ味)
一人前 税込 1,958円。



やや甘めだが、食べているうちに唐辛子が
効いてきて汗が止まらなくなった。
もつは上品な味。
シメはちぢれ麺(ラーメンみたいな麺)

一品料理で食べた「すもつ」。
薄切りにした牛のもつを茹でてあるのかな、
それにポン酢がかかっている。
初めて食べたけど美味しかった。

Day 2 夕食



天神の「元祖もつ鍋 楽天地」、
ソラリアステージ味のタウン店。
ここはもつ鍋以外のメニューはほとんどなく、
もつ鍋専門店な感じ。
スープは一種類のみでしょうゆベース。
一人前 税込1,771円。



煮えた後の写真を撮り損ねた。
前日の「前田屋」に比べると甘さも辛さも
やや控えめで、美味いのは美味いが、
前田屋に比べると ここのもつは、やや固め。
もつがシマチョウなど以外のホルモンも混ざっている。
シメは、ちゃんぽん麺で。
もつ鍋にはちゃんぽん麺が合う。

「前田屋」で美味かった「すもつ」も頼んでみた。
なんと税込209円と安かった(量も控えめ)が、
これは豚のもつで、大した美味くなかった。
断然、前田屋の「すもつ」の方が美味かったな。
(税込858円)
前田屋は和牛と謳っていたので、その違いだろうか。

Day 3 夕食



フルマラソン走った後の夕食は、(足が痛いので)
ホテルに近い「らまい」のもつ鍋。
一人前 税込1,848円
お勧めの「水餃子」も入れてみた。
前日 前々日のもつ鍋とはまた違った味のスープ。



こちらは、同店の赤身(馬刺し)。



もつ鍋は、3軒ともそれぞれの味で、
甲乙つけ難いのだが総合的には、
一番辛かったけど前田屋が美味かった。
値段も一番高かったけれど、なにしろもつが
柔らかく、上品だったのが良い。
「元祖もつ鍋 楽天地」はやや庶民的な印象。
この二店は複数店舗がある。
「らまい」は、一店舗だけのようなので、
たぶん個人店かな。

ついでにランチのレポートも。

Day 2 昼食
「39うどん」
肉+ごぼう天うどん(税込1,089円)に
しょうが(?円)をトッピング。



やや甘めのダシだけど、しょうがを追加したので
パンチのある味になった。
勝手に博多のうどんはもっと柔らかいのかと
思っていたけどそうでもない。
讃岐うどんほどのコシはないけど。
肉は好きな味付け。
ごぼう天のごぼうは、薄切りでなく
しっかり歯ごたえのある厚さ。
近所ならリピートするね。

Day 4 昼食
福岡空港内のレストラン「博多食堂 いっかく」。
「博多新名物 明太チキン何番定食」
税込 2,255円。



チキン南蛮に大きな明太子が一本(半腹)
丸々乗った定食。
ご飯、みそ汁、豚酢もつ、自家製ふりかけ、
ケールサラダ、自家製ドレッシング、お刺身付きと豪華。
博多は全体的に味付けが甘め。
割と濃い目が好きな私にもやや甘すぎな感あり。

天神には、たくさん屋台が出ていたので、
次回は屋台もぜひ試してみたいな。





2025.12.9

激 安 60円

大阪の実家近くで見つけた自動販売機。



60円で缶コーヒーが売っていた。
東京では見かけないなぁ。
あってもせいぜい 100円かな。
この60円コーヒー、聞いたことのないような
メーカーのものではなく「サンガリア」です。
サンガリアは、大阪の会社なので
こういうことが可能なのでしょうか。
たまに業務スーパーのようなところで、
聞いたことのないメーカーのものを
50円とかで売っているのも見かけるけど
自販機は珍しいんじゃないか。

サンガリアの微糖、カフェオレ、ブラック、
ブレンド(たぶん砂糖入り)が 60円で、
その隣のキリン、サントリー(BOSS)の
商品は 100円となっております。
(そのほか 130円や150円の商品も
この自販機で売られている。)

60円コーヒー、その日は買わなかったけど、
今度買ってみよう。
私はブラックしか飲まないけど。





2025.12.13

グレイス・ラム
CORCOR (コルコル )・赤ラベル


先日、映画『風のマジム』を観て
沖縄産のラムが飲みたくなった。
以前、グレイス・ラムの「コルコル・アグリコール」を
買って飲んだことがあるが、
今回は「コルコル」を買ってみた。



「コルコル」は、一般的なラム同様、
砂糖を作る際にできる糖蜜を発酵させて
作られたラムで、香り付けのエッセンスや
カラメルなど無添加で仕上げられている。

まずは何も足さず、氷だけでロックで飲んでみる。
うーむ、これは好き嫌いが分かれそう。
以前、コルコル・アグリコール(糖蜜ではなく
絞ったサトウキビのジュースから作られたラム)を
飲んだ時、「味はというと、いわゆるラムっぽさは、
あまりなくて、独特のクセがある。
ちょっと青くさいというのか、表現が難しいのだけど、
田舎っぽい、いや南国の香りとでも言うのかな」
と書いた。
正直、それよりも飲みにくい。
レモンを絞ってみたが、変わらず。
次にソーダで割ってみる。

あーこれなら飲める。
やっぱり癖はあるけど、地方で「地酒です」と言って
出されれば、こういうものかと思って飲むだろう。
一般的なラムだと思って飲むと
期待外れになるかも知れない。
コルコル・アグリコールも一般的なラムとは
違ったけど、そんなに飲みにくかった覚えがない。
コルコルとコルコル・アグリコールでは、
そんなに違うのか、それとも私の味覚が変わったのか。

いずれにしろ、あの映画や原田マハさんの小説で
国産のラムが有名になることは良いことだと思う。


[ 関連エントリー ]
2022.9.14 グレイス・ラム
2022.10.5 風のマジム 原田マハ 著
2025.12.4 風のマジム





2025.12.16

みなさん方の便所

写真は、大阪は JR鶴橋駅の
男子トイレにあった貼り紙。



みなさん方の便所です
落書きなどしないよう
きれいに使用しましょう
           駅長


たぶん、東京なら
「皆様のトイレです」
と書くところだろうか。
しかし「みなさん方の便所」だ。
「みなさん”方”」というのが絶妙に
いなたくて良い。
そして「トイレ」と呼ばずに敢えて
「便所」と呼ぶところに
大阪人の SOUL を感じずにはいられない。
いえいえ、ディスっていませんよ。





2025.12.24

岡山レポート その1
ランチ編


3泊4日で 岡山に行ってきた。
岡山の金光町に父の弟家族が
住んでいたので、子供のころ、何度か
訪れているが、観光をした覚えはない。
40年ぐらい前、仕事で倉敷に行った覚えが
あるが、その時もとんぼ返りで観光はしていない。
やはり、そのころ、大学を出て地元に帰る
友人の引っ越ししで、岡山まで荷物を
運んだ覚えがある。

そんなわけで、岡山に行ったことがあると
言えるほどの体験がなかった。
なので岡山はほぼ初めてといえる。

今回は妻の仕事のイベントに参加することが
メインだったが、なかなか岡山に行く
機会はないので、イベントの2日前に
ひとりで先に岡山に入った。

まずは、大事な食事のレポート。
1日目のお昼は、倉敷の「カモ井」で
郷土料理の「ままかり寿司」。





一人前8貫 1,600円。
「ままかり」は、隣の家にまま(ご飯)を
借りに行くほど、美味しいというところから
付いた呼び名らしい。

「ままかり寿司」は、東京では見たことが
ないと思う。
イメージとしては、コハダに近い。
調べてみると「酢漬けにしたままかり」の
握り寿司とあったが、食べたものは、
あまりお酢を感じなかった。
そのせいもあるかも知れないけど
身がコハダより柔らかい印象。
残念だったのは、シャリが少し柔らかかったこと。
握り寿司のシャリの具合って微妙やからなぁ。

これだけでは足りないのそばも頼んだけれど
ちょっと出汁の味が東京とは違うと
思ったけど、特にどうということはなかった。

旅行中、ほかの寿司屋でも「ままかり寿司」を
食べたが、「カモ井」の方が美味しかった。

2日目のランチは、倉敷市児島駅近くにある
「清香 本店」にて。



ランチメニューで、一番興味のあったのは
「たこの焼きシャブ定食」だけど、これは
2人前からの注文だった。
千屋牛(ちやぎゅう / 岡山のブランド牛)の
ステーキ定食もあり迷ったけれど、
お刺身定食にした。3,190円(税込)。



写真の他に(たぶん)ハモの刺身、
アサリのおすましとご飯が付く。
中々良い値段だが、刺身は、サザエ、
車エビ、タコ、イカ、マグロ、サワラ、
ゲタ(瀬戸内海で獲れる舌平目)と充実。
刺身も良かったが、イイダコの煮ものが
とても美味かった。
近所なら絶対に夜も来るのになぁ。

3日目のランチは、倉敷美観地区にある
洋食の「レストラン 亀遊亭(きゆうてい)」。



明治時代に建てられたという建物で
外観も内観もなかなかの風情である。
大好きな「海老フライ」をチョイス。



サラダ、スープ、ライス(またはパン)が付いて
2,400円(税込)。
これまた なかなか良い値段である。
「地産地消をテーマに創作したランチ」と
あるので、瀬戸内で獲れたエビなのかな。
タルタルソースしか付いてなかった。
私はソース(ウスターソースかとんかつソース)も
かけて食べたいので店員(若い女性)に
「ソースください」と告げると
「何のソースですか?」と聞かれてしまった。
「海老フライの」と答えると、
「タルタルソースです」という応え。
「普通のソースはないの?」と訊くと「はい」という。
洋食屋でソースを置いていないなんて
考えられない。
私以外でもソースをかけたい客はきっと
いるだろうに、「うちの海老フライは
自家製タルタルソースでお召し上がりください」
というポリシーなのかな、と思った。
すると店員が戻ってきて
「ウスターソースならあります」と言った。
つまり、彼女は海老フライにとっての「ソース」と
言えば「タルタルソース」だと思っていたようだ。
一般的には「ソース」といえば「ウスターソース」や
「中濃ソース」「とんかつソース」のことを指すと
思っていたのは、私の個人的な思い込みなのかも知れない。
もしかしたらだけど、岡山では単に「ソース」とは言わず
「ウスターソース」、「とんかつソース」、そして
「タルタルソース」という風に明確に言うのかも知れない。
皿には海老フライとともにタルタルソースが
添えられているのに、私が「普通のソース」と
言ったのを不思議に思った彼女は、
お店の先輩か上司に「お客さんが
普通のソースと言っていますが……」
訊いたのかも知れない。
たぶんだけど そういう雰囲気だった。
ウスターソースは、上品なガラスの容器(コーヒーに
添えられるミルクが入っているようなやつ)に
入れられて出てきたよ。

どうでも良い話が長くなった。
海老フライの味は値段の割には普通だった。
ここはレストランとしては珍しく、ディナーの営業はない。
ランチ(11:00ー15:00)とカフェタイム(15:00ー
17:00)のみの営業。

4日目のランチは、瀬戸内市牛窓町の
「まなまな食堂」で。



雰囲気の良いお店で店員と
オーナーらしき女性の感じも良い。



写真手前は、「ローストポークと
牛窓あみエビカレーと牛スジカレーのあいがけ」。
2,200円(税込)。
写真奥は、あいがけカレーのみ(ポークなし)。
1,800円(税込)。
ローストポークは残念ながら好みでは
なかったけれど、カレーはオリジナルで美味しかった。
右側に写っているのは、オリジナルのスパイス。
カレー自体は そんなに辛くなかったね。

夕食編はまた。






2025.12.25

岡山レポート その2
夕食編


岡山レポートの夕食編。
3泊4日の旅行中、夕食は最終日の
空港での食事を除いて3回とも居酒屋。

1日目は、倉敷のホテルの近くの焼き鳥屋。
ここも まあまあ美味しかった。

2日目は、岡山駅の地下街にある
「炉端焼き 八閣」。
郷土料理中心の居酒屋だ。



ドリンク1杯目は「岡山生まれの合奏」。



メニューに「焼酎&ウイスキー」
「新しいスピリッツ」と書いてあったので
ソーダ割で試してみたけど、
ちょっと薄くて味があんまり分からなかった。

肴の方は、こんな感じ。
ままかり酢漬け 680円



カキフライ 980円



するめいか肝和え 680円



岡山名物 牛ホルモンうどん 1,280円



「牛ホルモンうどん」は、初体験で
きっとホルモンと煮込んだうどんが出てくると
思っていたら、まさかの焼うどん。
甘辛い味付けでクセになる感じ。

サワラのタタキにも興味があったけど、
焼き鳥も2本食べたので、やめておいた。
でも、このあと岡山駅に妻を迎えに行って、
結局駅ビルの寿司屋で寿司を何貫か
食べたんだけど。

3日目は、岡山駅から15分ほどの居酒屋
「旬彩料理 縁(えにし)」。

「鰆の塩タタキ」「黄ニラのおひたし」
「カキフライ」「千屋牛(ちやぎゅう)のタタキ」
千屋牛は岡山の黒毛ブランド和牛。
ここは美味しかったのだけど、残念なことに
喫煙できるお店だった、
他のお客さんのタバコの臭いがしてくるので、
1時間も滞在せず河岸を変えることに。
ホテルの近くの「旬菜鮮酒 咲咲(さくさく)」
ここも郷土料理中心。

「ままかりの酢漬け」、「黄ニラのおひたし」
(2軒連続)、「カキの松前焼」などを食す。
「タコの酢の物」が食べたかったが売り切れとのこと。
締めは「ホルモン焼うどん」。
前日食べたお店では「牛ホルモンうどん」だったので
店によって呼び名が違うようだ。
前日のものほど辛くないが、甘い味付けで美味い。

最終日は、空港のレストラン「シャロン」にて。
すっかりハマってしまった、ホルモンうどん 1,350円。
ホルモンうどんは、3日連ちゃん。

海老めし&デミカツプレート 1,700円。



ままかり酢漬け 680円。



ままかり酢漬けも3連ちゃん。
店によって少しずつ味が違う。
前日の居酒屋のものよりここの方が美味しかった。
まだ食べられるので「蒜山(ひるぜん)焼きそば」
を追加。
「蒜山焼きそば」は、岡山のみそだれの焼きそば。

「ホルモンうどん」も「蒜山焼きそば」も
「デミカツ」も「海老めし」も そこはかとなく
B級グルメ感があるのだけど、どれも美味かった。

2日目のランチ「清香 本店」で食べた
「イイダコ」がとても美味しかったけれど
残念ながらその後出会わず。

ふだんの生活でも感じているけれど、
旅行中、ホントに物価が上がったなと
痛切に感じたわ。





2025.12.26

岡山レポート その3
写真編


岡山旅行で撮った写真を紹介。

倉敷の観龍寺(かんりゅうじ)の
鐘楼(しゅろう)。



瀬戸内海





瀬戸大橋





牛窓のオリーブ園の木









 ひとりごと