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落語 2018年
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2018.1.6

桃月庵白酒独演会〜本多劇場編〜

新年最初の落語は、桃月庵白酒。
白酒の落語は結構好き。
好きな噺家の中でも上位の方で
何度も高座は観ているのだけど、
独演会は今日が初めてだった。

開口一番、弟子のひしもちの「転失気」。
この人、初めてだったけど、
前座では、上手い方ではないかと思ったね。

白酒は30分のマクラのあと、
10分ほどの「満員御礼長屋」。
たっぷりマクラが聴けるのも
独演会の良さだ。

続いて、「寄席よりの使者」。
川柳川柳(かわやなぎせんりゅう)という
噺家をネタにした新作落語。
この演目、聴くの二度目なのだけど
まだ、川柳師匠の高座を聴いたことが
ないのでぜひ寄席に聴きに行かなきゃ。
きっと、ご本人の落語を聴いたあとなら
もっと面白いだろう。

仲入りのあと「うどん屋」。
上方落語では「かぜうどん」という
寒い冬にぴったりの噺だ。

白酒には、ちょっと毒気があるのだが、
その毒気が聴いてて全くイヤでない。
一之輔もそういうところがあるけど、
また違うテイストがある。


[ 演 目 ]
「転失気」 桃月庵ひしもち
「満員御礼長屋」 桃月庵白酒
「寄席よりの使者」 桃月庵白酒
〜 仲入り 〜
「うどん屋」 桃月庵白酒

@ 本多劇場(下北沢)







2018.2.7

桂 福車

私の高校の一学年上に大津さんという方がいた。
大津さんと直接話したことはない。
高校時代、大津さんは落研だった。
文化祭の時か何かの機会に一度ぐらい、
その落語を聴いたことがあるような
気がするが、定かではない。
ただ、大津さんという名前も、
着物(浴衣?)姿でひょうひょうと校内を
歩く姿もなぜか記憶に残っている。

大津さんは、高校卒業後、
郵便局に勤めながら、
桂福團治(4代目)に弟子入りし、
桂福車(かつらふくしゃ)として、
プロになられた。

その桂福車さんが、今月1日に亡くなったと、
今日、友人から知らされた。
今月の出演の予定もあったようで、
報道は急死と伝えている。
社会派の落語を聴かせていたらしいが、
残念ながら、私は一度も聴く機会がなかった。

享年56歳。
早すぎる死だ。
合掌。


[ 関連記事 ]
桂福車さん急死、桂福団治門下の個性派 56歳





2018.4.14

渋谷に福来たる SPECIAL 2018
春爛漫 志らく・兼好・一之輔三人会+


「落語フェス」ともいえる「渋谷に福来たる」。
今回は、4月13日〜15日の3日間、
渋谷区文化総合センター大和田の伝承ホールと
さくらホール、2つの会場で計8公演が行われる。
その中の「春爛漫 志らく・兼好・一之輔三人会+」
という公演に行ってきた。

まずは、志らく・兼好・一之輔3人による鼎談。
最近、志らくはテレビ出演が多く、
そこでの発言やツイッターでのツイートが
よく炎上するらしい。
そんな話から、とてもじゃないけど
テレビでは流せないような、
それどころか、ネットにも書けないような話。
もちろん、落語会に来ているお客さんは、
シャレが分かるという前提で話しているのだけど。
今日もテレビの仕事があるというので、
トップバッターの立川こはるの次に志らく。
『洒落小町』という初めて聞く噺だったが、
始まってしばらくして、強烈な睡魔で沈没。

休憩の後、一之輔。
一之輔では、初めて聴く「蛙茶番」。
やっぱり、いいなぁ一之輔。
普通(?)の噺家が笑いを取れない
場面でもきっちり笑わせてくれるもんなぁ。

そして、トリは兼好の「崇徳院」。
この人も個性があって、好きな噺家だ。


[ 演 目 ]
おしゃべり(志らく・兼好・一之輔)
「反対俥」 立川こはる
「洒落小町」 立川志らく
〜 仲入り 〜
「蛙茶番」 春風亭一之輔
「崇徳院」 三遊亭兼好

@ 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール








2018.4.15

三喬 改メ 七代目 笑福亭松喬襲名披露公演

4〜5年前、落語にハマり出した頃、
ある DVD で、6代目 笑福亭松喬
(しょきょう) の『禁酒関所』
を聴いた。
これが落語初心者の私のツボにハマり、
松喬の DVD セットを買ったほどだった。

残念ながら、6代目松喬は、2013年に
62歳という若さで他界していたため、
一度もその高座をナマで聴くことは
出来なかった。

その弟子、三喬が、昨年10月、
7代目松喬の名を襲名した。
今年57歳になる落語家だ。

昨年10月から始まった襲名披露公演。
大阪、兵庫、京都はもちろん、
福岡、鹿児島、愛知、北海道、島根、
新潟を周り、いよいよ東京。
今日が、襲名披露ホール公演の千秋楽だった。

7代目の落語は、三喬時代を含めて
聴いたことがなかったので、
ファンというわけではなかったのだが、
こういう特別な公演は、出演者も豪華だし、
内容も面白いのは、何度も体験済み。
それに襲名披露公演は、その時、
一度しかないから、貴重な機会だ。

出演は、東京からは、柳家さん喬師匠。
松喬襲名前は、三喬だったので、
同じ名前でちょっとややこしいことも
あっただろうな。
でも、これで、さん喬は一人になったわけだ。
それから、春風亭昇太、柳亭市馬。
上方からは(東京在住だけど)笑福亭鶴光、
松喬の弟弟子の遊喬、松喬の弟子の喬若。

仲入り入れて、2時間45分ぐらいかな。
やはり盛りだくさんで、楽しい会だった。
落語はもちろんだけど、口上も面白い。
皆、紋付き着て、厳粛なムードで
座っているのだけど、話し出すと
やはり落語家だ。
きっちり笑わせてくれる。

そして、トリの松喬。
確かに師匠に似ている場面も感じたが、
師匠より、ええんちゃうかと思うほどだった。
演目は「三十石」。
やはり、このような場では、
特別な口演になるのだろうか。
まさかこのネタで感動するとは
思わなかったけど、終わった瞬間、
グッとくるものがあったね。


[ 演 目 ]
「動物園」 笑福亭喬若
「上燗屋」 笑福亭遊喬
「長命」 春風亭昇太
「天狗裁き」 柳家さん喬
〜 仲入り 〜
口上 (さん喬、昇太、市馬、鶴光、松喬、司会:遊喬)
「花筏」 柳亭市馬
「名医藪医玄意」 笑福亭鶴光
「三十石」 笑福亭松喬

@ よみうりホール(有楽町)





ところで、昇太の「長命」。
これは通常「短命」と呼ばれる演目だが、
今日は、終演後「長命」と貼り出されていた。
私は「短命」だと思い込んでいたので、
調べてみると、演者によっては、
縁起を担ぎ「長命」と呼ぶということだった。





2018.4.19

「リビング落語」第6回
『春風亭一之輔ノ世界』春の陣


渋谷の リビングルームカフェ&ダイニング
お弁当付きの落語会「リビング落語」
なるものに行ってきた。

リビングルームカフェ&ダイニングへは、
初めて行ったが、普段はライヴ(音楽)を
催していることが多いお店(ライヴハウス)で、
店名の頭に「eplus」とあったので、
プレイガイドの「e+(イープラス)」が
運営しているようだ。

さすがに落語の最中には(音楽ライヴの
ように)ドリンクの注文は出来ないけど、
ホールや寄席に比べ、
ゆったり座って観られるのは良かった。
発売と同時に買ったので、とても良い席。

まず、一之輔とゲストのユリオカ超特Qの
お2人で軽くオープニング・トーク。

続いて、一之輔の落語『堀之内』。
一之輔の落語は、のべ80席以上聴いてきたけど、
『堀之内』は今日で5回目で最多。
この演目は、主人公 熊五郎の粗忽(あわて者)具合が、
後半 特にシュールになるので、
何度も聴くとちょっとくどいかな。
同じ粗忽者の噺なら、
『粗忽の釘(宿替え)』の方が、好き。

続いて、ゲストのユリオカ超特Qの漫談。
実は、ゲストがあることを知らなかった。
(覚えていなかっただけかも。)
で、ユリオカ超特Qという芸人のことは、
10年以上前、深夜にやっていた NHK の
『爆笑オンエアバトル』で何回か観たことがあり、
毎回「おもろない」と思った覚えがある。
なので、今日も全く期待していなかったのだが、
これが面白かった。
あの頃の印象が嘘のように笑ったよ。
認識を改めたよ。
彼が腕を上げたのか、NHK では、
時間も短く自由に喋れなかったのかは
分からないけど、音楽同様、お笑い芸人も
ライヴやなぁと思った次第。

そして、仲入りでお弁当。
う〜ん、今日のための特別メニューの
ようだったけど、お弁当なしでも
いいかなっていう感じでした。
お弁当含まれている分、チケット高いわけやし。

最後は、一之輔の『百川』。
これは、一之輔の CD で聴いたことがあって、
ぜひナマで聴きたいと思っていた演目。
ようやく実現した。
マクラで解説もあって、良かった。


[ 演目 ]
オープニング・トーク(一之輔・ユリオカ超特Q)
「堀之内」 春風亭一之輔
「漫談」 ユリオカ超特Q
〜 仲入り 〜
「百川」 春風亭一之輔

@ リビングルームカフェ&ダイニング(渋谷)







2018.4.22

粋歌の新作コレクション2018 春

一昨日は、三遊亭粋歌の新作コレクション。
気が付けば4度目だ。
すっかり、ファンやんか。
そう、面白いのだ。
なかなか、いいなと思える女流噺家が
いない中、三遊亭粋歌はお気に入りなのだ。

とても楽しみにしていたのだが、
4〜5日前から、風邪を引いたようで
一昨日は、特に体調が優れず、
昼間からどうにもこうにも
眠くてしょうがなかった。
夜になっても、それは収まらず、
最前列にもかかわらず、
ほとんど起きていられないという
演者に対しても申し訳ない状況だった。

最初から最後までまともに聴けたのは、
ゲストの三遊亭兼好の一席のみ。
粋歌は、三席演ったけど、
トリの一席を後半の半分ぐらいを
聴けただけで、あとはほとんど意識不明。
周りは爆笑していたようなので、
今回も面白かったに違いない。

兼好の「湯屋番」は、私が聴いたことのある
それとは少し違っていて、初めて聴く
ヴァージョンだったが、かなり面白かった。
兼好は数回観ているけど、ハズレがない。
マクラも面白い。


[ 演目 ]
「動物園」 三遊亭じゃんけん(前座)
「当たり屋本舗」 三遊亭粋歌
「一年生」 三遊亭粋歌
「湯屋番」 三遊亭兼好
〜 仲入り 〜
「落語の仮面 第一話」 三遊亭粋歌

@ 内幸町ホール







2018.5.27

立川談春 独演会 2018

なかなかチケットの取れない
談春の独演会。
今日のチケットは、2月12日祝日の
発売だったが、その日、朝10時前に
PC に向かい、数十秒前から、
販売サイト(ぴあ)にアクセスを開始。
更新ボタンをクリックしていると
10時数秒前から、つながらなくなった。
「アクセスが集中しているので、
時間をおいてアクセスしてください」と
表示が出る。
構わずにクリックし続けると
十数回目で販売サイトに繋がった。
2階席だが仕方がない。
決済まで行ってから、もう一度
チェックするとすでに売り切れだった。
この間、2分数十秒。
会場は、板橋区立文化会館 大ホール。
キャパ、1200以上ですぜ。
それが、瞬殺。
もしかしたら、先行販売ですでにある程度
販売済だったのかもしれないけど。
まあ、凄い人気です。

私は、昨年1月の独演会で
「居残り佐平次」を聴いて談春の
ファンになったが、ホント、
中々チケットが取れないのだ。
志の輔師匠も同様に激しい争奪戦となるが、
志の輔師匠より、談春の方が東京の高座が
少ないように思うのだがどうだろう。

さて、高座。
2階席と書いたけど、2階席3列目の
中央で思っていたより見やすい席だった。

定時(14:00)ピッタリに客電が落ちると、
会場が真っ暗になり、どん帳が開いた。
ちょっとドラマチック。
最初は、前座かなと思ったら、
いきなり談春の登場。

ご自身の子供時代の話など、
長いマクラの後、一席目は「鰻の幇間」。

「幇間」というのは、「太鼓持ち」とも
言われる職業。
芸者といえば女性だが、「幇間」は男性。
宴席やお座敷を盛り上げるのが仕事だが、
現代には絶滅したとも言われている仕事だ。

落語には「幇間」が出てくる噺が結構ある。
落語の聴き始めの頃には、イマイチ
「幇間」の実態がつかめないまま
聴いていたけど、聴いているうちに
なんとなく分かるようになった。
今日の談春は、ちゃんと「幇間」の
説明をしてくれたから、落語初心者にも
分かりやすかっただろう。

休憩を挟んで、二席目は「文違い(ふみちがい)」。
新宿の女郎屋を舞台にした、
男と女の騙しあいを描いた、
大人向けの渋い演目です。

談春の良さは、まず上手い。
これは、プロでも中々難しい。
落語は、覚えた演目をただ喋るだけでは、
芸にならないんだ。
そして、観客に対する丁寧さ。
一席目の「幇間」の説明もそうだけど、
二席目でも、江戸時代、吉原以外にも
四宿(品川、新宿、板橋、千住)には、
遊郭があったとか、そういう背景を
マクラで話してくれた上で、
落語に入るので、とても理解が深まると
いうのか、イメージが湧きやすい。
昨年聴きに行った落語会での「居残り佐平次」
でも「裏を返す」の意味の説明や、
歌舞伎の世界では「佐平次」というのは、
詐欺師の名前だとか、そういうマニアックな
解説があったおかげで、ずいぶん、
興味深く聴けたもんね。

『赤めだか』に描かれているように、
理不尽な前座時代の修行が、
そういう丁寧な芸風を作ったのではないかと
勝手に想像している。


[ 演 目 ]
「鰻の幇間」 立川談春
〜 仲入り 〜
「文違い」 立川談春

@ 板橋区立文化会館 大ホール




[ 関連エントリー ]
2016.1.4 赤めだか
2016.6.1 赤めだか
2017.1.16 立川談春 新春独演会「居残り佐平次」





2018.6.2

柳家さん喬
大手町独演会「ザ・柳家さん喬 其の四」


落語家の柳家喬太郎は、ネットで
日大アメフト部の内田正人前監督に
クリソツと言われ、高座ではそれをネタに
笑いを取っているらしい。
確かに雰囲気は似ている。

さて今日は、その喬太郎の師匠である、
柳家さん喬の独演会に行ってきた。
たくさん好きな噺家はいるが、
さん喬師匠もその一人。

この落語会は、さん喬師匠がひとりで
四席演じるという特別な会。
独演会でもゲストや前座を招いて、
二席か、多くても三席というのが通常だ。
四席というのは、もしかしたら初めてかも。

「百年目」「七段目」の二席は、ネタ出し
(演目を事前に告知すること)されており、
残りの二席は、お楽しみとなっていたが、
会場で配られたパンフレットには、
「肝つぶし」「寝床」も印刷されていた。

それにしてもだ。
さん喬師匠の落語が素晴らしいことには、
疑いがないのだが、どういうわけか、
というか一週間の寝不足がたまっていたのか、
昼食をしっかり食べての鑑賞だったせいか、
一緒に行った妻も私も、どうにもこうにも
眠くて眠くて、どうしようもなかった。
結局、時々意識不明になり、
頭から最後までちゃんと聴けたのは、
開口一番のさん若(さんじゃく)の
「馬のす」一席のみ。
とほほ。
休憩を入れて、3時間たっぷりでした。


[ 演 目 ]
「馬のす」 柳家さん若
「肝つぶし」 柳家さん喬
「寝床」 柳家さん喬
〜 仲入り 〜
「七段目」 柳家さん喬
「百年目」 柳家さん喬

@ よみうり大手町ホール







2018.6.16

第14回「COREDO落語会」

数ヶ月前、知人夫婦に
「落語会に行きたいけど、
どれに行って良いのか分からないので、
行く時に誘ってください」と言われた。

初めて行く落語会が面白くなければ、
また行きたいと思わないだろう。
そんなもんは縁なので、私が心配する必要は
ないのだけど、どうせなら絶対に
面白い落語会を紹介してあげたいと思い、
選んだのが今日の「COREDO落語会」昼の部。
一之輔、喬太郎、花緑という
オールスターによる落語会だ。

狙い通り、大爆笑の落語会で、
逆に いつもいつも落語がこんなに
面白いと勘違いしては、
後々ガッカリすることにもなると
心配してしまうほどの楽しい会だった。

前座の春風亭きいち(一之輔の弟子)は、
初めて観てから2年以上になるが、
ちょっと面白くなってきた。
まだまだ荒削りだけど、これからが楽しみだ。

一之輔、喬太郎、花緑については、
もう言うことなし。
それぞれの個性が爆発しており、
初めて落語をナマで聴いた2人は、
「こんなに面白いんですか!」と
大満足していたので、私も(なぜか)一安心。
これで彼らも落語ファンになればいいな。


[ 出 演 ]
「金明竹」 春風亭きいち(開口一番)
「青菜」 春風亭一之輔
「お菊の皿」 柳家喬太郎
〜 仲入り 〜
「中村仲蔵」 柳家花緑

@ 日本橋三井ホール







2018.7.2

訃報 桂歌丸

最後に観た高座は、昨年11月 5日の
横浜は関内ホールの
「関内寄席 桂歌丸落語会
〜 桂歌丸が認めた若手噺家との共演会 〜 」
だった。
酸素吸入器を付けての高座でありながら、
声だけ聴いていると、全くそんなこと
感じさせない、噺家魂を感じる高座だった。
演目は、「ねずみ」一席のみ。
もう、二席演れる身体ではなかったんだ。

思えば、私が落語にハマるきっかけは、
なんとなく行きたいなと思っていた、
落語会に初めて行った、
関内ホールでの「桂歌丸 独演会」。
2013年だから、もう5年前の3月のこと。
その時の演目は、「蒟蒻問答」と
「三遊亭圓朝 作 真景累ヶ淵 二、深見新五郎」。

余りの素晴らしさに感動し、それ以降の
「真景累ヶ淵」は、最終の7話まで
毎回、足を運んだ。

数えてみると、聴きに行った歌丸師匠の高座は、
2013年3月から2017年11月まで、
4年半の間に 14回に及ぶ。
そのうち、10回が独演会的な落語会だった。

そして、落語にハマった私は、
この5年間あまりで144回の落語会に行き、
CD や DVD で聴いた落語を合わせると、
2000席近い落語を聴いた。
それなりの落語ファンだと思うが、
まだまだ知らないこともある。

初めて行った落語会がつまらなかったら、
ここまで落語にハマることもなかっただろう。
そういう意味でも、最初の落語会が
歌丸師匠で良かったと思う。

最後の高座は、今年4月19日の国立演芸場での
「小間物屋政談」だったようだ。
酸素吸入器をつけながらも、
生涯噺家を貫かれた歌丸師匠。
感謝です。
ゆっくりお休みください。

合掌。





2018.7.26

「雲助の弟子でござる」

今日の落語会は、五街道雲助の弟子である、
桃月庵白酒、隅田川馬石、蜃気楼龍玉の
三人会「雲助の弟子でござる」。

この一門は、とてもユニークで、
亭号が皆バラバラ。
亭号というのは、落語家の苗字にあたる部分。
五街道雲助の師匠は、金原亭馬生なのだが、
金原亭ではなく、五街道を名乗り、
弟子たちもそれぞれ、亭号が違うのだ。

白酒と馬石は、私のお気に入りの落語家だが、
龍玉は、今日が初めてだった。

開口一番は、白酒の弟子、ひしもちの「子ほめ」。

続いて、3人の中では、一番兄弟子の白酒。
演目は「お茶くみ」。
吉原ネタだが、珍しい。
初めて聴いたと思う。

馬石は「湯屋番」。
かなり面白かった。
馬石の若旦那サイコ―。

仲入りを挟んで、龍玉。
演目が「牡丹灯籠・栗橋宿」だから、
笑う噺ではないかったけど、
この人もいいねぇ。
数回、かんだのが非常に惜しい。
見た目は、遠目にはちょっとショーケンに
似ていなくもない感じ。
伴蔵(ともぞう)の時と、
お峰(おみね)の時との対比というのか、
入れ替わりが、素晴らしいと思った。
他の噺も聴いてみたい。


[ 演 目 ]
「子ほめ」 桃月庵ひしもち
「お茶くみ」 桃月庵白酒
「湯屋番」 隅田川馬石
〜 仲入り 〜
「牡丹灯籠・栗橋宿」 蜃気楼龍玉

@ 深川江戸資料館(清澄白河)







2018.8.11

気になる三人かい・・・

柳家喬太郎、桃月庵白酒、春風亭一之輔
という最高に面白い落語家3人の会
「気になる三人かい・・・」に行ってきた。
最強のトリオです。

開口一番は、三遊亭兼好の2番弟子、
三遊亭じゃんけん。
この人を聴くのは、2回目だった。
前回は、あまり印象がないのだけど、
今日は、今後期待できるなと感じた。

続いて、白酒の「代脈」、
一之輔の「天狗裁き」、
喬太郎の「死神」。
前の2人は、マクラもたっぷり
笑わせてくれたけど、どうやら
時間が押したらしく、喬太郎は
マクラなしでいきなり噺に入った。
喬太郎のマクラもいつも爆笑なので
これは残念。


[ 演 目 ]
「まぬけ泥」 三遊亭じゃんけん(前座)
「代脈」 桃月庵白酒
〜 仲入り 〜
「天狗裁き」 春風亭一之輔
「死神」 柳家喬太郎

@ 松戸市民会館







2018.8.19

立川吉幸

私もたま〜に顔を出す、
妻達が毎月、9年以上続けている
「コミュニティサロン」というイベントがある。
毎回違う催しがあるのだが、
昨日は、その102回目で、
落語家の立川吉幸さんを
お招きしての会だった。

吉幸さんは、平成9年に
快楽亭ブラックに入門後、
平成17年に立川談幸門下になり、
平成19年に二ツ目昇進。
平成27年に談幸師匠とともに
立川流から、落語芸術協会入会に移籍し、
再び一年間 前座を務めたという
珍しい経歴の持ち主。
途中で師匠が変わるのは稀にあるけど、
前座を二度やるのは極めて珍しいと思う。

やや長めのマクラのあと、落語は『火焔太鼓』。
そのあと、インタビューや質疑応答もあり、
普段聞けない落語家さんの世界の話が聴けた。

せっかく二つ目に昇進したのに、
前座からやり直すのは辛かっただろうけど、
何もかもネタに、笑いに変えるのが
噺家という職業なんだろうな。








ひとりごと