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 つつみしんやのひとりごと  Vincent Van Gogh - 2
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2026.6.26

大ゴッホ展
夜のカフェテラス




上野の森美術館で開催中の
「大ゴッホ展」に行ってきた。
本展は、オランダのクレラー・ミュラー美術館
所蔵の作品の展示で、今年から来年にかけて
2回に分けて開催される。

今年(第1期)は、初期のオランダ時代から
パリ時代を経て、南仏アルルでの傑作
『夜のカフェテラス』までの ゴッホの油彩画と
素描約60点や、同時代の印象派の画家に
よる作品が展示されている。

以前にもオランダ時代の作品は、いくつか
観たことがあったが、暗く重い作風で、
あまり良いとは思えなかった。
時代に沿って観ていくと、オランダからパリに移り、
作風が明るくなり、後々のゴッホの気配が
感じられるようになる。
そして、アルルに移り、一気に開花した感じだ。
そういう風に観ると、あの暗く重いオランダ時代も
ゴッホの一部として、肯定的に捉えることも
可能になるんだな。

『夜のカフェテラス』は、1888年9月に
アルルで描かれた作品。
約20年ぶりの来日ということで、写真や
印刷で何度も観たことのある有名な絵画だけど、
本物を直に観るのは初めて。
これが予想を遥かに超えて素晴らしかった。
この作品だけは、観るのに十数分、行列に
並ばなければならず、ほんの10秒程度しか
絵の前にいられなかったが、私のゴッホ体験の中でも
『アイリス』『ローヌ川の星月夜』に続くインパクトだった。
黒がない、夜の風景。
鮮やかな黄色。
ゴッホ自身が、妹あての手紙に
「夜を現場で描くのはとてつもなく楽しい」と
記しており、その幸福感が絵の中に今も
生きているのかも知れないと思った。
そういえば『ローヌ川の星月夜』も同じく
1888年9月にアルルで描かれている。


実物の写真


あんなに暗い絵を描いていた人が、
色んな画家や浮世絵から刺激を受け、
こんな風に花開くものなのか。
しかし、そこに至るには多くの素描と
習作の積み重ねがあってのことなんだな。

あまりに良かったので、ミュージアム・ショップで
小さな複製画パネルを購入したよ。

それにしても、混んでいたね。
前売り券を買っていたので良かったけれど、
朝9時半の時点で、当日入場券は
14時からのものだった。
10時前には、当日券は売り切れていたよ。
平日なのにスゴイ人気。


当日券を求める行列 朝9:30頃










ひとりごと